JP2017003136A - 熱音響機関 - Google Patents
熱音響機関 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017003136A JP2017003136A JP2015114479A JP2015114479A JP2017003136A JP 2017003136 A JP2017003136 A JP 2017003136A JP 2015114479 A JP2015114479 A JP 2015114479A JP 2015114479 A JP2015114479 A JP 2015114479A JP 2017003136 A JP2017003136 A JP 2017003136A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating material
- thermoacoustic engine
- heat insulating
- pipe
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
【課題】配管へ熱が伝わることを抑制する技術を提供する。
【解決手段】熱音響機関は、蓄熱器と、前記蓄熱器を加熱する加熱部と、前記蓄熱器を冷却する冷却部と、音波を伝搬する気体を内部に含む配管と、を備え、前記蓄熱器が、前記加熱部と前記冷却部との間に配されている熱音響機関であって、前記配管の少なくとも一部が断熱材により構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】熱音響機関は、蓄熱器と、前記蓄熱器を加熱する加熱部と、前記蓄熱器を冷却する冷却部と、音波を伝搬する気体を内部に含む配管と、を備え、前記蓄熱器が、前記加熱部と前記冷却部との間に配されている熱音響機関であって、前記配管の少なくとも一部が断熱材により構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、熱音響機関に関する。
従来、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する熱音響機関が知られている。熱エネルギーを音響エネルギーに変換するための構造として、配管の管軸方向に、加熱器と蓄熱器と冷却器とをこの順に配置された構造が知られている(例えば、特許文献1)。
一般に、蓄熱器の両端の温度差が大きいほど、音響エネルギーが大きくなる。しかし、従来の構造では、加熱器から冷却器へ熱が伝わることにより、蓄熱器の両端の温度差が小さくなり、音響エネルギーが小さくなる可能性があった。また、加熱器と配管との間の熱の移動や冷却器と配管との間の熱の移動によっても、蓄熱器の両端の温度差が小さくなり、音響エネルギーが小さくなる可能性があった。すなわち、熱音響機関を構成する二部材間の熱の移動により、音響エネルギーが小さくなる可能性があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することができる。
(1)本発明の一形態によれば、熱音響機関が提供される。熱音響機関は、蓄熱器と、前記蓄熱器を加熱する加熱部と、前記蓄熱器を冷却する冷却部と、音波を伝搬する気体を内部に含む配管と、を備え、前記蓄熱器が、前記加熱部と前記冷却部との間に配されている熱音響機関であって、前記配管の少なくとも一部が断熱材により構成されている。この熱音響機関によれば、配管の少なくとも一部が断熱材により構成されているため、この断熱材を挟んで配置される二部材間の熱の移動を抑制できる。
(2)上記形態の熱音響機関において、前記配管の前記加熱部と前記冷却部との間の少なくとも一部が、前記断熱材により構成されていてもよい。この形態の熱音響機関によれば、配管の加熱部と冷却部との間の少なくとも一部が、断熱材により構成されているため、加熱部から冷却部へ熱が伝わることを抑制できる。
(3)上記形態の熱音響機関において、前記配管のうち、前記加熱部の前記蓄熱器とは反対側と、前記冷却部の前記蓄熱器とは反対側と、に位置する部分の少なくとも一部が、前記断熱材により構成されていてもよい。この形態の熱音響機関によれば、配管のうち、加熱部の蓄熱器とは反対側と、冷却部の蓄熱器とは反対側と、に位置する部分の少なくとも一部が、断熱材により構成されているため、加熱部と配管との間の熱の移動、または冷却部と配管との間の熱の移動の少なくとも一方を抑制できる。
(4)上記形態の熱音響機関において、前記断熱材は、前記加熱部または前記冷却部に接してもよい。この形態の熱音響機関によれば、この断熱材を挟んで配置される二部材間の熱の移動をより効果的に抑制できる。
(5)上記形態の熱音響機関において、前記断熱材は、樹脂またはセラミックにより形成されていてもよい。この形態の熱音響機関によれば、断熱材は、樹脂またはセラミックにより形成されているため、この断熱材を挟んで配置される二部材間の熱の移動をより効果的に抑制できる。
(6)上記形態の熱音響機関において、前記加熱部と、前記冷却部と、前記配管とのうち、第1のフランジを有する第1の部材と、第2のフランジを有する第2の部材と、
