JP2016530208A5 - - Google Patents

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JP2016530208A5
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発光カスパーゼ3/7分析
腫瘍細胞を、96ウェル白色組織培養プレートに、100μLの増殖培地(10%FBSを有する培地)またはCSS培地(10%チャコール処理済みウシ胎仔血清を有する培地)中に播種した。LNCaP細胞は、1ウェルにつき1,000個の細胞の密度で播種した。播種してから約24時間後、繰り返し数2つまたは3つで用意された細胞のプレートを、両方の発光カスパーゼ−3/7およびCTGの読取りのため、示された化合物で処理した。5日間のインキュベーションの終わりに、プレートの半分を溶解し、カスパーゼ−3/7活性を製造業者のプロトコルに従ってCaspase−Glo(R) 3/7 Assay(Promega)を用いて測定した。Caspase−Glo試薬を各プレートに添加し、少なくとも45分の間インキュベートし、発光シグナルをEnVision Multilabel Plate Reader上で0.1秒の積分時間で読み取った。残りのプレートを溶解し、ATPレベルをCTG分析を用いて測定した。カスパーゼ−3/7シグナルをATPシグナルに対して正規化した。正規化された値を対照ウェルのパーセンテージとして表した。
(付記)
(付記1)
(i)式(I)の化合物
Figure 2016530208
またはその薬学上許容可能な塩もしくは溶媒和物、
および
(ii)式(II)の化合物
Figure 2016530208
またはその薬学上許容可能な塩を含む組み合わせ物。
(付記2)
化合物(i)が、ジメチルスルホキシド、水和物、酢酸、エタノール、ニトロメタン、クロロベンