JP2016531036A - プログラマブル自動入渠システム - Google Patents
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Abstract
船舶用プログラマブル自動入渠システムは、1組の右舷側方トランスデューサ及び1組の左舷側方トランスデューサを備え、外部対象に対する船舶のリアルタイム距離、位置及び速度情報を検出し送信する。プログラマブルプロセッサ制御装置は、リアルタイム距離、位置及び速度情報を受信し、船舶を外部対象に向かう移動経路に自動制御し、事前選択最終距離に到達すれば船舶を事前選択最終距離で保つ1組の推進要素を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、一般的に船舶に好適な自動入渠システム及び船舶衝突回避システムに関し、特に、船舶と外部対象物(すなわち、ドック、別の船舶、海面上構造物、またはブイなど)との間の距離情報セットを検出し送信する複数のトランスデューサを組み込んだプログラマブル自動入渠システムであり、プログラマブル自動入渠システムにおいては、外部対象物に対する事前選択最終位置に船舶を操縦し、その位置を保つことが出来る。
大型船舶の入渠操作は、オペレータの技能及び判断頼みによっては、船舶及びドックに損害を引き起こしかねない高精度な操作である。船舶の最終位置を保つには、何本ものロープ及びフェンダによる補助が必要である。風、水流及び暗さなどの悪天候は、入渠操作に伴うリスクを増加させてしまう。
従前の入渠システムにおいては、熟練オペレータによる船舶の手動入渠を視覚的に補助するためにこれら変数の影響測定を補助する追加支援を必要としてきた。入渠操作には、熟練操縦士、及び入渠を補助する多くの水夫が必要である。さらに、船舶が大型であるほど、入渠操作中のリスクが増大し、より高い熟練度と、より多くの水夫が必要となる。
本明細書において説明するように本発明のシステム及び方法は、単体であっても組合せであっても先行技術機構においては明確に予想されず、明らかにされず、存在しない。よって、本明細書において、本装置の実施形態を説明する。
本発明の主要目的は、プログラマブル自動入渠システムを提供することであり、当該プログラマブル自動入渠システムは、主に、ドックを含むがこれに限定されない外部対象物に対する最終位置に船舶を自動入渠及び自動操縦するプログラマブルプロセッサ制御装置(「PCU」)を備える。さらに、プログラマブル自動入渠システムは、始動すると、オペレータがいなくてもまたは必要とせず単独で動作する。
また、本発明の別の目的は、悪天候においても入渠操作を行うオペレータを必要とせず効率的操作が可能なプログラマブル自動入渠システムを提供することである。
また、本発明の別の目的は、プログラマブル自動入渠システムが始動すると、船舶が外部対象物に向かって横向きに自動で移動でき、船舶が外部対象物からの事前選択位置を維持することにより、船舶及び/または外部対象物への損害のリスクを排除するプログラマブル自動入渠システムを提供することである。
また、本発明の別の目的は、複数のトランスデューサを備え、船舶と外部対象物との間の距離情報セットを検出し送信するプログラマブル自動入渠システムを提供することである。
また、本発明の別の目的は、距離情報セットによりプロセッサ制御装置にフィードバックを提供し、船舶上のメイン駆動システムと連動する複数のスラスタが横移動経路と速度において外部対象物に向かって横向き及び前後方向に制御して船舶を駆動させるプログラマブル自動入渠システムを提供することである。
また、本発明の別の目的は、船舶が外部対象物に対し事前選択位置に到達すると船舶の位置を維持し、風や水流があろうとシステムが作動中は継続して該位置を維持するプログラマブル自動入渠システムを提供することである。
また、本発明の別の目的は、風や水流があろうとスリップ位置に船舶を自動配置するプログラマブル自動入渠システムを提供することである。
また、本発明の別の目的は、プログラマブル自動入渠システムが作動中は継続して、何本ものロープやフェンダの補助がなくても船舶の事前選択位置を保つプログラマブル自動入渠システムを提供することである。
また、本発明の別の目的は、プログラマブルプロセッサ制御装置を備え、船舶が外部対象物に横付けして事前選択最終距離を保つプログラマブル自動入渠システムを提供することである。
また、本発明の別の目的は、プログラマブルプロセッサ制御装置を備え、船舶の長さに関係なく効率的な操作を可能にするプログラマブル自動入渠システムを提供することである。
要するに、プログラマブル自動入渠システムは、動作すると船舶が事前選択最終位置に到達するまで、操作され制御し外部対象物に対し正確に船舶を移動させ配置することにより、オペレータがいなくても全自動で動作し、風や水流があろうとプログラマブル自動入渠システムが動作中は船舶の最終位置を保つ。
ここまで自動入渠システムの特徴の一つを要約し概略を説明したが、以下の詳細説明においてより理解され、この技術の貢献が高く評価されるであろう。以下に説明している本発明の別の特徴は、本明細書に添付する請求項の対象となっている。
この点において、本発明の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明は以下の説明文または図に示す詳細な構成及び要素配置に限定されるものではないことを理解されたい。本発明は、他の実施形態も可能であり、他形態の移動手段への搭載を含め、様々な方法により実施及び実行され得る。また、本願における表現方法や用語は説明のために用いており、限定するものではないと理解されたい。
本発明を特徴づける新規性のある様々な特徴とともに、本発明の別の目的を合わせた本特徴について、本開示の一部に添付され一部を成す請求項において特殊性を指摘する。本発明、本発明の操作の優位性、及び本発明の使用により実現される特定の目的をより深く理解できるよう、本発明の好適な実施形態を示した添付図及び説明事項を参照する。
添付図を参照し本発明の詳細などを説明するが、該図は単に説明に供するためのものあり、本発明を限定するものではない。
プログラマブル自動入渠システムの斜視図であり、該システムは、船舶上に複数の左舷及び右舷トランスデューサ及び横方向位置トランスデューサのペア、並びに、選択された自動機能を実行するよう設計されたプロセッサ制御装置によって多様な自動機能を開始させるプログラマブルコントロールパネルを備える。
衝突回避操作に使用するプログラマブル自動入渠システムの1つの実施形態の斜視図である。
スリップへの入渠操作に使用するプログラマブル自動入渠システムの1つの実施形態の斜視図である。
浮きブイ及び/または係船設備への自動配置に使用するプログラマブル自動入渠システムの1つの実施形態の斜視図である。
外部対象物に対する船舶入渠操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法の1つの実施形態を示すフロー図の一部である。
外部対象物に対する船舶入渠操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法の1つの実施形態を示すフロー図の一部である。
外部対象物に対する船舶入渠操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法の1つの実施形態を示すフロー図の一部である。
外部対象物に対する船舶衝突回避操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法の1つの実施形態を示すフロー図である。
スリップへの進入を受けた船舶の入渠操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法の1つの実施形態を示すフロー図の一部である。
スリップへの進入を受けた船舶の入渠操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法の1つの実施形態を示すフロー図の一部である。
スリップへの進入を受けた船舶の入渠操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法の1つの実施形態を示すフロー図の一部である。
船舶のブイ及び/または係船設備への自動配置操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法の1つの実施形態を示すフロー図である。
