JP2017005559A - タギング装置、タギングシステム、タギング方法及びプログラム - Google Patents

タギング装置、タギングシステム、タギング方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画データの重要な場面に精度良くタグ範囲を設定し、タグ付与することができるタギング装置、タギングシステム、タギング方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】タギングシステム1は、ユーザのバイタルデータを計測するセンサ装置2と、ユーザがタグFを入力するタグ入力装置3と、タギング装置4とを備え、また、タギング装置4は、動画データの記録又は再生をおこなうユーザのバイタルデータが予め設定された値以上である時間範囲内に、当該ユーザが入力したタグFが存在するときに、動画データの当該時間範囲をタグFの範囲に設定するタグ範囲処理部50を備える。
【選択図】図1

Description

本発明はタギング装置、タギングシステム、タギング方法及びプログラムに関する。
動画データにタギング(tagging、タグ付け)をして、当該動画データを後で編集したり、また、当該動画データ中のタギングしたフレームだけを記録したりすることが行われている。例えば、特許文献1には、画像記録装置において、生体情報に基づいてフラグF1を立てたフレーム、すなわち、生体情報に基づいてタギングしたフレームだけを記録部に記録することが記載されている。
特開2014−192755号公報
背景技術に係る画像記録装置では、タギングにより動画データの重要性を明らかにすることができるが、そのフレーム数は固定されており、重要なフレームがもれることがあった。
タギング方法には、録画中又は視聴中に、ユーザがボタンなどを押してタグを付ける方法もあるが、このような方法では、どこからどこまでが重要な場面なのか、その範囲を明らかにすることができなかった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、動画データの重要な場面に精度良くタグ範囲を設定し、タグ付与することができるタギング装置、タギングシステム、タギング方法及びプログラムを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、被写体を撮像し動画データを出力する撮像部と、動画データの記録又は再生をおこなうユーザのバイタルデータを連続して受け付けるとともに当該ユーザのタグ入力のタイミングデータを受け付けるデータ通信部と、データ通信部で受け付けたバイタルデータが予め設定された値以上である時間範囲に当該タイミングデータに対応する時間が含まれる場合に、当該時間範囲をタグ範囲に設定するタグ範囲処理部とを備えるタギング装置を提供する。
また、本発明は、動画データの記録又は再生をおこなうユーザのバイタルデータを連続して受け付けるとともに当該ユーザのタグ入力のタイミングデータを受け付けるデータ通信ステップと、データ通信ステップで受け付けたバイタルデータが予め設定された値以上である時間範囲に当該タイミングデータに対応する時間が含まれる場合に、当該時間範囲をタグ範囲に設定するタグ範囲処理ステップとを有するタギング方法を提供する。
また、本発明は、コンピュータに、動画データの記録又は再生をおこなうユーザのバイタルデータを連続して受け付けるとともに当該ユーザのタグ入力のタイミングデータを受け付けるデータ通信手順と、データ通信手順で受け付けたバイタルデータが予め設定された値以上である時間範囲に当該タイミングデータに対応する時間が含まれる場合に、当該時間範囲をタグ範囲に設定するタグ範囲処理手順とを実行させるためのプログラムを提供する。
本発明により、動画データの重要な場面に精度良くタグ範囲を設定し、タグ付与するタギング装置、タギングシステム、タギング方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態に係るタギングシステム1の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る心拍数の時間変化と、タグ範囲との関係を示す図である。 実施の形態に係る心拍数の時間変化と、タグ範囲との詳細な関係を示す図である。 実施の形態に係るタグ範囲処理部50の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本実施の形態に係るタギングシステムについて説明する。本実施の形態に係るタギングシステムは、ユーザがスポーツの試合などを撮影しているときに、当該ユーザのバイタルデータ(生体情報)と、当該ユーザが重要な場面で入力したタグのタイミングデータとを用いて、撮影データの重要な範囲、重要なフレームに精度良くタグ範囲を設定するものである。
まず、本実施の形態に係るタギングシステムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るタギングシステム1の概略構成を示すブロック図である。
タギングシステム1は、センサ装置2、タグ入力装置3、撮像装置4などを備える。センサ装置2と撮像装置4との間、及び、タグ入力装置3と撮像装置4との間は、有線又は無線により通信を行うことができる。
センサ装置2は、ユーザ(図示せず)が撮像装置4で撮影しているときに、当該ユーザのバイタルデータである心拍数を測定するものである。センサ装置2は、センサ本体21、センサ制御部22、センサデータ処理部23、CPU24などの一般的なセンサ装置が備える構成に加えて、測定した心拍数をリアルタイムで撮像装置4に送信するデータ通信部25を備えている。
タグ入力装置3は、ユーザが撮像装置4で撮影していて、撮影データにタグを付けた方が良いと思う瞬間、例えば、サッカーの試合であればゴールの瞬間などに、ボタンなどを押してタグを入力するものである。タグ入力装置3は、ボタン、画面などのキー入力部31、キー制御部32、入力タグデータ処理部33、CPU34などの一般的なタグ入力装置が備える構成に加えて、ユーザが入力したタグのデータである入力タグデータをリアルタイムで撮像装置4に送信するデータ通信部35を備えている。
撮像装置(タギング装置)4は、ビデオカメラ、デジタルカメラなどのような動画像を撮影できるものである。撮像装置4は、イメージセンサ41、撮像部42、画像データ処理部43、データ出力部44、記録媒体45、CPU46などの一般的な撮像装置が備える構成に加えて、データ通信部47、センサデータ記録部48、タグ制御部49、タグ範囲処理部50、タグ記録部51などを備えている。
データ通信部47は、センサ装置2のデータ通信部25が送信したセンサデータ、タグ入力装置3のデータ通信部35が送信した入力タグデータなどを受信する。また、データ通信部47は、センサ装置2、タグ入力装置3などに対して、動作開始のタイミングを制御する信号などを送信しても良い。つまり、センサ装置2のデータ通信部25、及びタグ入力装置3のデータ通信部35は、撮像装置4のデータ通信部47と一方向又は双方向で制御信号、ステータス通知信号などの通信を行っても良い。
センサデータ記録部48は、センサ装置2から受信したセンサデータを記録する。
タグ制御部49は、撮像装置4におけるタグ付与動作(タギング方法)の全体を制御する。
タグ範囲処理部50は、受信したセンサデータ及び入力タグデータを用いて、撮像装置4が撮影した動画データの適切な範囲、例えば、タグが記録されたタイミングで、バイタルデータが予め設定した閾値以上である場合、その閾値以上である期間をタグ範囲に設定する。タグ範囲処理部50は、このようなタグ範囲の設定を撮影中に行うことができる。さらに、動画再生時にタグ範囲の設定を行っても良い。
タグ記録部51は、受信したセンサデータ、入力タグデータ、設定したタグ範囲を動画データに関連付けて撮影中または動画再生中に記録する。また、タグ記録部51は設定したタグ範囲内にタグ付与してそのタイミングデータを記録する。
受信したセンサデータ、入力タグデータ、設定したタグ範囲のデータ、及び、これらと関連付けられた動画データなどは記録媒体45に記録されることもある。
入力タグデータには、例えば、ユーザがタグを入力した時刻や、撮像装置4がタグ入力を受信した時刻が含まれる。時刻でなくても、センサ装置2、タグ入力装置3及び撮像装置4が録画開始などの何らかの同期するタイミングを共有できれば、その時点からの経過時間の情報でも代用が可能である。
なお、センサ装置2、タグ入力装置3及び撮像装置4が時計を内蔵しているのであれば、センサ装置2、タグ入力装置3は測定した心拍数、入力タグデータをリアルタイムで撮像装置4に送信する必要はない。後で、それぞれの時計情報に基づいて、動画データ、バイタルデータ及び入力タグデータのタイミングを合わせることが可能である。
また、撮像装置4が実現する各構成要素は、CPU46の制御によって、プログラムを実行させることによって実現できる。より具体的には、撮像装置4は、記憶部(図示せず)に格納されたプログラムを主記憶装置(図示せず)にロードし、CPU46の制御によってプログラムを実行して実現する。また、各構成要素は、プログラムによるソフトウェアで実現することに限ることなく、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアのうちのいずれかの組み合わせ等により実現しても良い。
上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。
また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によって撮像装置4に供給されても良い。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムを撮像装置4に供給できる。
続いて、本実施の形態に係るタギングシステム1の動作、すなわち、タギング方法について説明する。ここでは、タグ範囲処理部50の動作について主に説明する。
まず、タグ範囲処理部50のタグ範囲設定動作の概要について説明する。タグ範囲処理部50は、上述したように、受信したセンサデータ及び入力タグデータを用いて、撮像装置4が撮影した動画データの適切な範囲にタグを設定するものである。
図2は本実施の形態に係る心拍数の時間変化と、タグ範囲との関係を示す図である。心拍数のグラフに入力タグデータを示したものを上に、入力タグデータから設定したタグ範囲を動画データに関連付けたものを下に示している。心拍数のグラフの横軸は時刻、縦軸は心拍数を示す。また、心拍数75付近の横線はタグ範囲を設定するための閾値を示す。また、心拍数40付近に記入している横方向の矢印及び「平常」「緊張」等の文字は、そのときのユーザの状態を説明するためのものである。
図2に示した心拍数の例では、ユーザの状態はゲーム開始からゲーム終了までの間に心拍数の変化から、平常状態、緊張状態もしくは興奮状態、そして平常(緩和)状態へと変化する。緊張状態又は興奮状態のときに、心拍数の4つのピーク(1〜4)が生じ、それぞれのピークにおいてユーザはタグF1〜F4を入力している。
タグ範囲処理部50は、心拍数が所定値(ここでは、閾値の75)以上のときの時間範囲であって、当該時間範囲内でユーザがタグFを入力している場合に、当該時間範囲をユーザが入力したタグFの範囲として設定する。当該時間範囲のフレームに対してタグFを付与しても良い。
例えば、第1のピークについては、時間範囲t1〜t2において、心拍数が所定値を超え、かつ、ユーザがタグF1を入力しているので、時間範囲t1〜t2をタグF1のタグ範囲に設定する。また、第2のピークについては、時間範囲t3〜t4において、心拍数が所定値を超え、かつ、ユーザがタグF2を入力しているので、時間範囲t3〜t4をタグF2のタグ範囲に設定する。第3、4のピークについても同様である。
なお、タグ範囲処理部50は、心拍数が所定値以上の時間範囲であっても、当該時間範囲内でユーザがタグFを入力していない場合には、タグ範囲を設定しない。
また、タグ範囲処理部50は、ユーザがタグFを入力していても、心拍数が所定値以上でない場合には、デフォルト、又はユーザが設定した時間やフレーム数でタグ範囲を設定する。
次に、タグ範囲処理部50の詳細な処理手順について説明する。
図3は本実施の形態に係る心拍数の時間変化と、タグ範囲との詳細な関係を示す図である。心拍数のグラフを上に、タグ範囲を下に示している。グラフ中の横点線は閾値を示し、横点線上の等間隔の点は心拍数のサンプリング点、すなわち、サンプリング時間を示している。なお、心拍数のサンプリングは例えば1秒間隔で行う。
図4は本実施の形態に係るタグ範囲処理部50の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
図3及び図4を参照しながら、タグ範囲処理部50の詳細な処理手順について説明する。
まず、処理を開始すると、まずバイタルデータの状態を示すステータスを「閾値未満」に設定し(ステップS10)、「前バイタルデータ時間値」を記録開始時間t0に初期化する(ステップS20)。
サンプリング時間t0において、ステータスが「閾値以上」か判断する(ステップS30)。時間t0では、ステータスはステップS10で設定した「閾値未満」のままなので(ステップS30のNo)、時間t0の受信したバイタルデータがあるか判断する(ステップS40)。
時間t0では受信したバイタルデータがあるので(ステップS40のYes)、時間t0のバイタルデータの値が閾値以上か判断する(ステップS50)。図3に示すように、時間t0のバイタルデータの値は閾値未満なので(ステップS50のNo)、現在のバイタルデータ時間t0を「前バイタルデータ時間値」として保存する(ステップS80)。そして、ステップS30に戻る。t11までは平常状態つまりバイタルデータが閾値未満のため、同様な処理を繰り返すことになる。
サンプリング時間t12になると、ステータスが「閾値未満」で、t12のバイタルデータがあるので(ステップS30のNo、ステップS40のYes)、時間t12のバイタルデータの値が閾値以上か判断する(ステップS50)。図3に示すように、時間t12のバイタルデータの値は閾値以上なので(ステップS50のYes)、「前バイタルデータ時間値」、ここでは、ステップS80で保存した時間t11を「タグ範囲開始時間値」として保存し(ステップS60)、ステータスを「閾値以上」に設定し(ステップS70)、現在のバイタルデータ時間t12を「前バイタルデータ時間値」として保存して(ステップS80)、ステップS30に戻る。
次に、サンプリング時間t13になると、ステップS70で設定したようにステータスが「閾値以上」であるので(ステップS30のYes)、時間t13のバイタルデータがあるか判断する(ステップS90)。
時間t13では受信したバイタルデータがあるので(ステップS90のYes)、時間t13のバイタルデータの値が閾値以上か判断する(ステップS100)。図3に示すように、時間t13のバイタルデータの値は閾値以上なので(ステップS100のYes)、現在のバイタルデータ時間t13を「前バイタルデータ時間値」として保存し(ステップS80)、ステップS30に戻る。
そして、サンプリング時間t21までは、時間t13のときの処理と同じ処理が継続する。
次に、サンプリング時間t22になると、ステータスが「閾値以上」で、時間t22の受信したバイタルデータがあるので(ステップS30のYes、ステップS90のYes)、時間t22のバイタルデータの値が閾値以上か判断する(ステップS100)。図3に示すように、時間t22のバイタルデータの値は閾値未満なので(ステップS100のNo)、現在のバイタルデータ時間t22を「タグ範囲終了時間値」として保存し(ステップS110)、タグ記録要求はあるか、すなわち、バイタルデータの値が閾値以上のときにタグを入力しているか判断する(ステップS120)。図3に示すように、時間t16と時間t17との間にユーザがタグFを入力しているので(ステップS120のYes)、ステップS60、S110で得られたタグ範囲の「タグ範囲開始時間値」t11〜「タグ範囲終了時間値」t22でタグFを記録し(ステップS130)、ステータスを「閾値未満」に設定し(ステップS140)、現在のバイタルデータ時間t22を「前バイタルデータ時間値」として保存し(ステップS80)、ステップS30に戻る。
次に、サンプリング時間t25になると、ステータスが「閾値未満」で、時間t25のバイタルデータもないので(ステップS30のNo、ステップS40のNo)、処理を終了する。
なお、現在のバイタルデータ時間tを「タグ範囲終了時間値」として保存し(ステップS110)、タグ記録要求がないとき、すなわち、ユーザがタグを入力していないときは(ステップS120のNo)、ステータスを「閾値未満」に設定する(ステップS140)。つまり、上述したように、心拍数が所定値以上の時間範囲があっても、当該時間範囲内でユーザがタグを入力していない場合には、当該時間範囲をタグ範囲に設定しない。
また、ステータスが「閾値以上」で、その時間tのバイタルデータがないときは(ステップS30のYes、ステップS90のNo)、記録終了時間を「タグ範囲終了時間値」として保存し(ステップS150)、ステップS120、S130と同様に、タグ記録要求があるときは、得られたタグ範囲でタグFを記録して処理を終了し、タグ記録要求がないときは、そのまま処理を終了する。
本実施の形態に係るタギングシステム1は、このような構成により、動画データを撮影中に、その重要範囲に精度良くタグを付与することができる。
なお、本実施の形態に係るタギングシステム1では、心拍数が閾値を超える時間範囲として時間t11〜時間t22を選択し、この時間範囲をタグ範囲として設定したが、時間範囲としてそれぞれ一つ内側のサンプリング時間に対応する時間t12〜時間t21を選択し、この時間範囲をタグ範囲として設定しても良い。もちろん、時間範囲として時間t11〜時間t21、時間t12〜時間t22を選択することも可能であり、さらに、心拍数が閾値を超える交点〜交点を選択することも可能である。その際は交点を算出しても良く、動画のサンプリング数とバイタルデータのサンプリング数を同じにしても良い。
また、本実施の形態に係るタギングシステム1では、タグ範囲を設定するための心拍数の閾値を固定にしていたが、ユーザ毎、シーン毎などのように状況に応じて設定できるようにしても良い。また、この閾値をいつでも変更できるようにして、動画データを記録した後でもタグ範囲を調整できるようにしても良い。
また、本実施の形態に係るタギングシステム1では、心拍数が所定値以上の時間範囲であって、当該時間範囲内にユーザがタグを入力している場合に、当該時間範囲をタグ範囲として設定したが、心拍数が所定値以上の時間範囲であって、当該時間範囲内にユーザがタグを入力している場合に、ユーザが入力したタグの前後の所定時間、例えば、当該タグの前後それぞれ3秒間をタグ範囲として設定して良い。もちろん、心拍数が所定値以上の時間範囲又はタグの前後の所定時間をユーザが選択できるようにしても良い。
また、本実施の形態に係るタギングシステム1では、バイタルデータとして心拍数を用いたが、バイタルデータとして心拍数以外のデータ、ユーザの興奮の度合いを示すようなデータを用いても良く、このときは、バイタルデータが所定値以下又は所定値未満などの時間範囲であって、当該時間範囲内にユーザがタグを入力している場合に、当該時間範囲をタグ範囲として設定しても良い。
また、本実施の形態に係るタギングシステム1は、センサ装置2、タグ入力装置3、撮像装置4などを備える構成としたが、撮像装置がセンサ装置及びタグ入力装置を兼ねる構成、又は、撮像装置がセンサ装置、タグ入力装置の一方を兼ねる構成としても良い。すなわち、タギングシステムをタギング装置として構成するようにしても良い。
また、本実施の形態に係るタギングシステム1は、ユーザが撮像装置4を用いて撮影しているときの、すなわち、ユーザが動画データを記録しているときの、ユーザのバイタルデータ及び入力タグデータに基づいてタグ範囲を設定していたが、ユーザが画像処理装置などを用いて動画を視聴又は編集しているときなどの、すなわち、ユーザが動画データを再生しているときの、ユーザのバイタルデータ及び入力タグデータに基づいてタグ範囲を設定しても良い。このため、本実施の形態に係るタギング装置も撮像装置に限るものではなく、画像処理装置などであっても良い。
上述したように、本実施の形態に係るタギング装置4は、動画データの記録又は再生をおこなうユーザのバイタルデータを連続して受け付けるとともに当該ユーザのタグ入力のタイミングデータを受け付けるデータ通信部47と、データ通信部47で受け付けたバイタルデータが予め設定された値以上である時間範囲に当該タイミングデータに対応する時間が含まれる場合に、当該時間範囲をタグ範囲に設定するタグ範囲処理部50とを備えるものである。
また、本実施の形態に係るタギングシステム1は、ユーザのバイタルデータを計測しデータ通信部47に出力するセンサ装置2と、タイミングデータをデータ通信部47に出力するタグ入力装置3と、タギング装置4とを備えるものである。
また、本実施の形態に係るタギング方法は、動画データの記録又は再生をおこなうユーザのバイタルデータを連続して受け付けるとともに当該ユーザのタグ入力のタイミングデータを受け付けるデータ通信ステップと、データ通信ステップで受け付けたバイタルデータが予め設定された値以上である時間範囲に当該タイミングデータに対応する時間が含まれる場合に、当該時間範囲をタグ範囲に設定するタグ範囲処理ステップS120、S130とを有するものである。
また、本実施の形態に係るプログラムは、コンピュータに、動画データの記録又は再生をおこなうユーザのバイタルデータを連続して受け付けるとともに当該ユーザのタグF入力のタイミングデータを受け付けるデータ通信手順と、当該データ通信手順で受け付けた当該バイタルデータが予め設定された値以上である時間範囲に当該タイミングデータに対応する時間が含まれる場合に、動画データの当該時間範囲をタグFの範囲に設定する手順S120、S130とを実行させるためのものである。
1 タギングシステム
2 センサ装置
3 タグ入力装置
4 撮像装置(タギング装置)
50 タグ範囲処理部

Claims (5)

  1. 被写体を撮像し動画データを出力する撮像部と、
    動画データの記録又は再生をおこなうユーザのバイタルデータを連続して受け付けるとともに前記ユーザのタグ入力のタイミングデータを受け付けるデータ通信部と、
    前記データ通信部で受け付けた前記バイタルデータが予め設定された値以上である時間範囲に前記タイミングデータに対応する時間が含まれる場合に、前記時間範囲をタグ範囲に設定するタグ範囲処理部と、
    を備えるタギング装置。
  2. 前記タグ範囲内にタグ付与し、前記付与したタグデータを記録するタグ記録部
    を備える請求項1に記載のタギング装置。
  3. 前記ユーザの前記バイタルデータを計測し前記データ通信部に出力するセンサ装置と、
    前記タイミングデータを前記データ通信部に出力するタグ入力装置と、
    請求項1または請求項2に記載のタギング装置と、
    を備えるタギングシステム。
  4. 動画データの記録又は再生をおこなうユーザのバイタルデータを連続して受け付けるとともに前記ユーザのタグ入力のタイミングデータを受け付けるデータ通信ステップと、
    前記データ通信ステップで受け付けた前記バイタルデータが予め設定された値以上である時間範囲に前記タイミングデータに対応する時間が含まれる場合に、前記時間範囲をタグ範囲に設定するタグ範囲処理ステップと、
    を有するタギング方法。
  5. コンピュータに、
    動画データの記録又は再生をおこなうユーザのバイタルデータを連続して受け付けるとともに前記ユーザのタグ入力のタイミングデータを受け付けるデータ通信手順と、
    前記データ通信手順で受け付けた前記バイタルデータが予め設定された値以上である時間範囲に前記タイミングデータに対応する時間が含まれる場合に、前記時間範囲をタグ範囲に設定するタグ範囲処理手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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