JP2016530615A - 避難誘導報知装置およびシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、火災発生時に、火災を感知して火災の発生を報せ、避難路を案内して、安全な避難路を確保し、火災時に発生する煙などで遮られた視野を再確保することができる避難誘導報知システムに関する。このため、本発明に係る避難誘導報知システムは、階段の端の握り棒に取り付けられる避難誘導報知装置を含み、前記避難誘導報知装置は、表示窓、スピーカー、ビーム出力部、LED部、センサ部、コネクタ部、電源部、制御部および避難方向案内部を収容する装置ハウジングを含むことを技術的特徴とする。また、本発明に係る避難誘導報知装置をなすハウジングには、外部との通信が可能な通信部がさらに設けられ、避難誘導報知装置を遠隔で制御するためのコンピュータからなる管制室がさらに完備され、管制室から上記通信部を通して避難誘導報知装置を手動で制御することを技術的特徴とする。【選択図】 図2

Description

本発明は、火災発生時に避難を誘導する避難誘導報知装置を含む避難誘導報知システムに関するもので、より具体的には、避難誘導報知装置に形成されたセンサが火災を感知すると、避難誘導報知装置に形成されたスピーカーを通して火災が発生したことが音声で出力されることで、火災の事実を報せる避難誘導報知システムに関する。
本発明は、避難誘導報知装置に形成されて光を発するLEDが火災発生時に、他の色で発光することで、安全な避難路を案内する避難誘導報知システムに関する。
本発明は、階段の握り棒に取り付けられる避難誘導報知装置に形成されたビーム出力部が、火災発生時に階段の踏み場方向にビーム(Beam)を照射することで、安全な避難路と避難者の視界を確保することができる避難誘導報知システムに関する。
現代では、建物がオフィスや住宅などの様々な用途に使われており、社会の機能が複雑かつ多様に変化していることに伴い、建物が巨大化しており、その建物内ではより多くの人々が活動している。
前記建物において緊急事態が発生した場合には、莫大な被害を受けることになるが、この時、復旧可能な財産上の被害とは異なり、取り返しのつかない人命被害も発生することがある。
これらの財産上の被害や人命の被害を減らすためには、火災の初期段階で鎮火することが重要である。
このため、緊急時に、主に建物内で火災事故等が発生した場合に、これを感知して自動的に警報音を鳴らすことで火災発生の事実を報せる装置が開発されており、ほとんどの建物で使用されている。
しかし、従来の火災警報装置は、火災を報せる手段として使用されるだけで、避難または避難の手助けとなる手段を備えていない。
したがって、建物の構造をよく知らない人は、建物の内部で道に迷ってしまうことで事故に遭ったり、建物の構造を把握した人であっても、避難路から人が一斉に避難することで将棋倒しに遭ったりすることもある。
つまり、火災発生による人命被害は、道に迷ってしまうことで窒息事故に遭ったり、避難中に将棋倒しに遭ってしまうことによるものがほとんどである。
これを鑑みて、緊急事態発生時に避難路を案内する装置が開発されており、これに関連して、本出願人は、2012年8月6日付で韓国特許出願番号第10−2012−0085515号に火災映像音声感知装置を出願して登録を受けた。
前記技術は、建物の天井に設置されるもので、火災が発生するとその映像信号を伝送することで遠距離からも火災の発生を報せることができ、その映像を保存することで火災の発生原因の究明を容易にすることができ、煙の中で視界の確保を助けるLED光を放つことで避難路を案内する火災の映像音声感知装置に関するものである。
しかし、火災などの緊急事態の発生時に、避難中の事故が最も多く発生する場所は、建物内の階段であり、階段の踏み外しなどによる二次災害(例えば、階段での転落事故、階段での転倒、避難者同士の将棋倒しによる負傷)が発生することがある。
また、緊急事態発生時の煙などにより視界の確保が困難な状況では、LED光に頼って、多数の人々が一斉に避難階段を利用することになるため、二次災害を予防することが現実的に難しい。
一方、火災発生時に、主要な避難路となる階段において安全に避難できるように避難を誘導する技術が開発されているが、これに関連して韓国公開特許公報第10−2002−0038983号に階段用ノンスリップについて記載されている。これを添付の図1を用いて説明する。
図1は、従来の技術である階段用ノンスリップの構成を概略的に示すものである。
前記に記載された技術は、建物の地下室のように暗いところにおいて、停電や火災などの非常時にも階段の場所を一般人が容易に識別できるようにした階段用ノンスリップに関するもので、建物の階段に取り付けられ、停電や火災などの非常時にも階段の位置を容易に識別することができるようにランプを内蔵し、かつ普段は建物内の常時電源によって発光し、停電や火災時には、蓄電池によって発光することで人を迅速に避難できるようにした階段用ノンスリップに関する。
また、添付の図1には、階段に固定されるノンスリップ本体10が示されている。
このようなノンスリップ本体10には、階段と垂直に固定壁11が形成され、固定壁11と離隔されて表面壁12が形成される。
そして、固定壁11と表面壁12との間に形成された空間にランプ20が挿入されるものである。
この時、ノンスリップ本体10の表面壁12の角を斜めに構成して透視窓30が挿入されることで、前記透視窓30を通してランプ20の光が外部に投光される。
しかし、前述した技術の場合、階段の各段に取り付けなければならないため手間がかかり、設置費用と必要な人員が増加するという問題点がある。
また、前述した技術が、緊急時に階段の位置を報せ、避難路を案内する機能を有することを考えたとき、緊急事態時に停電により暗くなった場合、または煙により視界の確保が困難になった場合には、発せられる光によって視界を確保する必要があり、添付の図面の図1と同じ構成で、ランプの光を透過して避難者を案内すると、むしろ避難者が足を踏み外したりすることなどにより二次災害が引き起こされ得る危険性がある。
したがって、正確な避難路を案内することができ、階段を正確に表示して二次災害を防ぐことができ、階段の種類や材質に関係なく適用可能な避難誘導システムの開発が求められている。
前記のような要求に応えるために発明されたものであって、本発明の目的は、火災発生時に避難を誘導する避難誘導報知装置を含み、火災によって発生する熱、煙やガスを感知するセンサを前記避難誘導報知装置に形成し、火災を感知すると、避難誘導報知装置に形成されたスピーカーを通して火災発生を通報する音声を出力する避難誘導報知システムを提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、避難誘導報知装置に形成されて光を発するLEDが火災発生時に、他の色で光を発することで、安全な避難路を案内する避難誘導報知システムを提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、階段の握り棒に取り付けられる避難誘導報知装置に形成されたビーム出力部が、火災発生時に階段の踏み場方向にビーム(Beam)を照射することで、安全な避難路と避難者の視界を確保することができる避難誘導報知システムを提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、外部との通信が可能な通信部を避難誘導報知装置にさらに設け、前記避難誘導報知装置を遠隔で制御することができる避難誘導報知システムを提供することにある。
前記のような課題を解決するために、本発明は、階段の握り棒に挿設するための開口部が形成された円型リング状からなる避難誘導報知装置において、避難誘導報知装置は、表示窓、スピーカー、ビーム出力部、LED部、コネクタ部、センサ部、制御部、電源部および避難方向案内部を含む装置ハウジングからなるが、センサ部は、火災によって発生する熱、煙やガスをセンシングして火災を感知し、これを信号に出力し、LED部は、LED照明を発光し、センサ部の信号によって、火災発生時に他の色のLED照明を発光し、ビーム出力部は、階段の踏み場方向にビームを照射しセンサ部の信号によって、火災発生時に他の色のビームを照射し、避難方向案内部は、火災発生時の避難者に階段の避難方向を案内することを技術的特徴とする。
また、本発明は、避難誘導報知装置をなす装置ハウジングは、外部との通信が可能な通信部をさらに設け、避難誘導報知装置の制御のためのコンピュータからなる管制室がさらに具備され、管制室から前記通信部を通して避難誘導報知装置を遠隔で制御することを技術的特徴とする。
本発明は、階段の握り棒に避難誘導報知装置を設け、前記の避難誘導報知装置に形成されるLED部によって、火災発生時の煙などで視界が遮られても避難者の視界を確保することができ、ビームの出力部によって避難路を確保して案内することができるため、避難者が安全に避難できるようにする効果を有している。
したがって、避難中に発生することがある二次災害(踏み外し、避難者同士の将棋倒し、建物の構造が分からず道に迷う場合など)を防ぐことができる効果を有している。
本発明は、避難誘導報知装置に形成されたLEDから発せられる光を火災発生時に、他の色にすることで人々に火災発生を認識させることができ、また、火災発生時にスピーカーを通して火災発生を通報する音声を出力することで、避難者を即時誘導することができる効果を有している。
本発明は、階段の握り棒に避難誘導報知装置を取り付け、階段の踏み場にビーム(Beam)を照射することで、階段の踏み場を正確に報せることができるため、避難者を正確かつ迅速に誘導することができる効果を有している。
本発明は、避難誘導報知装置に外部との通信が可能な通信部をさらに設けることで、遠隔で制御することができるため、建物の一部で火災が発生しても、建物全体に火災発生を通報するように制御して避難路を案内することができる効果を有する。
従来の技術である階段用ノンスリップの構成を概略的に示すものである。 本発明に係る避難誘導報知システムの構成を概略的に示すものである。 本発明に係る避難誘導報知システムにおいて避難誘導報知装置の構成を概略的に示すものである。 本発明に係る避難誘導報知システムにおいて避難誘導報知装置の正面の構成を概略的に示すものである。 本発明に係る避難誘導報知システムにおいて避難誘導報知装置のもう一つの形態を示すものである。 本発明に係る避難誘導報知システムにおいて避難誘導報知装置の結合形態を示すものである。 本発明に係る避難誘導報知システムの構成をブロック図で示すものである。 本発明に係る避難誘導報知システムにおいて管制室が避難誘導報知装置を遠隔で制御する一例を概略的に示すものである。 本発明の第2の実施例に係る避難誘導報知システムにおいて避難誘導報知装置は、レーザービームを照射する出力手段をさらに含むことを示すものである。 本発明の第3の実施例に係る避難誘導報知システムが火災の映像音声感知装置と連動することを示すものである。 本発明の第4の実施例に係る避難誘導報知システムにおいて避難誘導報知装置の構成を示すものである。 本発明の第4の実施例に係る避難誘導報知システムの動作例を示すものである。
本明細書および請求範囲に用いられた用語や単語は、通常的であったり、辞典的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者は、彼自身の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原理に立脚して、本発明の技術的思想に符合する意味と概念に解釈されるべきである。
したがって、本明細書に記載された実施例と図面に示された構成は、本発明の最も好適な実施例に過ぎず、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではないため、本出願時点においてこれらを代替できる多様な均等物と変形例が存在し得る。
以下、図面を参照して説明するに先立ち、本発明の要旨を浮き彫りにするため、不要事項、すなわち、通常の知識を有する当業者が自明に付加することができる公知の構成については、図示または具体的に記述していないことを明らかにする。
すなわち、本明細書では、本発明に係る目的を達成するための構成(例えば、避難誘導報知装置および管制室)を主に説明するが、これにより、本発明が前記の構成に限定されないということを強調するものである。
説明に先立ち、本発明は、避難者に避難方向を誘導および案内する目的を達成するためのものであるため、避難誘導報知装置および避難誘導報知システムと称する。
本発明は、火災発生時に避難を誘導する避難誘導報知装置を含む避難誘導報知システムに関する。
しかし、条件に応じて、本発明に係る避難誘導報知装置を含む避難誘導報知システムは、火災が発生した場合の外にも、他の緊急事態発生時に使用され得、夜間でも識別を目的に使用さえ得るが、これは避難者を安全に誘導するという目的さえ達成すれば十分である。
また、避難誘導報知システムは、避難誘導報知装置100と管制室200が含まれ、これらの避難誘導報知システムを添付の図面を用いて説明する。
図2は、本発明に係る避難誘導報知システムの構成を概略的に示すものであり、前記避難誘導報知システムは、避難誘導報知装置100を含む。
避難誘導報知装置100は、階段の一側に形成される。
さらに好ましくは、避難誘導報知装置100は、階段の一側に形成された階段の手すりを固定するために階段端の地面から上側に立設された握り棒に形成される。
ここで握り棒とは、階段の踏み場の端に一定の高さで遮るように建てられる構造物であって、 人の転落事故を防止するための目的や装飾の目的で階段に形成されたものを意味する。
これらの避難誘導報知装置100の構造を、添付の図面の図3aおよび図3bを用いて説明すると、次の通りである。
図3aは、本発明に係る避難誘導報知システムにおいて避難誘導装置の構成を概略的に示すものであり、図3bは、本発明に係る避難誘導報知システムにおいて避難誘導報知装置の正面の構成を概略的に示すものである。
また、図3cは、本発明に係る避難誘導報知システムにおいて避難誘導報知装置のもう一つの形状を示すものである。
詳細な説明に先立ち、本発明に係る避難誘導報知システムは、添付の図面と同じ形状に限定されるものではなく、本明細書で記述される機能(部)を含み、様々な形状に製作された従来の階段に合わせてさまざまな形状をとることができる。
たとえば、添付の図面の図3cに示すように構成され、図3cの階段は、一般的に多くの建物で使用される形状であり、これらの階段の形状に応じて階段と適切に調和するように、本発明に係る避難誘導報知装置100は図3cの形状をなすことができる。
添付の図面の図3aおよび図3bに示すように、避難誘導報知装置100は、表示窓111、スピーカー112、ビーム出力部113およびLED部114を含む装置ハウジング110からなる。
表示窓111は、避難誘導報知装置100が取り付けられた階の情報を表示する。
したがって、火災発生時に、動揺している避難者に避難者が現在いる階についての情報を報せることができる。
スピーカー112は、火災の発生を通知する音声を出力する。
ここで音声は、火災発生放送はもちろんのこと、火災発生警報音も含むものであり、この時、火災発生放送または火災発生警報音は、本発明に係る避難誘導報知システムを運用する運用者の操作により多様に設定されることはもちろんである。
ビーム出力部113は、階段の一側に形成された避難誘導報知装置100において階段の踏み場方向に形成される。
これは、階段の踏み場にビーム(Beam)を出力するためのもので、好ましくは、LEDビームで構成され得る。
すなわち、ビーム出力部113は、LEDビームで階段の踏み場に所定の表示をするものである(添付の図2の点線参照)。
条件に応じて、階段の踏み場に照射されるビーム(Beam)は、普段も階段の踏み場に照射されるようにし、火災発生時には他の色のビームを照射するように構成されることができる。
例えば、普段は緑のビーム(Beam)を照射し、火災発生時には赤色のビーム(Beam)を照射すること等である。
この時、ビーム出力部113から照射されるビーム(Beam)の色は、運用者の操作に応じた方法で指定されることができる。
LED部114は、LEDを使用して光を発するものであって、火災発生時には他の色の光が発せられる。
例えば、普段は緑のLEDライトを発し、火災発生時には赤色のLED光を発するものであり、LED部114から発せられる光の色は、運用者の操作によって変えられる。
つまり、本発明に係る避難誘導報知システムの避難誘導報知装置100に形成されるLED部114からLED照明が発せられる構成およびビーム出力部113からビームが照射される構成において、LED部およびビーム出力部は様々な色を発するように構成されて、運用者の操作または選択により普段の色または火災発生時の色を多様に選択することができることはもちろんである。
したがって、LEDの光によって火災発生を認識して避難することができるようにし、避難路を案内し、火災時に発生する煙などにより遮られる視野を確保することによって、安全に避難できるように誘導する。
これらの避難誘導報知装置100は、前述したように、前記の機能を含む装置ハウジング110からなり、前記装置ハウジング110は、第1ハウジング110aおよび第2ハウジング110bに区分されるが、これを添付の図4を用いて説明する。
図4は、本発明に係る避難誘導報知システムにおいて避難誘導報知装置の結合形態を示すもので、添付の図面の図4は、第1ハウジング110aおよび第2ハウジング110bが完全に分離されて分割されることを示すものaと、第1ハウジング110aおよび第2のハウジング110bのいずれかには、ヒンジなどの第1ハウジング110aおよび第2ハウジング110bをつなぐ構成が含まれ、もう一方のみにコネクタが形成されることを示すものbである。
添付の図面の図4に示すように、装置ハウジング110は、第1ハウジング110aと第2ハウジング110bに区分されるが、その理由は、従来の階段の握り棒に避難誘導報知装置100を取り付けるためである。
すなわち、従来の階段の握り棒の最上部は、ほとんど階段の手すりによって塞がれているため、避難誘導報知装置100を階段の握り棒に取り付けるために、ハウジング110を第1ハウジング110aおよび第2のハウジング110bに区分するものである。
したがって、本発明に係る避難誘導報知装置100を設置する条件によって、前記避難誘導報知装置100を階段の握り棒に挿入して取り付けることができた場合、または階段を新築した場合には、挿入して取り付けることができるため、前記の避難誘導報知装置100のハウジング110は、第1ハウジング110aと第2ハウジング110bに区分されないこともある。
この時、本発明に係る避難誘導報知システムの避難誘導報知装置100は、第1ハウジング110aおよび第2のハウジング110bを結合するためのコネクタ部115が備えられることで電気的に連結される。
すなわち、前述した表示窓111、スピーカー112、ビーム出力部113、LED部114、センサ部116、制御部117、電源部118と通信部119は、装置ハウジング110に収容されるが、第1ハウジング110a又は第2ハウジング110bに、必要に応じて任意に分けられて形成されるものであり、電気的に連結され、各部(図面符号111〜119)の信号が連動できる構成であれば十分である。
また、前述したように、添付の図面の図4のaのように完全に分離され、コネクタ部115に結合されることもでき、図4のbのように一方をヒンジと同じ手段で連結し、もう一方がコネクタ部115に結合される構成からなることもできるところ、これは前述した信号の連動の目的さえ達成すれば十分である。
このように構成された避難誘導報知装置100を含む避難誘導報知システムの内部の構成を添付の図面の図5を用いて説明する。
図5は、本発明に係る避難誘導報知システムの構成をブロック図で示すものである。
