JP2016538081A - 歯科用ウェッジ - Google Patents

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Abstract

隣在する歯の間の歯間腔に挿入するための歯科用ウェッジは、ニッケル・チタン合金を含む形状記憶材料で構成された第1および第2の側壁を備え、歯科用ウェッジは、歯間腔の外にあるときは第1の休止状態であり、歯科用ウェッジが隣在する歯の間の歯間腔に挿入され、第1の転移刺激に暴露されると、即ち歯間腔のより高い温度に暴露されると、第2の動作状態へと転移する。第2の動作段階にあるときに歯科用ウェッジによって発生する拡張力は、歯科用マトリックスを修復される歯に接触させて固定するとともに、修復される歯と、隣接する歯とを分離して歯間腔を拡張するのに十分である。

Description

本発明は、修復を要する損傷部分またはう蝕を有する歯を直接修復する間に使用される、歯科用ウェッジに関する。
直接的な歯の修復は、一般的に、歯の間の歯間腔が増大するように修復される歯を隣接する歯から分離するとともに、歯科用マトリックスを修復される歯に接触させて固定して、歯科用修復材料が修復範囲から望ましくなく流れるのを防ぐ、デバイスを使用することを伴う。これらのタスクを遂行するのに要する機械的拡張力は、一般的に、マトリックス・リテーナー・クリップによって提供され、歯肉縁でマトリックスを歯に固定する歯科用ウェッジによって補足される。しかしながら、歯の間の歯間腔は小さく、均一かつ便利な寸法を有しないことがあるため、複数のデバイスを混み合った空間で使用することが、歯科医療従事者が迅速かつ正確に歯を修復するのに必要であるよりもさらに厄介になる。
米国特許第6,169,084号 米国特許第5,145,935号 米国特許第5,665,822号 米国特許第5,506,300号
本発明は、修復処置中に歯科医が隣接する歯を分離し、歯科用マトリックス・バンドを同じ目的で支持するのを、より簡単にできるようにするという利益を備えた、歯科用ウェッジである。歯科用(ウェッジ)は、修復される第1の歯と、隣接する第2の歯との間の歯間腔に入り込み、内側部分を備えるとともに第1の歯を係合するように構成された第1の側壁と、内側部分を備えるとともに第2の歯を係合するように構成された第2の側壁と、第1の側壁および第2の側壁の間に配設され、それらを接続して、第1の側壁および第2の側壁の内側部分にわたる逆V字形の断面を形成する、ブリッジとを備える。第1の側壁および第2の側壁は、本質的に形状記憶材料から成って、第1の側壁および第2の側壁が、歯科用ウェッジが容易に変形可能である第1の休止状態から、歯科用ウェッジが予成形形状に戻り、修復される第1の歯、および隣接する第2の歯に対して拡張力(expansion force)を働かせる、第2の動作状態へと転移することを可能にしている。形状記憶材料は、形状記憶合金を含み、好ましくはニッケル・チタン合金である。形状記憶材料は形状記憶ポリマーであることもできる。
本発明の一実施形態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示す上面図である。 本発明の一実施形態を示す側面斜視図である。 本発明の一実施形態を示す斜視図である。 本発明の実施形態を示す側面図である。 本発明の実施形態を示す側面図である。 本発明による歯科用ウェッジを示す斜視図である。 本発明による歯科用ウェッジを示す斜視図である。 本発明による歯科用ウェッジを示す斜視図である。 本発明による歯科用ウェッジを示す斜視図である。 本発明による歯科用ウェッジを示す斜視図である。 本発明による歯科用ウェッジを示す斜視図である。 本発明による歯科用ウェッジを示す斜視図である。 本発明による歯科用ウェッジを示す斜視図である。
図1〜15は、直接的な歯修復処置に使用される、本発明による歯科用ウェッジおよび歯セパレータ・デバイス10の様々な図を示す。図1は、修復される第1の歯14と、隣接する第2の歯16との間の歯間腔12に配置された、歯科用ウェッジ10を示す。この図では、修復範囲18は、標準的な歯科処置およびプロトコルによって、修復される歯14のう蝕または損傷範囲20(図8)を除去した後で、修復材料を受け入れるように準備される。図2〜4に移ると、歯科用ウェッジおよび歯セパレータ・デバイス10は、第1および第2の側壁22、24と、第1および第2の側壁22、24の間に配設されそれらを接続するブリッジ26とを備える。真っ直ぐにしたとき(図5)、第1および第2の側壁22、24はそれぞれ長さL1、L2を有し、本実施形態では、ブリッジ26の長さL3は、第1および第2の側壁22、24の長さL1、L2よりも短い。長さL3は、図示されるように、第1および第2の側壁22、24の長さL1、L2の約1/3〜1/2である。ブリッジ26は全体的に平坦であるが、歯科用ウェッジ10の製造を簡単にするため、表面がそこから分かれる隆起26a、または丸みを帯びた曲線26b(図6、図7)を有してもよい。
第1および第2の側壁22、24はそれぞれ、上縁部28a、bと、下縁部30a、bと、対向する側縁部32a、b、34a、bと、内表面36a、bおよび外表面38a、bとを備える。図2〜3に示される上縁部28a、bは、単純な全体的に一次元の曲線であるが、歯科用ウェッジ10の特定の用途もしくは配置に必要とされることがあるような、複雑な多次元の曲率または他の輪郭を備えるように適合させることができる。下縁部30a、bは、緩やかな下方向の丸みを帯びた曲線であるように図示されているが、歯科用ウェッジ10の特定の用途もしくは配置に必要とされることがあるような、直線状の縁部として、またはより大きい丸みを帯びた曲線を有して形成することもできる。下縁部30a、bはまた、上縁部28a、bと同様の曲率で、互いから離れる方向で湾曲してもよい。対向する側縁部32a、bおよび34a、bは、修復される歯14と隣接する歯16との間の歯間腔12に歯科用ウェッジ10を挿入するのを簡単にするように湾曲させてある。
第1および第2の側壁22、24は、内側部分40a、bと、第1および第2の側壁22,24の内側部分40a、bの対向する側から延在する、第1および第2のウィング42a、b、44a、bとをさらに備える。図3に見られるように、内側部分42a、bの長さL4は、ウィング42a、b、44a、bに分割された第1および第2の側壁22、24の長さL1、L2の残余を含む、ブリッジ26の長さに相当する。側壁22、24のウィング42a、b、44a、bは、歯科用マトリックス46(図15)を適所で固定するのを支援するため、湾曲し、修復される歯14、および隣接する歯16を包み込むように構成されてもよい。本本発明の別の実施形態では、ウィング42a、b、44a、bは湾曲しておらず、内側部分40a、bと共面のままである。ウィング42a、b、44a、bはそれぞれ、歯科用ウェッジ10のユーザが歯科用ウェッジ10を掴持し、歯間腔12内での配置を操作できるようにするため、ピンセット(pin-tweezers)50のピン部分52を受け入れるように構成された貫通穴48を含んでもよい(図9)。貫通穴がない場合、歯科用ウェッジ10のユーザは、ピンセット、鉗子、または歯科用ウェッジ10の側壁22、24を掴持するのに適した他の器具など、別の適切な歯科用器具56を使用することができる(図10)。図4に示されるように、少なくとも側壁22、24の内側部分40a、bを通る、歯科用ウェッジ10の全体的な断面構成は逆V字形であり、側壁22、24は、各側壁がその下縁部30a、30bからその上縁部28a、bまで延在するのにつれて、互いに向かって収束している。
歯科用ウェッジ10の第1および第2の側壁22、24ならびにブリッジ26は、歯科用ウェッジ10が第1の休止状態から第2の動作状態へと、第1の転移刺激(transformation stimulus)の存在下でそれに応答して転移することを可能にする、形状記憶材料で構成される。形状記憶材料を使用することによって、また、第1の転移刺激が除去されると、または第2の転移刺激の存在下で、歯科用ウェッジ10が第2の状態から転移して第1の段階に戻ることが可能になる。形状記憶材料は、生体適合性であって適切な形状記憶および超弾性を示す、形状記憶合金または形状記憶ポリマーであってもよい。かかる形状記憶材料から製造された歯科用ウェッジ10は、歯科用ウェッジがその第1の休止状態にあるときに、修復される歯と、隣接する歯との間の歯間腔に挿入され、第1の転移刺激に、即ち患者の口腔内の温度上昇に応答して、第2の動作状態へと転移する。転移によって、隣在する歯を分離するとともに、歯科用マトリックスを修復される歯に接触させて固定するのに十分な圧縮力が活性化される。歯科用マトリックスが第2の状態のままである限り、拡張力が継続して加えられる。歯科用ウェッジ10を患者の口腔から除去し、それによって第1の転移刺激を除去することにより、歯科用ウェッジ10がその第1の休止状態に戻ることが可能になる。歯科用ウェッジ10を、冷蔵庫の低温環境または冷却剤スプレーなどの第2の転移刺激に暴露することによっても、歯科用ウェッジ10が第1の休止状態に戻ることが可能になる。
本発明の歯科用ウェッジ10を作るのに適した形状記憶合金としては、実質的にニッケルおよびチタンで構成される合金(NiTi)、またはCuZnAl、CuAlNi、FeNiAl、およびInTiなど、形状記憶効果を示すことが知られている他の金属の合金が挙げられる。ホウ素、セリウム、コバルト、鉄、銅、バナジウム、およびジルコニウムなどの元素も、意図される用途に合わせて機械的性質を調整するために添加されてもよい。1つの例示的な形状記憶合金はニチノール(NiTi)である。NiTiは、加熱されると、その弱い低温相(マルテンサイト)からその強い高温相(オーステナイト)へ、また冷却プロセス中にオーステナイトからマルテンサイトへ、その結晶構造の相転移を起こす。マルテンサイト相では、NiTiは容易に加工可能および鍛造可能であり、歯科用ウェッジ10が操作されて、歯科医療従事者がウェッジ10を修復される歯と、隣接する歯との間の歯間腔に挿入するのが簡単になる構成にされてもよい。図3に示されるように、歯科用ウェッジ10は全体的に逆V字形の断面を有し、歯科用ウェッジ10のNiTiがそのマルテンサイト相のとき、側壁の下縁部を共に容易につまむかまたは別の方法で操作して、歯科用ウェッジ10全体のフットプリントを低減することができる。歯科用ウェッジ10が歯間腔に挿入されると、患者の口腔内で遭遇する高温という第1の転移刺激で、NiTiはそのオーステナイト相に転移し、歯科用ウェッジ10はその元の形状に戻る。NiTiを、その転移温度(そのオーステナイト開始温度Aおよびオーステナイト終了温度A)を通して加熱すると、そのオーステナイト構造に戻り、以前の形状を、例えば図1に示される歯科用ウェッジを強制的に取り戻す。
有用な形状記憶ポリマーとしては、ハード・セグメントおよびソフト・セグメントを有するセグメント化線状ポリウレタンが挙げられる。ハード・セグメントは、一般的に結晶質であって、既定の融点を有し、ソフト・セグメントは、一般的に非晶質であって、既定のガラス転移温度を有する。ハード・セグメントおよびソフト・セグメントを準備するのに使用される適切なポリマーとしては、様々なポリエーテル、ポリアクリレート、ポリアミド、ポリシロキサン、ポリウレタン、ポリエーテルアミド、ポリウレタン/尿素、ポリエーテルエステル、ウレタン/ブタジエンコポリマー、およびポリエステルが挙げられる。形形状記憶ポリマーの例が、Langerらの米国特許第6,169,084号、Hayashiらの米国特許第5,145,935号、Bitlerらの米国特許第5,665,822号、およびWardらの米国特許第5,506,300号に記載されている。
NiTi金属合金などの形状記憶合金から作られた本発明の歯科用ウェッジ10は、原料シートの曲げ、捩り、または絞りを伴う一連のステップによって、添付図面にみられる形態に形作られ、機械的および熱的「鍛錬」または「硬化」ステップの組合せを使用して、その新しい形状を保持するように作られる。鍛錬/硬化プロセスは、一般に、形成された構成を適切な熱処理温度まで加熱し、それを水浴中で、または急速な空冷によって急速に冷却することによって、NiTiの結晶構造を新しい位置で凝固させることを伴う。
歯科用ウェッジ10は、厚さ約0.1〜0.5mmのNiTi材料のシートから形成されてもよい。ウェッジの基本的な二次元形状を、原料のシートから打出し、切断、レーザー・エッチング、または化学エッチングし、次にその所望の形状に形作ることができる。側壁22、24の高さは約3〜4mmであり、側壁の角度Aは約30°である。ブリッジ26の幅は、異なる寸法の歯間腔で使用するために様々であってもよい。歯間腔が広い場合、より背の高い側壁22、24が必要になるのを回避するため、より幅広のブリッジ26を有するのが望ましい。各側壁42、44の全長は、歯科用ウェッジ10の意図される用途およびブリッジ26の長さに基づいて選択され、それに対応するウィング42a、bおよび44a、bの長さも、第1および第2の歯の所望の包み込みに基づいて選択される。所望の形状になると、ウェッジの最終形状を保持するように、歯科用ウェッジに「鍛錬」または「硬化」ステップが施される。
熱処理および冷間加工の組合せによって、NiTiの最終的な性質が制御される。具体的には、オーステナイト開始温度Aおよび終了温度Aは、好ましくは、周囲温度が第1および第2の歯の間の歯間腔の温度未満となる、患者の口腔外で遭遇する範囲内である。このことによって、歯科医療従事者が歯科用ウェッジ10を配置している間、ウェッジがその弱い低温のマルテンサイト状態から強い高温のオーステナイト状態へと転移することが可能になる。A−A範囲は、ウェッジが適切な拡張力を発生させ、それを修復される歯、および隣接する歯に加えて、歯を少なくとも30ミクロン、好ましくは50〜100ミクロン分離させることを可能にし、拡張力が、修復を完了させる5〜10分間の時間フレームにわたって継続して加えられる間に形成されなければならない。
同様に、マルテンサイト開始温度Mおよび終了温度Mの範囲は、第1および第2の歯の間の歯間腔に存在する温度未満の一般的な周囲室温で、または冷蔵、冷凍、もしくは冷却剤スプレーに対する暴露によって容易に到達可能な冷却温度の範囲にわたって起こらなければならない。好ましくは、NiTiシートから切断されたウェッジ形状は、そのA温度を下回るまで冷却され、次に図2に見られるその最終構成に形成される。歯科用ウェッジ10の形状は、形成された材料を次に500〜550℃(932〜1022℃)まで加熱することによって、NiTiへと硬化される。熱処理時間によって最終A温度が、好ましくは30℃(86°F)が決まる。このA温度で、歯科用ウェッジは、修復される歯と、隣接する歯との間の歯間腔にある間はその好ましい形状に完全に戻るが、歯科用ウェッジを使用する歯科医療従事者に対して、ウェッジがその硬化形状に戻る前にウェッジを硬化させるのに十分な時間も与える。加熱された歯科用ウェッジの急冷は、NiTiをその所望の記憶形状へと硬化させるのに必要である。ウィング42a、b、44a、bが第1および第2の側壁22、24の内側部分40a、bと共面である、本発明の一実施形態に関して、単一の形成および「硬化」サイクルが想到される。その所望の形状に硬化されたNiTiをさらに寝かせることも、A温度を最終的に決定するのに利用されてもよい。歯科用ウェッジ10の幾何学形状が複雑であることから、第1のステップで、ウィング42a、b、44a、bがNiTiシートへと形成および「鍛錬」され、次に第2のステップで、側壁22、24およびブリッジ26がNiTiシートへと形成および「鍛錬」されてもよいことが想到される。
歯科用ウェッジ10はまた、例えば、押出し、射出成形、液体射出成形、圧縮成形、反応射出成形、プレス、延伸、および打抜きを含む、様々な従来のポリマー加工技術によって製造されてもよい。
う蝕または損傷部分20が除去され、修復範囲18が準備された後の動作では、形状記憶形態(図3)の歯科用ウェッジ10はそのM温度を下回るまで冷却されて、修復される歯14と、隣接する歯16との間の歯間腔12に簡単に挿入するのに適した形状へと操作することができる(図11)。歯科用ウェッジ10が貫通穴48を含む場合、歯科用ウェッジ10を掴持し、歯間腔12内で配置するのにピンセット50が利用されてもよい(図9)。歯科用ウェッジ10が貫通穴を有さない場合、平面を有する標準的な歯科用器具56が、歯科用ウェッジ10を掴持し、歯間腔12内へと配置するために好ましいことがある(図10)。
図12に見られるように、歯科用ウェッジ10は、ブリッジ26が第1および第2の歯14、16の間に実質的にまたは全体的に位置するとき、適切に配置される。歯科用ウェッジがその予備成形形態に戻ると、拡張し、第1および第2の歯14、16に拡張力を働かせる。第1および第2の側壁22、24のウィング42a、b、44a、bが湾曲形状で硬化されると、歯科用ウェッジがその予成形形態に戻るにつれて、曲率が形を成すように戻る(図1)。歯科用ウェッジの予成形形態が湾曲したウィングを含まない場合、側壁22、24のみが開く(図13〜14)。修復処置が完了すると、歯科医療従事者は、歯科用ウェッジをピンセットまたは他の適切な歯科用器具で掴持し、歯間腔から引き抜くことによって、歯の間の歯間腔から歯科用ウェッジを除去してもよい。歯科用ウェッジが十分な拡張力を発生させている間、歯科用ウェッジは可撓度を維持する。修復範囲18の位置およびサイズに応じて、第1または第2の側壁22、24は、修復材料を含有する歯科用マトリックスの役割を負うのに十分であってもよい。任意に、図15に見られるように、歯科用マトリックス46が利用され、歯科用マトリックス10の拡張力によって、修復される歯14に接して適所に保持されてもよい。
特定の用途に関連して本発明について記載してきたが、この用途は事実上例示であり、本発明の可能な用途に対する制限を意図しない。本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、修正および変形をもたらし得ることが理解されるであろう。本開示は、本発明の実例であることが意図され、本発明を、図示し記載した特定の実施形態に限定しようとするものではないことが認識されるであろう。本開示は、添付の特許請求の範囲によって、かかる修正すべてを特許請求の範囲内にあるものとして網羅するものとする。

Claims (37)

  1. 修復される第1の歯と、隣接する第2の歯との間の歯間腔に挿入する歯科用ウェッジであって、
    内側部分を備え、前記第1の歯を係合するように構成された、第1の側壁と、
    内側部分を備え、前記第2の歯を係合するように構成された、第2の側壁と、
    前記第1の側壁および前記第2の側壁の間に配設され、前記第1の側壁および前記第2の側壁を接続して、前記第1の側壁および前記第2の側壁の前記内側部分にわたる逆V字形の断面を形成する、ブリッジとを備え、
    前記第1の側壁および前記第2の側壁が本質的に形状記憶材料から成って、前記第1の側壁および前記第2の側壁が、前記歯科用ウェッジが容易に変形可能である第1の休止状態から、前記歯科用ウェッジが前記第1および第2の側壁の前記内側部分の長さにわたる前記逆V字形の断面に戻り、前記修復される第1の歯、および隣接する前記第2の歯に対して拡張力を働かせる、第2の動作状態へと転移できるようにする、歯科用ウェッジ。
  2. 前記形状記憶材料が形状記憶合金を含む、請求項1に記載の歯科用ウェッジ。
  3. 前記形状部材合金がニッケル・チタン合金である、請求項2に記載の歯科用ウェッジ。
  4. 前記歯科用ウェッジが前記第1の休止状態のとき、前記ニッケル・チタン合金がマルテンサイト相であり、前記歯科用ウェッジが前記第2の動作状態のとき、前記ニッケル・チタン合金がオーステナイト相である、請求項3に記載の歯科用ウェッジ。
  5. 前記マルテンサイト相から前記オーステナイト状態への転移が、前記第1の転移刺激に応答して起こり、前記第1の転移刺激が、前記第1および第2の歯の間の前記歯間腔に存在する第1の歯間腔温度未満である第1の周囲温度を含む、請求項4に記載の歯科用ウェッジ。
  6. 前記オーステナイト状態から前記マルテンサイト状態への転移が、前記第1および第2の歯の間の前記歯間腔に存在する第1の歯間腔温度未満である第2の周囲温度を含む、第2の転移刺激に応答して起こる、請求項4に記載の歯科用ウェッジ。
  7. 前記ブリッジが、長さおよび幅を有する実質的に平坦な部材を備え、前記長さが前記幅よりも長い、請求項1に記載の歯科用ウェッジ。
  8. 前記歯科用ウェッジが形状記憶材料の単一片から形成され、前記第1の側壁、前記第2の側壁、および前記ブリッジが一体的に形成される、請求項1に記載の歯科用ウェッジ。
  9. 前記拡張力が、前記修復される第1の歯と、隣接する前記第2の歯とを分離するのに十分である、請求項1に記載の歯科用ウェッジ。
  10. 前記拡張力が、前記第1および第2の歯を少なくとも30ミクロン分離するのに十分である、請求項9に記載の歯科用ウェッジ。
  11. 前記拡張力が、前記第1および第2の歯を50から100ミクロン分離するのに十分である、請求項9に記載の歯科用ウェッジ。
  12. 前記拡張力が、前記歯科用マトリックスを前記第1の歯に接触させて固定するのに十分である、請求項1に記載の歯科用ウェッジ。
  13. 前記第2の動作段階にある前記歯科用ウェッジが、5から10分間の第1の期間にわたって一定の速度で前記拡張力を働かせる、請求項1に記載の歯科用ウェッジ。
  14. 前記V字構成の前記第1および第2の側壁が、前記第2の動作状態では約30°離間している、請求項1に記載の歯科用ウェッジ。
  15. 前記V字構成の前記第1および第2の側壁を、約10から15°離間するように変形させることができる、請求項1に記載の歯科用ウェッジ。
  16. 前記オーステナイト相が開始温度Aおよび終了温度Aを有し、前記A温度が、前記第1および第2の歯の間の前記歯間腔に存在する第1の歯間腔温度未満である、請求項4に記載の歯科用ウェッジ。
  17. 前記マルテンサイト相が開始温度Mおよび終了温度Mを有し、前記M温度が、前記第1および第2の歯の間の前記歯間腔に存在する第1の歯間腔温度未満である、請求項4に記載の歯科用ウェッジ。
  18. 前記第1および第2の側壁がそれぞれ、前記第1および第2の側壁の前記内側部分から延在する第1および第2のウィングをさらに備え、前記歯科用ウェッジが前記第2の動作状態にあるとき、前記第1および第2の側壁それぞれの前記第1のウィングと前記第1および第2の側壁それぞれの前記第2のウィングとが互いから離れる方向で湾曲する、請求項1に記載の歯科用ウェッジ。
  19. 前記第1の側壁が長さL1を有し、前記第2の側壁が長さL2を有し、前記ブリッジが長さL3を有し、L3がL1またはL2よりも短い、請求項1に記載の歯科用ウェッジ。
  20. 前記形状記憶材料が形状記憶ポリマーを含む、請求項1に記載の歯科用ウェッジ。
  21. 修復される第1の歯と、隣接する第2の歯との間の歯間腔に挿入する歯科用ウェッジであって、
    長さを有する内側部分と、前記内側部分から延在する第1および第2のウィングとを備え、前記第1の歯を係合するように構成された、第1の側壁と、
    長さを有する内側部分と、前記内側部分から延在する第1および第2のウィングとを備え、前記第2の歯を係合するように構成された、第2の側壁と、
    前記第1の側壁および前記第2の側壁の間に配設され、前記第1の側壁および前記第2の側壁を接続して、前記第1の側壁および前記第2の側壁の前記内側部分の長さにわたる逆V字形の断面を形成し、前記第1および第2の側壁それぞれの前記第1のウィングと前記第1および第2の側壁それぞれの前記第2のウィングとが互いから離れる方向で湾曲する、ブリッジとを備え、
    前記第1の側壁および前記第2の側壁が本質的に形状記憶材料から成って、前記第1の側壁および前記第2の側壁が、前記歯科用ウェッジが容易に変形可能である第1の休止状態から、前記歯科用ウェッジが前記第1および第2の側壁の前記内側部分の長さにわたる前記逆V字形の断面に戻り、前記修復される第1の歯、および隣接する前記第2の歯に対して拡張力を働かせる、第2の動作状態へと転移できるようにする、歯科用ウェッジ。
  22. 前記形状記憶材料が形状記憶合金を含む、請求項21に記載の歯科用ウェッジ。
  23. 前記形状部材合金がニッケル・チタン合金である、請求項22に記載の歯科用ウェッジ。
  24. 前記歯科用ウェッジが前記第1の休止状態のとき、前記ニッケル・チタン合金がマルテンサイト相であり、前記歯科用ウェッジが前記第2の動作状態のとき、前記ニッケル・チタン合金がオーステナイト相である、請求項23に記載の歯科用ウェッジ。
  25. 前記マルテンサイト相から前記オーステナイト状態への転移が、前記第1の転移刺激に応答して起こり、前記第1の転移刺激が、前記第1および第2の歯の間の前記歯間腔に存在する第1の歯間腔温度未満である第1の周囲温度を含む、請求項24に記載の歯科用ウェッジ。
  26. 前記オーステナイト状態から前記マルテンサイト状態への転移が、前記第1および第2の歯の間の前記歯間腔に存在する第1の歯間腔温度未満である第2の周囲温度を含む、第2の転移刺激に応答して起こる、請求項24に記載の歯科用ウェッジ。
  27. 前記歯科用ウェッジが形状記憶材料の単一片から形成され、前記第1の側壁、前記第2の側壁、および前記ブリッジが一体的に形成される、請求項21に記載の歯科用ウェッジ。
  28. 前記拡張力が、前記修復される第1の歯と、隣接する前記第2の歯とを分離するのに十分である、請求項21に記載の歯科用ウェッジ。
  29. 前記拡張力が、前記歯科用マトリックスを前記第1の歯に接触させて固定するのに十分である、請求項21に記載の歯科用ウェッジ。
  30. 前記第2の動作段階にある前記歯科用ウェッジが、5から10分間の第1の期間にわたって一定の速度で前記拡張力を働かせる、請求項21に記載の歯科用ウェッジ。
  31. 前記オーステナイト相が開始温度Aおよび終了温度Aを有し、前記A温度が、前記第1および第2の歯の間の前記歯間腔に存在する第1の歯間腔温度未満である、請求項24に記載の歯科用ウェッジ。
  32. 前記マルテンサイト相が開始温度Mおよび終了温度Mを有し、前記M温度が、前記第1および第2の歯の間の前記歯間腔に存在する第1の歯間腔温度未満である、請求項24に記載の歯科用ウェッジ。
  33. 前記形状記憶材料が形状記憶ポリマーを含む、請求項21に記載の歯科用ウェッジ。
  34. 修復される第1の歯と、隣接する第2の歯との間の歯間腔に挿入する歯科用ウェッジであって、対向する第1および第2の側壁を備え、前記第1および第2の側壁は前記第1および第2の側壁の長さの少なくとも第1の部分にわたる逆V字形に形成され、前記第1および第2の側壁が形状記憶材料で構成され、前記第1および第2の側壁が容易に変形可能である第1の状態から、前記第1および第2の側壁が前記第1および側壁の前記長さの少なくとも前記第1の部分にわたる前記逆V字形に戻り、前記第1および第2の側壁が前記第1および第2の歯に対して拡張力を働かせる、第2の状態へと転移可能である、歯科用ウェッジ。
  35. 前記形状記憶材料が形状記憶合金を含む、請求項34に記載の歯科用ウェッジ。
  36. 前記形状部材合金がニッケル・チタン合金である、請求項35に記載の歯科用ウェッジ。
  37. 前記形状記憶材料が形状記憶ポリマーを含む、請求項34に記載の歯科用ウェッジ。
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