JP2017010500A - 貨幣処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作者が取り外しの意志を持って操作することで貨幣収納庫の装置本体に対するロックを解除することができる貨幣処理装置の提供。
【解決手段】装置本体81に対し貨幣収納庫18をロックおよびロック解除するロック機構84が、電気的に駆動されてロック側状態から解除側状態に切り替わる第1ロック部85と、手動操作入力が行われるとロック側状態から解除側状態に切り替わる第2ロック部86と、を有し、第1ロック部85が解除側状態にあり、第2ロック部86がロック側状態から解除側状態に切り替わると、装置本体81に対する貨幣収納庫18のロックを解除する。
【選択図】図7

Description

本発明は、貨幣処理装置に関する。
小売店の店舗に設置されたレジスタに収納するための現金を釣銭用現金収納庫から出金する出金機能と、レジスタから回収した現金を入金して釣銭用現金収納庫と現金回収庫とに収納する入金機能とを備えた現金処理装置において、現金回収庫の着脱を電磁ロックにより制御する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−265154号公報
ロック機構が電気駆動されることによって貨幣収納庫の装置本体へのロック状態が解除される貨幣処理装置では、場合によっては、電気駆動のタイミングが、実際に操作者による貨幣収納庫の取り外しのタイミングとは異なる可能性がある。そのような場合に、例えば、設置状況によっては、貨幣収納庫が操作者に気付かれないまま移動し装置本体から外れてしまう可能性がある。
したがって、本発明は、操作者が取り外しの意志を持って操作することで貨幣収納庫の装置本体に対するロックを解除することができる貨幣処理装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、貨幣の入金および出金の少なくともいずれか一方を行う貨幣処理装置であって、装置本体と、前記装置本体に対し着脱可能な貨幣収納庫と、前記装置本体に対し前記貨幣収納庫をロックおよびロック解除するロック機構と、を備え、前記ロック機構は、電気的に駆動されてロック側状態から解除側状態に切り替わる第1ロック部と、手動操作入力が行われるとロック側状態から解除側状態に切り替わる第2ロック部と、を有し、前記第1ロック部が解除側状態にあり、前記第2ロック部がロック側状態から解除側状態に切り替わると、前記装置本体に対する前記貨幣収納庫のロックを解除することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記第1ロック部は、ロック側状態にあるとき、前記第2ロック部のロック側状態から解除側状態への切り替えを規制する一方、解除側状態にあるとき、前記第2ロック部のロック側状態から解除側状態への切り替えを許容することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記第2ロック部は、前記貨幣収納庫に係合して該貨幣収納庫を前記装置本体にロックする移動可能な係合部材と、前記手動操作入力である押圧操作がなされると移動し前記係合部材を移動させて該係合部材の前記貨幣収納庫への係合を解除し該貨幣収納庫の前記装置本体に対するロックを解除する係合解除部材と、を有し、前記第1ロック部は、前記係合解除部材の移動を規制する規制部材と、電気的に駆動されて前記規制部材による前記係合解除部材の移動規制を解除する規制解除部と、を有することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記ロック機構は、キーと、前記キーが係合されると前記装置本体に対する前記貨幣収納庫のロックを解除可能となる強制ロック解除部と、を有することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項3に係る発明において、前記ロック機構は、キーと、前記キーが係合されると回転可能となり、回転操作されると前記係合部材を移動させて該係合部材の前記貨幣収納庫への係合を解除する強制ロック解除部と、を有することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に係る発明において、前記第1ロック部が解除側状態にあるとき、前記第2ロック部のロック側状態から解除側状態への切り替えが可能な旨を通知する通知部を有することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、装置本体に対し貨幣収納庫をロックおよびロック解除するロック機構は、その第1ロック部が電気的に駆動されてロック側状態から解除側状態に切り替わる。このように第1ロック部が解除側状態にあるときに、手動操作入力が行われて第2ロック部がロック側状態から解除側状態に切り替わると、装置本体に対する貨幣収納庫のロックを解除することになる。よって、操作者が取り外しの意志を持って第2ロック部を手動操作することで貨幣収納庫の装置本体に対するロックを解除することができる。
請求項2に係る発明によれば、第1ロック部は、ロック側状態にあるとき、第2ロック部のロック側状態から解除側状態への切り替えを規制する一方、解除側状態にあるとき、第2ロック部のロック側状態から解除側状態への切り替えを許容するため、ロック機構の構造を簡素化することができる。
請求項3に係る発明によれば、第2ロック部は、係合部材が貨幣収納庫に係合して貨幣収納庫を装置本体にロックすることになり、係合解除部材は、手動操作入力である押圧操作がなされると移動し係合部材を移動させて係合部材の貨幣収納庫への係合を解除し貨幣収納庫の装置本体に対するロックを解除する。このような第2ロック部に対して、第1ロック部は、規制部材が係合解除部材の移動を規制することで、係合部材の移動を規制して係合部材の貨幣収納庫への係合解除を規制する一方で、電気的に駆動されて規制部材による係合解除部材の移動規制を解除することで、係合部材の移動を許容して係合部材の貨幣収納庫への係合解除を許容する。したがって、ロック機構の構造を簡素化することができる。
請求項4に係る発明によれば、ロック機構の強制ロック解除部は、キーが係合されると装置本体に対する貨幣収納庫のロックを解除可能となるため、第1ロック部および第2ロック部の状態にかかわらず、キーで装置本体に対する貨幣収納庫のロックを解除することができる。