添付の図面の図5によると、避難誘導報知装置100は、装置ハウジング110にセンサ部116、制御部117、電源部118および通信部119をさらに含む。
センサ部116は、火災時に発生する熱、煙およびガスを認識することで火災を感知し、これ信号で出力する。
すなわち、センサ部116の信号によってスピーカー112が火災を通報する音声を出力し、ビーム出力部113が階段の踏み場にビーム(Beam)を照射し、LED部114が火災発生を報せるLED光を発するものである。
熱、煙およびガスを認識するために、センサ部116は、熱認識センサ、煙認識センサおよびガス認識センサを含むことができる。
また、他の設計条件に応じて、センサ部116は、人を感知することもできるが、この場合、火災発生時に火災を感知した上で人を感知した場合に、本発明に係る避難誘導報知装置100が作動するようにするものである。
すなわち、本発明に係る避難誘導報知装置100は、火災だけを感知して火災発生を報せることができるだけでなく、火災および人を感知して火災の発生を報せ、避難路を案内することもできる。
制御部117は、センサ部116が火災を感知して信号を発生させるとLED部114から発せられるLED照明を別の色に発せられるように制御し、ビーム出力部113からビームが階段の踏み場方向に照射されるように制御し、スピーカー112を通して火災の発生を通報する音声が出力されるように制御する。
電源部118は、火災などにより避難誘導報知装置に印加される電源が遮断された場合、補助電源を供給する。
すなわち、普段は商用電源を利用するものであり、条件によっては、火災発生時に、避難誘導報知装置に印加される電源が遮断されている場合に、補助電源を供給することもできるが、火災発生時に、商用電源の供給を遮断し、補助電源を供給することもできる。
したがって、火災発生時に、商用電源を遮断し、独自の補助電源を使用することにより、火災が原因で発生し得る装置の爆発の被害を最小限にすることができる。
また、電源部118は、充電可能な蓄電池を使用することで普段供給される商用電源を利用して充電し、緊急状況発生時に使用できるように構成される。
通信部119は、避難誘導報知装置100と外部との通信を可能にするためのもので、ここで外部とは、管制室200であることが望ましい。
管制室200は、避難誘導報知装置100を遠隔で制御するもので、避難誘導報知装置100を遠隔で制御するためのコンピュータからなる。
たとえば、建物内の一部で火災が発生した場合、別の場所においても火災を報知できるように避難誘導報知装置100を遠隔で制御することで、火災による事故を未然に防止することができるが、これを添付の図面の図6を用いて説明する。
図6は、本発明に係る避難誘導報知システムにおいて管制室が避難誘導報知装置を遠隔で制御する一例を概略的に示すものである。
添付の図面の図6によると、ある建物が5階建であり、この建物の3階で火災が発生した。
また、添付の図面の図6には、建物内の1階に避難誘導報知装置100n−1、建物内の2階に避難誘導報知装置100n−2、建物内の3階に避難誘導報知装置100n−3、建物内の4階に避難誘導報知装置100n−4と建物内の5階に避難誘導報知装置100n−5の図面符号を表示している。
これは、避難誘導報知装置100が各階に少なくとも1つ以上取り付けられるもの100nを表示したもの100nであり、各図面符号の−1、−2、−3、−4および−5は階数を示す。
添付の図面によると、火災時に発生する熱、煙およびガスを感知したセンサ部によって3階の階段に設置された避難誘導報知装置(100n−3、3階に少なくとも1つ以上取り付けられている避難誘導報知装置)は、火災を感知して、これを報せているが、その他の1階、2階、4階と5階の避難誘導報知装置(100n−1、100n−2、100n−4、100n−5)は、火災を感知できずにいる。
この場合に、1階と2階に存在する人々は、下の階に避難する人々をみて、火災を認知することができるが、4階特に5階にいる人々は、このことを知らないでいるかもしれない。
他の一例として、建物内に火災が発生し、建物内のすべての階が煙と停電により避難路および避難者の視界が遮られた状態において、火災を感知した階においては避難誘導報知装置100が作動することで、安全に避難することができるが、火災を感知できなかった階においては避難誘導報知装置100が動作しないこともあり得るため、避難できないという事故が発生することがある。
したがって、避難誘導報知装置100の通信部119を通して外部(管制室、200)と通信することで、動作していない避難誘導報知装置100を動作させることができる。
また、管制室200との通信によって、正常に動作しない故障した避難誘導報知装置100を制御室200から把握することができるが、これは避難誘導報知装置100を制御室200から遠隔で制御して操作できることによって、避難誘導報知装置100の状態をチェックできるからである。
