JP2017002759A - 高圧燃料供給ポンプ - Google Patents

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克年 小林
Katsutoshi Kobayashi
克年 小林
徳尾 健一郎
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Abstract

【課題】弁体がシート部に着座する方向に移動し、弁体が閉じようとした時、加圧された液体が、前記弁体の吐出側から加圧室に逆流するという現象を抑制すること。【解決手段】弁体に、シート部に対して外周側に突出する方向に突出部を設け、前記弁体が前記シート部に着座している状態において、前記突出部と該突出部と対向する対向面との間に微小隙間を形成する。【選択図】図4

Description

本発明は高圧燃料供給ポンプについて、特に吐出弁を備えた高圧燃料供給ポンプに関する。
特許文献1は、吐出弁の弁体がボール型の形状をしており、該弁体を抑える弁体押さえが吐出側に設けられており、弁体が吐出側に移動して開こうとする時、弁体押さえで該弁体の振動を抑制して、弁体とシート部の微小隙間を流れる液体を整流して、吐出弁でのキャビテーションの発生を抑制することができる。
特開2008−051110号公報
従来技術には次のような問題点があった。
高圧燃料供給ポンプの吐出弁は、加圧室にあるプランジャの圧入工程で加圧された液体をコモンレールへ圧送する機能を有しており、プランジャによって加圧された液体が吐出弁の弁体に作用すると、弁体が開き、コモンレールへ液体が流れていく。
加圧室のプランジャが吸入工程に入ると、加圧室側の圧力がコモンレール側の圧力よりも低くなり、液体がコモンレールから、弁体とシート部の隙間を通って、加圧室に流れる逆流現象が発生する。
加圧室のプランジャにより、液体を加圧してコモンレール側に圧送しても、プランジャの吸入工程段階で、加圧された液体の一部が、弁体とシート部の隙間を通って、コモンレールから加圧室に逆流してくるため、高圧燃料供給ポンプの効率が低下するという問題が発生する。
そこで本発明は、高圧燃料供給ポンプにおいて吐出弁を介して加圧室への逆流を抑制する吐出弁構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、加圧室と、前記加圧室の吐出側に設けられた弁体と、弁体が着座するシート部とを備えた高圧燃料供給ポンプにおいて、前記弁体が前記シート部に着座している状態において、前記弁体は、前記シート部との接触部よりも外周側において、対向する対向面との間に微小隙間が形成されることを特徴とする。
上記したように高圧燃料供給ポンプでは、加圧室のプランジャが吸入工程に入り、加圧室内の圧力が低下して、前記弁体がシート部に着座する方向に移動し、弁体が閉じようとすると、加圧された液体が、前記弁体の吐出側から加圧室に逆流するという現象が発生する。そこで上記のように構成した本発明によれば、弁体がシート部に着座した状態における弁体とシート部の接触位置よりも上流側に、前記微小隙間が存在することにより、液体の逆流がこの微小隙間を流れる際に、大きな圧力損失が発生し、逆流の量を低減することができる。
本発明のその他の構成、作用、効果については以下の実施例において詳細に説明する。
リリーフ弁機構により低圧側に高圧燃料を戻す燃料供給システムの全体構成図を説明する図である。 リリーフ弁機構により加圧室側に高圧燃料を戻す燃料供給システムの全体構成図を説明する図である。 高圧燃料供給ポンプの吐出弁機構の一例の断面図を示す。 実施例1の逆流を抑制するための吐出弁構造を示す。 実施例1の吐出弁機構8の動作を示す図である。 実施例1の吐出弁機構8の具体的な構造を示す図である。 実施例1の吐出弁機構8から吐出口13に向かう流路を説明する図である。 実施例2の吐出弁機構を示す。 実施例2の吐出弁機構の微小隙間の拡大図を示す。 高圧燃料供給ポンプの吐出弁機構の一例の断面図を示す。 実施例3の吐出弁機構8の具体的な構造を示す図である。 実施例4の吐出弁機構8の拡大図を示す。 高圧燃料供給ポンプの吐出弁機構の一例の断面図を示す。 実施例5の吐出弁機構8の拡大図を示す。 実施例6の吐出弁機構8の拡大図を示す。 実施例1から6に記載の微小隙間の効果的な寸法を説明するための図である。
以下、図を参照して、本発明の実施形態について、説明する。
