JP2016538658A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 電子デバイスの複数のアプリケーションへのアクセスを制御するための方法であって、前記方法は、
   前記複数のアプリケーションの中のターゲットアプリケーションへアクセスするためのボイスコマンドを受信することと、前記複数のアプリケーションのうちの各アプリケーションが、セキュリティレベルに関連し、各セキュリティレベルが、ユーザ信頼性しきい値に関連する、
   前記ボイスコマンドを代表するデータと許可されたユーザに関連する話者モデルとを比較することによって、前記ボイスコマンドに関連するユーザ信頼性値を決定することと、
   前記ユーザ信頼性値が、前記ターゲットアプリケーションの前記セキュリティレベルに関連するターゲットユーザ信頼性しきい値を満たす場合、前記ボイスコマンドに基づいて、更新された話者モデルを生成することと、
   前記更新された話者モデルに基づいて前記ユーザ信頼性しきい値のうちの少なくとも１つを調整することと
   を備える、方法。
2. 前記更新された話者モデルを生成した後に、
   前記複数のアプリケーションの中の第２のターゲットアプリケーションにアクセスするための第２のボイスコマンドを受信することと、
   前記更新された話者モデルに基づいて、前記第２のボイスコマンドが前記許可されたユーザを示すかどうかを決定することと
   をさらに備える、請求項１に記載の方法。
3. 前記ユーザ信頼性値が前記ターゲットアプリケーションの前記セキュリティレベルに関連する前記ターゲットユーザ信頼性しきい値を超えた場合、前記ターゲットアプリケーションにアクセスすること
   を備える、請求項１に記載の方法。
4. 前記更新された話者モデルを生成することが、
   前記ボイスコマンドに関連する前記ユーザ信頼性値に比例して前記ボイスコマンドを重み付けすることと、
   前記重み付けされたボイスコマンドに基づいて前記話者モデルを更新することと
   を備える、請求項３に記載の方法。
5. 前記話者モデルが、前記許可されたユーザの複数の音サンプルから抽出された音特徴に基づく統計データを備え、好適には、前記更新された話者モデルを生成することが、前記ボイスコマンドのうちの少なくとも１つの音特徴に基づいて前記統計データを更新することを備える、請求項１に記載の方法。
6. 前記ユーザ信頼性しきい値のうちの前記少なくとも１つを調整することが、
   前記更新された話者モデルに基づいて、選択されたセキュリティレベルに関連する音サンプルについての更新されたユーザ信頼性値を決定することと、
   前記更新されたユーザ信頼性値に基づいて、前記選択されたセキュリティレベルの前記ユーザ信頼性しきい値を新しいユーザ信頼性しきい値に調整することと
   を備える、請求項１に記載の方法。
7. 前記新しいユーザ信頼性しきい値が、前記更新されたユーザ信頼性値の中の最低値に対応する、請求項６に記載の方法。
8. 前記選択されたセキュリティレベルが、前記ターゲットアプリケーションに関連する前記セキュリティレベルである、または、前記選択されたセキュリティレベルが、前記ボイスコマンドに関連する前記ユーザ信頼性値に基づいて選択される、請求項６に記載の方法。
9. 前記ユーザ信頼性しきい値のうちの前記少なくとも１つを調整することが、
   前記更新された話者モデルに基づいて、複数の音サンプルについての更新されたユーザ信頼性値を決定することと、
   前記更新されたユーザ信頼性値に基づいて、前記ユーザ信頼性しきい値のうちの前記少なくとも１つを調整することと
   を備える、請求項１に記載の方法。
10. 前記ユーザ信頼性しきい値のうちの前記少なくとも１つを調整することは、さらに、
    前記更新されたユーザ信頼性値の中の最低ユーザ信頼性値と最高ユーザ信頼性値とを決定することと、
    前記最低ユーザ信頼性値と前記最高ユーザ信頼性値との間の差を、前記セキュリティレベルに関連する複数の範囲に区分することと、ここにおいて、前記複数の範囲の各々が下限を含む、
    前記複数の範囲の各々の前記下限を対応するセキュリティレベルについての新しいユーザ信頼性しきい値として割り当てることと
    を備える、請求項９に記載の方法。
11. 各セキュリティレベルが、前記セキュリティレベルに関連する前記ユーザ信頼性しきい値よりも大きいユーザ信頼性値を有する音サンプルのセットに関連する、請求項１に記載の方法。
12. 前記ボイスコマンドを、前記ボイスコマンドに関連する前記ユーザ信頼性値に基づいて音サンプルの前記セットのうちの１つに追加することをさらに備える、請求項１１に記載の方法。
13. 前記ユーザ信頼性値が、前記ターゲットアプリケーションの前記セキュリティレベルに関連する前記ターゲットユーザ信頼性しきい値を満たさない場合、前記ボイスコマンドを認証するための前記ボイスコマンドの話者からのさらなる入力を要求することをさらに備え、好適には、前記さらなる入力が、顔の画像と、指紋と、個人識別番号と、追加のボイスコマンドとのうちの少なくとも１つを含む、請求項１に記載の方法。
14. 複数のアプリケーションへのアクセスを制御するための電子デバイスであって、前記電子デバイスは、
    前記複数のアプリケーションの中のターゲットアプリケーションにアクセスするためのボイスを受信するための手段と、
    前記複数のアプリケーション、複数のセキュリティレベルを識別するデータ、複数のユーザ信頼性しきい値を識別するデータ、および前記アプリケーションにアクセスすることを許可された、許可されたユーザの話者モデルを記憶するための手段と、前記複数のアプリケーションのうちの各アプリケーションが、前記複数のセキュリティレベルの中のセキュリティレベルに関連し、前記複数のセキュリティレベルの各セキュリティレベルが、前記複数のユーザ信頼性しきい値の中のユーザ信頼性しきい値に関連する、
    前記ボイスコマンドに関連するユーザ信頼性値を決定するために、前記ボイスコマンドを代表するデータと前記話者モデルとを比較すること、および、前記ボイスコマンドに関連する前記ユーザ信頼性値が、前記ターゲットアプリケーションの前記セキュリティレベルに関連するターゲットユーザ信頼性しきい値を満たすかどうかを決定すること、によって、前記話者モデルに基づいて、前記ボイスコマンドが、前記許可されたユーザを示すかどうかを決定するための手段と、
    前記ボイスコマンドが前記許可されたユーザを示すと決定された場合に前記ボイスコマンドに基づいて前記話者モデルを更新するための手段と、
    前記更新された話者モデルに基づいて前記ユーザ信頼性しきい値のうちの少なくとも１つを調整するための手段と
    を備える、電子デバイス。
15. 複数のアプリケーションへのアクセスを制御するための命令を備える非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、電子デバイスのプロセッサに、請求項１乃至１３のうちのいずれか一項の方法に従って動作を実行させるように実行可能な、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。