JP2016538939A - 可動ボックス自動化された心肺蘇生術デバイス - Google Patents

可動ボックス自動化された心肺蘇生術デバイス Download PDF

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Abstract

患者PT上でCPRを実行する心肺蘇生CPRデバイスCPDが提供される。2つの足L1、L2を持つ支持構造体L1、L2、Fが、それらの間で患者PTの胸郭に関する空間を提供するよう形成される。足L1、L2は、バックボードBB上へのクランピングを可能にするクランプ機構CL1、CL2を持つ。圧縮ボックスCBが、上記エンクロージャCSから下に突出する接触パッドCPを持つプランジャ機構PMと、自動的な態様において上記患者PT上でCPRを実行するため、上記プランジャ機構PMを制御するプロセッサPとを含む。高さ調整機構Hは、上記支持構造体L1、L2、Fに対する上記圧縮ボックスCBの高さhを固定するために用いられる。高さ調整機構Hは、重力の支援により、第1の動作状態において上記支持構造体L1、L2、Fに対して上記圧縮ボックスCBが移動することを可能にすることができる。これにより、上記圧縮ボックスCBは、上記バックボードBB上へ上記支持構造体L1、L2、Fをクランピングするとき、好ましくは所定の接触力範囲において、上記接触パッドが上記患者PTの胸部と接触する高さHに入ることができる。これにより、上記オペレータが上記バックボードBB上に上記CPRデバイスCPDを固定するとき、上記高さ及び接触力パラメータが、上記デバイスにより自動的にセットされる。このセットアップ作業は、上記オペレータにとって容易であり、CPRなしの時間が短縮されることができ、CPRが、正しい接触力で開始されることができる。

Description

本発明は、医療デバイスの分野に関し、より詳細には、自動化された心肺蘇生術(ACPR)デバイスの分野に関する。
手動心肺蘇生術(CPR)は、一貫した高品質の態様において実行するのが困難である。しかしながら、一貫した高品質心臓マッサージは、生存に関するキーであり、及び従って、より信頼性の低い、頻繁に中断され、制御が困難で、時には期間が長い手動CPRを置き換えるため、機械的な自動化されたCPRデバイス(A−CPR)を持つ強い動機が存在する。A−CPRデバイスの例は、US2012/0238922A1号及びEP 1 913 924 A1号において開示される。ここで、US2012/0238922A1号は、患者の体上で圧縮マッサージを実行する駆動部により駆動されるプランジャと、その圧縮マッサージ運動の間、プランジャの個別の位置を測定する位置測定デバイスと、駆動及びプランジャに関する保持デバイスとを含むA−CPRデバイスを開示する。EP 1 913 924 A1は、後部プレート、前方部及び側部を有するA−CPRデバイスに関する支持部を開示する。そこでは、前方部が、圧縮部材に関する座部を有し、側部が、座部及び後部プレートの間で調整可能な空間を提供するよう構成される。
複数のA−CPRデバイスが存在し、介護者がその本質を理解するようになるにつれ、市場が急速に成長している。概して、斯かるデバイスは、患者が休むバックボード上に載置される。しかしながら、現在のA−CPRデバイスにおける重要な問題は、長いセットアップ時間、デバイスの動作の間の低い安定性、並びに最適パフォーマンスのためには不十分な力が印加されていることの示唆及び臨床証拠を含む。
最初のセットアップの間、高さを調整するため、オペレータは、デバイスの足の高さを調整する、又はプランジャ機構の長さを調整するという位置の調整を行う必要がある。しかしながら、斯かるセットアップは、CPRが作動されることができる前に時間を必要とし、しばしば、最適でない開始高さを生じさせる。従って、これは、患者の胸部上で最適でない力を生じさせ、一旦CPRが作動されると、最適でないCPR処置をもたらす。
速いセットアップ時間を可能にして、同時に自動的なCPR処置の間十分な接触力が適用されることを確実にするA−CPRデバイス及び斯かるデバイスを使用する方法を提供することは、有利である。
第1の側面において、本発明は患者上でCPRを実行するよう構成されるCPRデバイスを提供する。このCPRデバイスは、
第1及び第2の足の間で患者の胸郭に関する空間を提供するよう形成される上記第1及び第2の足を含む支持構造体であって、オペレータが、関連付けられるバックボード上に上記支持構造体を固定することを可能にするため、上記第1及び第2の足がそれぞれ、上記関連付けられるバックボードの各側において、対応するクランプ機構と係合するよう構成されるクランプ機構を持つ、支持構造体と、
エンクロージャを含む圧縮ボックスとを有し、上記エンクロージャが、
上記エンクロージャから下に突出し、上記患者の胸部に対して胸部圧迫力を提供するよう構成される接触パッドを持つプランジャ機構と、
上記患者における心肺蘇生を実行するため上記プランジャ機構を制御するよう構成されるプロセッサとを含み、
上記デバイスが更に、
上記支持構造体に対する上記圧縮ボックスの高さを固定するよう構成される高さ調整機構であって、上記デバイスの第1の動作状態において、上記関連付けられるバックボード上に上記支持構造体をクランピングするとき、上記圧縮ボックスの重さにより決定される力で上記患者の胸部に対して上記接触パッドを押すよう、上記圧縮ボックスが上記支持構造体に対して重力によりスライドすることを可能にするよう構成される、高さ調整機構と、
所定の力で上記患者の胸部に対して上記接触パッドを押すよう、上記圧縮ボックスを下方に強制するよう構成されるバネ機構とを有する。
