JP2016535220A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 組立て式構造体の2つのパネルを相互に固定するのに適した解放可能クリップにおいて、
   相互から離れるように延在する2つのレッグであって、前記レッグは、一方の端部にて連結され、各レッグは、パネル係合形状部にて終端する対向側の自由端部を有する、2つのレッグ
   を備え、
   前記パネル係合形状部の少なくとも一方が、前記係合形状部がパネル中に設けられた固定開口に係合するようになされるロック位置と、前記係合形状部が前記固定開口から解放されるようになされる解放位置との間で調節可能である調節可能係合形状部であり、
   前記調節可能係合形状部は、関連するレッグに対して変位可能である変位可能セクションを備える、解放可能クリップにおいて、
   前記調節可能係合形状部の前記変位可能セクションは、固定されるべき前記パネルの前記固定開口の内部に嵌るように構成および寸法設定された主要本体と、前記本体から横方向に延在する側方延在部とを備え、前記側方延在部は、使用時に前記パネルに係合するのに適するように構成および寸法設定されることを特徴とする、解放可能クリップ。
2. 前記調節可能係合形状部は、関連するレッグに対して定置された定置セクションを備える、請求項1に記載の解放可能クリップ。
3. 前記定置セクションは、前記係合形状部が前記解放位置にある場合に、前記変位可能セクションから離間され、前記定置セクションおよび前記変位可能セクションは、前記係合形状部がロック位置にある場合に、並置される、請求項2に記載の解放可能クリップ。
4. 前記定置セクションおよび前記変位可能セクションは、前記変位可能セクションが前記ロック位置にある場合に、インターロック係合形状部を形成するように相互に嵌るように相補的に構成される、請求項3に記載の解放可能クリップ。
5. 前記定置セクションは、関連するレッグから突出する、請求項4に記載の解放可能クリップ。
6. 前記変位可能セクションは、ロックアームから延在し、前記ロックアームは、前記レッグに対して変位可能である、請求項1から5のいずれか一項に記載の解放可能クリップ。
7. 前記ロックアームは、前記レッグにヒンジ連結され、
   前記ロックアームは、
   前記アームが前記レッグから離間され、前記係合形状部の前記変位可能セクションが前記係合形状部の前記定置セクションから離間される、開位置と、
   前記アームが前記レッグに重畳し、前記係合形状部の前記変位可能セクションが、前記係合形状部の前記定置セクションと協働して、固定されるべき前記パネルに設けられた前記開口に係合するように構成および寸法設定されたインターロックされた複合係合形状部を形成する、ロック位置と
   の間でヒンジ的に変位可能となる、請求項6に記載の解放可能クリップ。
8. 前記ロックアームは、前記ロック位置に解放可能にロック可能である、請求項7に記載の解放可能クリップ。
9. 前記アームは、弾性フックおよびキャッチ構成により前記ロック位置に解放可能にロック可能である、請求項8に記載の解放可能クリップ。
10. 前記調節可能係合形状部の前記定置セクションは、2つの離間された突出部の形態であり、間隙が、前記2つの離間された突出部の間に形成される、請求項2から9のいずれか一項に記載の解放可能クリップ。
11. 前記側方延在部は、前記調節可能係合形状部が前記ロック位置にある場合に、前記定置係合形状部を画定する前記突出部の外周部を越えて延在する、請求項10に記載の解放可能クリップ。
12. 前記側方延在部は、テーパ状構成である、請求項1から11のいずれか一項に記載の解放可能クリップ。
13. 前記側方延在部は、使用時に前記パネルの前記固定開口の保持凹部に係合するように構成および寸法設定される、請求項1から12のいずれか一項に記載の解放可能クリップ。
14. 前記側方延在部は、断面で見た場合に実質的に三角形であり、前記側方延在部の底部は、前記変位可能セクションの前記本体の底部と同一平面内に位置する、請求項12または13に記載の解放可能クリップ。
15. 組立て式構造体を組み立てる方法であって、
    相互に隣接して配置された少なくとも2つのパネルを用意するステップであって、各パネルが、前記パネルのエッジゾーンに設けられた固定開口と、前記開口から前記パネルのエッジまで延在するスロットとを備える、ステップと、
    相互から離れるように延在する2つのレッグを備えるクリップを用意するステップであって、前記レッグは、一方の端部にて連結され、各レッグが、パネル係合形状部にて終端する自由端部を有し、前記係合形状部の少なくとも一方が、前記係合形状部がパネル中に設けられた固定開口に係合するようになされるロック位置と、前記係合形状部が前記固定開口から解放される解放位置との間で調節可能である調節可能係合形状部である、ステップと、
    前記パネルの中の1つの固定開口内に前記クリップの固定された係合形状部を配置するステップと、
    前記調節可能係合形状部が解放位置にある間に、隣接するパネルの固定開口内に前記クリップの前記調節可能係合形状部を配置するステップと、
    前記パネルに前記クリップを固定するために、前記調節可能係合形状部の変位可能セクションの側方延在部が前記固定開口のテーパ状凹部内に枢動されるように、前記解放位置から前記ロック位置に前記調節可能係合形状部を枢動的に変位させるステップと
    を含む、方法。