請求項5に係る発明によれば、ロック機構の強制ロック解除部は、キーが係合されると回転可能となり、回転操作されると係合部材を移動させて係合部材の貨幣収納庫への係合を解除して、装置本体に対する貨幣収納庫のロックを解除することができる。したがって、第1ロック部および第2ロック部の状態にかかわらず、キーで装置本体に対する貨幣収納庫のロックを解除することができる。しかも、強制ロック解除部が係合部材を移動させることから、ロック機構の構造を簡素化することができる。
請求項6に係る発明によれば、第1ロック部が解除側状態にあるとき、通知部が、第2ロック部のロック側状態から解除側状態への切り替えが可能な旨を通知するため、第2ロック部のロック側状態から解除側状態への切り替えが必要なことを操作者に認識させることができる。よって、不慣れな操作者でも装置本体に対する貨幣収納庫のロックを解除することができる。
本発明に係る貨幣処理装置の一実施形態である紙幣入出金装置を示す斜視図である。 本発明に係る貨幣処理装置の一実施形態である紙幣入出金装置の内部構成を概略的に示す平面図である。 本発明に係る貨幣処理装置の一実施形態である紙幣入出金装置を含むPOSレジシステムの制御系のブロック図である。 本発明に係る貨幣処理装置の一実施形態である紙幣入出金装置の筐体から引出体が引き出された状態を示す部分斜視図である。 本発明に係る貨幣処理装置の一実施形態である紙幣入出金装置の筐体から引出体が引き出され回収庫のロックが解除された状態を示す部分斜視図である。 本発明に係る貨幣処理装置の一実施形態である紙幣入出金装置の要部を示すいずれもロック側状態にある第1ロック部および第2ロック部を示す側面図である。 本発明に係る貨幣処理装置の一実施形態である紙幣入出金装置の要部を示す解除側状態にある第1ロック部およびロック側状態にある第2ロック部を示す側面図である。 本発明に係る貨幣処理装置の一実施形態である紙幣入出金装置の要部を示すいずれも解除側状態にある第1ロック部および第2ロック部を示す側面図である。 本発明に係る貨幣処理装置の一実施形態である紙幣入出金装置の通常状態にある強制ロック解除部を示す斜視図である。 本発明に係る貨幣処理装置の一実施形態である紙幣入出金装置の強制ロック解除状態にある強制ロック解除部を示す斜視図である。
本発明に係る貨幣処理装置の一実施形態を図面を参照して以下に説明する。
本実施形態は、紙幣および硬貨からなる貨幣のうち、図1に示すように紙幣Bを入出金させる紙幣入出金装置11となっている。紙幣入出金装置11は、略直方体の外観形状となっている。この紙幣入出金装置11は、最も短い辺部を高さ方向に配し、次に短い中間長さの辺部を幅方向(左右方向)に配し、最も長い辺部を奥行方向(前後方向)に配して設置され使用される。なお、紙幣入出金装置11の奥行方向を装置前後方向とし、その操作者側を装置前側、操作者とは反対側を装置後側とする。また、操作者から見て左右方向を装置左右方向とし、操作者から見て左側を装置左側、操作者から見て右側を装置右側とする。
紙幣入出金装置11には、装置前側の前面12の近傍に入金部15が設けられている。入金部15には、一枚あるいは集積状態の紙幣Bが機外から上端開口部15aを介して挿入される。また、この入金部15の装置後側に隣り合って、機内から紙幣Bが繰り出され、繰り出された紙幣Bが上端開口部16aから取り出し可能となる出金部16が設けられている。
紙幣入出金装置11の内部には、図2に示すように、装置前側から順に、入金部15、出金部16、紙幣Bを収納可能な着脱式の回収庫18(貨幣収納庫)、部品配置スペース19、紙幣Bを収納するとともに収納した紙幣Bを出金部16に出金させる複数具体的には三つの着脱不可な還流庫20、還流庫21、還流庫22、出金リジェクト紙幣を収納する着脱不可な出金リジェクト庫23が設けられている。回収庫18は還流庫20〜22からの紙幣Bを収納可能となっている。
入金部15、出金部16、回収庫18、還流庫20、還流庫21、還流庫22および出金リジェクト庫23は、いずれも装置左右方向に長い横長の形状をなしており、すべて、長辺が上端および下端で装置左右方向に沿う姿勢の紙幣Bを受け入れるようになっている。言い換えれば、これらの入金部15、出金部16、回収庫18、還流庫20〜22および出金リジェクト庫23は、受け入れた紙幣Bの厚さ方向が同方向となるようにしてこの方向(装置前後方向と一致)に並設されている。
上記した入金部15、出金部16、回収庫18、還流庫20〜22および出金リジェクト庫23は、紙幣入出金装置11の内部の装置左右方向における一側(具体的には装置右側)に寄せられて設けられており、これにより紙幣入出金装置11の内部の装置左右方向逆側(具体的には装置左側)にはスペースが形成されている。このスペースに、これら入金部15、出金部16、回収庫18、還流庫20〜22および出金リジェクト庫23を接続させて紙幣Bのやり取りを行う搬送部27が配置されている。なお、この搬送部27も紙幣Bを常に長辺が上端および下端となる姿勢で搬送する。
搬送部27は、最も前面12側の入金部15と最も前面12とは反対側の出金リジェクト庫23とを結ぶ主搬送路28と、主搬送路28の出金部16の近傍から分岐して出金部16に接続される分岐搬送路29と、主搬送路28の回収庫18の近傍から分岐して回収庫18に接続される分岐搬送路30と、主搬送路28の還流庫20の近傍から分岐して還流庫20に接続される分岐搬送路32と、主搬送路28の還流庫21の近傍から分岐して還流庫21に接続される分岐搬送路33と、主搬送路28の還流庫22の近傍から分岐して還流庫22に接続される分岐搬送路34と、を有している。
主搬送路28は、入金部15の前面12側と、出金リジェクト庫23の前面12側とに接続されている。分岐搬送路29は出金部16の前面12側に、分岐搬送路30は回収庫18の前面12とは反対側に、分岐搬送路32は還流庫20の前面12とは反対側に、分岐搬送路33は還流庫21の前面12とは反対側に、分岐搬送路34は還流庫22の前面12とは反対側に、それぞれ接続されている。
また、搬送部27は、主搬送路28を介して還流庫20〜22側から搬送されてきた紙幣Bを、駆動状態で分岐搬送路29に案内して出金部16に搬送させる一方、非駆動状態ではそのまま主搬送路28で搬送させる振分部29Gと、分岐搬送路29の紙幣Bを検知する紙幣検知センサ29Sとを有している。分岐搬送路29は、出金部16に向けて回転して紙幣Bを出金部16に送り込むローラ対29Rを有している。
また、搬送部27は、主搬送路28を介して還流庫20〜22側から搬送されてきた紙幣Bを、駆動状態で分岐搬送路30に案内して回収庫18に搬送させる一方、非駆動状態ではそのまま主搬送路28で搬送させる振分部30Gと、分岐搬送路30の紙幣Bを検知する紙幣検知センサ30Sとを有している。分岐搬送路30は、回収庫18に向けて回転して紙幣Bを回収庫18に送り込むローラ対30Rを有している。
