JP2017010239A - トレーサビリティ管理装置、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明によれば、任意の粒度で製品の追跡を行うトレーサビリティ管理装置であって、前記トレーサビリティ管理装置は、追跡のための管理データを取得する管理データ取得部と、追跡対象の製品に関するデータであって前記製品毎に付与された前記製品の製造時刻に関する情報を含む追跡対象データを取得する追跡対象データ取得部と、追跡対象の製品の梱包に関わる梱包容器を特定する梱包容器特定部と、追跡対象の製品の搬送に関わる搬送具を特定する搬送具特定部と、を備えるトレーサビリティ管理装置が提供される。
【選択図】図2
Description
好ましくは、前記管理データ取得部は、前記製造ロットの開始時刻、終了時刻又は所要時間のうち少なくとも2つを表すデータを取得し、前記梱包容器特定部は、前記追跡対象データに含まれる前記製品の製造時刻、前記管理データに含まれる前記製品が前記梱包容器に梱包された製品数及び前記受信した少なくとも2つを表すデータに基づいて、前記製品の製造時刻が前記複数の区間のいずれに属するかを求め、前記区間に対応する前記梱包容器識別番号を特定する。
好ましくは、前記特定された前記搬送具に搭載された前記梱包容器に関する情報を取得し、回収対象とすべき範囲を判定する判定部を有する。
好ましくは、前記判定部により回収対象と判定された範囲を出力する出力部を有する。
好ましくは、前記梱包容器識別番号は、前記梱包容器に梱包される前記製品が製造された前記製造ロット内において固有の番号である。
好ましくは、前記梱包容器識別番号と前記搬送具識別番号が対応付いていない場合において、前記梱包容器識別番号を表すデータ又は前記製造ロット、前記製造ロットにて製造された製品を識別するための情報を表すデータが含まれる第1コード画像と、前記搬送具識別番号を表すデータが含まれる第2コード画像と、を前記搬送具に貼り付け、前記貼り付けられた前記第1コード画像及び前記第2コード画像を読み取ることで、前記梱包容器識別番号と前記搬送具識別番号を対応付ける読取コード対応付部と、を有する。
好ましくは、製品を製造する単位である製造ロットに要する時間を複数の区間に分割し、前記区間内で製造された複数の製品毎に梱包された梱包容器毎に付与される梱包容器識別番号と、前記複数の梱包容器が搭載された搬送具毎に付与される搬送具識別番号と、が対応付いたデータを受信する受信部と、前記受信部により受信されたデータに基づいて、トレース対象となる前記搬送具識別番号に対応する前記梱包容器識別番号を特定する梱包容器特定部と、前記特定された前記梱包容器識別番号が前記複数の区間のいずれに属するかを求め、前記区間において製造された前記製品を特定する製品特定部と、を有するトレーサビリティ管理装置が提供される。
好ましくは、コンピュータを、任意の粒度で製品の追跡を行うトレーサビリティ管理装置であって、追跡のための管理データを取得する管理データ取得部、追跡対象の製品に関するデータであって前記製品毎に付与された前記製品の製造時刻に関する情報を含む追跡対象データを取得する追跡対象データ取得部、追跡対象の製品の梱包に関わる梱包容器を特定する梱包容器特定部、追跡対象の製品の搬送に関わる搬送具を特定する搬送具特定部、を備え、追跡のための前記粒度は、製造ロット、搬送具及び梱包容器のうちの少なくとも1種以上であり、前記管理データは、前記製造ロットにおいて前記梱包容器に梱包された製品数、前記梱包容器毎に付与される梱包容器識別情報及び前記搬送具毎に付与される情報であって搬送の際の状況に基づいて前記梱包容器識別情報に対応付けられた搬送具識別情報を含み、前記梱包容器識別情報は、追跡対象の製品を含む複数の製品を製造する単位である製造ロットに要する時間を複数の区間に分割した場合に、それぞれの区間内で製造された複数の製品を梱包する前記梱包容器毎に付与されており、前記梱包容器特定部は、前記追跡対象データおよび前記管理データを参照して、追跡対象の前記製品の製造時刻及び前記梱包容器に梱包された製品数に基づいて、追跡対象の前記製品が梱包された前記梱包容器に付与された前記梱包容器識別情報を特定し、前記搬送具特定部は、前記梱包容器識別情報及び前記管理データを参照して、搬送の際の状況に基づいた対応関係に基づいて、追跡対象の前記製品が梱包された前記梱包容器を搬送していた前記搬送具に付与された前記搬送具識別情報を特定すし、前記製造時刻に関する情報は、前記製品の製造時刻、前記製品が製造されたロットを識別するための情報及び前記梱包容器識別情報のうちの少なくとも1つを含むトレーサビリティ管理装置として機能させるためのプログラムが提供される。
第1実施形態のトレーサビリティ管理装置1は、ある製造ロットにおいて製造された製品である醤油ボトル(以下、ボトル5)が順に詰められた梱包容器(以下、ダンボール7)に対して付与されたIDと、複数の梱包容器が搭載された搬送具(以下、パレット11)に付与されたIDと、を対応付けることで、製造ロット内における特定の時間帯に製造された製品を特定するものである。
トレーサビリティ管理装置1は、CPU等から構成されて各部を制御するとともに種々のプログラムやエンジンを実行する制御部10と、メモリ、ハードディスク、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)等の記憶媒体から構成され、種々のデータを記憶する記憶部20と、トレーサビリティ管理装置1を操作するためのタッチパネルやキーボード、音声入力部等で構成される操作部30と、文字、画像、動画等の情報を表示するディスプレー等の表示部40と、インターネットやイントラネット等のネットワークに接続され、外部の情報端末と通信する通信部50とを備える。制御部10は、記憶部20、操作部30、表示部40及び通信部50とそれぞれ通信し、これらを制御する。
ロットID管理・生成部101は、ロット毎に自身を識別するIDを表すデータ(以下、ロットID)、製造開始時刻、製造終了時刻、製造所要時間、製造されるボトル5の数、製造されるボトル5がダンボール7に詰められる数、ダンボール7の1つ当たりに詰められるボトル5を製造するのに要する時間及びボトル5の製品コードを対応付けたデータを生成し、ロットIDを管理する。
ロットデータ記憶部201は、ロットID管理・生成部101が生成したデータを記憶する。QRID記憶部203は、QRID管理・生成部103が生成したデータを記憶する。パレットID記憶部205は、パレットID管理・生成部105が生成したデータを記憶する。QR・パレット記憶部207は、QR・パレット対応付部107が生成したデータを記憶する。製造時刻記憶部209は、図1のS11における製品の製造時刻を記憶する。
ダイレクトマーキング装置2は、ボトル5が詰められ、コンベアを流れているダンボール7に対して、コンベアの流れを止めることなくQRIDを付加する装置である。内部に図示しない制御部及び通信部を含み、ネットワーク4を介して接続されるトレーサビリティ管理装置1のQRID管理・生成部103が生成したデータを受信してQRコード9を生成し、ダンボール7に付加する。このとき、QRIDは詰められるボトル5が製造されたロット内でユニークな番号であるので、あるロット内ではダンボール7が異なればQRIDも異なる。
パレットラベル出力装置3は、QRコード9が付加されたダンボール7が搭載されるパレット11に対して、パレットIDを付加する装置である。通信部31、パレットラベル出力部33及び図示しない制御部を含み、ネットワーク4を介して接続されるトレーサビリティ管理装置1のパレットID管理・生成部105が生成したデータを受信してバーコード13を生成し、パレット11に付加する。このとき、パレットラベル出力部33がバーコード13を含むラベルを出力する。なお、かかるラベルはパレット11に人手で貼り付けてもよいし、機械により自動で貼り付けてもよい。
図3はロットID管理・生成部101が生成し、ロットデータ記憶部201に記憶されるデータを表す図であり、(a)はロットとダンボール7にボトル5を詰める時間の関係を、(b)はロットデータ記憶部201に記憶されるデータを表す図である。
図4はQRコード9及びパレットIDとの対応付けを説明する図であり、(a)はQRコード9の内容を、(b)はパレットIDとQRIDの対応付けを表す図である。
図5は、図1のS11において製造されたボトル5を表す図である。ボトル5にはそれぞれ製造された時刻が記載されたラベルが貼られ、レーザー刻印によりボトル5本体にも刻まれる。これは、消費者がラベルを剥がした状態のボトル5が不良品として送られてきた場合でも、確実にボトル5の製造時刻を特定するためである。なお、ラベルについては図示しないが、製造時刻以外にも商品名や賞味期限等、種々の情報が含まれる。本実施形態では、製造時刻を1秒単位(小数点未満は切り捨て)でラベルに印字しており、かかる製造時刻を表すデータを図1のS11にて製造時刻記憶部209に記憶する。なお、製造時刻の記録の仕方は上記方法に限られず、5秒単位、10秒単位等適宜調整される。また、製造時刻に関する情報として、時刻そのものでなく、ロットの区分を表す情報やQRIDを表す情報であってもよい。
図6は、図1のS13においてボトル5が詰められたダンボール7にQRコード9が付加されるときの図である。ダンボール7はベルトコンベア15上で移送され、脇に設けられたダイレクトマーキング装置2により順次QRコード9が付加される。このとき、ダイレクトマーキング装置2はネットワーク4を介して接続されるトレーサビリティ管理装置1からデータを受信し、ダンボール7毎に異なるQRIDを含んだQRコード9を生成する。
図7は、図1のS15においてパレット11に複数のダンボール7が搭載された様子を表す図である。そして、図1のS17においてパレット11にパレットIDを表すバーコード13が付加される。パレット11への搭載時において、現場の作業者がコードリーダー等で光学的にパレット11のバーコード13及びそのパレット11に搭載された複数のダンボール7に付加されたQRコード9を読み取り、読み取られたデータをトレーサビリティ管理装置1に送信することで、QR・パレット対応付部107が図4(b)のようなデータを生成する。又は、パレット11毎に定められた、パレット11に搭載するダンボール7の箱数を利用し、QR・パレット対応付部107が自動的に生成するとしてもよい。例えば、本実施形態では先に製造されたダンボール7から先に搬送する、いわゆる「先入れ先出し」を採用しているため、パレットID「001」のパレット11には50箱、パレットID「002」のパレット11には45箱、パレットID「003」のパレット11には45箱、と予めトレーサビリティ管理装置1に入力しておくと、箱数に基いてQRIDを順次パレットIDに対応付けることができる。
図8は、図1のS19においてボトル5の流通を概念的に表す図である。パレットID「001」及び「002」のパレット11は卸業者Xへ搬送され、そこからスーパーa,b及びコンビニc,dへ流れていく。パレットID「003」〜「005」のパレット11は卸業者Yへ搬送され、そこからそば屋e及びラーメン屋fに流れていく。このとき、上述のように、作業者により搬送したパレット11毎に届出先名称等を履歴データとして記憶し、トレーサビリティ管理装置1に送信しておく。なお、卸業者を介さずに直接大手スーパー等に搬送してもよい。
図9はボトル5とパレット11の対応を特定するフローを表す図であり、(a)はボトル5を起点にパレット11を特定するフロー、(b)はパレット11を起点にボトル5を特定するフローを表す図である。例えば、消費者から品質に問題があるとしてボトル5が郵送されてきたとする(S21)。そして、ボトル5に記録された製造時刻を元にしてロットを特定し、原因を究明する。これは、図3(b)のロットデータを参照することで可能である。そして、品質に問題が生じた原因がロット全体に影響する場合(S23:NO)は、従来のようにロット全体の回収を進める(S29b)。品質に問題が生じた原因がロット内の特定の1又は複数の時間帯(区間)にのみ及ぶ場合(S23:YES)、不良品のボトル5に記録された製造時刻から、かかるボトル5が詰められたダンボール7に付加されたQRIDを第1梱包容器特定部111が特定する(S25)。本実施形態では、不良品として郵送されてきたボトル5が製造された区間に製造されたボトル5にのみ品質に問題が生じた場合(かかる時間帯に水漏れが発生していた等)、かかるボトル5が出荷されたパレット11に搭載されたボトル5に広く品質に問題が生じた場合(パレット11にネズミが入り込んでいた等)又はかかるボトル5を載せた搬送車により搬送されたボトル5に広く品質に問題が生じた場合(搬送車によるトラブルでボトル5が高温環境に長時間放置された等)を想定している。
次に、不良品の回収範囲を判定する処理について、図10を用いて説明する。図10(a)は回収範囲を判定するフローであり、(b)はパレット11に搭載されたダンボール7の内訳を示す図である。かかる処理は、図2の判定部121により実行される。具体的には、図9のS29aにおける回収範囲を判定する処理であり、特定の区間(時間帯)に製造されたボトル5にのみ品質に問題が生じた場合、つまり、あるダンボール7(以下、対象ダンボール)に詰められたボトル5にのみ品質に問題が生じた場合について説明する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態のようなトレーサビリティ管理装置1を含むシステムを有する工場Aに、第1実施形態のようなトレーサビリティ管理装置1を含むシステムを有さない、具体的にはダンボール7に付加するQRIDは生成できるが、QRIDとパレットIDの対応付け機能を有さない工場Bで製造されたボトル5を集め、これらをまとめて搬送する場合おける例である。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態は、異なる種類の製品であるボトル5a(例えば醤油)が詰められたダンボール7aと、ボトル5b(例えばポン酢)が詰められたダンボール7bが1つのパレット11に搭載された例である。
Claims (8)
- 任意の粒度で製品の追跡を行うトレーサビリティ管理装置であって、
前記トレーサビリティ管理装置は、
追跡のための管理データを取得する管理データ取得部と、
追跡対象の製品に関するデータであって前記製品毎に付与された前記製品の製造時刻に関する情報を含む追跡対象データを取得する追跡対象データ取得部と、
追跡対象の製品の梱包に関わる梱包容器を特定する梱包容器特定部と、
追跡対象の製品の搬送に関わる搬送具を特定する搬送具特定部と、
を備え、
追跡のための前記粒度は、製造ロット、搬送具及び梱包容器のうちの少なくとも1種以上であり、
前記管理データは、前記製造ロットにおいて前記梱包容器に梱包された製品数、前記梱包容器毎に付与される梱包容器識別情報及び前記搬送具毎に付与される情報であって搬送の際の状況に基づいて前記梱包容器識別情報に対応付けられた搬送具識別情報を含み、
前記梱包容器識別情報は、追跡対象の製品を含む複数の製品を製造する単位である製造ロットに要する時間を複数の区間に分割した場合に、それぞれの区間内で製造された複数の製品を梱包する前記梱包容器毎に付与されており、
前記梱包容器特定部は、前記追跡対象データおよび前記管理データを参照し、追跡対象の前記製品の製造時刻及び前記梱包容器に梱包された製品数に基づいて、追跡対象の前記製品が梱包された前記梱包容器に付与された前記梱包容器識別情報を特定し、
前記搬送具特定部は、前記梱包容器特定部により特定された前記梱包容器識別情報及び前記管理データを参照し、追跡対象の前記製品が梱包された前記梱包容器を搬送していた前記搬送具に付与された前記搬送具識別情報を特定し、
前記製造時刻に関する情報は、前記製品の製造時刻、前記製品が製造されたロットを識別するための情報及び前記梱包容器識別情報のうちの少なくとも1つを含む、
トレーサビリティ管理装置。 - 前記管理データ取得部は、
前記製造ロットの開始時刻、終了時刻又は所要時間のうち少なくとも2つを表すデータを取得し、
前記梱包容器特定部は、
前記追跡対象データに含まれる前記製品の製造時刻、前記管理データに含まれる前記製品が前記梱包容器に梱包された製品数及び前記受信した少なくとも2つを表すデータに基づいて、前記製品の製造時刻が前記複数の区間のいずれに属するかを求め、前記区間に対応する前記梱包容器識別番号を特定する、
請求項1に記載のトレーサビリティ管理装置。 - 前記特定された前記搬送具に搭載された前記梱包容器に関する情報を取得し、回収対象とすべき範囲を判定する判定部
を有する請求項1又は請求項2に記載のトレーサビリティ管理装置。 - 前記判定部により回収対象と判定された範囲を出力する出力部
を有する請求項3に記載のトレーサビリティ管理装置。 - 前記梱包容器識別番号は、
前記梱包容器に梱包される前記製品が製造された前記製造ロット内において固有の番号である、
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のトレーサビリティ管理装置。 - 前記梱包容器識別番号と前記搬送具識別番号が対応付いていない場合において、前記梱包容器識別番号を表すデータ又は前記製造ロット、前記製造ロットにて製造された製品を識別するための情報を表すデータが含まれる第1コード画像と、前記搬送具識別番号を表すデータが含まれる第2コード画像と、を前記搬送具に貼り付け、前記貼り付けられた前記第1コード画像及び前記第2コード画像を読み取ることで、前記梱包容器識別番号と前記搬送具識別番号を対応付ける読取コード対応付部と、
を有する請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のトレーサビリティ管理装置。 - 製品を製造する単位である製造ロットに要する時間を複数の区間に分割し、前記区間内で製造された複数の製品毎に梱包された梱包容器毎に付与される梱包容器識別番号と、前記複数の梱包容器が搭載された搬送具毎に付与される搬送具識別番号と、が対応付いたデータを受信する受信部と、
前記受信部により受信されたデータに基づいて、トレース対象となる前記搬送具識別番号に対応する前記梱包容器識別番号を特定する梱包容器特定部と、
前記特定された前記梱包容器識別番号が前記複数の区間のいずれに属するかを求め、前記区間において製造された前記製品を特定する製品特定部と、
を有するトレーサビリティ管理装置。 - コンピュータを、
任意の粒度で製品の追跡を行うトレーサビリティ管理装置であって、
追跡のための管理データを取得する管理データ取得部、
追跡対象の製品に関するデータであって前記製品毎に付与された前記製品の製造時刻に関する情報を含む追跡対象データを取得する追跡対象データ取得部、
追跡対象の製品の梱包に関わる梱包容器を特定する梱包容器特定部、
追跡対象の製品の搬送に関わる搬送具を特定する搬送具特定部、
を備え、
追跡のための前記粒度は、製造ロット、搬送具及び梱包容器のうちの少なくとも1種以上であり、
前記管理データは、前記製造ロットにおいて前記梱包容器に梱包された製品数、前記梱包容器毎に付与される梱包容器識別情報及び前記搬送具毎に付与される情報であって搬送の際の状況に基づいて前記梱包容器識別情報に対応付けられた搬送具識別情報を含み、
前記梱包容器識別情報は、追跡対象の製品を含む複数の製品を製造する単位である製造ロットに要する時間を複数の区間に分割した場合に、それぞれの区間内で製造された複数の製品を梱包する前記梱包容器毎に付与されており、
前記梱包容器特定部は、前記追跡対象データおよび前記管理データを参照して、追跡対象の前記製品の製造時刻及び前記梱包容器に梱包された製品数に基づいて、追跡対象の前記製品が梱包された前記梱包容器に付与された前記梱包容器識別情報を特定し、
前記搬送具特定部は、前記梱包容器識別情報及び前記管理データを参照して、搬送の際の状況に基づいた対応関係に基づいて、追跡対象の前記製品が梱包された前記梱包容器を搬送していた前記搬送具に付与された前記搬送具識別情報を特定すし、
前記製造時刻に関する情報は、前記製品の製造時刻、前記製品が製造されたロットを識別するための情報及び前記梱包容器識別情報のうちの少なくとも1つを含む
トレーサビリティ管理装置として機能させるためのプログラム。
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