外部対象物からの船舶離脱操作及びドック出し操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法における1つの実施形態を示すフロー図の一部である。
外部対象物からの船舶離脱操作及びドック出し操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法における1つの実施形態を示すフロー図の一部である。
外部対象物からの船舶離脱操作及びドック出し操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法における1つの実施形態を示すフロー図の一部である。
船舶の左舷及び右舷の両操作を記述する際、船舶及び外部対象物については、単に説明の目的から言及する。さらに、「左舷」操作か「右舷」操作の違いは、単にコントロールパネル上の「左舷」ボタンか「右舷」ボタンかを選択する違いだけのことである。この選択により、「左舷」または「右舷」トランスデューサ、及び、船舶の横向き移動における「左舷」または「右舷」方向の組合せによる作動が決定される。また、図1乃至図4は、例として船舶の右舷側方の詳細図を示すが、当業者であれば容易に船舶の左舷側方からの操作を理解できるであろう。
図1は、プログラマブル自動入渠システム10の斜視図であり、プログラマブル自動入渠システム10は、船舶60の進行方向位置、横方向位置及び速度についての統合相互接近検知フィードバックを保有し、プログラマブル自動入渠システム10を動作させれば船舶60のための入渠操作及び他の関連機能の自動制御を行う。
1つの実施形態において、プログラマブル自動入渠システム10は、1組の左舷側方トランスデューサ40P及び1組の右舷側方トランスデューサ40Sを備える。好ましくは、1組の左舷側方トランスデューサ40Pはさらに、4台の距離検知トランスデューサ41P、42P、44P及び45P、並びに1台の左舷側方横方向位置トランスデューサ43Pを備える。また、1組の右舷側方トランスデューサ40Sはさらに、4台の距離検知トランスデューサ41S、42S、44S及び45S、並びに1台の右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sを備える。1つの実施形態において、1組の左舷側方位置トランスデューサ40P及び1組の右舷側方トランスデューサ40Sは、船舶60の左舷側方及び右舷側方において、離間した5カ所における距離、速度及び位置情報を提供する。
プログラマブル自動入渠システム10の別の実施形態において、1組の左舷側方トランスデューサ40Pは、船舶60の前左舷側方に距離検知トランスデューサ41P及び42Pのペア、並びに、船舶60の後左舷側方に距離検知トランスデューサ44P及び45Pのペアを備え、左舷側方トランスデューサ41P、42P、44P及び45Pのそれぞれは、船舶60の左舷側方と外部対象物70との間の距離に関する距離及び速度情報セットを検出し送信する。1つの実施形態においては、外部対象物70に、ドック、別の船舶、他の同様の構造物を含むがこれに限定されない。さらに、左舷側方横方向位置トランスデューサ43Pは、左舷側方外部対象物70上の正確な横方向基準点に対する船舶60の左舷側方からの横方向位置を確定する。本実施形態において、検出した正確な横方向基準点は、船舶60の側方に対し90度の角度にある外部対象物70上の任意の基準点であり、プログラマブルプロセッサ制御装置30に船舶60の横方向の移動を送信してもよい(以下の説明を参照のこと)。
プログラマブル自動入渠システム10の別の実施形態において、1組の右舷側方トランスデューサ40Sは、船舶60の前右舷側方に距離検知トランスデューサ41S及び42Sのペア、並びに、船舶60の後右舷側方に距離検知トランスデューサ44S及び45Sのペアを備え、右舷側方トランスデューサ41S、42S、44S及び45Sのそれぞれは、船舶60の右舷側方と外部対象物70との間の距離に関する距離及び速度情報セットを検出し送信する。1つの実施形態においては、外部対象物70に、ドック、他の同様の構造物を含むがこれに限定されない。さらに、右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sは、右舷側方外部対象物70上の正確な横方向基準点に対する船舶60の右舷側方からの横方向位置を確定する。
プログラマブル自動入渠システム10はさらに、バウスラスタ51及びスターンスラスタ52を備えた推進システムを備え、スラスタ51及び52のそれぞれは、外部対象物70の方向に対し横向きに船舶60を駆動する。それにより、船舶60の側方を外部対象物70までの事前選択した最終距離に位置付け、その後維持する。加えて、推進システムはさらに、前進/逆駆動セレクタ62、並びに、バウスラスタ51及びスターンスラスタ52に連動するメイン駆動プロペラ63を備える。
さらに、プログラマブル自動入渠システム10は、プログラマブルプロセッサ制御装置(「PCU」)30及び推進システムを備えている。プログラマブルプロセッサ制御装置30はさらに自動プロセッサを備え、1組の左舷側方トランスデューサ40P及び右舷側方トランスデューサ40Sから提供される距離及び速度情報セットをリアルタイムで通信し受信する。推進システムの各構成要素は、プログラマブルプロセッサ制御装置30が判断した通りに個別にまたは共に動作してもよい。
1つの実施形態において、1組の左舷側方トランスデューサ40Pは、好ましくは、左舷側方の外部対象物70に対する船舶60の左舷側方の距離、位置及び速度情報をプログラマブルプロセッサ制御装置30に対し送信するために使用される。1組の右舷側方トランスデューサ40Sは、好ましくは、右舷側方の外部対象物70に対する船舶60の右舷側方の距離、位置及び速度情報をプログラマブルプロセッサ制御装置30に送信するために使用される。
さらに、プログラマブル自動入渠システム10は、コントロールパネル20を備え、コントロール20においては、特定の入力が選択されると、プログラマブル自動入渠システム10が一連の規定機能を実行できる。1つの実施形態において、コントロールパネル20は、プログラマブル自動入渠システム10を作動させるオンボタン21、及びプログラマブル自動入渠システム10を停止させるオフボタン22を備える。さらに、コントロールパネル20は、左舷ボタン66及び右舷ボタン67を備える。1つの実施形態において、左舷ボタン66がコントロールパネル20上において選択されると、1組の左舷側方トランスデューサ40Pは、外部対象物70に対する船舶60の左舷側方のリアルタイム距離、位置及び速度測定値を含む距離、位置及び速度情報セットをプログラマブルプロセッサ制御装置30に無線送信する。距離及び速度情報セットを受信すると、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、入渠動作中、1組の前左舷側方トランスデューサ41P及び42Pから送信されたリアルタイム距離及び速度情報に応じて、バウスラスタ51を操作する。
別の実施形態において、距離の設定については、コントロールパネル20上のプラスボタン24またはマイナスボタン25を選択することにより、船舶60及び外部対象物70間の事前選択最終距離を入力してもよい。次に、プログラマブル自動入渠システム10が動作状態において使用する事前選択最終距離設定をプログラマブルプロセッサ制御装置30に送信する。上述したように、本システムは、コントロールパネル20上の「オン」ボタン21を選択することにより動作し、コントロールパネル20上の「オフ」ボタン22を選択することにより停止してもよい。
1つの実施形態において、左舷ボタン66がコントロールパネル上において選択されると、1組の左舷側方トランスデューサ40Pは、外部対象物70に対する船舶60の船体左舷側方のリアルタイムでの距離及び速度測定値を含む位置情報セットをプログラマブルプロセッサ制御装置30に無線送信する。位置情報セットを受信すると、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、入渠動作中、1組の左舷側方トランスデューサ41P、42P、44P及び45Pから送信された距離トランスデューサのリアルタイム距離及び速度情報に応じて、バウスラスタ51及びスターンスラスタ52を操作する。