また、搬送部27は、主搬送路28を介して入金部15側から搬送されてきた紙幣Bを、駆動状態で分岐搬送路32に案内して還流庫20に搬送させる一方、非駆動状態ではそのまま主搬送路28で搬送させる振分部32Gと、分岐搬送路32の紙幣Bを検知する紙幣検知センサ32Sとを有している。分岐搬送路32は、還流庫20に向けて回転して紙幣Bを還流庫20に送り込むローラ32Ra,32Rbを有している。還流庫20には、ローラ32Ra,32Rbに向けて紙幣Bを蹴り出す蹴出ローラ20Rが設けられている。一方のローラ32Raは、還流庫20から紙幣Bを繰り出す際に回転し、他方のローラ32Rbは、還流庫20から紙幣Bを繰り出す際には停止して紙幣Bを一枚ずつに分離する。
また、搬送部27は、主搬送路28を介して入金部15側から搬送されてきた紙幣Bを、駆動状態で分岐搬送路33に案内して還流庫21に搬送させる一方、非駆動状態ではそのまま主搬送路28で搬送させる振分部33Gと、分岐搬送路33の紙幣Bを検知する紙幣検知センサ33Sとを有している。分岐搬送路33は、還流庫21に向けて回転して紙幣Bを還流庫21に送り込むローラ33Ra,33Rbを有している。還流庫21には、ローラ33Ra,33Rbに向けて紙幣Bを蹴り出す蹴出ローラ21Rが設けられている。一方のローラ33Raは、還流庫21から紙幣Bを繰り出す際に回転し、他方のローラ33Rbは、還流庫21から紙幣Bを繰り出す際には停止して紙幣Bを一枚ずつに分離する。
また、搬送部27は、主搬送路28を介して入金部15側から搬送されてきた紙幣Bを、駆動状態で分岐搬送路34に案内して還流庫22に搬送させる一方、非駆動状態ではそのまま主搬送路28で搬送させる振分部34Gと、分岐搬送路34の紙幣Bを検知する紙幣検知センサ34Sとを有している。分岐搬送路34は、還流庫22に向けて回転して紙幣Bを還流庫22に送り込むローラ34Ra,34Rbを有している。還流庫22には、ローラ34Ra,34Rbに向けて紙幣Bを蹴り出す蹴出ローラ22Rが設けられている。一方のローラ34Raは、還流庫22から紙幣Bを繰り出す際に回転し、他方のローラ34Rbは、還流庫22から紙幣Bを繰り出す際には停止して紙幣Bを一枚ずつに分離する。
入金部15は、主搬送路28に向けて紙幣Bを蹴り出す蹴出ローラ15Raと、蹴出ローラ15Raで蹴り出された紙幣Bを主搬送路28に繰り出す繰出ローラ15Rbと、繰出ローラ15Rbで繰り出される紙幣Bを、停止することにより一枚ずつに分離する分離ローラ15Rcとを有している。入金部15には、挿入された紙幣Bを検知する紙幣検知センサ15Sが設けられている。蹴出ローラ15Ra、繰出ローラ15Rbおよび分離ローラ15Rcは、入金部15に挿入された紙幣Bを装置左右方向一側(装置左側)の側方にある主搬送路28に向けて繰り出す繰出機構38を構成している。
主搬送路28には、分岐搬送路29,30間に紙幣Bを識別する識別部40が設けられている。主搬送路28には、入金部15の繰出ローラ15Rbおよび分離ローラ15Rcと分岐搬送路29との間に搬送ローラ対R1が、分岐搬送路29と識別部40との間に搬送ローラ対R2が、識別部40と分岐搬送路30との間に搬送ローラ対R3が、分岐搬送路30,32間に、搬送ローラ対R4、搬送ローラ対R5および搬送ローラ対R6が、分岐搬送路32,33間に搬送ローラ対R7が、分岐搬送路33,34間に搬送ローラ対R8が、分岐搬送路34と出金リジェクト庫23との間に搬送ローラ対R9および搬送ローラ対R10が、それぞれ設けられている。搬送ローラ対R10は、出金リジェクト庫23に紙幣Bを送り込む。
主搬送路28には、入金部15の繰出ローラ15Rbおよび分離ローラ15Rcと搬送ローラ対R1との間に、紙幣Bを検知する紙幣検知センサS1が、搬送ローラ対R9と搬送ローラ対R10との間に、紙幣Bを検知する紙幣検知センサS2が設けられている。
搬送部27には、主搬送路28の搬送ローラ対R5および搬送ローラ対R6の間に、紙幣Bを検知するとともに紙幣Bの重送を検知する重送検知センサS3が、主搬送路28の分岐搬送路32と搬送ローラ対R7との間に、同様の重送検知センサS4が、主搬送路28の分岐搬送路33と搬送ローラ対R8との間に、同様の重送検知センサS5が、それぞれ設けられている。
上記した振分部29G,30G,32G,33G,34Gは、通常は非駆動状態となっており、必要により電気的に駆動されて切り替えられる。
回収庫18と還流庫20との間の部品配置スペース19には、搬送部27を駆動するための搬送メインモータや、回収庫18を紙幣入出金装置11内に収納しセットするための回収庫収納機構、回収庫18を紙幣入出金装置11に固定するための電磁ロック機構等が配置されている。
図1に示すように、紙幣入出金装置11には、出金部16の装置後側に、操作者に向け表示を行う表示部41(通知部)と、操作者による操作入力がなされる操作部42とが設けられている。また、紙幣入出金装置11には、入金部15の装置左側に表示ランプ43(通知部)が設けられており、出金部16の装置左側にも表示ランプ44(通知部)が設けられている。
図3に示すように、紙幣入出金装置11は、上位機としてのPOSレジ50に硬貨入出金装置51とともに接続されて売上金の入金および釣銭の出金等を行うものである。図示は略すが、紙幣入出金装置11と硬貨入出金装置51とは左右方向に並べられ、これらの上に、POSレジ50が設置されることになる。
POSレジ50は、操作者により操作入力がなされる入力操作部60と、操作者に対して表示を行う入力表示部61と、商品のバーコードを読み取るバーコード読取部62と、IDカードが走査されるとID情報を読み取るカード読取部63と、商品の料金を表示させる料金表示部64と、用紙に印字してレシートを発行するレシート印字部65とを有している。POSレジ50は、これらと紙幣入出金装置11と硬貨入出金装置51とを制御する制御部66を有している。
図1に示すように、紙幣入出金装置11の前面12には、キーシリンダ71が設けられており、このキーシリンダ71に別体のキー72が差し込まれて回動操作されると、図4に示すように、筐体75から引出体76が引き出し可能となる。つまり、キーシリンダ71は、筐体75に押し込まれた状態の引出体76を筐体75にロックする図示略の筐体ロック機構のロックを解除する。紙幣入出金装置11の前面12には、筐体75から引出体76を引き出す際に操作者により把持される取っ手77が設けられている。また、紙幣入出金装置11には、筐体75から引出体76が所定位置まで引き出されると、これを検知する図示略の引出検知センサが設けられている。