図1は、本発明を実施するシステムの全体構成を示す。図1において破線で囲まれた部分は、高圧燃料供給ポンプのポンプハウジング1を示し、この破線の中に示された機構と部品を、その中に一体に組み込んでいる。
燃料タンク20中の燃料は、フィードポンプ21によって汲み上げられ、吸入配管28を通じてポンプハウジング1の燃料吸入口10aに送られる。燃料吸入口10aを通過した燃料は、圧力脈動低減機構9、吸入通路10cを介して、容量可変機構を構成する電磁吸入弁機構30の吸入ポート30aに至る。
電磁吸入弁機構30は、電磁コイル30bを備え、この電磁コイル30bが通電されている状態で、電磁プランジャ30cは、ばね33を圧縮して図1における右方に移動した状態となり、その状態が維持される。このとき電磁プランジャ30cの先端に取付けられた吸入弁体31は、高圧燃料供給ポンプの加圧室11に通じる吸入口32を開く。電磁コイル30bが通電されていない状態であって、吸入通路10c(吸入ポート30a)と加圧室11との間に流体差圧がない時は、ばね33の付勢力により、吸入弁体31は、閉弁方向(図1における左方)に付勢されて吸入口32は閉じられた状態となって、この状態が維持される。
後述する内燃機関のカムの回転により、プランジャ2が図1の下方に変位して吸入工程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し、その中の燃料圧力は低下する。この工程において、加圧室11内の燃料圧力が吸入通路10c(吸入ポート30a)の圧力よりも低くなると、吸入弁体31には燃料の流体差圧による開弁力(吸入弁体31を図1の右方に変位させる力)が発生する。この開弁力により、吸入弁体31は、ばね33の付勢力に打ち勝って開弁し、吸入口32を開く。この状態にて、ECU27からの制御信号が電磁吸入弁機構30に印加されると電磁吸入弁30の電磁コイル30bに電流が流れ、磁気付勢力により電磁プランジャ30cがばね33を更に圧縮して、図1の右方に移動して、吸入口32を開いた状態を維持する。
電磁吸入弁機構30に入力電圧の印加状態を維持したまま、プランジャ2が吸入工程から圧縮工程(下始点から上始点までの間の上昇工程)へと移行すると、電磁コイル30bへの通電状態が維持されているので、磁気付勢力は維持されて吸入弁体31は依然として開弁した状態を維持する。加圧室11の容積は、プランジャ2の圧縮運動に伴って減少するが、この状態では、一度、加圧室11に吸入された燃料が、再び開弁状態の吸入弁体31と吸入口32との間を通過して吸入通路10c(吸入ポート30a)へと戻されるので、加圧室11の圧力が上昇することはない。この工程を、戻し工程という。
戻し工程において、電磁コイル30bへの通電を断つと、電磁プランジャ30cに働いていた磁気付勢力は一定時間後(磁気的、機械的遅れ時間後)に消去される。そうすると、吸入弁体31に常時働いているばね33の付勢力により、吸入弁体31は図1において左方に移動されて吸入口32を閉じる。吸入口32が閉じると、この時から加圧室11内の燃料圧力は、プランジャ2の上昇と共に上昇する。そして、加圧室11内の燃料圧力が、吐出口13の燃料圧力よりも所定の値だけ大きい圧力を超えた時に、加圧室11に残っている燃料は、吐出弁機構8を介して、高圧吐出が行われてコモンレール23へと供給される。この工程を吐出工程という。上記のとおり、プランジャ2の圧縮工程は、戻し工程と吐出工程からなる。
戻し工程中に、吸入通路10cへ戻された燃料により吸入通路には圧力脈動が発生するが、この圧力脈動は、吸入口10aから吸入配管28へ僅かに逆流するのみであり、燃料の戻しの大部分は圧力脈動低減機構9により吸収される。
電磁吸入弁機構30の電磁コイル30cへの通電解除のタイミングを制御することにより、吐出される高圧燃料の量を制御することができる。電磁コイル30bへの通電解除のタイミングを早くすれば、圧縮工程における戻し工程の割合を小さく、吐出工程の割合を大きくする。すなわち、吸入通路10c(吸入ポート30a)に戻される燃料を少なく、高圧吐出される燃料を多くする。これに対し、上記の通電解除のタイミングを遅くすれば、圧縮工程における戻し工程の割合を大きく、吐出工程の割合を小さくする。すなわち、吸入通路10cに戻される燃料を多く、高圧吐出される燃料を少なくする。上記の通電解除のタイミングは、ECUから指令により制御される。
以上のように、ECUが電磁コイルの通電解除のタイミングを制御することにより、高圧吐出される燃料量を、内燃機関が必要とする量とすることができる。
ポンプハウジング1内において、加圧室11の出口側には吐出口(吐出側配管接続部)13との間に吐出弁機構8が設けられる。吐出弁機構8は、シート部材8a、吐出弁8b、吐出弁ばね8c、保持部材(吐出弁ストッパー)8dからなる。加圧室11と吐出口13との間に燃料の差圧がない状態では、吐出弁8bは、吐出弁ばね8cによる付勢力でシート部材8aに圧着され閉弁状態となっている。加圧室11内の燃料圧力が、吐出口13の燃料圧力よりも所定の値だけ大きい圧力を超えた時に、吐出弁8bは吐出弁ばね8cに抗して開弁し、加圧室11内の燃料は吐出口13を経てコモンレール23へと吐出される。
吐出弁8bは開弁した後、保持部材8dと接触すると動作を制限される。そのゆえ、吐出弁8bのストロークは、保持部材8dによって適切に決定される。もし、ストロークが大きすぎると、吐出弁8bの閉じ遅れにより、燃料吐出口13へ吐出される燃料が、再び加圧室11内に逆流してしまうので、高圧ポンプとしての効率が低下してしまう。また、吐出弁8bが開弁と閉弁運動を繰り返す時に、吐出弁がストローク方向にのみ運動するように、保持部材8dによりガイドしている。以上のように構成することにより、吐出弁機構8は、燃料の流通方向を制限する逆止弁となる。
こうして、燃料吸入口10aに導かれた燃料は、ポンプ本体1の加圧室11内にてプランジャ2の往復動によって必要な量が高圧に加圧され、吐出弁機構8を通じて、燃料吐出口13から高圧配管であるコモンレール23に圧送される。
コモンレール23には、インジェクタ24と圧力センサ26が装着されている。インジェクタ24は、内燃機関の気筒数に合わせて装着されており、ECU27の制御信号により、開閉弁の動作をして、燃料をシリンダ内に噴射する。
次に、インジェクタ24の故障等によりコモンレール23等の高圧部に異常高圧が発生した場合の、実施例1における燃料リリーフ動作について説明する。
ポンプハウジング1には、吐出通路12と吸入通路10cを連通するリリーフ通路300が設けられており、リリーフ通路300には燃料の流れを吐出通路12から吸入通路10cへの一方向のみに制限するリリーフ機構200が設けられている。
また図2に示すように、リリーフ通路300の燃料の流れが吐出通路12から加圧室11内となる場合もある。
図3は、高圧燃料供給ポンプの吐出弁機構の一例の断面図を示す。図3の吐出弁機構8は、弁体801、上流側である加圧室11の側に弁体801を付勢する弾性部材802、弁体801と係合して燃料をシールするシート部803、弾性部材802及び弁体801を内部に収納するハウジング804とを備える。弾性部材802及び弁体801は加圧室11に対してシート部803を基準として吐出通路12の側に配置されている。弾性部材802により、弁体801をシート部803に向かって付勢することで吐出弁機構8は閉弁状態となる。弁体801に対してプランジャ2の側に加圧室11が、また弁体801に対してコモンレール23の側に吐出室806が構成される。
プランジャ2の圧入工程で加圧された燃料が、加圧室11から吐出弁機構8に流入し、高い圧力が弁体801に作用すると、弁体801が吐出室806の側に移動する。これにより、弁体801とシート部803の間の隙間が大きくなって、燃料が吐出室側へと流れていく。
プランジャ2が吸入工程に入ると、加圧室11の圧力が低下して、弁体801がシート部803に着座する方向に移動し、最終的には、弁体801とシート部803が接触して、吐出弁が閉じた状態となる。この時、吐出室806の圧力が加圧室11の圧力よりも高くなり、燃料が吐出室806から、弁体801とシート部803の間にできる微小隙間を通って、加圧室11へと流れる逆流現象が発生する。この逆流現象は、加圧した燃料をプランジャ2の側へ戻すため、高圧燃料供給ポンプの効率低下をもたらす。
特に20MPa以上の高圧の燃料を供給するように設定される高圧燃料供給ポンプの場合には、加圧室11と吐出口806との差圧が大きくなり、弁体801が閉じる際にシート部803の加圧室11の側の先端部に大きな流体の水撃現象が生じる。特にシート部803の加圧室11の側の先端部がエッジになっていると、高圧の燃料を逃がす際にこのエッジ部にて流体剥離が発生することがある。そして、燃料の飽和蒸気圧以下になるとキャビテーション気泡が発生する。この発生したキャビテーション気泡が崩壊する際のエネルギーによりシート面が損傷するというキャビテーションエロージョンが発生する虞がある。この損傷が進行すると、弁体801とシート部803の間に隙間が生じ燃料を完全にシールする事ができなくなる虞がある。
