JP2016534317A - 耐火性セラミックライニング用煉瓦及び対応する耐火性セラミックライニング - Google Patents

耐火性セラミックライニング用煉瓦及び対応する耐火性セラミックライニング Download PDF

Info

Publication number
JP2016534317A
JP2016534317A JP2016543335A JP2016543335A JP2016534317A JP 2016534317 A JP2016534317 A JP 2016534317A JP 2016543335 A JP2016543335 A JP 2016543335A JP 2016543335 A JP2016543335 A JP 2016543335A JP 2016534317 A JP2016534317 A JP 2016534317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brick
ceramic lining
refractory ceramic
lining
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016543335A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6396477B2 (ja
Inventor
ボヤン・ジヴァノヴィッチ
Original Assignee
リフラクトリー・インテレクチュアル・プロパティー・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・コ・カーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リフラクトリー・インテレクチュアル・プロパティー・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・コ・カーゲー filed Critical リフラクトリー・インテレクチュアル・プロパティー・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・コ・カーゲー
Publication of JP2016534317A publication Critical patent/JP2016534317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6396477B2 publication Critical patent/JP6396477B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23MCASINGS, LININGS, WALLS OR DOORS SPECIALLY ADAPTED FOR COMBUSTION CHAMBERS, e.g. FIREBRIDGES; DEVICES FOR DEFLECTING AIR, FLAMES OR COMBUSTION PRODUCTS IN COMBUSTION CHAMBERS; SAFETY ARRANGEMENTS SPECIALLY ADAPTED FOR COMBUSTION APPARATUS; DETAILS OF COMBUSTION CHAMBERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F23M5/00Casings; Linings; Walls
    • F23M5/02Casings; Linings; Walls characterised by the shape of the bricks or blocks used
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/0003Linings or walls
    • F27D1/0006Linings or walls formed from bricks or layers with a particular composition or specific characteristics
    • F27D1/0009Comprising ceramic fibre elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23MCASINGS, LININGS, WALLS OR DOORS SPECIALLY ADAPTED FOR COMBUSTION CHAMBERS, e.g. FIREBRIDGES; DEVICES FOR DEFLECTING AIR, FLAMES OR COMBUSTION PRODUCTS IN COMBUSTION CHAMBERS; SAFETY ARRANGEMENTS SPECIALLY ADAPTED FOR COMBUSTION APPARATUS; DETAILS OF COMBUSTION CHAMBERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F23M5/00Casings; Linings; Walls
    • F23M5/04Supports for linings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/0003Linings or walls
    • F27D1/0006Linings or walls formed from bricks or layers with a particular composition or specific characteristics
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/0003Linings or walls
    • F27D1/004Linings or walls comprising means for securing bricks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/04Casings; Linings; Walls; Roofs characterised by the form, e.g. shape of the bricks or blocks used
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23MCASINGS, LININGS, WALLS OR DOORS SPECIALLY ADAPTED FOR COMBUSTION CHAMBERS, e.g. FIREBRIDGES; DEVICES FOR DEFLECTING AIR, FLAMES OR COMBUSTION PRODUCTS IN COMBUSTION CHAMBERS; SAFETY ARRANGEMENTS SPECIALLY ADAPTED FOR COMBUSTION APPARATUS; DETAILS OF COMBUSTION CHAMBERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F23M2700/00Constructional details of combustion chambers
    • F23M2700/005Structures of combustion chambers or smoke ducts
    • F23M2700/0053Bricks for combustion chamber walls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Abstract

本発明は、耐火性セラミックライニング用煉瓦及び対応する耐火性セラミックライニングに関する。

Description

本発明は、耐火性セラミックライニング用煉瓦及び対応する耐火性セラミックライニングに関する。
多くの工業設備、特に工業用炉、高温処理容器、燃焼チャンバ、等は、対応する高温耐性を有する材料、ほとんどの場合、MgOのような塩基性セラミック又はAl、ZrO、TiOのような非塩基性材料のいずれかに基づく耐火性セラミック材料で内部にライニングを施されなければならない。
最も一般的なライニング技術は、
‐保護されるべき装置の対応する外側外囲容器(外被)の内面にモノリシックセラミック材料を適用すること
‐前記モノリシックライニングの代わりに若しくはそれとともに煉瓦積(brickwork)を設けること
である。
本発明は、複数の耐火性セラミックライニング用煉瓦からなる耐火性ライニングに関し、同時に前記煉瓦に関する。
上述のようなライニング技術は、ほとんどの場合に成功してきたが、改良に対する連続的な要求がある。
解決すべき1つの改良は、高温用途中の煉瓦内及び/又は煉瓦積内の熱膨張の相殺である。
1つの煉瓦内には、装置の外被に隣接する煉瓦の内側部分(対応する装置のプロセスチャンバに隣接する「高温側」)から外側部分(「低温側」)に向かって程度の差はあれ、大きな温度勾配がある。これら温度勾配は、割れの形成のリスクと、セラミックライニングの過度の損耗のリスクを含む、煉瓦積に亘る制御不可能であり、変化する熱膨張を引き起こす。
特にこのことは、外側外被が冷却される(例えば水冷式の)装置(容器)に使用されるライニング及び煉瓦に当てはまる。
例えば、電気アーク炉(EAF)では、炉の上側部分が、通常はその内面に耐火性ライニングを備える水冷パネルからなる。
同様の冷却パネル又は冷却壁が、燃焼チャンバ、ボイラー、等において使用されている。
本発明の目的は、高温の用途中の熱膨張による過度の損耗のリスクをそれぞれ低減する、煉瓦及び対応するライニングを提供することである。
本発明は、対応する煉瓦積内の煉瓦の「フローティング(浮いている)」配置という着想に基づいている。「フローティング」は、煉瓦それぞれが、それぞれの煉瓦内及び/又は煉瓦積内に機械的応力を生じさせることなく動くための、多くの自由度を有することを意味する。
煉瓦積内の煉瓦それぞれに前記変動(variances)を与えるために、本発明によるライニング用煉瓦は、それに挿入される(ロッドのような)固定手段を収容することができる少なくとも1つの孔によって特徴づけられている。
本発明は、‐その最も一般的な実施形態において‐以下を有する耐火性セラミックライニング用煉瓦に関し、
‐主上面
‐主下面
‐内面
‐外面
‐2つの側面
‐すべての面が互いにはっきりと異なっている
この耐火性セラミックライニング用煉瓦は、
‐主上面から主下面に延びる少なくとも1つの孔であって、この孔に挿入される固定ロッドを収容することができる孔によって特徴づけられる。
言い換えると、従来技術とは対照的に、これら煉瓦は互いに対してモルタルで接合され、従って互いに化学的に固定されているが、これら煉瓦内の対応する孔を貫通する対応するロッドによって対応する煉瓦積内に配置されている。
そのような孔が、保護される外被(「低温端」)に隣接する煉瓦の一部に配置されると、煉瓦の前記孔の周りには熱膨張は無いか、又はあってもほんの少しである。したがって、孔の断面は、対応するロッドの断面とおおよそ同じであるか、又はわずかに大きい。
一般的に言えば、取り付けられている状態で、前記孔と前記ロッドとの間に(環状形状の)間隔を提供するように、対応するロッドの断面より大きな断面を有する孔を有する煉瓦を提供することが有利である(低温用途)。この間隔は、前記煉瓦及び煉瓦積内の機械的応力を回避するため、及び/又は、個々にさらに開示される別の実施形態における煉瓦のティルト(tilting)を相殺するために、前記孔/ロッドの周りの全ての熱膨張を相殺するのに十分に大きくなければならない。
煉瓦(孔)とロッドとを容易に組み立てるために、本発明の一実施形態は、主上面又は主下面それぞれの少なくとも1つに垂直に延びる孔を有する煉瓦を提供する。
