JP2017013525A - デバイス駆動構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】グリルシャッタとフロントスポイラとを設けた車両におけるスペース効率の向上を図る。
【解決手段】グリルシャッタアーム32と、フロントスポイラアーム96と、一端部126がフロントスポイラアーム96の先端部102に連結されかつ他端部124を略車両前後方向に沿って作動させるとフロントスポイラアーム96を作動させるアームリンク機構106と、基端部132がモータの出力軸134に固定され、先端部136にはアームリンク機構106の他端部124とグリルシャッタアーム32の先端部68とが相対回転可能に連結されている出力アーム108と、出力アーム108の先端部136を案内するガイド110と、出力アーム108の先端部136を選択的に配置させる制御装置168と、を有するデバイス駆動構造。
【選択図】図3

Description

本発明は、デバイス駆動構造に関する。
下記特許文献1には、電動グリルシャッタの構造が開示されている。具体的には、エンジンへ冷却用の空気を適切に導くため、車両前部に設けられたフロントグリルに開口の大きさを調整できる電動グリルシャッタが設けられている。この電動グリルシャッタは、開口を形成するケーシングと、ケーシングの内部に回動可能に設けられたシャッターフィンと、シャッターフィンを回動させるモータと、で構成されている。したがって、モータの駆動によってシャッターフィンを回動させてこのシャッターフィンの開度を調整することで、開口の大きさを調整することができる。
一方、車両の空力性能を向上させるために、下記特許文献2に開示されているフロントスポイラをフロントバンパの下側に設けることが想定される。このフロントスポイラは、モータの駆動によって展開状態と格納状態とを選択的に取ることができる。これにより、空力特性の影響が大きくなる高速走行時には、フロントスポイラを展開状態にさせて車両下側に空気が流れないようにすることで、空気抵抗を下げることができる。また、停車時及び低速走行時には、フロントスポイラを格納状態にさせることで車両と地面との間のクリアランスが確保される。
特開2014−184943号公報 特開昭63−103754号公報
ところで、電動グリルシャッタが設けられた車両にフロントスポイラを設ける場合には、電動グリルシャッタ用のモータとは別にフロントスポイラ用のモータを設ける必要がある。つまり、複数のモータを設置するためのスペースが必要となる。このため、スペース効率の観点で改良の余地がある。
本発明は上記問題を考慮し、グリルシャッタとフロントスポイラとを設けた車両におけるスペース効率の向上を図ることを目的とする。
請求項1記載の発明に係るデバイス駆動構造は、グリルシャッタから略車両下側へ延設されていると共に、長手方向に沿って移動することで前記グリルシャッタを開閉させるグリルシャッタアームと、フロントスポイラから略車両上側へ延設されていると共に、長手方向に沿って移動することで前記フロントスポイラを展開及び格納させるフロントスポイラアームと、車両側面視で略L字状に形成されていると共に屈曲部で車両幅方向を軸方向とする軸回りに回動可能に支持され、一端部が前記フロントスポイラアームの先端部に連結されており、他端部を略車両前後方向に沿って移動させることにより前記一端部に連結された前記フロントスポイラアームを長手方向に沿って移動させるアームリンク機構と、車両側面視で前記グリルシャッタアームと前記フロントスポイラアームとの間に設けられると共に、基端部が車両幅方向を軸方向とするモータの出力軸に固定され、先端部には前記アームリンク機構の他端部と前記グリルシャッタアームの先端部とが相対回転可能に取り付けられている出力アームと、前記モータの駆動により回動する前記出力アームの先端部を案内する経路が設けられていると共に、前記グリルシャッタが閉状態かつ前記フロントスポイラが展開状態となる第1状態と、前記グリルシャッタが閉状態かつ前記フロントスポイラが格納状態にする第2状態と、前記グリルシャッタが開状態かつ前記フロントスポイラが格納状態にする第3状態と、前記グリルシャッタが開状態かつ前記フロントスポイラが展開状態にする第4状態と、にそれぞれ対応する位置を前記経路内に有する案内手段と、前記出力アームの先端部を前記第1〜第4状態のいずれかの状態に対応する位置に選択的に配置させる制御装置と、を有している。
請求項1記載の発明によれば、フロントスポイラアームの先端部には、アームリンク機構の一端部が連結されている。アームリンク機構の他端部を略車両前後方向に移動させると、一端部がフロントスポイラアームの長手方向に沿って移動される。このアームリンク機構の他端部とグリルシャッタアームの先端部とを出力アームの先端部に取り付けてモータを駆動させることで、アームリンク機構の他端部とグリルシャッタアームの先端部とをモータの出力軸を中心とした円周に沿って移動させることができる。つまり、略車両前後方向に沿って移動させたり、略車両上下方向に沿って移動させることができる。出力アームの先端部を略車両上下方向に沿って移動させると、グリルシャッタアームが略車両上下方向、すなわちグリルシャッタアームの長手方向に沿って移動することから、グリルシャッタの開閉操作を行うことができる。また、出力アームの先端部を略車両前後方向に沿って移動させると、アームリンク機構の一端部が略車両上下方向に沿って移動することから、アームリンク機構の一端部に連結されたフロントスポイラアームによってフロントスポイラの展開及び格納操作を行うことができる。そして、出力アームの先端部が第1状態、第2状態、第3状態及び第4状態にそれぞれ対応する位置を有する案内手段の経路を通ると共に、制御装置によって第1〜第4状態のいずれかの状態に対応する位置に選択的に配置される。したがって、一つのモータによってグリルシャッタ及びフロントスポイラのそれぞれの作動をコントロールすることができる。
請求項2記載の発明に係るデバイス駆動構造は、請求項1記載の発明において、前記案内手段の経路は、車両上下方向に延設された2つの溝と車両前後方向に延設された2つの溝とによって車両側面視で略方形状の溝とされていると共に、前記出力アームの先端部には、前記出力アームの回動方向に直交する向きを長手方向とする長穴が形成され、当該長穴に沿って前記アームリンク機構の他端部と前記グリルシャッタアームの先端部とがシャフトを介して摺動可能に取り付けられている。
