JP2017009027A - トルクベクタリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸線方向の寸法を小さくすることができるトルクベクタリング装置を提供する。【解決手段】 トルクベクタリング装置10は、第一サンギヤS1と、第一サンギヤS1と噛み合う複数の第一プラネタリギヤP1と、複数の第一プラネタリギヤP1を回転可能に軸支する第一キャリアC1と、複数の第一プラネタリギヤP1と噛み合う第一リングギヤR1と、第二サンギヤS2と、第二サンギヤS2と噛み合う複数の第二プラネタリギヤP2と、複数の第二プラネタリギヤP2を回転可能に軸支する第二キャリアC2と、複数の第二プラネタリギヤP2と噛み合い、第一リングギヤR1と連結された第二リングギヤR2と、第二プラネタリギヤP2と同軸に一体に形成された複数の第三プラネタリギヤP3と、第三プラネタリギヤP3と噛み合う第三リングギヤR3と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、トルクベクタリング装置に関する。
従来から、特許文献1に示されるように、モータトルクによって、左右の駆動輪に出力される駆動トルクを分配するトルクベクタリング装置が提案されている。このトルクベクタリング装置は、デファレンシャル機構としての役割を果たす第一遊星歯車機構と、トルク配分機構としての役割を果たす第二遊星歯車機構、第三遊星歯車機構、及びモータジェネレータとから構成されている。
WO2014/008896 A1号公報
特許文献1に示されるトルクベクタリング装置では、第一遊星歯車機構のサンギヤと第二遊星歯車機構のリングギヤとを連結する第一連結部材と、第一遊星歯車機構のキャリアと第三遊星歯車機構のリングギヤとを連結する第二連結部材とが、第一遊星歯車機構と第二遊星歯車機構との間に配置されている。このため、車両用駆動装置の軸線方向の寸法が大きくなっていた。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、軸線方向の寸法を小さくすることができるトルクベクタリング装置を提供する。
上記の課題を解決するため、請求項1に係るトルクベクタリング装置の発明は、第一遊星歯車機構、第二遊星歯車機構、第三遊星歯車機構、及びモータを有し、駆動源から出力されたトルクを、左右の駆動輪に可変に配分するトルクベクタリング装置であって、前記第一遊星歯車機構は、回転不能に設けられた第一サンギヤと、前記第一サンギヤと噛み合う複数の第一プラネタリギヤと、前記複数の第一プラネタリギヤを回転可能に軸支し、一方の前記駆動輪が回転連結された第一キャリアと、前記複数の第一プラネタリギヤと噛み合う第一リングギヤと、を備え、前記第二遊星歯車機構は、第二サンギヤと、前記第二サンギヤと噛み合う複数の第二プラネタリギヤと、前記複数の第二プラネタリギヤを回転可能に軸支し、他方の前記駆動輪が回転連結された第二キャリアと、前記複数の第二プラネタリギヤと噛み合い、前記第一リングギヤと連結された第二リングギヤと、を備え、前記第三遊星歯車機構は、前記複数の第二プラネタリギヤと同軸に、前記複数の第二プラネタリギヤと一体に形成され、前記第二キャリアに回転可能に軸支された複数の第三プラネタリギヤと、前記複数の第三プラネタリギヤと噛み合い、前記駆動源から出力されたトルクが入力される第三リングギヤと、を備え、前記モータは、前記第二サンギヤに回転連結されている。
このように構成されたトルクベクタリング装置によれば、各遊星歯車機構の間に、各遊星歯車機構の各要素同士を連結する連結部材が不要である。このため、トルクベクタリング装置の軸線方向の寸法を小さくすることができる。
本実施形態に係るトルクベクタリング装置が搭載された車両用駆動装置の説明図である。 トルクベクタリング装置の速度線図である。