このことは特に主上面及び/又は主下面が平面である煉瓦に好適である。他の煉瓦の設計は、平面である側面によって特徴づけられている。
前記孔は、内面(高温端)と外面(定温端)、言い換えると、問題の装置の外皮の直近傍との間でオフセットして配置することができる。
互いに対して列ごとにオフセットして配置された煉瓦を有する煉瓦積では、対応するロッドが、他の頂面のうちの1つに配置された煉瓦の複数の孔を貫通するように、孔は2つの側面間でオフセットして配置されなければならない。
上述に説明したように、高温ガス又は高温の溶融物に接触していることが多い内側煉瓦の表面は、他の「低温端」に比べて前記熱負荷の下でより多く膨張する。対応する研究活動中に、内端における垂直方向の膨張はそれぞれの煉瓦をティルトさせることが分かった。結果として、煉瓦の外面はその配向を変化させる。このことは、以下の問題をもたらす。
外面が、保護されるべき鋳込みの内面とぴったり合う、6つの平面を有する立方体の煉瓦の場合には、煉瓦のティルトは、少なくとも外面の垂直方向下端を、前記接触位置から遠くに離れた位置に移動させる。結果として、上述に述べた前記冷却パネルによる冷却効果は、特徴的に削減される。
これら欠点は、煉瓦の外面と下面とが、90°より小さい、典型的には≦85°、≦80°、≦75°であって、45°より大きい、≧50°、又は≧55°であることが多い中間角度(interjacent angle)を提供する、煉瓦の設計によって補正される。
この傾斜した外面は、煉瓦が(その内面における熱負荷の下で)、外面が今や前記鋳造によって提供された内面とぴったり合う所定の位置に旋回することを可能にする。
言い換えると、組立中には、そのような煉瓦の外面は少なくとも部分的に、対応する壁区画まで所定の距離に配置されるが、煉瓦の外面と外被との間の間隙を相殺するように、熱負荷の下でティルトされる。
以降にさらに説明されるように、間隙を「低温状態」で、煉瓦の外面と、ライニングを施される装置のパネル/壁と、の間に設けることができる。例えば鉛直方向断面図においてV形状を有するこの間隙は、間隙の形状のいずれの変化も補正することができる材料で充填することができる。それは粉状若しくは粒状の充填材料、粘性を有する材料、又はその種の材料とすることができ、それらの全てが間隙の形状の変化に追随することができ、低温及び高温の環境の下で所定の変形能によって特徴づけられている。傾斜した外面を有するこの実施形態を、ティルトの影響を相殺するように孔の断面がロッドの断面より大きな実施形態と組み合わせることができる。
上述したすべての煉瓦の特徴は、ライニング用煉瓦の一般的な形状とは独立して実現することができる。典型的には、本発明による煉瓦の主上面は、正方形状、長方形状、台形状、円の弧状、T字状、ダブルT字状、L字状を備える群の全体的な形状を有する。
多数の上述したタイプの耐火性セラミックライニング用煉瓦からなる耐火性セラミックライニングは、その最も一般的な実施形態において、ロッドそれぞれを鉛直方向に隣接する孔の中に貫通して挿入することができるような、煉瓦積への前記煉瓦の配置の特徴によって特徴づけられている。
前記ロッドは、それらの自由端において、不動に固定することができる。
ロッドは、少なくともそれらの自由端のうちの一方で、軌道(track)又はビームに不動に固定することができる。ロッドと軌道〈レール〉との間の接続もまた、2つの構成要素の相対的な動きが、すべての機械的応力の相殺を可能にすることができるように行われる。例として、円形状の断面を有するロッドを、軌道中の楕円形状の開口部の中に嵌合させることができる。対応する実施形態が、添付の図面に示されている。
煉瓦積を、煉瓦の外面が、冷却パネルに隣接して配置されているという条件で、(上述したように)冷却パネルに隣接させることができる。
前記孔を、取り付けられた状態で「低温端」に近接させて前記孔を提供するような煉瓦の有利な配置が、上述の説明から理解される。
本発明のさらなる特徴は、従属請求項及び他の出願書類から明らかとなろう。