請求項2記載の発明によれば、出力アームの長穴内をアームリンク機構の他端部とグリルシャッタアームの先端部とがシャフトを介して摺動可能とされている。これにより、車両側面視で略方形状の溝とされた案内手段の経路に沿ってアームリンク機構の他端部とグリルシャッタアームの先端部とが移動可能とされている。したがって、出力アームの先端部を車両前後方向に延設された溝に沿って移動させた場合、車両上下方向に沿った移動が抑制される。つまり、出力アームの先端部を車両前後方向に沿って移動させる際に、グリルシャッタアームの先端部が車両上下方向、すなわち、グリルシャッタアームの長手方向に沿って移動するのを抑制することができる。このため、フロントスポイラを操作する際にグリルシャッタが作動するのを抑制することができる。
また、出力アームの先端部を車両上下方向に延設された溝に沿って移動させた場合、車両前後方向に沿った移動が抑制される。つまり、出力アームの先端部を車両上下方向に沿って移動させる際に、アームリンク機構の他端部が車両前後方向に沿って移動するのを抑制することができる。このため、グリルシャッタアームを操作する際に、アームリンク機構を介してフロントスポイラアームが作動するのを抑制することができる。
請求項3記載の発明に係るデバイス駆動構造は、請求項2記載の発明において、前記アームリンク機構の他端部は、当該他端部と前記屈曲部との間かつ前記出力アームの先端部が前記案内手段に沿って移動可能な位置に設けられた関節点を中心に略車両上下方向に揺動可能とされており、前記案内手段の車両上下方向に延設された溝が当該関節点を中心とする円弧状に形成されていると共に、前記案内手段の車両前後方向に延設された溝が前記グリルシャッタアームの先端部と反対側の基端部を中心とする円弧状に形成されている。
請求項3記載の発明によれば、案内手段の溝は、車両上下方向に延設された溝と車両前後方向に延設された溝とがそれぞれ円弧形状とされている。したがって、車両前後方向に沿って延設された溝に沿って出力アームの先端部が移動する場合、この出力アームの先端部に取り付けられたグリルシャッタアームの先端部はグリルシャッタアームにおける基端部を中心とした円弧上を移動する。つまり、グリルシャッタアームはグリルシャッタアームの基端部を中心に回動する。このため、グリルシャッタアームはグリルシャッタアームの長手方向に沿って移動しない。これにより、フロントスポイラを操作する際に、グリルシャッタを作動させないようにすることができる。
また、車両上下方向に沿って延設された溝に沿って出力アームの先端部が移動する場合、この出力アームの先端部に取り付けられたアームリンク機構の他端部はアームリンク機構の関節点を中心とした円弧上を移動する。つまり、アームリンク機構の他端部は関節点を中心に回動する。このため、アームリンク機構の他端部は車両前後方向に動かされない。これにより、グリルシャッタアームを操作するため車両上下方向に沿ってグリルシャッタアームを移動させる際に、フロントスポイラアームを作動させないようにすることができる。
請求項4記載の発明に係るデバイス駆動構造は、グリルシャッタから略車両下側へ延設されていると共に、長手方向に沿って移動することで前記グリルシャッタを開閉させるグリルシャッタアームと、フロントスポイラから略車両上側へ延設されていると共に、長手方向に沿って移動することで前記フロントスポイラを展開及び格納させるフロントスポイラアームと、車両側面視で略L字状に形成されていると共に屈曲部で車両幅方向を軸方向とする軸回りに回動可能に支持され、一端部が前記グリルシャッタアームの先端部に連結されており、他端部を略車両前後方向に沿って移動させることにより前記一端部に連結された前記グリルシャッタアームを長手方向に沿って移動させるアームリンク機構と、車両側面視で前記グリルシャッタアームと前記フロントスポイラアームとの間に設けられると共に、基端部が車両幅方向を軸方向とするモータの出力軸に固定され、先端部には前記アームリンク機構の他端部と前記フロントスポイラアームの先端部とが相対回転可能に取り付けられている出力アームと、前記モータの駆動により回動する前記出力アームの先端部を案内する経路が設けられていると共に、前記グリルシャッタが閉状態かつ前記フロントスポイラが展開状態となる第1状態と、前記グリルシャッタが閉状態かつ前記フロントスポイラが格納状態にする第2状態と、前記グリルシャッタが開状態かつ前記フロントスポイラが格納状態にする第3状態と、前記グリルシャッタが開状態かつ前記フロントスポイラが展開状態にする第4状態と、のいずれかの状態に対応する位置を前記経路内にもつ案内手段と、前記出力アームの先端部を前記第1〜4状態のいずれかの状態に対応する位置に選択的に配置させる制御装置と、を有する。
請求項4記載の発明によれば、グリルシャッタアームの先端部には、アームリンク機構の一端部が連結されている。アームリンク機構の他端部を車両前後方向に移動させると、一端部がグリルシャッタアームの長手方向に沿って移動される。このアームリンク機構の他端部とフロントスポイラアームの先端部とを出力アームの先端部に取り付けてモータを駆動させることで、アームリンク機構の他端部とフロントスポイラアームの先端部とをモータの出力軸を中心とした円周に沿って移動させることができる。つまり、略車両前後方向に沿って移動させたり、略車両上下方向に沿って移動させることができる。出力アームの先端部を略車両上下方向に沿って移動させると、フロントスポイラアームが略車両上下方向に沿って移動することから、フロントスポイラの展開及び格納操作を行うことができる。また、出力アームの先端部を略車両前後方向に沿って移動させると、アームリンク機構の一端部が略車両上下方向に沿って移動することから、アームリンク機構の一端部に連結されたグリルシャッタアームによってグリルシャッタアームの開閉操作を行うことができる。そして、出力アームの先端部が第1状態、第2状態、第3状態及び第4状態にそれぞれ対応する位置を有する案内手段の経路を通ると共に、制御装置によって第1〜第4状態のいずれかの状態に対応する位置に選択的に配置される。したがって、一つのモータによってグリルシャッタ及びフロントスポイラのそれぞれの作動をコントロールすることができる。
請求項1、4記載の本発明に係るデバイス駆動構造は、グリルシャッタとフロントスポイラとを設けた車両におけるスペース効率の向上を図ることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係るデバイス駆動構造は、グリルシャッタ及びフロントスポイラのうち一方を作動させる際に、他方が不要な作動するのを抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係るデバイス駆動構造は、グリルシャッタ及びフロントスポイラのうち一方を作動させる際に、他方が不要な作動をするのをより一層抑制することができるという優れた効果を有する。
一実施形態に係るデバイス駆動構造を備えた車両を車両前方から車両後方へ見た状態を示す斜視図である。 一実施形態に係るデバイス駆動構造の主要部を車両上下方向に沿って切断した状態を示す断面図である。 一実施形態に係るデバイス駆動構造におけるアクチュエータの内部を車両側面から見た状態を示す概略図である。 一実施形態に係るデバイス駆動構造におけるアクチュエータの主要部を車両上下方向に切断した状態を示す概略図である。 一実施形態に係るデバイス駆動構造におけるグリルシャッタの開状態を示す概略図である。 一実施形態に係るデバイス駆動構造におけるフロントスポイラの格納状態を示す概略図である。
以下、図1〜6を用いて、本発明に係るデバイス駆動構造の一実施形態について説明する。なお、これらの図において示される矢印FRは車両前後方向前側、矢印OUTは車両幅方向外側、矢印UPは車両上下方向上側をそれぞれ示す。
図1に示されるように、車両10の前部は、ボンネットフード12と、フロントグリル14と、ヘッドライト16と、フロントバンパ18を含んで構成されている。ボンネットフード12は、略板状に形成されており、エンジンルームを車両上方から閉止する構成とされている。
ヘッドライト16は、車両前部の車両幅方向両端部にそれぞれ離間して設けられている。そして、車両幅方向に離間したヘッドライト16同士の間には、フロントグリル14が設けられている。このフロントグリル14は、車両正面視で長手方向が略車両幅方向とされた略矩形状に形成されており、フロントグリル14内を通じてエンジンルーム内に走行風が導入可能とされている。フロントグリル14は、外縁を構成する図示しないグリル外縁部と、グリル外縁部の内側に設けられたデバイスであるグリルシャッタ20(図2参照)と、を含んで構成されている。
図2に示されるように、グリルシャッタ20は、シャッタ22と、第1シャッタリンクアーム24と、第2シャッタリンクアーム26と、第3シャッタリンクアーム28と、第4シャッタリンクアーム30と、グリルシャッタアーム32と、を有して構成されている。シャッタ22は、車両側面視で略矩形状に形成されていると共に、上端部34が車両幅方向に延設された軸36を中心に回動可能とされている。また、同様の構成とされたシャッタ22が略車両上下方向に沿って複数(本実施形態では3つ)設けられており、シャッタ22が軸36を中心に回動した際にシャッタ22同士が接触しない程度にシャッタ22同士の間隙が小さくなるように配置されている。なお、図2で示される状態では、グリルシャッタ20は閉状態とされている。また、以下の説明では、3つ設けられたシャッタ22のうち、車両上側に位置するものを上部シャッタ22A、車両下側に位置するものを下部シャッタ22B、上部シャッタ22Aと下部シャッタ22Bとの間に位置するものを中部シャッタ22Cと称する。
上部シャッタ22A、中部シャッタ22C及び下部シャッタ22Bのそれぞれの上端部34には、第1シャッタリンクアーム24が取り付けられている。この第1シャッタリンクアーム24は、車両側面視で略矩形状に形成されており、第1シャッタリンクアーム24の前端部38がシャッタ22と一体的に軸36を中心に回動可能とされている。
第1シャッタリンクアーム24の後端部40には、第2シャッタリンクアーム26が車両幅方向を軸方向とする軸42を中心に回動可能に取り付けられている。この第2シャッタリンクアーム26は、車両側面視で略矩形状に形成されており、上端部44には、上部シャッタ22Aに取り付けられた第1シャッタリンクアーム24の後端部40が取り付けられている。また、第2シャッタリンクアーム26の長手方向略中央部には、中部シャッタ22Cに取り付けられた第1シャッタリンクアーム24の後端部40が取り付けられている。さらに、第2シャッタリンクアーム26の下端部46には、下部シャッタ22Bに取り付けられた第1シャッタリンクアーム24の後端部40が取り付けられている。
第2シャッタリンクアーム26の長手方向略中央部には、第3シャッタリンクアーム28が取り付けられている。この第3シャッタリンクアーム28は、車両側面視で略矩形状に形成されている。また、中部シャッタ22Cにおける第1シャッタリンクアーム24の後端部40と同様に、第3シャッタリンクアーム28の前端部48には、第2シャッタリンクアーム26の長手方向略中央部が軸42を中心に回動可能に取り付けられている。
第3シャッタリンクアーム28の後端部50には、第4シャッタリンクアーム30の後端部52が取り付けられている。この第4シャッタリンクアーム30は、前側延設部54と後側延設部56とによって車両側面視で略L字状に形成されている。そして、第3シャッタリンクアーム28の後端部50には、後側延設部56に設けられた後端部52が車両幅方向を軸方向とする軸58を中心に回動可能に取り付けられている。
第4シャッタリンクアーム30は、前側延設部54と後側延設部56との交点(屈曲部)で車両幅方向を軸方向とする軸60を中心に車体へ回動可能に取り付けられている。
第4シャッタリンクアーム30の前側延設部54に設けられた前端部62には、グリルシャッタアーム32が取り付けられている。このグリルシャッタアーム32は、車両側面視で略車両上下方向に延伸されており、基端部64で車両幅方向を軸方向とする軸66を中心に回動可能とされている。また、グリルシャッタアーム32の先端部68(図3参照)は、後述するアクチュエータ70内に挿通されている。
グリルシャッタ20の車両上下方向下側には、フロントバンパ18が設けられている。このフロントバンパ18は、一例として樹脂製とされており、車両前部の車両幅方向に延在されている。