この時、避難誘導報知装置100の故障か否かは、管制室200から避難誘導報知装置100を制御するコンピュータを用いて把握することもでき、避難誘導報知装置100の装置ハウジングに故障申告手段(未図示)をさらに含むこともできる。
また、管制室200と避難誘導報知装置100の通信は、無線で行われることができるが、これは一般的に使われている技術であるため、その詳細な説明は省略する。
前述した構成に応じて、管制室200から避難誘導報知装置100を遠隔で制御して3階を除いた他の階に火災を通報することができるように避難誘導報知装置100を作動させることにより、他の階に存在する人々へ火災を認知させて避難できるようにする。
また、条件に応じて、本発明は、必ず火災発生時にのみ動作するだけでなく、予め設定されたスケジューリングに基づいて動作することもある。
すなわち、避難誘導報知装置100は、普段は機能していないが、火災発生時に、または予め設定されたスケジューリングに基づいて動作するように構成されることができる。
これにより、避難誘導報知装置100を運用するのに必要とされる電力を節減することができるだけでなく、また、夜間に建物を利用する人々に階段方向を報せることができ、夜間にも階段を明るく照射することによって、安全な建物の使用を促すことができる。
ただし、火災を通報する音声が出力されると火災発生時に他の色で発光するLED照明およびビーム出力部ビーム(Beam)は、火災が発生した場合にのみ動作するものとする。
すなわち、普段発光されるLEDの照明およびビーム出力部のビームを予め設定されたスケジューリングに基づいて動作させることで、夜間にも安全に建物を利用できるように促すものである。
また、条件によっては、照度センサを用いることもできる。
これは、予め設定されスケジューリングのほか、建物の位置と構造が原因で内部が暗い建物の階段において、照度センサを用いて光を発するようにして安全な建物の利用を促すこともできる。
前述した構成からなる本発明に係る避難誘導報知システムは、避難誘導報知装置100のビーム出力部113の外にもレーザービームを照射する出力手段をさらに含むことができるが、これを第2の実施例として添付の図面の図7を用いて説明する。
実施例2.レーザービームをさらに含む避難誘導報知システム
図7は、本発明の第2の実施例に係る避難誘導報知システムにおいて、避難誘導報知装置がレーザービームを照射するレーザービームの出力手段113aをさらに含むことを示すものである。
添付の図面の図7によると、避難誘導報知装置100は、レーザービームを照射するレーザービーム出力手段113aをさらに含む。
なぜなら、火災が発生した場合、火災によって発生する煙のために避難者の視界が遮られた場合、ビーム出力部113のLEDビームやLED部114のLED照明によっては視界の確保が円滑にできないこともあり得るからである。
したがって、本発明の第2の実施例に係る避難誘導報知装置は、さらに良い視野を確保するために、レーザービームを階段に照射するレーザービーム出力手段113aをさらに含むことができる。
一方、添付の図面の図7に図示されたビーム出力部113およびレーザービームの出力手段113aの形状は、図面に図示された形状に限定されず、様々な形状をとることができることはもちろんであり、これはビーム出力部113およびレーザービーム出力手段113aが階段の踏み場にビーム(Beam)を照射する機能を実行し、避難者の視界を確保するという目的さえ達成すれば十分である。
前述した本発明に係る避難誘導報知システムは、本明細書の発明の背景となる技術で述べた、2012年8月6日付で出願した韓国特許出願番号第10−2012−0085515号の火災の映像音声感知装置と相互連動できるように構成され、これを第3の実施例として、添付の図面の図8を用いて説明する。
実施例3.火災の映像音声感知装置と連動する避難誘導報知システム
図8は、本発明の第3の実施例に係る避難誘導報知システムが火災の映像音声感知装置と連動していることを示すものである。
本出願人が登録した前述の特許に基づく火災映像音声感知装置300は、主に通信部310、熱煙認識センサ部320、マイク330、スピーカー部340、LEDライト部350と映像カメラ部360を含んでいる。
また、火災の映像音声感知装置300は、建物の天井に設置されているものであり、火災が発生するとその映像信号を伝送して遠距離からも火災の発生を知ることができ、その映像を保存し、火災の発生原因の究明を容易にすることができ、煙の中において視界の確保を助けるLED光を放ち、避難路を案内する火災映像音声感知装置に関するもので、音声を認識して、火災を感知することができる(韓国特許出願公報第10−2012−0085515号の「火災の映像音声感知装置」を参照)。
つまり、前述した特許は、火災の語彙を含む音声でも、火災を感知することができるもので、その効果は、火災の発生を自動的に報せ、火災現場の映像情報を発送することで、遠距離にいても火災の鎮火や人命の避難を円滑に指示することができ、その映像情報を保管して後日、火災の原因の究明のために使用することができ、火災現場から煙によって前が見えない場合でも、視覚性に優れたLED光を発することで、避難場所を人命が認識するようにして人命の被害を最小限に抑えることができることにある。