本発明が添付の図面に関して記載され、図面は本発明の一実施形態を図的に示している。
耐火性セラミックライニングの斜視図である。 前記ライニングの一部を通じた垂直断面図である。 耐火性ライニングの底部の断面図である。 3つ異なる図に示した対応するライニング用煉瓦の図である。
図1は、平面的な外側金属ケーシングの一部を示し、このケーシングは2つの金属製の壁間を水のような冷却用流体が流れる(図示されない)2重壁構造を有するので、以下では、冷却パネルと呼称される。
前記冷却パネルPは内壁面PIを画定し、内壁面PIは対応する工業用炉の処理チャンバTCに向かって方向づけられている。前記処理チャンバTC内の(1000℃よりはるかに高い)高温を考慮して、金属冷却パネルPが、多数の耐火性セラミックライニング用煉瓦Bからなる耐火性セラミックライニングLによって熱的に保護されており、前記ライニング用煉瓦Bは煉瓦積BWに配置されている、すなわち、水平方向の列に次々に配置されて、鉛直方向の隣接する列は互いにオフセットされている(図1)。
図4によれば、煉瓦Bそれぞれは主上面U、主下面L、内面I、外面O、並びに2つの側面S1、S2を備える。前記外面Oと、前記下面Lとは90°より小さい、はっきり言うと87°の中間角αを提供するので、前記煉瓦面の外面Oを除く全ては、隣接する面に対して垂直に延びている。
このことから、煉瓦積BWを組み立てる際に外面Oそれぞれの下端OLが、冷却パネルPの内壁面PIに接触するか、又は前記煉瓦Bが垂直方向に整列したパネルPに対して水平方向に整列させられた際に少なくとも前記内壁面PIに上端OUよりも近接して配置されるか、されていることが導き出される。
煉瓦Bのそれぞれは、主上面Uから主下面Lへ延びる1つの孔Hを備える。前記孔Hは、内面Iと外面Oとの間でオフセットして配置され(x2>>x1)、2つの側面S1、S2間でオフセットして配置されている(x4>>x3)。
この孔Hの配置は、図1による前記煉瓦積BWの全体的な配置を可能にし、互いの頂面上に垂直に配置された煉瓦Bの孔Hは互いに対してぴったり合っており、それによって共通のロッドRを対応する孔Hの中に挿入することができる(図1)。
ロッドRの直径と比較して大きな孔Hの直径Dは、ロッドRと孔Hとの間の間隔Cに余裕を持たせ、したがって座標系の3つの方向における個々の煉瓦Bの所定の操作性に余裕を持たせている。
ロッドRは、前記煉瓦積BWの最も上の列URから最も下の列LRまでの全ての煉瓦Bを通じて延びている。ロッドRは下端において前記煉瓦Bのうちの1つの中に固定されているが、それらはそれらの上端において、冷却パネルPの内壁PIから突出するとともにロッドRに冷却パネルPに平行な所定の操作性を付与する、対応するフィン(軌道T)中に固定されている。
図2は、対応する組立の後の煉瓦Bの配置を示している。
煉瓦Bの外面Oそれぞれの傾斜によって、間隙Gが前記外面Oと冷却パネルPの内壁PIとの間にもたらされ、この間隙Gは、図2による断面図においては三角形状のプロファイルを有している。
対応する炉がその運転状態に設定された後、煉瓦Bそれぞれは、その内端(内面Iから発して)と、その外端(外面Oにおける)との間の温度プロファイルで、対応して加熱される。これに続いて、冷却パネルPに面する外端(「低温端」)と比較して、かなり大きな処理チャンバTCに面する内端(「高温端」)における熱膨張が生じ、結果的に煉瓦Bそれぞれは図2に示された矢印Aに従ってティルトしようとする。ロッドRと、孔Hとの間の間隔Cの故に、そのようなティルトを、対応する煉瓦B中に何らの機械的応力なしに達成することができる。傾斜した外面Oは、煉瓦Bそれぞれのティルトに対応してその表面が冷却パネルPの内壁PIに近づき、よって冷却効果が対応して増加する、という利点を提供する。図2には、最も下の煉瓦Bxが、その外面Oがパネルの内壁PIと完全に接している(ぴったり合っている)状態の位置を示している。対応して、その上面Uxは、(内面Iのまわりの)その右端が(外面Oに近接した)その左端より高い状態で滑らかに傾斜して配置されている。
図3には、煉瓦積BWの下の土台が図的に示されている。

Claims (15)

  1. 全てが互いにはっきりと異なる
    1.1 主上面(U)と、
    1.2 主下面(L)と、
    1.3 内面(I)と、
    1.4 外面(O)と、
    1.5 2つの側面(S1、S2)と、
    を有し、
    1.6 前記主上面(U)から前記主下面(L)まで延びる少なくとも1つの孔(H)であって、前記孔(H)の中に挿入される固定ロッド(R)を収容することができる孔(H)を有することによって特徴づけられる、耐火性セラミックライニング用煉瓦(B)。
  2. 前記孔(H)が、前記主上面(U)及び前記主下面(L)のうちの少なくとも一方に対して垂直に延びることを特徴とする請求項1に記載の耐火性セラミックライニング用煉瓦(B)。
  3. 前記孔(H)が、対応する前記ロッドの断面よりも大きな断面を有して、取り付けられた状態において、前記孔(H)と、前記ロッド(R)と、の間に間隔を提供することを特徴とする請求項1に記載の耐火性セラミックライニング用煉瓦(B)。
  4. 前記主上面(U)、前記主下面(L)、及び前記側面(S1、S2)のうちの少なくとも1つが平面であることを特徴とする請求項1に記載の耐火性セラミックライニング用煉瓦(B)。
  5. 前記孔(H)が、前記内面(I)と、前記外面(O)との間でオフセットされて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の耐火性セラミックライニング用煉瓦(B)。
  6. 前記孔(H)が、前記2つの側面(S1、S2)間でオフセットされて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の耐火性セラミックライニング用煉瓦(B)。
  7. 前記外面(O)及び前記下面(L)が、90°より小さな中間角(α)を提供することを特徴とする請求項1に記載の耐火性セラミックライニング用煉瓦(B)。
  8. 前記外面(O)及び前記下面(L)が、85°より小さな中間角(α)を提供することを特徴とする請求項1に記載の耐火性セラミックライニング用煉瓦(B)。
  9. 前記外面(O)及び前記下面(L)が、75°より大きな中間角(α)を提供することを特徴とする請求項1に記載の耐火性セラミックライニング用煉瓦(B)。
  10. 前記主上面(U)は、正方形状、長方形状、台形状、円の弧状、T字状、ダブルT字状、L字状を備える群からなる全体的な形状を有することを特徴とする請求項1に記載の耐火性セラミックライニング用煉瓦(B)。
  11. 多数の請求項1〜10のいずれか一項に記載の耐火性セラミックライニング用煉瓦(B)からなる耐火性セラミックライニング(L)であって、
    前記ライニング用煉瓦(B)が、ロッド(R)それぞれが、垂直方向に隣接する前記ライニング用煉瓦(B)の孔(H)の中に貫通して挿入され得るように、煉瓦積に配置される、耐火性セラミックライニング(L)。
  12. 前記ロッド(R)が、それらの自由端において不動に固定されていることを特徴とする請求項11に記載の耐火性セラミックライニング(L)。
  13. 前記ロッド(R)が、少なくともそれらの自由端のうちの一方において軌道〈T〉に不動に固定されていることを特徴とする請求項11に記載の耐火性セラミックライニング(L)。
  14. 前記ロッド(R)が、互いに対して相対的な動きを有して前記軌道〈T〉に固定されていることを特徴とする請求項13に記載の耐火性セラミックライニング(L)。
  15. 前記煉瓦積は、前記煉瓦(B)の前記外面(O)が、冷却パネル(P)に隣接して配置されていることを条件として、前記冷却パネル(P)に近接して配置されていることを特徴とする請求項11に記載の耐火性セラミックライニング(L)。
JP2016543335A 2013-09-20 2014-06-23 耐火性セラミックライニング用煉瓦及び対応する耐火性セラミックライニング Expired - Fee Related JP6396477B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP13185362.4 2013-09-20
EP13185362.4A EP2851640B1 (en) 2013-09-20 2013-09-20 Refractory ceramic lining brick and corresponding refractory ceramic lining
PCT/EP2014/063157 WO2015039778A1 (en) 2013-09-20 2014-06-23 Refractory ceramic lining brick and corresponding refractory ceramic lining

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016534317A true JP2016534317A (ja) 2016-11-04
JP6396477B2 JP6396477B2 (ja) 2018-09-26

Family

ID=49231319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016543335A Expired - Fee Related JP6396477B2 (ja) 2013-09-20 2014-06-23 耐火性セラミックライニング用煉瓦及び対応する耐火性セラミックライニング

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10281150B2 (ja)
EP (1) EP2851640B1 (ja)
JP (1) JP6396477B2 (ja)
CN (1) CN105393075A (ja)
CA (1) CA2915010C (ja)
CL (1) CL2015003708A1 (ja)
ES (1) ES2578009T3 (ja)
PL (1) PL2851640T3 (ja)
WO (1) WO2015039778A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL3500812T3 (pl) * 2017-06-12 2020-11-16 Refractory Intellectual Property Gmbh & Co. Kg System ścianowy dla pieca, piec zawierający taki system ścianowy oraz sposób zapewniania takiego systemu ścianowego
PL3708683T3 (pl) * 2019-03-11 2021-09-20 Refractory Intellectual Property Gmbh & Co. Kg Piec metalurgiczny

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4519979Y1 (ja) * 1968-03-28 1970-08-12
JPS49110705A (ja) * 1973-02-23 1974-10-22
JPS518305A (ja) * 1974-07-10 1976-01-23 Sachihiro Matsumoto
JPS51133307A (en) * 1975-05-15 1976-11-19 Sumitomo Metal Ind Method of piling bricks for ceramic furnaces
JPS54157902U (ja) * 1978-04-25 1979-11-02
JPS615913U (ja) * 1984-06-15 1986-01-14 昭生 高津 建築用煉瓦
JP2002267371A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Tateyama Sekizai Kogyo Kk 組立式バーベキュー炉とその施工方法並びに組立式ブロック構造体
JP2012052731A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Shinagawa Refractories Co Ltd 窯炉側壁の築炉構造
JP2012102978A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Taki Sangyo Kk 断熱ライニング方法およびこの断熱ライニング方法に使用する断熱層積層ブロックパック

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1927909A (en) * 1926-12-06 1933-09-26 American Arch Co Furnace wall construction
US1970209A (en) * 1932-09-13 1934-08-14 St Joseph Lead Co Furnace structure
US2081417A (en) * 1933-07-17 1937-05-25 American Arch Co Furnace wall construction
US2144598A (en) * 1935-05-14 1939-01-17 Babcock & Wilcox Co Panel wall construction
FR1251356A (fr) * 1959-12-08 1961-01-20 Electro Refractaire éléments de voûte suspendue pour fours industriels et autres applications
FR1265500A (fr) * 1960-06-30 1961-06-30 Silika & Schamotte Fabriken Ma Brique à nervure, ou suspendue, à trou central de fixation pour fours industriels, en particulier pour fours siemens-martin
US3176433A (en) * 1960-12-27 1965-04-06 Davies Archibald Furnace wall construction
AT286336B (de) * 1964-08-25 1970-12-10 Hoesch Ag Mauerwerk für metallurgische Öfen
JPS52693B2 (ja) 1972-12-05 1977-01-10
JPS54157902A (en) 1978-05-31 1979-12-13 Banzai Ltd Wheel suspension system test method and its device
US4453352A (en) * 1982-08-18 1984-06-12 Kaiser Aluminum & Chemical Corporation Refractory brick with expansion allowance
JPS612913A (ja) 1984-06-15 1986-01-08 Tokai Rubber Ind Ltd 導電性ロ−ラおよびその製造方法
US5117604A (en) * 1989-06-26 1992-06-02 M.H. Detrick Co. Refractory brick wall system
US5011402A (en) * 1989-09-20 1991-04-30 Frazier Simplex, Inc. Suspended furnace wall

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4519979Y1 (ja) * 1968-03-28 1970-08-12
JPS49110705A (ja) * 1973-02-23 1974-10-22
JPS518305A (ja) * 1974-07-10 1976-01-23 Sachihiro Matsumoto
JPS51133307A (en) * 1975-05-15 1976-11-19 Sumitomo Metal Ind Method of piling bricks for ceramic furnaces
JPS54157902U (ja) * 1978-04-25 1979-11-02
JPS615913U (ja) * 1984-06-15 1986-01-14 昭生 高津 建築用煉瓦
JP2002267371A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Tateyama Sekizai Kogyo Kk 組立式バーベキュー炉とその施工方法並びに組立式ブロック構造体
JP2012052731A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Shinagawa Refractories Co Ltd 窯炉側壁の築炉構造
JP2012102978A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Taki Sangyo Kk 断熱ライニング方法およびこの断熱ライニング方法に使用する断熱層積層ブロックパック

Also Published As

Publication number Publication date
CL2015003708A1 (es) 2016-08-26
EP2851640B1 (en) 2016-04-27
PL2851640T3 (pl) 2016-10-31
CN105393075A (zh) 2016-03-09
JP6396477B2 (ja) 2018-09-26
US20160178281A1 (en) 2016-06-23
EP2851640A1 (en) 2015-03-25
WO2015039778A1 (en) 2015-03-26
CA2915010A1 (en) 2015-03-26
US10281150B2 (en) 2019-05-07
CA2915010C (en) 2019-05-28
ES2578009T3 (es) 2016-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6396477B2 (ja) 耐火性セラミックライニング用煉瓦及び対応する耐火性セラミックライニング
EP2534269B1 (en) Hot blast stove dome and hot blast stove
EP3058300B1 (en) Burner port block assembly
CA3012536C (en) Wall system with refractory bricks
US20110039222A1 (en) Firing Table for a Furnace
JP2000256716A (ja) 炉体の耐火物保持構造
CN106989594B (zh) 扣接式隧道窑窑体
US5938434A (en) Heat insulating arrangement
RU2638268C2 (ru) Шахтная печь для обжига карбонатных пород
JP5953414B1 (ja) 加熱炉の炉壁構造
NO135158B (ja)
CA3121700C (en) Metallurgical furnace
JP2574621B2 (ja) 長尺成形体の焼成炉
RU2523640C1 (ru) Шахтная газовя печь большой производительности для обжига кускового материала
RU2300065C2 (ru) Защитное обрамление подвижной подины
EA041475B1 (ru) Металлургическая печь
JP2008045815A (ja) 焼成炉炉体構造
JP2013127410A (ja) 耐熱構造体及び防護構造
JPH02302589A (ja) 耐火物施工方法
JPH0143232B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6396477

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees