JP2017008995A - 高圧ホース - Google Patents
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Abstract
【課題】高圧ホースに加わるねじりを吸収して高圧ホースの耐久性を向上すること。【解決手段】高圧ホース10Aは、内面ゴム層12と、第1〜第4の補強層14A〜14Dと、第1及び第2の層間ゴム層16A、16Bと、第1の滑り層22と、外面ゴム層18とを備えている。第1の滑り層22は第2の補強層14Bと第3の補強層14Cとの間に設けられている。第1の滑り層22は筒状を呈し、滑り性、耐摩耗性に優れ、可撓性を有する樹脂材あるいは金属材で形成されている。第1の滑り層22の内周面は、第2の補強層14Bの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1406と周方向に変位可能に接触されている。第1の滑り層22の外周面は、第3の補強層14Cの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1410と周方向に変位可能に接触されている。【選択図】図1
Description
本発明は、高圧ホースに関し、特に、ホース自体がねじり吸収機能を備えた高圧ホースに関する。
建設機械、工作機械や工場設備など使用される高圧ホースにおいては、耐圧性や耐久性の観点から、内面ゴム層と外面ゴム層との間に複数の補強層が設けられている。そして、各補強層は、繊維または金属の線材を各補強層ごとに巻き方向を変えて螺旋状に巻回することにより構成されている(特許文献1、2参照)。
このように構成された高圧ホースにおいて、ホース自体に対してねじりが加わると、ねじり方向に螺旋状に巻回された補強層の線材には、この線材が緊張される方向の力が加わり、また、ねじり方向と反対の方向に螺旋状に巻回された補強層の線材には、この線材が緩む方向の力が加わる。この状態で高圧ホースに内圧が加わった場合、緊張方向に力が加わった補強層の線材に力が集中し、ホースの耐久性を高める上で不利となる。
また、高圧ホースは、高圧用途になるほど、補強層の数を増やしているが、その場合、ホースのねじりに対する上述の影響が大きくなる。
また、高圧ホースは、高圧用途になるほど、補強層の数を増やしているが、その場合、ホースのねじりに対する上述の影響が大きくなる。
従来、建設機械や工場設備などにおいて、高圧ホースを、動きのある配管に使用する場合、高圧ホースにねじりが加わらないような配管設計をしたり、またはねじりの影響が少なくなるように高圧ホースを長く設定したり、あるいは高圧ホースにねじれが生じる箇所に高価なスイベル金具を設けるようにしている。
しかしながら、上述のような従来の方式では、高圧ホースによる配管設計の自由度が低減するとともに配管コストも上昇するほか、ホースのねじり角度が大きくなるほど高圧ホースの耐圧性を高める上で不利があった。
しかしながら、上述のような従来の方式では、高圧ホースによる配管設計の自由度が低減するとともに配管コストも上昇するほか、ホースのねじり角度が大きくなるほど高圧ホースの耐圧性を高める上で不利があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、高圧ホースに加わるねじりを吸収して高圧ホースの耐久性を向上でき、配管設計の自由度を高めるとともに配管コストの低減化を図る上で有利な高圧ホースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、内面ゴム層と外面ゴム層との間に、金属製補強材を含む複数の補強層が設けられた高圧ホースであって、前記複数の補強層のうちの少なくとも一つの補強層の半径方向内側部分または半径方向外側部分の一方の部分に、前記補強層の前記金属製補強材に前記補強層の周方向に変位可能に接触された滑り層が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記滑り層は、前記高圧ホースの半径方向において隣り合う少なくとも2つの補強層の間に設けられ、前記2つの補強層のうちの前記半径方向の内側に位置する一方の補強層の半径方向内側部分は前記内面ゴム層または層間ゴム層で保持されると共に、前記半径方向の外側に位置する他方の補強層の半径方向外側部分は前記外面ゴム層または層間ゴム層で保持され、前記滑り層の内周面は、前記一方の補強層の半径方向外側部分において前記一方の補強層の前記金属製補強材と周方向に変位可能に接触され、前記滑り層の外周面は、前記他方の補強層の半径方向内側部分において前記他方の補強層の前記金属製補強材と周方向に変位可能に接触されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記高圧ホースの半径方向において隣り合う2つの補強層の一方は、前記金属製補強材として金属製の線材が第1の方向に螺旋状に巻回されて構成され、他方は、前記金属材料として金属製の線材が前記第1の方向と逆向きの第2の方向に螺旋状に巻回されて構成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記金属製補強材は、金属製の線材をブレード状に編組することで構成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記滑り層と、この滑り層に接触する前記金属製補強材を有する前記補強層との間に潤滑剤が封入されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記滑り層は、前記高圧ホースの半径方向において隣り合う少なくとも2つの補強層の間に設けられ、前記2つの補強層のうちの前記半径方向の内側に位置する一方の補強層の半径方向内側部分は前記内面ゴム層または層間ゴム層で保持されると共に、前記半径方向の外側に位置する他方の補強層の半径方向外側部分は前記外面ゴム層または層間ゴム層で保持され、前記滑り層の内周面は、前記一方の補強層の半径方向外側部分において前記一方の補強層の前記金属製補強材と周方向に変位可能に接触され、前記滑り層の外周面は、前記他方の補強層の半径方向内側部分において前記他方の補強層の前記金属製補強材と周方向に変位可能に接触されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記高圧ホースの半径方向において隣り合う2つの補強層の一方は、前記金属製補強材として金属製の線材が第1の方向に螺旋状に巻回されて構成され、他方は、前記金属材料として金属製の線材が前記第1の方向と逆向きの第2の方向に螺旋状に巻回されて構成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記金属製補強材は、金属製の線材をブレード状に編組することで構成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記滑り層と、この滑り層に接触する前記金属製補強材を有する前記補強層との間に潤滑剤が封入されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、高圧ホースにねじれが加わると、滑り層と、補強層を構成する金属製補強材とが高圧ホースの周方向に相対的に摺動され、ねじりの一部が吸収される。これにより、補強層を構成する金属製補強材に作用する引っ張り方向の力及び緩み方向の力が低減される。したがって、ねじりに対して耐久性に富む高圧ホースを得ることができ、配管設計の自由度を高めるとともに配管コストの低減化を図る上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、滑り層の内周面と外周面とに補強層を構成する金属製補強材が接触するので、ねじりの一部をより効果的に吸収する上で有利となる。
