JP2016536007A - 獣皮分離器具 - Google Patents

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Abstract

獣皮分離器具が、並列に連結されている複数の円板を有し、該複数の円板の一方が静止しており、他方が回転可能である。ピニオン歯車が、回転円板を回転させるように動力駆動される。【選択図】図1

Description

本発明は、動物の獣皮をその死体から切り離すための、食肉加工プラントで使用される、手持ち式の獣皮分離器具(dehiding tool)に関する。
動力駆動式の手持ち式獣皮分離器具が食肉加工産業で公知である。概略的に述べると、こうした器具は、鋸歯状の外側端縁を有する通常は円板形である互いに逆向きに往復運動する切断刃を有する。互いに隣接する切断円板が、典型的には、その器具上に保持されている空気圧モータによって駆動される偏心駆動機構に連結されている1対の振動プッシュロッドによって、互いに逆向きの切断振動の形で駆動される。プッシュロッドが振動するのに応じて、一方の回転円板上の歯が、逆向きに動く回転円板上の歯を通過する。このことが、死体から獣皮を切り離す剪断及び切断作用を生じさせる。
この獣皮分離器の設計は、長年にわたって当業において有効であることが証明されてきたが、これらの獣皮分離器の使用から生じている幾つかの問題に対処するために、長年にわたって様々な改善策が開発されてきている。こうした問題の中に、生産ライン上で長期間にわたってその器具を使用することを原因とする騒音と振動の問題がある。偏心駆動されるプッシュロッドと切断刃の振動特性が大きな振動を生じさせる。さらに、これらの手持ち式獣皮分離器と他の手持ち式の動力器具の過剰な振動が、手根管症候群のような手−腕の振動症候群のような作業上の障害を生じさせる可能性がある。こうした問題は、最近においては、偏心駆動式の獣皮分離器のような手持ち式の振動動力器具を常時使用することの有害な効果から労働者を保護するためのOSHA規格によって対処されている。
振動型の獣皮分離器によって生じる振動を減少させるために、最近の設計アプローチが行われてきた。これらは、例えば、その器具の重量を減少させること、及び/または、プッシュロッドの移動質量の平衡化を含む。特に獣皮分離器としては、振動刃が、典型的には6500ストローク/分(「spm」)を超える速度で、使用中に高速度で駆動される。この器具は、圧力が加えられる時に低速になる傾向があり、かつ、切断負荷が釈放される時には、著しくより高速である無負荷速度に戻る可能性がある。この無負荷速度は、瞬間的には、例えば少なくとも8000spmに戻る可能性がある。このことが、作業員の疲労と、手持ち式装置から伝播される過剰な振動力との原因となる。振動を減少させようとする試みが、さらに、そうでない場合に使用中の切断刃によって加えられる、負荷の通常の変化中に生じる不要な振動の原因となる加速を平滑化するための、モータ速度制御装置及び調速装置とを含む。こうした速度制御装置の事例が、ある特許文献に開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
米国特許第7,722,448号明細書 米国特許第4,901,400号明細書
したがって、重量が軽く、且つ、長期にわたる通常の使用中に生じさせられる振動問題が実質的に存在しない、手持ち式獣皮分離器を生産することが必要とされ続けている。この器具は、さらに、標準的な切断効率を維持し、且つ、適度なコストで容易に修理でき且つ動作するものでなければならない。
簡単に述べると、本発明の一実施態様が、一方の端部に1対の並列の円形切断円板を有する細長いハンドルを含む手持ち式獣皮分離器を含む。この切断円板は両方とも、各円板の外周部上に鋸歯状の刃先を有することがある。ハンドル部分内に収容されているピニオン歯車のような駆動部材が、一方の切断円板を回転させると同時に、それに隣接した切断円板が不動位置に維持されるように、動力駆動される。この駆動される切断円板は、一実施態様では、固定円板に隣接した円板の内側表面の周りに配置されている歯車歯を有する、円形正面歯車、輪歯車、又は、傘歯車を含む。この歯車歯は、ハサミ状の切断作用を伴って、固定円板に隣接した円板を回転させるように、駆動部材に係合させられる。この獣皮分離器の回転切断円板は、ハンドル部分内に収容された空気圧モータによって駆動されることが可能であり、かつ、そのモータ速度は、空気弁とモータとの間に配置されている調速装置によって制御される。本発明の代案の形態では、類似した切断円板構成が、遠隔の電気モータと、ハンドル上に支持されており且つピニオン歯車に係合している駆動ケーブルとによって、駆動されることが可能である。
固定された固定刃先に隣接した単一の回転刃先が、振動なしで効率的なハサミ状の切断作用を生じさせる。この獣皮分離器の駆動機構は、従来技術の獣皮分離器において生じた振動問題の原因となっていた、従来技術の振動刃と偏心駆動プッシュロッドとの使用を回避する。
本発明のこれらの側面と他の側面とが、以下の詳細な説明と添付図面とを参照することによって、より完全に理解されるだろう。
本発明の原理による手持ち式の空気圧モータ駆動式獣皮分離器具を示す斜視図である。 外側スリーブを取り除いた後の内部構成要素を示す、図1の獣皮分離器の別の斜視図である。 1つの視点から見た、獣皮分離器具の構成要素を示す分解組立図である。 図3に比較して異なる視点から見た、獣皮分離器具の構成要素を示す図3の獣皮分離器具の部分分解組立図である。 アセンブリされた獣皮分離器具の構成要素を示す、図6の線5−5に沿った断面図である。 図5の円6内の部分の、拡大部分断面図である。 図5の線7−7に沿った獣皮分離器具の断面図である。 図7に示されている視点とは反対側の視点から見た、獣皮分離器具の断面図である。 本発明の原理による手持ち式の電気モータ駆動式獣皮分離器具を備える、本発明の別の形態を示す斜視図である。 外側スリーブを取り除いた後の内部構成要素を示す、図9の獣皮分離器の別の斜視図である。 1つの視点から見た、電気モータ駆動式の獣皮分離器の構成要素を示す分解組立図である。 図11に比較して異なる視点から見た、獣皮分離器具の構成要素を示す、図11の獣皮分離器具の部分分解組立図である。 アセンブリされた電気モータ駆動式の獣皮分離器具の構成要素を示す断面図である。 図13の円14内の部分の、拡大部分断面図である。 図13の線15−15に沿った、獣皮分離器の断面図である。 図17の線16−16に沿った、獣皮分離器の断面図である。 図15に示されている視点とは反対側の視点から見た、獣皮分離器の断面図である。 獣皮分離器の別の例示的な具体例の構成要素を示す分解組立図である。 図18に比較して異なる視点から見た、獣皮分離器具の構成要素を示す、図18の獣皮分離器具の分解組立図である。 図18に示されている獣皮分離器具の部分断面図である。 例示的な実施形態の回転円板と固定円板の鋸歯の部分平面図である。
図1は、空気圧モータと、この空気圧モータの上方のハンドル部分に固定されている刃先カバー14とを収容する、細長いハンドル部分12を含む、手持ち式の獣皮分離器具10の例示的な実施形態を示す斜視図である。刃先を画定する外側端縁を各々が有する1対の円形切断円板16、18が、刃先ハウジング内の切断円板シャフトアセンブリ上に取り付けられている。この切断円板は、刃先ハンドルの作用端部上に互いに向き合う形で取り付けられている。図1の反対側に示されている切断円板16は、より詳細に後述する空気圧モータによって駆動される。(同様に、後述する電気モータのような代替案の動力源も使用可能である。)他方の切断円板18が、回転切断円板16に隣接した固定位置に取り付けられている。2つの円形切断円板の刃先の各々は、鋸歯状であっても鋸歯状でなくてもよい。例えば、一実施形態では、各々の切断円板は鋸歯状の刃先を有する。別の実施形態の一例では、一方の切断円板だけが鋸歯状の刃先を有する。例えば、回転円形円板が鋸歯状の刃先を有し、一方、固定切断円板が、鋸歯状ではない刃先を有する。別の実施形態の一例では、両方の円形切断円板の刃先が鋸歯状ではない。実施形態の一例では、切断円板の刃先は刃状であるか、又は、刃を画定する。この実施形態の一例は、例えば鋸歯状の刃先を有する円板を伴う形で本明細書で説明されている。さらに別の実施形態の一例では、固定円形円板の刃先は鋭利ではなく、回転円形円板の刃先。例示のために、これらの実施形態は、鋸歯状の刃先を有する固定円板と、鋸歯状の刃先を有する回転円板とを使用する形で、本明細書で説明されている。
ハンドル部分の底部が、圧力を加えられている空気供給源からの空気入口ホースに連結するための空気圧継手20を含む。ハンドル部分内に収容されている通常は閉じられている空気弁が、ハンドル部分上に支持されている外部の制御レバーアーム22によって操作される。ハンドル部分の底部の排気継手24が、駆動モータから離れるように排出ガスを方向付ける。
図2は、獣皮分離器の内部構成要素を示すために、外側スリーブと固定切断円板とが取り除かれている、獣皮分離器具の実施形態の一例を示す。この図は、より詳細に後述するピニオン歯車40のような駆動部材によって駆動される回転切断円板16の面上の、輪歯車、傘歯車、又は、正面歯車52を示す。
図3の分解組立図を参照すると、空気弁本体26が、獣皮分離器の空気圧モータに対する空気の流れを制御する空気弁を含む。この空気弁の本体は、締結具28によってハンドル部分12の端部に締め付け固定されている。回転切断円板16を駆動するための動力が、ハンドル部分12内に収容されている空気圧モータ30によって提供される。モータ出力シャフト31が、ピニオン歯車40に係合している遊星歯車アセンブリ32を駆動する。この遊星歯車システムはピニオン歯車に対する歯車減速とトルク制御とを実現する。さらに、図3には、モータ末端キャップアダプタ33と、互いに間隔が開けられている空気通路を有する弁ロックリング34と、空気圧モータに対して弁本体を連結する際に使用される保持リング36とが示されている。
図5と図7と図8に最も適切に示されているように、空気圧モータ30は、図3にも示されているボール軸受38によってハンドル部分12内に支持されている。ピニオン歯車40を有する遊星歯車アセンブリ32は、Oリング39を介して獣皮分離器ハウジング内に取り付けられている。空気圧モータは遊星歯車システムを駆動し、一方、この遊星歯車システムはピニオン歯車40を駆動し、このピニオン歯車40は切断円板16を回転させる。ピニオン歯車40は、回転駆動切断円板16に対して駆動モータの回転動力を連結するための駆動機構又は動力伝達装置の構成要素であることが可能である駆動部材の一例である。
切断円板16、18は、ハンドル12の端部と一体状である剛性エンドプレート部分42と刃先カバープレート14との間に挟まれている。この2つの切断円板は、カバープレート14とエンドプレート部分42との間に取り付けられているスペーサ44を含む切断円板シャフトアセンブリ42によって、共通軸線上において、その中心で支持されている(図3、図4、図5、図6)。このスペーサは、開口部61を画定するリング部材である。負荷ばね45が、固定円板に向かって回転円板を押すために、回転切断円板16に隣接して回転軸線上に固定されている。刃先スペーサ44は、一方の端部においてカバーインサート及びグリース継手(grease fitting)(又は、「グリース継手」)と、反対側の端部においてカバーロック締結具48との間において、所定位置に保持されている。グリース継手46とカバーロック締結具48はスペーサの開口部61を貫通する。スペーサ44と、グリース継手46と、カバーロック締結具48は、軸線58に沿ってシャフトアセンブリ42を形成する。スペーサ44は、カバープレート14とエンドプレート部分42とから一定の間隔を開けて切断円板を配置する役割を果たす。さらに明確に述べると、この実施形態の一例では、スペーサ44は、カバープレート14とエンドプレート部分42とが切断円板を締め付けないように、エンドプレート区域42からカバープレート14を一定の間隔を開けて配置する役割を果たす。
一例の実施形態では、回転切断円板16は、隣接する固定円板18に対向する平坦な内側面50を有する。他の例示的な実施形態では、この内側面50は平坦ではない。例えば、この内側面50は凹形の湾曲を有する。回転切断円板16は、ピニオン歯車40に対する連結によって駆動され、かつ、このピニオン歯車40は空気圧モータ30によって駆動される。回転切断円板16は、回転切断円板の外側鋸歯状刃先の直ぐ内側において回転切断円板の内側面の周りの円形経路に沿って延びる歯車歯54によって形成されている、例えば輪歯車、傘歯車、又は、正面歯車のような、環状歯車54を有する。空気圧モータの動作がピニオンを駆動して歯車52に対する連結部を介して切断円板16を回転させるように、ピニオン歯車上の歯車歯が歯車52上の歯車歯54に噛み合う。
締結具66によってエンドプレート42の内側表面に固定されている剛性フレームカバー64(図3、図4、図5、図6)。U字形の突起56が、エンドプレート部分42から外方に向く剛性フレームカバー64の面から延びる。固定円板は、さらに、回転切断円板上の歯車歯54にピニオン歯車が接近するようにピニオン歯車40を受け入れる空間を提供するために、その固定円板の基部に凹み部分又は切り込み部分62を有する。U字形突起56も固定円板の切り込み部分62内に受け入れられ、かつ、切り込み部分62によって跨がれている。このU字形突起は、軸線58を中心とした固定円板の回転又は大きな切り欠きを防止するような大きさにされている。固定円板18は、固定円板と回転円板の中央開口部57、59をそれぞれに貫通し且つスペーサ44の開口部61を貫通するグリース継手46とカバーロック締結具48とによって、回転切断円板16に隣接したその固定円板の固定位置に軸方向に保持される。スペーサ44は、さらに、固定円板と回転円板の中央開口部57、59をそれぞれに貫通する。固定切断円板は、締結具66によって、エンドプレート42の内側面に固定されている剛性フレームカバー64に隣接したその固定直立位置で支持されている。固定切断円板は完全に不動であってもよく、又は、一例としての実施形態では、軸線58を中心として例えば最小の回転遊びのような幾分かの最小遊びを有してもよい。
したがって、これら2つの切断円板はハンドルの端部に取り付けられており、回転切断円板は、切断円板16上の輪歯車に対する空気圧モータの連結によって駆動されるように適合化されており、一方、切断円板18は、回転切断円板に隣接したその固定位置に保持されている。この一例の実施形態では、2つの切断円板は互いに一致した直径を有し、その2つの円板の鋸歯状の外側刃先端縁が互いに接近して一定の間隔を開けて配置されており且つ互いに対向するように、互いに対して同心的に取り付けられている。一実施形態では、この2つの切断円板の各々が、刃先の周りに48個の切断歯を伴った形で110mmの直径を有するが、他のサイズの円板が使用可能である。切断円板16が、隣接した固定切断円板の鋸歯状の刃先に隣接した回転するその刃先を有する時に、2つの円板の取付構成が、剪断及び切断作用が動物の死体に対して加えられることを可能にする。固定刃先に隣接した単一の回転刃先が、従来技術の獣皮分離器の偏心駆動式の振動切断刃を原因とした振動の問題が生じるのを防止する。
図5と図7と図8とに最も適切に示されている一実施形態では、獣皮分離器は、ハンドル部分内に配置されており且つ空気入口と空気圧モータとの間に連結されている調速装置70を含む。使用中は、この調速装置が、モータのための所望の回転速度を維持するために空気入口からモータへの加圧空気の流れを自動的に制御する。この調速装置は、使用中に加えられる負荷を平滑化し、突発的な無負荷力を防止することによって、より高度のレベルの振動防止を追加する。様々なタイプの調速装置が使用可能であるが、この調速装置が、モータ速度が所望の回転速度を超える時にモータ速度を低下させるためにモータに対する空気の流れを制限するように、遠心力によって動作する調速装置を含むことが好ましい。この調速装置は、(流れを増大させるために)弁座から離れるように弁を偏倚させるための調速装置ばねと、(流れを制限するために)弁座に向かって調速装置ばねを圧迫する可動質量とを含む。調速装置は、獣皮分離器が獣皮を取り除くために使用されている時に、また、獣皮又は他の物体の上に係合させられることなしに獣皮分離器が自由に動作している時に、同一の一定レベルであってもよい一定レベルに回転円板のrpmを維持するタイプであってもよい。言い換えると、実施形態の一例では、調速装置は、円板が負荷がかかっているか又は無負荷状態である時に、同一の一定レベルに回転円板の一定不変のrpmを維持するだろう。
図9は、1対の円形切断円板116、118に隣接しているハンドル部分に固定されている刃先カバー114を保持する細長いハンドル部分112を含む、電気モータ駆動式の手持ち式獣皮分離器具110を示す斜視図である。図9に示されている切断円板は、前述した切断円板16、18に類似した対面関係(face−to−face relation)の形でハンドル部分の端部に取り付けられている。図9に示されている実施形態では、切断円板116は回転円板であり、円板118は固定円板であり、回転切断円板116は、より詳細に後述する電気モータによって駆動される。図9に示されている実施形態では、電気モータ駆動式の獣皮分離器が、ケーブル迅速分離式取付具(cable quick−disconnect fitting)と、回転円板116を駆動するために使用される電気モータから延びる可撓性の動力ケーブルとを含む。
図l0は、細長いハンドルブッシュ113と、回転切断円板116の面上の輪歯車、傘歯車、又は、正面歯車152に係合させられているピニオン歯車140とを含む、内部駆動構成要素を示すために、ハンドル部分の外側カバー112が取り除かれている、電気モータ駆動式の獣皮分離器を示す。
図11の分解組立図を参照すると、回転円板116を駆動するための動力が、可撓性動力ケーブル122によって獣皮分離器に接続されている遠隔電気駆動モータ(図示されていない)によって提供される。この動力ケーブルは、迅速分離式ケーブルコネクタ120によってハンドル部分の端部に着脱自在に連結されている。この分離式取付具は、締結具82によってハンドル部分の基部のハンドル末端キャップ80に固定されている。電気モータが、ブッシュ113の内側に配置されている細長い可撓性駆動ケーブル84を駆動する。可撓性駆動ケーブル84の被駆動端部がピニオン歯車140に連結されている。コイル状の金属薄板ライナの形状である可撓性ケーブルジャケット86が、可撓性駆動ケーブル84の外側の周りに封着されている。このジャケットが駆動ケーブルのための潤滑剤を保持する。
図12の分解組立図と共に、図11の最上部を参照すると、切断円板116、118が、上述した空気圧モータの実施形態に類似したハンドル部分112の端部に取り付けられている。負荷ばね145が、固定円板に向かって回転円板を押し動かすために回転円板11に隣接して回転軸線に固定されている。
切断円板が、ハンドル112の端部上の剛性エンドプレート区域142とカバープレート114との間に挟まれている。これらの円板は、カバープレート114とエンドプレート部分142との間に取り付けられている刃先スペーサ144を含む切断円板シャフトアセンブリによって共通軸線158上にその円板の中心において支持されている。スペーサ144は、中央開口部161を画定するリング部材である。このスペーサは、一方の端部においてカバーインサートとグリース継手(又は、「グリース継手」)146と、反対側の端部においてカバーロック締結具148との間で、所定位置に保持されている。グリース継手146とカバーロック締結具148とがスペーサ144の開口部161を貫通する。
実施形態の一例では、回転切断円板116は、隣接する固定円板118に対向する平坦な内側面150を有する。他の実施形態の例では、この内側面150は平坦ではない。例えば、この内側面は凹形の湾曲を有してもよい。回転円板116は、駆動ケーブル84によって駆動されるピニオン歯車140によって駆動される。回転円板116は、その回転切断円板の内側面上の円形経路に沿って延びる歯車歯によって形成されている、輪歯車、傘歯車、又は、正面歯車のような、環状歯車152を有する。このピニオン歯車上の歯車歯は、歯車152への連結によって切断円板を回転させるように電気モータ駆動ケーブル84の動作がピニオンを駆動するように、環状歯車152上の歯車歯に係合する。
締結具166によってエンドプレート142の内側面に固定されている剛性フレームカバー164(図11、図12、図13、図14)。U字形の突起156が、エンドプレート部分142から外方に向く剛性フレームカバー164の面から延びる。固定円板は、さらに、回転切断円板上の歯車歯154にピニオン歯車が接近するようにピニオン歯車140を受け入れる空間を提供するために、その固定円板の基部に凹み部分又は切り込み部分162を有する。U字形突起156も固定円板の切り込み部分162内に受け入れられ、切り込み部分162によって跨がれている。このU字形突起は、軸線158を中心とした固定プレートのあらゆる回転又は大きな回転を防止するような大きさにされている。固定円板118は、固定円板と回転円板の中央開口部157、159をそれぞれに貫通し且つスペーサ144の開口部161を貫通するグリース継手146とカバーロック締結具148とによって、回転切断円板116に隣接したその固定円板の固定位置に軸方向に保持されている。スペーサ144は、さらに、固定円板と回転円板の中央開口部157、159をそれぞれに貫通する。固定切断円板は、締結具166によって、エンドプレート142の内側面に固定されている剛性フレームカバー164に隣接してその固定直立状態の形で支持されている。固定切断円板は完全に不動であってもよく、又は、一例としての実施形態では、例えば軸線158を中心とした最小の回転遊びのような幾分かの最小遊びを有してもよい。
空気圧モータ駆動式の実施形態に関して上述した切断円板と同様に、この2つの切断円板116、118は、一実施形態において、一致する直径を有し、この2つの切断円板の鋸歯状の外側刃先が互いに対して近接して互いに間隔を置いて位置しており且つ互いに対向するように、互いに対して偏心的に取り付けられている。さらに、この電気モータ駆動式の実施形態では、好ましくは、この2つの切断円板が、刃先の周りに48個の切断歯を伴った形で110mmの直径を有するが、他のサイズの円板が使用可能である。
図13−17は、電気モータ駆動式の獣皮分離器を別の側面から見た図を示し、特に、可撓性駆動ケーブルと、モータからピニオン歯車140へのそのケーブルの作動的連結とを示す。一実施形態において、この電気モータは、高速度(約5000rpm)の交流単相電気モータであることが可能である。このモータは、獣皮分離器のための所要の刃先速度を生じさせるのに必要である範囲内の速度で十分な動力とトルクとを有する。一方、上述した空気圧モータは約20000rpmで動作することが可能であり、したがって、遊星歯車減速モジュールが、約5000rpmに速度を低下させると同時に、獣皮分離作業に適合する十分なレベルにトルクを増大させるために、使用される。この電気モータ駆動式の器具は、回転駆動ケーブル84とピニオン歯車140との間の直接的な連結によって所望の速度範囲内で動作させられることが可能である。
使用中には、この電気モータは、生産ラインに隣接した地面上に遠隔的に配置されることが可能である。駆動モータからの電動力が駆動ケーブル84をその軸線を中心として回転させる。この駆動ケーブルは管状ジャケット89内の中央に位置させられており、これらは両方ともハンドル部分内の管状通路88に沿って軸方向に延びる。図13、図14、図17に最も適切に示されているように、この通路がハンドル部分の中央軸線に対してオフセットしており且つ平行であることが好ましい。この駆動ケーブルの被駆動端部が、ピニオン歯車140内の協働する正方形の穴の中にその中心に配置されている正方形の駆動シャフト90を含む。この駆動ケーブル84の被駆動端部は、この器具のハンドル部分内の管状通路88内に取り付けられている軸受92によって心出しされている。
図1から図17に示されている実施形態の一例では、ピニオン歯車が環状歯車52、152に係合する区域55、155(図6と図14)が、その器具の十分に内側に在り、及び、骨断片、肉、及び/又は、脂肪に対する露出から遮蔽されている。骨断片、肉、及び/又は、脂肪に対する歯車の露出が、獣皮分離器の動作を妨害する可能性があり、さらには、獣皮分離器の損傷及び/又は故障の原因となる可能性がある。これに加えて、これらの実施形態では、環状歯車52、152が、円板の間に画定されているポケット99、199内に在り、このポケットはグリース継手46、146を介してグリースを受け入れ、したがって適切に潤滑される。
図19の分解組立図と図20の部分断面図と共に、図18の上部を参照すると、別の実施形態の一例において、切断円板216、218がハンドル部分212の端部に取り付けられている。この実施形態の一例は、さらに、様々な例示的な実施形態において、上記の実施形態に関して説明したように、空気圧によって、又は、電気によって駆動されてもよいし、又は、他の駆動機構によって駆動されてもよい。負荷ばね245が、回転円板216に向けて固定円板を押し動かすために、固定円板218に隣接して回転軸線に対して固定されている。
これらの切断円板は、ハンドル部分212の端部上の剛性エンドプレート部分242とカバープレート214との間に挟まれている。しかし、この実施形態では、回転円板はハンドル部分212に最も近く、一方、固定円板218はカバープレート214に最も近い。これらの円板は、ハンドルプレート末端区域212とカバープレート214との間に位置している刃先スペーサ244を含む切断円板シャフトアセンブリによって、共通の軸線258上にその円板の中心において支持されている。スペーサ244は、中央開口部261を画定するリング部材である。このスペーサは、一方の端部におけるカバーインサート及びグリース継手(又は、「グリース継手」)と、反対側に位置した端部におけるカバーロック締結具248との間の所定位置に保持されている。このグリース継手246とカバーロック締結具248はスペーサ244の開口部261の中を貫通する。
実施形態の一例では、回転切断円板216は、隣接する固定円板218に対向する平坦な内側面250を有する。別の実施形態の例では、この内側面250は平坦ではない。例えば、この内側面は凹形の湾曲を有してもよい。回転円板216は、その回転切断円板の外側面253上の円形経路に沿って延びる歯車歯によって形成されている、輪歯車、傘歯車、又は、正面歯車のような、環状歯車252を有する。ピニオン歯車250が歯車252への連結によって切断円板を回転させることが可能であるように、ピニオン歯車上の歯車歯が環状歯車252の歯車歯に係合する。
締結具266によってエンドプレート242の内側面に固定されている剛性フレームカバー264(図18、図19)。固定歯車218は、固定円板上に形成されている対応する開口部273を貫通する、カバープレート214から延びるピン272によって回転を阻止される。一例の実施形態では、このピンは、さらに、カバープレート214内の開口部275の中にも嵌合させられている。このピン272は、固定円板の回転を阻止し且つ固定円板の回転遊びを最小化するために、開口部273、275の中に堅固に嵌合する。他の例示的な実施形態では、このピンは、カバープレート又は固定円板のどちらかに取り付けられているか又はこれらと共に一体的に形成され、且つ、カバープレート及び固定円板の他方上の対応する開口部を貫通してもよい。さらに、固定円板は、固定円板及び回転円板の中央開口部257、259とスペーサ244の開口部261とをそれぞれに貫通するグリース継手246及びカバーロック締結具248によって、回転切断円板216に隣接したその固定円板の固定位置に軸方向に保持される。スペーサ244は、さらに、固定円板及び回転円板の中央開口部257、259をそれぞれに貫通する。固定切断円板は完全に不動であってもよく,又は,実施形態の一例では、軸線258の周りの最小の回転遊びのような幾分かの最小遊びを有してもよい。
実施形態の一例では、回転円板と固定円板の両方が、例えば図21に示されているような、鋸歯状の刃先302、304を有する。実施形態の一例では、この鋸歯状の刃先は、それぞれに三角形の突起又は鋸歯306、307によって画定されている。実施形態の一例では、回転切断円板の鋸歯は互いに反対側に位置する側部又は端縁308、309を有し、固定円板の鋸歯は互いに反対側に位置する端縁310、311を有する。実施形態の一例では、回転円板の回転方向312に進む回転切断円板の鋸歯の端縁308は鋭利であり、刃先302を画定し、固定円板の鋸歯の端縁310は、回転円板の回転方向312とは反対に向く刃先302を画定する。この点に関して、例えば図21に示されているように、回転円板が矢印312に沿って回転するにつれて、固定円板の鋸歯の鋭利な端縁310との組み合わされている回転円板の鋸歯の各々の鋭利な端縁308が、ハサミのように作用する。実施形態の一例では、回転円板の鋸歯の端縁308、309の両方が鋭利である。さらに別の実施形態の一例では、固定円板の鋸歯の両方の側部310、311が鋭利である。別の実施形態の一例では、各々の回転円板鋸歯の先端314と、各々の固定円板鋸歯の先端316とが、丸いか又は非鋭利である。この点において、鋸歯の先端は、獣皮分離される動物の獣皮の中に穴を穿孔することがより困難であるか、又は、場合によっては不可能である。穴が開いている獣皮は価値が低い。
したがって、獣皮分離器は、過去における振動問題とこれに関連した手根管症候群のような作業場における健康問題との原因となってきた、従来技術の逆振動刃(contra−oscillating blades)とこれに関連した偏心駆動式のプッシュロッドとの使用を回避する。本発明の獣皮分離器は、振動問題なしに効果的なハサミ状の切断作用を生じさせ、獣皮分離器は部品数がより少なく、重量がより軽く、且つ、修理及び運転コストがより低い。
本発明をその実施形態を詳細に参照して詳しく説明してきたが、本明細書で説明されている実施形態は、排他的であることは意図されておらず、又は、本発明の範囲を本書で示した特定の形態に限定することは意図されていない。本発明が関与する業界及び技術の専門家は、上述した構造とアセンブリ方法と動作とにおける変更と変化が、後述する特許請求項で説明されている本発明の原理と着想と範囲とから有意に逸脱することなしに、行われることが可能であるということを理解するだろう。例えば、他のタイプのモータ又は駆動機構が、回転切断円板を駆動するために使用されることが可能である。さらに、本明細書で使用される場合に、術語「実質的に(substantially)」及びその類似の術語は、近似の術語として使用されており、度合の術語としては使用されておらず、及び、当業者によって理解される測定値又は計算値における固有の許容差を示すことが意図されている。さらに、本明細書で使用される場合に、構成要素が別の構成要素の「上にある(on)」又は別の構成要素に「連結されている(coupled to)」と述べる時に、その構成要素が直接的にその他の構成要素上に存在しているか又はその他の構成要素に取り付けられていることが可能であり、又は、介在構成要素がこれらの構成要素の間に存在していてもよい。
10 獣皮分離器具
12 ハンドル部分
14 刃先カバープレート
16 回転切断円板
18 固定円板
20 空気圧継手
22 制御レバーアーム
24 排出継手
28 締結具
30 空気圧モータ
32 遊星歯車アセンブリ
40 ピニオン歯車

Claims (20)

  1. 手持ち式の獣皮分離器具において、
    細長いハンドルと、
    前記ハンドル上に並列に連結されている回転切断円板と固定円板と、
    その駆動部材に伝達される動力に応答して軸線を中心として回転するように前記回転円板を駆動するための、前記ハンドルと前記回転円板に連結されている駆動部材とを備え、
    前記固定円板は、前記固定円板の端縁に対して相対的に前記回転円板の刃先が駆動される時に剪断及び切断作用を生じさせるために、その2つの円板の外側端縁が互いに向き合った関係において近接して間隔を置いて配置されているように、前記回転円板に隣接した少なくとも実質的に固定された位置に取り付けられている、獣皮分離器具。
  2. 前記動力は、前記ハンドル内に収容されている空気圧モータによって供給される請求項1に記載の獣皮分離器。
  3. 空気入口と前記空気圧モータとの間に連結されている調速装置を含み、前記調速装置は、前記モータの所望の回転速度を維持するために、前記空気入口から前記モータへの圧力下の空気の流れを自動的に制御する請求項2に記載の獣皮分離器。
  4. 前記動力は、前記駆動部材に連結されている電気モータによって供給される請求項1に記載の獣皮分離器。
  5. 前記動力は、前記ハンドルの外部のモータによって供給され、前記獣皮分離器は、さらに、前記駆動部材を駆動するために前記モータによって駆動されるように、前記モータと前記駆動部材とに連結されている可撓性動力ケーブルを備える請求項1に記載の獣皮分離器。
  6. モータが電気モータである請求項1に記載の獣皮分離器。
  7. 前記駆動部材は、前記回転円板を駆動するための、前記回転円板の面の上の輪歯車又は傘歯車に連結されているピニオン歯車を備える請求項1に記載の獣皮分離器。
  8. 前記ピニオン歯車は前記輪歯車又は前記傘歯車に噛み合う請求項1に記載の獣皮分離器。
  9. 前記駆動部材に連結されている被駆動歯車減速アセンブリを含む請求項1に記載の獣皮分離器。
  10. 前記固定切断円板は前記末端部分と前記回転切断円板との間に挟まれている請求項1に記載の獣皮分離器。
  11. 前記駆動部材の少なくとも一部分は前記固定円板を貫通する請求項1に記載の獣皮分離器。
  12. 前記駆動部材は、前記回転切断円板を駆動するための前記回転円板の面上の環状に連結されているピニオン歯車を備え、前記ピニオン歯車の少なくとも一部分が前記固定円板上の切り欠きを貫通する請求項11に記載の獣皮分離器。
  13. 前記駆動部材は、前記固定円板とは反対側に位置する前記回転円板の面上の環状歯車に連結されているピニオン歯車を備える請求項1に記載の獣皮分離器。
  14. 前記ハンドルから延びる末端部分と、
    前記軸線に沿って前記末端部分から延びるシャフトであって、前記回転切断円板は前記シャフトを中心として回転可能であるシャフトとをさらに備える請求項1に記載の獣皮分離器。
  15. 前記シャフトは前記末端部分から延び、前記固定切断円板と前記回転切断円板とを貫通する請求項14に記載の獣皮分離器。
  16. 刃先カバーをさらに備え、前記固定切断円板と前記回転切断円板とが前記末端部分と前記刃先カバーとの間に挟まれている請求項14に記載の獣皮分離器。
  17. 前記シャフトは、刃先スペーサとグリース継手とカバーロック締結具とを備えるシャフトアセンブリによって画定されている請求項14に記載の獣皮分離器。
  18. 前記固定円板の端縁は前記回転円板の刃先ほどには鋭利ではない請求項1に記載の獣皮分離器。
  19. 前記回転切断円板の前記刃先と前記固定円板の前記端縁は両方とも鋸歯状の刃先である請求項1に記載の獣皮分離器。
  20. 前記鋸歯状の刃先は鋸歯の上に画定されており、各々の鋸歯は、非鋭利な先端と、この先端から延びる少なくとも1つの刃先とを備える請求項11に記載の獣皮分離器。
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