JP2017010085A - 画像形成装置、情報処理システム及び画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、情報処理システム及び画像形成プログラム Download PDF

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JP2017010085A JP2015121473A JP2015121473A JP2017010085A JP 2017010085 A JP2017010085 A JP 2017010085A JP 2015121473 A JP2015121473 A JP 2015121473A JP 2015121473 A JP2015121473 A JP 2015121473A JP 2017010085 A JP2017010085 A JP 2017010085A
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Abstract

【課題】認証されたことを示す度に、利用者を識別する識別情報の入力が必要になることを防止することを可能にする。【解決手段】利用者を識別する識別情報の入力を受入れる操作部と、前記操作部が受入れた識別情報が有効であるか否かを判定する判定部と、識別情報が有効であると前記判定部が判定した場合に、有効期限を示す期限情報と、認証されたことを示す認証情報とを埋め込んだ認証画像を記録媒体に印刷する画像形成部と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置、情報処理システム及び画像形成プログラムに関する。
従来、媒体に記憶された情報を読取ってユーザの認証を行う装置が、媒体に記憶された情報を読取れない場合に、代用の認証方法を提供する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、スマートカードに記憶された情報を用いてスマートカードのユーザの認証処理を実行する認証手段と、スマートカードとの通信エラーの発生頻度を算出する算出手段が算出した発生頻度が所定の頻度よりも高くなった場合に、スマートカードのユーザのログインを許可するための情報であるログイン用情報を生成して出力する制御手段と、認証処理が成功した場合、またはログイン用情報が入力された場合に、スマートカードのユーザのログインを許可する実行手段を備えた情報処理装置が開示されている。
しかしながら、認証処理の実行の代わりにログイン用情報を入力してログインの許可を得る場合、ユーザは、ログインする度に毎回ログイン用情報を入力する必要があり、手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、認証されたことを示す度に、利用者を識別する識別情報の入力が必要になることを防止することを可能にする画像形成装置、情報処理システム及び画像形成プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、利用者を識別する識別情報の入力を受入れる操作部と、前記操作部が受入れた識別情報が有効であるか否かを判定する判定部と、識別情報が有効であると前記判定部が判定した場合に、有効期限を示す期限情報と、認証されたことを示す認証情報とを埋め込んだ認証画像を記録媒体に印刷する画像形成部と、を有する。
本発明によれば、認証されたことを示す度に、利用者を識別する識別情報の入力が必要になることを防止することを可能にすることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる情報処理システムの構成例を示す図である。 図2は、画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 図3は、画像形成装置のソフトウェア構成例の概要を示す図である。 図4は、画像形成装置が有する機能、及びサーバが有する機能を例示するブロック図である。 図5は、情報処理システムが認証画像を作成する場合の動作を示すシーケンス図である。 図6は、情報処理システムが認証を行う場合の動作例を示すシーケンス図である。 図7は、認証画像が有効であるか否かを認証確認部が判定する処理例を示すフローチャートである。 図8は、情報処理システムが認証を行う場合に操作パネルが表示する画面例を示す画面遷移図である。
以下に添付図面を参照して、情報処理システムの実施形態を詳細に説明する。図1は、実施形態にかかる情報処理システム1の構成例を示す図である。情報処理システム1は、認証システムサーバ(サーバ)12と、1台以上の携帯端末13と、画像形成装置3とを有する。サーバ12、携帯端末13及び画像形成装置3は、TCP/IPやWSDなどのネットワーク110を介して互いに通信を行うことができるようにされている。
サーバ12は、CPU及びメモリなどの記憶部を含み、コンピュータとしての機能を備えて、ユーザ(利用者)の認証等に関する処理を行う。携帯端末13は、例えば携帯電話、スマートフォン又はタブレットPCなどであり、CPU及びメモリなどの記憶部を含み、コンピュータとしての機能を備える。また、携帯端末13は、ユーザが認証されたことを示す情報が埋め込まれたQRコード(登録商標)やバーコードなどの画像(認証画像)を受信して表示することを可能にされている。
画像形成装置3は、例えばMFP(Multifunction Peripheral)であり、操作パネル57及び画像読取装置(画像読取部)30が接続されている。操作パネル57は、画像形成装置3に対するユーザからの入力を受入れると共に、画像形成装置3に関する情報等を表示する入出力装置である。画像読取装置30は、上述した認証画像などの画像を読取るカメラ、リーダ又はスキャナとしての機能を備え、読取った画像を画像形成装置3に対して出力する。なお、操作パネル57及び画像読取装置30は、画像形成装置3に一体化され、画像形成装置3が有する機能の一部とされてもよい。また、画像形成装置3は、サーバ12が有する機能を内部に備えていてもよい。
次に、画像形成装置3のハードウェア構成についてさらに詳述する。図2は、画像形成装置3のハードウェア構成例を示す図である。図2に示すように、画像形成装置3は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体40と、ユーザの操作を受入れる操作部50とを備える。なお、ユーザの操作を受け入れるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。
本体40と操作部50は、専用の通信路300を介して相互に通信可能に接続されている。通信路300は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
なお、本体40は、操作部50で受入れた(受け付けた)操作に応じた動作を行うことができる。また、本体40は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体40のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本体40は、CPU41と、ROM42と、RAM43と、HDD(ハードディスクドライブ)44と、通信I/F(インターフェース)45と、接続I/F46と、エンジン部47とを備え、これらがシステムバス48を介して相互に接続されている。
CPU41は、本体40の動作を統括的に制御する。CPU41は、RAM43をワークエリア(作業領域)としてROM42又はHDD44等に格納されたプログラムを実行することにより、本体40全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能(印刷機能)などの各種機能を実現する。
通信I/F45は、ネットワーク110と接続するためのインターフェースであり、送信部及び受信部としての機能を有する。接続I/F46は、通信路300を介して操作部50と通信するためのインターフェースである。
エンジン部47は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、及びプリンタ機能を実現させるための汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行う。また、エンジン部47は、例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ、用紙などの記録媒体に画像を形成する(印刷する)プロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部なども備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部50のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、操作部50は、CPU51と、ROM52と、RAM53と、フラッシュメモリ54と、通信I/F55と、接続I/F56と、操作パネル57と、外部接続I/F58とを備え、これらがシステムバス59を介して相互に接続されている。操作パネル57は、上述したように画像形成装置3に接続されていてもよい。
CPU51は、操作部50の動作を統括的に制御する。CPU51は、RAM53をワークエリア(作業領域)としてROM55またはフラッシュメモリ54等に格納されたプログラムを実行することにより、操作部50全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの後述する各種機能を実現する。
通信I/F55は、ネットワーク110と接続するためのインターフェースであり、送信部及び受信部としての機能を有する。接続I/F56は、通信路300を介して本体40と通信するためのインターフェースである。
操作パネル57は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、画像形成装置3の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。ここでは、操作パネル57は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
外部接続I/F58は、上述した画像読取装置30と接続するためのインターフェースである。画像読取装置30は、認証画像を読み取るためのハードウェアである。ここで、認証画像とは、認証されたことを示す認証情報などが埋め込まれた画像であるとする。以下、認証画像は、少なくとも認証情報が埋め込まれていることから、認証情報として記すこともある。また、画像読取装置30は、カメラのような撮影した情報から読み取るものや、QRコード・バーコードリーダーのような特定の認証画像の読み取りに特化したものである。上述したように、画像読取装置30は、画像形成装置3に一体化されていてもよい。
次に、画像形成装置3のソフトウェア構成例の概要について説明する。図3は、画像形成装置3のソフトウェア構成例の概要を示す図である。図3に示すように、本体40は、アプリ層401と、サービス層402と、OS層403とを有する。アプリ層401、サービス層402、及びOS層403の実体は、ROM42やHDD44等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU41が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層401のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。また、アプリ層401のソフトウェアには、操作パネル57を介して入力されたIDとパスワードを用いて認証画像を作成し、認証画像を印刷する機能を提供するアプリも含まれる。
サービス層402のソフトウェアは、アプリ層401とOS層403との間に介在し、アプリに対し、本体40が備えるハードウェア資源を利用するためのインターフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層402が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求がある。
なお、サービス層402によるインターフェースの機能は、本体40のアプリ層401だけではなく、操作部50のアプリ層501に対しても提供される。すなわち、操作部50のアプリ層501(アプリ)も、サービス層402のインターフェース機能を介して、本体40のハードウェア資源(例えばエンジン部47)を利用した機能を実現することができる。
OS層403のソフトウェアは、本体40が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層402のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層403が解釈可能なコマンドに変換してOS層403に渡す。そして、OS層403のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部50は、アプリ層501と、サービス層502と、OS層503とを有する。操作部50が備えるアプリ層501、サービス層502及びOS層503も、階層構造については本体40側と同様である。ただし、アプリ層501のアプリにより提供される機能や、サービス層502が受け付け可能な動作要求の種類は、本体40側とは異なる。アプリ層501のアプリは、操作部50が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体40が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインターフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体40側のOS層403のソフトウェアと操作部50側のOS層503のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体40と操作部50は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体40側のOS層403のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部50側のOS層503のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、画像形成装置3において、本体40と操作部50は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体40と操作部50との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部50が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体40へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体40が操作部50へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部50が本体40へコマンド通信を行うことにより、本体40の機能を使用することができる。また、本体40から操作部50に通知するイベントには、本体40における動作の実行状況、本体40側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部50に対する電力供給は、本体40から通信路300を経由して行われているので、操作部50の電源制御を、本体40の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
このように、画像形成装置3の各部の機能は、CPU(41又は51)が、記憶装置(例えばROM42、HDD44、ROM52、フラッシュメモリ54等)に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らない。例えば、画像形成装置3の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、上述の実施形態では、本体40と操作部50は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作しているが、これに限らず、例えば本体40と操作部50が同じオペレーティングシステムで動作する形態であってもよい。
また、上述した画像形成装置3等で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等の不揮発性の記録媒体に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
次に、画像形成装置3が有する機能についてさらに詳述する。図4は、画像形成装置3が有する機能、及びサーバ12が有する機能を例示するブロック図である。なお、画像形成装置3及びサーバ12が有する機能は、図4に示された機能に限定されるものではない。
アプリ層501には、認証処理部60、及び一時認証情報作成部62が含まれる。認証処理部60は、画像読取装置30が読み取った認証画像を解析し、認証を行う機能を有する。認証処理部60が解析する認証画像は、例えばQRコードやバーコードなどの視認性のある画像である。一時認証情報作成部62は、操作パネル57を介して入力されたユーザを識別することができるユーザIDやパスワードを用いて、有効期限が設定された認証画像を作成し、エンジン部47に対して記録媒体に認証画像を印刷させる機能を有する。
サーバ(認証システムサーバ)12は、通信I/F70、認証情報作成部72、認証情報データ格納部74及び認証確認部76を有する。通信I/F70は、画像形成装置3との通信を行うインターフェースである。
認証情報作成部72は、画像形成装置3から送られてきたユーザを識別するユーザIDやパスワード情報を用いて登録済みのユーザ(認証されたユーザ)であるか否かを判定し、認証されたユーザに対する認証画像(QRコードやバーコードなど)を作成し、画像形成装置3に対して送信する機能を有する。
認証情報データ格納部74は、認証に関するユーザID、パスワード、メールアドレス、認証画像の有効期限、及び仮ID(代用となる認証画像)を発行したか否かを示す情報を対応づけて保持している。表1は、認証情報データ格納部74に保持されている認証情報データの具体的を示している。
Figure 2017010085
認証確認部76は、画像形成装置3から送られてきた認証画像を解析し、認証画像が有効であるか否かを判定する判定部としての機能を備え、判定結果を画像形成装置3に対して送信する。
なお、情報処理システム1が有する機能は、図4に示されたものに限定されない。例えば、サーバ12が有する認証情報作成部72、認証情報データ格納部74及び認証確認部76は、画像形成装置3のアプリ層501に含まれてもよい。つまり、画像形成装置3は、認証処理部60及び認証確認部76が一体にされて一つの認証処理部として機能するように構成されてもよい。また、サーバ12が有する機能のうちで認証情報作成部72のみがアプリ層501に含まれてもよい。また、画像形成装置3が有する一時認証情報作成部62は、ネットワーク110に接続されたPC(Personal Computer)などの端末上に保持され、PCから認証画像の印刷指示が出されてもよい。
次に、情報処理システム1の動作について説明する。図5は、図4に示した機能を有する情報処理システム1が認証画像を作成する場合の動作を示すシーケンス図である。図5に示すように、ユーザ(利用者)は、操作パネル57を介して利用者を識別するためのユーザIDとパスワードを入力する。操作パネル57は、入力されたユーザIDとパスワードを一時認証情報作成部62に対して出力する(S100)。ユーザIDは、例えば携帯電話番号や社員番号など、利用者を識別できる識別情報である。ここで、操作パネル57が表示する画面例が、図8(後述)に示されている。
一時認証情報作成部62は、操作パネル57を介して入力されたユーザIDとパスワードを通信I/F55を介してサーバ12へ送信する(S102、S104)。サーバ12は、通信I/F70が受信したユーザIDとパスワードを認証情報作成部72へ送信する(S106)。認証情報作成部72は、認証情報データ格納部74に保持されている認証情報データを照会し(S108)、ユーザIDとパスワードが一致すれば、QRコードやバーコードなどの認証画像(認証情報)を作成する(S110)。認証情報作成部72が作成する認証画像には、ユーザID、パスワード、有効期限を示す期限情報、および仮ID(代用の認証画像)であることを示す代用情報などが埋め込まれる。
また、認証情報作成部72は、認証画像を作成するときに、認証情報データにおける仮IDを利用中であるか否かを示す情報(認証画像が印刷済みであるか否かを示す印刷済情報:表1における仮ID利用中の領域)を更新する。また、サーバ12は、認証情報データに含まれるユーザ(識別情報によって識別された利用者)に対応づけられたメールアドレスに対して、仮IDを発行したことを示す情報(即ち印刷されたことを示す印刷済情報)をメールで送信するように構成されてもよい。また、サーバ12は、認証情報データを照会した結果として、ユーザIDとパスワードが不一致であった場合には、一時認証情報作成部62に対して不一致であったことを示す情報を送信し、利用者に対して操作パネル57を介してその旨を示すメッセージを表示させてもよい。
認証情報作成部72は、作成した認証画像を通信I/F70へ送信する(S112)。通信I/F70は、通信I/F55を介して認証情報を一時認証情報作成部62へ送信する(S114、S116)。
一時認証情報作成部62は、受け取った認証画像を接続I/F56及び接続I/F46を介して送信し(S118、S120)、本体40に認証画像を印刷させる(S122)。
図6は、図4に示した機能を有する情報処理システム1が認証を行う場合の動作例を示すシーケンス図である。画像読取装置30は、例えば記録媒体に印刷された認証画像を読取り、その結果を外部接続I/F58を介して認証処理部60へ送信する(S200、S202)。認証処理部60は、受け取った認証画像を解析し(S204)、認証画像に埋め込まれたユーザID、パスワード、有効期限、および代用情報を抽出し、その結果を通信I/F55を介してサーバ12へ送信する(S206、S208)。
サーバ12は、通信I/F70が認証画像の解析結果を認証確認部76へ送信する(S210)。認証確認部76は、受け取った認証画像の解析結果から、認証情報データ格納部74に保持されている認証情報データを照会し(S212)、認証画像が有効であるか否かを判定する(S214)。認証確認部76は、認証画像が有効であるか否かを判定する基準として、ユーザIDとパスワードが認証情報データと一致していること、有効期限が有効期限内であることなどを用いる。
また、仮IDが発行済の状態(認証画像を印刷済みの状態)で、本来のID(携帯端末13が表示する認証画像)が有効であると、認証可能な画像が複数存在することになる。よって、認証確認部76は、受け取った認証画像が仮ID(代用の認証画像)であるか否かを判定し、仮IDが発行済みの状態では仮IDのみが有効であるとし、本来のIDは無効であるとする(図7参照)。
そして、認証確認部76は、認証画像に対する判定結果を通信I/F70、通信I/F55を介して認証処理部60へ送信する(S216、S218、S220)。認証処理部60は、認証画像が有効である場合には、ユーザを認証し、ユーザに対するログイン処理を実行する(S222)。認証処理部60は、認証画像が無効である場合には、ログインエラー等の情報を操作パネル57に表示させてユーザに通知する。
図7は、認証画像が有効であるか否かを認証確認部76が判定する処理例を示すフローチャートである。認証確認部76は、認証画像に埋め込まれたユーザID・パスワードが認証情報データと一致しているか否かを判定する(S300)。認証確認部76は、一致していると判定した場合(S300:一致)には、S302の処理に進む。また、認証確認部76は、不一致であると判定した場合(S300:不一致)には、S310の処理に進む。認証確認部76は、S310の処理において、認証結果として認証画像が”無効”であると判定する。
認証確認部76は、認証画像が仮IDであるか否かを判定する(S302)。認証確認部76は、認証画像が仮IDであると判定した場合(S302:仮ID)には、S308の処理に進む。また、認証確認部76は、認証画像が仮IDでないと判定した場合(S302:本来のID)には、S304の処理に進む。
認証確認部76は、ユーザIDに対応づけられた「仮ID利用中」の情報を取得(S304)し、仮IDを利用中であるか否かを判定する(S306)。認証確認部76は、仮IDを利用中であると判定した場合(S306:利用中)には、S310の処理に進む。また、認証確認部76は、仮IDを利用中でないと判定した場合(S306:利用中ではない)には、S308の処理に進む。
認証確認部76は、S308の処理において、認証結果として認証画像が”有効”であると判定する。
また、情報処理システム1は、認証されたことを示す認証情報を埋め込んだ認証画像を携帯端末13に送信するサーバ12と、サーバ12が送信した認証画像を受信して表示する携帯端末13と、利用者を識別する識別情報の入力を受入れる操作パネル57と、操作パネル57が受入れた識別情報が有効であるか否かを判定する判定部(例えば認証確認部76)と、識別情報が有効であると判定部が判定した場合に、有効期限を示す期限情報と、認証情報とを埋め込んだ認証画像を記録媒体に印刷する画像形成部(例えばエンジン部47)と、認証画像を読取る画像読取装置30と、画像読取装置30が読取った認証画像に埋め込まれた情報に基づいて、認証を行う認証処理部(例えば認証処理部60)とを有するように構成されてもよい。
図8は、情報処理システム1が認証を行う場合に操作パネル57が表示する画面例を示す画面遷移図である。まず、ユーザは、操作パネル57において、認証画像(QRコード)を保持しているか否かを示す入力を行う(a)。ユーザは、QRコードを保持している場合、画面の指示に従ってQRコードをかざし認証許可を得る(b〜d)。
複数のQRコードを組み合わせて認証を行う場合は、操作パネル57は、その旨を示す画面メッセージを表示する(b、c)。QRコードが無効の場合(e)、又はQRコードを保持していない場合、ユーザは、ワンタイムQRコード(代用の認証画像)の発行処理(印刷)を行う(f〜i)。なお、ユーザIDには、登録されているID、又は電話番号を入力する(g)。また、QRコードは、事前に登録しているメールアドレスへ送信するか、その場で印刷するかを選択することも可能にされている(h、i)。
1 情報処理システム
3 画像形成装置
12 サーバ
13 携帯端末
30 画像読取装置
40 本体
47 エンジン部
50 操作部
57 操作パネル
60 認証処理部
62 一時認証情報作成部
70 通信I/F
72 認証情報作成部
74 認証情報データ格納部
76 認証確認部
特開2011−128888号公報

Claims (8)

  1. 利用者を識別する識別情報の入力を受入れる操作部と、
    前記操作部が受入れた識別情報が有効であるか否かを判定する判定部と、
    識別情報が有効であると前記判定部が判定した場合に、有効期限を示す期限情報と、認証されたことを示す認証情報とを埋め込んだ認証画像を記録媒体に印刷する画像形成部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成部が認証画像を記録媒体に印刷した場合、前記操作部が受入れた識別情報によって識別される利用者に対し、認証画像が記録媒体に印刷されたことを示す印刷済情報を送信する送信部をさらに有すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成部は、
    記録媒体に印刷する認証画像が代用の認証画像であることを示す代用情報をさらに埋め込んだ認証画像を記録媒体に印刷すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 認証画像を読取る画像読取部と、
    前記画像読取部が読取った認証画像に埋め込まれた情報に基づいて、認証を行う認証処理部と、
    をさらに有すること
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記認証処理部は、
    前記期限情報が示す有効期限内には、前記代用情報が埋め込まれた認証画像のみに対して認証を行うこと
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 認証されたことを示す認証情報を埋め込んだ認証画像を携帯端末に送信するサーバと、
    前記サーバが送信した認証画像を受信して表示する携帯端末と、
    利用者を識別する識別情報の入力を受入れる操作部と、
    前記操作部が受入れた識別情報が有効であるか否かを判定する判定部と、
    識別情報が有効であると前記判定部が判定した場合に、有効期限を示す期限情報と、前記認証情報とを埋め込んだ認証画像を記録媒体に印刷する画像形成部と、
    認証画像を読取る画像読取部と、
    前記画像読取部が読取った認証画像に埋め込まれた情報に基づいて、認証を行う認証処理部と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  7. 認証されたことを示す認証情報が埋め込まれた認証画像を携帯端末に送信するサーバと、
    前記サーバが送信した認証画像を受信して表示する携帯端末と、
    認証画像を読取る画像読取部と、
    前記画像読取部が読取った認証画像に埋め込まれた情報に基づいて、認証を行う認証処理部と、
    を有し、
    前記認証処理部は、
    有効期限を示す期限情報と、前記認証情報と、代用の認証画像であることを示す代用情報とが埋め込まれた認証画像が記録媒体に印刷された後、前記期限情報が示す有効期限内には、前記代用情報が埋め込まれた認証画像のみに対して認証を行う
    ことを特徴とする情報処理システム。
  8. 利用者を識別する識別情報の入力を受入れるステップと、
    受入れた識別情報が有効であるか否かを判定するステップと、
    識別情報が有効であると判定した場合に、有効期限を示す期限情報と、認証されたことを示す認証情報とを埋め込んだ認証画像を記録媒体に印刷させるステップと、
    をコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。
JP2015121473A 2015-06-16 2015-06-16 画像形成装置、情報処理システム及び画像形成プログラム Pending JP2017010085A (ja)

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