ここで、引出体76に、入金部15、出金部16、回収庫18、表示部41および操作部42と、図2に示す還流庫20、還流庫21、還流庫22、出金リジェクト庫23および搬送部27等が設けられている。入金部15、出金部16、表示部41および操作部42は、図1に示すように引出体76が筐体75に押し込まれて図示略の筐体ロック機構でロックされた状態にあっても筐体75に覆われることはなく露出し、図2に示す回収庫18、還流庫20、還流庫21、還流庫22および出金リジェクト庫23は、引出体76が筐体75に押し込まれて図示略の筐体ロック機構でロックされた状態にあると筐体75に覆われる位置に設けられている。回収庫18、還流庫20、還流庫21、還流庫22および出金リジェクト庫23のうちの少なくとも回収庫18は、図4に示すように筐体75から引出体76が引き出されると、外部に露出する。
回収庫18は、外部に露出する状態で、引出体76の回収庫18を除く部分である引出体本体部80に対し着脱可能となっている。言い換えれば、回収庫18は、外部に露出する状態で、引出体本体部80と筐体75とからなる装置本体81に対し着脱可能となっている。回収庫18は、図4および図5に示すように、引出体本体部80に対し左右方向にスライド可能となっている。回収庫18は、引出体本体部80から右側に引き抜かれて取り外されることになり、引出体本体部80に右側から押し込まれて取り付けられることになる。
引出体本体部80には、引出体本体部80に対し回収庫18を装着状態でロックしたり、ロックを解除するロック機構84が回収庫18よりも装置後側に設けられている。
図6に示すように、ロック機構84は、第1ロック部85と第2ロック部86とを有している。第1ロック部85は、電気的に駆動されてロック側状態から解除側状態に切り替わるものであり、第2ロック部86は、手動操作入力が行われるとロック側状態から解除側状態に切り替わるものである。
第1ロック部85は、引出体本体部80に位置固定で設けられたソレノイド本体91と、ソレノイド本体91から装置前側に突出しソレノイド本体91に対して装置前後方向にスライドするプランジャ92とを有するソレノイド93(規制解除部)と、引出体本体部80に位置固定で設けられた支持軸95と、この支持軸95に上端部が回動可能に支持された規制部材96と、規制部材96の下部をプランジャ92に回動可能に連結する連結軸97とを有している。
ソレノイド93は、電気的に駆動されていない状態では、プランジャ92が、ソレノイド本体91内の図示略の内部スプリングで付勢されてソレノイド本体91から突出している。プランジャ92が内部スプリングの付勢力でソレノイド本体91から最も突出する状態にあるとき、図6に示すように規制部材96の下部を最も装置前側に位置させる。この状態が、第1ロック部85のロック側状態となっている。
また、第1ロック部85は、ソレノイド93が電気的に駆動されると、プランジャ92を内部スプリングの付勢力に抗してソレノイド本体91内に引き込むことになり、これにより、規制部材96が支持軸95を中心に回動して下部を装置後側に位置させる。図7に示すようにプランジャ92をソレノイド本体91内に最も引き込んだ状態が、第1ロック部85の解除側状態となっている。これにより、第1ロック部85は、電気的に駆動されてロック側状態から解除側状態に切り替わる。第1ロック部85の規制部材96の装置後側の後部には、図6に示すようにロック側状態にあるとき、後述するように第2ロック部86のロック側状態から解除側状態への切り替えを規制する規制片部98が、支持軸95と連結軸97との間の連結軸97の近傍に形成されている。
図8に示すように、第2ロック部86は、引出体本体部80内において装置前後方向に移動可能に設けられた係合部材101を有している。この係合部材101には、装置前後方向に長い長穴102が装置前側の前部に形成されている。第2ロック部86は、規制部材96の支持軸95と連結軸97との間に固定されて長穴102に挿入される支持軸103と、引出体本体部80に位置固定で設けられた支持軸104と、支持軸104に回動可能に支持されたクランク形状の支持部材105と、支持部材105の下端部に係合部材101の中間部を回動可能に連結させる連結軸106とを有している。
係合部材101は、長穴102に挿入された支持軸103と、支持部材105の連結軸106とによって、引出体本体部80内で装置前後方向に移動可能となるように支持されている。この係合部材101は、装置前側の前部に、三角形状をなして上方に突出する突出部110を有しており、この突出部110には前下がりの傾斜上面111が形成されている。この係合部材101は、装置前側の前端部の係合部112が、回収庫18の後面に設けられた凹部114に係合して引出体本体部80に回収庫18をロックする。第2ロック部86は、図6に示すように係合部材101を装置前側に付勢して係合部112の凹部114への係合状態を維持する係合スプリング115を有している。
第2ロック部86は、図7および図8に示すように上下方向に移動可能に引出体本体部80に設けられた係合解除部材121を有している。係合解除部材121は、その上端部に押圧操作が入力される操作ボタン部122が形成されており、その下部に上下方向に長い長穴123が形成されている。この長穴123に、支持軸95とその下方の支持軸103とが挿入されており、係合解除部材121は、これら支持軸95,103で長穴123が案内されて上下に移動する。係合解除部材121は、装置右方に突出する三角形状の突出部125を有しており、この突出部125には前下がりの傾斜下面126が形成されている。
係合解除部材121には、図6に示すように第1ロック部85がロック側状態にあるとき、その規制部材96の規制片部98と水平方向の位置を重ね合わせる規制当接部128が装置後側の下端部に形成されている。ロック側状態にある第1ロック部85の規制片部98は、規制当接部128の鉛直下方にあり、よって、係合解除部材121は、操作ボタン部122が下方に押圧されると、規制当接部128がロック側状態にある第1ロック部85の規制片部98に当接する。これにより、係合解除部材121の下方への移動が規制される。係合解除部材121が、その規制当接部128を規制片部98よりも上側に位置させる状態が第2ロック部86のロック側状態となっている。
ソレノイド93が電気的に駆動されて第1ロック部85が解除側状態にあると、図7に示すように規制部材96の規制片部98が装置後側に移動することになる。これにより、規制片部98は、第2ロック部86の係合解除部材121の規制当接部128の鉛直下方から水平方向においてずれる。この状態で、操作ボタン部122が下方に押圧されると、規制当接部128は規制片部98に当接することがなく、よって、図8に示すように係合解除部材121が下降する。つまり、第1ロック部85のソレノイド93は、電気的に駆動されて規制部材96による係合解除部材121の移動規制を解除する。