斯かるCPRデバイスは、簡単で速い最初のセットアップにとって有利である。こうして、患者の自動化されたCPR処置の速い開始が可能にされる。同時に、患者の胸部における十分な力も、CPRデバイスにより確実にされる。これは、第1の動作状態、即ちセットアップの間のCPRの初期状態において、圧縮ボックスが移動することが可能にされることから得られる。これにより、接触パッドは、患者の胸部と接触することが可能にされる。一方、オペレータは、関連付けられるバックボード上に支持構造体を固定する。従って、オペレータが関連付けられるバックボード上にCPRデバイスを固定したあと、圧縮ボックスの適切な高さが、オペレータによる、又は、デバイスそのものによる任意の追加的な調整を必要とすることなく自動的に得られる。利点は、プランジャ機構を使用することが可能である点にある。この場合、このプランジャは、移動するプランジャ原理を用いる従来技術のデバイス、例えば圧縮ボックスに対して格納されることができる望遠鏡タイプのプランジャとは対照的に、圧縮ボックスに対して固定された位置を持つ。
高さは、手動で、又は、高さ調整機構を用いて自動的に固定されることができる。この後、CPRシーケンスが直ちに作動されることができる。これにより、時間は節約される。圧縮ボックスの重量は、圧縮ボックスに作用する重力により、患者の胸部に対する接触パッドの適切な力を提供するよう整合されることができる。CPRの間患者の胸部が沈む場合、デバイスにおける力センサは、不十分な力が印加されることを検出することが可能でもよい。これに基づき、高さ調整機構は、自動的に解放されることができ、圧縮ボックスはその後、重力により下方に移動することが可能にされ、適切な力により再び患者の胸部を押すことが可能にされる。この後、高さ調整機構は再度、圧縮ボックスの高さを固定するために用いられることができ、CPRシーケンスが再開されることができる。
圧縮ボックスは好ましくは、患者におけるCPRシーケンスを実行することが可能なすべての必要な電子機器及び駆動部を有する。CPRデバイスは、それが第1の動作状態にあるとき、例えば「オフ状態」又は「スタンバイ」状態にあるとき、オペレータの最初のセットアップのために構成される。即ち、この場合、オペレータは、患者が休む、関連するバックボード上に支持構造体を固定することが予想される。従って、第1及び第2の足は、患者の胸郭の各側に置かれる。高さ調整機構が圧縮ボックスの高さを固定したあと、CPRシーケンスの起動が開始される。例えば、関連付けられるバックボード上に支持構造体が正しく固定されたときを検出するよう構成される第1及び第2の足のクランプにおけるセンサに基づき、この高さ固定は、自動的に開始されることができる。これが検出されるとき、例えば電気的ロック機構を用いて、例えば電気的に作動されるピンインホール構成により、高さは自動的に固定されることができる。高さは、引き締めハンドル又は別のロック機構を用いてオペレータにより固定されることもできる。高さが固定された後、プロセッサは、CPRシーケンスを自動的に作動させるよう構成されることができる。即ちデバイスの「オン」状態になる。
こうして、CPRデバイスは、作動するのが容易である。なぜなら、オペレータは、接触パッドの高さを初めに調整するという困難で時間のかかる作業から解放されることができるからである。特に、未熟なオペレータは、斯かる作業に有意な時間を費やす場合があり、CPRの間、患者の胸部へ十分な力を提供しない接触パッド高さに設定する場合がある。更に、CPRデバイスの完全に自動化されたバージョンにおいて、即ちデバイスが関連付けられるバックボード上への支持構造体の正しいクランピングを検出したあと、CPRシーケンスが自動的に開始される場合、最初のセットアップ手順は、未熟なオペレータによってさえ、非常に短い時間において完了されることができ、重要な非CPR時間が短縮されることができる。
また更に、このCPRデバイスは有利である。なぜなら、それは、支持構造体が固定された足を持つ1つの剛性構造体であるバージョンにおいて生成されることができ、圧縮ボックスは高さ調整を提供するものだからである。こうして、ストレージの間のデバイスの全体の高さは制限されることができる。なぜなら、圧縮ボックスはその後、そのより低い位置にあることができるからである。なお更に、固定された(剛性)支持構造体を持つCPRデバイスの可能性により、CPRデバイスは、セットアップがさらに容易になる。なぜなら、足の任意の最初の調整又は展開を必要とすることなしに、足はバックボードクランプに対して正確にフィットするよう形成されることができるからである。更に、可動圧縮ボックスは、患者の胸郭に関して良好な空間を提供するため、足が、例えば湾曲されるよう形成されることを可能にし、及び圧縮ボックスは、セットアップの間、オペレータに対して患者の胸郭の良い可視性を提供するためにコンパクトにされることができる。例えば、圧縮ボックスの幅は、関連付けられるバックボードの側におけるクランプ間の距離より小さく、例えば、上記幅の80%未満であり、上記幅の60%未満であり、上記幅の40%未満である。こうして、オペレータに対して良い可視性が提供される。他の実施形態において、第1及び第2の足は、まっすぐ又は実質的にまっすぐとすることができる。
高さ調整機構は、第1の動作状態において、圧縮ボックスの重さにより決定される力で患者の胸部に対して接触パッドを押すよう、圧縮ボックスが、重力によりスライドすることを可能にするよう構成される。追加的に、バネ機構は、第1の動作状態において、所定の力で患者の胸部に対して接触パッドを押すよう、圧縮ボックスを下方に強制するよう構成される。こうして、それが重力により自由に移動することができるよう、圧縮ボックスは懸架されることができ、及び従って、圧縮ボックスの重さを適切な範囲において選択することにより、患者の胸部に対する接触パッドの最初の力を制御することが可能である。この重力原理は、接触パッドが、第1の動作状態において、患者の胸部に対して押す力を減らす又は増加させるため、追加的なバネ機構と組み合わせられる。これは、例えば圧縮ボックスの重さの削減を可能にし、それでも、バネ機構は、押圧を所望の値に増加させることができる。これにより、オペレータにとって扱いが容易で、十分な最初の押圧力を提供する上述の利点をなお提供するCPRデバイスが可能にされる。代替的に、圧縮ボックスの自由な重みがあまりに多くの接触力を提供する場合に、圧縮ボックスの結果として生じる力を減らすのに、摩擦力及び/又はバネ力を提供する手段が使用されることができる。
上記高さ調整機構が、第2の動作状態において、上記支持構造体に対する上記圧縮ボックスの高さを固定するよう構成されることができる。特に、上記プロセッサが、上記オペレータからの入力及び上記支持構造体が上記関連付けられるバックボード上に固定されたことを上記プロセッサに知らせるセンサからの入力の1つに基づき、上記第2の動作状態に入るよう構成されることができる。こうして、第2の動作状態、例えば「オン」状態が、関連付けられるバックボード上にオペレータが支持構造体を固定し終えたとき、オペレータにより手動で開始されることができるか、又は、それは、CPRデバイスそのものにより自動的に開始されることができる。
高さ調整機構が支持構造体に対する圧縮ボックスの高さを固定したあと、プロセッサは、CPRシーケンスを開始するよう構成されることができる。例えば高さ調整機構が、圧縮ボックスの高さを固定した、例えばロックしたことが検出されたあと、CPR処置の斯かる開始は、プロセッサにより自動的に実行されることができる。例えばノブを締めること、ピン(pint)を挿入すること等により、高さ調整機構が、オペレータにより操作される場合、CPRシーケンスは、プロセッサにより自動的に、又は、「スタート」ボタンを押すことでオペレータがCPRシーケンスを作動させることにより開始されることもできる。手動高さ調整の必要がないので、CPRデバイスが関連付けられるバックボード上に固定されたあと、バックボード上への正しいクランピングの自動化された検出、高さの固定の自動化された開始及び最終的にCPRシーケンスの自動化された開始により、有益な時間が節約されることができる。これにより、オペレータは、可能性としてストレスの多い操作から解放され、CPRシーケンスの開始の不必要な遅延が削減されることができる。
好ましくは、高さ調整機構は、圧縮ボックスの高さ位置を固定するため、例えば、圧縮ボックス構造体又は圧縮ボックスに接続される構造体における穴、及び、上記穴の1つと係合するよう機能する、支持構造体に固定される電気的に作動されるピン構成を用いて、複数の可能性がある高さ位置、例えば上部位置及び下部位置の間の限定された数の固定された位置の1つにおいて支持構造体に対する圧縮ボックスの高さを固定するよう構成されることができ、及び従って、支持構造体がバックボード上に固定されたとき、圧縮ボックスと、関連付けられるバックボードとの間の剛性接続が提供される。摩擦、ラック及びピニオン等を適用することを含む他の方法が、追加的に又は代替的に使用されることができる。
CPRデバイスの起動に応じて、高さ調整機構は、圧縮ボックスの実際の高さ位置に対応する位置において支持構造体に対する圧縮ボックスの高さを固定するよう構成されることができる。これは有利である。なぜなら、関連付けられるバックボードへの最初のクランピングの間、圧縮ボックスは、正しい高さ位置に自動的にあることになり、及び従って、手動クランピング処理が実行されるとすぐにこの位置に固定されることができるからである。既に述べたように、CPRデバイスの起動は、オペレータによる手動起動に基づかれることができるか、又は、関連付けられるバックボードへの正しいクランピングが得られたとの検出に基づき、プロセッサがCPRデバイスを起動することができる。
高さ調整機構は、限定された数の高さ位置の1つにおいて、支持構造体に対する圧縮ボックスの高さを固定するよう構成されるロックピン構成を有することができる。斯かるロックピン構成は、異なる態様において形成されることができ、さまざまな入力に基づきプロセッサにより自動制御されることができるか、又は、それはオペレータにより手動で作動されることができる。
上記高さ調整機構が、上記プロセッサからの出力に基づき、上記支持構造体に対する上記圧縮ボックスの高さを固定するよう構成されることができる。これにより、例えばプロセッサがセンサからの入力を受信することに基づき、高さの自動的な固定が可能にされる。このセンサは例えば、正しいクランピングが実現されたことを検出するよう構成される第1及び第2の足の一方又は両方のクランピング機構において一体化される。これは、関連付けられるバックボード上への支持構造体の最初のクランピング後、オペレータが決定を行い、CPRデバイスの手動起動を実行するのに必要な時間を減らすのを助けることができる。しかしながら、高さ調整処理が実行されたあと、接触力が制御又は調整されることができることが実現される点を理解されたい。
上記高さ調整機構が、上記プロセッサからの出力に基づき、上記支持構造体に対する固定された高さ位置から上記圧縮ボックスを解放するよう構成されることができる。これにより、自己高さ調整機構が、モータ駆動の高さ調整を必要とすることなく得られることができる。なぜなら、圧縮ボックスの解放は、所定の力で患者の胸部に対して接触パッドを押すよう、圧縮ボックスが、例えば重力により落ちることを可能にするからである。圧縮ボックスのこの運動は、自由落下する圧縮ボックスが、あまりに激しい落下を提供し、及び従って、患者の胸部にあまりに大きな力を提供すると考えられる場合、摩擦及び/又はバネ効果又は他の対抗力を導入することにより制御されることができる点を理解されたい。これにより、CPRデバイスは、CPRシーケンスの間沈んでいる患者の胸部に適合することができ、及び従ってCPRデバイスが、圧縮ボックスを降ろし、高さ調整機構が新たなより低い位置において圧縮ボックスを固定した後迅速にCPRを復活させることにより、これに自動的に適合することができる。特に、上記プロセッサが、上記患者の胸部に印加される検出された力が所定の閾値以下にあることに基づき、上記圧縮ボックスの解放をもたらす上記出力を生成することができる。こうして、CPRの間、CPRデバイスは、力センサを用いて印加される力をモニタすることができる。検出された力が所定の閾値以下に落ちる場合、CPRは、アボートされることができ、プロセッサは、圧縮ボックスを解放するよう高さ調整機構を制御することができる。これはその後より低い高さに落ち、及び従って、最初のセットアップの間と同じ態様において患者の胸部を押すことができる。
上記支持構造体が、剛性支持構造体を形成するよう、上記第1及び第2の足に接続されるフレーム構造を有することができ、上記圧縮ボックスは、上記フレーム内部でスライドするよう構成される。代替的に、上記高さ調整機構が、上記第1及び第2の足を形成する構造内部に少なくとも部分的に配置されることができる。
第2の側面において、本発明は、患者においてCPRを実行するデバイスの最初のセットアップに関する方法を提供する。上記CPRデバイスが、第1及び第2の足の間で患者の胸郭に関する空間を提供するよう形成される上記第1及び第2の足を含む支持構造体と、エンクロージャを含む圧縮ボックスであって、上記エンクロージャが、上記エンクロージャから下に突出し、上記患者の胸部に対して胸部圧迫力を提供するよう構成される接触パッドを持つプランジャ機構と、上記患者における心肺蘇生を実行するため上記プランジャ機構を制御するよう構成されるプロセッサとを含む、圧縮ボックスと、高さ調整機構と、バネ機構とを備え、上記方法が、
上記デバイスの第1の動作状態に入るステップであって、上記高さ調整機構が、上記圧縮ボックスの重さにより決定される力で、上記圧縮ボックスが上記支持構造体に対して重力によりスライドすることを可能にするよう構成され、上記バネ機構が、所定の力で上記患者の胸部に対して上記接触パッドを押すよう、上記圧縮ボックスを下方に強制するよう構成される、ステップと、
関連付けられるバックボード上に上記支持構造体を手動で固定するステップと、
上記支持構造体が上記関連付けられるバックボード上に固定された後、上記高さ調整機構及び上記バネ機構を用いて上記圧縮ボックスの高さを固定するステップとを有する。
上述されたように、この方法は、手動高さ調整ステップの除去を可能にし、こうして、最初のセットアップがスピードアップされることを可能にし、非活動的なCPR時間を減らす。関連付けられるバックボード上に支持構造体を固定する手動ステップが、オペレータが実行する唯一の手動作業である。これは、固定された足を持つ剛性支持構造体を用いて簡単な作業とされることができる。この足は、関連付けられるバックボードのサイズにフィットし、クランプを用いてフィットされることができる。このクランプは、CPRデバイスが関連付けられるバックボード上に正しく固定されたことのフィードバックとしてオペレータが音声クリックを得ることを可能にする。CPRデバイスはその後、高さを自動的に固定することができ、オペレータの任意の更なる関与なしにCPRシーケンスを開始することができる。
第1の側面の同じ利点及び実施形態が第2の側面に関して同様に適用される点を理解されたい。一般に、第1及び第2の側面は、本発明の範囲内で可能な任意の態様において組み合わせられることができて、結合されることができる。本発明のこれら及び他の側面、特徴及び/又は利点が、以下に説明される実施形態を参照して明らかとなり、説明されることになる。
上から見られる実施形態のスケッチを示す図である。 下部及び上部位置において、圧縮ボックスを持つ実施形態の側面表示スケッチを示す図である。 下部及び上部位置において、圧縮ボックスを持つ別の実施形態の側面表示スケッチを示す図である。 患者がその上に横になるバックボードにCPRデバイスを載置する方法の2つのステップを示す図である。 患者がその上に横になるバックボードにCPRデバイスを載置する別の方法の2つのステップを示す図である。 CPRデバイス実施形態の圧縮ボックスに含まれる要素の例のブロックダイアグラムを示す図である。 方法の実施形態のステップのダイヤグラムを示す図である。
本発明の実施形態が、例示にすぎないものを介して、図面を参照して、説明されることになる。
図1は、上から見られるCPRデバイス実施形態を示す。CPRデバイスは、2つの足L1、L2の間の患者の胸郭に関する空間を提供するよう形成される2つの足L1、L2を持つ支持構造体を有する。2つの足L1、L2は、フレームFに接続される。2つの足L1、L2はそれぞれ、クランプ機構CL1、CL2を持つ。これは、関連付けられるバックボードの各側で対応するクランプ機構と係合するよう構成される。これにより、オペレータは、バックボード上に支持構造体を固定することができる。その結果、支持構造体が、バックボード上で適所に係止される。好ましくは、足L1、L2及びフレームFは、接続され、クランプ機構CL1、CL2が、バックボード上でクランプ機構にフィットするよう形成される。これにより、オペレータは、CPRデバイスを容易に位置決めすることができて、バックボード上にそれを固定することができる。
圧縮ボックスCBは、フレームFにおいて構成され、圧縮ボックスCBは、プランジャ機構と、プランジャ機構を制御するよう構成されるプロセッサとを含むエンクロージャを有する。接触パッドが、エンクロージャから下に突出し、接触パッドは、上下に動かすことにより患者の胸部に対して胸部圧迫力を提供して、こうして患者にCPRを実行するよう構成される。プランジャ機構は好ましくは、圧縮ボックスのエンクロージャに対して固定される。
圧縮ボックスCBは、支持構造体L1、L2、Fに対して圧縮ボックスCBの高さを固定するよう構成される高さ調整機構Hに取り付けられる。CPRを実行するため、圧縮ボックスCBは、患者の胸部上へ必要な突入力を提供することが可能であるよう、支持構造体L1、L2、Fに対して固定される必要がある。しかしながら、セットアップの間、即ちCPRデバイスの初期状態又はモードにおいて、支持構造体L1、L2、Fをバックボードにクランプするとき、接触パッドが患者の胸部と接触する高さに圧縮ボックスCBが入ることを可能にするため、高さ調整機構Hは、支持構造体L1、L2、Fに対して圧縮ボックスCBが移動することを可能にするよう構成される。
特に、高さ調整機構Hは、懸架機構を有することができる。この機構は、例えば図示されるように、各側で圧縮ボックスCBの水平方向の動きを制御するが、上限及び下限の間で圧縮ボックスCBの高さを調整することを可能にするため、垂直方向において(即ち図1の紙平面の中及び外に)圧縮ボックスCBが重力により移動することを可能にする。従って、バックボード上にCPRデバイスをクランプする間、接触パッドは、圧縮ボックスCBにおける重力により、所定の力で患者の胸部と接触するよう強制されることになる。バックボード上に固定されるとき、例えばクランプCL1、CL2が、バックボードに適切に係止されることを検出するよう配置されるセンサに基づき、プロセッサによって制御される電気的作動ロック機構により、高さ調整機構が、支持構造体L1、L2、Fに対して圧縮ボックスの高さを固定した後、圧縮ボックスCBの垂直位置が、CPRシーケンスを始めるための適切な高さに自動的にセットされる。これにより、プロセッサは、高さの固定を自動的に開始することができ、CPRシーケンスを開始するため、その後直ちにプランジャ機構を制御することができる。これにより、オペレータの役割は、バックボード上へのCPRデバイスのクランプを実行することに制限される。CPRデバイスは、任意の遅延要素なしに、及び、CPRの圧縮力、従って、CPR処置の効果にも影響する高さの任意の複雑な調整をオペレータが実行する必要なしに、CPRシーケンスを自動的に開始することができる。
圧縮ボックスCBの高さを固定する高さロック機構を実現するために、他の複数の方法が存在することを理解されたい。斯かる方法は、CPRデバイス自体により自動的に操作され、又はCPRデバイスのオペレータにより手動で操作されることができる。
ストレージの間、CPRデバイスは好ましくは、最初の非起動状態にある。この場合、圧縮ボックスCBは、その下部位置へと重力により自由に移動することができ、及び従って限られたストレージ容量だけを占めることができる。更に、オペレータは、バックボード上にそれを固定する初期ステップを実行するためにデバイスを起動させる必要はない。
完全に自動化されたバージョンの代わりに、オペレータは、高さ固定及び後続するCPRシーケンスの自動的な開始を起動するため、「スタート」ボタンを押すことができる。
図2は、湾曲された足L1、L2及び圧縮ボックスCBが懸架されるフレームFの剛性接続により形成される支持構造体を持つCPRデバイス実施形態のスケッチを示す。原理上、図2における実施形態は、図1において上から示される実施形態に構造的に類似する。患者の胸郭に関する空間を提供するために、足は湾曲され、狭い圧縮ボックスCBが、セットアップ手順の間、患者への良好な視野をオペレータに提供する。各足L1、L2は、バックボード上へのクランプを可能にするため、そのより低い端部に、クランプ機構CL1、CL2を持つ。高さ調整機構は、見えないが、フレームFにおいて構成される。例えば図1を参照されたい。
図示されるように、プランジャ機構の接触パッドCPは見える。なぜなら、それは、圧縮ボックスCBのエンクロージャ又はケースから下に突出するからである。左の図において、圧縮ボックスは、その下部位置にある。こうして、接触パッドCPが、可能な最小高さhにあることが提供される。右の図において、圧縮ボックスは、その上部位置において示される。即ち、この場合、接触パッドが、可能な最大高さhを提供する位置にある。
図3は、別の実施形態の側面図を示す。そこでは、高さ調整機構が、まっすぐ垂直に延在する足L1、L2の構造において構成され、こうして、圧縮ボックスCBが、左図に示されるその下部位置へと、及び右図に示されるその上部位置へとスライドすることを可能にする。この実施形態において、圧縮ボックスCBは、足L1、L2の間のスペースを充填する。しかしながら、斯かる実施形態において、圧縮ボックスCBの厚みを減らすことが可能である。こうして、まだ、オペレータに対する良い可視性が提供される。2つの足L1、L2の構造は、本実施形態において構造的にリンクされない。従って、両足が常に、圧縮ボックスCBに対して等しい位置を持つよう、2つの足L1、L2の位置をリンクする同期手段を提供することが好ましい。これは、機械的なリンクにより、及び/又は電子同期手段により制御される電気モータにより実現されることができる。
図4は、図2のCPRデバイス実施形態に関して、バックボードBB上にCPRデバイスCPDを固定する1つの可能な態様を示す。ここで、CPRデバイスCPDの最初のセットアップの間、可動圧縮ボックスの原理を示すために、患者PTの胸郭が配置される。左図では、オペレータ(図示せず)は、患者PTの上にCPRデバイスCPDを上げ、見られるように、圧縮ボックスはここでは、その下部位置にある。右図では、オペレータ(図示省略)は、CPRデバイスCPDのクランプを、バックボードBBの両側で同時に、対応するクランプ機構と係合させるため、CPRデバイスCPDを垂直に下方に移動させた。この処理の間、垂直に自由に移動する圧縮ボックスに作用する重力により、接触パッドは、患者PTの胸部と接触するよう強制され、及び従って、圧縮ボックスは、クランピング処理の間、患者PTの胸部上に載る。バックボードBB上に固定されるとき、圧縮ボックスはこうして、CPRの開始に関して正しい高さ位置にある。オペレータは、「スタート」ボタンを押すことができる、又は、CPRデバイスは、圧縮ボックスの高さを固定することにより自動的に開始することができ、続いてCPR処置を始めることができる。
図5は、図4における最初のセットアップ方法の変形例を示す。ここで、オペレータ(図示省略)は、患者PTにわたりCPRデバイスCPDを持ち上げ、バックボードBBの1つの側にCPRデバイスCPDを固定した。オペレータ(図示省略)は、反対側のクランプをバックボードと係合するようにするため、CPRデバイスを傾け、この傾け動作の間、自由に移動する圧縮ボックスは、接触パッドが患者PTの胸部と接触することを強制し、こうして最終的に、バックボードの両側において固定されるとき、圧縮ボックスは、患者PTの胸部上へ接触パッドの正しい圧力を提供する。
上記プランジャ機構、接触パッド、プロセッサ及びCPRシーケンスは、当業者により知られるものとして選択されることができる点を理解されたい。前述したように、本発明によるCPRデバイスのセットアップに関連付けられる機能は、プロセッサにより実行される制御プログラムのプログラムコード形成部分とすることができる。圧縮ボックスは、プロセッサ及びプランジャ機構に電力を供給するため電池を含むことができる。しかしながら、プロセッサ及びプランジャ機構は代替的に、外部電源により電力を供給されることができる。更に、CPRデバイスは、CPRデバイスの状態又はモードをオペレータに示すインジケーターを備えるインタフェースを有することができ、可能であれば、オペレータがCRPデバイスの機能を制御するため、1つ又は複数のオペレータ入力手段を有する。好ましくは、圧縮ボックスは、接触パッド及びバックボード面の間の高さを提供するために懸架される。その高さは、例えば16cm〜34cmである。
患者の胸部における力も、当業者により知られる点を更に理解されたい。従って、圧縮ボックスの重み又は圧縮ボックスに作用する任意のバネ機構と結合するその重みは、アクティブCPRデバイスでCPRを始めるとき、患者の胸部における最初の力に関して適切な範囲にあるよう選択されることができる。
図6は、CPRデバイスに関する圧縮ボックスの実施形態内部に含まれる要素のブロック図を示す。ケースCSは、プロセッサPにより制御されるプランジャ機構PM周りでエンクロージャを形成する。充電式バッテリBTは、プロセッサ及びプランジャ機構PMに電力を供給するものとして機能する。プロセッサPは、バックボードのクランピングが実行されたことを示す入力CL_Pを受信することができる。これに基づき、プロセッサは、例えばロック機構を作動させることにより、圧縮ボックスの高さを固定するため、高さ調整機構Hを制御することができる。プロセッサPはその後、CPRシーケンスを実行するようプランジャ機構PMを制御し始めることができる。プランジャ機構PMは、患者の胸部に接触することを可能にするため、圧縮ボックスから下方へ突き出す接触パッドCPに接続される。CPRは、患者の胸部の圧縮を提供するため、接触パッドCPを上下に(二重矢印を参照)移動させるプランジャ機構PMにより実行される。
プロセッサPは、患者の胸部における圧縮力を検出するよう構成される力センサから入力されるオプションの力センサ入力FCを受信することができる。プロセッサが、CPRシーケンスの間、不十分に低い力を検出するとき、プロセッサは、CPRシーケンスを止め、高さ調整機構Hにおける圧縮ボックス高さの固定を解放するようプログラムされることができる。これは、圧縮ボックスが下にスライドすることを可能にする。こうして、新規なより低い高さ位置に入る。プロセッサPは、この新規でより低い高さ位置における固定を作動させることができる。ここで、接触パッドCPは、圧縮ボックスに作用する重力により提供される力で患者の胸部の方へ再び強制される。プロセッサは、力センサからの力センサ入力FCを検出することもでき、検出された力が所定の閾値を越える場合、プロセッサPは、印加される接触力を減らすため、プランジャ機構PMが収縮することをもたらすよう構成されることができる。
図7は、患者上でCPRを実行するCPRデバイスの最初のセットアップに関する、方法の実施形態のステップを示す。デバイスは、それらの間に患者の胸郭に関する空間を提供するよう形成される2つの足を持つ支持構造体を持つ。圧縮ボックスは、以下を含むエンクロージャを持つ。エンクロージャから下に突出し、患者の胸部に対して胸部圧迫力を提供するよう構成される接触パッドを備えるプランジャ機構と、患者におけるCPRを実行するためプランジャ機構を制御するよう構成されるプロセッサとである。デバイスは、高さ調整機構も持つ。第1のステップは、CPRデバイスの最初の動作状態CB_Mに入ることである。これは好ましくは、無活動状態、又は「オフ状態」であり、CPRデバイスはすでに通常のストレージにある。この状態CB_Mにおいて、接触パッドが患者の胸部と接触する高さに圧縮ボックスが入ることを可能にするため、圧縮ボックスは、下部及び上部位置の間で支持構造体に対して自由に移動することが可能にされる。次に、オペレータは、バックボード上へ支持構造体を手動で固定するM_CL。このステップの間、オペレータがCPRデバイスを持ち上げるとき、圧縮ボックスはその下部位置にあり、CPRデバイスの支持構造体をバックボード上に手動で固定するステップの間、接触パッドは、患者の胸部と接触するよう強制され、及び従って、CPRデバイスがバックボード上に固定されるとき、患者の胸部上に力を印加する。その後、関連付けられるバックボード上に支持構造体が固定されたあと、圧縮ボックスの高さは、高さ調整機構を用いて固定されるF_H。これは、クランピング処理の直後に可能である。なぜなら、圧縮ボックスは、CPRシーケンスを始めるための正しい高さ位置に自動的にあるからである。従って、支持構造体に対する圧縮ボックスの高さを固定した後、圧縮ボックスは、バックボードと固定された接続状態にあり、最終的に、CPRが開始されることができるI_CPR。
上述したように、バックボード上への手動クランピングM_CL以外のさまざまなステップは、CPRデバイスにより自動的に実行されることができるか、又は、それは、オペレータがCPRデバイスを開始するステップを含むことができ、それは、クランピング処理M_CL後、オペレータが高さを手動で固定するステップF_Hを含むことさえできる。
本発明は、速いデバイスセットアップ及び最初のセットアップワークフローを備えるCPRデバイスを可能にする。中断を最小化することが重要である。可動圧縮ボックスの原理を用いて、デバイスセットアップは、より高速に実行されることができる。これは患者においてCPR圧縮が行われない時間を最小化するのに重要な側面である。セットアップは高速化されることができる。なぜなら、バックボード上へのCPRデバイスの適用及び接触パッドを含む圧縮ボックスの高さ調整は、1つのシングルな滑らかなステップとして実行されることができるからである。これは、従来技術の概念のセットアップ手順における危機的なステップの節減を可能にする。好ましいセットアップソリューションは、患者の下でのバックボードの適用、及び患者の胸骨における正しい点へのCPRデバイスの適用だけからなり、これは、オペレータが、任意の時間に、合計2つのステップを必要とする、CPRデバイスを手に取ることを行う必要がない。
接触パッドが胸部上で傾いていないよう、接触パッドを胸郭上で正しい力で配置することは困難である。別のチャレンジは、進行中のCPR圧縮の間、患者の胸部の成形に適合することである。成形の意味は、蘇生により、胸骨がその開始位置に戻らないので、患者の背中及び胸骨の間の距離がより少なくなることである。本発明によるCPRデバイスを用いると、CPRデバイスのセットアップは、接触パッドにおける過剰の力及び過小の力を自動的に調整することができる。あまりに多くの力が接触パッド上にあるとき、接触パッドは、圧縮ボックスにより少し引き戻されることができる。その結果、パッドは、より少ない力で胸部との接触を保つ。例えば成形により、あまりに少ない力が胸部上にあるとき、CPRデバイスは、高さの固定を解放することができ、移動するボックスを重力により下方に移動させることができる。CPRデバイスは、圧縮ボックスの高さをその後再び固定又は係止することができ、CPRを続けることができる。移動するボックスがあまりに多く降ろされ、パッドが必要以上の力で胸部上にある場合、圧縮パッドは、少し引き戻されることができ、パッドはより少ない力で胸部上にあり、その後CPRを続けることがありえる。
胸部面上における良好な視野をオペレータに与えることが重要である。本発明によるCPRデバイスを用いると、セットアップの間の重力により、圧縮ボックスは常に、可能な限り患者胸部の近くにあり、こうして胸部面における視野が最適になる。デバイスがカテラボ(cathlab)において使用されるときも、それは有利である。カテラボでは、C−アームX線デバイスが患者の周りを移動する。従って、患者の上のより多くの自由な空間は、患者の周りでのX線デバイスの自由な運動を容易にする。
圧縮点位置のシフトは、許容できない。重要な要件は、安定なCPRデバイスを持つことである。動作の間の接触パッドの位置は、非常に重要で、救急車又はヘリコプターにおける搬送の間、例えば振動/メカニカルショックにより妨害される可能性がある。更に、複雑な胸部変形が原因によるCPRデバイスの揺動が、減らされる。可動圧縮ボックスの原理を用いて、本発明によるCPRデバイスは、CPRデバイスの移動するプランジャと比較して、低い重心を持つ。従って、低い重心は、乱れに強いより安定したデバイスを生じさせる。この乱れは、CPRが実行される車両の高速な速度変化の場合に、患者及び介護者に対して誤った圧縮及び安全問題をもたらす。更に、プランジャ機構は短いアームで作られるので(なぜなら、圧縮ボックスが患者に近いので、プランジャは短くすることができる)、プランジャの上部での乱れが、患者での大きな運動に変わることはない。
可動圧縮ボックスを用いることで、デバイスの総高さは、特定の患者に関してできるだけ低い。これは、最大のデバイス限界より小さい胸部サイズ及び厚みを持つ患者に対して重要である。対照的に、可動プランジャデバイスは、固定された常に最大のデバイス総高さを持つ。デバイスを低く保つことは、患者にアクセスすること、救急車/ヘリコプターにおいてデバイスをフィットさせること、又は、患者に対する特定の近傍又は角度を必要とする可能な(CT)走査に関して、有利である。また更に、CPRデバイスは、コンパクトな態様で包装されることができ、及び従って救急車等において小さいストレージ容量でフィットする。
要約すれば、本発明は、患者PT上でCPRを実行するCPRデバイスCPDを提供する。2つの足L1、L2を持つ支持構造体L1、L2、Fは、それらの間で患者PTの胸郭に関する空間を提供するよう形成される。足L1、L2は、バックボードBB上へクランピングを可能にする、クランプ機構CL1、CL2を持つ。圧縮ボックスCBは、エンクロージャCSから下に突出する接触パッドCPを備えるプランジャ機構PMと、自動的な態様で患者PT上でCPRを実行するためプランジャ機構PMを制御するプロセッサPとを有する。高さ調整機構Hは、支持構造体L1、L2、Fに対する圧縮ボックスCBの高さhを固定するために用いられる。重力の支援により、高さ調整機構Hは、第1の動作状態において支持構造体L1、L2、Fに対して圧縮ボックスCBが移動することを可能にすることができる。これにより、圧縮ボックスCBは、高さHに入ることができる。そこでは、接触パッドが、バックボードBB上へ支持構造体L1、L2、Fをクランピングするとき、好ましくは所定の接触力範囲において、患者PTの胸部と接触する。これにより、オペレータがバックボードBB上にCPRデバイスCPDを固定するとき、高さ及び接触力パラメータが、デバイスにより自動的にセットされる。このセットアップ作業は、オペレータにとって容易であり、CPRなしの時間が短縮されることができ、CPRが、正しい接触力で開始されることができる。
本発明が図面及び前述の説明において詳細に図示され及び説明されたが、斯かる図示及び説明は、説明的又は例示的であると考えられ、本発明を限定するものではない。本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。図面、開示及び添付された請求項の研究から、開示された実施形態に対する他の変形が、請求項に記載の本発明を実施する当業者により理解され、実行されることができる。請求項において、単語「有する」は他の要素又はステップを除外するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数性を除外するものではない。シングルプロセッサ又は他のユニットが、請求項に記載される複数のアイテムの機能を満たすことができる。特定の手段が相互に異なる従属項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを意味するものではない。コンピュータープログラムは、他のハードウェアと共に又はその一部として供給される光学的記憶媒体又は固体媒体といった適切な媒体において格納/配布されることができるが、インターネット又は他の有線若しくは無線通信システムを介してといった他の形式で配布されることもできる。請求項における任意の参照符号は、発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (13)

  1. 患者において心肺蘇生を実行するよう構成される心肺蘇生デバイスであって、
    第1及び第2の足の間で患者の胸郭に関する空間を提供するよう形成される前記第1及び第2の足を含む支持構造体であって、オペレータが、関連付けられるバックボード上に前記支持構造体を固定することを可能にするため、前記第1及び第2の足がそれぞれ、前記関連付けられるバックボードの各側において、対応するクランプ機構と係合するよう構成されるクランプ機構を持つ、支持構造体と、
    エンクロージャを含む圧縮ボックスであって、前記エンクロージャが、
    前記エンクロージャから下に突出し、前記患者の胸部に対して胸部圧迫力を提供するよう構成される接触パッドを持つプランジャ機構と、
    前記患者における心肺蘇生を実行するため前記プランジャ機構を制御するよう構成されるプロセッサとを含む、圧縮ボックスと、
    前記支持構造体に対する前記圧縮ボックスの高さを固定するよう構成される高さ調整機構であって、前記デバイスの第1の動作状態において、前記関連付けられるバックボード上に前記支持構造体をクランピングするとき、前記圧縮ボックスの重さにより決定される力で前記患者の胸部に対して前記接触パッドを押すよう、前記圧縮ボックスが前記支持構造体に対して重力によりスライドすることを可能にするよう構成される、高さ調整機構と、
    所定の力で前記患者の胸部に対して前記接触パッドを押すよう、前記圧縮ボックスを下方に強制するよう構成されるバネ機構とを有する、デバイス。
  2. 前記高さ調整機構が、第2の動作状態において、前記支持構造体に対する前記圧縮ボックスの高さを固定するよう構成される、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記プロセッサが、前記オペレータからの入力、及び前記支持構造体が前記関連付けられるバックボード上に固定されたことを前記プロセッサに知らせるセンサからの入力の1つに基づき、前記第2の動作状態に入るよう構成される、請求項2に記載のデバイス。
  4. 前記高さ調整機構が、前記支持構造体に対する前記圧縮ボックスの高さを固定したあと、前記プロセッサが、心肺蘇生シーケンスを自動的に開始するよう構成される、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記高さ調整機構が、複数の可能な高さ位置の1つにおいて前記支持構造体に対する前記圧縮ボックスの高さを固定するよう構成される、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記高さ調整機構が、前記デバイスの起動に応じて、前記圧縮ボックスの実際の高さ位置に対応する位置において前記支持構造体に対する前記圧縮ボックスの高さを固定するよう構成される、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記高さ調整機構が、限定された数の高さ位置の1つにおいて、前記支持構造体に対する前記圧縮ボックスの高さを固定するよう構成されるロックピン構成を有する、請求項1に記載のデバイス。
  8. 前記高さ調整機構が、前記プロセッサからの出力に基づき、前記支持構造体に対する前記圧縮ボックスの高さを固定するよう構成される、請求項1に記載のデバイス。
  9. 前記高さ調整機構が、前記プロセッサからの出力に基づき、前記支持構造体に対する固定された高さ位置から前記圧縮ボックスを解放するよう構成される、請求項1に記載のデバイス。
  10. 前記プロセッサが、前記患者の胸部に印加される検出された力が所定の閾値以下にあることに基づき、前記出力を生成する、請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記支持構造体が、剛性支持構造体を形成するよう、前記第1及び第2の足に接続されるフレーム構造を有し、前記圧縮ボックスは、前記フレーム内部でスライドするよう構成される、請求項1に記載のデバイス。
  12. 前記高さ調整機構が、前記第1及び第2の足を形成する構造内部に少なくとも部分的に配置される、請求項1に記載のデバイス。
  13. 患者において心肺蘇生を実行するデバイスの最初のセットアップに関する方法において、
    前記デバイスが、第1及び第2の足の間で患者の胸郭に関する空間を提供するよう形成される前記第1及び第2の足を含む支持構造体と、エンクロージャを含む圧縮ボックスであって、前記エンクロージャが、前記エンクロージャから下に突出し、前記患者の胸部に対して胸部圧迫力を提供するよう構成される接触パッドを持つプランジャ機構と、前記患者における心肺蘇生を実行するため前記プランジャ機構を制御するよう構成されるプロセッサとを含む、圧縮ボックスと、高さ調整機構と、バネ機構とを備え、
    前記デバイスの第1の動作状態に入るステップであって、前記高さ調整機構が、前記圧縮ボックスの重さにより決定される力で、前記圧縮ボックスが前記支持構造体に対して重力によりスライドすることを可能にするよう構成され、前記バネ機構が、所定の力で前記患者の胸部に対して前記接触パッドを押すよう、前記圧縮ボックスを下方に強制するよう構成される、ステップと、
    関連付けられるバックボード上に前記支持構造体を手動で固定するステップと、
    前記支持構造体が前記関連付けられるバックボード上に固定された後、前記高さ調整機構及び前記バネ機構を用いて前記圧縮ボックスの高さを固定するステップとを有する、方法。
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