を締結する締結具の締結力によって、前記断熱材が保持されていてもよい。この形態の熱音響機関によれば、この断熱材を挟んで配置される二部材間の熱の移動をより効果的に抑制できる。
を締結する締結具の締結力によって、前記断熱材が保持されていてもよい。この形態の熱音響機関によれば、この断熱材を挟んで配置される二部材間の熱の移動をより効果的に抑制できる。
(7)上記形態の熱音響機関において、前記断熱材は、前記第1の部材と前記第2の部材とに挟持されていてもよい。この形態の熱音響機関によれば、この断熱材を挟んで配置される二部材間の熱の移動をより効果的に抑制できる。
(8)上記形態の熱音響機関において、前記断熱材は、前記第1のフランジと、前記第2のフランジとに挟持されていてもよい。この形態の熱音響機関によれば、この断熱材を挟んで配置される二部材間の熱の移動をより効果的に抑制できる。
(9)上記形態の熱音響機関において、前記断熱材は、前記第1のフランジを有する前記配管と、前記加熱部または前記冷却部との間に挟持されていてもよい。この形態の熱音響機関によれば、第1のフランジを有する配管と、加熱部と配管との間の熱の移動、または冷却部と配管との間の熱の移動の少なくとも一方をより効果的に抑制できる。
(10)上記形態の熱音響機関において、前記第1のフランジの表面のうち、前記第2の部材とは反対側の面、または、前記第2のフランジの表面のうち、前記第1の部材とは反対側の面の、少なくとも一方に他の断熱材が配置され、前記他の断熱材を介して、締結具により締結されていてもよい。この形態の熱音響機関によれば、締結具を介して、この断熱材を挟んで配置される二部材間の熱の移動をより効果的に抑制できる。
(11)上記形態の熱音響機関において、前記断熱材は、前記配管のうち前記断熱材以外で構成されている部分とろう付けにより接合されていてもよい。この形態の熱音響機関によれば、断熱材は、配管のうち断熱材以外で構成されている部分とろう付けにより接合されているため、シール性を確保できる。
(12)上記形態の熱音響機関において、前記蓄熱器は、金属により形成されていてもよい。この形態の熱音響機関によれば、加熱部と冷却部との少なくとも一方から配管へ熱が伝わることを抑制できるため、蓄熱器を、非金属と比較して断熱性が低い、金属により形成することができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、熱音響機関の製造方法等の態様で実現することができる。
A.実施形態
A1.第1実施形態
図1は、本実施形態における熱音響機関10の概略図である。図1には、熱音響機関10の断面を図示した。本実施形態において、熱音響機関10は、ダブルループ型の冷凍用熱音響機関である。
A1.第1実施形態
図1は、本実施形態における熱音響機関10の概略図である。図1には、熱音響機関10の断面を図示した。本実施形態において、熱音響機関10は、ダブルループ型の冷凍用熱音響機関である。
熱音響機関10は、原動機150と、環状の配管である第1ループ管100(配管100とも呼ぶ)と、受動機250と、環状の配管である第2ループ管200(配管200とも呼ぶ)と、第1ループ管100に一端が接続され、第2ループ管200に他端が接続され、直線状に延びた共鳴管300(配管300とも呼ぶ)と、を備える。原動機150で発生した音響エネルギーが、進行波として共鳴管300を通過して受動機250に至り、受動機250において熱エネルギーに変換されることにより、熱音響機関10では冷気を取得できる。
配管100,200,300の内部には、音波を伝搬する作動気体が充填されている。作動気体としては、例えば、空気、ヘリウム、窒素、アルゴンなどの気体を例示できる。
原動機150は、蓄熱器110と、蓄熱器110を加熱する加熱部120と、蓄熱器110を冷却する冷却部130とを備える。原動機150は、管軸方向において、加熱部120と冷却部130との間に蓄熱器110を配することにより、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する機関である。
本実施形態において、第1ループ管100は、加熱部120と冷却部130との間の配管と、加熱部120のうち冷却部130の反対側と冷却部130のうち加熱部120の反対側との間の配管であって、共鳴管300(配管300)と接続される配管とで構成されている。第2ループ管200は、後述する冷却部220と後述する加熱部230との間の配管と、加熱部230のうち冷却部220の反対側と冷却部220のうち加熱部230の反対側との間の配管であって、共鳴管300(配管300)と接続される配管とで構成されている。
加熱部120は、配管100の内外に電気式ヒータを有することにより、配管内の作動気体を加熱する部分である。冷却部130は、配管100の内外に冷却水が通る管を配することにより、配管内の作動気体を冷却する部分である。本実施形態として、加熱部120の熱源として、電気式ヒータを用いるが、車両の排気ガスを熱源として用いてもよい。本実施形態において、加熱部120と冷却部130は、それぞれ配管100に接続されている。
蓄熱器110は、セラミックスにより形成されている。本実施形態において、蓄熱器110として、セラミックスハニカムを用いる。一般に、蓄熱器110の温度勾配が大きいほど、熱変換効率が向上する。つまり、加熱部120側の蓄熱器110の温度と、冷却部130側の蓄熱器110の温度との差が大きいほど、熱変換効率が向上する。
図2は、本実施形態における原動機150の構成図である。図2は、図1の領域sに対応する部分を示す。本実施形態において、配管100の少なくとも一部が断熱材105により構成されている。具体的には、配管100の加熱部120と冷却部130との間の部分であって、配管100の蓄熱器110を覆う部分の一部が断熱材105により構成されている。
本実施形態において、断熱材105は、配管のうち断熱材105以外で構成されている部分とろう付けにより接合されている。ろう付けにより接合されていることにより、配管100のシール性を確保できる。このため、配管100内の作動気体が外部へ漏れ出すことを抑制できる。
ここで、断熱材とは、物理・化学的物性により熱移動・熱伝達を減少させるものをいい、配管のうち断熱材以外で構成されている部分と比較して熱伝導性が小さいものをいう。熱伝導率は、レーザーフラッシュ法により測定したものを示す。
図3は、材料とその熱伝導率(W/m・K)との関係を示す図である。本実施形態において、断熱材105以外の配管100,200,300は、ステンレス鋼により形成されている。なお、断熱材105以外の配管100,200,300として、例えば、図3に示されているように炭素鋼を用いてもよい。
また、本実施形態において、断熱材105は、樹脂またはセラミックにより形成されている。加熱部120から冷却部130へ熱が伝わることを抑制する観点から、断熱材105の熱伝導率は、14(W/m・K)以下が好ましく、10(W/m・K)以下がより好ましい。熱伝導率が10(W/m・K)以下の断熱材105として、ゴムを用いてもよい。
図1において、受動機250は、蓄熱器210と、加熱部230と、冷却部220とを備える。受動機250は、管軸方向において、加熱部230と冷却部220との間に蓄熱器210を配することにより、音響エネルギーを熱エネルギーに変換する機関である。本実施形態において、受動機250の蓄熱器210は、原動機150の蓄熱器110と同じ部材を用いる。
受動機250の加熱部230が所定の温度であるとき、受動機250の冷却部220はそれよりも低い温度となる。本実施形態における熱音響機関10は、冷凍用熱音響機関である。このため、配管200の内外に原動機150の冷却部130を通った冷却水が通る管を配することにより、加熱部230の温度を原動機150の冷却部130の温度と同じとすることにより、受動機250の冷却部220において冷気を取得できる。
本実施形態において、配管100の少なくとも一部が断熱材105により構成されている。このため、加熱部120から冷却部130へ熱が伝わることを抑制できる。この結果として、原動機150の熱交換効率が向上し、熱音響機関10の熱交換効率が向上する。
また、本実施形態において、配管100の蓄熱器110を覆う部分の一部が断熱材105により構成されている。このため、加熱部120から冷却部130へ熱が伝わることを抑制できる。この結果として、原動機150の熱交換効率が向上し、熱音響機関10の熱交換効率が向上する。
本実施形態において、蓄熱器110を覆う配管100の全周を断熱材105が覆っている。つまり、蓄熱器110を覆う配管100の全周に対して断熱材105が100%覆っている。熱音響機関10の熱交換効率が向上する観点から、蓄熱器110を覆う配管100の全周に対して、断熱材105が50%以上覆っていることが好ましく、75%以上覆っていることがより好ましい。
また、本実施形態において、蓄熱器110は、セラミックスにより形成されているが、金属を用いてもよい。一般に、熱音響機関10の熱交換効率を向上させる観点から、蓄熱器110内に形成された孔の大きさは小さいほうが好ましい。金属であるステンレス鋼積層体は、セラミックスであるセラミックスハニカムと比べて、孔の大きさを小さく設計することが容易である。しかし、ステンレス鋼積層体は、熱伝導率が高い。このため、加熱部120から冷却部130へ熱を伝えやすく、熱音響機関10の熱交換効率を下げる傾向がある。しかし、本実施形態において、断熱材105により、加熱部120と冷却部130との少なくとも一方から配管100へ熱が伝わることを抑制できる。このため、蓄熱器110を金属により形成することができる。なお、蓄熱器110にステンレス鋼積層体を用いる場合として、多数枚のメッシュ薄板がメッシュの向きをランダムに積層されている部材を用いてもよい。メッシュ薄板は、例えば、ステンレス鋼(SUS304)のワイヤ(♯60、線径0.14mm)でメッシュ格子寸法0.28×0.28の網状に形成されているものを例示できる。
A2.第2実施形態
図4は、第2実施形態における原動機150Aの構成図である。原動機150Aは、第1実施形態における原動機150と比較して、断熱材105Aの位置が異なるが、それ以外は同じである。
図4は、第2実施形態における原動機150Aの構成図である。原動機150Aは、第1実施形態における原動機150と比較して、断熱材105Aの位置が異なるが、それ以外は同じである。