フロントバンパ18の車両下側には、デバイスであるフロントスポイラ72が取り付けられている。このフロントスポイラ72は、車両下側かつ車両幅方向へ延在された略板状に形成されている(図1参照)。フロントスポイラ72は、上端部74で車両幅方向に延設された軸76を中心に回動可能にフロントバンパ18へ取り付けられている。なお、図2に示される状態では、フロントスポイラ72は展開状態とされている。
フロントスポイラ72の車両上下方向略中央部には、第1スポイラリンクアーム78が軸80を中心に回動可能取り付けられている。この第1スポイラリンクアーム78は、略車両前後方向に延設されている。また、第1スポイラリンクアーム78の後端部82には、第2スポイラリンクアーム84の前端部86が車両幅方向を軸方向とする軸88を中心に回動可能に取り付けられている。
第2スポイラリンクアーム84は、前側延設部90と後側延設部92とで車両側面視で略L字状に形成されていると共に、前側延設部90と後側延設部92との交点(屈曲部)で車両幅方向を軸方向とする軸94を中心に車体へ回動可能に取り付けられている。また、後側延設部92の後端部89には、フロントスポイラアーム96の基端部98が車両幅方向を軸方向とする軸100を中心に回動可能に取り付けられている。
フロントスポイラアーム96は、基端部98から略車両上下方向に沿って車両上側に延設されている。また、フロントスポイラアーム96の先端部102(図3参照)は、後述するアクチュエータ70内に挿通されている。
車両側面視でグリルシャッタアーム32とフロントスポイラアーム96との間かつフロントバンパ18の車両後方側には、アクチュエータ70が設けられている。このアクチュエータ70のケース104の内部には、図3に示されるように、アームリンク機構106と、出力アーム108と、案内手段の経路としてのガイド110と、ポジションスイッチ112と、が設けられている。
アームリンク機構106は、前側延設部114と後側延設部116とで車両側面視で略L字状に形成されている。前側延設部114は、略車両前側へ延設されており、後側延設部116は、車両後側に進むに連れ車両下側へ斜めに延設されている。また、アームリンク機構106は、前側延設部114と後側延設部116との交点(屈曲部)で車両幅方向を軸方向とする軸118を中心に回動可能にケース104へ取り付けられている。
また、前側延設部114の長手方向略中央部には、車両幅方向を軸方向とする軸120を中心に旋回可能とされた関節点122が設けられている。この関節点122の位置を具体的に説明すると、アームリンク機構106における前側延設部114の他端部124と屈曲部に設けられた軸118との間かつ他端部124が後述するガイド110に沿って移動可能な位置に設けられている。これにより、アームリンク機構106における前側延設部114の他端部124は、関節点122を中心に略車両上下方向に揺動可能とされている。
アームリンク機構106における後側延設部116の一端部126には、フロントスポイラアーム96の先端部102が車両幅方向を軸方向とする軸130を中心に回動可能に取り付けられている。
出力アーム108は、車両側面視で略矩形状に形成されていると共に、基端部132がモータ133(図4参照)の出力軸134に固定されている。これによって、出力アーム108は、車両幅方向を軸方向とする出力軸134を中心に回転可能とされている。なお、本実施形態では一例として出力軸134はモータ133に直結されているが、これに限らず、出力軸134とモータ133との間に減速機構を設けた構成としてもよい。
出力アーム108の先端部136には、板厚方向に貫通された長穴138が形成されている。この長穴138は、長手方向が出力アーム108の長手方向に沿うように配置されている。換言すると、長穴138は長手方向が出力アーム108の回動方向に直交する向きに沿って配置されている。
出力アーム108の長穴138には、車両幅方向を軸方向とする円柱状に形成されたシャフト140が挿通されている。このシャフト140の径寸法は、長穴138の短手方向の寸法と略同一に設定されている。したがって、長穴138内を出力アーム108の長手方向に沿って摺動可能とされている。また、シャフト140には、アームリンク機構106の他端部124とグリルシャッタアーム32の先端部68とがシャフト140を中心に出力アーム108に対して相対回転可能に取り付けられている。つまり、アームリンク機構106の他端部124とグリルシャッタアーム32の先端部68とは、シャフト140を介して出力アーム108の先端部136に取り付けられている。
図4に示されるように、シャフト140の長手方向におけるモータ133側の端部には、径寸法が後述するガイド110の幅寸法よりも大きく設定されると共にガイド110が形成されたプレート146に対しモータ133側に配置されたフランジ142が形成されている。
出力アーム108とモータ133との間には、ガイド110が設けられている。このガイド110は、プレート146に形成された溝とされており、図3に示されるように車両側面視で略矩形状とされている。具体的には、略車両前後方向に沿って延設された溝148A及び溝148Bと、略車両上下方向に沿って延設された溝148C及び溝148Dと、が連続することで略矩形状に形成されている。また、このガイド110内をシャフト140が移動可能とされている。
溝148A及び溝148Bは、車両側面視で円弧状に形成されている。この溝148A及び溝148Bにおける円弧形状は、グリルシャッタアーム32の基端部64における軸66(図2参照)を中心とする円弧形状とされている。
溝148C及び溝148Dは、溝148A及び溝148Bと同様に車両側面視で円弧形状に形成されている。この溝148C及び溝148Dにおける円弧形状は、アームリンク機構106の関節点122における軸120を中心とする円弧形状とされている。
ガイド110における車両側面視での角部150には、ポジションスイッチ112が設けられている。具体的は、溝148Aと溝148Cとが交わる第1角部152の近傍に、第1ポジションスイッチ154が設けられている。なお、図3では、ポジションスイッチ112が概略的に示されている。