前述したような火災の映像音声感知装置と連動する本発明の第3実施例に係る避難誘導報知システムは、管制室200から遠隔で制御されるが、避難誘導報知装置と火災の映像音声感知装置が連動して制御されることができる。
すなわち、火災映像音声感知装置300と避難誘導報知装置100のいずれも管制室200から遠隔制御することができるものである。
また、火災の映像音声感知装置300が火災を感知すると、避難誘導報知装置100も連動して火災を感知することができ、逆に避難誘導報知装置100が火災を感知すると、火災の映像音声感知装置300も火災を感知することができる。
これは、避難誘導報知装置100と火災の映像音声感知装置300の通信部が互いに通信できるように構成するものであり、無線または有線で行うことができる。
条件に応じて、火災の映像音声感知装置300と避難誘導報知装置100は、音声または音でお互いに連動して動作するように構成されることができる。
たとえば、避難誘導報知装置100の装置ハウジングに形成されたスピーカーが火災発生を通報する音声を出力すると、火災映像音声感知装置300がマイク330を用いて避難誘導報知装置100の音声を拡大して感知し、火災を感知することである。
そのために避難誘導報知装置から出力される火災発生報知音声を、火災映像音声感知装置に火災の語彙を含む音声であらかじめ設定して保存することができるのはもちろんである。
簡単にまとめると、本発明の第3実施例に係る避難誘導報知システムは、火災映像音声感知装置と連動するため、通信部を再構成することもでき、通信手段をさらに含むこともできるものである。
また、条件に応じて、本発明は、避難誘導報知装置100に避難方向を案内する避難方向案内部をさらに含むことができる。
これを添付の図面の図9および図10を用いて第4実施例で説明する。
実施例4.避難方向案内部をさらに含む避難誘導報知システム
図9は、本発明の第4の実施例に係る避難誘導報知システムにおいて避難誘導報知装置の構成を示すものである。
本発明の第4実施例に係る避難誘導報知システムの避難誘導報知装置は、添付の図面の図9に示すように、避難方向案内部をさらに含む。
これは、避難方向を案内するために、添付の図面のように避難誘導報知装置の上面に矢印状で表示されるが、必ずしも矢印状でなくてもよく、避難方向を案内するための目的さえ達成すれば十分である。
このため、避難方向案内部は、LED照明や赤外線などで構成され、光を発することができる。
また、避難方向案内部は、添付の図面の図9に示すように、避難誘導報知装置の上面に形成されることもでき、側面に形成されることもあり、上面の他の一側に形成されることもでき、避難者が避難方向案内部を識別することができる位置であれば十分である。
なぜなら、階段の構造や建物の位置によって避難者が識別するのに便利な方向が変わることもあるからである。
避難方向案内部は、避難可能な方向または避難すべき方向を他の色で発光して表示することができる。
たとえば、避難可能な方向を青色で表示し、避難すべきでない方向を赤色で表示することができるが、必ずしも青色および赤色で表示されるのではなく、運用者の操作に応じて、他の色で表示されるように構成されることができる。
条件に応じて避難方向案内部は、避難可能な方向だけを表示することもできる。
すなわち、避難すべきでない方向へは光を発せず、避難可能な方向へは光を発して表示することによって避難者が避難できる方向に誘導することができるものである。
また、条件に応じて、避難誘導報知装置100のスピーカー112を用いて避難方向を案内することもできる。
たとえば、添付の図面のように3階で火災が発生した場合、下の階である1階または2階へと避難することを音声で通報することもでき、避難可能な通路であることを音声で通報することができるものである。
第4の実施例に係る避難方向案内部またはスピーカー112を通して行われる避難方向の通知は、避難誘導報知装置100に形成された制御部の制御によって行われることもでき、条件に応じて制御室200の遠隔制御によって行われることもできる。
したがって、避難方向案内部は、火災発生時に階段の避難方向を案内することができる。つまり、火災が発生して避難する場合、階段から上の階に避難して屋上に避難するか、または階段から下の階に避難して建物の外に避難するかを指示することができるため、避難者を安全に誘導することができる。
これらの避難方向案内部を含む避難誘導報知装置100の動作例を添付の図面の図10を用いて説明する。
図10は、本発明の第4実施例に係る避難誘導報知システムの動作例を図示したものである。
添付の図面の図10によると、5階建ての建物の3階から火災が発生し、1階、2階および3階の避難誘導報知装置に形成された避難方向案内部は下の階に避難方向を案内しており、4階および5階の避難誘導報知装置に形成された避難方向案内部は上の階に避難方向を案内している。
