JP2017000168A - 洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被洗浄物を適切に洗浄できる洗浄方法を提供する。【解決手段】複数のスプーン2をその柄部を通し棒部12および支持棒部55で支持した状態のまま重ね方向に沿った移動方向に移動させる。この移動途中で、洗浄水Wをスプーン2に当てることにより互いに隣り合うスプーン2間に間隙61を生じさせてスプーン2を洗浄する。【選択図】図6

Description

本発明は、被洗浄物を適切に洗浄できる洗浄方法に関するものである。
従来、例えば下記の特許文献1に記載された洗浄方法が知られている。
この従来の洗浄方法は、被洗浄物を収納する収納具と、この収納具を搬送する搬送手段と、前記収納具の搬送方向に沿って所定の間隔を与えて複数配置した洗浄水を噴射するノズルとを備え、前記複数配置したノズルごとに、搬送する収納具の上方側より洗浄水を順次噴射するとともに、前記噴射した洗浄水を被洗浄物の略全体が浸漬するように収納具内に所定量貯水しながら収納具外に排水し、前記貯水した洗浄水中において、前記ノズルから順次噴射した洗浄水の被洗浄物への当接によって接触した互いに隣り合う被洗浄物を順次離間させるとともに、前記離間した間隔内をノズルから噴射した洗浄水を被洗浄物の表面と裏面に沿って流動させて、前記被洗浄物の洗浄を収納具の搬送方向に沿って順次行う方法である。
特開2010−68937号公報
しかしながら、上記従来の洗浄方法では、洗浄水を被洗浄物の略全体が浸漬するように収納具内に所定量貯水しながら被洗浄物を洗浄するため、被洗浄物から除去された付着物(汚れ等)が浮遊して再付着する場合があり、被洗浄物を適切に洗浄できないおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、被洗浄物を適切に洗浄できる洗浄方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の洗浄方法は、柄部を有する被洗浄物を洗浄する洗浄方法であって、重ね方向に重なった複数の被洗浄物を、柄部の一端側部分が第1支持部によって支持されかつ柄部の他端側部分が第2支持部によって支持された状態のまま、前記重ね方向に沿った移動方向に移動させ、この移動途中で、洗浄水を被洗浄物に当てることにより互いに隣り合う被洗浄物間に間隙を生じさせて被洗浄物を洗浄するものである。
請求項2記載の洗浄方法は、請求項1記載の洗浄方法において、被洗浄物は、柄部の一端側部分に形成された挿通孔を有し、第1支持部は、前記挿通孔に挿通されて柄部の一端側部分を支持する通し棒部であり、第2支持部は、柄部の他端側部分を下方から支持する支持棒部であるものである。
請求項3記載の洗浄方法は、請求項1または2記載の洗浄方法において、第1支持部は、第2支持部よりも上方に位置するものである。
請求項4記載の洗浄方法は、請求項1ないし3のいずれか一記載の洗浄方法において、第1支持部は、複数の被洗浄物を重ね方向に重なった状態に保持する保持具の一部であり、第2支持部は、前記保持具にて保持される被洗浄物とは異なる被収納物を収納する収納具の一部であるものである。
請求項5記載の洗浄方法は、請求項4記載の洗浄方法において、保持具にて保持された被洗浄物および収納具内に収納された被収納物を洗浄水で同時に洗浄するものである。
請求項6記載の洗浄方法は、請求項1ないし5のいずれか一記載の洗浄方法において、被洗浄物は、挿通孔が一端側部分に形成された柄部と、この柄部の他端側部分に連設された掬い部とを有するスプーンであるものである。
本発明によれば、柄部を有する被洗浄物を適切に洗浄することができる。
本発明の一実施の形態に係る洗浄方法の使用に用いる保持具(スプーン通し)の正面図である。 同上洗浄方法の使用に用いる収納具(収納かご)の斜視図であり、(a)が蓋閉状態の図で、(b)が蓋開状態の図である。 同上収納具に同上保持具をセットした状態の斜視図である。 同上収納具に同上保持具をセットした状態の側面視断面図である。 同上収納具に同上保持具をセットした状態の平面図である。 (a)ないし(d)は、同上洗浄方法の説明図である。
