JP2016537032A5

JP2016537032A5 -

Info

Publication number: JP2016537032A5
Application number: JP2016554813A
Authority: JP
Filing date: 2014-11-21
Publication date: 2017-11-02
Anticipated expiration: 2034-11-21

Claims

凍結保存剤及び約５０〜２００μＭの範囲の濃度のアロプリノールを含む組成物において、凍結保存されたアッセイ即応真核細胞。
前記組成物におけるアロプリノールの濃度が、約７５〜１５０μＭの範囲にある、請求項１に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記組成物におけるアロプリノールの濃度が、約１００μＭである、請求項１に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記凍結保存剤がジメチルスルホキシド（ＤＭＳＯ）である、請求項１から３までのいずれか一項に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記組成物におけるＤＭＳＯの量が約１０％である、請求項４に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記凍結保存剤がグリセロールである、請求項１から３までのいずれか一項に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記凍結保存剤が、約２．５％のジメチルスルホキシド（ＤＭＳＯ）と約１０％のグリセロールの組み合わせである、請求項１から３までのいずれか一項に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記組成物が、ウシ胎児血清（ＦＢＳ）を更に含む、請求項１から７までのいずれか一項に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記組成物におけるＦＢＳの量が約４０％である、請求項８に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記組成物が、活性酸素種のスカベンジャーを更に含む、請求項１から９までのいずれか一項に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記活性酸素種のスカベンジャーが、Ｎ−アセチルシステイン（ＮＡＣ）、又はグルタチオンＳＨ（ＧＳＨ）である、請求項１０に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記ＮＡＣの濃度が約１ｍＭ〜１０ｍＭの範囲にある、請求項１１に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記ＮＡＣの濃度が約５ｍＭである、請求項１１に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記ＧＳＨの濃度が約１ｍＭである、請求項１１に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記キサンチン酸化酵素の阻害剤が、約１００μＭの濃度のアロプリノールであり、前記組成物が、約４０％のＦＢＳを更に含み、ＮＡＣの濃度が、約２．５ｍＭ〜５ｍＭの範囲にある、請求項１から１４までのいずれか一項に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
細胞外シグナルに応答する細胞表面タンパク質のシグナル伝達活性により制御される、１つ又は複数の転写制御エレメントに作動可能に結合した、レポーター遺伝子産物をコードするヌクレオチド配列を含むレポーター遺伝子コンストラクトを含有する、請求項１から１５までのいずれか一項に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記細胞が、保存のため凍結されるのに先立ち、抗有糸分裂剤又はアポトーシス促進剤で処理された、請求項１から１６までのいずれか一項に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記真核細胞が、哺乳類細胞、トリ（好ましくは、ニワトリ）細胞、魚（好ましくは、ゼブラフィッシュ）細胞、昆虫細胞、及び酵母細胞からなる群より選択される、請求項１から１７までのいずれか一項に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記真核細胞がヒト細胞である、請求項１から１８までのいずれか一項に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
前記ヒト細胞が前単球細胞である、請求項１９に記載のアッセイ即応凍結真核細胞。
複数のウェルを有する試験器具、及び複数の、請求項１から２０までのいずれか一項に記載のアッセイ即応凍結真核細胞を含む試薬を含む、アッセイを行うためのキット。
前記試験器具がマイクロタイタープレートである、請求項２１記載のキット。
前記試薬が、前記試験器具のウェルに分配されている、請求項２１又は２２に記載のキット。
請求項１から２０までのいずれか一項に記載のアッセイ即応凍結真核細胞を調製する方法であって、
凍結保存剤及びキサンチン酸化酵素の阻害剤を含む組成物を、真核細胞に加えるステップ、及び
前記アッセイ即応真核細胞の凍結保存のため、約−８０℃まで１分間当たり約１℃の速度で細胞を冷却するステップを含み、これにより、アッセイにおいて、前記アッセイ即応細胞の解凍の際、性能を改善する、上記方法。
前記凍結保存剤及びキサンチン酸化酵素の阻害剤を含む組成物を、真核細胞に加えるステップに先立ち、前記真核細胞が、抗有糸分裂剤又はアポトーシス促進剤で処理され、次に、前記真核細胞が、抗有糸分裂剤又はアポトーシス促進剤との接触から取り除かれる、請求項２４に記載の方法。
前記抗有糸分裂剤又はアポトーシス促進剤がビンブラスチンである、請求項２５に記載の方法。
複数のアッセイ即応凍結真核細胞が、調製され、複数の個別のバイアル又は容器に凍結保存されており、アッセイにおいて、解凍の際、前記アッセイ即応凍結真核細胞の性能における個々のバイアル間又は容器間の変動性を最小にする、請求項２４から２６までのいずれか一項に記載の方法。