第1ポジションスイッチ154は、一例として、この第1ポジションスイッチ154から図示しないスライドバーが第1角部152に突出された構成とされている。そして、ガイド110内を移動するシャフト140が第1角部152に移動した際にスライドバーを押すことで第1ポジションスイッチ154がONとされる。これにより、シャフト140ひいてはアームリンク機構106の他端部124とグリルシャッタアーム32の先端部68とが第1角部152に位置していることが検知可能となる。
溝148Aと溝148Dとが交わる第2角部156の近傍には、第1ポジションスイッチ154と同様の構成とされた第2ポジションスイッチ158が設けられている。また、溝148Bと溝148Dとが交わる第3角部160の近傍に第1ポジションスイッチ154と同様の構成とされた第3ポジションスイッチ162が設けられている。さらに、溝148Bと溝148Cとが交わる第4角部164の近傍に第1ポジションスイッチ154と同様の構成とされた第4ポジションスイッチ166が設けられている。
第1ポジションスイッチ154、第2ポジションスイッチ158、第3ポジションスイッチ162及び第4ポジションスイッチ166は、制御装置168へ図示しない配線により接続されている。この制御装置168は、周知のCPU、ROM、RAM(いずれも不図示)などを備えたコンピュータを主体に構成されており、その入力側には上述した第1ポジションスイッチ154、第2ポジションスイッチ158、第3ポジションスイッチ162及び第4ポジションスイッチ166が接続されている。また、図示はしないが、エンジン冷却水の温度センサや車速センサも制御装置の入力側に接続されている。一方、制御装置168の出力側にはモータ133が図示しない配線により接続されている(図4参照)。
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態では、グリルシャッタ20が閉状態の際に、グリルシャッタアーム32を車両下側へ移動させると、図5に示されるように、第4シャッタリンクアーム30の前端部62が軸60を中心に車両下側へと移動する。これによって、第4シャッタリンクアーム30の後端部52が軸60を中心に車両上側へと移動する。したがって、第4シャッタリンクアーム30の後端部52と連結された第3シャッタリンクアーム28と、第3シャッタリンクアーム28に連結された第2シャッタリンクアーム26とが車両上側へと移動する。このため、第2シャッタリンクアーム26に連結された第1シャッタリンクアーム24の後端部40が軸36を中心に車両上側へと回動する。これに伴って、シャッタ22の下端部が軸36を中心に車両上側へと移動することで、シャッタ22同士の間の空間が大きくなる。つまり、グリルシャッタ20が開状態となり、走行風をフロントグリル14内へと導入することが可能となる。逆に、グリルシャッタ20が開状態の際に、グリルシャッタアーム32を車両上側へ移動させると、上述の動作と逆の動作をすることでグリルシャッタ20が閉状態となる。なお、グリルシャッタ20が閉状態の場合、図3に示されるグリルシャッタアーム32の先端部68は、車両上下方向でガイド110の溝148A上に位置される。また、グリルシャッタ20が開状態の場合、閉状態と比べてグリルシャッタアーム32は車両下側に位置するため、グリルシャッタアーム32の先端部68は、車両上下方向でガイド110の溝148B上に沿って位置される。
さらに、フロントスポイラ72が展開状態の際に、フロントスポイラアーム96を車両上側へ移動させると、図6に示されるように、第2スポイラリンクアーム84の後端部82が軸94を中心に車両上側へと移動する。これによって、第2スポイラリンクアーム84の前端部86が軸94を中心に車両後方側へと移動する。したがって、第2スポイラリンクアーム84の前端部86に連結された第1スポイラリンクアーム78が車両後側へと移動するため、第1スポイラリンクアーム78と連結されたフロントスポイラ72が軸76を中心に車両後側へと移動する。つまり、フロントスポイラ72がフロントバンパ18の車両下側面と略平行になる格納状態となるため、フロントスポイラ72と地面との間のクリアランスが大きくなる。逆に、フロントスポイラ72が格納状態の際に、フロントスポイラアーム96を車両下側へ移動させると、上述の動作と逆の動作をすることでフロントスポイラ72が展開状態となる。
図3に示されるように、フロントスポイラアーム96の先端部102には、アームリンク機構106の一端部126が連結されている。このため、フロントスポイラ72が展開状態の際に、アームリンク機構106の他端部124を車両後側へ移動させると、アームリンク機構106の前側延設部114が車両後側へと移動する。これによって、アームリンク機構106の後側延設部116が軸118を中心に車両上側へと移動する。したがって、後側延設部116の一端部126に連結されたフロントスポイラアーム96の先端部102が車両上側へと移動するため、フロントスポイラ72を格納状態とさせることができる。逆に、フロントスポイラ72が格納状態の際に、アームリンク機構106の他端部124を車両前側へ移動させると、後側延設部116が軸118を中心に車両下側へと移動する。これによって、フロントスポイラアーム96を車両下側へ移動させてフロントスポイラ72を展開状態とさせることができる。なお、フロントスポイラ72が展開状態の場合、アームリンク機構106の他端部124は、車両前後方向でガイド110の溝148C上に位置される。また、フロントスポイラ72が格納状態の場合、アームリンク機構106の他端部124は、車両前後方向でガイド110の溝148D上に位置される。
モータ133の駆動によって出力アーム108を回動させて、出力アーム108の先端部136を第1角部152に配置させると、先端部136に連結されているグリルシャッタアーム32は、車両上下方向で溝148A上に位置する。このため、グリルシャッタ20は閉状態となる。一方、出力アーム108の先端部136に連結されているアームリンク機構106の他端部124は、車両前後方向で溝148C上に位置することから、フロントスポイラ72は展開状態となる。この状態が請求項1の「第1状態」に該当する。つまり、第1角部152は第1状態に対応する位置とされている。