本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1において、1は棒状の保持具で、この保持具1は、例えば弾性変形可能な金属棒にて構成された金属製のスプーン通しである。
保持具1は、同一形状の複数の被洗浄物であるスプーン2を、互いに隣り合うスプーン2のうちの一方のスプーン2の表面と他方のスプーン2の裏面とが互いに直接接触するように、重ね方向に重なった状態に保持するものである。つまり、保持具1は、複数本の使用済みのスプーン2を吊下げ状態に回収するためのスプーン回収具である。
スプーン2は、1個の円形状の挿通孔5が一端側部分(長手方向一端部)に形成された細長板状の柄部(取手部)6と、この柄部6の他端側部分(長手方向他端部)に一体に連設された楕円形状で皿状の掬い部(さじ部)7とを有している。なお、スプーン(食器)2は、例えばステンレス等の金属製のものである。
保持具1は、使用者が把持する屈曲線状の把持棒部11と、この把持棒部11の一端部に連設された真っ直ぐな直線状の第1支持部である通し棒部12と、把持棒部11の他端部に連設され通し棒部12の先端部を係脱可能に係合保持する曲棒状であるJ字状の係合保持部13と、把持棒部11の中間部に突設された複数、例えば2つの曲棒状であるJ字状の引掛部14とを有している。
把持棒部11は、通し棒部12と平行に位置する中間棒部分16と、この中間棒部分16の一端部(図1では左端部)に連設された一端側棒部分17と、中間棒部分16の他端部(図1では右端部)に連設された他端側棒部分18とを有している。
そして、把持棒部11の一端側棒部分17の下側の端部は、スプーン2の柄部6の表面が当接する表面当接受部(一方側当接受部)21となっている。また一方、把持棒部11の他端側棒部分18の下側の端部は、スプーン2の柄部6の裏面が当接する裏面当接受部(他方側当接受部)22となっている。
通し棒部12は、複数のスプーン2の柄部6の挿通孔5に嵌合挿通されてこの柄部6の一端側部分(図1では上端部)を重ね方向に移動可能に支持する細長い丸棒状の第1支持部(保持具1の一部)である。
そして、通し棒部12には、複数のスプーン2が動かない状態に一杯に保持されるのではなく、図示しない食器洗浄装置による洗浄時にスプーン2を通し棒部12に沿って水平な重ね方向に移動させるための移動用空間部(余地)23を残して、複数のスプーン(予め設定された設定数、例えば40個のスプーン)2が通し棒部12の長手方向に沿って重ねられて吊下げ状態に保持される。
なお、スプーン2を通し棒部12から取り外す場合には、把持棒部11の一部を弾性変形させることによって、係合保持部13による通し棒部12の係合保持を解除すればよい。
図2(a)および(b)において、31は網かご状の収納具で、この収納具31は、例えば複数本の金属棒および金属板等にて構成された直方体状の金属製の収納かご(金網かご)である。
収納具31は、保持具(スプーン通し)1にて脱着可能に保持されるスプーン2とは異なる複数の被収納物(被収納洗浄物)32を内部に出し入れ可能に収納するものである。なお、被収納物32は、スプーン2とは種類が異なる食器で、例えばしゃもじやおたま等であり、収納具31には形状が異なる複数種類のものが収納される。
収納具31は、被収納物32が内部に出し入れ可能に収納される上面開口状のかご本体35と、このかご本体35の上面側の開口部33の一部のみを開閉する開閉蓋36と、かご本体35の左右両側に取り付けられた取手37とを有している。
かご本体35は、複数の被収納物32が載置される左右方向長手状で矩形板状の底面部41と、この底面部41の左右方向両端部に立設された左側面部42および右側面部43と、底面部41の前後方向両端部に立設された前側面部44および後側面部45とを有している。
そして、開閉蓋36は、前側面部44の上端部に上下方向に回動可能に取り付けられており、この開閉蓋36は、上方回動により開状態となって開口部33の一部を開口させ、下方回動により閉状態となって開口部33の一部を閉鎖する。また、取手37は、左側面部42および右側面部43の各上端部に回動可能に取り付けられている。
なお、各側面部42,43,44,45および屈曲面状の開閉蓋36は、いずれも網板状に形成されている。また、開閉蓋36は、かご本体35の開口部33の一部のみを閉鎖するものであるから、かご本体35の開口部33のうち閉状態の開閉蓋36にて閉鎖されない部分が常時開口部分33aとなっている。
開閉蓋36は、平面視で凹字状をなす網板状の蓋本体部51と、この蓋本体部51の後側の左右方向中央部に設けられた曲板状の引掛部52とを有している。この引掛部52がかご本体35の後側面部45の上端部に引っ掛かることによって、開閉蓋36の下方回動が規制されて開閉蓋36が閉状態となる。
蓋本体部51は、開閉蓋36の閉状態時にかご本体35の底面部41と離間対向して水平状に位置する左右方向長手状で矩形網板状の水平面部分53を有し、この水平面部分53の前端部における左右両側から矩形網板状の傾斜面部分54が前斜め上方に向かって突出し、この各傾斜面部分54の前端部(上端部)がかご本体35の前側面部44の上端部に回動可能に取り付けられている。
そして、蓋本体部51の水平面部分53のうち、かご本体35の開口部33の常時開口部分33aに臨んだ部分(水平面部分53の前端部)が、複数のスプーン2の柄部6の他端側部分の下面に当接してその柄部6の他端側部分を下方から支持する左右方向長手状の第2支持部である支持棒部55となっている。
なお、支持棒部55は、真っ直ぐな直線状となっており、この直線状の支持棒部55の長手方向一端部(左端部)から長手方向他端部(右端部)までの長さは、保持具1の通し棒部12を長さ方向で規制している表面当接受部21と裏面当接受部22との間の長さ(表面当接受部21および裏面当接受部22間の離間距離)よりも、多少長くなっている。
つまり、図3ないし図5に示すように、収納具31の開閉蓋36の蓋本体部51は、引掛部14が後側面部45の上端部に引っ掛けられて保持具1が収納具31にセットされた状態時に、保持具1にて重ね状態に保持された複数のスプーン2の柄部6の他端側部分(掬い部7に近接した部分)を重ね方向に移動可能に下方から支持する細長い丸棒状の支持棒部(収納具31の一部)55を有している。
そして、このセット状態時において、保持具1の通し棒部12は、収納具31の開閉蓋36の支持棒部55よりも上方に位置しており、これら通し棒部12および支持棒部55は、収納具31の左右方向に沿って互いに平行に位置した状態で複数のスプーン2の柄部6の長手方向両端部を支持している。また、複数のスプーン2の掬い部7は、収納具31の常時開口部分33aを通って収納具31内に挿入されている。
なお、収納具31の常時開口部分33aは、保持具1にて保持された複数のスプーン2を挿入可能な大きさで、かつ、洗浄時における移動用空間部23に基づくスプーン2の移動を阻害しない大きさに設定されている。
次に、保持具1を用いて回収したスプーン2を洗浄する方法について説明する。
まず、作業者は、複数のスプーン2を通し棒部12に通して重ね方向に重なった状態に保持した保持具1を、複数の被収納物(しゃもじやおたま等)32を収納した収納具31に対してセットする。
つまり、図3ないし図5に示すように、保持具1の引掛部14を収納具31のかご本体35の後側面部45の上端部に引っ掛けるとともに、掬い部7を常時開口部分33aから収納具31内に挿入するようにして複数のスプーン2の柄部6を収納具31の閉状態の開閉蓋36の支持棒部55上に載置する。
すると、水平な重ね方向に重なった複数のスプーン2は、水平方向に対して所定の傾斜角度αをもって傾斜した柄部6の一端側部分(傾斜状の柄部6の上端部)が通し棒部12によって支持されかつその傾斜した柄部6の他端側部分(傾斜状の柄部6の下端部)が支持棒部55によって支持された状態となる(図4参照)。なお、傾斜角度αは、例えば10度〜60度であり、好ましくは例えば約30度である。
次いで、作業者は、保持具1がセットされた収納具31を、スプーン2の表面が移動方向を向くようにして食器洗浄装置(図示せず)の洗浄室内に投入する。
すると、保持具1がセットされた収納具31は、食器洗浄装置の搬送手段によって、複数のスプーン2の重ね方向に沿った移動方向(搬送方向)に向かって移動する。
