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本願は、出願番号がCN201410384387.5であって、出願日が2014年8月6日である中国特許出願に基づいて優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を援用する。
本発明は、コンピュータ及びインターネット技術の分野に関し、特に、リスト更新方法及び装置に関する。
アプリケーションは、データをロードする時に、一般的に、データをリストの形態によって表示する。リストの中には、一般的に、縦方向、或いは、横方向に沿って順次に配列された幾つかのリスト項目が含まれており、各々のリスト項目には1組のリストデータに対応されている。
ユーザは、リストをスライドすることにより、各リスト項目に対応されるリストデータを、順次に、閲覧できる。アプリケーションによりユーザに新たなリストデータがあると通知すると、ユーザは、リストをリスト全体の最初、或いは、最後の一端までスライドし、更新されたリストデータに対応される更新リスト項目は、更新前のリストの一番目のリスト項目の前、或いは、最後の一つのリスト項目の後にロードされることになる。例えば、マイクロブログを閲覧する時に、各々のマイクロブログは、それぞれ、一つのリスト項目に対応されている。ユーザは、マイクロブログをリフレッシュしようとする時に、一般的に、リストをトップの一番目のリスト項目までスライドしてから、リストを下へ引いて、リスト更新をトリガする。すると、更新されたマイクロブログに対応されるリスト項目は、上記のトップの一番目のリスト項目の前にロードされ、表示される。
発明者は、本発明を実現する過程において、上記の方法には少なくとも以下のような欠点が存在することを発見した。即ち、ユーザによりリストをリスト全体の最初、或いは、最後の一端までスライドすることによりリスト更新を実現しなければならないため、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまい、且つ、上記のリスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまう。
上記の技術に存在するリスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまう問題を解決するために、本発明の実施例は、リスト更新方法及び装置を提供する。前記の構成は以下のとおりである。
本発明に係る実施例の第1の態様によると、リスト更新方法を提供する。前記方法は、現在ページに表示されたN(N≧2であり、且つ、Nは整数である)個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号であって、リストデータの更新をトリガするためのトリガ信号を取得するステップと、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成するステップと、前記更新リスト項目を、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間にロードするステップと、を含む。
オプションとして、現在ページに表示されたN個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号を取得するステップは、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間に位置する、第1表示状態にある境界線に対するクリック信号を取得するステップと、前記クリック信号のトリガに基づいて、前記境界線を第2表示状態に従って表示するステップと、前記第2表示状態にある境界線に対するスライド信号を取得するステップと、前記スライド信号のトリガに基づいて、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成するステップを実行するステップと、を含む。
オプションとして、前記方法は、前記クリック信号を取得した後に、前記N個のリスト項目が定常状態にあるか否かを検出するステップと、前記N個のリスト項目が前記定常状態にある場合、前記クリック信号に基づいて、前記境界線を第2表示状態に従って表示するステップを実行するステップと、をさらに含む。
オプションとして、現在ページに表示されたN個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号を取得するステップは、前記第1リスト項目に対する第1スライド信号、及び、前記第2リスト項目に対する第2スライド信号を取得するステップを含む。
オプションとして、前記第1スライド信号は、前記第1リスト項目に対する、スライド方向が前記第2リスト項目から遠くなる方向であるスライド信号であり、前記第2スライド信号は、前記第2リスト項目に対する、スライド方向が前記第1リスト項目から遠くなる方向であるスライド信号であり、且つ、前記第1スライド信号のトリガタイミングと前記第2スライド信号のトリガタイミングとの間の時間差が、予め設定した時間閾値未満である。
オプションとして、前記方法は、更新後のリスト中に含まれたM(M≧N+1であり、且つ、Mは整数である)個のリスト項目に対する再配列指示を取得するステップと、各リスト項目毎に、前記リスト項目に対応されるソートパラメーターを取得するステップと、各前記ソートパラメーターと予め設定したソート条件に基づいて、前記M個のリスト項目を再配列するステップと、をさらに含み、ここで、前記予め設定したソート条件は、リスト項目をソートパラメーターが次第に大きくなるように配列することであるか、或いは、リスト項目をソートパラメーターが次第に小さくなるように配列することである。
本発明に係る実施例の第2の態様によると、リスト更新装置を提供する。前記装置は、現在ページに表示されたN(N≧2であり、且つ、Nは整数である)個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号であって、リストデータの更新をトリガするためのトリガ信号を取得するための信号取得モジュールと、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成するためのリスト項目生成モジュールと、前記更新リスト項目を、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間にロードするためのリスト項目ロードモジュールと、を有する。
オプションとして、前記信号取得モジュールは、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間に位置する、第1表示状態にある境界線に対するクリック信号を取得するための第1取得サブモジュールと、前記クリック信号に基づいて、前記境界線を第2表示状態に従って表示するための境界線表示サブモジュールと、前記第2表示状態にある境界線に対するスライド信号を取得するための第2取得サブモジュールと、を有する。
オプションとして、前記信号取得モジュールは、前記クリック信号を取得した後に、前記N個のリスト項目が定常状態にあるか否かを検出するためのリスト項目検出サブモジュールと、現在N個のリスト項目が前記定常状態にある場合、前記クリック信号に基づいて、前記境界線を第2表示状態に従って表示するための第2取得サブモジュールと、をさらに有する。
オプションとして、前記信号取得モジュールは、前記第1リスト項目に対する第1スライド信号、及び、前記第2リスト項目に対する第2スライド信号を取得するための信号取得サブモジュールを有する。
オプションとして、前記第1スライド信号は、前記第1リスト項目に対する、スライド方向が前記第2リスト項目から遠くなる方向であるスライド信号であり、前記第2スライド信号は、前記第2リスト項目に対する、スライド方向が前記第1リスト項目から遠くなる方向であるスライド信号であり、且つ、前記第1スライド信号のトリガタイミングと前記第2スライド信号のトリガタイミングとの間の時間差が、予め設定した時間閾値未満である。
オプションとして、前記装置は、更新後のリスト中に含まれたM(M≧N+1であり、且つ、Mは整数である)個のリスト項目に対する再配列指示を取得するための指示取得モジュールと、各リスト項目毎に、前記リスト項目に対応されるソートパラメーターを取得するためのパラメーター取得モジュールと、各前記ソートパラメーターと予め設定したソート条件に基づいて、前記M個のリスト項目を再配列するためのリスト項目再配列モジュールと、をさらに有し、ここで、前記予め設定したソート条件は、リスト項目をソートパラメーターが次第に大きくなるように配列することであるか、或いは、リスト項目をソートパラメーターが次第に小さくなるように配列することである。
本発明に係る実施例の第3の態様によると、リスト更新装置を提供する。前記装置は、プロセッサと、前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を備え、前記プロセッサは、現在ページに表示されたN(N≧2であり、且つ、Nは整数である)個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号であって、リストデータの更新をトリガするためのトリガ信号を取得し、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を取得し、前記更新リスト項目を、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間にロードするように構成される。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
現在ページに表示された隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対して、リストデータの更新をトリガし、また、更新リスト項目を上記の第1リスト項目と第2リスト項目との間にそのままロードすることにより、背景技術に存在する、リスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまうという問題を解決し、リスト更新をトリガする操作を簡素化し、更新効率を改善した上で、リストを閲覧する時の一貫性を保証した。
以上の統括な記述と以下の細部記述は、ただ例示的なものであり、本発明を制限するものではないと、理解するべきである。
ここでの図面は、明細書に合併されて本明細書の一部を構成して本発明に合致する実施例を示し、明細書とともに本発明の原理を説明するのに用いられる。
図1は、例示的な一実施例に係るリスト更新方法を示すフローチャートである。
図2Aは、例示的な他の一実施例に係るリスト更新方法を示すフローチャートである。
図2Bは、例示的な他の一実施例に係るリスト更新方法に用いられるユーザインターフェースを示す模式図である。
図3Aは、例示的なさらに他の一実施例に係るリスト更新方法を示すフローチャートである。
図3Bは、例示的なさらに他の一実施例に係るリスト更新方法に用いられるユーザインターフェースを示す模式図である。
図4は、例示的な一実施例に係るリスト更新装置を示すブロック図である。
図5は、例示的な他の一実施例に係るリスト更新装置を示すブロック図である。
図6は、例示的な一実施例に係る装置を示すブロック図である。
ここで、例示的な実施例を詳細に説明する。また、説明中の例は、図面に示している。以下の記述において、図面を説明する際に特に説明しない場合、異なる図面中の同一の符号は、同一或いは同様な要素を意味する。以下の例示的な実施例において記述する実施方法は、本発明に合致するすべての実施方法を代表しない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲において詳細に記述された、本発明のいくつかの態様と合致する装置、及び方法の例に過ぎない。
図1は、例示的な一実施例に係るリスト更新方法を示すフローチャートである。当該リスト更新方法を、携帯電話、タブレットPC、電子ブックリーダー、マルチメディアプレーヤー、パーソナルデジタルアシスタント、等のような電子デバイスに、応用する例を挙げて、本実施例を説明する。当該リスト更新方法は、以下の幾つかのステップを含んでもよい。
ステップ102において、現在ページに表示されたN(N≧2であり、且つ、Nは整数である)個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号であって、リストデータの更新をトリガするためのトリガ信号を取得する。
ステップ104において、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成する。
ステップ106において、更新リスト項目を第1リスト項目と第2リスト項目との間にロードする。
上記のように、本実施例提供のリスト更新方法、現在ページに表示された隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対して、リストデータの更新をトリガし、また、更新リスト項目を上記の第1リスト項目と第2リスト項目との間にそのままロードすることにより、背景技術に存在する、リスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまうという問題を解決し、リスト更新をトリガする操作を簡素化し、更新効率を改善した上で、リストを閲覧する時の一貫性を保証した。
図2Aは、例示的な他の一実施例に係るリスト更新方法を示すフローチャートである。当該リスト更新方法を、携帯電話、タブレットPC、電子ブックリーダー、マルチメディアプレーヤー、パーソナルデジタルアシスタント、等のような電子デバイスに、応用する例を挙げて、本実施例を説明する。当該リスト更新方法は、以下の幾つかのステップを含んでもよい。
ステップ201において、第1リスト項目と第2リスト項目との間に位置する、第1表示状態にある境界線に対するクリック信号を取得する。
ここで、第1リスト項目と第2リスト項目は、現在ページに表示されたN個のリスト項目の中の隣接する二つのリスト項目であり、N≧2であり、且つ、Nは整数である。
ユーザがリスト中に含まれた幾つかのリスト項目中のリストデータを閲覧している時に、もし、更新できる新たなリストデータがあれば、電子デバイスは、ユーザに新たなリストデータがあることを通知するための通知情報を生成して表示させる。
図2Bは、本実施例に係るユーザインターフェースを示す模式図である。一般的な場合に、電子デバイスは、サーバから送信してきた、電子デバイスに更新できる新たなリストデータがあることを通知するための更新通知を受信し、更新通知を受信した後に、更新通知情報21を生成して表示させる。図2Bの左上に図示したように、更新通知情報21を、ページのトップに表示させてもよい。
ユーザは、リストをリフレッシュして新たなリストデータを閲覧しようとする時に、現在ページに表示されたN個の完全に表示されたリスト項目、或いは、不完全に表示されたリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目との間で、トリガ信号をトリガして生成する。ここで、更新されたリストデータに対応される更新リスト項目は、ユーザが選択した隣接する第1リスト項目と第2リスト項目との間に挿入されることになる。また、電子デバイスによりトリガ信号を取得する過程は、二種の実現可能な方法を含んでもよい。本実施例においては、第1種の実現可能な方法を説明する。
互いに異なるリスト項目を区別するために、隣接するリスト項目同士の間を、一般的に、境界線を用いて分割する。境界線は、一つの線分であってもよく、一つの細長い空白領域であってもよく、或いは、互いに異なるリスト項目を分割するための他の任意の図形であってもよい。
本実施例に係る実現方法において、ユーザは、二つの操作によって、リスト更新をトリガしてもよい。ここで、第1の操作は、第1リスト項目と第2リスト項目との間に位置する、第1表示状態にある境界線をクリックする操作である。誤操作を避けるために、当該クリック操作は長押し操作であってもよい。これに対し、電子デバイスは、第1リスト項目と第2リスト項目との間に位置する、第1表示状態にある境界線に対するクリック信号を取得する。ここで、第1表示状態とは、通常表示状態である。
図2Bの左上に図示したように、ユーザが、第1リスト項目22と第2リスト項目23との間に位置する、第1表示状態にある境界線24を長押ししている。
ステップ202において、クリック信号に基づいて、境界線を第2表示状態で表示させる。
電子デバイスは、クリック信号を取得した後に、境界線を、第2表示状態で表示させる。境界線の表示状態の変換は、ユーザに該当する操作がリスト更新をトリガしていることを通知するために行われる。ここで、第2表示状態は、境界線が太く表示された状態であってもよい、或いは、境界線を、ジッパーの形で表示させてもよく、或いは、上記の第1表示状態と異なる表示方法であってもよい。
図2Bの右上に図示したように、ユーザが第1表示状態にある境界線24を長押しした後に、電子デバイスは、境界線24を太く表示させる。
ステップ203において、第2表示状態にある境界線に対するスライド信号を取得する。
ユーザの第2の操作は、第2表示状態にある境界線においてスライド信号をトリガして生成する操作である。ここで、スライド軌跡の長さ、及び、スライドジェスチャーの方向は、実際の状況によって予め設定してもよく、本実施例においては、これに対して具体的に制限しない。
図2Bの右上に図示したように、ユーザが、第2表示状態にある境界線24において、左から右へスライドしている。これに対し、図2Bの右下に図示したように、電子デバイスは、スライド信号を取得した後に、第1リスト項目22と第2リスト項目23との間に、ユーザにリストをリフレッシュしていることを通知するための、「リフレッシュ中」とのリフレッシュ通知情報25を表示される。
また、さらに、誤操作を防止するために、即ち、ユーザがリストデータを閲覧する過程中に、リストを上又は下へスライドする時に境界線をタッチして、電子デバイスによりユーザがリストを更新しようとしていると誤って識別することを防止することにより、ユーザに操作中の迷惑と不便を与えないために、電子デバイスは、クリック信号を取得した後に、さらに、N個のリスト項目が定常状態にあるか否かを検出してもよい。もし、N個のリスト項目が定常状態にあると、上記のステップ202を実行する。NOである場合、境界線を第1表示状態に維持して表示する。
ステップ204において、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成する。
電子デバイスは、サーバ中から更新されたリストデータを取得する必要がある時に、更新されたリストデータを、リストの更新をトリガするためのトリガ信号を取得した後に、サーバ中から取得してもよい。このようにすると、パケット・トラフィックの資源の浪費を避けることができる。或いは、更新されたリストデータを、サーバから送信されてきた更新通知を受信した後に、ダイレクトに、サーバから取得してローカルにキャッシュしてもよい。このようにして、更新リスト項目をロードする効率を改善できる。
電子デバイスは、更新されたリストデータを取得した後に、更新されたリストデータを該当する更新リスト項目に解析する。ここで、各々の更新リスト項目は1組の更新されたリストデータに対応する。
ステップ205において、更新リスト項目を第1リスト項目と第2リスト項目との間にロードする。
この後、電子デバイスは、更新リスト項目をユーザが選択した第1リスト項目と第2リスト項目との間にロードし、表示範囲の大きさに基づいて、少なくとも一つの完全な更新リスト項目、或いは、不完全な更新リスト項目を表示する。
図2Bの左下に図示したように、電子デバイスは、更新リスト項目を取得した後に、リフレッシュ通知情報25を隠し、更新リスト項目26を第1リスト項目22の下側にロードして表示させる。
また、更新リスト項目を、ユーザが現在閲覧している第1リスト項目と第2リスト項目との間に、リアルタイムに挿入することにより、ユーザが更新されたリストデータを速く閲覧できるようにしたのと同時に、ユーザが更新されたリストデータを閲覧した後に、続いてその直前に閲覧しているその前のリストデータを便利に閲覧できるようにした。また、ユーザに習慣された表示方法は、順序に従って配列されたリストデータ、例えば、時間パラメーターに従って配列されたリストデータである。ユーザが更新されたリストデータを閲覧した後、電子デバイスは、さらに、各リスト項目に対応されるソートパラメーター、及び、予め設定したソート条件に従って、更新後のリスト中に含まれたリスト項目を再配列することによる、リスト項目の整然性を確保して、さらに、ユーザエクスペリエンスを改善した。このため、上記のステップ205の後に、本実施例によって提供するリスト更新方法は、以下のステップを、さらに、含む。
ステップ206において、更新後のリスト中に含まれたM(M≧N+1であり、且つ、Mは整数である)個のリスト項目に対する再配列指示を取得する。
ここで、再配列指示は、ユーザにより実際の要求に基づいて自発的にトリガしてもよい。或いは、ユーザが、次回アプリケーションをオンにする時にトリガしたリストロード指示を、再配列指示としてもよい。
ステップ207において、各リスト項目毎に、リスト項目に対応されるソートパラメーターを取得する。
電子デバイスは、再配列指示を取得した後に、各リスト項目に対応されるソートパラメーターを取得する。実際に応用する時に、互いに異なるソート条件は、互いに異なるソートパラメーターに対応される。例えば、ソートパラメーターは、時間パラメーター、距離パラメーター、価格パラメーター、等である。
マイクロブログのアプリケーションにおいて、一般的に、ソートパラメーターは時間パラメーターである。1組のリストデータ毎には、一つの時間パラメーターが含まれており、一般的に、当該時間パラメーターは、ユーザにより当該マイクロブログの一部に対応されるタイミングに対応する時間である。
ステップ208において、各ソートパラメーター、及び、予め設定したソート条件に基づいて、M個のリスト項目を再配列する。
ここで、予め設定したソート条件は、リスト項目を、ソートパラメーターが次第に大きくなるように配列することであるか、或いは、予め設定したソート条件は、リスト項目を、ソートパラメーターが次第に小さくなるように配列することである。
上記のように、本実施例によって提供するリスト更新方法によると、現在ページに表示された隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対して、リストデータの更新をトリガし、また、更新リスト項目を上記の第1リスト項目と第2リスト項目との間にそのままロードすることにより、背景技術に存在する、リスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまうという問題を解決し、リスト更新をトリガする操作を簡素化し、更新効率を改善した上で、リストを閲覧する時の一貫性を保証した。