また、出力アーム108を回動させて、出力アーム108の先端部136を第2角部156に配置させると、先端部136に連結されているグリルシャッタアーム32は、車両上下方向で溝148A上に位置することから、グリルシャッタ20は閉状態となる。一方、出力アーム108の先端部136に連結されているアームリンク機構106の他端部124は、車両前後方向で溝148D上に位置することから、フロントスポイラ72は格納状態となる。この状態が請求項1の「第2状態」に該当する。つまり、第2角部156は第2状態に対応する位置とされている。
さらに、出力アーム108を回動させて、出力アーム108の先端部136を第3角部160に配置させると、先端部136に連結されているグリルシャッタアーム32は、車両上下方向で溝148B上に位置することから、グリルシャッタ20は開状態となる。一方、出力アーム108の先端部136に連結されているアームリンク機構106の他端部124は、車両前後方向で溝148D上に位置することから、フロントスポイラ72は格納状態となる。この状態が請求項1の「第3状態」に該当する。つまり、第3角部160は第3状態に対応する位置とされている。
さらにまた、出力アーム108を回動させて、出力アーム108の先端部136を第4角部164に配置させると、先端部136に連結されているグリルシャッタアーム32は、車両上下方向で溝148B上に位置する。このため、グリルシャッタ20は開状態となる。一方、出力アーム108の先端部136に連結されているアームリンク機構106の他端部124は、車両前後方向で溝148C上に位置することから、フロントスポイラ72は展開状態となる。この状態が請求項1の「第4状態」に該当する。つまり、第4角部164は第4状態に対応する位置とされている。
車両10の走行状態によってエンジン冷却水の水温が高く(一例として95℃以上)なった場合、グリルシャッタ20を開状態にしてエンジンルーム内に走行風を導入することでエンジンの水温を下げることが可能となる。また、エンジンの水温が低い場合、グリルシャッタ20を閉状態にしてエンジンルーム内への走行風を遮断することでエンジンが過冷却状態となるのを抑制することができる。つまり、エンジンの水温に連動してグリルシャッタ20の開閉が行われる。
また、車両10が高速(一例として60km/h以上)で走行する場合、フロントスポイラ72を展開してフロントバンパ18と地面との間に空気が流入するのを抑制することで、フロントバンパ18と地面との間を流れる空気から発生する乱流を原因とする空気抵抗を下げることが可能となる。また、空気抵抗の影響が比較的小さい低速走行時や停止時などでは、フロントスポイラ72を格納することで車両10と地面との間のクリアランスを確保することが可能となる。つまり、車両10の走行速度に連動してフロントスポイラ72の展開及び格納が行われる。
このため、車両10が冷間時に下り坂を走行するなどエンジンの水温が低い状態かつ高速で走行する場合は、グリルシャッタ20を閉状態にしてフロントスポイラ72を展開状態にするのが望ましい。したがって、この場合では、出力アーム108の先端部136をガイド110に沿って回動させて、第1ポジションスイッチ154が先端部136を検知した時にモータ133の回動を停止させて先端部136を第1角部152に配置させることにより、グリルシャッタ20を閉状態にしかつフロントスポイラ72を展開状態にすることが可能となる。
また、車両10が冷間時に低速走行する場合や停車する場合は、グリルシャッタ20を閉状態にしてフロントスポイラ72を格納状態にするのが望ましい。したがって、この場合では、出力アーム108の先端部136をガイド110に沿って回動させて、第2ポジションスイッチ158が先端部136を検知した時にモータ133の回動を停止させて先端部136を第2角部156に配置させることにより、グリルシャッタ20を閉状態にしてフロントスポイラ72を格納状態にすることが可能となる。
さらに、車両10が上り坂を走行するなどエンジンの水温が高くなる状態かつ低速で走行する場合は、グリルシャッタ20を開状態にしてフロントスポイラ72を格納状態にするのが望ましい。したがって、この場合では、出力アーム108の先端部136をガイド110に沿って回動させて、第3ポジションスイッチ162が先端部136を検知した時にモータ133の回動を停止させて先端部136を第3角部160に配置させることにより、グリルシャッタ20を開状態にしてフロントスポイラ72を格納状態にすることが可能となる。
さらにまた、車両10がエンジンの水温が高い状態かつ高速で走行する場合は、グリルシャッタ20を開状態にしてフロントスポイラ72を展開状態にするのが望ましい。したがって、この場合では、出力アーム108の先端部136をガイド110に沿って回動させて、第4ポジションスイッチ166が先端部136を検知した時にモータ133の回動を停止させて先端部136を第4角部164に配置させることにより、グリルシャッタ20を開状態にしてフロントスポイラ72を展開状態にすることが可能となる。
すなわち、フロントスポイラアーム96の先端部102には、アームリンク機構106の一端部126が連結されている。アームリンク機構106の他端部124を略車両前後方向に移動させると、一端部126がフロントスポイラアーム96の長手方向に沿って移動される。このアームリンク機構106の他端部124とグリルシャッタアーム32の先端部68とを出力アーム108の先端部136に取り付けてモータ133を駆動させることで、アームリンク機構106の他端部124とグリルシャッタアーム32の先端部68とをモータ133の出力軸134を中心とした円周に沿って移動させることができる。つまり、略車両前後方向に沿って移動させたり、略車両上下方向に沿って移動させることができる。出力アーム108の先端部136を略車両上下方向に沿って移動させると、グリルシャッタアーム32が略車両上下方向、すなわちグリルシャッタアーム32の長手方向に沿って移動することから、グリルシャッタ20の開閉操作を行うことができる。また、出力アーム108の先端部136を略車両前後方向に沿って移動させると、アームリンク機構106の一端部126が略車両上下方向に沿って移動することから、アームリンク機構106の一端部126に連結されたフロントスポイラアーム96によってフロントスポイラ72の展開及び格納操作を行うことができる。そして、出力アーム108の先端部136が第1状態、第2状態、第3状態及び第4状態にそれぞれ対応する位置を有するガイド110を通ると共に、制御装置168によって第1〜第4状態のいずれかの状態に対応する位置に選択的に配置される。したがって、一つのモータ133によってグリルシャッタ20及びフロントスポイラ72のそれぞれの作動をコントロールすることができる。これにより、グリルシャッタ20とフロントスポイラ72とを設けた車両10におけるスペース効率の向上を図ることができる。
また、出力アーム108の長穴138内をアームリンク機構106の他端部124とグリルシャッタアーム32の先端部68とがシャフト140を介して摺動可能とされている。これにより、車両側面視で略方形状の溝とされたガイド110に沿ってアームリンク機構106の他端部124とグリルシャッタアーム32の先端部68とが移動可能とされている。したがって、出力アーム108の先端部136を車両前後方向に延設された溝mmに沿って移動させた場合、車両上下方向に沿った移動が抑制される。つまり、出力アーム108の先端部136を車両前後方向に沿って移動させる際に、グリルシャッタアーム32の先端部68が車両上下方向、すなわち、グリルシャッタアーム32の長手方向に沿って移動するのを抑制することができる。このため、フロントスポイラ72を操作する際にグリルシャッタ20が作動するのを抑制することができる。
さらに、出力アーム108の先端部136を車両上下方向に延設された溝148C、148Dに沿って移動させた場合、車両前後方向に沿った移動が抑制される。つまり、出力アーム108の先端部136を車両上下方向に沿って移動させる際に、アームリンク機構106の他端部124が車両前後方向に沿って移動するのを抑制することができる。このため、グリルシャッタアーム32を操作する際に、アームリンク機構106を介してフロントスポイラアーム96が作動するのを抑制することができる。これにより、グリルシャッタ20及びフロントスポイラ72のうち一方を作動させる際に、他方が不要な作動するのを抑制することができる。
さらにまた、ガイド110の溝148A、溝148B、溝148C及び溝148Dは、車両上下方向に延設された溝148C、148Dと車両前後方向に延設された溝148A、148Bとがそれぞれ円弧形状とされている。したがって、車両前後方向に沿って延設された溝148A、148Bに沿って出力アーム108の先端部136が移動する場合、この出力アーム108の先端部136に取り付けられたグリルシャッタアーム32の先端部68はグリルシャッタアーム32における基端部64を中心とした円弧上を移動する。つまり、グリルシャッタアーム32はグリルシャッタアーム32の基端部64を中心に回動する。このため、グリルシャッタアーム32はグリルシャッタアーム32の長手方向に沿って移動しない。これにより、フロントスポイラ72を操作する際に、グリルシャッタ20を作動させないようにすることができる。
また、車両上下方向に沿って延設された溝148C、148Dに沿って出力アーム108の先端部136が移動する場合、この出力アーム108の先端部136に取り付けられたアームリンク機構106の他端部124はアームリンク機構106の関節点122を中心とした円弧上を移動する。つまり、アームリンク機構106の他端部124は関節点122を中心に回動する。このため、アームリンク機構106の他端部124は車両前後方向に動かされない。これにより、グリルシャッタアーム32を操作するため車両上下方向に沿ってグリルシャッタアーム32を移動させる際に、フロントスポイラアーム96を作動させないようにすることができる。これにより、グリルシャッタ20及びフロントスポイラ72のうち一方を作動させる際に、他方が不要な作動をするのをより一層抑制することができる。
なお、本実施形態では、ガイド110は、車両側面視で一辺が円弧状とされた略矩形状の溝とされているが、これに限らず、車両側面視で円形状の溝としてもよい。また、車両側面視で一辺が直線状とされた略矩形状の溝としてもよい。さらに、溝に限らず、凸形状のレール等としてもよい。この場合、出力アーム108の先端部136にこのレールと噛合う凹部が形成され、レール上に沿って出力アーム108の先端部136が移動する構成とされる。
また、本実施形態では、ポジションスイッチ112がガイド110の角部150にそれぞれ設けられた構成とされているが、これに限らず、モータをステッピングモータとすることで、ポジションスイッチ112を設けない構成としてもよい。この場合、ステッピングモータに入力される入力パルスを制御することで、出力アーム108の位置を正確に位置決めすることができる。
さらにまた、ポジションスイッチ112は図示しないスライドバーをシャフト140で押すことで出力アーム108の位置を検出する構成とされているが、これに限らず、ホール素子を利用して非接触により出力アーム108の先端部136の位置を検出する構成としてもよい。
また、フロントスポイラアーム96にアームリンク機構106が設けられた構成とされているが、これに限らず、グリルシャッタアーム32にアームリンク機構106を設けた構成としてもよい。この例を具体的に説明すると、グリルシャッタアーム32の先端部68には、アームリンク機構106の一端部126が連結されている。このアームリンク機構106の他端部124を車両前後方向に移動させると、一端部126がグリルシャッタアーム32の長手方向に沿って移動される。アームリンク機構106の他端部124とフロントスポイラアーム96の先端部102とを出力アーム108の先端部136に取り付けてモータ133を駆動させることで、アームリンク機構106の他端部124とフロントスポイラアーム96の先端部102とをモータ133の出力軸134を中心とした円周に沿って移動させることができる。つまり、略車両前後方向に沿って移動させたり、略車両上下方向に沿って移動させることができる。出力アーム108の先端部136を略車両上下方向に沿って移動させると、フロントスポイラアーム96が略車両上下方向に沿って移動することから、フロントスポイラ72の展開及び格納操作を行うことができる。また、出力アーム108の先端部136を略車両前後方向に沿って移動させると、アームリンク機構106の一端部126が略車両上下方向に沿って移動することから、アームリンク機構106の一端部126に連結されたグリルシャッタアーム32によってグリルシャッタアーム32の開閉操作を行うことができる。