そして、この移動途中において、平行な2本の棒部12,55のみで支持された複数のスプーン2と、収納具31内に収納された複数の被収納物32とは、図6(a)ないし(d)に示すように、食器洗浄装置の上ノズルのスリット状の噴射口60から噴射されたカーテン状の洗浄水Wによって同時に洗浄される。
具体的には、上ノズルの噴射口60からの洗浄水Wが、両棒部12,55によって支持されたスプーン2に対して上方側から当たると、スプーン2が移動用空間部23分だけ両棒部12,55に対して移動方向へスライド移動することによって、互いに接触(略接触を含む)して隣り合っていたスプーン2間に間隙61が生じ、この生じた間隙61に洗浄水Wが入り込む。
そして、その入り込んだ洗浄水Wは、スプーン2間の間隙61内を上から下に向かって流動し、この流動する洗浄水Wによって互いに離間対向するスプーン2の表面および裏面が洗浄され、その表裏面に付着していた付着物(汚れ)が下方へ流し落とされる。なお、両棒部12,55によって支持された複数のスプーン2のうち、移動方向前端のスプーン2は保持具1の表面当接受部21に当接して移動が規制され、移動方向後端のスプーン2は保持具1の裏面当接受部22に当接して移動が規制される。
このようにして、洗浄室内に複数配設された各上ノズルからの洗浄水Wによって、スプーン2が両棒部12,55に対して1本ずつ円滑に移動して順次洗浄されるとともに、収納具31内の被収納物32が洗浄される。なお、複数の上ノズルは、洗浄室内の上部に、収納具31の移動方向に間隔をおいて配設されている。
また、次の上ノズルが複数のスプーン2に当たるとき、移動用空間部23は、複数のスプーン2より移動方向後方にあったとしても、前端のスプーン2と隣り合う次のスプーン2との間に洗浄水が入り込もうとするとき、それより後方に位置しているスプーン2を後方へ押し戻して、順次離間させて各スプーン2が洗浄される。
そして、上記一実施の形態に係る洗浄方法によれば、重ね方向に重なった複数のスプーン2を、柄部6の一端側部分が通し棒部12によって支持されかつ柄部6の他端側部分が支持棒部55によって支持された状態のまま、その重ね方向に沿った移動方向に移動させ、この移動途中で、互いに平行な両棒部12,55のみで支持したスプーン2に洗浄水Wを当てることにより、互いに隣り合うスプーン2間に間隙61を生じさせてスプーン2を洗浄するため、従来に比べて、スプーン2から除去された付着物が再付着しにくく、特に付着物が多く付着している掬い部7は宙(空中)に浮いた状態であり、一旦洗い落とされた付着物が再付着することはなく、スプーン2を適切に洗浄できる。
また、通し棒部12および支持棒部55によって所定の傾斜角度αをもって傾斜したスプーン2は、掬い部7を下部に位置させているとともに、通し棒部12が柄部6の一端部にある挿入孔5に挿通されていることで、吊られた状態にあり、重なった複数のスプーン2のそれぞれは、垂直方向(鉛直方向)を保持して整列しようとしている。これによって重なった複数のスプーン2に洗浄水を当てて隣り合っていたスプーン2間に間隙61を生じさせても、必要以上の大きさの間隙61が開くことなく洗浄水が当たることで付着物を適切に除去することができる。
また、通し棒部12は複数のスプーン2を重ね方向に重なった状態に保持する保持具1の一部であり、支持棒部55はスプーン2とは異なるしゃもじ等の被収納物32を収納する収納具31の一部であり、これら保持具1と収納具31とを組み合わせたものを用いてスプーン2を洗浄するため、スプーン2と一緒に被収納物32も適切に洗浄でき、また、保持具1で回収したスプーン2を他の容器に入れ直す必要もなく、作業者の負担を軽減できる。
なお、上記一実施の形態では、保持具(スプーン通し)1および収納具(収納かご)31を用いて行う洗浄方法について説明したが、例えば第1支持部および第2支持部を有するスプーン専用収納具を用いて行うことも可能である。
また、第1支持部が第2支持部よりも上方に位置する必要は必ずしもなく、第1支持部が第2支持部と同じ高さまたは第2支持部よりも下方に位置するようにしてもよい。
さらに、被洗浄物は、スプーンには限定されず、例えばナイフやフォーク等でもよく、また、被収納物は、しゃもじやおたまには限定されず、皿やトレイ等でもよい。
また、保持具1がスプーン2の移動を規制する移動規制部(当接受部21,22)を有する場合について説明したが、例えば収納具31の開閉蓋36が移動規制部を有するようにしてもよい。換言すると、保持具1が有した移動規制部(当接受部21,22)のみによってスプーン2の移動を規制する構成について説明したが、例えば収納具31の開閉蓋36が有する支持棒部55の一端部および他端部を、スプーン2の移動を規制する移動規制部とするようにしてもよい。
また、保持具1および収納具31の開閉蓋36の両方が、移動規制部(表面当接受部、裏面当接受部)を有するようにしてもよい。その場合、食器洗浄装置の搬送手段によって移動する保持具がセットされた収納具において、移動方向の先頭側に位置する例えば保持具の移動規制部である表面当接受部と収納具の開閉蓋にある支持棒部の移動規制部である一端部とでは、移動方向に対して、一端部が表面当接受部と同じ位置または表面当接受部よりも前方に位置していた方がよい。これによって複数のスプーンのうち、移動方向前端のスプーンが前端のスプーンと隣り合うスプーンから離れやすく、特に双方のスプーンの掬い部が柄部よりも広く開き、双方のスプーンの間に洗浄水が入り込むとともに、離間し洗浄を行い、順次、隣接するスプーンとの間に洗浄水が入り込み、各スプーンの表裏面の洗浄を確実にしていくことができる。
さらに、開閉蓋36が第2支持部(支持棒部55)を有する場合について説明したが、例えばかご本体35が第2支持部を有するようにしてもよい。
また、例えば保持具にて保持する被洗浄物の数の変更に対応できるように、規制位置調整部材を保持具の第1支持部に脱着可能に装着するようにしてもよい。
なお、蓋本体部51は、水平面部分53と傾斜面部分54とを有しているが、例えば保持具を収納具にセットしたとき、通し棒部12および支持棒部55の各位置が確保できれば、双方とも水平面または傾斜面としてもよい。
1 保持具
2 被洗浄物であるスプーン
5 挿通孔
6 柄部
7 掬い部
12 第1支持部である通し棒部
31 収納具
32 被収納物
55 第2支持部である支持棒部
61 間隙
W 洗浄水

Claims (6)

  1. 柄部を有する被洗浄物を洗浄する洗浄方法であって、
    重ね方向に重なった複数の被洗浄物を、柄部の一端側部分が第1支持部によって支持されかつ柄部の他端側部分が第2支持部によって支持された状態のまま、前記重ね方向に沿った移動方向に移動させ、
    この移動途中で、洗浄水を被洗浄物に当てることにより互いに隣り合う被洗浄物間に間隙を生じさせて被洗浄物を洗浄する
    ことを特徴とする洗浄方法。
  2. 被洗浄物は、柄部の一端側部分に形成された挿通孔を有し、
    第1支持部は、前記挿通孔に挿通されて柄部の一端側部分を支持する通し棒部であり、
    第2支持部は、柄部の他端側部分を下方から支持する支持棒部である
    ことを特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  3. 第1支持部は、第2支持部よりも上方に位置する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の洗浄方法。
  4. 第1支持部は、複数の被洗浄物を重ね方向に重なった状態に保持する保持具の一部であり、
    第2支持部は、前記保持具にて保持される被洗浄物とは異なる被収納物を収納する収納具の一部である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の洗浄方法。
  5. 保持具にて保持された被洗浄物および収納具内に収納された被収納物を洗浄水で同時に洗浄する
    ことを特徴とする請求項4記載の洗浄方法。
  6. 被洗浄物は、挿通孔が一端側部分に形成された柄部と、この柄部の他端側部分に連設された掬い部とを有するスプーンである
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一記載の洗浄方法。
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