また、本実施例によって提供するリスト更新方法によると、リストデータの更新をトリガするための操作方法を、さらに提供して、ユーザが更新リスト項目をロードしようとする位置を自発的に特定できるようにして、ユーザエクスペリエンスを十分に改善した。さらに、各ソートパラメーター、及び、予め設定したソート条件に基づいて、更新後のリスト中に含まれた各リスト項目を再配列することにより、リスト項目の整然性を確保して、ユーザエクスペリエンスをさらに改善した。
図3Aは、例示的なさらに他の一実施例に係るリスト更新方法を示すフローチャートである。当該リスト更新方法を、携帯電話、タブレットPC、電子ブックリーダー、マルチメディアプレーヤー、パーソナルデジタルアシスタント、等のような電子デバイスに、応用する例を挙げて、本実施例を説明する。当該リスト更新方法は、以下の幾つかのステップを含んでもよい。
ステップ301において、第1リスト項目に対する第1スライド信号、及び、第2リスト項目に対する第2スライド信号を取得する。
ここで、第1リスト項目と第2リスト項目は、現在ページ内に表示されたN個のリスト項目の中の隣接する二つのリスト項目であり、N≧2であり、且つ、Nは整数である。
また、第1スライド信号と第2スライド信号とは、同時に生成された二つのスライド信号であってもよく、順次に、前後に生成された二つのスライド信号であってもよい。第1スライド信号と第2スライド信号とが、同時に生成された二つのスライド信号である場合、第1スライド信号のトリガタイミングと第2スライド信号のトリガタイミングとの間の時間差が、予め設定した時間閾値未満であり、且つ、第1スライド信号と第2スライド信号とはある時間帯に現在ページにおいて生成される。第1スライド信号と第2スライド信号が、順次に、前後に生成された二つのスライド信号である場合、二つのスライド信号のトリガ順序に対しては、制限しない。
第1スライド信号と第2スライド信号にそれぞれ対応されるスライド軌跡と、スライド方向とは、実際の要求によって予め設定してもよい。オプションとして、第1スライド信号と第2スライド信号とが、方向が反対する二つのスライド信号である場合、第1スライド信号のスライド方向に反対する延長線と第2スライド信号のスライド方向に反対する延長線とによって構成された角度は、予め設定した角度閾値より大きい。例えば、予め設定した角度閾値は、170°である。
実現可能な一方法において、第1スライド信号は、第1リスト項目に対する、スライド方向が第2リスト項目から遠くなるスライド信号であり、第2スライド信号は、第2リスト項目に対する、スライド方向が第1リスト項目から遠くなるスライド信号であり、且つ、第1スライド信号のトリガタイミングと第2スライド信号のトリガタイミングとの間の時間差が、予め設定した時間閾値未満である。
図3Bは、本実施例に係るユーザインターフェースを示す模式図である。ユーザは、更新されたリストデータに対応される更新リスト項目を、第1リスト項目と第2リスト項目との間に挿入しようとする時に、第1リスト項目32と第2リスト項目33とにおいて、一対の方向が反対するスライド操作を同時に行う。これに対し、電子デバイスは、上記の二つのスライド信号を取得した後に、二つのリスト項目を、反対する方向に沿って一定の距離を分離させ、また、第1リスト項目32と第2リスト項目33との間に「リフレッシュ中」とのリフレッシュ通知情報35を表示させる。
互いに異なる実現方法において、第1スライド信号は、第1の予め設定したスライド軌跡と第1の予め設定したスライド方向とによる、第1リスト項目に対してトリガしたスライド信号であってもよく、第2スライド信号は、第2の予め設定したスライド軌跡と第2の予め設定したスライド方向とによる、第2リスト項目に対してトリガしたスライド信号であってもよいことを、説明する必要がある。ここで、第1の予め設定したスライド軌跡、第1の予め設定したスライド方向、第2の予め設定したスライド軌跡、及び、第2の予め設定したスライド方向は、実際の要求に従って予め設定してもよい。本実施例においては、ただ、上記の実現可能な方法の例を挙げて説明した。他の実現可能な方法において、第1スライド信号と第2スライド信号とは、同時に生成され、且つ、時計回り方向に沿う、スライド軌跡が円である二つのスライド信号であってもよく、或いは、前後に生成され、且つ、ページの対角線方向に沿う二つのスライド信号、等であってもよい。本実施例においては、これらに対して具体的に制限しない。
ステップ302において、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成する。
電子デバイスは、サーバ中から更新されたリストデータを取得する必要がある場合に、更新されたリストデータを、リストの更新をトリガするためのトリガ信号を取得した後に、サーバから取得してもよい。このようにすると、パケット・トラフィックの資源の浪費を避けることができる。或いは、更新されたリストデータを、サーバから送信されてきた更新通知を受信した後に、ダイレクトに、サーバから取得してローカルにキャッシュしてもよい。このようにして、更新リスト項目をロードする効率を改善できる。
電子デバイスは、更新されたリストデータを取得した後に、更新されたリストデータを該当する更新リスト項目に解析する。ここで、各々の更新リスト項目は1組の更新されたリストデータに対応する。
ステップ303において、更新リスト項目を第1リスト項目と第2リスト項目との間にロードする。
この後、電子デバイスは、更新リスト項目をユーザが選択した第1リスト項目と第2リスト項目との間にロードし、表示範囲の大きさに基づいて、少なくとも一つの完全な更新リスト項目、或いは、不完全な更新リスト項目を表示する。
図3Bの右下に図示したように、電子デバイスは、更新リスト項目を取得した後に、リフレッシュ通知情報35を隠し、更新リスト項目36を第1リスト項目32の下側にロードして表示させる。
上記のように、本実施例によって提供するリスト更新方法によると、現在ページに表示された隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対して、リストデータの更新をトリガし、また、更新リスト項目を上記の第1リスト項目と第2リスト項目との間にそのままロードすることにより、背景技術に存在する、リスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまうという問題を解決し、リスト更新をトリガする操作を簡素化し、更新効率を改善した上で、リストを閲覧する時の一貫性を保証した。
また、本実施例によって提供するリスト更新方法によると、さらに、高速で、簡単な、リストデータの更新をトリガするための操作方法を提供して、ユーザにより、反対する方向へ隣接する二つのリスト項目を分離させるだけで、更新リスト項目がユーザが選択した上記の二つのリスト項目同士の間に挿入されるため、操作が簡単で、更新効率が高く、且つ、ユーザの操作習慣に合致する。
図2Aと図3Aと示された本実施例において、上記の二つの実施例に係る二種の実現可能なリストデータの更新をトリガするための操作方法の例を挙げて説明したことを、さらに、説明する必要がある。実際に応用する時に、リストデータの更新をトリガするための操作方法には、様々な方法がある。例えば、第1リスト項目と第2リスト項目との間の境界線をダブルクリックしてリストデータの更新をトリガする方法、或いは、ある指定されたリフレッシュボタンをクリックして、リストデータの更新をトリガする方法、等がある。本実施例においては、これらに対して具体的に制限しない。
以下は、本発明の装置の実施例であり、本発明の方法の実施例を実行することができる。本発明の装置の実施例において記述していない細部内容に対しては、本発明の方法の実施例を参照してください。
図4は、例示的な一実施例に係るリスト更新装置を示すブロック図である。当該リスト更新装置は、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、両者の組み合わせを通じて、携帯電話、タブレットPC、電子ブックリーダー、マルチメディアプレーヤー、パーソナルデジタルアシスタント、等のような電子デバイスの一部、或いは、全部を実現することができる。当該リスト更新装置は、信号取得モジュール410、リスト項目生成モジュール420、及び、リスト項目ロードモジュール430を備えてもよい。
信号取得モジュール410は、現在ページに表示されたN(N≧2であり、且つ、Nは整数である)個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号であって、リストデータの更新をトリガするためのトリガ信号を取得する。
リスト項目生成モジュール420は、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成する。
リスト項目ロードモジュール430は、前記更新リスト項目を、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間にロードする。
上記のように、本実施例によって提供するリスト更新装置によると、現在ページに表示された隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対して、リストデータの更新をトリガし、また、更新リスト項目を上記の第1リスト項目と第2リスト項目との間にそのままロードすることにより、背景技術に存在する、リスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまうという問題を解決し、リスト更新をトリガする操作を簡素化し、更新効率を改善した上で、リストを閲覧する時の一貫性を保証した。
図5は、例示的な他の一実施例に係るリスト更新装置を示すブロック図である。当該リスト更新装置は、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、両者の組み合わせを通じて、携帯電話、タブレットPC、電子ブックリーダー、マルチメディアプレーヤー、パーソナルデジタルアシスタント、等のような電子デバイスの一部、或いは、全部を実現することができる。当該リスト更新装置は、信号取得モジュール410、リスト項目生成モジュール420、及び、リスト項目ロードモジュール430を備えてもよい。
信号取得モジュール410は、現在ページに表示されたN(N≧2であり、且つ、Nは整数である)個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号であって、リストデータの更新をトリガするためのトリガ信号を取得する。
第1の実現可能な方法において、前記信号取得モジュール410は、第1取得サブモジュール410a、境界線表示サブモジュール410b、及び、第2取得サブモジュール410cを備える。
前記第1取得サブモジュール410aは、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間に位置する、第1表示状態にある境界線に対するクリック信号を取得する。
前記境界線表示サブモジュール410bは、前記クリック信号に基づいて、前記境界線を第2表示状態に従って表示する。
前記第2取得サブモジュール410cは、前記第2表示状態にある境界線に対するスライド信号を取得する。
オプションとして、前記信号取得モジュール410は、リスト項目検出サブモジュール410dを、さらに、有する。
前記リスト項目検出サブモジュール410dは、前記クリック信号を取得した後に、前記N個のリスト項目が定常状態にあるか否かを検出する。
前記第2取得サブモジュール410cは、現在N個のリスト項目が前記定常状態にある場合、前記クリック信号に基づいて、前記境界線を第2表示状態に従って表示する。
