JP2017007061A - マシニングセンタ - Google Patents

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勉 角田
Tsutomu Tsunoda
勉 角田
秀昭 相澤
Hideaki Aizawa
秀昭 相澤
中村 好伸
Yoshinobu Nakamura
好伸 中村
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Abstract

【課題】マシニングセンタが備えている制御機能内において、ワーク治具に対するワークの交換作業を自動化することである。
【解決手段】テーブル10のX,Y方向への移動制御と、主軸22のZ方向への移動制御とにより、テーブル10上のワーク治具12にセットされているワークWが、主軸に取り付けられているツールTによって三次元加工されるマシニングセンタであって、テーブルの移動に対して固定の関係にある支持部材(ツールベース20)と、この支持部材に対してZ方向への移動制御可能に設けられ、かつ、ワークを把持あるいは解放することが可能なハンド機構26とを備えている。このハンド機構が、テーブル10のX,Y方向への移動制御と協働してワークWをテーブル上とワーク治具12との間で運ぶことが可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定のプログラムに基づくテーブルおよび主軸の移動制御により、テーブル上のワーク治具にセットされているワークが主軸に取り付けられているツールによって三次元加工される形式のマシニングセンタに関する。
この種のマシニングセンタは、例えば特許文献1に開示された技術がすでに知られている。この技術においては、ワークがセットされたワーク治具と、ツールが取り付けられた主軸とが相対的に移動制御され、ワークがツールによって三次元加工される。そして、加工を終えたワークをワーク治具から外して新たなワークと交換する場合、まず、ワーク治具を主軸のツールが障害とならない交換位置に作動させて固定する。この状態において、ワークを手作業で交換した後、ワーク治具を交換位置から元の位置に戻す。
特開2013−208667号公報
特許文献1の技術では、ワーク治具のワークを手作業で交換していることから、作業性がわるく、かつ作業者の負担も大きい。この対策としてワークの交換作業を自動化する場合、ロボット等の外部制御装置が必須となる。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、マシニングセンタが備えている制御機能内において、ワーク治具に対するワークの交換作業を自動化し、ロボット等の外部制御装置を用いることなく、マシニングセンタの作業性を高め、かつ作業者の負担を軽減することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
所定のプログラムにしたがってテーブルがX,Y方向へ移動制御され、主軸がZ方向へ移動制御されることで、テーブル上のワーク治具にセットされているワークが、主軸に取り付けられているツールによって三次元加工されるマシニングセンタであって、テーブルの移動に対して固定の関係にある支持部材と、この支持部材に対してZ方向への移動制御可能に設けられ、かつ、ワークを把持あるいは解放することが可能なハンド機構とを備えている。このハンド機構が、テーブルのX,Y方向への移動制御と協働してワークをテーブル上とワーク治具との間で運ぶことが可能に構成されている。
本発明は、マシニングセンタにおいて、ハンド機構がテーブルの移動制御と協働してワークを運ぶことにより、例えばテーブル上にストックされた加工前のワークをワーク治具に運んでセットし、加工済みのワークをワーク治具から取り外して元の位置に運ぶことができる。したがって、マシニングセンタが備えている制御機能内において、ワーク治具に対するワークの交換作業を自動化することができる。この結果、ロボットなどの外部制御装置を用いることなく、マシニングセンタの作業性を高め、かつ作業者の負担を軽減できる。
マシニングセンタの概要を表した立面図。 マシニングセンタのテーブル側の構成部材を表した平面図。 図1のツールベース側を表した拡大図。 図3の左側面図。 図3のV矢視方向の側面図。 ハンド機構が加工前のワークを把持して上昇する状態を表した立面図。 ハンド機構がワークをワーク治具にセットする状態を表した立面図。 ワークが加工されている状態を表した立面図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