本実施形態において、配管100のうち、加熱部120の蓄熱器110とは反対側と、冷却部130の蓄熱器110とは反対側と、に位置する部分の一部が、断熱材105Aにより構成されている。このようにすることにより、加熱部120と配管100との間の熱の移動、および冷却部130と配管100との間の熱の移動を抑制できる。この結果として、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する効率を向上させることができる。
なお、加熱部120の蓄熱器110とは反対側と、冷却部130の蓄熱器110とは反対側との一方の配管100が、断熱材105Aにより構成されている態様としてもよい。また、加熱部120の蓄熱器110とは反対側と、冷却部130の蓄熱器110とは反対側とにおける配管100の全部が断熱材105Aにより構成されていてもよい。これらの構成によっても、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する効率を向上させることができる。
本実施形態において、断熱材105Aは、加熱部120または冷却部130に接している。この形態によれば、加熱部120と配管100との間の熱の移動、および冷却部130と配管100との間の熱の移動を抑制できる。
A3.第3実施形態
図5は、第3実施形態における原動機150Bの構成図である。原動機150Bは、第1実施形態における原動機150と比較して、断熱材105Bの位置が異なるが、それ以外は同じである。
図5は、第3実施形態における原動機150Bの構成図である。原動機150Bは、第1実施形態における原動機150と比較して、断熱材105Bの位置が異なるが、それ以外は同じである。
本実施形態において、配管100の蓄熱器110を覆う部分の一部が断熱材105Bにより構成されている。このようにすることにより、加熱部120から冷却部130へ熱が伝わることを抑制できる。また、加熱部120の蓄熱器110とは反対側と、冷却部130の蓄熱器110とは反対側とにおける配管100の一部が、断熱材105Bにより構成されている。このようにすることにより、加熱部120と配管100との間の熱の移動、および冷却部130と配管100との間の熱の移動を抑制できる。この結果として、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する効率を向上させることができる。
A4.第4実施形態
図6は、第4実施形態における原動機150Cの構成図である。原動機150Cは、第1実施形態における原動機150と比較して、断熱材105Cの位置が異なるが、それ以外は同じである。
図6は、第4実施形態における原動機150Cの構成図である。原動機150Cは、第1実施形態における原動機150と比較して、断熱材105Cの位置が異なるが、それ以外は同じである。
本実施形態において、配管100の蓄熱器110を覆う部分であり、加熱部120側の一部と冷却部130側の一部とが断熱材105Cにより構成されている。このようにすることにより、加熱部120から冷却部130へ熱が伝わることを抑制できる。また、加熱部120の蓄熱器110とは反対側と、冷却部130の蓄熱器110とは反対側とにおける配管100の一部が、断熱材105Cにより構成されている。このようにすることにより、加熱部120と配管100との間の熱の移動、および冷却部130と配管100との間の熱の移動を抑制できる。この結果として、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する効率を向上させることができる。
A5.第5実施形態
図7は、第5実施形態における原動機150Dの構成図である。原動機150Dは、第4実施形態における原動機150Cと比較して、配管100の蓄熱器110を覆う部分の全部が断熱材105Dにより構成されている点が異なるが、それ以外は同じである。
図7は、第5実施形態における原動機150Dの構成図である。原動機150Dは、第4実施形態における原動機150Cと比較して、配管100の蓄熱器110を覆う部分の全部が断熱材105Dにより構成されている点が異なるが、それ以外は同じである。
本実施形態の原動機150Dによれば、第4実施形態における原動機150Cと比較して、加熱部120から冷却部130へ熱が伝わることをより抑制できる。つまり、蓄熱器110の両端(加熱部120側の端と冷却部130側の端)の温度差が大きくなり、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する効率を向上させることができる。
A6.第6実施形態
図8は、第6実施形態における原動機150Eの構成図である。原動機150Eは、第1実施形態における原動機150と比較して、配管100Aの構成と断熱材105Eの位置とが異なるが、それ以外は同じである。
図8は、第6実施形態における原動機150Eの構成図である。原動機150Eは、第1実施形態における原動機150と比較して、配管100Aの構成と断熱材105Eの位置とが異なるが、それ以外は同じである。
本実施形態において、原動機150Eは、蓄熱器110を覆う第1の配管100xと、加熱部120と、冷却部130と、加熱部120と接続する配管100vと、冷却部130と接続する配管100wと、を備える。
本実施形態において、配管100x、100v、100wと、加熱部120と、冷却部130とは、それぞれフランジを備える。加熱部120に備えられたフランジは、ろう付けにより加熱部120と接続されており、冷却部130においても同様である。断熱材105Eは、(i)第1の配管100xのフランジk5と加熱部120のフランジk6との間、(ii)第1の配管100xのフランジk4と冷却部130のフランジk3との間、(iii)加熱部120のフランジk7と配管100vのフランジk8との間、(iv)冷却部130のフランジk2と配管100wのフランジk1との間、にそれぞれ挟持されている。
フランジk(k1からk8)は、締結具107により締結されており、締結具107の締結力によって、断熱材105Eが保持されている。本実施形態において、締結具107としては、ボルトとナットを用いる。フランジkと断熱材105Eとの間には、シール性を確保するために、シール材106が設けられている。本実施形態において、シール材はゴム製のものを用いるが、使用温度に応じて適宜使い分けることができる。シール材としては、例えば、金属製のものを用いてもよい。本実施形態によれば、フランジ間に断熱材105Eが挟持されているため、断熱材105Eを挟んで配置される二部材間の熱の移動を抑制できる。この結果として、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する効率を向上させることができる。
本実施形態において、全てフランジを用いているが、ろう付けにより各部材を接合してもよい。例えば、蓄熱器110を覆う第1の配管100xと、加熱部120又は冷却部130(第2の部材とも呼ぶ)との間に、断熱材105Eが挟持されている態様としてもよい。この結果として、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する効率を向上させることができる。
A7.第7実施形態
図9は、第7実施形態における原動機150Fの構成図である。原動機150Fは、第6実施形態における原動機150Eと比較して、各フランジは、断熱材105Fを介して締結具107により締結されている点が異なるが、それ以外は同じである。本実施形態において、第1の部材(例えば、第1の配管100x)の第1のフランジ(例えば、フランジk5)の表面のうち、第2の部材(例えば、加熱部120)とは反対側の面や、第2の部材(例えば、加熱部120)の第2のフランジ(例えば、フランジk6)の表面のうち、第1の部材(例えば、第1の配管100x)とは反対側の面に、断熱材105Eとは異なる他の断熱材105Fが配置され、断熱材105Fを介して締結具により締結されている。
図9は、第7実施形態における原動機150Fの構成図である。原動機150Fは、第6実施形態における原動機150Eと比較して、各フランジは、断熱材105Fを介して締結具107により締結されている点が異なるが、それ以外は同じである。本実施形態において、第1の部材(例えば、第1の配管100x)の第1のフランジ(例えば、フランジk5)の表面のうち、第2の部材(例えば、加熱部120)とは反対側の面や、第2の部材(例えば、加熱部120)の第2のフランジ(例えば、フランジk6)の表面のうち、第1の部材(例えば、第1の配管100x)とは反対側の面に、断熱材105Eとは異なる他の断熱材105Fが配置され、断熱材105Fを介して締結具により締結されている。
本実施形態において、断熱材105Fとして、ナイロンを用いる。ナイロンの熱伝導率は、0.25W/m・Kである。また、断熱材105Fとして、セラミックファイバーを用いてもよい。セラミックファイバーとしては、アルミナとシリカを主成分とした人造鉱物繊維(熱伝導率:0.05W/m・K)を例示できる。本実施形態によれば、フランジk同士が断熱材105Fを介して締結具107により締結されているため、締結具107を介してフランジk同士に熱が伝わることを抑制できる。この結果として、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する効率を向上させることができる。
B.変形例
B1.変形例1
上述の実施形態において、第1ループ管100の一部が断熱材105により構成されている態様としたが、第1ループ管100の代わりに、第2ループ管200や共鳴管300の少なくとも一部が断熱材105により構成されている態様としてもよい。
B1.変形例1
上述の実施形態において、第1ループ管100の一部が断熱材105により構成されている態様としたが、第1ループ管100の代わりに、第2ループ管200や共鳴管300の少なくとも一部が断熱材105により構成されている態様としてもよい。
B2.変形例2
上述の実施形態において、断熱材は、配管のうち断熱材以外で構成されている部分と異なる材料を用いる態様としたが、配管の一部の熱伝導率を下げることによって、その部分を断熱材として機能させてもよい。
上述の実施形態において、断熱材は、配管のうち断熱材以外で構成されている部分と異なる材料を用いる態様としたが、配管の一部の熱伝導率を下げることによって、その部分を断熱材として機能させてもよい。
図10は、配管の一部の熱伝導率を下げる態様を示す図である。図10(A)は、配管100Bの一部である断熱材105Gの厚みを薄くする態様を示す。この形態によれば、熱伝導率が比較的高い材料を断熱材として用いる場合においても、断熱材の厚みを薄くすることにより、断熱機能が奏される。図10(B)は、配管100Cの一部である断熱材105Fの厚みを薄くした上で蛇腹状にする態様を示す。この形態によれば、配管100Cの一部を蛇腹状にすることにより、熱の伝導を抑制できるため、断熱機能を奏させることができる。断熱機能を奏させる観点から、配管のうち断熱材以外で構成されている部分の厚みに対して、断熱材の厚みを、50%以下とすることが好ましく、3分の1以下とすることがより好ましい。
B3.変形例3
上述の実施形態において、熱音響機関10は、ダブルループ型の冷凍用熱音響機関としたが、加熱用熱音響機関としてもよく、単ループ型の熱音響機関としてもよい。
上述の実施形態において、熱音響機関10は、ダブルループ型の冷凍用熱音響機関としたが、加熱用熱音響機関としてもよく、単ループ型の熱音響機関としてもよい。
図11は、単ループ型の熱音響機関10Aの概略図である。熱音響機関10と比較して、受動機250と、受動機250を覆う第2ループ管200を備えず、発電機250Aを備えるが、それ以外は同じである。発電機としては、例えば、空気の圧力振動に応動して発電を行う発電装置(特開2008−68687号公報参照)を用いることができる。
B4.変形例4
第6実施形態(図8参照)において、継手部分に断熱材105Eが挟持される態様について説明したが、第6実施形態の変形例として、例えば、以下のような態様により断熱材105Eが継手部分に挟持されてもよい。
第6実施形態(図8参照)において、継手部分に断熱材105Eが挟持される態様について説明したが、第6実施形態の変形例として、例えば、以下のような態様により断熱材105Eが継手部分に挟持されてもよい。
図12は、断熱材が挟持されている態様を示す図である。図12(A)は、第1の配管100xと加熱部120との間の一部において、断熱材105Eが挟持されている態様を示す。図12(B)は、断熱材105Eが第1の配管100xのフランジk5と加熱部120のフランジk6とに挟持されている態様を示す。図12(C)は、加熱部120と、第1の配管100xとの間に、断熱材105Eが挟持されている態様を示す。なお、図12(C)に示す態様において、加熱部120の変わりに冷却部130を用いてもよい。
B5.変形例5
上述の実施形態において、締結具として、ボルトとナットを用いているが、他の締結具を用いてもよい。他の締結具としては、例えば、クランプを用いることができる。
上述の実施形態において、締結具として、ボルトとナットを用いているが、他の締結具を用いてもよい。他の締結具としては、例えば、クランプを用いることができる。
図13は、締結具としてクランプを用いて配管を接続する態様を示す図である。図13(A)は、クランプ107sで断熱材105Hを挟持する前の状態を示し、図13(B)は、クランプ107sで断熱材105Hを挟持している状態を示す。図13(A)に示すように、配管100sと配管100tの間に断熱材105Hが挟持されており、図13(B)に示すように、クランプ107sの締結力によって、断熱材105Hが保持されている。
B6.変形例6
上述の実施形態において、配管100は、加熱部120と冷却部130と接続している。しかし、これに限られず、例えば、配管100は、蓄熱器110と、加熱部120と、冷却部130とを覆っていてもよい。
上述の実施形態において、配管100は、加熱部120と冷却部130と接続している。しかし、これに限られず、例えば、配管100は、蓄熱器110と、加熱部120と、冷却部130とを覆っていてもよい。
B7.変形例7
加熱部120と、冷却部130と、配管100とのうち、第1のフランジを有する第1の部材と、第2のフランジを有する第2の部材と、を締結する締結具107の締結力によって、断熱材105Eが保持される態様として、加熱部120と冷却部130との間の配管に設けられたフランジと、加熱部120のうち冷却部130の反対側と冷却部130のうち加熱部120の反対側との間の配管であって、共鳴管300(配管300)と接続される配管に設けられたフランジと、を締結する締結具107の締結力によって、断熱材105Eが保持される態様を含んでもよい(図1参照)。
加熱部120と、冷却部130と、配管100とのうち、第1のフランジを有する第1の部材と、第2のフランジを有する第2の部材と、を締結する締結具107の締結力によって、断熱材105Eが保持される態様として、加熱部120と冷却部130との間の配管に設けられたフランジと、加熱部120のうち冷却部130の反対側と冷却部130のうち加熱部120の反対側との間の配管であって、共鳴管300(配管300)と接続される配管に設けられたフランジと、を締結する締結具107の締結力によって、断熱材105Eが保持される態様を含んでもよい(図1参照)。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…熱音響機関
10A…熱音響機関
100…第1ループ管
100v…配管
100w…配管
100x…第1の配管
100y…配管
100z…配管
105…断熱材
105A…断熱材
105B…断熱材
105C…断熱材
105D…断熱材
105E…断熱材
105F…断熱材
105G…断熱材
105H…断熱材
106…シール材
107…締結具
107s…クランプ
110…蓄熱器
120…加熱部
130…冷却部
150…原動機
150A…原動機
150B…原動機
150C…原動機
150D…原動機
150E…原動機
150F…原動機
200…第2ループ管
210…蓄熱器
220…冷却部
230…加熱部
250…受動機
250A…発電機
300…共鳴管
k…フランジ
s…領域
10A…熱音響機関
100…第1ループ管
100v…配管
100w…配管
100x…第1の配管
100y…配管
100z…配管
105…断熱材
105A…断熱材
105B…断熱材
105C…断熱材
105D…断熱材
105E…断熱材
105F…断熱材
105G…断熱材
105H…断熱材
106…シール材
107…締結具
107s…クランプ
110…蓄熱器
120…加熱部
130…冷却部
150…原動機
150A…原動機
150B…原動機
150C…原動機
150D…原動機
150E…原動機
150F…原動機
200…第2ループ管
210…蓄熱器
220…冷却部
230…加熱部
250…受動機
250A…発電機
300…共鳴管
k…フランジ
s…領域
Claims (12)
- 蓄熱器と、
前記蓄熱器を加熱する加熱部と、
前記蓄熱器を冷却する冷却部と、
音波を伝搬する気体を内部に含む配管と、を備え、
前記蓄熱器が、前記加熱部と前記冷却部との間に配されている熱音響機関であって、
前記配管の少なくとも一部が断熱材により構成されている、熱音響機関。 - 請求項1に記載の熱音響機関であって、
前記配管の前記加熱部と前記冷却部との間の部分の少なくとも一部が、前記断熱材により構成されている、熱音響機関。 - 請求項1または請求項2に記載の熱音響機関であって、
前記配管のうち、前記加熱部の前記蓄熱器とは反対側と、前記冷却部の前記蓄熱器とは反対側と、に位置する部分の少なくとも一部が、前記断熱材により構成されている、熱音響機関。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の熱音響機関であって、
前記断熱材は、前記加熱部または前記冷却部に接する、熱音響機関。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の熱音響機関であって、
前記断熱材は、樹脂またはセラミックにより形成されている、熱音響機関。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の熱音響機関であって、
前記加熱部と、前記冷却部と、前記配管とのうち、
第1のフランジを有する第1の部材と、第2のフランジを有する第2の部材と、
を締結する締結具の締結力によって、前記断熱材が保持されている、熱音響機関。 - 請求項6に記載の熱音響機関であって、
前記断熱材は、前記第1の部材と前記第2の部材とに挟持されている、熱音響機関。 - 請求項7に記載の熱音響機関であって、
前記断熱材は、前記第1のフランジと、前記第2のフランジとに挟持されている、熱音響機関。 - 請求項7に記載の熱音響機関であって、
前記断熱材は、前記第1のフランジを有する前記配管と、前記加熱部または前記冷却部との間に挟持されている、熱音響機関。 - 請求項6に記載の熱音響機関であって、
前記第1のフランジの表面のうち、前記第2の部材とは反対側の面、または、前記第2のフランジの表面のうち、前記第1の部材とは反対側の面の、少なくとも一方に他の断熱材が配置され、前記他の断熱材を介して締結具により締結されている、熱音響機関。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の熱音響機関であって、
前記断熱材は、前記配管のうち前記断熱材以外で構成されている部分とろう付けにより接合されている、熱音響機関。 - 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の熱音響機関であって、
前記蓄熱器は、金属により形成されている、熱音響機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015114479A JP2017003136A (ja) | 2015-06-05 | 2015-06-05 | 熱音響機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015114479A JP2017003136A (ja) | 2015-06-05 | 2015-06-05 | 熱音響機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017003136A true JP2017003136A (ja) | 2017-01-05 |
Family
ID=57753981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015114479A Pending JP2017003136A (ja) | 2015-06-05 | 2015-06-05 | 熱音響機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017003136A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018220980A1 (ja) * | 2017-06-02 | 2018-12-06 | 株式会社デンソー | 車両用温度調整装置 |
JP2020118418A (ja) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | 大阪瓦斯株式会社 | 熱音響機関 |
JP2023520880A (ja) * | 2020-03-30 | 2023-05-22 | スミトモ (エスエイチアイ) クライオジェニックス オブ アメリカ インコーポレイテッド | 改良された分割パルス管接続ライン |
WO2024127515A1 (ja) * | 2022-12-13 | 2024-06-20 | 中央精機株式会社 | 蓄熱器の製造方法、および蓄熱器 |
JP7533042B2 (ja) | 2020-09-07 | 2024-08-14 | 株式会社ジェイテクト | 熱音響装置 |
WO2024171254A1 (ja) * | 2023-02-13 | 2024-08-22 | 中央精機株式会社 | 熱音響装置 |
-
2015
- 2015-06-05 JP JP2015114479A patent/JP2017003136A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018220980A1 (ja) * | 2017-06-02 | 2018-12-06 | 株式会社デンソー | 車両用温度調整装置 |
JP2020118418A (ja) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | 大阪瓦斯株式会社 | 熱音響機関 |
JP2023520880A (ja) * | 2020-03-30 | 2023-05-22 | スミトモ (エスエイチアイ) クライオジェニックス オブ アメリカ インコーポレイテッド | 改良された分割パルス管接続ライン |
JP7481482B2 (ja) | 2020-03-30 | 2024-05-10 | スミトモ (エスエイチアイ) クライオジェニックス オブ アメリカ インコーポレイテッド | 改良された分割パルス管接続ライン |
US12018780B2 (en) | 2020-03-30 | 2024-06-25 | Sumitomo (Shi) Cryogenics Of America, Inc. | Split pulse tube connecting line |
JP7533042B2 (ja) | 2020-09-07 | 2024-08-14 | 株式会社ジェイテクト | 熱音響装置 |
WO2024127515A1 (ja) * | 2022-12-13 | 2024-06-20 | 中央精機株式会社 | 蓄熱器の製造方法、および蓄熱器 |
WO2024171254A1 (ja) * | 2023-02-13 | 2024-08-22 | 中央精機株式会社 | 熱音響装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017003136A (ja) | 熱音響機関 | |
JP5227376B2 (ja) | バッテリーモジュール及びバッテリーモジュールのエンドプレート固定方法 | |
JP2009088408A (ja) | 熱電発電装置 | |
JP5498192B2 (ja) | 熱電気変換装置および熱電気変換方法 | |
JP2012154251A (ja) | 排気消音装置 | |
JP7032987B2 (ja) | 熱音響装置 | |
JP5443952B2 (ja) | 熱電発電装置 | |
JP2013234820A (ja) | 熱音響機関 | |
JP3216536U (ja) | 熱音響機関 | |
JP2011231940A (ja) | 熱音響機関 | |
JP5453950B2 (ja) | 熱音響機関 | |
JPS6161037B2 (ja) | ||
JP2017106699A (ja) | 熱音響機関 | |
JP5789433B2 (ja) | 排熱回収器 | |
JP5526600B2 (ja) | 熱音響機関 | |
JP2010261688A (ja) | 熱音響機関 | |
JP4135608B2 (ja) | ピストン機関 | |
KR101637674B1 (ko) | 차량용 열전발전 장치 | |
CN204114441U (zh) | 低温管道中外层管道用真空膨胀节 | |
WO2018220981A1 (ja) | 熱音響装置 | |
CN108081700B (zh) | 碳纤维分段缠绕复合材料厚壁圆筒 | |
JP5446498B2 (ja) | 熱音響機関 | |
JP5768687B2 (ja) | 熱音響冷凍装置 | |
JP5547465B2 (ja) | 真空断熱配管 | |
CN216408001U (zh) | 一种具有保温功能的金属连接软管 |