第2の実現可能な方法において、前記信号取得モジュール410は、信号取得サブモジュール410eを、さらに、備える。
前記信号取得サブモジュール410eは、前記第1リスト項目に対する第1スライド信号、及び、前記第2リスト項目に対する第2スライド信号を取得する。
オプションとして、前記第1スライド信号は、前記第1リスト項目に対する、スライド方向が前記第2リスト項目から遠くなる方向であるスライド信号であり、前記第2スライド信号は、前記第2リスト項目に対する、スライド方向が前記第1リスト項目から遠くなる方向であるスライド信号であり、且つ、前記第1スライド信号のトリガタイミングと前記第2スライド信号のトリガタイミングとの間の時間差が、予め設定した時間閾値未満である。
リスト項目生成モジュール420は、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成する。
リスト項目ロードモジュール430は、前記更新リスト項目を、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間にロードする。
また、オプションとして、前記装置は、指示取得モジュール440、パラメーター取得モジュール450、及び、リスト項目再配列モジュール460を、さらに、備える。
指示取得モジュール440は、更新後のリスト中に含まれたM(M≧N+1であり、且つ、Mは整数である)個のリスト項目に対する再配列指示を取得する。
パラメーター取得モジュール450は、各リスト項目毎に、前記リスト項目に対応されるソートパラメーターを取得する。
リスト項目再配列モジュール460は、各前記ソートパラメーターと予め設定したソート条件に基づいて、前記M個のリスト項目を再配列する。
ここで、前記予め設定したソート条件は、リスト項目をソートパラメーターが次第に大きくなるように配列することであるか、或いは、リスト項目をソートパラメーターが次第に小さくなるように配列することである。
上記のように、本実施例によって提供するリスト更新装置によると、現在ページに表示された隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対して、リストデータの更新をトリガし、また、更新リスト項目を上記の第1リスト項目と第2リスト項目との間にそのままロードすることにより、背景技術に存在する、リスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまうという問題を解決し、リスト更新をトリガする操作を簡素化し、更新効率を改善した上で、リストを閲覧する時の一貫性を保証した。
また、本実施例によって提供するリスト更新装置によると、リストデータの更新をトリガするための、二種の操作方法を、さらに提供して、任意の一種の操作方法によっても、ユーザが更新リスト項目をロードしようとする位置を自発的に特定できるようにして、ユーザエクスペリエンスを十分に改善した。さらに、各ソートパラメーター、及び、予め設定したソート条件に基づいて、更新後のリスト中に含まれた各リスト項目を再配列することにより、リスト項目の整然性を確保して、ユーザエクスペリエンスをさらに改善した。
上記の実施例の装置について、その各モジュールが実行する操作の具体的な形態は既に当該方法に関する実施例において詳細に説明したため、ここでは詳細に説明しない。
図6は、例示的な一実施例に係るリスト更新装置600を示すブロック図である。例えば、装置600は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図6を参照して、装置600は、プロセスアセンブリ602、メモリ604、電源アセンブリ606、マルチメディアアセンブリ608、オーディオアセンブリ610、入出力(I/O)インターフェース612、センサアセンブリ614、及び通信アセンブリ616のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
プロセスアセンブリ602は、一般的には装置600の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ動作、及び記録動作と関連する動作を制御する。プロセスアセンブリ602は、一つ以上のプロセッサ620を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或いは一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ602は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ602と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ602は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ608とプロセスアセンブリ602の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ604は、各種類のデータを記憶することにより装置600の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置600において動作するいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ604は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ606は、装置600の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ606は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び装置600のための電力の生成、管理及び割り当てに関連付けられている他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ608は、前記装置600とユーザの間に一つの出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スワイプ、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或いはスワイプの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或いはスワイプ操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ608は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。装置600が、例えば撮影モード、或いはビデオモード等の動作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或いは可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ610は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ610は、一つのマイク(MIC)を含み、装置600が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の動作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ604に記憶されたり、通信アセンブリ616を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ610は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェース612は、プロセスアセンブリ602と周辺インターフェースモジュールの間にインターフェースを提供するものであり、上記周辺インターフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、作動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ614は、装置600に各種の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ614は、装置600のON/OFF状態、装置600のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ614は、装置600、或いは装置600の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置600とが接触しているか否か、装置600の方位、又は加速/減速、装置600の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ614は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ614は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ614は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ616は、装置600と他の機器の間に有線、又は利便性のよい形態の通信を提供する。装置600は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或いはこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ616は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ616は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を可能にする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、装置600は、一つ以上のASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ604を提供しており、装置600のプロセッサ620により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク(登録商標)、光データ記憶デバイス等である。
コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、当該記録媒体中の命令が装置600のプロセッサによって実行される際に、装置600に、上記の図1、図2A、或いは、図3Aに示したリスト更新方法を実行させる。
当業者は、明細書を検討して本発明を実施した後、本発明の他の実施例を容易に考え出すことができる。本願は、本発明のいずれの変形、用途、又は適応的な変更をカバーすることを意図しており、これらの変形、用途、又は適応的な変更は、本発明の一般的な原理に従い、また、本発明は公開していない当該技術分野の公知の知識又は通常の技術手段を含む。明細書と実施例はただ例示として考慮され、本発明の本当の範囲と趣旨は以下の特許請求の範囲に記載される。
本発明は上記に記述され、また図面で示した厳密な構成に限定されず、その範囲を逸脱しない限り多様な置換えと変更を行うことができると、理解されるべきである。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲のみにより限定される。
関連出願の相互参照