これは、図面を用いて避難方向案内部の作動例を説明するために図示されたものであるため、本発明の第4実施例が図面に図示された例に限定されるものでない。
一例として、前述した第3実施例での火災の映像音声感知装置と連動して、火災現場を映像で判断することができるため、火災が発生した3階に避難を誘導しにくい場合、4階および5階の避難者を屋上に案内することができる。
また、これを把握している運用者が、その管轄庁(消防署など)に通報して避難者が屋上にとどまっていることを報せることができるため、避難者を安全に救出することができるという長所がある。
条件によっては、制御部の制御に応じて避難案内方向を案内することができることはもちろんである。
前記のように行われる本発明に係る避難誘導報知システムは、階段の握り棒に避難誘導報知装置を設置し、前記避難誘導報知装置に形成されるLED部を用いて火災発生時の煙などで視界が遮られても避難者の視界を確保することができ、ビーム出力部を用いて避難路を確保して案内することができるため、避難者が安全に避難できるようにする効果を提供する。
したがって、避難中に発生し得る二次災害(踏み外し、避難者同士の将棋倒し、建物の構造を知らないために道に迷う場合など)を防ぐことができる。
また、本発明に係る避難誘導報知装置に形成されたLEDから発せられる光を火災発生時に、他の色で発光することで、人々に火災発生を認識させることができ、火災発生時にスピーカーを通して火災発生を通報する音声を出力することで、避難者へ即時避難を誘導することができる効果を提供する
また、階段の一側に、本発明に係る避難誘導報知装置を設置して、階段の踏み場にビーム(Beam)を照射することで、階段の踏み場を正確に報せることができ、避難者を正確かつ迅速に誘導することができる効果を提供する。
また、本発明に係る避難誘導報知装置に外部との通信が可能な通信部をさらに設けることで、遠隔で制御することができるため、建物の一部で火災が発生しても、建物全体に火災の発生を通報するように制御して避難路を案内することができる効果を提供する。
一方、前記の図2〜図10を用いて記述したのは、本発明の主要な内容だけを述べたもので、その技術的範囲内で様々な設計が可能であるため、本発明が図2〜図10の構成に限定されるものでないことは自明である。

Claims (7)

  1. 階段の握り棒に挿設されるために開口部が形成された円型リング状からなる避難誘導報知装置において、
    前記避難誘導報知装置は、表示窓、スピーカー、ビーム出力部、LED部、センサ部、制御部、電源部および避難方向案内部を含む装置ハウジングからなるが、
    前記センサ部は、火災によって発生する熱、煙やガスをセンシングすることで火災を感知し、これを信号で出力し、
    前記LED部は、普段LED照明を発光し、前記センサ部の信号によって、火災が発生すると他の色のLED照明を発光し、
    前記ビーム出力部は、普段階段の踏み場方向にビームを照射し、前記センサ部の信号によって、火災が発生すると他の色のビームを照射し、
    避難方向案内部は、火災発生時に避難者に階段の避難方向を案内することを特徴とする避難誘導報知システム。
  2. 前記避難誘導報知装置をなす装置ハウジングは、外部との通信が可能な通信部がさらに設けられ、
    前記避難誘導報知装置の制御のためのコンピュータからなる管制室がさらに具備され、
    前記管制室から前記通信部を通して避難誘導報知装置を遠隔で制御することを特徴とする請求項1に記載の避難誘導報知システム。
  3. 前記装置ハウジングは、第1ハウジングおよび第2ハウジングに区分され、
    前記第1ハウジングおよび第2ハウジングを結合するためのコネクタ部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の避難誘導報知システム。
  4. 前記センサ部は、赤外線で人を感知することを特徴とする請求項1に記載の避難誘導報知システム。
  5. 前記避難誘導報知装置は、予め設定されたスケジューリングに基づいて前記LED部から発光される照明を自動に調節することを特徴とする請求項1に記載の避難誘導報知システム。
  6. 前記避難誘導報知装置と相互に連動する火災映像音声感知装置がさらに設けられ、
    前記避難誘導報知装置は、火災の映像音声感知装置との通信のための通信手段をさらに備え、
    前記避難誘導報知装置または前記火災映像音声感知装置のうち、選択されたいずれかの装置が火災を感知すると、もう一つの装置が連動して動作することを特徴とする請求項1に記載の避難誘導報知システム。
  7. 請求項1に記載の表示窓、スピーカー、ビーム出力部、LED部、コネクタ部、センサ部、制御部、電源部、通信部および避難方向案内部を含む装置ハウジングからなる避難誘導報知装置。
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