(車両用駆動装置)
以下に図1を用いて、本実施形態のトルクベクタリング装置10が搭載された車両Vの車両用駆動装置100について説明する。車両用駆動装置100は、エンジン1、変速機2、出力ギヤ3、トルクベクタリング装置10を有している。車両Vは、駆動輪21L、21R、ドライブシャフト22L、21Rを有している。
エンジン1(駆動源)は、ガソリンや軽油等の炭化水素を燃料として、エンジントルクを出力する周知の内燃機関である。変速機2は、入力軸2a及び出力軸2bを有している。変速機2は、入力軸2aを介してエンジン1から入力されたエンジントルクを、入力軸2aの回転速度を出力軸2bの回転速度で除した変速比で減速又は増速するものである。出力軸2bには、出力ギヤ3が設けられている。変速機2には、マニュアルトランスミッション及びオートマチックトランスミッションの両方が含まれる。なお、オートマチックトランスミッションには、トルクコンバータ及び複数の遊星歯車機構を備えたトルクコンバータ式オートマチックトランスミッション、無段変速式オートマチックトランスミッション(CVT)、オートメイテッド・マニュアルトランスミッション(AMT)、デュアルクラッチ・トランスミッション(DCT)等が含まれる。
(トルクベクタリング装置)
トルクベクタリング装置10は、変速機2(出力ギヤ3)から出力されたエンジントルクを、左右の駆動輪21L、21Rに可変に配分するとともに、左右の駆動輪21L、21Rの回転速度差を吸収するものである。トルクベクタリング装置10は、第一遊星歯車機構11、第二遊星歯車機構12、第三遊星歯車機構13、モータジェネレータ14(モータ)、インバータ装置15、バッテリ16、及び制御部17を有している。第一遊星歯車機構11、第二遊星歯車機構12、及び第三遊星歯車機構13は、同軸に軸線方向に直列に設けられている。
第一遊星歯車機構11は、第一サンギヤS1、複数の第一プラネタリギヤP1、第一キャリアC1、及び第一リングギヤR1とから構成されている。第一サンギヤS1は、トルクベクタリング装置10のハウジング10aに固定されている。つまり、第一サンギヤS1は、回転不能に設けられている。複数の第一プラネタリギヤP1は、第一サンギヤS1の外周側に、第一サンギヤS1と噛み合って設けられている。
第一キャリアC1は、複数の第一プラネタリギヤP1を回転可能(自転可能)に軸支している。第一キャリアC1は、左ドライブシャフト22Lを介して、左駆動輪21Lと回転連結している。つまり、第一キャリアC1は、左駆動輪21Lと一体回転する。第一リングギヤR1は、リング状であり、第一リングギヤR1は、複数の第一プラネタリギヤP1の外周側に設けられている。第一リングギヤR1の内周側には、第一インナーギヤR11が形成されている。第一インナーギヤR11は、複数の第一プラネタリギヤP1と噛み合っている。
第二遊星歯車機構12は、第一遊星歯車機構11に隣接して設けられている。第二遊星歯車機構12は、第二サンギヤS2、複数の第二プラネタリギヤP2、第二キャリアC2、及び第二リングギヤR2とから構成されている。複数の第二プラネタリギヤP2は、第二サンギヤS2の外周側に、第二サンギヤS2と噛み合って設けられている。
第二キャリアC2は、複数の第二プラネタリギヤP2を回転可能(自転可能)に軸支している。第二キャリアC2は、右ドライブシャフト22Rを介して、右駆動輪21Rと回転連結している。つまり、第二キャリアC2は、右駆動輪21Rと一体回転する。第二リングギヤR2は、リング状であり、複数の第二プラネタリギヤP2の外周側に設けられている。第二リングギヤR2の内周側には、第二インナーギヤR21が形成されている。第二インナーギヤR21は、複数の第二プラネタリギヤP2と噛み合っている。第一リングギヤR1と第二リングギヤR2とは、第一連結部材10bによって連結されている。
なお、第一サンギヤS1の歯数ZS1と、第二サンギヤS2の歯数ZS2は、同数である。また、第一プラネタリギヤP1の歯数ZP1と、第二プラネタリギヤP2の歯数ZP2と、は同数である。更に、第一インナーギヤR11の歯数ZR11と、第二インナーギヤR21の歯数ZR21は、同数である。
第三遊星歯車機構13(第三歯車機構)は、第二遊星歯車機構12に隣接して設けられている。第三遊星歯車機構13は、複数の第三プラネタリギヤP3、第二キャリアC2、及び第三リングギヤR3とから構成されている。第二プラネタリギヤP2と第三プラネタリギヤP3は、同軸に一体に設けられている共通プラネタリギヤである。第二プラネタリギヤP2のギヤ径のほうが、第三プラネタリギヤP3のギヤ径よりも大きくなっている。第二プラネタリギヤP2の歯数ZP2は、第三プラネタリギヤP3の歯数ZP3よりも多くなっている。第二キャリアC2は、複数の第三プラネタリギヤP3を回転可能(自転可能)に軸支している。第三リングギヤR3は、リング状であり、複数の第三プラネタリギヤP3の外周側に設けられている。第三リングギヤR3は、その内周側に第三インナーギヤR31が形成され、その外周側に第三アウターギヤR32が形成されている。第三アウターギヤR32の歯数ZR32は、第三インナーギヤR31の歯数ZR31よりも多くなっている。第三インナーギヤR31は、複数の第三プラネタリギヤP3と噛み合っている。第三アウターギヤR32は、出力ギヤ3と噛み合っている。
モータジェネレータ14は、ロータ14aとステータ14bとから構成されている。ロータ14aは、回転可能に設けられている。ロータ14aは、第二サンギヤS2に回転連結し、第二サンギヤS2と一体回転する。ステータ14bは、ロータ14aの外周側に回転不能に設けられている。バッテリ16は、電力を蓄電する二次電池であり、インバータ装置15を介して、モータジェネレータ14のステータ14bに電力を供給する。インバータ装置15は、制御部17からの指令に基づいて、バッテリ16から供給された電力の電圧を昇圧してモータジェネレータ14のステータ14bに供給し、モータジェネレータ14を駆動する。また、インバータ装置15は、制御部17からの指令に基づいて、モータジェネレータ14において発電された電流を降圧して、バッテリ16に充電する。
(速度線図の説明)
次に、図2を用いて、トルクベクタリング装置10の速度線図について説明する。図2において、縦軸は、それぞれの要素の回転速度である。図2に示す0よりも上方の領域は正回転であり、0よりも下側の領域は負回転である。第一サンギヤS1は、ハウジング10aに連結されているので、回転しない。モータジェネレータ14と回転連結された第二サンギヤS2は、正回転又は負回転可能である。図2において各記号は、以下のとおりである。
s1:第一サンギヤの歯数
s2:第二サンギヤの歯数
R11:第一インナーギヤR11の歯数
R21:第二インナーギヤR21の歯数
R31:第三インナーギヤR31の歯数
p2:第二プラネタリギヤP2の歯数
p3:第三プラネタリギヤP3の歯数
Tm:第二サンギヤS2に入力されるモータトルク
Te:第三リングギヤR3に入力されるエンジントルク
Tlv:左駆動輪21Lに入力される左駆動トルク
Trv:右駆動輪21Rに入力される右駆動トルク
車両Vが直進している状態では、第二サンギヤS2の回転速度は0であり、モータジェネレータ14には、外部からのトルクが入力されず、駆動も発電もしていない。車両Vが旋回している場合、直進している場合にかかわらず、左右の駆動輪21L、21Rに駆動トルク差をつける場合には、第二サンギヤS2が正回転又は逆回転する方向に、モータジェネレータ14はモータトルクTmを出力する。すると、第二キャリアC2と回転連結している右駆動輪21Rに入力される右駆動トルクTrvと、第一キャリアC1と回転連結している左駆動輪21Lに入力される右駆動トルクTlvが変化する。車両Vが旋回している場合において、図2に示すように、リングギヤR1、R2を挟んで右側の各要素と回転速度との関係を表した第一直線L1の傾きが変化し、第一直線L1の傾きが変化すると、第一直線L1とリングギヤR1、R2で接続している第二直線L2(図2においてリングギヤR1、R2を挟んで左側の各要素と回転速度との関係を表した直線)の傾きが変化する。
(本実施形態の効果)
以上の説明から明らかなように、トルクベクタリング装置10は、第一遊星歯車機構11、第二遊星歯車機構12、第三遊星歯車機構13、及びモータジェネレータ14を有し、エンジン1(駆動源)から出力されたエンジントルクを、左右の駆動輪21L、21Rに可変に配分する。そして、第一遊星歯車機構11は、回転不能に設けられた第一サンギヤS1と、第一サンギヤS1と噛み合う複数の第一プラネタリギヤP1と、複数の第一プラネタリギヤP1を回転可能に軸支し、一方の駆動輪21Lが回転連結された第一キャリアC1と、複数の第一プラネタリギヤP1と噛み合う第一リングギヤR1と、を備える。そして、第二遊星歯車機構12は、第二サンギヤS2と、第二サンギヤS2と噛み合う複数の第二プラネタリギヤP2と、複数の第二プラネタリギヤP2を回転可能に軸支し、他方の駆動輪21Rが回転連結された第二キャリアC2と、複数の第二プラネタリギヤP2と噛み合い、第一リングギヤR1と連結された第二リングギヤR2と、を備える。そして、第三遊星歯車機構13は、複数の第二プラネタリギヤP2と同軸に、複数の第二プラネタリギヤP2と一体に形成され、第二キャリアC2に回転可能に軸支された複数の第三プラネタリギヤP3と、複数の第三プラネタリギヤP3と噛み合い、エンジン1(駆動源)から出力されたエンジントルクが入力される第三リングギヤR3と、備える。そして、モータジェネレータ14は、第二サンギヤS2に回転連結されている。
このように構成されたトルクベクタリング装置によれば、各遊星歯車機構11〜13の間に、各遊星歯車機構11〜13の各要素同士を連結する連結部材が不要である。このため、トルクベクタリング装置10の軸線方向の寸法を小さくすることができ、トルクベクタリング装置10の車両Vへの搭載性が良好となる。
本実施形態のトルクベクタリング装置10によって、左右の駆動輪21L、21Rに入力される駆動トルク差ΔT1は、下式(1)で表される。
ΔT1=2(1+Z/Z)Tm…(1)
ΔT1:左右の駆動輪21L、21Rに入力される駆動トルク差
:第一インナーギヤR11及び第二インナーギヤR21の歯数
:第一サンギヤS1及び第二サンギヤS2の歯数
Tm:第二サンギヤS2に入力されるモータトルク
一方で、WO2014/008896 A1号公報に開示されているトルクベクタリング装置によって、左右の駆動輪に入力される駆動トルク差ΔT2は、下式(2)で表される。
ΔT2=2(Z/Z)Tm…(2)
ΔT2:左右の駆動輪に入力される駆動トルク差
:リングギヤの歯数
:サンギヤの歯数
Tm:モータトルク
なお、WO2014/008896 A1号公報に開示されているトルクベクタリング装置では、遊星歯車機構の外周側に、各遊星歯車機構の各要素同士を連結する連結部材が2つ設けられているので、リングギヤの大型化が阻害される。
このように、本実施形態のトルクベクタリング装置10の駆動トルク差ΔT1ほうが、WO2014/008896 A1号公報に開示されているトルクベクタリング装置の駆動トルク差ΔT2よりも大きい。このため、本実施形態のトルクベクタリング装置10、より大きな駆動トルク差ΔT1を発生させることができ、或いは、モータジェネレータ14を小型化することができる。
複数の第二プラネタリギヤP2のギヤ径は複数の第三プラネタリギヤP3のギヤ径よりも大きい。これによる効果を以下に説明する。もし仮に、第二プラネタリギヤP2のギヤ径と第三プラネタリギヤP3のギヤ径が同一である場合には、図2に示す速度線図において、エンジントルクTeが、第一リングギヤR1及び第二リングギヤR2に入力されている状態と同視できる。すると、車両Vが直進する場合に、モータジェネレータ14によって、第二サンギヤS2が回転しないように制御する必要が生じ、モータジェネレータ14の制御が複雑となるだけでなく、モータジェネレータ14で余分なエネルギーが消費される。一方で、本実施形態のトルクベクタリング装置10では、複数の第二プラネタリギヤP2のギヤ径は複数の第三プラネタリギヤP3のギヤ径よりも大きいので、車両Vが直進する場合に、モータジェネレータ14に外部からトルクが入力されず、モータジェネレータ14を制御する必要が無い。
(別の実施形態)
上記した実施形態では、リングギヤ31に駆動トルクを出力する駆動源は、エンジン1である。しかし、リングギヤ31に駆動トルクを出力する駆動源が、モータジェネレータである実施形態であっても差し支え無い。また、当該モータジェネレータやモータジェネレータ14の代わりに、発電機能の無いモータを用いても差し支え無い。
上記した実施形態では、第一キャリアC1に左ドライブシャフト22Lを介して一方の駆動輪である左駆動輪21Lが回転連結し、第二キャリアC2に右ドライブシャフト22Rを介して他方の駆動輪である右駆動輪21Rが回転連結している。しかし、第一キャリアC1に右ドライブシャフト22Rを介して一方の駆動輪である右駆動輪21Rが回転連結し、第二キャリアC2に左ドライブシャフト22Lを介して他方の駆動輪である左駆動輪21Lが回転連結している実施形態であっても差し支え無い。
10…トルクベクタリング装置、11…第一遊星歯車機構、12…第二遊星歯車機構、13…第三遊星歯車機構、S1…第一サンギヤ、P1…第一プラネタリギヤ、C1…第一キャリア、R1…第一リングギヤ、S2…第一サンギヤ、P2…第二プラネタリギヤ、C2…第二キャリア、R2…第二リングギヤ、P3…第三プラネタリギヤ、R3…第三リングギヤ、14…モータジェネレータ(モータ)

Claims (2)

  1. 第一遊星歯車機構、第二遊星歯車機構、第三遊星歯車機構、及びモータを有し、駆動源から出力されたトルクを、左右の駆動輪に可変に配分するトルクベクタリング装置であって、
    前記第一遊星歯車機構は、
    回転不能に設けられた第一サンギヤと、
    前記第一サンギヤと噛み合う複数の第一プラネタリギヤと、
    前記複数の第一プラネタリギヤを回転可能に軸支し、一方の前記駆動輪が回転連結された第一キャリアと、
    前記複数の第一プラネタリギヤと噛み合う第一リングギヤと、を備え、
    前記第二遊星歯車機構は、
    第二サンギヤと、
    前記第二サンギヤと噛み合う複数の第二プラネタリギヤと、
    前記複数の第二プラネタリギヤを回転可能に軸支し、他方の前記駆動輪が回転連結された第二キャリアと、
    前記複数の第二プラネタリギヤと噛み合い、前記第一リングギヤと連結された第二リングギヤと、を備え、
    前記第三遊星歯車機構は、
    前記複数の第二プラネタリギヤと同軸に、前記複数の第二プラネタリギヤと一体に形成され、前記第二キャリアに回転可能に軸支された複数の第三プラネタリギヤと、
    前記複数の第三プラネタリギヤと噛み合い、前記駆動源から出力されたトルクが入力される第三リングギヤと、を備え、
    前記モータは、前記第二サンギヤに回転連結されているトルクベクタリング装置。
  2. 前記複数の第二プラネタリギヤのギヤ径は前記複数の第三プラネタリギヤのギヤ径よりも大きい請求項1に記載のトルクベクタリング装置。
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