本願は、出願番号がCN201410384387.5であって、出願日が2014年8月6日である中国特許出願に基づいて優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を援用する。
本発明は、コンピュータ及びインターネット技術の分野に関し、特に、リスト更新方法、装置、プログラム及び記録媒体に関する。
アプリケーションは、データをロードする時に、一般的に、データをリストの形態によって表示する。リストの中には、一般的に、縦方向、或いは、横方向に沿って順次に配列された幾つかのリスト項目が含まれており、各々のリスト項目には1組のリストデータに対応されている。
ユーザは、リストをスライドすることにより、各リスト項目に対応されるリストデータを、順次に、閲覧できる。アプリケーションによりユーザに新たなリストデータがあると通知すると、ユーザは、リストをリスト全体の最初、或いは、最後の一端までスライドし、更新されたリストデータに対応される更新リスト項目は、更新前のリストの一番目のリスト項目の前、或いは、最後の一つのリスト項目の後にロードされることになる。例えば、マイクロブログを閲覧する時に、各々のマイクロブログは、それぞれ、一つのリスト項目に対応されている。ユーザは、マイクロブログをリフレッシュしようとする時に、一般的に、リストをトップの一番目のリスト項目までスライドしてから、リストを下へ引いて、リスト更新をトリガする。すると、更新されたマイクロブログに対応されるリスト項目は、上記のトップの一番目のリスト項目の前にロードされ、表示される。
発明者は、本発明を実現する過程において、上記の方法には少なくとも以下のような欠点が存在することを発見した。即ち、ユーザによりリストをリスト全体の最初、或いは、最後の一端までスライドすることによりリスト更新を実現しなければならないため、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまい、且つ、上記のリスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまう。
上記の技術に存在するリスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまう問題を解決するために、本発明の実施例は、リスト更新方法、装置、プログラム及び記録媒体を提供する。前記の構成は以下のとおりである。
本発明に係る実施例の第1の態様によると、リスト更新方法を提供する。前記方法は、現在ページに表示されたN(N≧2であり、且つ、Nは整数である)個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号であって、リストデータの更新をトリガするためのトリガ信号を取得するステップと、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成するステップと、前記更新リスト項目を、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間にロードするステップと、を含む。
オプションとして、現在ページに表示されたN個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号を取得するステップは、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間に位置する、第1表示状態にある境界線に対するクリック信号を取得するステップと、前記クリック信号のトリガに基づいて、前記境界線を第2表示状態に従って表示するステップと、前記第2表示状態にある境界線に対するスライド信号を取得するステップと、前記スライド信号のトリガに基づいて、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成するステップを実行するステップと、を含む。
オプションとして、前記方法は、前記クリック信号を取得した後に、前記N個のリスト項目が定常状態にあるか否かを検出するステップと、前記N個のリスト項目が前記定常状態にある場合、前記クリック信号に基づいて、前記境界線を第2表示状態に従って表示するステップを実行するステップと、をさらに含む。
オプションとして、現在ページに表示されたN個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号を取得するステップは、前記第1リスト項目に対する第1スライド信号、及び、前記第2リスト項目に対する第2スライド信号を取得するステップを含む。
オプションとして、前記第1スライド信号は、前記第1リスト項目に対する、スライド方向が前記第2リスト項目から遠くなる方向であるスライド信号であり、前記第2スライド信号は、前記第2リスト項目に対する、スライド方向が前記第1リスト項目から遠くなる方向であるスライド信号であり、且つ、前記第1スライド信号のトリガタイミングと前記第2スライド信号のトリガタイミングとの間の時間差が、予め設定した時間閾値未満である。
オプションとして、前記方法は、更新後のリスト中に含まれたM(M≧N+1であり、且つ、Mは整数である)個のリスト項目に対する再配列指示を取得するステップと、各リスト項目毎に、前記リスト項目に対応されるソートパラメーターを取得するステップと、各前記ソートパラメーターと予め設定したソート条件に基づいて、前記M個のリスト項目を再配列するステップと、をさらに含み、ここで、前記予め設定したソート条件は、リスト項目をソートパラメーターが次第に大きくなるように配列することであるか、或いは、リスト項目をソートパラメーターが次第に小さくなるように配列することである。
本発明に係る実施例の第2の態様によると、リスト更新装置を提供する。前記装置は、現在ページに表示されたN(N≧2であり、且つ、Nは整数である)個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号であって、リストデータの更新をトリガするためのトリガ信号を取得するための信号取得モジュールと、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成するためのリスト項目生成モジュールと、前記更新リスト項目を、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間にロードするためのリスト項目ロードモジュールと、を有する。
オプションとして、前記信号取得モジュールは、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間に位置する、第1表示状態にある境界線に対するクリック信号を取得するための第1取得サブモジュールと、前記クリック信号に基づいて、前記境界線を第2表示状態に従って表示するための境界線表示サブモジュールと、前記第2表示状態にある境界線に対するスライド信号を取得するための第2取得サブモジュールと、を有する。
オプションとして、前記信号取得モジュールは、前記クリック信号を取得した後に、前記N個のリスト項目が定常状態にあるか否かを検出するためのリスト項目検出サブモジュールと、現在N個のリスト項目が前記定常状態にある場合、前記クリック信号に基づいて、前記境界線を第2表示状態に従って表示するための第2取得サブモジュールと、をさらに有する。
オプションとして、前記信号取得モジュールは、前記第1リスト項目に対する第1スライド信号、及び、前記第2リスト項目に対する第2スライド信号を取得するための信号取得サブモジュールを有する。
オプションとして、前記第1スライド信号は、前記第1リスト項目に対する、スライド方向が前記第2リスト項目から遠くなる方向であるスライド信号であり、前記第2スライド信号は、前記第2リスト項目に対する、スライド方向が前記第1リスト項目から遠くなる方向であるスライド信号であり、且つ、前記第1スライド信号のトリガタイミングと前記第2スライド信号のトリガタイミングとの間の時間差が、予め設定した時間閾値未満である。
オプションとして、前記装置は、更新後のリスト中に含まれたM(M≧N+1であり、且つ、Mは整数である)個のリスト項目に対する再配列指示を取得するための指示取得モジュールと、各リスト項目毎に、前記リスト項目に対応されるソートパラメーターを取得するためのパラメーター取得モジュールと、各前記ソートパラメーターと予め設定したソート条件に基づいて、前記M個のリスト項目を再配列するためのリスト項目再配列モジュールと、をさらに有し、ここで、前記予め設定したソート条件は、リスト項目をソートパラメーターが次第に大きくなるように配列することであるか、或いは、リスト項目をソートパラメーターが次第に小さくなるように配列することである。
本発明に係る実施例の第3の態様によると、リスト更新装置を提供する。前記装置は、プロセッサと、前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を備え、前記プロセッサは、現在ページに表示されたN(N≧2であり、且つ、Nは整数である)個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号であって、リストデータの更新をトリガするためのトリガ信号を取得し、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を取得し、前記更新リスト項目を、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間にロードするように構成される。
本発明の実施例に係る第4態様によると、プロセッサに実行されることにより、上記のリスト更新方法を実現するプログラムを提供する。
本発明の実施例に係る第5態様によると、上記プログラムが記録された記録媒体を提供する。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
現在ページに表示された隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対して、リストデータの更新をトリガし、また、更新リスト項目を上記の第1リスト項目と第2リスト項目との間にそのままロードすることにより、背景技術に存在する、リスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまうという問題を解決し、リスト更新をトリガする操作を簡素化し、更新効率を改善した上で、リストを閲覧する時の一貫性を保証した。
以上の統括な記述と以下の細部記述は、ただ例示的なものであり、本発明を制限するものではないと、理解するべきである。
ここでの図面は、明細書に合併されて本明細書の一部を構成して本発明に合致する実施例を示し、明細書とともに本発明の原理を説明するのに用いられる。
図1は、例示的な一実施例に係るリスト更新方法を示すフローチャートである。
図2Aは、例示的な他の一実施例に係るリスト更新方法を示すフローチャートである。
図2Bは、例示的な他の一実施例に係るリスト更新方法に用いられるユーザインターフェースを示す模式図である。
図3Aは、例示的なさらに他の一実施例に係るリスト更新方法を示すフローチャートである。
図3Bは、例示的なさらに他の一実施例に係るリスト更新方法に用いられるユーザインターフェースを示す模式図である。
図4は、例示的な一実施例に係るリスト更新装置を示すブロック図である。
図5は、例示的な他の一実施例に係るリスト更新装置を示すブロック図である。
図6は、例示的な一実施例に係る装置を示すブロック図である。