そして、出力アーム108の先端部136が第1状態、第2状態、第3状態及び第4状態にそれぞれ対応する位置を有するガイド110を通ると共に、制御装置168によって第1〜第4状態のいずれかの状態に対応する位置に選択的に配置される。したがって、一つのモータ133によってグリルシャッタ20及びフロントスポイラ72のそれぞれの作動をコントロールすることができる。これにより、グリルシャッタ20とフロントスポイラ72とを設けた車両10におけるスペース効率の向上を図ることができる。さらに、この場合ガイド110を車両側面視で略方形状の溝としてもよいし、このガイド110における車両上下方向に延設された溝148C、148Dと車両前後方向に延設された溝148A、148Bとがそれぞれ円弧形状とされてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
20 グリルシャッタ
32 グリルシャッタアーム
68 先端部
72 フロントスポイラ
96 フロントスポイラアーム
98 基端部
102 先端部
106 アームリンク機構
108 出力アーム
110 ガイド(案内手段の経路)
122 関節点
124 他端部
126 一端部
132 基端部
133 モータ
134 回転軸
136 先端部
138 長穴
148A 溝
148B 溝
148C 溝
148D 溝
152 第1角部(第1状態に対応する位置)
156 第2角部(第2状態に対応する位置)
160 第3角部(第3状態に対応する位置)
164 第4角部(第4状態に対応する位置)
168 制御装置

Claims (4)

  1. グリルシャッタから略車両下側へ延設されていると共に、長手方向に沿って移動することで前記グリルシャッタを開閉させるグリルシャッタアームと、
    フロントスポイラから略車両上側へ延設されていると共に、長手方向に沿って移動することで前記フロントスポイラを展開及び格納させるフロントスポイラアームと、
    車両側面視で略L字状に形成されていると共に屈曲部で車両幅方向を軸方向とする軸回りに回動可能に支持され、一端部が前記フロントスポイラアームの先端部に連結されており、他端部を略車両前後方向に沿って移動させることにより前記一端部に連結された前記フロントスポイラアームを長手方向に沿って移動させるアームリンク機構と、
    車両側面視で前記グリルシャッタアームと前記フロントスポイラアームとの間に設けられると共に、基端部が車両幅方向を軸方向とするモータの出力軸に固定され、先端部には前記アームリンク機構の他端部と前記グリルシャッタアームの先端部とが相対回転可能に取り付けられている出力アームと、
    前記モータの駆動により回動する前記出力アームの先端部を案内する経路が設けられていると共に、前記グリルシャッタが閉状態かつ前記フロントスポイラが展開状態となる第1状態と、前記グリルシャッタが閉状態かつ前記フロントスポイラが格納状態にする第2状態と、前記グリルシャッタが開状態かつ前記フロントスポイラが格納状態にする第3状態と、前記グリルシャッタが開状態かつ前記フロントスポイラが展開状態にする第4状態と、にそれぞれ対応する位置を前記経路内に有する案内手段と、
    前記出力アームの先端部を前記第1〜第4状態のいずれかの状態に対応する位置に選択的に配置させる制御装置と、
    を有するデバイス駆動構造。
  2. 前記案内手段の経路は、車両上下方向に延設された2つの溝と車両前後方向に延設された2つの溝とによって車両側面視で略方形状の溝とされていると共に、
    前記出力アームの先端部には、前記出力アームの回動方向に直交する向きを長手方向とする長穴が形成され、当該長穴に沿って前記アームリンク機構の他端部と前記グリルシャッタアームの先端部とがシャフトを介して摺動可能に取り付けられている、
    請求項1記載のデバイス駆動構造。
  3. 前記アームリンク機構の他端部は、当該他端部と前記屈曲部との間かつ前記出力アームの先端部が前記案内手段に沿って移動可能な位置に設けられた関節点を中心に略車両上下方向に揺動可能とされており、
    前記案内手段の車両上下方向に延設された溝が当該関節点を中心とする円弧状に形成されていると共に、前記案内手段の車両前後方向に延設された溝が前記グリルシャッタアームの先端部と反対側の基端部を中心とする円弧状に形成されている、
    請求項2記載のデバイス駆動構造。
  4. グリルシャッタから略車両下側へ延設されていると共に、長手方向に沿って移動することで前記グリルシャッタを開閉させるグリルシャッタアームと、
    フロントスポイラから略車両上側へ延設されていると共に、長手方向に沿って移動することで前記フロントスポイラを展開及び格納させるフロントスポイラアームと、
    車両側面視で略L字状に形成されていると共に屈曲部で車両幅方向を軸方向とする軸回りに回動可能に支持され、一端部が前記グリルシャッタアームの先端部に連結されており、他端部を略車両前後方向に沿って移動させることにより前記一端部に連結された前記グリルシャッタアームを長手方向に沿って移動させるアームリンク機構と、
    車両側面視で前記グリルシャッタアームと前記フロントスポイラアームとの間に設けられると共に、基端部が車両幅方向を軸方向とするモータの出力軸に固定され、先端部には前記アームリンク機構の他端部と前記フロントスポイラアームの先端部とが相対回転可能に取り付けられている出力アームと、
    前記モータの駆動により回動する前記出力アームの先端部を案内する経路が設けられていると共に、前記グリルシャッタが閉状態かつ前記フロントスポイラが展開状態となる第1状態と、前記グリルシャッタが閉状態かつ前記フロントスポイラが格納状態にする第2状態と、前記グリルシャッタが開状態かつ前記フロントスポイラが格納状態にする第3状態と、前記グリルシャッタが開状態かつ前記フロントスポイラが展開状態にする第4状態と、のいずれかの状態に対応する位置を前記経路内にもつ案内手段と、
    前記出力アームの先端部を前記第1〜4状態のいずれかの状態に対応する位置に選択的に配置させる制御装置と、
    を有するデバイス駆動構造。
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