第1ロック部85が解除側状態にある状態で、操作ボタン部122が下方に押圧されて係合解除部材121が下方に移動すると、その突出部125の傾斜下面126が係合部材101の突出部110の傾斜上面111に当接してこれを下方に押圧する。すると、傾斜下面126および傾斜上面111の傾斜によって、係合部材101が回収庫18に対し装置後側に移動し、その係合部112が回収庫18の凹部114から抜け出す。これにより、ロック機構84は、回収庫18の引出体本体部80に対するロックを解除する。
つまり、ロック機構84は、第1ロック部85が電気的に駆動されて解除側状態にあり、操作ボタン部122が下方に押圧されて第2ロック部86がロック側状態から解除側状態に切り替わると、装置本体81に対する回収庫18のロックを解除する。ロック機構84は、第1ロック部85がロック側状態にあるとき、第2ロック部86のロック側状態から解除側状態への切り替えを規制する一方、第1ロック部85が解除側状態にあるとき、第2ロック部86のロック側状態から解除側状態への切り替えを許容する。
以上により、第2ロック部86は、回収庫18に係合して回収庫18を装置本体81の引出体本体部80にロックする移動可能な係合部材101と、手動操作入力である押圧操作がなされると移動し係合部材101を移動させて係合部材101の回収庫18への係合を解除し回収庫18の引出体本体部80に対するロックを解除する係合解除部材121と、を有している。第1ロック部85は、係合解除部材121の移動を規制する規制部材96と、電気的に駆動されて規制部材96による係合解除部材121の移動規制を解除するソレノイド93と、を有している。
なお、引出体本体部80には、回収庫18のロック機構84によるロックが解除されると、引出体本体部80に対し回収庫18を装置右方に押し出す図示略の押出スプリングが設けられている。取り外した回収庫18をこの押出スプリングに付勢力に抗して引出体本体部80に押し込むと、回収庫18が図示略の傾斜面で係合部112に当接して係合部材101を係合スプリング115の付勢力に抗して装置後側に移動させることになり、回収庫18の凹部114の位置が係合部材101の係合部112に合うと、係合部材101が係合スプリング115の付勢力で移動して係合部112を凹部114に入り込ませる。これにより、ロック機構84は、引出体本体部80に対し回収庫18を取り外し不可にロックする。ロック機構84には、このように、回収庫18が引出体本体部80にロックされる装填位置まで押し込まれると、これを検知する図示略の回収庫装填検知センサが設けられている。
ロック機構84は、図9に示すように、キー131と、キー131が係合されると装置本体81の引出体本体部80に対する回収庫18のロックを解除可能となる強制ロック解除部132とを有している。強制ロック解除部132は、図10に示すようにキー131が係合されると回転可能となり、回転操作されると下部の押圧片部133を図9から図10に示すように回転させるキーシリンダ134と、押圧片部133で押圧される上記した支持部材105とを有している。押圧片部133は支持部材105の上端の押圧当接部135の装置後側に位置しており、キー131が係合されて回転操作されると支持部材105の押圧当接部135に当接してこれを装置前側に移動させる。すると、支持部材105は、支持軸104を中心に回動して下部の連結軸106を装置後側に移動させることになり、この連結軸106に連結された係合部材101を装置後側に移動させて、その係合部112を回収庫18の凹部114から抜け出させる。これにより、ロック機構84は、回収庫18の引出体本体部80に対するロックを解除する。つまり、強制ロック解除部132は、キー131が係合されて回転操作されると係合部材101を移動させて係合部材101の回収庫18への係合を解除する。
以上に述べた構成の本実施形態の紙幣入出金装置11の各処理別の作動を説明する。
「入金処理」
入金処理時は、POSレジ50の制御部66からの指令に基づいて、紙幣入出金装置11が入金処理を行うための入金動作モードとなり、入金部15に紙幣Bが挿入可能である旨を示すため表示ランプ43を点灯または点滅させる。この状態で、紙幣Bが、長辺を上端および下端とする姿勢で、上端開口部15aから入金部15に挿入されることになる。紙幣Bが複数枚ある場合には厚さ方向および集積方向を装置前後方向にして集積させた状態で、上端開口部15aから入金部15に挿入される。そして、上端開口部15aから入金部15に紙幣Bが挿入されたことを紙幣検知センサ15Sが検出すると、制御部66は、入金部15から紙幣Bを一枚ずつ分離して側方の図2に示す主搬送路28に送り出す。制御部66は、各紙幣Bの入金部15から主搬送路28への送り出し完了を紙幣検知センサS1の検出結果から判断する。
主搬送路28に送り出された紙幣Bは、搬送ローラ対R1〜R10の正転駆動によって主搬送路28上を入金部15から還流庫20〜22に向かって搬送され、その途中、分岐搬送路29を越えた位置(還流庫20〜22よりも手前)で識別部40により入金の可不可および金種が識別されることになる。識別部40で入金可能と識別された紙幣Bは、制御部66が還流庫20〜22用の振分部32G〜34Gのうち該当する金種用のものを駆動して、金種の還流庫20〜22のうちの該当する金種のものに収納させる。
具体的には、紙幣Bが入金可能な千円券紙幣であった場合、制御部66は、この紙幣Bが重送検知センサS3で検出されるタイミングに基づいて振分部32Gを駆動して、この紙幣Bを搬送ローラ対R6の駆動で分岐搬送路32に送り込み、ローラ32Ra,32Rbの駆動で還流庫20に収納する。制御部66は、この還流庫20への各紙幣Bの収納の完了を紙幣検知センサ32Sの検出結果から判断する。
また、紙幣Bが入金可能な五千円券紙幣であった場合、制御部66は、この紙幣Bが重送検知センサS4で検出されるタイミングに基づいて振分部33Gを駆動して、この紙幣Bを搬送ローラ対R7の駆動で分岐搬送路33に送り込み、ローラ33Ra,33Rbの駆動で還流庫21に収納する。制御部66は、この還流庫21への各紙幣Bの収納の完了を紙幣検知センサ33Sの検出結果から判断する。
また、紙幣Bが入金可能な万円券紙幣であった場合、制御部66は、この紙幣Bが重送検知センサS5で検出されるタイミングに基づいて振分部34Gを駆動して、この紙幣Bを搬送ローラ対R8の駆動で分岐搬送路34に送り込み、ローラ34Ra,34Rbの駆動で還流庫22に収納する。制御部66は、この還流庫22への各紙幣Bの収納の完了を紙幣検知センサ34Sの検出結果から判断する。