ここで、例示的な実施例を詳細に説明する。また、説明中の例は、図面に示している。以下の記述において、図面を説明する際に特に説明しない場合、異なる図面中の同一の符号は、同一或いは同様な要素を意味する。以下の例示的な実施例において記述する実施方法は、本発明に合致するすべての実施方法を代表しない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲において詳細に記述された、本発明のいくつかの態様と合致する装置、及び方法の例に過ぎない。
図1は、例示的な一実施例に係るリスト更新方法を示すフローチャートである。当該リスト更新方法を、携帯電話、タブレットPC、電子ブックリーダー、マルチメディアプレーヤー、パーソナルデジタルアシスタント、等のような電子デバイスに、応用する例を挙げて、本実施例を説明する。当該リスト更新方法は、以下の幾つかのステップを含んでもよい。
ステップ102において、現在ページに表示されたN(N≧2であり、且つ、Nは整数である)個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号であって、リストデータの更新をトリガするためのトリガ信号を取得する。
ステップ104において、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成する。
ステップ106において、更新リスト項目を第1リスト項目と第2リスト項目との間にロードする。
上記のように、本実施例提供のリスト更新方法、現在ページに表示された隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対して、リストデータの更新をトリガし、また、更新リスト項目を上記の第1リスト項目と第2リスト項目との間にそのままロードすることにより、背景技術に存在する、リスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまうという問題を解決し、リスト更新をトリガする操作を簡素化し、更新効率を改善した上で、リストを閲覧する時の一貫性を保証した。
図2Aは、例示的な他の一実施例に係るリスト更新方法を示すフローチャートである。当該リスト更新方法を、携帯電話、タブレットPC、電子ブックリーダー、マルチメディアプレーヤー、パーソナルデジタルアシスタント、等のような電子デバイスに、応用する例を挙げて、本実施例を説明する。当該リスト更新方法は、以下の幾つかのステップを含んでもよい。
ステップ201において、第1リスト項目と第2リスト項目との間に位置する、第1表示状態にある境界線に対するクリック信号を取得する。
ここで、第1リスト項目と第2リスト項目は、現在ページに表示されたN個のリスト項目の中の隣接する二つのリスト項目であり、N≧2であり、且つ、Nは整数である。
ユーザがリスト中に含まれた幾つかのリスト項目中のリストデータを閲覧している時に、もし、更新できる新たなリストデータがあれば、電子デバイスは、ユーザに新たなリストデータがあることを通知するための通知情報を生成して表示させる。
図2Bは、本実施例に係るユーザインターフェースを示す模式図である。一般的な場合に、電子デバイスは、サーバから送信してきた、電子デバイスに更新できる新たなリストデータがあることを通知するための更新通知を受信し、更新通知を受信した後に、更新通知情報21を生成して表示させる。図2Bの左上に図示したように、更新通知情報21を、ページのトップに表示させてもよい。
ユーザは、リストをリフレッシュして新たなリストデータを閲覧しようとする時に、現在ページに表示されたN個の完全に表示されたリスト項目、或いは、不完全に表示されたリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目との間で、トリガ信号をトリガして生成する。ここで、更新されたリストデータに対応される更新リスト項目は、ユーザが選択した隣接する第1リスト項目と第2リスト項目との間に挿入されることになる。また、電子デバイスによりトリガ信号を取得する過程は、二種の実現可能な方法を含んでもよい。本実施例においては、第1種の実現可能な方法を説明する。
互いに異なるリスト項目を区別するために、隣接するリスト項目同士の間を、一般的に、境界線を用いて分割する。境界線は、一つの線分であってもよく、一つの細長い空白領域であってもよく、或いは、互いに異なるリスト項目を分割するための他の任意の図形であってもよい。
本実施例に係る実現方法において、ユーザは、二つの操作によって、リスト更新をトリガしてもよい。ここで、第1の操作は、第1リスト項目と第2リスト項目との間に位置する、第1表示状態にある境界線をクリックする操作である。誤操作を避けるために、当該クリック操作は長押し操作であってもよい。これに対し、電子デバイスは、第1リスト項目と第2リスト項目との間に位置する、第1表示状態にある境界線に対するクリック信号を取得する。ここで、第1表示状態とは、通常表示状態である。
図2Bの左上に図示したように、ユーザが、第1リスト項目22と第2リスト項目23との間に位置する、第1表示状態にある境界線24を長押ししている。
ステップ202において、クリック信号に基づいて、境界線を第2表示状態で表示させる。
電子デバイスは、クリック信号を取得した後に、境界線を、第2表示状態で表示させる。境界線の表示状態の変換は、ユーザに該当する操作がリスト更新をトリガしていることを通知するために行われる。ここで、第2表示状態は、境界線が太く表示された状態であってもよい、或いは、境界線を、ジッパーの形で表示させてもよく、或いは、上記の第1表示状態と異なる表示方法であってもよい。
図2Bの右上に図示したように、ユーザが第1表示状態にある境界線24を長押しした後に、電子デバイスは、境界線24を太く表示させる。
ステップ203において、第2表示状態にある境界線に対するスライド信号を取得する。
ユーザの第2の操作は、第2表示状態にある境界線においてスライド信号をトリガして生成する操作である。ここで、スライド軌跡の長さ、及び、スライドジェスチャーの方向は、実際の状況によって予め設定してもよく、本実施例においては、これに対して具体的に制限しない。
図2Bの右上に図示したように、ユーザが、第2表示状態にある境界線24において、左から右へスライドしている。これに対し、図2Bの右下に図示したように、電子デバイスは、スライド信号を取得した後に、第1リスト項目22と第2リスト項目23との間に、ユーザにリストをリフレッシュしていることを通知するための、「リフレッシュ中」とのリフレッシュ通知情報25を表示される。
また、さらに、誤操作を防止するために、即ち、ユーザがリストデータを閲覧する過程中に、リストを上又は下へスライドする時に境界線をタッチして、電子デバイスによりユーザがリストを更新しようとしていると誤って識別することを防止することにより、ユーザに操作中の迷惑と不便を与えないために、電子デバイスは、クリック信号を取得した後に、さらに、N個のリスト項目が定常状態にあるか否かを検出してもよい。もし、N個のリスト項目が定常状態にあると、上記のステップ202を実行する。NOである場合、境界線を第1表示状態に維持して表示する。
ステップ204において、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成する。
電子デバイスは、サーバ中から更新されたリストデータを取得する必要がある時に、更新されたリストデータを、リストの更新をトリガするためのトリガ信号を取得した後に、サーバ中から取得してもよい。このようにすると、パケット・トラフィックの資源の浪費を避けることができる。或いは、更新されたリストデータを、サーバから送信されてきた更新通知を受信した後に、ダイレクトに、サーバから取得してローカルにキャッシュしてもよい。このようにして、更新リスト項目をロードする効率を改善できる。
電子デバイスは、更新されたリストデータを取得した後に、更新されたリストデータを該当する更新リスト項目に解析する。ここで、各々の更新リスト項目は1組の更新されたリストデータに対応する。
ステップ205において、更新リスト項目を第1リスト項目と第2リスト項目との間にロードする。
この後、電子デバイスは、更新リスト項目をユーザが選択した第1リスト項目と第2リスト項目との間にロードし、表示範囲の大きさに基づいて、少なくとも一つの完全な更新リスト項目、或いは、不完全な更新リスト項目を表示する。
図2Bの左下に図示したように、電子デバイスは、更新リスト項目を取得した後に、リフレッシュ通知情報25を隠し、更新リスト項目26を第1リスト項目22の下側にロードして表示させる。
また、更新リスト項目を、ユーザが現在閲覧している第1リスト項目と第2リスト項目との間に、リアルタイムに挿入することにより、ユーザが更新されたリストデータを速く閲覧できるようにしたのと同時に、ユーザが更新されたリストデータを閲覧した後に、続いてその直前に閲覧しているその前のリストデータを便利に閲覧できるようにした。また、ユーザに習慣された表示方法は、順序に従って配列されたリストデータ、例えば、時間パラメーターに従って配列されたリストデータである。ユーザが更新されたリストデータを閲覧した後、電子デバイスは、さらに、各リスト項目に対応されるソートパラメーター、及び、予め設定したソート条件に従って、更新後のリスト中に含まれたリスト項目を再配列することによる、リスト項目の整然性を確保して、さらに、ユーザエクスペリエンスを改善した。このため、上記のステップ205の後に、本実施例によって提供するリスト更新方法は、以下のステップを、さらに、含む。
ステップ206において、更新後のリスト中に含まれたM(M≧N+1であり、且つ、Mは整数である)個のリスト項目に対する再配列指示を取得する。
ここで、再配列指示は、ユーザにより実際の要求に基づいて自発的にトリガしてもよい。或いは、ユーザが、次回アプリケーションをオンにする時にトリガしたリストロード指示を、再配列指示としてもよい。
ステップ207において、各リスト項目毎に、リスト項目に対応されるソートパラメーターを取得する。
電子デバイスは、再配列指示を取得した後に、各リスト項目に対応されるソートパラメーターを取得する。実際に応用する時に、互いに異なるソート条件は、互いに異なるソートパラメーターに対応される。例えば、ソートパラメーターは、時間パラメーター、距離パラメーター、価格パラメーター、等である。
マイクロブログのアプリケーションにおいて、一般的に、ソートパラメーターは時間パラメーターである。1組のリストデータ毎には、一つの時間パラメーターが含まれており、一般的に、当該時間パラメーターは、ユーザにより当該マイクロブログの一部に対応されるタイミングに対応する時間である。
ステップ208において、各ソートパラメーター、及び、予め設定したソート条件に基づいて、M個のリスト項目を再配列する。
ここで、予め設定したソート条件は、リスト項目を、ソートパラメーターが次第に大きくなるように配列することであるか、或いは、予め設定したソート条件は、リスト項目を、ソートパラメーターが次第に小さくなるように配列することである。
上記のように、本実施例によって提供するリスト更新方法によると、現在ページに表示された隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対して、リストデータの更新をトリガし、また、更新リスト項目を上記の第1リスト項目と第2リスト項目との間にそのままロードすることにより、背景技術に存在する、リスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまうという問題を解決し、リスト更新をトリガする操作を簡素化し、更新効率を改善した上で、リストを閲覧する時の一貫性を保証した。