請求項3,4記載の発明によれば、滑り層に接触する金属製補強材を有する補強層を簡単に製造する上で有利となる。
請求項5記載の発明によれば、滑り層においてねじりの一部をより効果的に吸収する上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、滑り層の内周面と外周面とに補強層を構成する金属製補強材が接触するので、ねじりの一部をより効果的に吸収する上で有利となる。
請求項3,4記載の発明によれば、滑り層に接触する金属製補強材を有する補強層を簡単に製造する上で有利となる。
請求項5記載の発明によれば、滑り層においてねじりの一部をより効果的に吸収する上で有利となる。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の第1の実施の形態について図1及び図2を参照して説明する。
この第1の実施の形態では、建設機械、工作機械や工場設備などに作動油などの流体を供給する場合に使用される高圧ホースについて述べる。
第1の実施の形態に係る高圧ホース10Aは、図1に示すように、内面ゴム層12と、第1〜第4の補強層14A〜14Dと、第1及び第2の層間ゴム層16A、16Bと、第1の滑り層22と、外面ゴム層18とを備えている。
次に、本発明の第1の実施の形態について図1及び図2を参照して説明する。
この第1の実施の形態では、建設機械、工作機械や工場設備などに作動油などの流体を供給する場合に使用される高圧ホースについて述べる。
第1の実施の形態に係る高圧ホース10Aは、図1に示すように、内面ゴム層12と、第1〜第4の補強層14A〜14Dと、第1及び第2の層間ゴム層16A、16Bと、第1の滑り層22と、外面ゴム層18とを備えている。
内面ゴム層12は、流体が流通するチューブ状の流路を形成するものである。
第1の補強層14Aは、内面ゴム層12の半径方向外側部分である外周に積層されている。
第1の補強層14Aは、金属製補強材としてスチールワイヤ1402が用いられている。
第1の補強層14Aは、螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1402と、加硫時にそれらスチールワイヤ1402の隙間に流れ込んだ内面ゴム層12のゴムや第1の層間ゴム層16Aのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1402の隙間に流れ込んだ内面ゴム層12のゴムや第1の層間ゴム層16Aのゴムは、スチールワイヤ1402を保持するコートゴム1404として機能する。
第1の補強層14Aは、内面ゴム層12の半径方向外側部分である外周に積層されている。
第1の補強層14Aは、金属製補強材としてスチールワイヤ1402が用いられている。
第1の補強層14Aは、螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1402と、加硫時にそれらスチールワイヤ1402の隙間に流れ込んだ内面ゴム層12のゴムや第1の層間ゴム層16Aのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1402の隙間に流れ込んだ内面ゴム層12のゴムや第1の層間ゴム層16Aのゴムは、スチールワイヤ1402を保持するコートゴム1404として機能する。
第1の層間ゴム層16Aは、第1の補強層14Aの半径方向外側部分である外周に積層されている。
したがって、第1の補強層14Aの半径方向内側部分は内面ゴム層12で保持され、第1の補強層14Aの半径方向外側部分は第1の層間ゴム層16Aで保持されている。
したがって、第1の補強層14Aの半径方向内側部分は内面ゴム層12で保持され、第1の補強層14Aの半径方向外側部分は第1の層間ゴム層16Aで保持されている。
第2の補強層14Bは、第1の層間ゴム層16Aの半径方向外側部分である外周に積層されている。
第2の補強層14Bの半径方向内側部分は第1の層間ゴム層16Aで保持されている。
第2の補強層14Bは、金属製補強材としてスチールワイヤ1406が用いられている。
第2の補強層14Bは、第1の補強層14Aのスチールワイヤ1402とは逆向きの螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1406と、加硫時にそれらスチールワイヤ1406の隙間に流れ込んだ第1の層間ゴム層16Aのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1406の隙間に流れ込んだ第1の層間ゴム層16Aのゴムは、スチールワイヤ1406を保持するコートゴム1408として機能する。
第2の補強層14Bの外周部では、各スチールワイヤ1406の一部がそれらの全長にわたってコートゴム1408の外周面から半径方向外方に突出している。
すなわち、第2の補強層14Bは、金属製補強材と、この金属製補強材を保持するコートゴム1408を含んで構成され、コートゴム1408の外周面の全域において金属製補強材の一部はコートゴム1408の外周面から半径方向外方に突出している。
第2の補強層14Bの半径方向内側部分は第1の層間ゴム層16Aで保持されている。
第2の補強層14Bは、金属製補強材としてスチールワイヤ1406が用いられている。
第2の補強層14Bは、第1の補強層14Aのスチールワイヤ1402とは逆向きの螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1406と、加硫時にそれらスチールワイヤ1406の隙間に流れ込んだ第1の層間ゴム層16Aのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1406の隙間に流れ込んだ第1の層間ゴム層16Aのゴムは、スチールワイヤ1406を保持するコートゴム1408として機能する。
第2の補強層14Bの外周部では、各スチールワイヤ1406の一部がそれらの全長にわたってコートゴム1408の外周面から半径方向外方に突出している。
すなわち、第2の補強層14Bは、金属製補強材と、この金属製補強材を保持するコートゴム1408を含んで構成され、コートゴム1408の外周面の全域において金属製補強材の一部はコートゴム1408の外周面から半径方向外方に突出している。
第1の滑り層22は、第2の補強層14Bの半径方向外側部分である外周に積層されている。
第1の滑り層22は筒状を呈し、補強層の金属製補強材に対して摩擦係数の小さい、すなわち、滑り性に優れ、また、耐摩耗性に優れ、また、高圧ホース10Aの取り回し時に必要な可撓性を有する樹脂材あるいは金属材で構成される。このような樹脂材としては、PPS(ポリフェニレンサルファイド)系、PP(ポリプロピレン)系、PA(ナイロン)系、POM(ポリアセタール)系、PE(ポリエチレン)系、PTFE(ポリ四フッ化エチレン)系など従来公知の様々な材料が使用可能である。特に、フッ素系(PTFE、PFE)、ポリエチレン系(高密度PE、超高分子量PE)などは、滑り性や耐磨耗性に優れるため好適である。また、金属材としては、従来公知の様々な材料が使用可能であり、また、薄肉の筒体やメッシュなどの構造体が採用可能である。
そして、第1の滑り層22の内周面は、第2の補強層14Bの半径方向外側部分において第2の補強層14Bの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1406と周方向に変位可能に接触されている。
第1の滑り層22は筒状を呈し、補強層の金属製補強材に対して摩擦係数の小さい、すなわち、滑り性に優れ、また、耐摩耗性に優れ、また、高圧ホース10Aの取り回し時に必要な可撓性を有する樹脂材あるいは金属材で構成される。このような樹脂材としては、PPS(ポリフェニレンサルファイド)系、PP(ポリプロピレン)系、PA(ナイロン)系、POM(ポリアセタール)系、PE(ポリエチレン)系、PTFE(ポリ四フッ化エチレン)系など従来公知の様々な材料が使用可能である。特に、フッ素系(PTFE、PFE)、ポリエチレン系(高密度PE、超高分子量PE)などは、滑り性や耐磨耗性に優れるため好適である。また、金属材としては、従来公知の様々な材料が使用可能であり、また、薄肉の筒体やメッシュなどの構造体が採用可能である。
そして、第1の滑り層22の内周面は、第2の補強層14Bの半径方向外側部分において第2の補強層14Bの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1406と周方向に変位可能に接触されている。
第3の補強層14Cは、第1の滑り層22の半径方向外側部分である外周に積層されている。
第3の補強層14Cは、金属製補強材としてスチールワイヤ1410が用いられている。
第3の補強層14Cは、第1の補強層14Aのスチールワイヤ1402と同じ向きの螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1410と、加硫時にそれらスチールワイヤ1410の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1410の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムは、スチールワイヤ1410を保持するコートゴム1412として機能する。
第3の補強層14Cの内周部では、各スチールワイヤ1410の一部がそれらの全長にわたってコートゴム1412の内周面から半径方向内方に突出している。
すなわち、第3の補強層14Cは、金属製補強材と、この金属製補強材を保持するコートゴム1412を含んで構成され、コートゴム1412の内周面の全域において金属製補強材の一部はコートゴム1412の内周面から半径方向内方に突出している。
そして、第1の滑り層22の外周面は、第3の補強層14Cの半径方向内側部分において第3の補強層14Cの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1410と周方向に変位可能に接触されている。
第3の補強層14Cは、金属製補強材としてスチールワイヤ1410が用いられている。
第3の補強層14Cは、第1の補強層14Aのスチールワイヤ1402と同じ向きの螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1410と、加硫時にそれらスチールワイヤ1410の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1410の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムは、スチールワイヤ1410を保持するコートゴム1412として機能する。
第3の補強層14Cの内周部では、各スチールワイヤ1410の一部がそれらの全長にわたってコートゴム1412の内周面から半径方向内方に突出している。
すなわち、第3の補強層14Cは、金属製補強材と、この金属製補強材を保持するコートゴム1412を含んで構成され、コートゴム1412の内周面の全域において金属製補強材の一部はコートゴム1412の内周面から半径方向内方に突出している。
そして、第1の滑り層22の外周面は、第3の補強層14Cの半径方向内側部分において第3の補強層14Cの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1410と周方向に変位可能に接触されている。
第2の層間ゴム層16Bは、第3の補強層14Cの半径方向外側部分である外周に積層されている。
第3の補強層14Cの半径方向外側部分は第2の層間ゴム層16Bで保持されている。
第3の補強層14Cの半径方向外側部分は第2の層間ゴム層16Bで保持されている。
第4の補強層14Dは、第2の層間ゴム層16Bの半径方向外側部分である外周に積層されている。
第4の補強層14Dは、金属製補強材としてスチールワイヤ1414が用いられている。
第4の補強層14Dは、第3の補強層14Cのスチールワイヤ1410とは逆向きの螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1414と、加硫時にそれらスチールワイヤ1414の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムや外面ゴム層18のゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1414の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムや外面ゴム層18のゴムは、スチールワイヤ1414を保持するコートゴム1416として機能する。
第4の補強層14Dは、金属製補強材としてスチールワイヤ1414が用いられている。
第4の補強層14Dは、第3の補強層14Cのスチールワイヤ1410とは逆向きの螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1414と、加硫時にそれらスチールワイヤ1414の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムや外面ゴム層18のゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1414の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムや外面ゴム層18のゴムは、スチールワイヤ1414を保持するコートゴム1416として機能する。
外面ゴム層18は、第4の補強層14Dの半径方向外側部分である外周に積層されている。
したがって、第4の補強層14Dの半径方向内側部分は第2の層間ゴム層16Bで保持され、第4の補強層14Dの半径方向外側部分は外面ゴム層18で保持されている。
したがって、第4の補強層14Dの半径方向内側部分は第2の層間ゴム層16Bで保持され、第4の補強層14Dの半径方向外側部分は外面ゴム層18で保持されている。
次に、第1の実施の形態の高圧ホース10Aの作用効果について説明する。
図3において、符号10A1は、高圧ホース10Aの第1の滑り層22の半径方向の外側の層、すなわち、第3の補強層14Cと第2の層間ゴム層16Bと第4の補強層14Dと外面ゴム層18を示しており、符号10A2は、高圧ホース10Aの滑り層22の半径方向の内側の層、すなわち、第2の補強層14Bと第1の層間ゴム層16Aと第1の補強層14Aと内面ゴム層12を示している。
図3において、符号10A1は、高圧ホース10Aの第1の滑り層22の半径方向の外側の層、すなわち、第3の補強層14Cと第2の層間ゴム層16Bと第4の補強層14Dと外面ゴム層18を示しており、符号10A2は、高圧ホース10Aの滑り層22の半径方向の内側の層、すなわち、第2の補強層14Bと第1の層間ゴム層16Aと第1の補強層14Aと内面ゴム層12を示している。
建設機械等に接続されて使用されている高圧ホース10Aに、例えば、図1、図3に示すようにねじりGが加えられると、第1の滑り層22を有していない従来の高圧ホースでは角度θ1ねじられる。
これに対して、本実施の形態の高圧ホース10Aでは、ねじりGが加えられると、第1の滑り層22の外周面と第3の補強層14Cの複数本のスチールワイヤ1410とが周方向に滑ることで周方向に相対的に変位し、また、第1の滑り層22の内周面と第2の補強層14Bの複数本のスチールワイヤ1406とが周方向に滑ることで周方向に相対的に変位する。これにより第1の滑り層22において周方向に角度θ2の滑りが生じる。
そして、第1の滑り層22において周方向に角度θ2の滑りが生じることから、外側の層10A1は、角度θ3(角度θ1−角度θ2)だけねじられ、同様に、内側の層10A2も角度θ3だけねじられる。
すなわち、本実施の形態の高圧ホース10Aによれば、高圧ホース10Aにねじりが加えられた場合、ねじりの一部は第1の滑り層22により吸収されるため、第1〜第4の補強層14A、14B、14C、14Dのスチールワイヤ1402、1406,1410、1414に加えられる引っ張り方向または緩み方向に作用する力を軽減できる。
したがって、本実施の形態の高圧ホース10Aによれば、ねじりに対して耐久性に富んだ高圧ホースを得ることができ、また、高圧ホースによる配管設計の自由度が向上するとともに配管コストを低減することができる。
これに対して、本実施の形態の高圧ホース10Aでは、ねじりGが加えられると、第1の滑り層22の外周面と第3の補強層14Cの複数本のスチールワイヤ1410とが周方向に滑ることで周方向に相対的に変位し、また、第1の滑り層22の内周面と第2の補強層14Bの複数本のスチールワイヤ1406とが周方向に滑ることで周方向に相対的に変位する。これにより第1の滑り層22において周方向に角度θ2の滑りが生じる。
そして、第1の滑り層22において周方向に角度θ2の滑りが生じることから、外側の層10A1は、角度θ3(角度θ1−角度θ2)だけねじられ、同様に、内側の層10A2も角度θ3だけねじられる。
すなわち、本実施の形態の高圧ホース10Aによれば、高圧ホース10Aにねじりが加えられた場合、ねじりの一部は第1の滑り層22により吸収されるため、第1〜第4の補強層14A、14B、14C、14Dのスチールワイヤ1402、1406,1410、1414に加えられる引っ張り方向または緩み方向に作用する力を軽減できる。
したがって、本実施の形態の高圧ホース10Aによれば、ねじりに対して耐久性に富んだ高圧ホースを得ることができ、また、高圧ホースによる配管設計の自由度が向上するとともに配管コストを低減することができる。
なお、第1の滑り層22と、第1の滑り層22に接触する金属製補強材を有する補強層との間に作動油やグリスなどの潤滑剤を封入すると、第1の滑り層22と金属製補強材との摺動を円滑に行え、第1の滑り層22で高圧ホース10Aに加わるねじりを効果的に吸収する上で有利となる。具体的には、第2の補強層14Bと第1の滑り層22の内周面との間に、作動油やグリスなどの潤滑剤を封入すると、第1の滑り層22と第2の補強層14Bの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1406との摺動を円滑に行え、第1の滑り層22で高圧ホース10Aに加わるねじりを効果的に吸収する上で有利となる。同様に、第1の滑り層22の外周面と第3の補強層14Cとの間に、作動油やグリスなどの潤滑剤を封入すると、第1の滑り層22と第3の補強層14Cの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1410との摺動を円滑に行え、第1の滑り層22で高圧ホース10Aに加わるねじりを効果的に吸収する上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図4、図5を参照して説明する。
なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付しその説明を省略し、異なった点を重点的に説明する。
第2の実施の形態に係る高圧ホース10Bは、第1の高圧ホース10Aに比べて、第4の補強層14Dの構成が異なり、さらに第5、第6の補強層14E、14Fと、第2の滑り層24と、第3の層間ゴム層16Cを加えたものである。
次に、本発明の第2の実施の形態について図4、図5を参照して説明する。
なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付しその説明を省略し、異なった点を重点的に説明する。
第2の実施の形態に係る高圧ホース10Bは、第1の高圧ホース10Aに比べて、第4の補強層14Dの構成が異なり、さらに第5、第6の補強層14E、14Fと、第2の滑り層24と、第3の層間ゴム層16Cを加えたものである。
第4の補強層14Dの半径方向内側部分は第2の層間ゴム層16Bで保持されている。
第4の補強層14Dは、第3の補強層14Cのスチールワイヤ1410とは逆向きの螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1414と、加硫時にそれらスチールワイヤ1414の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1414の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムは、スチールワイヤ1414を保持するコートゴム1416として機能する。
第4の補強層14Dの外周部では、各スチールワイヤ1414の一部がそれらの全長にわたってコートゴム1416の外周面から半径方向外方に突出している。
すなわち、第4の補強層14Dは、金属製補強材と、この金属製補強材を保持するコートゴム1416を含んで構成され、コートゴム1416の外周面の全域において金属製補強材の一部はコートゴム1416の外周面から半径方向外方に突出している。
第4の補強層14Dは、第3の補強層14Cのスチールワイヤ1410とは逆向きの螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1414と、加硫時にそれらスチールワイヤ1414の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1414の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムは、スチールワイヤ1414を保持するコートゴム1416として機能する。
第4の補強層14Dの外周部では、各スチールワイヤ1414の一部がそれらの全長にわたってコートゴム1416の外周面から半径方向外方に突出している。
すなわち、第4の補強層14Dは、金属製補強材と、この金属製補強材を保持するコートゴム1416を含んで構成され、コートゴム1416の外周面の全域において金属製補強材の一部はコートゴム1416の外周面から半径方向外方に突出している。
第2の滑り層24は、第4の補強層14Dの半径方向外側部分である外周に積層されている。
すなわち、高圧ホース10Aの半径方向において隣り合う第2の補強層14Bと第3の補強層14Cとの間に第1の滑り層22が設けられることに加え、第4の補強層14Dと第5の補強層14Eとの間に、第2の滑り層24が設けられている。
第2の滑り層24は第1の滑り層22と同様に、筒状を呈し、滑り性、耐摩耗性、可撓性を有する樹脂材または金属材で構成されている。
そして、第2の滑り層24の内周面は、第4の補強層14Dの半径方向外側部分において第4の補強層14Dの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1414と周方向に変位可能に接触されている。
すなわち、高圧ホース10Aの半径方向において隣り合う第2の補強層14Bと第3の補強層14Cとの間に第1の滑り層22が設けられることに加え、第4の補強層14Dと第5の補強層14Eとの間に、第2の滑り層24が設けられている。
第2の滑り層24は第1の滑り層22と同様に、筒状を呈し、滑り性、耐摩耗性、可撓性を有する樹脂材または金属材で構成されている。
そして、第2の滑り層24の内周面は、第4の補強層14Dの半径方向外側部分において第4の補強層14Dの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1414と周方向に変位可能に接触されている。
第5の補強層14Eは、第2の滑り層24の半径方向外側部分である外周に積層されている。
第5の補強層14Eは、金属製補強材としてスチールワイヤ1418が用いられている。
第5の補強層14Eは、第1の補強層14Aのスチールワイヤ1402と同じ向きの螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1418と、加硫時にそれらスチールワイヤ1418の隙間に流れ込んだ第3の層間ゴム層16Cのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1418の隙間に流れ込んだ第3の層間ゴム層16Cのゴムは、スチールワイヤ1418を保持するコートゴム1420として機能する。
第5の補強層14Eの内周部では、各スチールワイヤ1418の一部がそれらの全長にわたってコートゴム1420の内周面から半径方向内方に突出している。
すなわち、第5の補強層14Eは、金属製補強材と、この金属製補強材を保持するコートゴム1420を含んで構成され、コートゴム1420の内周面の全域において金属製補強材の一部はコートゴム1420の内周面から半径方向内方に突出している。
そして、第2の滑り層24の外周面は、第5の補強層14Eの半径方向内側部分において第5の補強層14Eの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1418と周方向に変位可能に接触されている。
第5の補強層14Eは、金属製補強材としてスチールワイヤ1418が用いられている。
第5の補強層14Eは、第1の補強層14Aのスチールワイヤ1402と同じ向きの螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1418と、加硫時にそれらスチールワイヤ1418の隙間に流れ込んだ第3の層間ゴム層16Cのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1418の隙間に流れ込んだ第3の層間ゴム層16Cのゴムは、スチールワイヤ1418を保持するコートゴム1420として機能する。
第5の補強層14Eの内周部では、各スチールワイヤ1418の一部がそれらの全長にわたってコートゴム1420の内周面から半径方向内方に突出している。
すなわち、第5の補強層14Eは、金属製補強材と、この金属製補強材を保持するコートゴム1420を含んで構成され、コートゴム1420の内周面の全域において金属製補強材の一部はコートゴム1420の内周面から半径方向内方に突出している。
そして、第2の滑り層24の外周面は、第5の補強層14Eの半径方向内側部分において第5の補強層14Eの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1418と周方向に変位可能に接触されている。
第3の層間ゴム層16Cは、第5の補強層14Eの半径方向外側部分である外周に積層されている。
第5の補強層14Eの半径方向外側部分は第3の層間ゴム層16Cで保持されている。
第5の補強層14Eの半径方向外側部分は第3の層間ゴム層16Cで保持されている。
第6の補強層14Fは、第3の層間ゴム層16Cの半径方向外側部分である外周に積層されている。
第6の補強層14Fは、金属製補強材としてスチールワイヤ1422が用いられている。
第6の補強層14Fは、第5の補強層14Eのスチールワイヤ1418とは逆向きの螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1422と、加硫時にそれらスチールワイヤ1422の隙間に流れ込んだ第3の層間ゴム層16Cのゴムや外面ゴム層18のゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1422の隙間に流れ込んだ第3の層間ゴム層16Cのゴムや外面ゴム層18のゴムは、スチールワイヤ1422を保持するコートゴム1424として機能する。
第6の補強層14Fは、金属製補強材としてスチールワイヤ1422が用いられている。
第6の補強層14Fは、第5の補強層14Eのスチールワイヤ1418とは逆向きの螺旋状に延在する複数本のスチールワイヤ1422と、加硫時にそれらスチールワイヤ1422の隙間に流れ込んだ第3の層間ゴム層16Cのゴムや外面ゴム層18のゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1422の隙間に流れ込んだ第3の層間ゴム層16Cのゴムや外面ゴム層18のゴムは、スチールワイヤ1422を保持するコートゴム1424として機能する。
外面ゴム層18は、第6の補強層14Fの半径方向外側部分である外周に積層されている。
したがって、第6の補強層14Fの半径方向内側部分は第3の層間ゴム層16Cで保持され、第6の補強層14Fの半径方向外側部分は外面ゴム層18で保持されている。
したがって、第6の補強層14Fの半径方向内側部分は第3の層間ゴム層16Cで保持され、第6の補強層14Fの半径方向外側部分は外面ゴム層18で保持されている。
第2の実施の形態に示す高圧ホース10Bによれば、ねじりが加わった場合、高圧ホース10Bの半径方向に間隔をおいた2箇所において、それぞれ第1の滑り層22と第2の滑り層24とによりねじりの一部を吸収できる。そのため、第1〜第6の補強層14A、14B、14C、14D、14E、14Fのスチールワイヤ1402、1406,1410、1414,1418,1422に加えられる引っ張り方向または緩み方向に作用する力を軽減できる。
したがって、ねじりに対して耐久性により富んだ高圧ホースを得ることができ、また、高圧ホースによる配管設計の自由度がより向上するとともに配管コストをより低減することができる。
したがって、ねじりに対して耐久性により富んだ高圧ホースを得ることができ、また、高圧ホースによる配管設計の自由度がより向上するとともに配管コストをより低減することができる。
なお、第1の実施の形態と同様に、第1の滑り層22と、第1の滑り層22に接触する金属製補強材を有する補強層との間、および第2の滑り層24と、第2の滑り層22に接触する金属製補強材を有する補強層との間に作動油やグリスなどの潤滑剤を封入すると、第1、第2の滑り層22、24と金属製補強材との摺動を円滑に行え、第1、第2の滑り層22、24で高圧ホース10Bに加わるねじりを効果的に吸収する上で有利となる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図6、図7を参照して説明する。
第3の実施の形態に係る高圧ホース10Cでは、内面ゴム層12、第1の補強層14A、第1の層間ゴム層16A、第2の補強層14B、第3の補強層14C、第2の層間ゴム層16B、第4の補強層14D、外面ゴム層18とが半径方向内側から外側に順に積層され、第2の補強層14Bと第3の補強層14Cとの間に第1の滑り層22が設けられる点で第1の実施の形態と同様であるが、補強層14A〜14Dの構成が、第1、第2の実施の形態と異なっている。
次に、本発明の第3の実施の形態について図6、図7を参照して説明する。
第3の実施の形態に係る高圧ホース10Cでは、内面ゴム層12、第1の補強層14A、第1の層間ゴム層16A、第2の補強層14B、第3の補強層14C、第2の層間ゴム層16B、第4の補強層14D、外面ゴム層18とが半径方向内側から外側に順に積層され、第2の補強層14Bと第3の補強層14Cとの間に第1の滑り層22が設けられる点で第1の実施の形態と同様であるが、補強層14A〜14Dの構成が、第1、第2の実施の形態と異なっている。
第1の補強層14Aは、内面ゴム層12の半径方向外側部分である外周に積層されている。
第1の補強層14Aは、金属製補強材としてスチールワイヤ1432が用いられている。
第1の補強層14Aは、ブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1432と、加硫時にそれらスチールワイヤ1432の隙間に流れ込んだ内面ゴム層12のゴムや第1の層間ゴム層16Aのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1432の隙間に流れ込んだ内面ゴム層12のゴムや第1の層間ゴム層16Aのゴムは、スチールワイヤ1432を保持するコートゴム1434として機能する。
第1の補強層14Aは、金属製補強材としてスチールワイヤ1432が用いられている。
第1の補強層14Aは、ブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1432と、加硫時にそれらスチールワイヤ1432の隙間に流れ込んだ内面ゴム層12のゴムや第1の層間ゴム層16Aのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1432の隙間に流れ込んだ内面ゴム層12のゴムや第1の層間ゴム層16Aのゴムは、スチールワイヤ1432を保持するコートゴム1434として機能する。
第1の層間ゴム層16Aは、第1の補強層14Aの半径方向外側部分である外周に積層されている。
したがって、第1の補強層14Aの半径方向内側部分は内面ゴム層12で保持され、第1の補強層14Aの半径方向外側部分は第1の層間ゴム層16Aで保持されている。
したがって、第1の補強層14Aの半径方向内側部分は内面ゴム層12で保持され、第1の補強層14Aの半径方向外側部分は第1の層間ゴム層16Aで保持されている。
第2の補強層14Bは、第1の層間ゴム層16Aの半径方向外側部分である外周に積層されている。
第2の補強層14Bの半径方向内側部分は第1の層間ゴム層16Aで保持されている。
第2の補強層14Bは、金属製補強材としてスチールワイヤ1436が用いられている。
第2の補強層14Bは、ブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1436と、加硫時にそれらスチールワイヤ1436の隙間に流れ込んだ第1の層間ゴム層16Aのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1436の隙間に流れ込んだ第1の層間ゴム層16Aのゴムは、スチールワイヤ1436を保持するコートゴム1438として機能する。
第2の補強層14Bの外周部では、ブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1436の一部がコートゴム1438の外周面の全域においてコートゴム1438の外周面から半径方向外方に突出している。
すなわち、第2の補強層14Bは、金属製補強材と、この金属製補強材を保持するコートゴム1438を含んで構成され、コートゴム1438の外周面の全域において金属製補強材の一部はコートゴム1438の外周面から半径方向外方に突出している。
第2の補強層14Bの半径方向内側部分は第1の層間ゴム層16Aで保持されている。
第2の補強層14Bは、金属製補強材としてスチールワイヤ1436が用いられている。
第2の補強層14Bは、ブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1436と、加硫時にそれらスチールワイヤ1436の隙間に流れ込んだ第1の層間ゴム層16Aのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1436の隙間に流れ込んだ第1の層間ゴム層16Aのゴムは、スチールワイヤ1436を保持するコートゴム1438として機能する。
第2の補強層14Bの外周部では、ブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1436の一部がコートゴム1438の外周面の全域においてコートゴム1438の外周面から半径方向外方に突出している。
すなわち、第2の補強層14Bは、金属製補強材と、この金属製補強材を保持するコートゴム1438を含んで構成され、コートゴム1438の外周面の全域において金属製補強材の一部はコートゴム1438の外周面から半径方向外方に突出している。
第1の滑り層22は、第2の補強層14Bの半径方向外側部分である外周に積層されている。
第1の滑り層22は、第1、第2の実施の形態と同様に、筒状を呈し、滑り性、耐摩耗性、可撓性を有する樹脂材、または金属材で構成されている。
第1の滑り層22の内周面は、第2の補強層14Bの半径方向外側部分において第2の補強層14Bの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1436と周方向に変位可能に接触されている。
第1の滑り層22は、第1、第2の実施の形態と同様に、筒状を呈し、滑り性、耐摩耗性、可撓性を有する樹脂材、または金属材で構成されている。
第1の滑り層22の内周面は、第2の補強層14Bの半径方向外側部分において第2の補強層14Bの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1436と周方向に変位可能に接触されている。
第3の補強層14Cは、第1の滑り層22の半径方向外側部分である外周に積層されている。
第3の補強層14Cは、金属製補強材としてスチールワイヤ1440が用いられている。
第3の補強層14Cは、ブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1440と、加硫時にそれらスチールワイヤ1440の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1440の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムは、スチールワイヤ1440を保持するコートゴム1442として機能する。
第3の補強層14Cの内周部では、ブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1440の一部がコートゴム1442の内周面の全域においてコートゴム1442の外周面から半径方向内方に突出している。
すなわち、第3の補強層14Cは、金属製補強材と、この金属製補強材を保持するコートゴム1442を含んで構成され、コートゴム1442の内周面の全域において金属製補強材の一部はコートゴム1442の内周面から半径方向内方に突出している。
そして、第1の滑り層22の外周面は、第3の補強層14Cの半径方向内側部分において第3の補強層14Cの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1440と周方向に変位可能に接触されている。
第3の補強層14Cは、金属製補強材としてスチールワイヤ1440が用いられている。
第3の補強層14Cは、ブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1440と、加硫時にそれらスチールワイヤ1440の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1440の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムは、スチールワイヤ1440を保持するコートゴム1442として機能する。
第3の補強層14Cの内周部では、ブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1440の一部がコートゴム1442の内周面の全域においてコートゴム1442の外周面から半径方向内方に突出している。
すなわち、第3の補強層14Cは、金属製補強材と、この金属製補強材を保持するコートゴム1442を含んで構成され、コートゴム1442の内周面の全域において金属製補強材の一部はコートゴム1442の内周面から半径方向内方に突出している。
そして、第1の滑り層22の外周面は、第3の補強層14Cの半径方向内側部分において第3の補強層14Cの金属製補強材である複数本のスチールワイヤ1440と周方向に変位可能に接触されている。
第2の層間ゴム層16Bは、第3の補強層14Cの半径方向外側部分である外周に積層されている。
第3の補強層14Cの半径方向外側部分は第2の層間ゴム層16Bで保持されている。
第3の補強層14Cの半径方向外側部分は第2の層間ゴム層16Bで保持されている。
第4の補強層14Dは、第2の層間ゴム層16Bの半径方向外側部分である外周に積層されている。
第4の補強層14Dは、金属製補強材としてスチールワイヤ1444が用いられている。
第4の補強層14Dは、ブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1444と、加硫時にそれらスチールワイヤ1444の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムや外面ゴム層18のゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1444の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムや外面ゴム層18のゴムは、スチールワイヤ1444を保持するコートゴム1446として機能する。
第4の補強層14Dは、金属製補強材としてスチールワイヤ1444が用いられている。
第4の補強層14Dは、ブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1444と、加硫時にそれらスチールワイヤ1444の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムや外面ゴム層18のゴムを含んで構成されている。
スチールワイヤ1444の隙間に流れ込んだ第2の層間ゴム層16Bのゴムや外面ゴム層18のゴムは、スチールワイヤ1444を保持するコートゴム1446として機能する。
外面ゴム層18は、第4の補強層14Dの半径方向外側部分である外周に積層されている。
したがって、第4の補強層14Dの半径方向内側部分は第2の層間ゴム層16Bで保持され、第4の補強層14Dの半径方向外側部分は外面ゴム層18で保持されている。
したがって、第4の補強層14Dの半径方向内側部分は第2の層間ゴム層16Bで保持され、第4の補強層14Dの半径方向外側部分は外面ゴム層18で保持されている。
第3の実施の形態に示す高圧ホース10Cによれば、ねじりが加わった場合、第1の実施の形態と同様に、第1の滑り層22によりねじりの一部を吸収できる。そのため、第1〜第4の補強層14A、14B、14C、14Dのスチールワイヤ1432、1436,1440、1444に加えられる引っ張り方向または緩み方向に作用する力を軽減できる。
したがって、ねじりに対して耐久性に富んだ高圧ホースを得ることができ、また、高圧ホースによる配管設計の自由度が向上するとともに配管コストを低減することができる。
したがって、ねじりに対して耐久性に富んだ高圧ホースを得ることができ、また、高圧ホースによる配管設計の自由度が向上するとともに配管コストを低減することができる。
なお、第1の実施の形態と同様に、第1の滑り層22と、第1の滑り層22に接触する金属製補強材を有する補強層との間に作動油やグリスなどの潤滑剤を封入すると、第1の滑り層22と金属製補強材との摺動を円滑に行え、第1の滑り層22で高圧ホース10Cに加わるねじりを効果的に吸収する上で有利となる。この場合、複数本のスチールワイヤ1436、1440がブレード状に編組されているため、第2、3の補強層14B、14Cのブレード状に編組された複数本のスチールワイヤ1436、1440の少なくとも一方に潤滑剤を含浸させることで、あるいは双方に潤滑剤を含浸させることで潤滑剤の封入が簡単になされる。
次に、図8(A)、(B)を参照して別の実施の形態について説明する。
第1〜第3の実施の形態では、滑り層の内周面と外周面に接触する金属製補強材を有する補強層が配置され、高圧ホースの半径方向において滑り層が補強層の金属製補強材で挟まれた場合について説明した。
しかしながら本発明はそのような実施の形態に限定されず、滑り層の内周面のみに接触する金属製補強材を有する補強層が配置されている場合や、滑り層の外周面のみに接触する金属製補強材を有する補強層が配置されている場合も無論適用される。
第1の実施の形態の変形例を例にとって説明すると、図8(A)に示す高圧ホース10Dのように、第1の滑り層22の内周面のみに接触するスチールワイヤ1406(金属製補強材)を有する第2の補強層14Bが配置されていてもよく、図8(B)に示す高圧ホース10Eのように、第1の滑り層22の外周面のみに接触するスチールワイヤ1410(金属製補強材)を有する第3の補強層14Cが配置されていてもよい。
このような実施の形態によっても、ねじりが加わった場合、第1〜第3の実施の形態と同様に、第1の滑り層22によりねじりの一部を吸収できるため、ねじりに対して耐久性に富んだ高圧ホースを得ることができ、また、高圧ホースによる配管設計の自由度が向上するとともに配管コストを低減することができる。ただし、第1〜第3の実施の形態のように滑り層を高圧ホースの半径方向の両側から補強層の金属製補強材で挟むと、ねじりが加わった場合、滑り層によりねじりの一部をより効果的に吸収する上で有利となる。
第1〜第3の実施の形態では、滑り層の内周面と外周面に接触する金属製補強材を有する補強層が配置され、高圧ホースの半径方向において滑り層が補強層の金属製補強材で挟まれた場合について説明した。
しかしながら本発明はそのような実施の形態に限定されず、滑り層の内周面のみに接触する金属製補強材を有する補強層が配置されている場合や、滑り層の外周面のみに接触する金属製補強材を有する補強層が配置されている場合も無論適用される。
第1の実施の形態の変形例を例にとって説明すると、図8(A)に示す高圧ホース10Dのように、第1の滑り層22の内周面のみに接触するスチールワイヤ1406(金属製補強材)を有する第2の補強層14Bが配置されていてもよく、図8(B)に示す高圧ホース10Eのように、第1の滑り層22の外周面のみに接触するスチールワイヤ1410(金属製補強材)を有する第3の補強層14Cが配置されていてもよい。
このような実施の形態によっても、ねじりが加わった場合、第1〜第3の実施の形態と同様に、第1の滑り層22によりねじりの一部を吸収できるため、ねじりに対して耐久性に富んだ高圧ホースを得ることができ、また、高圧ホースによる配管設計の自由度が向上するとともに配管コストを低減することができる。ただし、第1〜第3の実施の形態のように滑り層を高圧ホースの半径方向の両側から補強層の金属製補強材で挟むと、ねじりが加わった場合、滑り層によりねじりの一部をより効果的に吸収する上で有利となる。
また、本発明において、内面ゴム層12と外面ゴム層18との間に設けられる補強層の数は、上記実施の形態に示した数に限定されず、2層、3層、あるいは5層以上であってもよいことは無論である。補強層が2層の場合には層間ゴム層が設けられず、それら補強層の間に滑り層が設けられることになる。
また、各層間ゴム層16A〜16Cを形成するゴム材料、内面ゴム層12を形成するゴム材料、外面ゴム層18を形成するゴム材料には従来公知の様々な材料が使用可能であり、内面ゴム層12を形成するゴム材料は、給送すべき流体の種類に応じて適宜決定され、外面ゴム層18を形成するゴム材料は、高圧ホースが設置される雰囲気に応じて適宜決定される。
また、2つの滑り層22に補強層が挟まれると、その挟まれた補強層では、コートゴムによる金属製補強材の保持が不安定となる。したがって、2つ以上の複数の補強層の間を、高圧ホース10Aの半径方向内側から外側に位置する順に第1、第2、……第N補強層間部とした場合、滑り層22は、前記Nが奇数である少なくとも1つの補強層間部に設けられていれば好ましい。あるいは、滑り層22は、前記Nが偶数である少なくとも1つの補強層間部に設けられていれば好ましい。第1、第3の実施の形態では、Nが偶数の2である第2補強層間部に滑り層22が設けられ、第2の実施の形態では、Nが偶数の2、4である第2補強層間部、第4補強層間部に滑り層22、24が設けられている。
また、本発明は、ホースを流通する流体は、高圧の作動油に限定されるものではなく、様々な液体、様々な気体であってもよいことは無論である。
また、各層間ゴム層16A〜16Cを形成するゴム材料、内面ゴム層12を形成するゴム材料、外面ゴム層18を形成するゴム材料には従来公知の様々な材料が使用可能であり、内面ゴム層12を形成するゴム材料は、給送すべき流体の種類に応じて適宜決定され、外面ゴム層18を形成するゴム材料は、高圧ホースが設置される雰囲気に応じて適宜決定される。
また、2つの滑り層22に補強層が挟まれると、その挟まれた補強層では、コートゴムによる金属製補強材の保持が不安定となる。したがって、2つ以上の複数の補強層の間を、高圧ホース10Aの半径方向内側から外側に位置する順に第1、第2、……第N補強層間部とした場合、滑り層22は、前記Nが奇数である少なくとも1つの補強層間部に設けられていれば好ましい。あるいは、滑り層22は、前記Nが偶数である少なくとも1つの補強層間部に設けられていれば好ましい。第1、第3の実施の形態では、Nが偶数の2である第2補強層間部に滑り層22が設けられ、第2の実施の形態では、Nが偶数の2、4である第2補強層間部、第4補強層間部に滑り層22、24が設けられている。
また、本発明は、ホースを流通する流体は、高圧の作動油に限定されるものではなく、様々な液体、様々な気体であってもよいことは無論である。
10A、10B,10C、10D、10E……高圧ホース、12……内面ゴム層、14A……第1の補強層、14B……第2の補強層、14C……第3の補強層、14D……第4の補強層、14E……第5の補強層、14F……第6の補強層、16A……第1の層間ゴム層、16B……第2の層間ゴム層、16C……第3の層間ゴム層、18……外面ゴム層、22……第1の滑り層、24……第2の滑り層。
Claims (5)
- 内面ゴム層と外面ゴム層との間に、金属製補強材を含む複数の補強層が設けられた高圧ホースであって、
前記複数の補強層のうちの少なくとも一つの補強層の半径方向内側部分または半径方向外側部分の一方の部分に、前記補強層の前記金属製補強材に前記補強層の周方向に変位可能に接触された滑り層が設けられている、
ことを特徴とする高圧ホース。 - 前記滑り層は、前記高圧ホースの半径方向において隣り合う少なくとも2つの補強層の間に設けられ、
前記2つの補強層のうちの前記半径方向の内側に位置する一方の補強層の半径方向内側部分は前記内面ゴム層または層間ゴム層で保持されると共に、前記半径方向の外側に位置する他方の補強層の半径方向外側部分は前記外面ゴム層または層間ゴム層で保持され、
前記滑り層の内周面は、前記一方の補強層の半径方向外側部分において前記一方の補強層の前記金属製補強材と周方向に変位可能に接触され、
前記滑り層の外周面は、前記他方の補強層の半径方向内側部分において前記他方の補強層の前記金属製補強材と周方向に変位可能に接触されている、
ことを特徴とする請求項1記載の高圧ホース。 - 前記高圧ホースの半径方向において隣り合う2つの補強層の一方は、前記金属製補強材として金属製の線材が第1の方向に螺旋状に巻回されて構成され、他方は、前記金属材料として金属製の線材が前記第1の方向と逆向きの第2の方向に螺旋状に巻回されて構成されている、
ことを特徴とする請求項1または2記載の高圧ホース。 - 前記金属製補強材は、金属製の線材をブレード状に編組することで構成されている、
ことを特徴とする請求項1または2記載の高圧ホース。 - 前記滑り層と、この滑り層に接触する前記金属製補強材を有する前記補強層との間に潤滑剤が封入されている、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の高圧ホース。
Priority Applications (1)
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JP2015123079A JP2017008995A (ja) | 2015-06-18 | 2015-06-18 | 高圧ホース |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7458193B2 (ja) | 2020-01-27 | 2024-03-29 | 株式会社ブリヂストン | 複合管及び複合管接続構造 |
-
2015
- 2015-06-18 JP JP2015123079A patent/JP2017008995A/ja active Pending
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