他方、識別部40で入金不可と識別された紙幣Bは、搬送ローラ対R1〜R10の逆転駆動によって主搬送路28上を上記とは逆方向に搬送される。制御部66は、識別部40の検出に基づくタイミングで振分部29Gを駆動してこの紙幣Bを搬送ローラ対R2の駆動で分岐搬送路29に送り込んでローラ対29Rの駆動で出金部16に搬送する。制御部66は、この出金部16への各紙幣Bの送り込みの完了を紙幣検知センサ29Sの検出結果から判断する。
入金部15の紙幣Bがすべて、還流庫20〜22および出金部16のいずれかに搬送されると、制御部66は、出金部16に紙幣Bがある場合には、出金部16により紙幣Bを上端開口部16aから機外に取り出し可能に突出させる。
「出金処理」
出金処理時には、POSレジ50の制御部66からの指令に基づいて、紙幣入出金装置11が出金処理を行うための出金動作モードとなり、搬送ローラ対R1〜R10の逆転駆動によって、還流庫20〜22のいずれか一つから紙幣Bを分岐搬送路32〜34の対応するものおよび主搬送路28を介して出金部16に向けて搬送することになる。還流庫20から紙幣Bを繰り出す場合、紙幣Bを、蹴出ローラ20Rがローラ32Ra,32Rbに向け蹴り出し、ローラ32Rbで一枚に分離しながらローラ32Raが分岐搬送路32に繰り出す。還流庫21から紙幣Bを繰り出す場合、紙幣Bを、蹴出ローラ21Rがローラ33Ra,33Rbに向け蹴り出し、ローラ33Rbで一枚に分離しながらローラ33Raが分岐搬送路33に繰り出す。還流庫22から紙幣Bを繰り出す場合、蹴出ローラ22Rが紙幣Bをローラ34Ra,34Rbに向け蹴り出し、ローラ34Rbで一枚に分離しながらローラ34Raが分岐搬送路34に繰り出す。
そして、紙幣Bは、主搬送路28での搬送中に、重送検知センサS3〜S5のうちの通過するもので重送の有無が検知されることになる。制御部66は、重送でない紙幣Bを、識別部40の検出に基づくタイミングで振分部29Gを駆動することにより分岐搬送路29を介して出金部16に送り込む。制御部66は、この出金部16への各紙幣Bの送り込みの完了を紙幣検知センサ29Sの検出結果から判断する。
他方、制御部66は、重送の紙幣Bを、搬送ローラ対R1〜R10の正転駆動によって、主搬送路28で出金リジェクト庫23の方向に搬送し出金リジェクト庫23に収納させる。制御部66は、この出金リジェクト庫23への各紙幣Bの収納の完了を紙幣検知センサS2の検出結果から判断する。
還流庫20〜22から出金部16への紙幣Bの搬送を適宜繰り返すことで、出金する全金種の全枚数の紙幣Bが出金部16に送り込まれると、制御部66は、出金部16により紙幣Bを上端開口部16aから突出させて機外に取り出し可能な状態とする。そして、出金部16から紙幣Bが取り出し可能である旨を示すため表示ランプ44を点灯または点滅させる。
「回収処理」
回収処理時には、POSレジ50の入力操作部60へ回収処理を行うことを選択する操作入力がなされる。すると、POSレジ50の制御部66からの指令に基づいて、紙幣入出金装置11が回収処理を行うための回収処理モードとなる。回収処理モードで、制御部66は、還流庫20〜22のいずれか一つの回収対象庫から紙幣Bを出金処理と同様にして主搬送路28に繰り出し、主搬送路28を介して回収庫18側に向けて搬送する。主搬送路28の搬送中に重送検知センサS3〜S5のうち紙幣Bが通過するものが紙幣Bの重送を検知することになり、制御部66は、重送でない紙幣Bを、搬送ローラ対R4および振分部30Gで分岐搬送路30に送り込み、ローラ対30Rで回収庫18に収納する。制御部66は、この回収庫18への各紙幣Bの収納の完了を紙幣検知センサ30Sの検出結果から判断する。
他方、制御部66は、重送の紙幣Bを、搬送ローラ対R1〜R10の正転駆動によって、主搬送路28で出金リジェクト庫23に向けて搬送し出金リジェクト庫23に収納する。制御部66は、この出金リジェクト庫23への各紙幣Bの収納の完了を紙幣検知センサS2の検出結果から判断する。
還流庫20〜22のうちの一つの回収対象庫のすべての紙幣Bが、回収庫18または出金リジェクト庫23に送り込まれると、この回収対象庫についての回収処理を終了する。これにより、回収対象庫の金種の紙幣が、紙幣検知センサ30Sで計数された枚数だけ回収庫18に送り込まれる。
回収対象庫についての回収処理を終了すると、POSレジ50の制御部66は、筐体75に対する引出体76のキー72によるロック解除を促す表示をPOSレジ50の入力表示部61および紙幣入出金装置11の表示部41に表示させる。
これにより、操作者は、図1に示すキー72により筐体75に対する引出体76のロックを解除し、取っ手77を把持して引出体76を筐体75から装置前方に引き出す。図4に示すように回収庫18が引出体本体部80から取り外し可能な位置まで引出体76が筐体75から引き出されると、図示略の引出検知センサがこれを検知する。すると、POSレジ50の制御部66は、それまで図6に示すロック側状態にあった第1ロック部85のソレノイド93を電気的に駆動して、第1ロック部85を図7に示す解除側状態に切り替える。
ここで、図6に示すようにソレノイド93が電気的に駆動されていないロック側状態では、プランジャ92がソレノイド本体91から最も突出しており、これにより、規制部材96の規制片部98がロック側状態にある第2ロック部86の解除側状態への切り替えを規制している。つまり、規制部材96の規制片部98が、第2ロック部86の係合解除部材121の規制当接部128に当接して係合解除部材121の下方への移動を規制する。これにより、回収庫18が引出体本体部80から取り外し可能な位置まで引出体76が筐体75から引き出される前に、係合解除部材121が押圧操作されてロック機構84がロック解除状態になることを規制する。
第1ロック部85のソレノイド93は、電気的に駆動されると、図7に示すようにプランジャ92をソレノイド本体91内に最も引き込むことになり、これにより、規制部材96を支持軸95を中心に回動させて規制片部98を係合解除部材121の規制当接部128の鉛直下方から装置後側に移動させる。これにより、係合解除部材121の下方移動つまり第2ロック部86のロック側状態から解除側状態への切り替えが許容される状態になる。なお、この状態でも、回収庫18は、係合部材101によって引出体本体部80にロックされた装填状態に維持されている。
制御部66は、このように第1ロック部85のソレノイド93を駆動して第1ロック部85を解除側状態にすると、紙幣入出金装置11の図1に示す表示部41に、回収庫18の取り外し操作である操作ボタン部122の押圧操作が可能である旨のテキスト表示を表示させるとともに、入金部15の側部の表示ランプ43と出金部16の側部の表示ランプ44とを点滅させて、操作者に報知を行う。言い換えれば、表示部41および表示ランプ43,44は、第1ロック部85が解除側状態にあるとき、第2ロック部86のロック側状態から解除側状態への切り替えが可能な旨を通知する。