図1,2で示すマシニングセンタは、主として金属製の製品(ワーク)に対し、所定のプログラムにしたがって三次元加工を行うことができる。マシニングセンタは、テーブル10と、その上方に配置されたツールベース20とを備えている(図1)。テーブル10の上面には、加工の対象となるワークWを脱着可能にセットできるワーク治具12が設けられている。同じくテーブル10の上面には、複数個のワークWを並べたストッカー16が設けられている。また、ツールベース20には、主軸22がその軸線を上下向けた状態で位置し、この主軸22の下端部に種々のツールTの一つが脱着可能に取り付けられる。
テーブル10、ワーク治具12、ストッカー16、ツールベース20は、後述するツールマガジン24およびハンド機構26と共にマシニングセンタのハウジング(図示省略)内に収まっている。そして、テーブル10上のストッカー16は、例えばマシニングセンタのハウジング外からの作業者によるアクセスが可能な位置に配置されている。また、ツールベース20はマシニングセンタのハウジング側に支持されている。したがって、このツールベース20は、つぎに説明するテーブル10の移動に対して固定の関係にあり、本発明の「支持部材」に相当する。
テーブル10は、X,Y軸駆動手段(図示省略)によって水平面の直交する二方向(X,Y方向)へワーク治具12およびストッカー16と共に移動制御される。一方、主軸22は、Z軸駆動手段(図示省略)によりツールベース20に対して上下方向(Z方向)へ移動制御される。つまり、テーブル10と主軸22とは、それぞれの駆動手段によって三次元方向(X,Y,Z方向)へ相対的に移動制御される。この移動制御に基づき、テーブル10のワーク治具12にセットされているワークWが、主軸22に取り付けられたツールTによって三次元加工される。なお、X,Y,Z軸駆動手段には、一般にサーボモーターなどが使用される。
マシニングセンタで加工の対象となるワークWには種々の形状や寸法のものがあり、例えば板状のシンプルな形状、あるいは多数の凹凸などを有する複雑な形状がある。本実施の形態で対象とするワークWは、円筒形状のものが例示されている。この形状のワークWが、その軸線を上下に向けた姿勢、つまり筒孔の開放面が上下になるようにストッカー16に並べられる。
ツールベース20における主軸22の側方には、円盤型のツールマガジン24がその中心軸線S回りの回転制御可能に設けられている(図1,3,4)。ツールマガジン24には、主軸22のツールTと交換するための複数種類のツールTが、このツールマガジン24の外周に沿って放射状をなすように配列されている。これらの交換用のツールTにはドリルやエンドミル等の加工用工具の他、洗浄水用の噴出ノズルも含まれ、これらはツールマガジン24に対して脱着可能に収納されている。なお、図面(図1,3,4)においては、ツールマガジン24に収納されている各ツールTのうち、一つを除く他については個々のセット位置だけを仮想線で示している。
ツールマガジン24が中心軸線S回りに回転制御されることにより、交換用の各ツールTの一つが選択され、そのツールTと主軸22のツールTとが周知のツールチェンジャー(図示省略)によって自動交換される。このツールチェンジャーの一般的な構造および機能の概要について、以下に簡単に説明する。
ツールチェンジャーは、例えば主軸22とツールマガジン24との間において回転および軸線に沿った往復移動が可能に配置された制御軸と、この制御軸に中間部が固定され、かつ両端部に把持部を備えたアームとを備えている。このアームの両把持部により、ツールマガジン24の選択された一つのツールTと主軸22のツールTとを個々につかんだ状態で、制御軸をアームと共に軸線に沿った一方向へ移動させて主軸22およびツールマガジン24から個々のツールTを抜き取る。つぎに、制御軸をアームと共に回転させて両把持部の位置を入れ替えた後、制御軸を軸線に沿って元の方向へ移動させる。この結果、主軸22にはツールマガジン24から抜き取った新たなツールTが取り付けられ、ツールマガジン24には主軸22から抜き取った使用後のツールTが収納され、自動交換が完了する。
ツールベース20には、ツールマガジン24の反対側においてハンド機構26が配置されている(図1)。このハンド機構26は、ツールベース20に対して昇降が可能に支持されたハンド本体27と、ハンド本体27の端部に下向きに設けられたチャック部28とを備えている。チャック部28は複数個に分割された爪を拡げたり狭めたりできる構造であり、これをワークWの筒孔内に上から挿入して拡げることでワークWを把持し、狭めることでワークWを解放することができる。また、図5で示すように、チャック部28はハンド本体27に対して回転軸29回りに回転操作され、それによって実線で示す使用状態あるいは仮想線で示す待機状態に切り替えられる。
つぎに、マシニングセンタにおけるワークWの加工について説明する。
既に説明したようにストッカー16には複数個の加工前のワークWが並べてセットされており、その状態でテーブル10がX,Y方向へ移動制御される。これにより、ストッカー16の一つのワークWをハンド機構26におけるチャック部28の真下に位置させる。このタイミングで、ハンド機構26がZ方向へ移動制御されて図6の実線で示す位置まで下降し、チャック部28によって一つのワークWを把持する。この後、図6の仮想線で示すように、ハンド機構26がZ方向への移動制御によってワークWと共に上昇する。
テーブル10が再びX,Y方向へ移動制御され、ワーク治具12をハンド機構26のチャック部28に把持されたワークWの真下に位置させる。このタイミングで、ハンド機構26が図7の仮想線で示す位置から実線で示す位置まで下降し、ワークWがワーク治具12にセットされる。ワークWをワーク治具12にセットした後のハンド機構26は、チャック部28によるワークWの把持を解放するとともに元の位置に上昇する。
つづいて、所定のプログラムに基づくテーブル10のX,Y方向への移動制御と、主軸22のZ方向への移動制御とにより、ワーク治具12にセットされているワークWが主軸22のツールTによって三次元加工される(図8)。なお、ワークWの加工中におけるハンド機構26のチャック部28は、図5の仮想線で示す待機状態に切り替えられている。
ワーク治具12にセットされているワークWの加工後に、テーブル10がX,Y方向へ移動制御され、ワーク治具12(ワークW)をハンド機構26におけるチャック部28の真下に位置させる。ここで、ハンド機構26が前述の場合と同様に図7の実線で示す位置まで下降し、ワーク治具12にセットされているワークWをチャック部28によって把持する。この後、ハンド機構26が上昇してワーク治具12からワークWを取り外す。
さらに、テーブル10がX,Y方向へ移動制御され、ストッカー16の空きスペースあるいは加工済みのワークWを置くためのテーブル10上の所定スペースを、ハンド機構26のチャック部28(ワークW)の真下に位置させる。ここで、ハンド機構26が下降してチャック部28によるワークWの把持を解放した後、元の位置に上昇する。これにより、加工済みのワークWはワーク治具12から作業者によるアクセスが可能な位置に運び戻される。
このように本実施の形態においては、ハンド機構26のZ方向への移動制御およびチャック部28の機能と、テーブル10のX,Y方向への移動制御との協働により、加工前のワークWをストッカー16からワーク治具12まで運んでセットし、かつ、加工済みのワークWをワーク治具12から外して元の位置に運び戻すといったワークWの交換作業が自動化される。このことは、ワークWの自動搬送手段として、これまで必要とされていた外部制御装置(PLC)に代え、マシニングセンタの内蔵制御装置(NC)だけで対応することが可能になる。
以上は本発明を実施するための最良の形態を図面に関連して説明したが、この実施の形態は本発明の趣旨から逸脱しない範囲で容易に変更または変形できるものである。例えば、ハンド機構26におけるチャック部28の機能や形状については、対象となるワークWの形状等に応じて随時変更される。
10 テーブル
12 ワーク治具
20 ツールベース(支持部材)
22 主軸
26 ハンド機構
T ツール
W ワーク

Claims (1)

  1. 所定のプログラムにしたがってテーブルがX,Y方向へ移動制御され、主軸がZ方向へ移動制御されることで、テーブル上のワーク治具にセットされているワークが、主軸に取り付けられているツールによって三次元加工されるマシニングセンタであって、
    テーブルの移動に対して固定の関係にある支持部材と、この支持部材に対してZ方向への移動制御可能に設けられ、かつ、ワークを把持あるいは解放することが可能なハンド機構とを備え、このハンド機構が、テーブルのX,Y方向への移動制御と協働してワークをテーブル上とワーク治具との間で運ぶことが可能に構成されているマシニングセンタ。
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