JP2016536290A5 - - Google Patents

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図3はY軸上の蒸留物の硫黄含有量(ppm)をX軸上のリッター中に生成した蒸留物の全体積に対して示す。図Yにおいて理解することができるように、残っている硫黄の主要な成分が揮発性硫黄であることがわかり、それは、20リッターだけの蒸留物が生成した後に蒸留され、又は不揮発性硫黄が容器中に残っている。100リッターの後の蒸留物の硫黄濃度は、約14ppmにて極めて安定であった。この濃度における硫黄含有量は、メタノールの下流の使用に関して許容される。
本開示は以下も包含する。
[1]
硫黄化合物を含む粗メタノールの精製方法であって、方法が、非極性有機溶媒で粗メタノールを洗浄する工程を含む方法。
[2]
非極性有機溶媒が、100℃より高い(たとえば150℃、200℃、250℃、又は300℃より高い)沸点を有する、上記態様1に記載の方法。
[3]
非極性有機溶媒が、少なくとも60質量%(たとえば少なくとも70、75、80、85、又は90質量%)の炭素数が14以上であるアルカン及び/又はシクロアルカンを含む溶媒である、上記態様1又は2に記載の方法。
[4]
非極性有機溶媒が、2.5質量%未満の多環芳香族炭化水素を含む、上記態様3に記載の方法。
[5]
非極性有機溶媒の40℃における粘度が、100cSt以下(たとえば75cSt以下、50cSt以下、又は25cSt以下)である、上記態様1〜4のいずれかに記載の方法。
[6]
非極性有機溶媒が、炭化水素の混合物である、上記態様1〜5のいずれかに記載の方法。
[7]
非極性有機溶媒が、ホワイト鉱油、ホワイトオイル、鉱油、パラフィンオイル、又はこれらの任意の混合物である、上記態様6に記載の方法。
[8]
非極性有機溶媒の25℃における密度が、0.80〜0.90g/cm 3 (たとえば0.82〜0.88又は0.83〜0.87g/cm 3 )である、上記態様1〜7のいずれかに記載の方法。
[9]
非極性有機溶媒の25℃における密度が、0.91〜1.20g/cm 3 である、上記態様1〜7のいずれかに記載の方法。
[10]
非極性有機溶媒が、C8〜C20アルカン(たとえばC12〜16アルカン)及びこれらの混合物、40℃未満、例えば20℃未満の温度において液体であるトリグリセリド、並びにパラフィンオイルから選択される、上記態様1〜9のいずれかに記載の方法。
[11]
非極性有機溶媒で洗浄される前に、水で粗メタノールを希釈する工程をさらに含み、希釈される前の粗メタノール中のメタノール含有量が、好ましくは少なくとも65質量%(たとえば80〜90質量%)である、上記態様1〜10のいずれかに記載の方法。
[12]
希釈された水性メタノール及び非極性有機溶媒の水分含有量が、25℃における密度の差が少なくとも0.01g/ml(たとえば少なくとも0.02、0.025、0.03、又は0.05g/ml)であるように選択される、上記態様11に記載の方法。
[13]
希釈された水性メタノール相の密度が、非極性有機溶媒より高い、上記態様11又は12に記載の方法。
[14]
希釈された水性メタノールの25℃における密度が、0.82〜0.91(たとえば0.83〜0.89g/ml又は0.85〜0.87g/ml)である、上記態様11〜13のいずれかに記載の方法。
[15]
希釈された水性メタノールを洗浄する前に、テレビン油を分離する工程をさらに含む、上記態様11〜14のいずれかに記載の方法。
[16]
洗浄工程におけるメタノールと非極性有機溶媒の体積比が、1:0.75〜1:5(たとえば1:1.01〜1:1.5)である、上記態様1〜14のいずれかに記載の方法。
[17]
洗浄が、垂直に並んだカラム中で実施される、上記態様1〜16のいずれかに記載の方法。
[18]
洗浄が、15〜60℃(たとえば40〜55℃)の温度にて実施される、上記態様1〜17のいずれかに記載の方法。
[19]
非極性有機溶媒が水蒸気蒸留等により再生され、再使用される、上記態様1〜18のいずれかに記載の方法。
[20]
非極性有機溶媒が水蒸気蒸留により再生され、水蒸気の量が非極性有機溶媒1kg当たり0.1〜1kg(たとえば非極性有機溶媒1kg当たり0.3〜0.6kgの水蒸気)である、上記態様19に記載の方法。
[21]
粗メタノールが硫酸の添加等により酸性化され、沈殿した塩が、非極性有機溶媒で粗メタノールを洗浄する前に除去される、上記態様1〜20のいずれかに記載の方法。
[22]
プロセスが、洗浄する工程の前にメタノールを酸性化してアンモニウム塩を沈殿させる工程、及び/又はテレビン油を分離する工程をさらに含む、上記態様1〜20のいずれかに記載の方法。
[23]
酸性化されたメタノールのpHが2〜4.5(たとえば2〜3、又は4.0〜4.5)である、上記態様21又は22に記載の方法。
[24]
メタノールを酸性化した後に、テレビン油を分離する工程をさらに含む、上記態様21〜23のいずれかに記載の方法。
[25]
プロセスが、洗浄工程の前に硫化水素及びメチルメルカプタンを分離する工程、好ましくは、それらの蒸発又はメタノールの凝縮により分離する工程をさらに含む、上記態様1〜24のいずれかに記載の方法。
[26]
酸性化された後にメタノールを蒸留する工程をさらに含む、上記態様21〜24のいずれかに記載の方法。
[27]
蒸留が、硫黄化合物等の揮発性不純物が第一に蒸留され、次いでメタノールが蒸留されるように実施される、上記態様26に記載の方法。
[28]
メタノールより揮発性の高い硫黄化合物、例えば、硫化水素、メチルメルカプタン、及びジメチルスルフィドの量が、メタノールを酸性化する前に低減される、上記態様21〜27のいずれかに記載の方法。
[29]
メタノールより揮発性の高い硫黄化合物、例えば硫化水素、メチルメルカプタン、及びジメチルスルフィドの量が、蒸留により低減される、上記態様28に記載の方法。
[30]
洗浄されたメタノール中の水、アセトン及び/又はエタノールの含有量が、非極性有機溶媒による洗浄の後に蒸留により低減される、上記態様1〜29のいずれかに記載の方法。
[31]
メタノールが、3つの工程で蒸留される、上記態様30に記載の方法。
[32]
パルプ工場からの粗メタノールが、以下の工程:
硫黄化合物及び窒素化合物を含む粗メタノールの酸性化する工程と、
粗メタノールの酸性化により形成された沈殿を除去する工程と、
任意選択的にテレビン油を除去する工程と、
任意選択的に硫黄不純物の蒸留をする工程と、
沈殿物が除去されている、酸性化されたメタノールを蒸留する工程と、
蒸留されたメタノールを水で希釈する工程と、
希釈されたメタノールからテレビン油を任意選択的に除去する工程と、
希釈されたメタノールを非極性有機溶媒で洗浄する工程と、
1つ又は幾つかの蒸留工程により、アセトン、水、及び/又はエタノールを除去する工程により処理される、上記態様1〜31のいずれかに記載の方法。
[33]
水蒸気蒸留により非極性有機溶媒を再生する工程と、次に、希釈されたメタノールの洗浄において、再生された非極性有機溶媒を再使用する工程とをさらに含む、上記態様32に記載の方法。

Claims (24)

  1. 硫黄化合物を含む粗メタノールの精製方法であって、方法が、非極性有機溶媒で粗メタノールを洗浄して硫黄化合物を抽出する工程を含み、非極性有機溶媒が、アルカン、シクロアルカン、及び/又はトリグリセリドを含む方法。
  2. 非極性有機溶媒が、
    ‐100℃より高い(たとえば150℃、200℃、250℃、又は300℃より高い)沸点を有し;
    ‐100cSt以下(たとえば75cSt以下、50cSt以下、又は25cSt以下)の40℃における粘度を有し;及び/又は
    ‐2.5質量%未満の多環芳香族炭化水素を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 非極性有機溶媒が、少なくとも60質量%(たとえば少なくとも70、75、80、85、又は90質量%)の炭素数が14以上であるアルカン及び/又はシクロアルカンを含む溶媒である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 非極性有機溶媒が、炭化水素の混合物である、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  5. 非極性有機溶媒の25℃における密度が、0.80〜0.90g/cm3(たとえば0.82〜0.88又は0.83〜0.87g/cm3)である、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  6. 非極性有機溶媒の25℃における密度が、0.91〜1.20g/cm3である、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  7. 非極性有機溶媒が、C8〜C20アルカン(たとえばC12〜16アルカン)及びこれらの混合物、40℃未満、例えば20℃未満の温度において液体であるトリグリセリド、並びにパラフィンオイルから選択される、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  8. 非極性有機溶媒で洗浄される前に、水で粗メタノールを希釈する工程をさらに含み、希釈される前の粗メタノール中のメタノール含有量が、好ましくは少なくとも65質量%(たとえば80〜90質量%)である、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  9. 希釈された水性メタノール相の密度が、非極性有機溶媒より高い、請求項に記載の方法。
  10. 希釈された水性メタノールを洗浄する前に、テレビン油を分離する工程をさらに含む、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 洗浄工程におけるメタノールと非極性有機溶媒の体積比が、1:0.75〜1:5(たとえば1:1.01〜1:1.5)である、請求項1〜1のいずれか1項に記載の方法。
  12. 洗浄が、15〜60℃(たとえば40〜55℃)の温度にて実施される、請求項1〜1のいずれか1項に記載の方法。
  13. 非極性有機溶媒が水蒸気蒸留により再生され、再使用される、請求項1〜1のいずれか1項に記載の方法。
  14. 粗メタノールが硫酸の添加等により酸性化され、沈殿した塩が、非極性有機溶媒で粗メタノールを洗浄する前に除去される、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. プロセスが、洗浄する工程の前にメタノールを酸性化してアンモニウム塩を沈殿させる工程、及び/又はテレビン油を分離する工程をさらに含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  16. 酸性化されたメタノールのpHが2〜4.5(たとえば2〜3、又は4.0〜4.5)である、請求項14又は15に記載の方法。
  17. メタノールを酸性化した後に、テレビン油を分離する工程をさらに含む、請求項1416のいずれか1項に記載の方法。
  18. プロセスが、洗浄工程の前に硫化水素及びメチルメルカプタンを分離する工程、好ましくは、それらの蒸発又はメタノールの凝縮により分離する工程をさらに含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 酸性化された後にメタノールを蒸留する工程をさらに含む、請求項1417のいずれか1項に記載の方法。
  20. 蒸留が、硫黄化合物等の揮発性不純物が第一に蒸留され、次いでメタノールが蒸留されるように実施される、請求項19に記載の方法。
  21. メタノールより揮発性の高い硫黄化合物、例えば、硫化水素、メチルメルカプタン、及びジメチルスルフィドの量が、メタノールを酸性化する前に蒸留により低減される、請求項1420のいずれか1項に記載の方法。
  22. 洗浄されたメタノール中の水、アセトン及び/又はエタノールの含有量が、非極性有機溶媒による洗浄の後に蒸留により低減される、請求項1〜2のいずれか1項に記載の方法。
  23. パルプ工場からの粗メタノールが、以下の工程:
    硫黄化合物及び窒素化合物を含む粗メタノールの酸性化する工程と、
    粗メタノールの酸性化により形成された沈殿を除去する工程と、
    任意選択的にテレビン油を除去する工程と、
    任意選択的に硫黄不純物の蒸留をする工程と、
    沈殿物が除去され、酸性化されたメタノールを蒸留する工程と、
    蒸留されたメタノールを水で希釈する工程と、
    希釈されたメタノールからテレビン油を任意選択的に除去する工程と、
    希釈されたメタノールを非極性有機溶媒で洗浄する工程と、
    1つ又は幾つかの蒸留工程により、アセトン、水、及び/又はエタノールを除去する工程により処理される、請求項1〜22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 水蒸気蒸留により非極性有機溶媒を再生する工程と、次に、希釈されたメタノールの洗浄において、再生された非極性有機溶媒を再使用する工程とをさらに含む、請求項23に記載の方法。
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