この状態で、操作者が、図7から図8に示すように、第2ロック部86の係合解除部材121の操作ボタン部122を下方に押圧すると、係合解除部材121が下方に移動し、係合解除部材121の突出部125の傾斜下面126が、係合部材101の突出部110の傾斜上面111に当接してこれを下方に押圧する。すると、傾斜下面126および傾斜上面111の傾斜によって、係合部材101が回収庫18に対し装置後側に移動し、その係合部112が回収庫18の凹部114から抜け出す。これにより、ロック機構84は、回収庫18の引出体本体部80に対するロックを解除する。すると、回収庫18は図示略の押出スプリングの付勢力で図5に示すように引出体本体部80から所定量右方に一部が突出する。これにより、図8に示す回収庫18の凹部114も係合部材101の係合部112から装置右方にずれることになり、回収庫18の凹部114の側方に形成された上述の図示略の傾斜面も係合部112から装置右方にずれることになる。ここで、図示略の押出スプリングは、回収庫18を、これが引出体本体部80に装填状態にないことを目視で認識できる程度に部分的に飛び出させるものであり、回収庫18の全体を引出体本体部80から飛び出させるものではない。
回収庫18は、図示略の押出スプリングの付勢力で引出体本体部80から突出すると、この位置では、装置前方に移動する係合部材101の係合部112に対して逃げる形状をなしており、よって、この状態で、操作者が係合解除部材121の操作ボタン部122の押圧操作をやめると、係合部材101が係合スプリング115の付勢力で装置前側に移動する。その際に、係合部材101の突出部110の傾斜上面111が係合解除部材121の突出部125の傾斜下面126に当接してこれを上方に押圧して係合解除部材121を上昇させる。
また、上記のように回収庫18が図示略の押出スプリングの付勢力で引出体本体部80から突出すると、図示略の回収庫装填検知センサがこれを検知することになる。すると、制御部66は、第1ロック部85のソレノイド93への電気的な駆動を停止させるとともに、表示部41および表示ランプ43,44による報知を終了する。これにより、ソレノイド93は、ソレノイド本体91内に設けられた図示略の内部スプリングの付勢力でプランジャ92をソレノイド本体91から突出させることになり、規制部材96を支持軸95を中心に回動させる。このとき、操作者が係合解除部材121の操作ボタン部122の押圧操作をやめていなければ(図8参照)、ソレノイド本体91の内部スプリングの付勢力で規制部材96が規制片部98を係合解除部材121の規制当接部128に装置後側から当接させて停止することになる。
この状態から操作者が係合解除部材121の操作ボタン部122の押圧操作をやめて、上記のように係合解除部材121を係合スプリング115の付勢力で上昇させるか、あるいは、既に操作ボタン部122の押圧操作をやめて係合解除部材121を上昇させていると、ソレノイド本体91の内部スプリングの付勢力で規制部材96が支持軸95を中心に回動して規制片部98を係合解除部材121の規制当接部128の鉛直下方に配置する(図7から図6への移動を参照)。これにより、第1ロック部85がロック側状態となり、係合解除部材121の下方移動つまり第2ロック部86のロック側状態から解除側状態への切り替えを規制する状態になる。
操作者は、引出体本体部80から一部が突出した回収庫18を、その上部の図5に示す取っ手137を持ってさらに引き出して引出体本体部80から取り外し、回収庫18内の紙幣を取り出す。
回収庫18を引出体本体部80に装填する際に、操作者は、回収庫18を引出体本体部80の装填位置に装置右方から左方に図示略の押出スプリングの付勢力に抗して押し込む。すると、回収庫18が上述した図示略の傾斜面を係合部材101の係合部112に当接させて、係合部材101を係合スプリング115の付勢力に抗して装置後側に移動させることになり、一旦係合部材101を装置後側に逃がす。その際に、係合解除部材121は、規制部材96の規制片部98で下降が規制されているため、下降することはない(図6参照)。そして、回収庫18の凹部114の位置が係合部材101の係合部112に合うと、係合部材101が係合スプリング115の付勢力で移動して係合部112を凹部114に入り込ませ、図6に示すように引出体本体部80に対し回収庫18を取り外し不可にロックする。これにより、回収庫18が係合部材101でロックされた装填状態になる。
ここで、停電や装置故障等で、制御部66がソレノイド93を電気的に駆動できない状態にある場合、操作者は、図9に示すキー131を、図10に示すようにキーシリンダ134に挿入して開側に回転操作する。すると、キーシリンダ134の押圧片部133が、支持部材105の押圧当接部135に当接してこれを装置前側に移動させる。これにより、支持部材105は、支持軸104を中心に回動して下部の連結軸106を装置後側に移動させることになる。つまり、支持部材105は、この連結軸106を介して連結された係合部材101を係合スプリング115の付勢力に抗して装置後側に移動させて、その係合部112を回収庫18の凹部114から抜け出させる。これにより、ロック機構84は、回収庫18の引出体本体部80に対するロックを解除する。すると、上記と同様に、回収庫18は図示略の押出スプリングの付勢力で引出体本体部80から所定量右方に一部が突出することになる。
キー131を、キーシリンダ134に挿入して閉側に回転操作すると、キーシリンダ134の押圧片部133が、支持部材105の押圧当接部135から離れる方向に移動する。すると、係合スプリング115の付勢力で係合部材101が、支持部材105を支持軸104を中心に回動させながら装置前側に移動する。その後、回収庫18を引出体本体部80に装填する際は、上記と同様の作動となる。
「装填処理」
すべての還流庫20〜22から紙幣Bを回収する全回収があった場合や還流庫20〜22の紙幣Bが不足した場合に、釣銭準備金を装填する装填処理が行われるが、この装填処理は、上記した入金処理とほぼ同様に行われる。装填処理時には、図示略の操作部へ装填処理を行うことを選択する操作入力がなされることになり、これにより紙幣入出金装置11が装填処理を行うための装填動作モードとなる。
以上に述べた本実施形態の紙幣入出金装置11によれば、装置本体81に対し回収庫18をロックおよびロック解除するロック機構84は、その第1ロック部85が電気的に駆動されてロック側状態から解除側状態に切り替わる。このように第1ロック部85が解除側状態にあるときに、第2ロック部86が、手動操作入力が行われてロック側状態から解除側状態に切り替わると、ロック機構84は、装置本体81に対する回収庫18のロックを解除することになる。よって、操作者が取り外しの意志を持って第2ロック部86を手動操作することで回収庫18の装置本体81に対するロックを解除することができる。その際に、例えば、操作者は、回収庫18の取っ手137を右手で持ちながら第2ロック部86の操作ボタン部122を左手で押し下げるといった操作が可能となり、押出スプリングによる押し出し後、そのまま取っ手137を持って回収庫18を装置本体81から取り外すことができる。ここで、ロック機構84は、第2ロック部86が手動操作されても、第1ロック部85が電気的に駆動されて解除側状態に切り替わっていなければ、装置本体81に対する回収庫18のロックを解除することはない。よって、第2ロック部86が不用意に手動操作されて装置本体81に対する回収庫18のロックが解除されてしまうことを抑制できる。
また、第1ロック部85は、ロック側状態にあるとき、第2ロック部86のロック側状態から解除側状態への切り替えを規制する一方、解除側状態にあるとき、第2ロック部86のロック側状態から解除側状態への切り替えを許容するため、ロック機構84の構造を簡素化することができる。
また、第2ロック部86は、係合部材101が回収庫18に係合して回収庫18を装置本体81にロックすることになり、係合解除部材121は、手動操作入力である押圧操作がなされると移動し係合部材101を移動させて係合部材101の回収庫18への係合を解除し回収庫18の装置本体81に対するロックを解除する。このような第2ロック部86に対して、第1ロック部85は、規制部材96が係合解除部材121の移動を規制することで、係合部材101の移動を規制して係合部材101の回収庫18への係合解除を規制する一方で、電気的に駆動されて規制部材96による係合解除部材121の移動規制を解除することで、係合部材101の移動を許容して係合部材101の回収庫18への係合解除を許容する。したがって、ロック機構84の構造を簡素化することができる。
ロック機構84の強制ロック解除部132は、キー131が係合されると装置本体81に対する回収庫18のロックを解除可能となるため、第1ロック部85および第2ロック部86の状態にかかわらず、キー131で装置本体81に対する回収庫18のロックを解除することができる。ここで、キー131とキー72とは共通形状にしても良く、別形状にしても良い。
ロック機構84の強制ロック解除部132は、キー131が係合されると回転可能となり、回転操作されると係合部材101を移動させて係合部材101の回収庫18への係合を解除して、装置本体81に対する回収庫18のロックを解除することができる。したがって、第1ロック部85および第2ロック部86の状態にかかわらず、キー131で装置本体81に対する回収庫18のロックを解除することができる。しかも、強制ロック解除部132が係合部材101を移動させることから、ロック機構84の構造を簡素化することができる。
第1ロック部85が解除側状態にあるとき、表示部41および表示ランプ43,44が、第2ロック部86のロック側状態から解除側状態への切り替えが可能な旨を通知するため、第2ロック部86のロック側状態から解除側状態への切り替えが必要なことを操作者に認識させることができる。よって、不慣れな操作者でも装置本体81に対する回収庫18のロックを解除することができる。
以上においては、貨幣処理装置の実施形態として、紙幣Bの入出金を行う紙幣入出金装置11を例にとり説明したが、紙幣および硬貨の少なくともいずれか一方の貨幣について、入金および出金の少なくともいずれか一方を行う貨幣処理装置であって、装置本体に対し着脱可能な貨幣収納庫を有するものであれば、本発明を適用可能である。
11 紙幣入出金装置(貨幣処理装置)
18 回収庫(貨幣収納庫)
41 表示部(通知部)
43 表示ランプ(通知部)
44 表示ランプ(通知部)
81 装置本体
84 ロック機構
85 第1ロック部
86 第2ロック部
93 ソレノイド(規制解除部)
96 規制部材
101 係合部材
121 係合解除部材
131 キー
132 強制ロック解除部
B 紙幣

Claims (6)

  1. 貨幣の入金および出金の少なくともいずれか一方を行う貨幣処理装置であって、
    装置本体と、
    前記装置本体に対し着脱可能な貨幣収納庫と、
    前記装置本体に対し前記貨幣収納庫をロックおよびロック解除するロック機構と、を備え、
    前記ロック機構は、
    電気的に駆動されてロック側状態から解除側状態に切り替わる第1ロック部と、
    手動操作入力が行われるとロック側状態から解除側状態に切り替わる第2ロック部と、を有し、
    前記第1ロック部が解除側状態にあり、前記第2ロック部がロック側状態から解除側状態に切り替わると、前記装置本体に対する前記貨幣収納庫のロックを解除することを特徴とする貨幣処理装置。
  2. 前記第1ロック部は、ロック側状態にあるとき、前記第2ロック部のロック側状態から解除側状態への切り替えを規制する一方、解除側状態にあるとき、前記第2ロック部のロック側状態から解除側状態への切り替えを許容することを特徴とする請求項1記載の貨幣処理装置。
  3. 前記第2ロック部は、前記貨幣収納庫に係合して該貨幣収納庫を前記装置本体にロックする移動可能な係合部材と、前記手動操作入力である押圧操作がなされると移動し前記係合部材を移動させて該係合部材の前記貨幣収納庫への係合を解除し該貨幣収納庫の前記装置本体に対するロックを解除する係合解除部材と、を有し、
    前記第1ロック部は、前記係合解除部材の移動を規制する規制部材と、電気的に駆動されて前記規制部材による前記係合解除部材の移動規制を解除する規制解除部と、を有することを特徴とする請求項2記載の貨幣処理装置。
  4. 前記ロック機構は、
    キーと、
    前記キーが係合されると前記装置本体に対する前記貨幣収納庫のロックを解除可能となる強制ロック解除部と、を有することを特徴とする請求項1または2記載の貨幣処理装置。
  5. 前記ロック機構は、
    キーと、
    前記キーが係合されると回転可能となり、回転操作されると前記係合部材を移動させて該係合部材の前記貨幣収納庫への係合を解除する強制ロック解除部と、
    を有することを特徴とする請求項3記載の貨幣処理装置。
  6. 前記第1ロック部が解除側状態にあるとき、前記第2ロック部のロック側状態から解除側状態への切り替えが可能な旨を通知する通知部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の貨幣処理装置。
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