また、本実施例によって提供するリスト更新方法によると、リストデータの更新をトリガするための操作方法を、さらに提供して、ユーザが更新リスト項目をロードしようとする位置を自発的に特定できるようにして、ユーザエクスペリエンスを十分に改善した。さらに、各ソートパラメーター、及び、予め設定したソート条件に基づいて、更新後のリスト中に含まれた各リスト項目を再配列することにより、リスト項目の整然性を確保して、ユーザエクスペリエンスをさらに改善した。
図3Aは、例示的なさらに他の一実施例に係るリスト更新方法を示すフローチャートである。当該リスト更新方法を、携帯電話、タブレットPC、電子ブックリーダー、マルチメディアプレーヤー、パーソナルデジタルアシスタント、等のような電子デバイスに、応用する例を挙げて、本実施例を説明する。当該リスト更新方法は、以下の幾つかのステップを含んでもよい。
ステップ301において、第1リスト項目に対する第1スライド信号、及び、第2リスト項目に対する第2スライド信号を取得する。
ここで、第1リスト項目と第2リスト項目は、現在ページ内に表示されたN個のリスト項目の中の隣接する二つのリスト項目であり、N≧2であり、且つ、Nは整数である。
また、第1スライド信号と第2スライド信号とは、同時に生成された二つのスライド信号であってもよく、順次に、前後に生成された二つのスライド信号であってもよい。第1スライド信号と第2スライド信号とが、同時に生成された二つのスライド信号である場合、第1スライド信号のトリガタイミングと第2スライド信号のトリガタイミングとの間の時間差が、予め設定した時間閾値未満であり、且つ、第1スライド信号と第2スライド信号とはある時間帯に現在ページにおいて生成される。第1スライド信号と第2スライド信号が、順次に、前後に生成された二つのスライド信号である場合、二つのスライド信号のトリガ順序に対しては、制限しない。
第1スライド信号と第2スライド信号にそれぞれ対応されるスライド軌跡と、スライド方向とは、実際の要求によって予め設定してもよい。オプションとして、第1スライド信号と第2スライド信号とが、方向が反対する二つのスライド信号である場合、第1スライド信号のスライド方向に反対する延長線と第2スライド信号のスライド方向に反対する延長線とによって構成された角度は、予め設定した角度閾値より大きい。例えば、予め設定した角度閾値は、170°である。
実現可能な一方法において、第1スライド信号は、第1リスト項目に対する、スライド方向が第2リスト項目から遠くなるスライド信号であり、第2スライド信号は、第2リスト項目に対する、スライド方向が第1リスト項目から遠くなるスライド信号であり、且つ、第1スライド信号のトリガタイミングと第2スライド信号のトリガタイミングとの間の時間差が、予め設定した時間閾値未満である。
図3Bは、本実施例に係るユーザインターフェースを示す模式図である。ユーザは、更新されたリストデータに対応される更新リスト項目を、第1リスト項目と第2リスト項目との間に挿入しようとする時に、第1リスト項目32と第2リスト項目33とにおいて、一対の方向が反対するスライド操作を同時に行う。これに対し、電子デバイスは、上記の二つのスライド信号を取得した後に、二つのリスト項目を、反対する方向に沿って一定の距離を分離させ、また、第1リスト項目32と第2リスト項目33との間に「リフレッシュ中」とのリフレッシュ通知情報35を表示させる。
互いに異なる実現方法において、第1スライド信号は、第1の予め設定したスライド軌跡と第1の予め設定したスライド方向とによる、第1リスト項目に対してトリガしたスライド信号であってもよく、第2スライド信号は、第2の予め設定したスライド軌跡と第2の予め設定したスライド方向とによる、第2リスト項目に対してトリガしたスライド信号であってもよいことを、説明する必要がある。ここで、第1の予め設定したスライド軌跡、第1の予め設定したスライド方向、第2の予め設定したスライド軌跡、及び、第2の予め設定したスライド方向は、実際の要求に従って予め設定してもよい。本実施例においては、ただ、上記の実現可能な方法の例を挙げて説明した。他の実現可能な方法において、第1スライド信号と第2スライド信号とは、同時に生成され、且つ、時計回り方向に沿う、スライド軌跡が円である二つのスライド信号であってもよく、或いは、前後に生成され、且つ、ページの対角線方向に沿う二つのスライド信号、等であってもよい。本実施例においては、これらに対して具体的に制限しない。
ステップ302において、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成する。
電子デバイスは、サーバ中から更新されたリストデータを取得する必要がある場合に、更新されたリストデータを、リストの更新をトリガするためのトリガ信号を取得した後に、サーバから取得してもよい。このようにすると、パケット・トラフィックの資源の浪費を避けることができる。或いは、更新されたリストデータを、サーバから送信されてきた更新通知を受信した後に、ダイレクトに、サーバから取得してローカルにキャッシュしてもよい。このようにして、更新リスト項目をロードする効率を改善できる。
電子デバイスは、更新されたリストデータを取得した後に、更新されたリストデータを該当する更新リスト項目に解析する。ここで、各々の更新リスト項目は1組の更新されたリストデータに対応する。
ステップ303において、更新リスト項目を第1リスト項目と第2リスト項目との間にロードする。
この後、電子デバイスは、更新リスト項目をユーザが選択した第1リスト項目と第2リスト項目との間にロードし、表示範囲の大きさに基づいて、少なくとも一つの完全な更新リスト項目、或いは、不完全な更新リスト項目を表示する。
図3Bの右下に図示したように、電子デバイスは、更新リスト項目を取得した後に、リフレッシュ通知情報35を隠し、更新リスト項目36を第1リスト項目32の下側にロードして表示させる。
上記のように、本実施例によって提供するリスト更新方法によると、現在ページに表示された隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対して、リストデータの更新をトリガし、また、更新リスト項目を上記の第1リスト項目と第2リスト項目との間にそのままロードすることにより、背景技術に存在する、リスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまうという問題を解決し、リスト更新をトリガする操作を簡素化し、更新効率を改善した上で、リストを閲覧する時の一貫性を保証した。
また、本実施例によって提供するリスト更新方法によると、さらに、高速で、簡単な、リストデータの更新をトリガするための操作方法を提供して、ユーザにより、反対する方向へ隣接する二つのリスト項目を分離させるだけで、更新リスト項目がユーザが選択した上記の二つのリスト項目同士の間に挿入されるため、操作が簡単で、更新効率が高く、且つ、ユーザの操作習慣に合致する。
図2Aと図3Aと示された本実施例において、上記の二つの実施例に係る二種の実現可能なリストデータの更新をトリガするための操作方法の例を挙げて説明したことを、さらに、説明する必要がある。実際に応用する時に、リストデータの更新をトリガするための操作方法には、様々な方法がある。例えば、第1リスト項目と第2リスト項目との間の境界線をダブルクリックしてリストデータの更新をトリガする方法、或いは、ある指定されたリフレッシュボタンをクリックして、リストデータの更新をトリガする方法、等がある。本実施例においては、これらに対して具体的に制限しない。
以下は、本発明の装置の実施例であり、本発明の方法の実施例を実行することができる。本発明の装置の実施例において記述していない細部内容に対しては、本発明の方法の実施例を参照してください。
図4は、例示的な一実施例に係るリスト更新装置を示すブロック図である。当該リスト更新装置は、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、両者の組み合わせを通じて、携帯電話、タブレットPC、電子ブックリーダー、マルチメディアプレーヤー、パーソナルデジタルアシスタント、等のような電子デバイスの一部、或いは、全部を実現することができる。当該リスト更新装置は、信号取得モジュール410、リスト項目生成モジュール420、及び、リスト項目ロードモジュール430を備えてもよい。
信号取得モジュール410は、現在ページに表示されたN(N≧2であり、且つ、Nは整数である)個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号であって、リストデータの更新をトリガするためのトリガ信号を取得する。
リスト項目生成モジュール420は、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成する。
リスト項目ロードモジュール430は、前記更新リスト項目を、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間にロードする。
上記のように、本実施例によって提供するリスト更新装置によると、現在ページに表示された隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対して、リストデータの更新をトリガし、また、更新リスト項目を上記の第1リスト項目と第2リスト項目との間にそのままロードすることにより、背景技術に存在する、リスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまうという問題を解決し、リスト更新をトリガする操作を簡素化し、更新効率を改善した上で、リストを閲覧する時の一貫性を保証した。
図5は、例示的な他の一実施例に係るリスト更新装置を示すブロック図である。当該リスト更新装置は、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、両者の組み合わせを通じて、携帯電話、タブレットPC、電子ブックリーダー、マルチメディアプレーヤー、パーソナルデジタルアシスタント、等のような電子デバイスの一部、或いは、全部を実現することができる。当該リスト更新装置は、信号取得モジュール410、リスト項目生成モジュール420、及び、リスト項目ロードモジュール430を備えてもよい。
信号取得モジュール410は、現在ページに表示されたN(N≧2であり、且つ、Nは整数である)個のリスト項目の中の隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対するトリガ信号であって、リストデータの更新をトリガするためのトリガ信号を取得する。
第1の実現可能な方法において、前記信号取得モジュール410は、第1取得サブモジュール410a、境界線表示サブモジュール410b、及び、第2取得サブモジュール410cを備える。
前記第1取得サブモジュール410aは、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間に位置する、第1表示状態にある境界線に対するクリック信号を取得する。
前記境界線表示サブモジュール410bは、前記クリック信号に基づいて、前記境界線を第2表示状態に従って表示する。
前記第2取得サブモジュール410cは、前記第2表示状態にある境界線に対するスライド信号を取得する。
オプションとして、前記信号取得モジュール410は、リスト項目検出サブモジュール410dを、さらに、有する。