そこで図4に本実施例の上記逆流を抑制するための吐出弁構造を示す。吐出弁機構8は加圧室11にあるプランジャ2の圧入工程で加圧された液体をコモンレール23へ圧送する。吐出弁部材8は、加圧室11からの流体が流れる流路に対向する平面部801aと、平面部801aから加圧室11と反対側に向かって外周側に広がる拡大部(曲面部801b)と、を備えて形成される。吐出弁部材8は、拡大部(曲面部801b)の環状接触面がシート部803に接触することで着座する。
そして、本実施例の高圧燃料供給ポンプは、加圧室11と加圧室11の吐出側に設けられた弁体801と、弁体801が着座するシート部803とを備え弁体801は、シート部803に対して外周側に突出する突出部807を備えて形成され、弁体801がシート部803に着座している状態において、突出部807と突出部807と対向する対向面810との間に微小隙間を形成する。
弁体801がシート部に着座する方向に移動する時、突出部807と対向面810との間の隙間が徐々に小さくなるため、逆流する燃料がこの微小隙間を通るとき、高い圧力損失が発生し、逆流を抑制することができる。
図5は本実施例の吐出弁機構8の動作を示す図である。弁体801は、プランジャ2の圧入工程、吸入工程に応じて、移動方向809に移動する。移動方向809は弾性部材802の伸縮方向を示しており、弁体801は加圧室11の側、あるいは吐出室806側の方向に向かって移動する。微小隙間808は、移動方向809に対して略直行する方向に形成されている。突出部807と対向する対向面810はシート部803と繋がって形成されており、弁体801の移動方向809と略直交する方向に形成されている。これにより突出部807と、突出部と対向する対向面810との間に、ディスク型の微小隙間808が形成され、燃料の逆流がこの微小隙間808を通る際に圧力損失が増大して、逆流が抑制される。
図6は本実施例の吐出弁機構8の具体的な構造を示す図である。弁体801の外周側を覆う壁部内周面811と弁体801の突出部807の外周側端部812(側端面)との間の隙間813に対して、微小隙間808の方が小さくなるように形成されている。突出部807を設けたことにより、突出部807と壁部内周面との間に隙間813が形成されるが、この隙間813が小さいと、プランジャ2の圧入工程において、燃料が加圧室11から吐出室806に流れる時、隙間813を通る際に圧力損失が増大して、燃料が流れにくくなるという問題が発生する。そこで隙間813については、微小隙間808よりも十分に広い領域を確保することによって、燃料が流れにくくなるという問題を解決することが可能である。
図7は本実施例の吐出弁機構8から吐出口13に向かう流路を説明する図である。弁体801の吐出室806側において、弁体801の移動方向809に対して交差する交差方向で、かつ外周側に向かう流路814が形成され、弁体801から吐出される流体は流路814を流れた後に吐出口13に向かって流れ、さらに吐出口13から吐出された燃料はコモンレール23に流れる。
図8に本発明の実施例2の吐出弁機構を示す。本実施例の吐出弁機構8では、シート部803に存在する、突出部807と対向する対向面810が弁体の移動方向809、あるいは軸方向と略平行に形成される。これにより対向面810と弁体801の突出部807との間にできる微小隙間815が、弁体801の移動方向809と略平行に形成されている。弁体801がシート部に着座する方向に移動する時、突出部807に対向する対向面810がシート部803に形成される。この対向面810の形成により、突出部807と対向面810の間に微小隙間815が形成され、逆流する燃料がこの微小隙間815を通る時、高い圧力損失が発生し、逆流を抑制することができる。
図9は本実施例の吐出弁機構の微小隙間の拡大図を示す。図9に示すように微小隙間815が軸方向に長過ぎると吐出弁機構8から燃料が流れ出る際の圧損が大きくなり過ぎるという問題がある。そこで、本実施例では、吐出弁機構8が閉弁状態において突出部807の下流側端部がシート部803の下流側端部よりも下流側に位置するように構成される。これにより、微小隙間815の軸方向長さを抑えることができる。微小隙間815は弁体801の移動方向809と略平行する方向に形成されており、突出部807と対向する対向面816はシート803部と繋がって形成され、弁体801の移動方向と略平行する方向に形成されている。これにより径方向において、突出部807と対向面810との間に、円筒リング状の微小隙間815が形成されるため、逆流する燃料がこの微小隙間を通る時、高い圧力損失が発生し、逆流を抑制することができる。
図9に示すように、弁体801の外周側を覆う壁部内周面811と、弁体801の突出部807の外周側端部812との間にできる隙間817に対して、突出部807と対向面810との間にできる微小隙間815の方が小さくなるように形成されている。突出部807を設けたことにより、突出部807と壁部内周面811との間に隙間817が形成されるため、プランジャ2の圧入工程において、燃料が加圧室11から吐出室806に流れる時、隙間817を通る際に圧力損失が増大して、燃料が流れにくくなるという問題が発生する。そこで隙間817については、微小隙間815よりも十分に広い領域を確保することによって、燃料が流れにくくなるという問題を解決する。
図10は吐出弁機構8の一例を示す図である。図10の吐出弁機構8は弁体818とシート部819の接触面が、弁体818の移動方向809に対して、略直行する平面である構造を有する。該吐出弁機構8についても、プランジャ2が吸入工程に入ると、加圧室11の圧力が低下して、弁体818がシート部に着座する方向に移動し、最終的には、弁体818とシート部819が接触して、吐出弁が閉じた状態となる時、吐出室806の圧力が加圧室11の圧力よりも高くなり、燃料が吐出室806から、弁体818とシート部819の間にできる微小隙間を通って、加圧室11へと流れる逆流現象が発生する。この逆流現象は、加圧した燃料をプランジャ2の側へ戻すため、高圧燃料供給ポンプの効率低下をもたらす。
図11は本発明の実施例3の吐出弁機構8の拡大図を示す。本実施例の吐出弁機構8は、弁体818に対して外周側に、弁体818の移動方向809と略平行な方向に突出する突出部820を設け、シート部819についても内周側に、突出部820に対して逆方向に突出部821を設ける。弁体818がシート部819に着座した状態において、弁体818の外側にある突出部820と、シート部819に形成され、突出部820と対抗する面との間に微小隙間822を設ける。該微小隙間822は弁体818の移動方向に対して略直行する方向に形成されている。
弁体818がシート部819に着座する方向に移動する時、突出部820と対向面との間の微小隙間822が徐々に小さくなるため、逆流する燃料がこの微小隙間822を通るとき、高い圧力損失が発生し、逆流を抑制することができる。
図12は本発明の実施例4の吐出弁機構8の拡大図を示す。本実施例の吐出弁機構8は、シート部819に、弁体818の移動方向809と略平行な方向に突出する突出部823を設ける。突出部823と、弁体818に形成され、突出部823と対向する対向面との間に微小隙間824を設ける。該微小隙間824は弁体818の移動方向に対して、略平行な方向に形成されている。
弁体818がシート部に着座する方向に移動する時、突出部823と対向面との間に微小隙間ができ始めるため、逆流する燃料がこの微小隙間を通るとき、高い圧力損失が発生し、逆流を抑制することができる。
図13は吐出弁機構8の一例を示す図である。実施例1から4の吐出弁は、シート部に接触する弁体の接触面が曲面である場合を想定していた。図10に示す弁体825の接触面は平面を想定している。この吐出弁機構についても、プランジャ2が吸入工程に入ると、加圧室11の圧力が低下して、弁体825がシート部803に着座する方向に移動し、最終的には、弁体825とシート部が接触して、吐出弁が閉じた状態となる時、吐出室806の圧力が加圧室11の圧力よりも高くなり、燃料が吐出室806から、弁体825とシート部の間にできる微小隙間を通って、加圧室11へと流れる逆流現象が発生する。この逆流現象は、加圧した燃料をプランジャ2の側へ戻すため、高圧燃料供給ポンプの効率低下をもたらす。
図14は本発明の実施例5の吐出弁機構8の拡大図を示す。弁体825に、シート部に対して外周側に突出する突出部826を形成し、弁体825とシート部が着座している状態において、突出部と該突出部と対向する対向面との間に微小隙間827が形成されている。該微小隙間は弁体825の移動方向809に対して略直行する方向に形成されている。
弁体825がシート部に着座する方向に移動する時、突出部と対向面との間の隙間が徐々に小さくなるため、逆流する燃料がこの微小隙間を通るとき、高い圧力損失が発生し、逆流を抑制することができる。
図15は本発明の実施例6の吐出弁機構8の拡大図を示す。弁体825に形成される突出部826と、シート部803に存在する、突出部と対向する対向面との間にできる微小隙間827が、弁体825の移動方向809と略平行に形成されている。弁体825がシート部に着座する方向に移動する時、突出部に対向する面がシート部に形成される。この対向面の形成により、突出部と対向面の間に微小隙間が形成され、逆流する燃料がこの微小隙間を通る時、高い圧力損失が発生し、逆流を抑制することができる。
図16を用いて実施例1から6に記載の微小隙間の効果的な寸法を説明する。図16は実施例1の図5における各微小隙間や径について定義したもので、微小隙間がある場合の、逆流速度の低減割合を計算する方法を示す。
ここでDを弁体801とシート部が着座する径、Dを突出部807とシート部803の対向面との間にできる微小隙間までの径、δを弁体825とシート部803が着座する位置の隙間幅、δを突出部807とシート部803の対向面との間にできる微小隙間の隙間幅、uを弁体825とシート部の間を逆流する速度を表している。
以下の式(1)で計算されるuは、突出部とシート部の対向面との間にできる微小隙間が無い場合の逆流速度であり、式(2)のuは突出部とシート部の対向面との間にできる微小隙間がある場合の逆流速度である。ΔPは突出室と加圧室11の圧力差、ρは加圧される液体の密度である。
Figure 2017002759
Figure 2017002759
流体解析による検証と、式(1)(2)から計算される、逆流速度から、突出部とシート部の対向面との間にできる微小隙間の隙間幅δが5〜10μm程度あれば、逆流速度uのuに対する低減割合が約20%となり、効果的であることが発明者の鋭意検討の末、判明した。
1…ポンプハウジング、2…プランジャ、8…吐出弁機構、9…圧力脈動低減機構、10c…吸入通路、11…加圧室、12…吐出通路、20…燃料タンク、23…コモンレール、24…インジェクタ、26…圧力センサ、30…電磁吸入弁機構、200…リリーフ弁機構、801…弁体、802…弾性部材、803…シート部、804…ハウジング、806…吐出室、807…突出部、808…微小隙間、809…移動方向、810…対向面、811…壁部内周面、812…外周側端面、813…隙間、814…外周流路、815…微小隙間、816…対向面、817…隙間、818…弁体、819…シート部、820…突出部、821…突出部、822…微小隙間、823…突出部、824…微小隙間、825…弁体、826…突出部、827…微小隙間。

Claims (13)

  1. 加圧室と、前記加圧室の吐出側に設けられた弁体と、前記弁体が着座するシート部とを備えた高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記弁体が前記シート部に着座している状態において、前記弁体は、前記シート部との接触部よりも外周側において、対向する対向面との間に微小隙間が形成されることを 特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  2. 請求項1に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記弁体は外周側に突出する突出部を備え、前記突出部と前記対向面との間に前記微小隙間が形成されることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  3. 請求項1に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記微小隙間は前記弁体の移動方向と略直交する方向に形成されることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  4. 請求項2に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記突出部と対向する前記対向面は前記シート部と繋がって形成され、前記弁体の移動方向と略直交する方向に形成されることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  5. 請求項2に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記弁体の外周側を覆う壁部内周面と前記弁体の前記突出部の外周側端部との間の隙間に対して、前記微小隙間の方が小さくなるように形成されることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  6. 請求項1に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記弁体の下流側において、前記弁体の移動方向に対して交差する交差方向で、かつ外周側に向かう流路が形成され、前記弁体から吐出される流体は前記流路を流れた後にコモンレールに流れることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  7. 請求項1に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記シート部の外周側に、前記弁体の移動方向と略平行な方向に突出部が形成されており、弁体の側端面と前記突出部との間に微小隙間が形成され、該微小隙間は弁体の移動方向と略平行する方向に形成されることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  8. 請求項2に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記微小隙間は前記弁体の移動方向と略平行する方向に形成され、
    前記弁体の突出部と対向する前記対向面は、前記シート部と繋がって形成されるとともに、前記弁体の移動方向と略平行する方向に形成されることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  9. 請求項1、7、8の何れかに記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記弁体の外周側を覆う壁部内周面と前記弁体の前記突出部の外周側端部との間の隙間に対して、弁体の移動方向と略平行する方向に形成される微小隙間の方が小さくなるように形成されることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  10. 加圧室と、前記加圧室の吐出側に設けられた弁体と、前記弁体が着座するシート部とを備えた高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記弁体は外周側に、弁体の移動方向と略平行な方向に突出部を備えており、
    前記シート部は内周側に、前記弁体の突出部に対して逆方向に突出部を備えており、
    前記弁体が前記シート部の内周側にある突出部に着座している状態において、弁体の外周側にある突出部と該突出部と対向する対向面との間に微小隙間が形成されており、該微小隙間が弁体の移動方向に対して略直行する方向に形成されていることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  11. 加圧室と、前記加圧室の吐出側に設けられた弁体と、前記弁体が着座するシート部とを備えた高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記シート部の外周側に、前記弁体の移動方向と略平行な方向に突出する突出部が形成されており、
    弁体がシート部に着座している状態において、弁体の側端面と、前記シート部に形成された前記突出部との間に微小隙間が形成されていることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  12. 請求項1、7、8の何れかに記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、前記弁体がシート部に接触する、弁体の接触面が平面であることを特徴とする高圧燃料供給ポンプにおいて、前記弁体は、前記シート部に対して外周側に突出する突出部を備えて形成され、前記弁体が前記シート部に着座している状態において、前記突出部と該突出部と対向する対向面との間に微小隙間が形成されていることを 特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  13. 請求項12に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、前記シート部の外周側に、前記弁体の移動方向と略平行な方向に突出部が形成されており、弁体の側端面と前記突出部との間に微小隙間が形成され、該微小隙間は弁体の移動方向と略平行する方向に形成されることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
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