JP2017003540A - 積載物監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】移動可能な移動体に積まれた積載物の異常の検出精度を向上する積載物監視システムを提供する。
【解決手段】輸送車両1上の被輸送車両2,3,4,5を監視する積載物監視システム100は、輸送車両1用三軸直線加速度センサ31と、輸送車両1用三軸ジャイロセンサ32と、輸送車両1用GPS通信機34と、被輸送車両2〜5用三軸直線加速度センサ41と、被輸送車両2〜5用三軸ジャイロセンサ42と、被輸送車両2〜5用GPS通信機44と、輸送車両1上の被輸送車両2〜5の状態を検出するメイン制御部21とを備える。上記状態の検出では、メイン制御部21は、GPS通信機34及び44の検出結果と、三軸直線加速度センサ31及び41並びに三軸ジャイロセンサ32及び42の検出結果と、三軸直線加速度センサ31及び41の検出結果とを用いて検出する輸送車両1に対する被輸送車両2〜5の相対位置、相対姿勢及び相対加速度を用いる。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動体に積まれた積載物を監視する積載物監視システムに関する。
車両等の移動可能な移動体に積まれた積荷等の積載物を監視するための技術が考案されている。
例えば、特許文献1には、車両の荷物室内に設置されたレーザ式測域センサを用いた積荷監視システムが記載されている。この積荷監視システムでは、複数のレーザ式測域センサが、車両の荷物室内の上部位置に設けられている。複数のレーザ式測域センサは、所定時間毎に荷物室内の積荷に対してレーザ走査を行って、積荷までの距離を測定する。複数のレーザ式測域センサを用いることによって、積荷における広い範囲の外表面に対して、比較的短い時間で走査が行われる。レーザ式測域センサの検知結果に基づき、荷物室内での積荷の位置が演算される。さらに、車両が走行状態であるか停止状態であるかも検知される。そして、積荷の位置情報と、車両走行に関する情報とに基づき、積荷の挙動が分析される。
特開2010−55568号公報
特許文献1に記載される積荷監視システムは、積荷に対して、位置情報を検出することができるが、積荷に加わる振動及び衝撃を検出することができない。このため、特許文献1に記載される積荷監視システムでは、荷崩れを起こしていないが振動及び衝撃によって異常をきたした積荷に対して、異常の検出を行うことができない、つまり異常の検出精度が低いという問題がある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、車両等の移動可能な移動体に積まれた積載物の異常の検出精度を向上する積載物監視システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る積載物監視システムは、移動可能な移動体に積まれた積載物を監視する積載物監視システムにおいて、移動体の加速度を検出する移動体加速度センサと、移動体の角速度を検出する移動体ジャイロセンサと、移動体の位置を検出する移動体位置検出部と、積載物の加速度を検出する積載物加速度センサと、積載物の角速度を検出する積載物ジャイロセンサと、積載物の位置を検出する積載物位置検出部と、移動体に積まれた積載物の状態を検出する状態検出部とを備え、状態検出部は、移動体位置検出部及び積載物位置検出部の検出結果から検出する移動体に対する積載物の相対位置と、移動体加速度センサ、移動体ジャイロセンサ、積載物加速度センサ及び積載物ジャイロセンサの検出結果から検出する移動体に対する積載物の相対姿勢と、移動体加速度センサ及び積載物加速度センサの検出結果から検出する移動体に対する積載物の相対加速度とを用いて、積載物の状態を検出する。
移動体位置検出部は、GPS衛星通信を用いて移動体の位置を検出し、積載物位置検出部は、GPS衛星通信を用いて積載物の位置を検出してよい。