前記リスト項目検出サブモジュール410dは、前記クリック信号を取得した後に、前記N個のリスト項目が定常状態にあるか否かを検出する。
前記第2取得サブモジュール410cは、現在N個のリスト項目が前記定常状態にある場合、前記クリック信号に基づいて、前記境界線を第2表示状態に従って表示する。
第2の実現可能な方法において、前記信号取得モジュール410は、信号取得サブモジュール410eを、さらに、備える。
前記信号取得サブモジュール410eは、前記第1リスト項目に対する第1スライド信号、及び、前記第2リスト項目に対する第2スライド信号を取得する。
オプションとして、前記第1スライド信号は、前記第1リスト項目に対する、スライド方向が前記第2リスト項目から遠くなる方向であるスライド信号であり、前記第2スライド信号は、前記第2リスト項目に対する、スライド方向が前記第1リスト項目から遠くなる方向であるスライド信号であり、且つ、前記第1スライド信号のトリガタイミングと前記第2スライド信号のトリガタイミングとの間の時間差が、予め設定した時間閾値未満である。
リスト項目生成モジュール420は、更新されたリストデータに基づいて、少なくとも一つの更新リスト項目を生成する。
リスト項目ロードモジュール430は、前記更新リスト項目を、前記第1リスト項目と前記第2リスト項目との間にロードする。
また、オプションとして、前記装置は、指示取得モジュール440、パラメーター取得モジュール450、及び、リスト項目再配列モジュール460を、さらに、備える。
指示取得モジュール440は、更新後のリスト中に含まれたM(M≧N+1であり、且つ、Mは整数である)個のリスト項目に対する再配列指示を取得する。
パラメーター取得モジュール450は、各リスト項目毎に、前記リスト項目に対応されるソートパラメーターを取得する。
リスト項目再配列モジュール460は、各前記ソートパラメーターと予め設定したソート条件に基づいて、前記M個のリスト項目を再配列する。
ここで、前記予め設定したソート条件は、リスト項目をソートパラメーターが次第に大きくなるように配列することであるか、或いは、リスト項目をソートパラメーターが次第に小さくなるように配列することである。
上記のように、本実施例によって提供するリスト更新装置によると、現在ページに表示された隣接する第1リスト項目と第2リスト項目に対して、リストデータの更新をトリガし、また、更新リスト項目を上記の第1リスト項目と第2リスト項目との間にそのままロードすることにより、背景技術に存在する、リスト更新をトリガする操作が複雑であるため、更新効率に影響を与えてしまい、且つ、リストデータを閲覧する時の一貫性に影響を与えてしまうという問題を解決し、リスト更新をトリガする操作を簡素化し、更新効率を改善した上で、リストを閲覧する時の一貫性を保証した。
また、本実施例によって提供するリスト更新装置によると、リストデータの更新をトリガするための、二種の操作方法を、さらに提供して、任意の一種の操作方法によっても、ユーザが更新リスト項目をロードしようとする位置を自発的に特定できるようにして、ユーザエクスペリエンスを十分に改善した。さらに、各ソートパラメーター、及び、予め設定したソート条件に基づいて、更新後のリスト中に含まれた各リスト項目を再配列することにより、リスト項目の整然性を確保して、ユーザエクスペリエンスをさらに改善した。
上記の実施例の装置について、その各モジュールが実行する操作の具体的な形態は既に当該方法に関する実施例において詳細に説明したため、ここでは詳細に説明しない。
図6は、例示的な一実施例に係るリスト更新装置600を示すブロック図である。例えば、装置600は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図6を参照して、装置600は、プロセスアセンブリ602、メモリ604、電源アセンブリ606、マルチメディアアセンブリ608、オーディオアセンブリ610、入出力(I/O)インターフェース612、センサアセンブリ614、及び通信アセンブリ616のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
プロセスアセンブリ602は、一般的には装置600の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ動作、及び記録動作と関連する動作を制御する。プロセスアセンブリ602は、一つ以上のプロセッサ620を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或いは一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ602は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ602と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ602は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ608とプロセスアセンブリ602の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ604は、各種類のデータを記憶することにより装置600の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置600において動作するいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ604は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ606は、装置600の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ606は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び装置600のための電力の生成、管理及び割り当てに関連付けられている他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ608は、前記装置600とユーザの間に一つの出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スワイプ、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或いはスワイプの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或いはスワイプ操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ608は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。装置600が、例えば撮影モード、或いはビデオモード等の動作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或いは可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ610は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ610は、一つのマイク(MIC)を含み、装置600が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の動作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ604に記憶されたり、通信アセンブリ616を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ610は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェース612は、プロセスアセンブリ602と周辺インターフェースモジュールの間にインターフェースを提供するものであり、上記周辺インターフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、作動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ614は、装置600に各種の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ614は、装置600のON/OFF状態、装置600のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ614は、装置600、或いは装置600の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置600とが接触しているか否か、装置600の方位、又は加速/減速、装置600の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ614は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ614は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ614は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ616は、装置600と他の機器の間に有線、又は利便性のよい形態の通信を提供する。装置600は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或いはこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ616は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ616は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を可能にする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、装置600は、一つ以上のASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ604を提供しており、装置600のプロセッサ620により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク(登録商標)、光データ記憶デバイス等である。
コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、当該記録媒体中の命令が装置600のプロセッサによって実行される際に、装置600に、上記の図1、図2A、或いは、図3Aに示したリスト更新方法を実行させる。
当業者は、明細書を検討して本発明を実施した後、本発明の他の実施例を容易に考え出すことができる。本願は、本発明のいずれの変形、用途、又は適応的な変更をカバーすることを意図しており、これらの変形、用途、又は適応的な変更は、本発明の一般的な原理に従い、また、本発明は公開していない当該技術分野の公知の知識又は通常の技術手段を含む。明細書と実施例はただ例示として考慮され、本発明の本当の範囲と趣旨は以下の特許請求の範囲に記載される。
本発明は上記に記述され、また図面で示した厳密な構成に限定されず、その範囲を逸脱しない限り多様な置換えと変更を行うことができると、理解されるべきである。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲のみにより限定される。