JP2017004405A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピンチ操作及び回転操作の操作性を向上させることができる操作装置を提供する。【解決手段】制御部10は、マルチタッチを検出するタッチパッド12において2点の検出点が検出された場合、許容される操作を表示装置85に表示された画像を拡大及び縮小させるピンチ操作に制限するように電子機器を制御する制御信号S5を出力する。また制御部10は、タッチパッド12において3点以上の検出点が検出された場合、少なくともピンチ操作及び回転操作を許容するように電子機器を制御する制御信号S5を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、操作装置に関する。
従来の技術として、タッチパネルセンサーの少なくとも2点に同時に接触するマルチタッチ操作を検出するマルチタッチ操作検出部と、2つの接触位置間の距離を縮めるように各接触位置を動かすピンチイン操作を検出するピンチイン操作検出部と、2つの接触位置間の距離を広げるように各接触位置を動かすピンチアウト操作を検出するピンチアウト操作検出部と、2つの接触位置のうち一方の接触位置を回転中心として他方の接触位置を円弧状に移動させる回転操作を検出する回転操作検出部と、を備えた画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2014−232415号公報
上述の画像処理装置のように、2本の操作指によって行われるピンチイン操作、ピンチアウト操作及び回転操作に基づいて表示部に表示された画像を縮小、拡大及び回転させる場合、例えば、2本の操作指による操作が不安定で回転し、操作者が意図していないのに回転操作が検出されて、画像が回転することがあり、操作性が良くなかった。
従って、本発明の目的は、ピンチ操作及び回転操作の操作性を向上させることができる操作装置を提供することにある。
本発明の一態様は、マルチタッチを検出する検出部において3点以上の検出点が検出された場合、少なくとも表示装置に表示された画像を拡大及び縮小させるピンチ操作、及び画像を回転させる回転操作を許容するように操作対象を制御する制御信号を出力する制御部を備えた操作装置を提供する。
本発明によれば、ピンチ操作及び回転操作の操作性を向上させることができる。
図1(a)は、実施の形態に係る操作装置が配置された車両内部の一例を示す概略図であり、図1(b)は、操作装置のブロック図である。 図2(a)は、実施の形態に係る操作装置の拡縮比の算出の一例を説明するための概略図であり、図2(b)は、重心の算出の一例を説明するための概略図であり、図2(c)は、回転角の算出の一例を説明するための概略図である。 図3(a)は、表示装置に表示された画像の一例を示す概略図であり、図3(b)は、操作面に接触する操作指の一例を示す概略図であり、図3(c)は、回転操作によって回転した画像の一例を示す概略図であり、図3(d)は、回転操作を行った後の操作指の一例を示す概略図である。 図4は、実施の形態に係る操作装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(実施の形態の要約)
操作装置は、マルチタッチを検出する検出部において2点の検出点が検出された場合、許容される操作を表示装置に表示された画像を拡大及び縮小させるピンチ操作に制限するように操作対象を制御する制御信号を出力する制御部を備えて概略構成されている。
この操作装置は、検出点が2点だった場合、制御部が判定する操作をピンチ操作に制限するので、制限しない場合と比べて、操作者の意図しないピンチ操作以外の操作の検出を抑制し、操作性を向上させることができる。
また操作装置は、マルチタッチを検出する検出部において3点以上の検出点が検出された場合、少なくとも表示装置に表示された画像を拡大及び縮小させるピンチ操作、及び画像を回転させる回転操作を許容するように操作対象を制御する制御信号を出力する制御部を備えて概略構成されている。
この操作装置は、3点以上の検出点が検出された場合、制御部がピンチ操作と回転操作を受け付けるので、ピンチ操作と回転操作を同時に行うことができて操作性が向上する。
[実施の形態]
(操作装置1の全体構成)
図1(a)は、実施の形態に係る操作装置が配置された車両内部の一例を示す概略図であり、図1(b)は、操作装置のブロック図である。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また図1(b)では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。
操作装置1は、例えば、電磁気的に接続された操作対象の電子機器の操作を行うものである。操作装置1は、例えば、導電性を有するペンや操作指による操作により、電子機器の表示部に表示されたポインタの移動や選択、表示されたアイコンの選択、決定、ドラッグ、ドロップなどの指示を行うことができるように構成されている。この電子機器は、一例として、車両8に搭載されたナビゲーション装置、空調装置、音楽再生装置及び映像再生装置などである。本実施の形態では、検出対象として操作指による操作について説明する。
操作装置1は、図1(a)に示すように、車両8の運転席と助手席の間のフロアコンソール80に配置されている。操作装置1の操作面120は、このフロアコンソール80に露出している。またセンターコンソール81に配置された表示装置85は、例えば、操作対象の電子機器の表示部として機能する。この表示装置85は、運転席に着座する操作者から見て左上を原点とし、左から右を正としたX軸、及び上から下を正としたY軸を有するXY座標系が設定されている。
操作装置1は、図1(b)に示すように、制御部10と、タッチパッド12と、拡縮比算出部14と、重心算出部16と、回転角算出部18と、を備えて概略構成されている。
(制御部10の構成)
制御部10は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部10が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、タッチパッド12から出力される周期ごとの検出点情報Sや一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。また制御部10は、その内部に時間を計測する手段を有する。
制御部10は、マルチタッチを検出する検出部としてのタッチパッド12において2点の検出点が検出された場合、許容される操作を表示装置85に表示された画像を拡大及び縮小させるピンチ操作に制限するように電子機器を制御する制御信号Sを出力する。つまり制御部10は、検出点が2点である場合、ピンチ操作以外の操作を受け付けない。
また制御部10は、マルチタッチを検出するタッチパッド12において3点以上の検出点が検出された場合、少なくともピンチ操作及び回転操作を許容するように電子機器を制御する制御信号Sを出力する。つまり制御部10は、ピンチ操作、回転操作、及びピンチ操作と回転操作が同時に行われた操作を受け付ける。従って制御部10は、2点の検出点によるピンチ操作と3点以上の検出点によるピンチ操作を判定することができる。
なお変形例として、制御部10は、3本以上の操作指によるスライド操作などを判定するように構成されても良い。
制御部10は、一例として、移動前と移動後の検出点を結んだ直線がある点に向かう、又はある点から離れる場合をピンチ操作、当該直線がある点を中心に同一方向に回転している場合を回転操作として判定する。なお制御部10は、パターンマッチングを用いたジェスチャを判定する方法などの方法によってピンチ操作及び回転操作を判定するように構成されても良い。
(タッチパッド12の構成)
タッチパッド12は、マルチタッチを検出可能なタッチパッドであれば良い。本実施の形態のタッチパッド12は、一例として、静電容量方式のタッチパッドである。なお変形例として、検出部は、タッチパッドに限定されず、表示装置に重ねて配置されるタッチパネルであっても良い。
タッチパッド12は、例えば、操作面120に接近及び接触した操作指が検出された検出点の情報を検出点情報Sとして制御部10に出力する。なお接近とは、操作指がタッチパッド12に検出されるほど操作面120に接近した状態を示している。
タッチパッド12は、矩形状の操作面120を有している。タッチパッド12は、この操作面120に接近及び接触することによって検出された操作指の座標を算出する。この座標は、例えば、操作面120に設定されたxy座標系における座標である。このxy座標系は、運転席に着座する操作者から見て、左上を原点とし、左から右を正としてx軸が設定され、前から後を正としてy軸が設定されている。検出点の算出は、一例として、加重平均などによって行われる。以下では、この操作指が検出された座標を検出点と記載する。なお操作対象の電子機器は、xy座標系からXY座標系に座標変換した検出点の座標に基づいてポインタなどを移動させる。
タッチパッド12は、例えば、操作面120の下方に絶縁されながら交差するように配置された複数の駆動電極及び検出電極を有している。タッチパッド12は、複数の駆動電極及び検出電極を走査することで、1周期分の検出点情報Sを出力する。この検出点情報Sには、検出された検出点の座標の情報などが含まれている。なお検出点情報Sは、例えば、検出点がない場合も出力される。
このタッチパッド12は、一例として、タッチ操作、タップ操作、ダブルタップ操作、なぞり操作、ドラッグ操作、フリック操作、ピンチアウト(ピンチオープン)操作、ピンチイン(ピンチクローズ)操作及び回転操作などの操作を検出する。
本実施の形態では、主にピンチ操作(ピンチアウト操作及びピンチイン操作)及び回転操作について説明する。本実施の形態のピンチ操作は、2本以上の操作指を操作面120に接触させ、接触させた指を開いたり、閉じたりすることで、表示装置85に表示された画像を拡大したり、縮小させたりする操作である。また本実施の形態の回転操作は、操作面120に接触させた3本以上の操作指を、ダイヤルを回すように回転させ、表示装置85に表示された画像を回転させる操作である。
(拡縮比算出部14の構成)
図2(a)は、実施の形態に係る操作装置の拡縮比の算出の一例を説明するための概略図であり、図2(b)は、重心の算出の一例を説明するための概略図であり、図2(c)は、回転角の算出の一例を説明するための概略図である。
拡縮比算出部14は、ピンチ操作が判定される直前の3点以上の検出点で囲まれた第1の領域と判定された後の3点以上の検出点で囲まれた第2の領域との面積比に基づいて画像の拡大及び縮小の拡縮比を算出する。
このピンチ操作が判定される直前の3点以上の検出点とは、ピンチ操作の判定には、少なくとも2周期分の検出点情報Sが必要なことから、ピンチ操作が判定される直前の周期において検出された検出点を示している。つまり制御部10は、当該直前の周期の次の周期において、当該検出点のうち、少なくとも1点の検出点の移動が検出された場合、ピンチ操作がなされたと判定する。以下に、3本の操作指で行われたピンチイン操作における拡縮比の算出の一例について説明する。
図2(a)に示すように、タッチパッド12が3本の操作指を検出した際の検出点A〜検出点Cの座標を座標(xa1、ya1)〜座標(xc1、yc1)、次の周期の検出点A〜検出点Cの座標を座標(xa2、ya2)〜座標(xc2、yc2)とする。
上述の第1の領域とは、図2(a)において点線で示す検出点A〜検出点Cによって囲まれた第1の領域141である。また上述の第2の領域とは、図2(a)において実線で示す検出点A〜検出点Cによって囲まれた第2の領域142である。
拡縮比算出部14は、第1の領域141の面積T、第2の領域142の面積Tを算出し、さらに面積T/面積Tを算出し、これを拡縮比とする。一例として、面積Tが100、面積Tが50である場合、拡縮比が0.5となる。つまり、表示装置85には、元の画像が50%に縮小された画像が表示される。また一例として、面積Tが50、面積Tが100である場合、拡縮比が2となる。つまり、表示装置85には、元の画像が200%に拡大された画像が表示される。
この面積の算出は、一例として、三辺の長さから面積を求めるヘロンの公式などを用いてなされる。
このように算出された拡縮比は、拡縮比情報Sとして制御部10に出力される。なお拡縮比は、例えば、ピンチ操作が継続している間、周期ごとに算出される。その際、ピンチ操作が判定される直前の周期の面積Tと、読み出された今回周期の面積Tによって算出される。
なお拡縮比の算出は、例えば、制御部10がピンチ操作を判定し、この判定直前の周期の検出点情報Sと判定が行われた周期の検出点情報Sを出力することによって行われる。
(重心算出部16の構成)
重心算出部16は、回転操作が判定される直前の3点以上の検出点で囲まれた第1の領域の重心を算出する。具体的には、図2(b)に示すような検出点A〜検出点Cが検出された場合、重心160は、第1の領域141の検出点Aの座標(xa1、ya1)〜検出点Cの座標(xc1、yc1)から((xa1+xb1+xc1)/3、(ya1+yb1+yc1)/3)として求められる。なお重心の算出は、この方法に限定されず、他の方法でも良い。
重心算出部16は、重心160の座標の情報を含む重心情報Sを生成し、制御部10に出力する。なお重心の算出は、例えば、制御部10が回転操作を判定し、この判定直前の周期の検出点情報Sを出力することによって行われる。
(回転角算出部18の構成)
回転角算出部18は、回転操作が判定される直前の3点以上の検出点、回転操作が判定された後の3点以上の検出点、及び重心により形成される角度に基づいて画像を回転させる回転角を算出する。
具体的には、回転角算出部18は、図2(c)に示すように、検出点A〜検出点Cが左方向に回転し、検出点A〜検出点Cとなった場合、検出点Aと重心160と検出点Aによって形成される角度θ、検出点Bと重心160と検出点Bによって形成される角度θ、及び検出点Cと重心160と検出点Cによって形成される角度θを算出する。
そして回転角算出部18は、算出した角度θ〜角度θの平均を算出し、算出した平均の角度を回転角とする。回転角算出部18は、算出した回転角の情報を含む回転角情報Sを生成し、制御部10に出力する。
ここで、回転角算出部18は、図2(a)に示すように、ピンチ操作と回転操作が同時に行われた場合であっても同様に角度θ〜角度θを算出し、算出した角度θ〜角度θの平均に基づいて回転角情報Sを出力する。
なお変形例として、回転角は、角度θ〜角度θの最小の角度としても良いし、最大の角度としても良いし、中間の角度としても良い。また重心160は、回転操作が判定された周期の直前の周期における重心に限定されず、回転操作が判定された後の周期の重心などであっても良い。また角度θ〜角度θの算出は、xy座標系における算出に限定されず、極座標系を設定して算出されても良い。
以下に、操作装置1の動作の一例について図3(a)〜図3(d)の図面、及び図4のフローチャートに従って説明する。
(動作)
図3(a)は、表示装置に表示された画像の一例を示す概略図であり、図3(b)は、操作面に接触する操作指の一例を示す概略図であり、図3(c)は、回転操作によって回転した画像の一例を示す概略図であり、図3(d)は、回転操作を行った後の操作指の一例を示す概略図である。回転操作は、反時計回りに行われるものとする。また図3(c)に示す実線は、回転操作がなされた後に表示されている画像であり、点線は、回転操作がなされる前に表示されていた画像であり、実際には表示されない画像である。
操作装置1の制御部10は、車両8の電源が投入されると、周期的に検出点情報Sを取得する。制御部10は、操作が検出される、つまりステップ1の「Yes」が成立すると(S1:Yes)、続く周期の検出点情報Sに基づいてなされた操作が少なくともピンチ操作又は回転操作か否かを確認する。
制御部10は、少なくともピンチ操作又は回転操作が判定された場合(S2:Yes)、さらに検出点の個数を確認する。制御部10は、検出点が3点以上である場合(S3:Yes)、判定した操作に基づいた制御信号Sを生成して電子機器に出力する(S4)。
具体的には、図3(a)に示すように、地図の画像851が表示されている際に、操作者が画像851を回転させようと、図3(b)に示すように、操作指90〜操作指92によって操作面120に接触すると、タッチパッド12によって操作指91に対応して検出点A、操作指90に対応して検出点B、操作指92に対応して検出点Cが検出される。制御部10は、検出点情報Sに基づいてこの検出点A〜検出点Cを確認すると、少なくともピンチ操作又は回転操作が行われると判定する。判定後、制御部10は、例えば、この検出点A〜検出点Cの情報を含む検出点情報Sを重心算出部16に出力し、重心160を算出させる。
続いて操作者が画像851を反時計回りに回転させようと、図3(d)に示すように、操作指90〜操作指92を反時計回りに回転させる。この回転操作によって、例えば、検出点Aが検出点A、検出点Bが検出点B、及び検出点Cが検出点Cとなる。回転角算出部18は、回転操作が判定された際の検出点情報S、及びその後の周期の検出点情報Sと重心情報Sとを取得し、上述の方法によって回転角を算出し、回転角情報Sとして制御部10に出力する。制御部10は、回転角情報Sに基づいて制御信号Sを電子機器に出力する。電子機器は、取得した制御信号Sに基づいて、図3(c)に示すように、画像851を回転させる。この際の回転中心852は、xy座標系における重心160の座標を表示画面850のXY座標系に座標変換した位置となる。なお図2(a)に示すように、同時にピンチ操作が行われても良い。
ここでステップ2において制御部10は、ピンチ操作及び回転操作のいずれも判定されなかった場合(S2:No)、なされた操作がピンチ操作及び回転操作以外のどの操作であるかを判定する(S5)。続いて制御部10は、判定した操作に基づいた制御信号Sを電子機器に出力する(S4)。
またステップ3において制御部10は、検出点が3点以上ではない、すなわち2点であった場合(S3:No)、許容される操作をピンチ操作に制限する(S6)。制御部10は、ピンチ操作に制限して操作を判定し、制御信号Sを出力する(S4)。
制御部10は、これらの処理を車両8の電源が遮断されるまで継続的に行う。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る操作装置1は、ピンチ操作及び回転操作の操作性を向上させることができる。具体的には、操作装置1は、検出点が2点の際、判定される操作をピンチ操作に制限するので、制限しない場合と比べて、操作者の意図しない画像の回転などが抑制され、操作性が向上する。また操作装置1は、2点の検出点でピンチ操作が許容され、3点の検出点でピンチ操作と回転操作が許容されるので、この構成を用いない場合と比べて、操作の切替りが明確となって利便性が向上すると共に、操作性が向上する。
操作装置1は、3点以上の検出点が検出されることで、回転操作が許容されるので、操作者がダイヤルなどを把持して回転させるような操作感で直感的に操作ができ、操作性が向上する。
操作装置1は、面積比によって拡縮比を判定するので、同時に回転操作とピンチ操作を行うことができる。
上述の実施の形態及び変形例に係る操作装置1は、例えば、用途に応じて、その一部が、コンピュータが実行するプログラム、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)及びFPGA(Field Programmable Gate Array)などによって実現されても良い。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…操作装置、8…車両、10…制御部、12…タッチパッド、14…拡縮比算出部、16…重心算出部、18…回転角算出部、80…フロアコンソール、81…センターコンソール、85…表示装置、90〜92…操作指、120…操作面、141…第1の領域、142…第2の領域、160…重心、850…表示画面、851…画像、852…回転中心

Claims (6)

  1. マルチタッチを検出する検出部において2点の検出点が検出された場合、許容される操作を表示装置に表示された画像を拡大及び縮小させるピンチ操作に制限するように操作対象を制御する制御信号を出力する制御部を備えた操作装置。
  2. マルチタッチを検出する検出部において3点以上の検出点が検出された場合、少なくとも表示装置に表示された画像を拡大及び縮小させるピンチ操作、及び前記画像を回転させる回転操作を許容するように操作対象を制御する制御信号を出力する制御部を備えた操作装置。
  3. マルチタッチを検出する検出部において2点の検出点が検出された場合、許容される操作を表示装置に表示された画像を拡大及び縮小させるピンチ操作に制限し、3点以上の検出点が検出された場合、少なくとも前記ピンチ操作、及び前記画像を回転させる回転操作を許容するように操作対象を制御する制御信号を出力する制御部を備えた操作装置。
  4. 前記ピンチ操作が判定される直前の3点以上の検出点で囲まれた第1の領域と判定された後の3点以上の検出点で囲まれた第2の領域との面積比に基づいて前記画像の拡大及び縮小の拡縮比を算出する拡縮比算出部を備えた、
    請求項2又は3に記載の操作装置。
  5. 前記回転操作が判定される直前の3点以上の検出点で囲まれた第1の領域の重心を算出する重心算出部と、
    前記回転操作が判定される直前の3点以上の検出点、前記回転操作が判定された後の3点以上の検出点、及び前記重心により形成される角度に基づいて前記画像を回転させる回転角を算出する回転角算出部と、
    を備えた、
    請求項2乃至4のいずれか1項に記載の操作装置。
  6. 前記制御部は、前記検出部において2点の検出点が検出された場合、許容される操作を前記ピンチ操作に制限する前記制御信号を出力する、
    請求項2乃至5のいずれか1項に記載の操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE112018000378T5 (de) 2017-01-13 2019-10-02 Denso Corporation Stator für elektrische drehende Maschine

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