状態検出部は、移動体に対する積載物の相対加速度と、移動体に対する積載物の相対姿勢の変化量と、移動体に対する積載物の相対的な変位とを用いて積載物の振動及び衝撃を定量的に算出してよい。
上記積載物監視システムは、移動体加速度センサ、移動体ジャイロセンサ及び移動体位置検出部を1つのユニットとして含み、移動体に着脱自在である移動体用検知ユニットと、積載物加速度センサ、積載物ジャイロセンサ及び積載物位置検出部を1つのユニットとして含み、積載物に着脱自在である積載物用検知ユニットとを備えてよい。
本発明に係る積載物監視システムによれば、移動可能な移動体に積まれた積載物の異常の検出精度を向上することが可能になる。
本発明の実施の形態に係る積載物監視システムを備える輸送車両及び被輸送車両の概略的な側面図である。 図1の積載物監視システムの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態に係る積載物監視システム100について添付図面に基づいて説明する。
まず、図1及び図2を参照して、積載物監視システム100の構成を説明する。なお、以下の実施の形態では、積載物監視システム100は、移動体としてのトラック等の輸送車両1と、輸送車両1によって輸送される積載物としての自動車等の被輸送車両2、3、4及び5とに対して、用いられるものとして説明する。
図1を参照すると、積載物監視システム100は、輸送車両1のキャビン1a内に着脱自在に搭載されるメインユニット10と、輸送車両1の固定された下部荷台1bに着脱自在に搭載される移動体用検知ユニット11と、被輸送車両2、3、4及び5のそれぞれに着脱自在に搭載される積載物用検知ユニット12、13、14及び15とを備えている。
輸送車両1は、車体本体を構成する下部荷台1b上に二台の被輸送車両を積載することができ、下部荷台1bの上方にある上下移動可能な上部荷台1cに二台の被輸送車両を積載することができる。
図2を参照すると、移動体用検知ユニット11及び積載物用検知ユニット12〜15はいずれも、同一の構成を有している。
移動体用検知ユニット11は、三軸直線加速度センサ31と、三軸ジャイロセンサ32と、GPSアンテナ33と、GPS通信機34と、無線通信機35と、CPU等の制御部36と、メモリデバイス等の記憶部37とを有している。
積載物用検知ユニット12〜15はそれぞれ、移動体用検知ユニット11と同様に、三軸直線加速度センサ41と、三軸ジャイロセンサ42と、GPSアンテナ43と、GPS通信機44と、無線通信機45と、CPU等の制御部46と、メモリデバイス等の記憶部47とを有している。
各検知ユニット11〜15内において、三軸直線加速度センサ31及び41はそれぞれ、互いに直交する3つの軸であるX軸、Y軸及びZ軸のそれぞれの方向の直線加速度としてのX軸方向直線加速度、Y軸方向直線加速度及びZ軸方向直線加速度とを検知し、検知した情報をそれぞれの制御部36及び46に送るように構成されている。ここで、三軸直線加速度センサ31は移動体加速度センサを構成し、三軸直線加速度センサ41は積載物加速度センサを構成している。
各検知ユニット11〜15内において、三軸ジャイロセンサ32及び42は、それぞれの上記X軸周りの角速度、上記Y軸周りの角速度、及び上記Z軸周りの角速度を検知し、検知した情報をそれぞれの制御部36及び46に送るように構成されている。ここで、三軸ジャイロセンサ32は移動体ジャイロセンサを構成し、三軸ジャイロセンサ42は積載物ジャイロセンサを構成している。
各検知ユニット11〜15内において、GPS通信機34及び44は、それぞれの制御部36及び46によって動作の制御を受け、それぞれのGPSアンテナ33及び43を介してGPS衛星から自己の位置情報等のデータを取得し、制御部36及び46に送信するように構成されている。ここで、GPS通信機34は移動体位置検出部を構成し、GPS通信機44は積載物位置検出部を構成している。
各検知ユニット11〜15内において、制御部36及び46はそれぞれ、三軸直線加速度センサ31及び41、三軸ジャイロセンサ32及び42、並びにGPS通信機34及び44の動作を制御し、これらとの間で情報、指令等の送受信をするように構成されている。
さらに、制御部36及び46はそれぞれ、三軸直線加速度センサ31及び41、三軸ジャイロセンサ32及び42、並びにGPS通信機34及び44から受け取った情報をそれぞれの記憶部37及び47に記憶させることができる。
さらにまた、制御部36及び46は、それぞれの無線通信機35及び45の動作を制御するように構成され、無線通信機35及び45を介して、メインユニット10の無線通信機22と情報の送受信をすることができる。制御部36及び46はそれぞれ、無線通信機35及び45を介して、三軸直線加速度センサ31及び41の検知情報、三軸ジャイロセンサ32及び42の検知情報、GPS通信機34及び44の検知情報、記憶部37及び47の記憶情報等をメインユニット10に送ることができ、メインユニット10から指令等を受け取ることができる。
また、検知ユニット11〜15はそれぞれ、無線通信によらず、有線通信を介してメインユニット10と情報の送受信をするように構成されてもよい。
メインユニット10は、メイン制御部21と、無線通信機22と、記憶部23と、表示部24とを有している。ここで、メイン制御部21は、状態検出部を構成している。
メイン制御部21は、検知ユニット11〜15から受け取った情報の演算処理、検知ユニット11〜15への指令発信等を実施するように構成されている。メイン制御部21は、無線通信機22の動作を制御して、検知ユニット11〜15に対して指令、情報等を送受信することができる。
さらに、メイン制御部21は、検知ユニット11〜15から受け取った情報、自身による演算処理結果等を記憶部23に記憶させることができる。
メイン制御部21は、自身による演算処理結果を表示部24に表示させることもできる。なお、異常事態の発生時の警報を、表示部24に表示するようにしてもよく、さらには、アラーム音を発する構造が設けられてもよい。
図1及び図2をあわせて参照すると、移動体用検知ユニット11は、三軸直線加速度センサ31及び三軸ジャイロセンサ32のX軸、Y軸及びZ軸が下記のような向きとなるように、輸送車両1に搭載される。つまり、X軸が輸送車両1の前後進方向及び下部荷台1bの表面に沿う方向に沿い、Y軸が輸送車両1の左右方向及び下部荷台1bの表面に沿う方向に沿い、Z軸が輸送車両1の上下方向及び下部荷台1bの表面に垂直な方向に沿っている。
積載物用検知ユニット12〜15はそれぞれ、三軸直線加速度センサ41及び三軸ジャイロセンサ42のX軸、Y軸及びZ軸が下記のような向きとなるように、被輸送車両2〜5に搭載される。つまり、それぞれのX軸が被輸送車両2、3、4及び5の前後進方向及び被輸送車両2、3、4及び5のフロア2a、3a、4a及び5aの表面に沿う方向に沿い、それぞれのY軸が被輸送車両2、3、4及び5の左右方向及びフロア2a、3a、4a及び5aの表面に沿う方向に沿い、それぞれのZ軸が被輸送車両2、3、4及び5の上下方向及びフロア2a、3a、4a及び5aの表面に垂直な方向に沿っている。
次に、積載物監視システム100の動作を説明する。
図1及び図2をあわせて参照すると、輸送車両1の上部荷台1cに積載された被輸送車両2及び3にそれぞれ、積載物用検知ユニット12及び13が搭載される。同様に、輸送車両1の下部荷台1bに積載された被輸送車両4及び5にそれぞれ、積載物用検知ユニット14及び15が搭載される。
また、輸送車両1のキャビン1a内には、メインユニット10が搭載され、下部荷台1bには、移動体用検知ユニット11が搭載される。
そして、メインユニット10並びに検知ユニット11〜15が起動される。
メインユニット10のメイン制御部21並びに各検知ユニット11〜15の制御部36及び46は、被輸送車両2〜5を積載した輸送車両1が発進する前の停車状態にあるときの三軸直線加速度センサ31及び41の各検知値、三軸ジャイロセンサ32及び42の各検知値、並びにGPS通信機34及び44の各検知位置を初期状態値として設定する。
起動後の移動体用検知ユニット11は、三軸直線加速度センサ31が連続的に検知する下部荷台1bつまり輸送車両1の三軸方向の直線加速度情報と、三軸ジャイロセンサ32が連続的に検知する下部荷台1bつまり輸送車両1の三軸周りの角速度情報と、GPS通信機34が検知する輸送車両1の位置情報とを、無線通信を介してメインユニット10に逐次送信する。
起動後の積載物用検知ユニット12〜15は、各々の三軸直線加速度センサ41が連続的に検知する被輸送車両2〜5の三軸方向の直線加速度情報と、各々の三軸ジャイロセンサ42が連続的に検知する被輸送車両2〜5の三軸周りの角速度情報と、各々のGPS通信機44が検知する被輸送車両2〜5の位置情報とを、無線通信を介してメインユニット10に逐次送信する。
メインユニット10のメイン制御部21は、検知ユニット11〜15から受け取ったX軸方向直線加速度、Y軸方向直線加速度、Z軸方向直線加速度、X軸周りのロール角速度、Y軸周りのピッチング角速度、及び、Z軸周りのヨー角速度を用いて、初期状態に対する輸送車両1及び被輸送車両2〜5それぞれの姿勢角つまりロール角、ピッチング角及びヨー角を算出する。例えば、上記算出では、ロール角速度、ピッチング角速度及びヨー角速度からロール角、ピッチング角及びヨー角を算出する際に、X軸方向直線加速度、Y軸方向直線加速度及びZ軸方向直線加速度を用いて、三軸方向それぞれの直線加速度が三軸ジャイロセンサ32及び42の検知角速度に与えている誤差及びジャイロドリフトによる誤差を補正する。これにより、姿勢角の検出精度が向上する。
さらに、メイン制御部21は、算出した姿勢角に基づき、輸送車両1に対する被輸送車両2〜5それぞれの相対的な姿勢角を算出する。
また、メイン制御部21は、検知ユニット11〜15から受け取るX軸方向直線加速度、Y軸方向直線加速度及びZ軸方向直線加速度から、輸送車両1に対する被輸送車両2〜5それぞれの相対的な三軸方向の加速度を求める。上記相対加速度の算出では、メイン制御部21は、上述で算出した輸送車両1に対する被輸送車両2〜5それぞれの相対的な姿勢角に基づき、積載物用検知ユニット12〜15のX軸、Y軸及びZ軸方向加速度を、移動体用検知ユニット11のX軸、Y軸及びZ軸に対応するように座標変換して用いる。
さらに、メイン制御部21は、積載物用検知ユニット12〜15から受け取るX軸方向直線加速度、Y軸方向直線加速度及びZ軸方向直線加速度から、被輸送車両2〜5間における相対的な三軸方向の加速度も求める。
また、メイン制御部21は、検知ユニット11〜15から受け取る位置情報から、輸送車両1に対する被輸送車両2〜5それぞれの相対的な位置及び変位を求める。
メイン制御部21は、輸送車両1に対する被輸送車両2〜5それぞれの相対的な姿勢角と、輸送車両1に対する被輸送車両2〜5それぞれの相対的な位置とから、輸送車両1上における被輸送車両2〜5それぞれの相対的な位置及び姿勢を関連付けて算出する。そして、メイン制御部21は、これらの情報を表示部24に表示すると共に記憶部23に記憶させる。被輸送車両2〜5のいずれかの位置又は姿勢が予め設定した許容範囲を超える場合、メイン制御部21は、表示部24に警告表示し、図示しないアラームを鳴らす。なお、メイン制御部21は、被輸送車両2〜5それぞれの相対的な位置及び姿勢から、被輸送車両2〜5同士の間での接触の有無、及び、被輸送車両2〜5と輸送車両1との間での接触の有無を判別することもできる。