さらに、右舷側方横方向位置トランスデューサ43S及び左舷側方横方向位置トランスデューサ43Pは、各右舷側方及び左舷側方の船体略中央に配置され、外部対象物70上の正確な横方向基準点を検知する。横方向位置トランスデューサ43P及び43Sはそれぞれ、リアルタイム横方向基準点情報を検知、検出でき、プログラマブルプロセッサ制御装置30に無線送信でき、船舶60を横方向に移動させその後船舶60を方向付けする間はリアルタイム横方向基準点情報を記憶し、使用する。また、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、メイン駆動62を操作して記憶された正確な外部対象物70上の横方向基準点に向かう制御横移動経路に船舶60を保つ複数のアクチュエータ53を制御することにより、船舶60の前方または後方の横移動を自動補正する。
別の実施形態において、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、バウスラスタ51及びスターンスラスタ52と電子通信状態にあり自動制御し、船舶60の側方を外部対象物70から事前選択最終距離まで外部対象物70に近づけ、船舶60の側方を外部対象物70から事前選択最終距離に自動により保つ。それにより、システムの作動設定後にはオペレータを必要せず、フィードバックを得て統合相互接近し、船舶位置を自動制御するプログラマブル全自動入渠システム10を提供できる。
図2は、マリーナ及び他の同様の入渠エリアにおける本発明の自動衝突回避機能を示している。本実施形態において、前進/逆駆動セレクタ62が動作状態であれば、コントロールパネル20上において「オン」ボタン21が選択され、その選択はプログラマブルプロセッサ制御装置30に電子通信される。プログラマブル自動入渠システム10を作動させた後、オンボタン21を選択すると、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、船首距離/速度/位置トランスデューサ46を作動させるよう送信する。船首距離/速度/位置トランスデューサ46を作動させると、リアルタイム距離及び速度情報を検出し、プログラマブルプロセッサ制御装置30に、外部対象物70(すなわち、マリーナ、別の船舶、岩などの環境)に対する船舶60の船首69の距離及び速度情報を無線送信する。本実施形態において、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、前進/逆駆動セレクタ62を制御し好ましくは最大5ノットに船舶60の速度を保つ複数のアクチュエータ53と電子通信している。あるいは、船首距離/速度/位置トランスデューサ46が船舶60の前方100フィート以下の直線距離上に外部対象物70を検出すると、距離及び速度情報がプロセッサ制御装置30に送信される。その後、複数のアクチュエータ53と電信通信状態にあるプログラマブルプロセッサ制御装置30は、複数のアクチュエータ53を自動制御し、メイン駆動62を操作して移動1フィート当たり0.06ノットずつ減速し、外部対象物70から好ましくは20フィート離れたデフォルト距離で船舶60を停止させて、衝突を自動回避する。プログラマブル自動入渠システム10は、オペレータが船舶60の手動制御を行うまでは外部対象物70に対しこの最終位置を保つ。
図3は、プログラマブル自動入渠システム10の自動スリップ操作を示している。本実施形態において、船舶60のスリップ位置について以下のように説明してもよい。ドックとは、水に接する平坦な固定構造体であり、動かず水面より上にある。スリップ通路は、水面上にドックから約90度の角度で延び、多様な長さの船舶60の収容に必要な長さを有しドックに取り付けられている。通常は、それぞれが船舶60の両側方に隣接した2本の通路71がドックに取り付けられており、この構造において通常はロープを用いて収容され船舶に安全なコの字型を形成している。
本発明のスリップ操作の特徴は、前進または逆方向、及び左舷側方または右舷側方の両方を操作できる。逆方向スリップにより動作する場合、船尾距離/速度/位置トランスデューサ47を操作する。本実施形態において、コントロールパネル20はさらに、スリップ前進ボタン64及びスリップ逆ボタン65を備え、スリップ前進ボタン64かスリップ逆ボタン65かのどちらかを選択すると、プログラマブルプロセッサ制御装置30は船舶60の速度を約2ノットに維持し、左舷側方または右舷側方での船舶60の側方とスリップ通路71との間をデフォルト間隔である2フィートに維持する。
1つの実施形態において、本発明のスリップ操作を以下のように行う(図3に示すように、以下に示す実施例は前進右舷を選択した場合である)。
船首69がスリップに進入する場合、オペレータはコントロールパネル20上においてスリップ前進ボタン64を選択する。
その後、コントロールパネル20において右舷ボタン67を選択する。
船首69がスリップに進入する場合、オペレータはコントロールパネル20上においてスリップ前進ボタン64を選択する。
その後、コントロールパネル20において右舷ボタン67を選択する。
オペレータがスリップ前進ボタン64を選択し、右舷ボタン67を選択した後は、プログラマブル自動入渠システム10が全ての操作を維持制御し、オペレータは他に操作する必要がない。
1つの実施形態において(例えばコントロールパネル20において右舷ボタン67が選択されたと仮定して)、船首69がスリップに進入すると、1組の右舷側方トランスデューサ、すなわち、船舶60の前右舷側方に配置された距離検知トランスデューサ41S及び42Sのペア、並びに、船舶60の後右舷側方に配置された距離検知トランスデューサ44S及び45Sのペアは、距離及び速度情報セットをプログラマブルプロセッサ制御装置30に送信する。距離及び速度情報セットは、船舶60の右舷側方とスリップ通路71との間の距離に関するものが好ましい。プログラマブルプロセッサ制御装置30は、右舷側方トランスデューサ41S、42S、44S及び45Sが検出し送信する距離及び速度情報に応じ、電子通信により前スラスタ51及び後スラスタ52を操作することにより、船舶60の右舷側方を、船舶60とスリップ通路71の間のデフォルト距離に設定した約2フィートに保つ。
同時に、かつ独立して動作して、1組の右舷側方トランスデューサ41S、42S、44S及び45Sが距離及び速度情報を送信すると、船首距離/速度/位置トランスデューサ46は、船首69とドック70に関する距離及び速度情報をプログラマブルプロセッサ制御装置30に無線送信する。さらに、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、複数のアクチュエータ53と電子通信状態にあり制御し、次いで前進/逆駆動セレクタ62を制御する。このため、船舶60は、ドック70に自動的に前進し、船首距離/速度/位置トランスデューサ46がプログラマブルプロセッサ制御装置30にドック70と船舶60の船首69の距離が最短距離で3フィートであると送信するまでは、最大速度を2ノットに保つ。船首69がドック70から3フィートになれば、プログラマブルプロセッサ制御装置30は前進/逆駆動セレクタ62を制御する複数のアクチュエータ53を操作し、ドック70から3フィートの距離で船舶60を停止させ、プログラマブル自動入渠システム10の動作中は継続してこの最終位置を保つ。
図4は、本発明の浮きブイ/係船操作を示しており、浮きブイ/係船操作には、浮きブイ/係船設備73の位置、速度及び距離を検知する少なくとも1台の船首距離/速度/位置トランスデューサ46を使用する。
1つの実施形態において、浮きブイ/係船操作を以下のように行う。
船舶60の船首69を、ブイ/係船設備73に並ぶよう船舶60の船首69の前方おおよそ200フィート以下の位置にする。おおよそこの位置にすることができれば、コントロールパネル20上においてブイボタン68を選択する。ブイボタン68を選択すると、プログラマブルプロセッサ制御装置30は無線送信して船首距離/速度/位置トランスデューサ46を作動させる。船首距離/速度/位置トランスデューサ46を作動させると、船首距離/速度/位置トランスデューサ46は、距離、位置及び速度情報セットを検出し、プログラマブルプロセッサ制御装置30に送信する。位置情報セットには、ブイ/係船設備73の位置に対する船舶60の船首69の距離及び位置と、船舶60の現在の速度を含む。さらに、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、前進/逆駆動セレクタ62を制御する複数のアクチュエータ53との電子通信状態を維持し、自動操作を行う。プログラマブルプロセッサ制御装置30は、船舶60の最大速度を約2ノットに保ち、船首距離/速度/位置トランスデューサからのリアルタイム情報に応じて電子通信により前スラスタ51を制御し、ブイ/係船設備73に向かう船舶60の船首69の方向を保つ。船舶60の船首69とブイ/係船設備73との間の距離が3フィートであると船首距離/速度/位置トランスデューサ46が送信すれば、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、複数のアクチュエータ53を作動させる。次いで、前進/逆駆動セレクタ62を制御し、船舶60を停止させ、コントロールパネル20上において「オフ」スイッチ22が選択されるまで継続して、ブイ/係船設備73から約3フィートの位置に船首69を保つよう前進/逆駆動セレクタ62及び船首スラスタ51を制御する。
船舶60の船首69を、ブイ/係船設備73に並ぶよう船舶60の船首69の前方おおよそ200フィート以下の位置にする。おおよそこの位置にすることができれば、コントロールパネル20上においてブイボタン68を選択する。ブイボタン68を選択すると、プログラマブルプロセッサ制御装置30は無線送信して船首距離/速度/位置トランスデューサ46を作動させる。船首距離/速度/位置トランスデューサ46を作動させると、船首距離/速度/位置トランスデューサ46は、距離、位置及び速度情報セットを検出し、プログラマブルプロセッサ制御装置30に送信する。位置情報セットには、ブイ/係船設備73の位置に対する船舶60の船首69の距離及び位置と、船舶60の現在の速度を含む。さらに、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、前進/逆駆動セレクタ62を制御する複数のアクチュエータ53との電子通信状態を維持し、自動操作を行う。プログラマブルプロセッサ制御装置30は、船舶60の最大速度を約2ノットに保ち、船首距離/速度/位置トランスデューサからのリアルタイム情報に応じて電子通信により前スラスタ51を制御し、ブイ/係船設備73に向かう船舶60の船首69の方向を保つ。船舶60の船首69とブイ/係船設備73との間の距離が3フィートであると船首距離/速度/位置トランスデューサ46が送信すれば、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、複数のアクチュエータ53を作動させる。次いで、前進/逆駆動セレクタ62を制御し、船舶60を停止させ、コントロールパネル20上において「オフ」スイッチ22が選択されるまで継続して、ブイ/係船設備73から約3フィートの位置に船首69を保つよう前進/逆駆動セレクタ62及び船首スラスタ51を制御する。
図5A乃至5Cは、入渠操作におけるプログラマブル自動入渠システム10の操作方法の1つの実施形態を示す。本実施例は、船舶が右舷側方外部対象物70に入渠するものであり、図1の説明のためのものである。
まず、ステップ100Aにおいて、オペレータは、船舶60を外部対象物70まで約60フィート以下まで近づけて停止させるが、この時、船舶60の向きを外部対象物70に平行にすることが好ましい。船舶60を停止させると、ステップ102Aにおいて、オペレータはコントロールパネル20上のオンボタン21を選択する。オンボタン21の選択を受けて、ステップ104Aにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30を作動させる。プログラマブルプロセッサ制御装置30の作動後、ステップ106Aにおいて、船舶60の右舷側方と外部対象物70との間の所望する最終距離を事前に選択し、事前選択位置に達するとプログラマブル自動入渠システム10が船舶の動きを止めるようにする。1つの実施形態において、プラスボタン24を押して所望する最終距離を伸ばし、マイナスボタン25を押して所望する最終距離を縮めて、事前選択最終距離をコントロールパネル20に入力してもよい。この事前選択最終距離は、ディスプレイ23に表示される。最終距離が選択されると、ステップ108Aにおいて、コントロール20上において左舷ボタン66または右舷ボタン67を選択する(本実施例においては、右舷ボタン67が選択される)。ステップ110Aにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、自動送信して、船舶60の前右舷側方に配置された距離検知トランスデューサ41S及び42Sのペア、船舶60の後右舷側方に配置された距離検知トランスデューサ44S及び45Sのペア、並びに右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sを備えた1組の右舷側方トランスデューサ40Sを作動させる。1組の右舷側方トランスデューサ40Sを作動させた後、ステップ112Bにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、船舶60の前右舷側方に位置する距離検知トランスデューサ41S及び42Sのペアから送信されたリアルタイム距離及び速度情報セットに応じて、電子通信によりバウスラスタ51を作動させ、右舷方向に船舶60を移動させる。同時に、ステップ114Bにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、船舶60の後右舷側方に位置する距離検知トランスデューサ44S及び45Sのペアから送信されたリアルタイム距離及び速度情報セットに応じて、電子通信によりスターンスラスタ52を作動させ、右舷方向に船舶60を移動させる。ステップ116Bにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、バウスラスタ51及びスターンスラスタ52を自動制御し、外部対象物70に向かって好ましくは2秒当たり1フィートの速度により右舷方向に船舶60を移動させる。船舶60が外部対象物70に対し事前選択最終距離から約10フィート以内に達すると、ステップ118Bにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30はバウスラスタ51及びスターンスラスタ52と通信し、船舶60を減速させる。例えば、外部対象物70からの事前選択最終距離が5フィートであれば、船舶60は、外部対象物70から15フィートの位置で移動1フィート当たり0.03ノットずつの減速を開始する。次に、ステップ120Bにおいて、事前選択最終位置に到達すれば、プログラマブルプロセッサ制御装置30はバウスラスタ51及びスターンスラスタ52を操作し、船舶60を停止させる。船舶60が外部対象物70までの事前選択最終距離に到達すれば、ステップ122Bにおいて、プログラマブル自動入渠システム10の動作中は継続して、事前選択最終位置を保つ。
右舷側方トランスデューサ41S、42S、44S及び45Sはプログラマブル自動入渠システム10の動作中において、プログラマブルプロセッサ制御装置30にリアルタイム距離及び速度情報を送信し、右舷方向に船舶60を移動させる間、同時に右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sは動作し、右舷側方トランスデューサ41S、42S、44S及び45Sとは無関係に船舶60のリアルタイム横方向位置を検出し送信する。
それにより、ステップ112Cにおいて、右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sは、外部対象物70上の横方向基準点を検出し、プログラマブルプロセッサ制御装置30に横方向基準点を無線送信する。ステップ114Cにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、後の船舶60の横移動の基準にするため横方向基準点を記憶する。ステップ116Cにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sから送信されるリアルタイム横方向位置情報に応じて複数のアクチュエータ53を制御することにより、船舶60のいかなる横移動も自動補正する。ステップ118Cにおいて、複数のアクチュエータ53は、プログラマブルプロセッサ制御装置30が記憶した正確な横方向基準点に向かう制御横移動経路に船舶60を保つために、前進/逆駆動セレクタ62を操作する。ステップ120Cにおいて、ステップ118Cにおいて説明したように船舶60が事前選択最終位置に到達すると、右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sは、記憶した正確な横方向基準点に対する船舶60のリアルタイム横方向位置情報をプログラマブルプロセッサ制御装置30に継続して送信する。ステップ122Cにおいて、右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sは、プログラマブル自動入渠システム10の作動中は、船舶60の横方向位置を保つ。
図6は、船舶における外部対象物との衝突回避操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法の1つの実施形態を示す。まず、ステップ200において、船舶60のオペレータが前進/逆駆動セレクタ62を作動させる。ステップ202において、船舶60のオペレータがコントロールパネル20上のオンボタン21を選択する。オンボタン21の選択後、ステップ204において、プログラマブル自動入渠システム10のプログラマブルプロセッサ制御装置30を作動させる。ステップ206において、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、船首距離/速度/位置トランスデューサ46を作動させるよう送信する。ステップ208において、船首距離/速度/位置トランスデューサ46を作動させると、船首距離/速度/位置トランスデューサ46は、船舶60の船首69と外部対象物70との間のリアルタイム距離及び速度情報を検出し送信する。当初の距離情報の送信後、ステップ210において、プログラマブルプロセッサ制御装置30と電子通信状態にある複数のアクチュエータ53を介して前進/逆駆動セレクタ62を制御する。ステップ212において、プログラマブルプロセッサ制御装置30は駆動セレクタ62を制御し、好ましくは船舶60を5ノットのデフォルト速度で保つ。ステップ214において、船首距離/速度/位置トランスデューサ46は、リアルタイム距離情報を継続して送信し、船舶60の船首69から100フィート以下で外部対象物70を検出すると、プログラマブルプロセッサ制御装置30は複数のアクチュエータ53と電子通信する。ステップ216において、複数のアクチュエータ53は、前進/逆駆動セレクタ62を制御して移動1フィート当たり0.06ノットずつ減速させ、外部対象物70から20フィートの位置で船舶60を停止させる。最終的に、ステップ218において、船舶60の船首69と外部対象物70の間の距離が20フィートになれば、船舶60をその位置に継続して保つ。船首距離/速度/位置トランスデューサ46が、ステップ218において船舶の船首69の100フィート以内に外部対象物70を検出しなければ、システムは、ステップ212に戻り、船首距離/速度/位置トランスデューサ46からのリアルタイム距離情報をプログラマブルプロセッサ制御装置30に継続して送信する。
図7A乃至7Cは、船舶の船首がスリップに進入した船舶の入渠操作におけるプログラマブル自動入渠システムの操作方法の1つの実施形態を示すフロー図を示す。本フロー図は、図3に示した前進右舷の選択を説明する。
まず、ステップ300Aにおいて、システムのオペレータは、コントロールパネル20上においてスリップ前進ボタン64を選択する。ステップ302Aにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30を作動させ、スリップ前進モードを動作させる。ステップ304Aにおいて、オペレータは、コントロールパネル20上において左舷ボタン66または右舷ボタン67を選択する(例示的に、以下のように右舷ボタン67を選択する)。ステップ306Aにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、同時に作動する右舷トランスデューサ41S、42S、44S,45S,及び船首距離/速度/位置トランスデューサ46に自動送信する。ステップ308Bにおいて、船首距離/速度/位置トランスデューサ46は、船首69とドック70との間のリアルタイム距離及び速度情報をプログラマブルプロセッサ制御装置30に送信する。ステップ310Bにおいて、船首距離/速度/位置トランスデューサ46から受信したリアルタイム距離及び速度情報に応じて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、前進/逆駆動セレクタ62を制御するアクチュエータ53と通信する。ステップ312Bにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、プログラマブルプロセッサ制御装置30でのデフォルト設定速度である2ノットに船舶60を保つ前進/逆駆動セレクタ62を制御するアクチュエータと通信する。ステップ314Bにおいて、船首距離/速度/位置トランスデューサ46が、船首69とドック70の間の距離が3フィートであると送信すると、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、アクチュエータ53及び前進/逆駆動セレクタ62を制御し、ドック70からデフォルト設定距離の3フィートで船舶60を停止させる。ステップ308Cにおいて、右舷距離トランスデューサ41S、42S、44S及び45Sは、船舶60とスリップ通路71との間のリアルタイム距離情報をプログラマブルプロセッサ制御装置30に送信する。ステップ310Cにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、前側トランスデューサ41S及び42Sからの距離情報に応じてバウスラスタ51を操作し、同時にステップ312Cにおいて、後ろ側トランスデューサ44S及び45Sからの距離情報に応じてスターンスラスタ52を操作し、ステップ314Cにおいて、船舶60とスリップ通路71の間をデフォルト距離である2フィートに保つ。ステップ316Cにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、バウスラスタ51、スターンスラスタ52、アクチュエータ53、及び前進/逆駆動セレクタ62を継続して制御し、風または水流があろうとも継続して船舶60の位置を保つ。
図8は、船舶用ブイ及び/または係船設備への自動配置におけるプログラマブル自動入渠システム10の操作方法を示す。まず、ステップ400において、プログラマブル自動入渠システム10のオペレータは、船舶60の船首69を、浮きブイ/係船設備73に並ぶよう船首69の前方おおよそ200フィート以下の距離に配置する。船舶60をおおよそこの位置にすることができれば、続くステップ402において、オペレータは、コントロールパネル20上においてブイボタン68を選択し、その後プログラマブルプロセッサ制御装置30をブイモードにより作動させる。ステップ404において、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、次に作動させる船首距離/速度/位置トランスデューサ46に無線送信する。作動後のステップ406において、船首距離/速度/位置トランスデューサ46は、浮きブイ/係船設備73に対する船舶の船首69のリアルタイム距離、位置及び速度情報を検出し、プログラマブルプロセッサ制御装置30に送信する。ステップ408において、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、複数のアクチュエータ53と電子通信し、ステップ410において、前進/逆駆動セレクタ62を操作し、デフォルト速度である約2ノットに船舶60の前進速度を保つ。ステップ412において、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、船首距離/速度/位置トランスデューサ46が検出し送信するリアルタイム距離及び位置情報に応じてバウスラスタ51と通信しバウスラスタ51を操作し、浮きブイ/係船設備73に向かう移動経路に船舶を保つ。ステップ414において、船舶60の船首69と浮きブイ/係船設備73との間の距離が3フィートであれば、プログラマブルプロセッサ制御装置30が複数のアクチュエータ53と通信し複数のアクチュエータ53を操作して船舶60を停止させる。ステップ416において、複数のアクチュエータ53は、前進/逆駆動セレクタ62を制御し、継続して船舶の位置を保つ。ステップ418において、プログラマブル自動入渠システム10が作動している限り、複数のアクチュエータ53は前進/逆駆動セレクタ62を制御し、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、船首距離/速度/位置トランスデューサ46に応答してバウスラスタ51を制御し、船舶60の最終位置を保つ。
図9A乃至9Cは、船舶60が自動制御され外部対象物70から離れる際の操作方法を示す(本実施例においては、船舶60は右舷側方外部対象物70から離れる)。
まず、ステップ500Aにおいて、オペレータは、コントロールパネル20上に配置されたオンボタン21を選択し、次にステップ502Aにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置を作動させる。次に、ステップ504Aにおいて、オペレータは、コントロールパネル20上においてプラスボタン24またはマイナスボタン25を選択することにより、外部対象物70から船舶60を離す距離を入力する。この事前選択最終距離は、コントロールパネル20上のディスプレイ23に表示され、事前選択最終距離が60フィートまでであってもよい。ステップ506Aにおいて、オペレータは、船舶60を右舷側方外部対象物70から離す右舷ボタン67をコントロールパネル20上において選択する(左舷側方外部対象物70のから離す他の実施形態においては、左舷ボタン66が選択される)。ステップ508Aにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sを備える1組の右舷トランスデューサ40Sを作動させる。
1組の右舷側方トランスデューサ40Sを作動させた後、ステップ510Bにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、船舶60の前右舷側方に配置された前側方距離検知トランスデューサ41S及び42Sのペアから送信されたリアルタイム距離及び速度情報セットに応じて、電子通信によりバウスラスタ51を作動させ、外部対象物から事前選択最終距離離れた位置に向け船舶60を移動させる。同時にステップ512Bにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、船舶60の後右舷側方に配置された距離検知トランスデューサ44S及び45Sのペアから送信されたリアルタイム距離及び速度情報ペアに応じて、電子通信によりスターンスラスタ52を作動させ、外部対象物70から事前選択最終距離離れた位置まで船舶60を移動させる。1組の右舷側方トランスデューサ41S、42S、44S及び45Sは、船舶60の右舷側方と外部対象物70との間の距離及び速度情報セットを検出し記録する。ステップ514Bにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、バウスラスタ51及びスターンスラスタ52を制御し、好ましくはデフォルト速度である2秒当たり1フィートの速度で外部対象物から船舶60を事前選択最終距離離れた位置まで移動させる。ステップ516Bにおいて、船舶60が外部対象物70に対し事前選択最終距離から約10フィート以内にあれば、プログラマブルプロセッサ制御装置30はバウスラスタ51及びスターンスラスタ52と通信し、移動1フィート当たり0.03ノットずつ船舶60を減速させる。例えば、外部対象物70からの事前選択最終距離が50フィートであれば、船舶60は外部対象物70から40フィートの位置において減速する。次に、ステップ518Bにおいて、事前選択最終位置に到達すれば、プログラマブルプロセッサ制御装置30はバウスラスタ51及びスターンスラスタ52を操作し、船舶60を停止させる。船舶60が外部対象物70までの事前選択最終距離に達すれば、ステップ520Bにおいて、プログラマブル自動入渠システム10の動作中は、外部対象物70に対する事前選択位置を保つ。
1組の右舷側方トランスデューサ41S、42S、43S及び45Sが動作中でありリアルタイム距離及び速度情報をプログラマブルプロセッサ制御装置30に送信し、外部対象物から事前選択最終距離まで船舶60を移動させる間、同時に右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sは作動しており、1組の右舷側方トランスデューサ41S、42S、44S及び45Sとは無関係に船舶60のリアルタイム横方向位置を検出し送信する。そのため、ステップ510Cにおいては、右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sを作動させると、右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sは外部対象物70上の正確な横方向基準点を検出し、ステップ512Cにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、後の船舶60の横移動の基準にするため横方向基準点を記憶する。ステップ514Cにおいて、プログラマブルプロセッサ制御装置30は、右舷側方横方向位置トランスデューサ43Sから送信されるリアルタイム横方向位置情報に応じて、複数のアクチュエータ53を制御することにより、船舶60のいかなる横移動をも自動補正する。ステップ516Cにおいて、複数のアクチュエータ53は、プログラマブルプロセッサ制御装置30が記憶した正確な横方向基準点に対する制御横移動経路に船舶60を保つために、前進/逆駆動セレクタ62を操作する。
外部対象物70から事前選択最終距離まで離れた位置に船舶60が到達すれば、ステップ518Cにおいて、プログラマブル自動入渠システム10の動作中は、事前選択位置を保つ。
これまでの説明は本発明の単なる例であって、本発明を限定するものではなく、請求する本発明の精神から逸脱することなく多様な変形が可能であると理解される。
Claims (14)
- 船舶用プログラマブル自動入渠システムであって、
1組の左舷側方トランスデューサ、
1組の右舷側方トランスデューサ、
スターンスラスタ、
バウスラスタ、
前進/逆駆動セレクタ、
複数のアクチュエータ、
プログラマブルプロセッサ制御装置、
コントロールパネル、
船舶の船首に配置された船首距離/速度/位置トランスデューサ、及び
前記船舶の船尾に配置された船尾距離/速度/位置トランスデューサを備え、
前記1組の左舷側方トランスデューサはさらに、
前記船舶の前左舷側方に配置された距離検知トランスデューサのペア、
前記船舶の後左舷側方に配置された距離検知トランスデューサのペア、及び
左舷側方横方向位置トランスデューサを備え、
前記1組の右舷側方トランスデューサはさらに、
前記船舶の前右舷側方に配置された距離検知トランスデューサのペア、
前記船舶の後右舷側方に配置された距離検知トランスデューサのペア、及び
右舷側方横方向位置トランスデューサを備え、
前記前進/逆駆動セレクタは前記スターンスラスタ及び前記バウスラスタと連動し、
前記複数のアクチュエータは前記前進/逆駆動セレクタを制御し、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置はさらに自動プロセッサを備え、前記バウスラスタ及び前記スターンスラスタにリアルタイムで通信して、前記1組の左舷側方トランスデューサ及び前記1組の右舷側方トランスデューサが送信した距離及び速度情報セットを送信し、
前記コントロールパネルはさらに、
前記船舶用プログラマブル自動入渠システムを作動させるオンボタン、
前記船舶用プログラマブル自動入渠システムを停止させるオフボタン、
左舷ボタン、
右舷ボタン、
プラスボタン、
マイナスボタン、
スリップ前進ボタン、
スリップ逆ボタン、及び
ブイボタンを備え、
前記左舷ボタンは、前記1組の左舷側方トランスデューサを作動させ、前記船舶の距離、位置及び速度情報セットを前記プログラマブルプロセッサ制御装置に送信し、
前記右舷ボタンは、前記1組の右舷側方トランスデューサを作動させ、前記船舶の距離、位置及び速度情報セットを前記プログラマブルプロセッサ制御装置に送信し、
前記プラスボタン及び前記マイナスボタンにより、前記船舶と外部対象物との間の事前選択最終距離を入力可能にすることを特徴とする船舶用プログラマブル自動入渠システム。 - 前記1組の左舷側方トランスデューサ及び前記1組の右舷側方トランスデューサは、
前記船舶の左舷側方及び右舷側方において離間した5カ所での距離、速度及び位置情報を提供することを特徴とする請求項1に記載の船舶用プログラマブル自動入渠システム。 - 各左舷側方トランスデューサは、前記船舶の左舷側方と外部対象物との間の距離及び速度情報セットを検出し送信することを特徴とする請求項1に記載の船舶用プログラマブル自動入渠システム。
- 各右舷側方トランスデューサは、前記船舶の右舷側方と外部対象物との間の距離及び速度情報セットを検出し送信することを特徴とする請求項1に記載の船舶用プログラマブル自動入渠システム。
- 前記外部対象物は、ドック、別の船舶及び他の同様の構造物を含む群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の船舶用プログラマブル自動入渠システム。
- 前記左舷側方横方向位置トランスデューサは、左舷側方外部対象物上の正確な横方向基準点に対する前記船舶の左舷側方からの横方向位置を確定することを特徴とする請求項1に記載の船舶用プログラマブル自動入渠システム。
- 前記正確な横方向基準点は、前記船舶の側方に対し90度の角度にある前記左舷側方外部対象物上の任意の基準点であることを特徴とする請求項6に記載の船舶用プログラマブル自動入渠システム。
- 前記左舷側方横方向位置トランスデューサは、前記プログラマブルプロセッサ制御装置に前記船舶の横移動を送信することを特徴とする請求項7に記載の船舶用プログラマブル自動入渠システム。
- 前記船舶を外部対象物に60フィート以下の距離まで近づけて停止するステップと、
コントロールパネルにおいてオンボタンを選択するステップと、
前記オンボタンの選択を受けてプログラマブルプロセッサ制御装置を作動させるステップと、
前記船舶と前記外部対象物との間の事前選択最終距離を選択するステップと、
前記コントロールパネルにおいて右舷ボタンを選択するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により、前記1組の右舷側方トランスデューサを作動させるよう自動送信するステップと、
前記1組の右舷側方トランスデューサにより、前記船舶の右舷側方と前記外部対象物に関する距離及び速度情報セットを検出するステップと、
前記距離及び速度情報セットを前記プログラマブルプロセッサ制御装置に送信するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により、前に送信された前記距離及び速度情報セットに応じて電子通信によりバウスラスタ及びスターンスラスタを同時に作動させるステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により、前記バウスラスタ及び前記スターンスラスタを自動制御するステップと、
右舷の前記外部対象物に向かう方向に2秒当たり1フィートの速度により前記船舶を移動させるステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により前記バウスラスタ及び前記スターンスラスタと通信し、前記外部対象物に至る前記事前選択最終距離から10フィート内に前記船舶が達すると前記船舶の前記速度を減速させるステップと、
右舷側方横方向位置トランスデューサにより、前記1組の右舷側方トランスデューサと同時ではあるが無関係に動作し距離及び速度情報を前記プログラマブルプロセッサ制御装置に送信して、前記外部対象物上の正確な横方向基準点を検出するステップと、
前記正確な横方向基準点を前記プログラマブルプロセッサ制御装置に無線送信するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により前記正確な横方向基準点を記憶するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により、前記右舷側方横方向位置トランスデューサから送信された横方向位置情報に応じて複数のアクチュエータを制御し、前記船舶の横移動を自動補正するステップと、
前記複数のアクチュエータにより前進/逆駆動セレクタを操作するステップと、
前記正確な横方向基準点に向かう制御横移動経路に前記船舶を保つステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により前記バウスラスタ及び前記スターンスラスタを操作し、前記事前選択最終距離に到達すれば前記船舶を停止させるステップと、
前記右舷側方横方向位置トランスデューサにより前記船舶の横方向位置情報を送信し、前記船舶が前記事前選択最終距離に到達した後は前記船舶の横方向位置を保つステップと、
前記船舶用プログラマブル自動入渠システムの作動中は継続して前記外部対象物から前記事前選択最終距離を保つステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル自動入渠システムを使った右舷側方外部対象物への船舶自動入渠方法。 - 前記船舶を外部対象物に60フィート以下の距離まで近づけて停止させるステップと、
コントロールパネルにおいてオンボタンを選択するステップと、
前記オンボタンの選択を受けてプログラマブルプロセッサ制御装置を作動させるステップと、
前記船舶と前記外部対象物との間の事前選択最終距離を選択するステップと、
前記コントロールパネルにおいて左舷ボタンを選択するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により、前記1組の左舷側方トランスデューサを作動させるよう自動送信するステップと、
前記1組の左舷側方トランスデューサにより、前記船舶の左舷側方と前記外部対象物に関する距離及び速度情報セットを検出するステップと、
前記距離及び速度情報セットを前記プログラマブルプロセッサ制御装置に送信するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により、前に送信された前記距離及び速度情報セットに応じて電子通信によりバウスラスタ及びスターンスラスタを同時に作動させるステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により、前記バウスラスタ及び前記スターンスラスタを自動制御するステップと、
左舷の前記外部対象物に向かう方向に2秒当たり1フィートの速度により前記船舶を移動させるステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により前記バウスラスタ及び前記スターンスラスタと通信し、前記外部対象物に至る前記事前選択最終距離から10フィート内に前記船舶が達すると前記船舶の前記速度を減速させるステップと、
左舷側方横方向位置トランスデューサにより、前記1組の左舷側方トランスデューサと同時ではあるが無関係に動作し距離及び速度情報を前記プログラマブルプロセッサ制御装置に送信して、前記外部対象物上の正確な横方向基準点を検出するステップと、
前記正確な横方向基準点を前記プログラマブルプロセッサ制御装置に無線送信するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により前記正確な横方向基準点を記憶するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により、前記左舷側方横方向位置トランスデューサから送信された横方向位置情報に応じて複数のアクチュエータを制御し、前記船舶の横移動を自動補正するステップと、
前記複数のアクチュエータにより前進/逆駆動セレクタを操作するステップと、
前記正確な横方向基準点に向かう制御横移動経路に前記船舶を保つステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により前記バウスラスタ及び前記スターンスラスタを操作し、前記事前選択最終距離に到達すれば前記船舶を停止させるステップと、
前記左舷側方横方向位置トランスデューサにより前記船舶の横方向位置情報を送信し、前記船舶が前記事前選択最終距離に到達した後は前記船舶の横方向位置を保つステップと、
前記プログラマブル自動入渠システムの作動中は継続して前記外部対象物から前記事前選択最終距離を保つステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル自動入渠システムを使った左舷側方外部対象物への自動船舶入渠方法。 - 前進/逆駆動セレクタを操作するステップと、
コントロールパネルにおいてオンボタンを選択するステップと、
前記オンボタンの選択を受けてプログラマブルプロセッサ制御装置を作動させるステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により、船首距離/速度/位置トランスデューサを作動させるよう送信するステップと、
作動した前記船首距離/速度/位置トランスデューサにより、前記船舶の船首と前記外部対象物との間のリアルタイム距離及び速度情報を検出するステップと、
前記船首距離/速度/位置トランスデューサからの前記リアルタイム距離及び速度情報を送信するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置と電子通信状態にある複数のアクチュエータにより前記前進/逆駆動セレクタを制御するステップと、
前記船舶の速度を5ノットに保つステップと、
前記船首距離/速度/位置トランスデューサにより、前記船舶から100フィート未満離れた位置にある前記外部対象物を検出するステップと、
前記船舶から100フィート未満離れた位置にある前記外部対象物の検出を受け、1フィート当たり(6/100)ノットずつ前記船舶の前記速度を減速させるステップと、
前記船舶と前記外部対象物との距離が20フィートであることを検出するステップと、
前記船舶を前記外部対象物から20フィートの位置で停止させるステップと、
前記プログラマブル自動入渠システムの動作中は、前記外部対象物から20フィートの位置で前記船舶を保つステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル自動入渠システムを使った船舶と外部対象物との衝突回避方法。 - コントロールパネルにおいてスリップ前進ボタンを選択するステップと、
プログラマブルプロセッサ制御装置を作動させスリップ前進モードにより動作させ、コントロールパネルにおいて右舷ボタンを選択するステップと、
1組の右舷側方トランスデューサ及び船首距離/速度/位置トランスデューサを作動させるよう自動送信するステップと、
前記船首距離/速度/位置トランスデューサから送信された前記船舶の前記船首とドックの間のリアルタイム距離及び速度情報を前記プログラマブルプロセッサ制御装置に送信するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置と通信状態にある複数のアクチュエータにより、前記前進/逆駆動セレクタを操作するステップと、
前記前進/逆駆動セレクタを介して前記船舶の速度を2ノットに保つステップと、
前記1組の右舷側方トランスデューサにより、前記船舶の右舷側方とスリップ通路との間のリアルタイム距離及び速度情報を送信するステップと、
前記船舶の前記右舷側方と前記スリップ通路との間の距離を2フィートに保つステップと、
前記船舶の前記右舷側方と前記スリップ通路との間の距離を2フィートに保つために、前記1組の右舷側方トランスデューサからの前記リアルタイム距離及び速度情報に応じて前記バウスラスタ及び前記スターンスラスタを操作するステップと、
前記船舶の前記船首と前記ドックの間の距離が3フィートであることを検出するステップと、
前記船舶の前記船首を前記ドックから3フィートの位置で停止させるステップと、
前記プログラマブル自動入渠システムの動作中は、前記船舶の前記位置を保つステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル自動入渠システムを使った船舶の船首のスリップへ進入する船舶入渠方法。 - 船舶の船首をブイ/浮き係船設備に前記船舶の前記船首の前方200フィートの距離にまで近づけるステップと、
コントロールパネルにおいてブイボタンを選択してプログラマブルプロセッサ制御装置を作動させるステップと、
前記船首距離/速度/位置トランスデューサを作動させるよう送信するステップと、
前記船舶の前記船首と前記ブイ/浮き係船設備に関するリアルタイム距離、位置及び速度情報を検出するステップと、
前記ブイ/浮き係船設備に対する前記船舶の前記船首のリアルタイム距離、位置及び速度情報を前記プログラマブルプロセッサ制御装置に送信するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により前記複数のアクチュエータと電子通信するステップと、
前記複数のアクチュエータにより前記前進/逆駆動セレクタを操作し、前記船舶の前進速度を2ノットに保つステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により、前記船首距離/速度/位置トランスデューサからの前記リアルタイム距離、位置及び速度情報に応じて前記バウスラスタを操作して、前記ブイ/浮き係船設備に向かう移動経路に前記船舶を保つステップと、
前記船舶の前記船首を前記ブイ/浮き係船設備から3フィートの位置で停止させるステップと、
前記プログラマブル自動入渠システムの動作中は前記船舶の前記位置を保つステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル自動入渠システムを使った船舶用ブイ/浮き係船設備自動配置方法。 - コントロールパネルにおいてオンボタンを選択するステップと、
前記オンボタンの選択を受けてプログラマブルプロセッサ制御装置を作動させるステップと、
前記外部対象物から前記船舶を離す事前選択最終距離を入力するステップと、
前記コントロールパネルにおいて右舷側方外部対象物から前記船舶を離す右舷ボタンを選択するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により前記1組の右舷側方トランスデューサを作動させるステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により、前に送信された前記距離及び速度情報セットに応じて電子通信によりバウスラスタ及びスターンスラスタを同時に作動させるステップと、
前記1組の右舷側方トランスデューサにより、前記船舶の右舷側方と前記外部対象物に関する距離及び速度情報セットを検出するステップと、
前記距離及び速度情報セットを前記プログラマブルプロセッサ制御装置に送信するステップと、
前記右舷側方の外部対象物から2秒当たり1フィートの速度により前記船舶を移動させるステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により前記バウスラスタ及び前記スターンスラスタと通信し、前記外部対象物に至る前記事前最終選択距離から10フィート内に前記船舶が達すると、前記船舶の前記速度を移動1フィート当たり(3/100)ノットずつ減速させるステップと、
右舷側方横方向位置トランスデューサにより、前記1組の右舷側方トランスデューサと同時ではあるが無関係に動作し距離及び速度情報を前記プログラマブルプロセッサ制御装置に送信して、前記外部対象物上の正確な横方向基準点を検出するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置に正確な横方向基準点を無線送信するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により前記正確な横方向基準点を記憶するステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により、前記右舷側方横方向位置トランスデューサから送信された横方向位置情報に応じて複数のアクチュエータを制御して、前記船舶の横移動を自動補正するステップと、
前記複数のアクチュエータにより前進/逆駆動セレクタを操作するステップと、
前記正確な横方向基準点から離れる制御横移動経路に前記船舶を保つステップと、
前記プログラマブルプロセッサ制御装置により前記バウスラスタ及び前記スターンスラスタを操作し、前記事前選択最終距離に到達すれば前記船舶を停止させるステップと、
前記右舷側方横方向位置トランスデューサにより前記船舶の横方向位置情報を送信し、前記船舶が前記外部対象物から前記事前選択最終距離離れた後、前記船舶の横方向位置を維持するステップと、
前記プログラマブル自動入渠システムの作動中は継続して前記外部対象物から前記事前選択最終距離を保つステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル自動入渠システムを使った右舷側方外部対象物からの船舶離脱自動制御方法。
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