JP2017008692A - 構造物修復工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 継目部分の強度を確保し得る構造物修復工法の提供。【解決手段】 構造物における修復対象部の外周面に、修復用モルタルを設計厚みとなるよう吹付けることで、修復対象部を修復する構造物修復工法であって、外周面に対して成形板を、その一側面である成形面が設計厚みに相当する分だけ立ち上がるよう配置する配置工程と、成形板の成形面、および外周面のうちの一部であって成形板の成形面側である一方側面に修復用モルタルを吹付ける第一吹付工程と、第一吹付工程の後に成形板を取外す取外工程と、取外工程の後に、第一吹付工程において成形板の成形面によって形成された継目面、および外周面のうちの一部であって第一吹付工程で修復用モルタルが吹付けられた一方側面以外の面である他方側面に修復用モルタルを吹付ける第二吹付工程とを備えた構造物修復工法。【選択図】 図2

Description

本発明は、コンクリート構造物の表面側の修復をするための構造物修復工法に関する。
特に比較すべき先行技術文献は発見できないが、一例として、下記特許文献1には、塩害によるコンクリート構造物の表面側の劣化を修復するための構造物修復方法について記載されている。また、型枠を用いてコンクリート構造物の表面側の劣化を修復する構造物修復工法として、下記特許文献2、3が提案されている。
上記特許文献1〜3とは別に、例えば、鉄筋コンクリート構造物である梁の表面が塩害や経年により劣化した場合に、図16に示す手順で行われる構造物修復工法が知られている。図16に示す構造物修復工法は、
(a)で示すように、梁100の鉄筋101が露出するようコンクリートの表面側をはつり、
(b)で示すように、梁100の両側面に、修復用モルタルを設計厚みとなるように吹付けて側面吹付部103,104を形成し、
(c)で示すように、側面吹付部103,104を貫通するようにして保持ボルト105を梁100の両側面に固定するとともに、両側の保持ボルト105に型枠106,107をそれぞれ支持させ、
(d)で示すように、型枠106,107の下端部の位置を基準とし、梁100の下面に、修復用モルタルを設計厚みとなるよう吹付けて、下面吹付部108を形成し、
(e)で示すように、型枠106,107を取外す、
という手順で行われる。
特開2004−52413号公報 特開2001−288899号公報 特開2011−6983号公報
上記従来の構造物修復工法では、(b)の工程で、側面吹付部103,104を形成した際には、側面吹付部103,104における、梁100の下面との境界部分に相当する側面吹付部103,104の下端面103a,104aは、凹凸が多く生じた乱雑な(粗な)面になっている。そして(d)の工程では、側面吹付部103,104の下端面103a,104aにも修復用モルタルが吹付けられる。そして、このような乱雑な面に修復用モルタルが継がれると、継目部分に空気を包含してしまい、継目部分で充分な強度が期待できない。
そこで本発明は、継目部分の強度を確保し得る構造物修復工法の提供を課題とする。
本発明は、構造物における修復対象部の外周面に、修復用モルタルを設計厚みとなるよう吹付けることで、修復対象部を修復する構造物修復工法であって、配置工程と、第一吹付工程と、取外工程と、第二吹付工程とを備え、前記配置工程は、前記外周面に対して成形板を、その一側面である成形面が設計厚みに相当する分だけ立ち上がるよう配置する工程を含み、前記第一吹付工程は、前記成形板の成形面、および外周面のうちの一部であって成形板の成形面側である一方側面に修復用モルタルを吹付ける工程であり、前記取外工程は、第一吹付工程の後に成形板を取外す工程であり、前記第二吹付工程は、取外工程の後に、第一吹付工程において成形板の成形面によって形成された継目面、および外周面のうちの一部であって第一吹付工程で修復用モルタルが吹付けられた一方側面以外の面である他方側面に修復用モルタルを吹付ける工程であることを特徴としている。
本発明の構造物修復工法では、第一吹付工程において、配置工程で配置した成形板の成形面、および外周面のうちの一部であって成形板の成形面側である一方側面に修復用モルタルを吹付け、取外工程において成形板を取外すと、第一吹付工程で吹付けられた修復用モルタルの成形面側の端面である継目面は成形面に倣った滑らかな面となっているから、第二吹付工程において、継目面、および外周面のうちの一部であって第一吹付工程で修復用モルタルが吹付けられた一方側面以外の面である他方側面に修復用モルタルを吹付けることで、修復用モルタルどうしが継目なく継がれる。
本発明は、修復対象部は矩形断面形状であって、配置工程において、成形板は修復対象部の角部に相当する位置に立ち上げられる方法を採用できる。
上記構造物修復工法によれば、第一吹付工程で吹付けられた修復用モルタルの継目面は滑らかな平坦面となっているから、第二吹付工程で吹付けられる修復用モルタルと、修復対象部の角部において互いに継目がないかのように密に繋がれる。
本発明では、配置工程において、成形板は修復対象部の対角線の延長に沿うよう配置する方法を採用できる。
上記構造物修復工法によれば、第一吹付工程で吹付けられた修復用モルタルの継目面は、修復用モルタルの側面に対して傾斜した滑らかな平坦面となっているから、第二吹付工程で吹付けられる修復用モルタルと、互いに継目がないかのように密に繋がれる。
本発明は、配置工程において、成形面を平面とした成形板を用いる方法を採用できる。
上記構造物修復工法によれば、第一吹付工程で吹付けられた修復用モルタルの継目面に、第二吹付工程で吹付けられる修復用モルタルが密に繋がれる。
本発明の構造物修復工法によれば、第一吹付工程において、配置工程で配置した成形板の成形面、および外周面のうちの一部であって成形板の成形面側である一方側面に修復用モルタルを吹付け、取外工程において成形板を取外すと、第一吹付工程で吹付けられた修復用モルタルの成形面側の端面である継目面は成形面に倣った滑らかな面となっているから、第二吹付工程において、継目面、および外周面のうちの一部であって第一吹付工程で修復用モルタルが吹付けられた一方側面以外の面である他方側面に修復用モルタルを吹付けることで、修復用モルタルどうしが継目なく継がれて、継目部分の強度を確保し得る。
本発明の第一の実施形態に係る構造物修復工法の、はつり工程、および配置工程の説明のための工程図である。 同第一吹付工程、取外し工程、および第二吹付工程の説明のための工程図である。 同基準部材、成形板、および吊持具の構成図である。 同基準部材を配置した状態での修復対象部の底面図である。 同側面図である。 本発明の第二の実施形態に係る構造物修復工法の、はつり工程、および配置工程の説明のための工程図である。 同第一吹付工程、取外し工程、および第二吹付工程の説明のための工程図である。 本発明の第三の実施形態に係る構造物修復工法に用いる基準部材、および成形板の構造図である。 同はつり工程、および配置工程の説明のための工程図である。 同第一吹付工程、取外し工程、および第二吹付工程の説明のための工程図である。 別の構成の基準部材、および成形板の構造図である。 本発明の第四の実施形態に係る構造物修復工法の、はつり工程、および配置工程の説明のための工程図である。 同第一吹付工程、取外し工程、および第二吹付工程の説明のための工程図である。 本発明の第五の実施形態に係る構造物修復工法の、はつり工程、および配置工程の説明のための工程図である。 同第一吹付工程、取外し工程、および第二吹付工程の説明のための工程図である。 従来の構造物修復工法に係る各工程の説明のための工程図である。
以下、本発明の一実施形態に係る構造物修復工法を、図面を参照しつつ説明する。本発明に係る構造物修復工法の対象物は、鉄筋コンクリート構造物、あるいは鉄筋を備えないコンクリート構造物である。第一の実施形態ないし第三の実施形態では、鉄筋コンクリート構造物を例示する。
すなわち、第一の実施形態に係る構造物修復工法は、図1に示すように、鉄筋コンクリート構造物における修復対象部1の外周面2に、修復用モルタル3,4を設計厚みとなるよう吹付けることで、修復対象部1を修復するためのものである。本実施形態では、修復対象部1として、中心が水平方向に向く橋梁の梁を例示する。修復対象部1は矩形断面部5とハンチ6を備える。本実施形態に係る構造物修復工法は、はつり工程と、配置工程と、第一吹付工程と、取外し工程と、第二吹付工程とを順に備える。各工程の概略を述べると、次の通りである。
(A)はつり工程は、塩害等により腐食した修復対象部1の表面側のコンクリートをはつって、修復対象部1の鉄筋7を露出させる工程である(図1(a)参照)。
(B)配置工程は、修復対象部1の外周面2の一部の外側に、設計厚みtを特定させるべく修復後の仮想外周面fに沿うように板状の基準部材8を、外周面2から設計厚みt分だけ離間させて配置し(図1(b)参照)、吊持具20を用いて基準部材8を保持させ(図1(c)参照)、楔部材14によって基準部材8を安定させる(図1(d)参照)工程である。
(C)第一吹付工程は、修復対象部1の外周面2において、基準部材8に対向する面部以外で、基準部材8の一方側に相当する一面部に向けて、基準部材8を基準に第一修復用モルタル3を設計厚みとなるように吹付ける(図2(a)参照)工程である。
(D)取外し工程は、基準部材8のうち、少なくとも成形板13,13を取外す(図2(b)参照)工程である。
(E)第二吹付工程は、基準部材8に対向する(対向していた)面部以外の、基準部材8の他方側に相当する他面部に向けて第二修復用モルタル4を設計厚みとなるように吹付ける工程である。
ここで、図3を参照しつつ、本実施形態における構造物修復工法に用いられる基準部材8の構成について説明する。基準部材8は、基準板であるコンクリートパネル(以下「コンパネ」と称する)10,10と、桟木12とを備える。本実施形態では、コンパネ10,10は修復対象部(梁)1の幅方向Bに離間して一対で、且つ平行に設けられている。
桟木12は、上桟木12Aと下桟木12Bとを備える。上桟木12Aは、コンパネ10,10を連結するようコンパネ間に渡される渡し部材であり、コンパネ10,10の裏面(底面)に、コンパネ10,10の長手方向Lに直交する方向で固定されている。図では上桟木12Aは、一枚のコンパネ10,10の長手方向Lに、所定間隔だけ離間して三本設けられている。各上桟木12Aは同一のものであり、各上桟木12Aは杆状に形成され、例えば断面矩形に形成されている。下桟木12Bは、上桟木12Aの下面に、コンパネ10,10と平行に取付けられる。この場合、下桟木12Bは二対設けられている。
各コンパネ10,10は、修復対象部1の長さに対応した長さになるよう、継がれて用いられる。一対のコンパネ10,10における外側端の間の離間距離B1(図3(a)参照)は、前述の設計厚みtに基づいて決定される。すなわち、一対のコンパネ10,10における外側端の間の離間距離B1は、はつり工程で得た修復対象部1の幅に、修復対象部1の両側面に吹付けられる設計厚みtを加えた距離となる。
ここで設計厚みtについて説明する。設計厚みtは、はつり工程によってはつった修復対象部1の表面に対し、第一吹付工程、第二吹付工程によりそれぞれ吹付けられる第一修復用モルタル3,3の厚みであり、修復対象部1に必要な強度を付与するよう設定される。
コンパネ10,10には、成形板(「当て板」とも称する)13,13が、対象使いされるよう、取付けられている。成形板13,13は、各コンパネ10,10の上面に配置されている。成形板13,13は、コンパネ10,10と同じ長さを有し、コンパネ10,10に沿って配置されている。一方のコンパネ10の上面に配置された一方の成形板13は、一方のコンパネ10の縁から基準部材8の幅方向中心側に位置ずれした位置に配置されている。一方の成形板13は、その上方が基準部材8の幅方向中心側へ向けて傾斜した状態で、一方のコンパネ10に取付けられている。他方のコンパネ10の上面に配置された他方の成形板13は、他方のコンパネ10の縁から基準部材8の幅方向中心側に位置ずれした位置に配置されている。他方の成形板13は、その上方が基準部材8の幅方向中心側へ向けて傾斜した状態で、他方のコンパネ10に取付けられている。
各成形板13,13は、基準部材8の配置状態において、先端側が修復対象部1の角部へ向けて傾斜する成形平面13a,13aを備えている。角部へ向けて傾斜するとは、この場合、修復対象部1である梁の対角線の延長に沿う方向である。
双方の成形板13,13における基準部材8の幅方向中心側でコンパネ10,10の上面には、成形板13,13が傾斜して固定される状態を保持する保持部材15が設置されている。また双方の成形板13,13における基準部材8の幅方向外側でコンパネ10,10の上面には、面木16,16が設置されている。各面木16,16は、コンパネ10,10と同じ長さを有し、各面木16,16ではその幅方向外側面16a,16aが、コンパネ10,10の厚み方向(この場合、上下方向でもある)に沿うよう配置され、設計厚みtに吹付けられた第一修復用モルタル3,3に隅取面3a(図2(c)参照)が形成されるよう、各面木16,16の傾斜平面16b,16bが、修復対象部1の隅部に対向して配置される。
次に、上記構成の基準部材8を用いる構造物修復工法について詳述する。上述したように、構造物修復工法は、(A)はつり工程と、(B)配置工程と、(C)第一吹付工程と、(D)取外し工程と、(E)第二吹付工程とを順に備える。
(A)はつり工程について
はつり工程では、修復対象部1の表面側のコンクリートをはつって、修復対象部1のフープ筋18、および主筋19を露出させる。
(B)配置工程について
配置工程における修復対象部1の外周面2の一部とは、修復対象部1の下面1aであり、したがってその外側とは、下面1aの下側である。すなわち、配置工程では、下面1aの下側にコンパネ10,10の上面を設計厚みtだけ離間させて配置する。コンパネ10,10を配置するために、吊持具20が用いられる。
吊持具20としては特に限定されないが、本実施形態では図1、図3の(c)および図4に示すように、上端部にフープ筋18を咥える咥え部21を備え、下端部に下桟木12Bの下面を載置するようにした載置部22を有する構成のものが用いられている。この吊持具20は、軸部23の外周面にねじが形成されており、このねじを利用して載置部22の高さを変更でき、また、載置部22を固定できるよう構成されている。
すなわち、配置工程では、図1(a),(b)に示すように、吊持具20の咥え部21にフープ筋18を咥えさせ(挿通させ)、図1(c)、図4に示すように、下面1aの下側にコンパネ10,10の上面を、仮想外周面に沿って設計厚みtだけ離間させて配置するよう、コンパネ10,10を載置部22に載置する。この際、図1(c)に示すように、コンパネ10,10における外側端が、修復対象部1の外周面2である側面1b,1cにおいて設計厚みt分だけ、側面1b,1cに対して両側に突出するよう、コンパネ10,10を配置する。楔部材14は各基準部材8のコンパネ10,10と鉄筋7との間に配置する(図1(d)参照)。側面1b,1cは、外周面のうちの一部であって成形板の成形面側である一方側面に相当する。
また、図5に示すように、修復対象部1の長手方向に断面の変化があれば、その断面の変化に合わせて、吊持具20をフープ筋18に取付ける。そして吊持具20の数は、用いられる基準部材8のサイズに応じて適宜の位置に、適宜の個数だけ配置される。
さらに、配置工程では、図1(b)に示すように、各成形板13,13は修復対象部1の隅部に向くよう配置される。すなわち、配置工程では、成形板13の成形平面13a,13aが修復対象部1の隅部、あるいは隅部近傍に向くよう配置される。なお、修復対象部1ではフープ筋18が露出しているため、各成形板13,13の先端は修復対象部1の隅部(コンクリート)には当接せず、フープ筋18に当接する。
(C)第一吹付工程について
前述の第一吹付工程で、修復対象部1の外周面2において、基準部材8に対向する面部以外の、基準部材8の一方側に相当する一面部とは、修復対象部1の側面1b,1cである。すなわち、第一吹付工程では、基準部材8を対向させていない面である側面1b,1cに、その長さ方向全域に亘って第一修復用モルタル3,3を吹付ける。この第一修復用モルタル3,3は乾式方法によって吹付けることが好ましい。この場合、第一修復用モルタル3,3は修復用モルタル工法により吹付けられる。
第一修復用モルタル3,3は、ハンチ6の一部を含むように吹付け、さらに、図2(a)で示すように、各面木16,16の傾斜平面16b,16bにも吹付け、成形板13,13の成形平面13a,13aにも吹付ける。第一吹付工程では、一方の側面1bと他方の側面1cの双方に、同時に第一修復用モルタル3,3を吹付けてもよいし、片方ずつ第一修復用モルタル3,3を吹付けてもよい。
(D)取外し工程について
前述の取外し工程では、図2(b)で示すように、配置工程で配置された基準部材8を、フープ筋18から吊持具20とともに取外す。取外し工程で、各面木16,16を含む基準部材8を取外すと、第一吹付工程で第一修復用モルタル3,3は、各面木16,16の傾斜平面16b,16bに吹付けられているから、第一修復用モルタル3,3の隅取面3a,3aは、滑らかな平坦面に形成されている。取外し工程では、楔部材14も取外される。
第一吹付工程では、第一修復用モルタル3,3は、成形板13,13の成形平面13a,13aにも吹付けられている。そして成形板13,13の成形平面13a,13aは平面である。したがって、取外し工程で基準部材8、成形板13,13が取外されると、図2(b)に示すように、第一修復用モルタル3,3の下端面(継目面に相当する)3b,3bは、第一修復用モルタル3,3の側面に対して傾斜した滑らかな平坦面となっている。
(E)第二吹付工程について
前述の第二吹付工程で、基準部材8に対向する面部以外の、基準部材8の他方側に相当する他面部とは、修復対象部1の下面1aである。すなわち、下面1aは、外周面のうちの一部であって第一吹付工程で修復用モルタルが吹付けられた一方側面以外の面である他方側面に相当する。
第二吹付工程では、取外し工程において基準部材8は取外されているが、側面1b,1cに吹付けられた第一修復用モルタル3,3は設計厚みtとなっている。このため、この第一修復用モルタル3,3を基準として、下面1aに第二修復用モルタル4を吹付けることができる。第二修復用モルタル4は、乾式方法によって吹付けることが好ましい。第一修復用モルタル4は修復用モルタル工法により吹付けられる。
第二吹付工程では、図2(c)に示すように、第一吹付工程で吹付けられた第一修復用モルタル3,3の下端面3b,3bにも第二修復用モルタル4を吹付ける。このようにすることにより、修復対象部1の外周面全体を修復することができる。この第二吹付工程によって、本実施形態における構造物修復工法は終了する。なお、第一修復用モルタル3,3は面木16,16にも吹付けられることから、修復を終了した断面には、隅取面3a,3aが形成されている(図2(c)参照)。
ところで、本実施形態における構造物修復工法では、第一修復用モルタル3,3を吹付ける前に、基準部材8を修復対象部1に取付けておく。このため、第一修復用モルタル3,3の完全な硬化を待つことなく、第一吹付工程での第二修復用モルタル4を基準として第二吹付工程に移行できる。したがって、第一吹付工程での第一修復用モルタル3,3の硬化を待たなくてもよい分だけ、工期の短縮化を図ることができる。
第一吹付工程で吹付けられた第一修復用モルタル3,3の下端面3b,3bは、第一修復用モルタル3,3の側面に対して傾斜した滑らかな平坦面となっている。したがって、第二吹付工程で吹付けられる第二修復用モルタル4は下端面3b,3bにおいて、継目がないかのように密に繋がれるから、見た目が良好である。特に、第一修復用モルタル3,3と第二修復用モルタル4が継がれる部分は、隅取面3a,3aの角であることから、継目が生じない。さらに、第一吹付工程および第二吹付工程で吹付けられた修復用モルタル3,4どうしが密に繋がることにより、必要な断面強度を備えた修復断面が得られる。
本発明は上記実施形態に限定されない。上記実施形態では、基準部材8に成形板13,13を一体に設けた状態で、基準部材8を修復対象部1に設置した。しかしながら、成形板13,13を基準部材8に着脱自在に設けることもできる。このようにすることにより、成形板13,13を基準部材8の他の部材に対して独立して扱うことができる。すなわち、配置工程において、コンパネ10,10の配置とは別に配置することができ、成形板13,13の傾斜角度やコンパネ10,10への設置位置を任意に変更することができる。成形板13,13の傾斜角度やコンパネ10,10への設置位置を変更することができれば、取外し工程で形成される第一修復用モルタル3,3の下端面3b,3bの傾斜角度や位置を変更することができる。
また、成形板13,13を基準部材8に着脱自在に設けることにより、取外し工程において、基準部材8の成形板13,13のみを取外すことができる。このようにすることにより、コンパネ10,10を配置したまま第二吹付工程に移行できる。コンパネ10,10を残したままであれば、第二吹付工程における第二修復用モルタル4を設計厚みtとなるように吹付ける作業が容易になる。
図6および図7を参照しつつ、本発明の第二の実施形態を説明する。第二の実施形態では、修復対象部1を、中心が上下方向とされた矩形断面の柱としている。第二の実施形態における構造物修復工法は、第一の実施形態と同様に、はつり工程と、配置工程と、第一吹付工程と、取外し工程と、第二吹付工程とを順に備える。各工程について述べると、次の通りである。なお、基準部材8については、第一の実施形態と同様の機能を有する部材には同一の符合を付してその説明を繰り返さない。第二の実施形態では、第一の実施形態における上桟木が内側に配置される内側桟木12Aとなり、下桟木が外側に配置される外側桟木12Bとなる。また、第二の実施形態ではハンチは考慮していない。
(A)はつり工程は、塩害等により腐食した修復対象部1の表面側のコンクリートをはつって、修復対象部1の鉄筋7を露出させる工程である(図6(a)参照)。この場合、修復対象部1は矩形であるから、四方向に形成されている外周面2の全部を、必要な厚み分だけはつる。
(B)配置工程は、修復対象部1の外周面2の一部の外側に、設計厚みtを特定させるべく修復後の仮想外周面fに沿うように板状の基準部材8を、外周面2から設計厚みt分だけ離間させて配置し(図6(b)参照)、吊持具20を用いて基準部材8を上下方向で吊持させ(図6(c),(d)参照)、楔部材14によって基準部材8を安定させる(図6(e)参照)工程である。この場合では、基準部材8の外周面2のうち、対向する二面に対して基準部材8を配置する。楔部材14は各基準部材8のコンパネ10,10と鉄筋7(フープ筋18)との間に配置する。
(C)第一吹付工程は、修復対象部1の外周面2において、基準部材8に対向する面部以外で、基準部材8の一方側に相当する一面部に向けて、基準部材8を基準に第一修復用モルタル3を設計厚みとなるように吹付ける(図7(a)参照)工程である。基準部材8の一方側に相当する一面部とは、基準部材8を対向させていない両側面(側面1b,1c)である。
(D)取外し工程は、基準部材8のうち、少なくとも成形板13,13を取外す工程である。この場合、成形板13,13を含めて基準部材8の全部を取外す(図7(b)参照)。
(E)第二吹付工程は、基準部材8に対向する(対向していた)面部以外の、基準部材8の他方側に相当する他面部に向けて第二修復用モルタル4を設計厚みとなるように吹付ける工程である。この場合、第一吹付工程で吹付けられた、設計厚みtの第一修復用モルタル3を基準に、第二修復用モルタル4を吹付ける(図7(c)参照)。他面部は、側面1b,1c以外の側面1d,1eである。
第一吹付工程で吹付けられた第一修復用モルタル3,3の側端面(継目面に相当する)3c,3cは、第一修復用モルタル3,3の外側面に対して傾斜した、滑らかな平坦面となっている。したがって、第二吹付工程で吹付けられる第二修復用モルタル4は側端面3c,3cにおいて、継目がないかのように密に繋がれるから、見た目が良好である。さらに、第一吹付工程および第二吹付工程で吹付けられた修復用モルタル3,4どうしが密に繋がることにより、必要な断面強度を備えた修復断面が得られる。
図8ないし図10を参照しつつ、本発明の第三の実施形態を説明する。第三の実施形態では、修復対象部1を、中心が上下方向とされた円形断面の柱としている。第三の実施形態における構造物修復工法は、第一の実施形態と同様に、はつり工程と、配置工程と、第一吹付工程と、取外し工程と、第二吹付工程とを順に備える。
ここで図8を参照しつつ、基準部材8の構成を説明する。第三の実施形態における基準部材8が、第一の実施形態および第二の実施形態と異なる部分について説明する。第一の実施形態および第二の実施形態の基準部材8では、コンパネ10,10、内側桟木12Aとして平板を用いたのに対し、第三の実施形態では、これらを修復対象部1の外周面形状に沿うよう、また外周面形状の沿うよう修復対象部1と同心の円弧状に形成している。この場合、コンパネ10の周方向長さは、外周面2から設計厚みtだけ離間させた位置において、外周面2の4分の1に対応する長さに設定されている。また、第三の実施形態における基準部材8は、面木16,16、外側桟木は備えておらず、成形板13,13はコンパネ10の端部に配置されている。また、成形板13,13はコンパネ10の内側にあって、修復対象部1の径方向に沿うよう配置されている。
(A)はつり工程は、塩害等により腐食した修復対象部1の表面側のコンクリートをはつって、修復対象部1の鉄筋7を露出させる工程である(図9(a)参照)。この場合、修復対象部1は円形断面であり、外周面2の全部を、必要な厚み分だけはつる。
(B)配置工程は、修復対象部1の外周面2の一部の外側に、設計厚みtを特定させるべく修復後の仮想外周面fに沿うように板状の基準部材8を、外周面2から設計厚みt分だけ離間させて配置し(図9(b)参照)、吊持具20を用いて基準部材8を上下方向で吊持させ(図9(c)参照)、楔部材14によって基準部材8を安定させる(図9(d)参照)工程である。この場合では、基準部材8の外周面2のうち、周方向に90°で離間し周方向長さの4分の1に相当する領域の二面に対して、基準部材8を配置する。楔部材14は各基準部材8のコンパネ10,10と鉄筋7(フープ筋18)との間に配置する。
(C)第一吹付工程は、修復対象部1の外周面2において、基準部材8に対向する面部以外で、基準部材8の一方側に相当する一面部に向けて、基準部材8を基準に第一修復用モルタル3を設計厚みとなるように吹付ける工程である(図10(a)(b)参照)。基準部材8の一方側に相当する一面部とは、基準部材8を対向させていない両側面である。
(D)取外し工程は、基準部材8のうち、少なくとも成形板13,13を取外す工程である。この場合、成形板13,13を含めて基準部材8の全部を取外す(図10(c)参照)。取外し工程では、楔部材14も取外される。
(E)第二吹付工程は、基準部材8に対向する(対向していた)面部以外の、基準部材8の他方側に相当する他面部に向けて第二修復用モルタル4,4を設計厚みとなるように吹付ける工程である。この場合、第一吹付工程で吹付けられた、設計厚みtの第一修復用モルタル3を基準に、第二修復用モルタル4,4を吹付ける(図10(d)参照)。
第一吹付工程で吹付けられた第一修復用モルタル3,3の側端面3c,3cは、滑らかな平坦面となっている。したがって、第二吹付工程で吹付けられる第二修復用モルタル4,4は側端面3c,3cにおいて、継目がないかのように密に繋がれるから、見た目が良好である。さらに、第一吹付工程および第二吹付工程で吹付けられた修復用モルタル3,4どうしが密に繋がることにより、必要な断面強度を備えた修復断面が得られる。
上記第三の実施形態では、成形板13はコンパネ10の内側にあって、修復対象部1の径方向に沿うよう配置された場合を例示した。しかしながら、図11に示すように第一の実施形態と同様、コンパネ10の内側にあって、径方向に対して傾斜させて配置することもできる。この場合の傾斜方向とは、成形板13どうしの先端側が互いに近付く方向である。
このように構成した基準部材8、および成形板13を用いることにより、第一修復用モルタル3の端面は、成形板13の傾斜に沿うように平面的に形成される。そしてこのような第一修復用モルタル3の端面に第二修復用モルタル4を継ぐことによっても、第一修復用モルタル3に対して第二修復用モルタル4が、継目がないかのように密に繋がれるから、見た目が良好である。また、第一吹付工程および第二吹付工程で吹付けられた修復用モルタル3,4どうしが密に繋がることにより、必要な断面強度を備えた修復断面が得られる。
上記各実施形態では、はつり工程によって、塩害等により腐食した修復対象部1の表面側のコンクリートをはつって、修復対象部1の鉄筋7を露出させた場合を例示した。しかしながら、鉄筋を備えないコンクリート構造物(あるいは、鉄筋を露出させるまではつらない)の修復対象部1の場合でも、以下の実施形態のように、本発明を適用させることができる。
図12および図13は、本発明の第四の実施形態を表している。第四の実施形態は、鉄筋を備えない矩形断面のコンクリート構造物の修復対象部1を修復する構造物修復工法である。用いる基準部材8、成形板13,13の構成は第一の実施形態と同様である。第四の実施形態におけるはつり工程では、修復しようとする設計厚みt分だけ外周面2をはつる(図12(a)参照)。
配置工程では、矩形断面に形成された修復対象部1の外周面2に、吊持具20の軸部23の端部を貫入し、成形板13,13の先端部が外周面2の角部に当接するように、吊持具20によって基準部材8を上下方向で吊持する。また、基準部材8は、設計厚みtを特定させるべく修復後の仮想外周面fに沿うよう配置する(図12(b)(c)参照)。また、楔部材14は各基準部材8のコンパネ10,10と修復対象部1の外周面2との間に配置する(図12(d)参照)。
第四の実施形態では、第二の実施形態と同様に、第一吹付工程、取外し工程、第二吹付工程を行う。このうち、取外し工程では、基準部材8、成形板13,13が取外されるとともに、軸部23を含めた吊持具20が取外される。第一吹付工程、第二吹付工程については図13(a)〜図13(d)に示すように、第二の実施形態に準じるので詳細な説明を繰返さないが、第一修復用モルタル3および第二修復用モルタル4は、軸部23が取外されたことで外周面2に形成された孔(図示せず)にも充填される。
図14および図15は、本発明の第五の実施形態を表している。第五の実施形態は、鉄筋を備えない円形断面のコンクリート構造物の修復対象部1を修復する構造物修復工法である。用いる基準部材8の構成は、第三の実施形態と同様である。第五の実施形態におけるはつり工程では、修復しようとする設計厚みt分だけ外周面2をはつる(図14(a)参照)。
配置工程では、円形断面に形成された修復対象部1の外周面2に、吊持具20の軸部23の端部を貫入し、成形板13,13の先端部が外周面2の一部に当接するように、吊持具20によって基準部材8を上下方向で吊持する。また、基準部材8は、設計厚みtを特定させるべく修復後の仮想外周面fに沿うよう配置する(図14(b)(c)参照)。また、楔部材14は各基準部材8のコンパネ10,10と修復対象部1の外周面2との間に配置する(図14(d)参照)。
第五の実施形態では、第三の実施形態と同様に、第一吹付工程、取外し工程、第二吹付工程を行う。このうち、取外し工程では、基準部材8が取外されるとともに、軸部23を含めた吊持具20が取外される。第一吹付工程、第二吹付工程については図15(a)〜図15(d)に示すように、第三の実施形態に準じるので詳細な説明を繰返さないが、第一修復用モルタル3および第二修復用モルタル4は、軸部23が取外されたことで外周面2に形成された孔(図示せず)にも充填される。
そして、第四の実施形態および第五の実施形態においても、施工時間の短縮を図ることができ、第一修復用モルタル3および第二修復用モルタル4の継目部分の強度を確保できるとともに、見栄えが良好である。
上記各実施形態では、基準部材8の各部材は一体的に扱われるよう構成しているから、取外し工程において、コンパネ10、桟木12、成形板13、保持部材15、および面木16を全て取外した。しかしながら、本発明では、取外し工程において、成形板13のみ、あるいは成形板13と保持部材15、さらには、成形板13と保持部材15に加えて楔部材14を取外し、コンパネ10および桟木12は留め置いておくこともできる。
この場合では、第二修復用モルタル4は、コンパネ10の裏面側を含んで外周面2に吹付けるようにする。そして、取外し工程で少なくとも成形板13が取外されていることにより、第一修復用モルタル3の端面は滑らかな平坦面になっているから、第一修復用モルタル3および第二修復用モルタル4の継目部分の強度を確保でき、第二修復用モルタル4の吹付け後に、コンパネ10等を取外して形成されている修復面の見栄えは良好である。
上記各実施形態では、成形板の成形面を成形平面とした。しかしながら、成形板および成形面を曲面とすることも考えられる。この場合では、第一修復用モルタルと第二修復用モルタルとは、曲面の継目で継がれる。曲面の継目で継がれても、継目面が滑らかであれば、継目部の強度を確保できる。上記各実施形態では、成形板は対象使いされたが、修復断面形状によっては、成形板は1個で用いられることも考えられる。成形板は、木材や合成樹脂から板状に形成される。
修復対象部が矩形断面の場合では、成形板はコンパネに対して傾斜するよう取付けられた場合を例示した。しかしながら、成形板は第一修復用モルタルの継目面(第二修復用モルタルが継がれる面)を平滑な面とする条件下において、コンパネの板面に対して直交する方向に取付けることも可能である。
1…修復対象部、1a…下面、1b,1c…側面、1d,1e…側面、2…外周面、3…第一修復用モルタル、3b,3b…下端面、3c,3c…側端面、4…第二修復用モルタル、5…矩形断面部、7…鉄筋、8…基準部材、10,10…コンパネ、12…桟木、12A…上桟木、12B…下桟木、13,13…成形板、13a,13a…成形平面、14…楔部材、15…保持部材、18…フープ筋、19…主筋、20…吊持具、B…幅方向、B1…離間距離、f…仮想外周面、L…長手方向

Claims (4)

  1. 構造物における修復対象部の外周面に、修復用モルタルを設計厚みとなるよう吹付けることで、修復対象部を修復する構造物修復工法であって、
    配置工程と、第一吹付工程と、取外工程と、第二吹付工程とを備え、
    前記配置工程は、前記外周面に対して成形板を、その一側面である成形面が設計厚みに相当する分だけ立ち上がるよう配置する工程を含み、
    前記第一吹付工程は、前記成形板の成形面、および外周面のうちの一部であって成形板の成形面側である一方側面に修復用モルタルを吹付ける工程であり、
    前記取外工程は、第一吹付工程の後に成形板を取外す工程であり、
    前記第二吹付工程は、取外工程の後に、第一吹付工程において成形板の成形面によって形成された継目面、および外周面のうちの一部であって第一吹付工程で修復用モルタルが吹付けられた一方側面以外の面である他方側面に修復用モルタルを吹付ける工程であることを特徴とする構造物修復工法。
  2. 修復対象部は矩形断面形状であって、配置工程において、成形板は修復対象部の角部に相当する位置に立ち上げる請求項1記載の構造物修復工法。
  3. 配置工程において、成形板は修復対象部の対角線の延長に沿うよう配置する請求項2記載の構造物修復工法。
  4. 配置工程において、成形面を平面とした成形板を用いる請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の構造物修復工法。
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