また、メイン制御部21は、輸送車両1に対する被輸送車両2〜5それぞれの三軸方向の相対加速度と、輸送車両1に対する被輸送車両2〜5それぞれの相対的な姿勢角の変化量と、輸送車両1に対する被輸送車両2〜5それぞれの相対的な変位とから、輸送車両1の走行中などに被輸送車両2〜5それぞれが受ける振動、衝撃の大きさを定量的に検出することができる。
さらに、X軸方向又はY軸方向において、相対加速度が急激に変化した場合、相対加速度の絶対値が所定値より大きくなった場合などに、メイン制御部21は、被輸送車両に衝突等の大きい衝撃が発生したと判別する。
この場合、メイン制御部21が、隣り合う被輸送車両2〜5間における三軸方向の相対的加速度、及び/又は、隣り合う被輸送車両2〜5の位置及び姿勢の情報もあわせて用いることによって、被輸送車両2〜5の衝突の有無の判別精度が向上する。
そして、メイン制御部21は、被輸送車両2〜5それぞれの振動、衝撃、衝突等に関する情報を表示部24に表示すると共に記憶部23に記憶させる。被輸送車両2〜5のいずれかの衝撃が予め設定した許容範囲を超える場合、及び、被輸送車両2〜5のいずれかに衝突が発生したと判別した場合、メイン制御部21は、表示部24に警告表示し、図示しないアラームを鳴らす。
上述したように、本発明の実施の形態に係る積載物監視システム100は、移動可能な輸送車両1に積まれた被輸送車両2,3,4,5を監視するものである。積載物監視システム100は、輸送車両1の加速度を検出する三軸直線加速度センサ31と、輸送車両1の角速度を検出する三軸ジャイロセンサ32と、輸送車両1の位置を検出するGPS通信機34と、被輸送車両2〜5の加速度を検出する三軸直線加速度センサ41と、被輸送車両2〜5の角速度を検出する三軸ジャイロセンサ42と、被輸送車両2〜5の位置を検出するGPS通信機44と、輸送車両1に積まれた被輸送車両2〜5の状態を検出するメイン制御部21とを備える。メイン制御部21は、GPS通信機34及び44の検出結果から検出する輸送車両1に対する被輸送車両2〜5の相対位置と、三軸直線加速度センサ31及び41並びに三軸ジャイロセンサ32及び42の検出結果から検出する輸送車両1に対する被輸送車両2〜5の相対姿勢と、三軸直線加速度センサ31及び41の検出結果から検出する輸送車両1に対する被輸送車両2〜5の相対加速度とを用いて、被輸送車両2〜5の状態を検出する。
上述の構成において、輸送車両1に対する被輸送車両2〜5の相対位置、相対姿勢及び相対加速度から、輸送車両1上における被輸送車両2〜5の変位及び姿勢変化、並びに、輸送車両1上で被輸送車両2〜5が受ける振動及び衝撃を判別することが可能になる。よって、輸送車両1上に積まれた被輸送車両2〜5に発生する異常の検出精度を向上することが可能になる。
積載物監視システム100において、メイン制御部21は、輸送車両1に対する被輸送車両2〜5の相対加速度と、輸送車両1に対する被輸送車両2〜5の相対姿勢の変化量と、輸送車両1に対する被輸送車両2〜5の相対的な変位とを用いて被輸送車両2〜5の振動及び衝撃を定量的に算出する。上述の構成によって、輸送車両1に対して被輸送車両2〜5がどの程度の振動及び衝撃を受けたかを、測定、解析し定量的に判断することが可能になる。
さらに、積載物監視システム100は、三軸直線加速度センサ31、三軸ジャイロセンサ32及びGPS通信機34を1つのユニットとして含み且つ輸送車両1に着脱自在である移動体用検知ユニット11と、三軸直線加速度センサ41、三軸ジャイロセンサ42及びGPS通信機44を1つのユニットとして含み且つ被輸送車両2、3、4及び5に着脱自在である積載物用検知ユニット12、13、14及び15とを備える。上述の構成によって、積載物監視システム100の輸送車両1及び被輸送車両2〜5への設置が容易になる。
実施の形態に係る積載物監視システム100において、メインユニット10と移動体用検知ユニット11とが分離して設けられていたが、これに限定されるものでなく、メインユニット10と移動体用検知ユニット11とが1つのユニットとして一体に設けられてもよい。
実施の形態に係る積載物監視システム100において、メイン制御部21は、三軸直線加速度センサ及び三軸ジャイロセンサの検知結果を用いて、姿勢角を算出していたが、三軸ジャイロセンサの検知結果のみを用いて、姿勢角を算出してもよい。
実施の形態に係る積載物監視システム100において、移動体としてのトラック等の輸送車両1に積まれた積載物としての自動車等の被輸送車両2〜5の挙動が監視されていたが、これに限定されるものでない。移動体は、トラック以外のトレーラー、鉄道、船舶、航空機等のいかなる移動体であってもよい。積載物は、自動車以外のいかなる積載物であってもよい。
1 輸送車両(移動体)、2,3,4,5 被輸送車両(積載物)、11 移動体用検知ユニット、12,13,14,15 積載物用検知ユニット、21 メイン制御部(状態検出部)、31 三軸直線加速度センサ(移動体加速度センサ)、32 三軸ジャイロセンサ(移動体ジャイロセンサ)、34 GPS通信機(移動体位置検出部)、41 三軸直線加速度センサ(積載物加速度センサ)、42 三軸ジャイロセンサ(積載物ジャイロセンサ)、44 GPS通信機(積載物位置検出部)、100 積載物監視システム。

Claims (4)

  1. 移動可能な移動体に積まれた積載物を監視する積載物監視システムにおいて、
    前記移動体の加速度を検出する移動体加速度センサと、
    前記移動体の角速度を検出する移動体ジャイロセンサと、
    前記移動体の位置を検出する移動体位置検出部と、
    前記積載物の加速度を検出する積載物加速度センサと、
    前記積載物の角速度を検出する積載物ジャイロセンサと、
    前記積載物の位置を検出する積載物位置検出部と、
    前記移動体に積まれた前記積載物の状態を検出する状態検出部と
    を備え、
    前記状態検出部は、
    前記移動体位置検出部及び前記積載物位置検出部の検出結果から検出する前記移動体に対する前記積載物の相対位置と、
    前記移動体加速度センサ、前記移動体ジャイロセンサ、前記積載物加速度センサ及び前記積載物ジャイロセンサの検出結果から検出する前記移動体に対する前記積載物の相対姿勢と、
    前記移動体加速度センサ及び前記積載物加速度センサの検出結果から検出する前記移動体に対する前記積載物の相対加速度と
    を用いて、前記積載物の状態を検出する積載物監視システム。
  2. 前記移動体位置検出部は、GPS衛星通信を用いて前記移動体の位置を検出し、前記積載物位置検出部は、GPS衛星通信を用いて前記積載物の位置を検出する請求項1に記載の積載物監視システム。
  3. 前記状態検出部は、前記移動体に対する前記積載物の相対加速度と、前記移動体に対する前記積載物の相対姿勢の変化量と、前記移動体に対する前記積載物の相対的な変位とを用いて前記積載物の振動及び衝撃を定量的に算出する請求項1または2に記載の積載物監視システム。
  4. 前記移動体加速度センサ、前記移動体ジャイロセンサ及び前記移動体位置検出部を1つのユニットとして含み、前記移動体に着脱自在である移動体用検知ユニットと、
    前記積載物加速度センサ、前記積載物ジャイロセンサ及び前記積載物位置検出部を1つのユニットとして含み、前記積載物に着脱自在である積載物用検知ユニットと
    を備える請求項1〜3のいずれか一項に記載の積載物監視システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018143360A1 (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 良夫 川又 相対位置検出システム及び画像表示システム

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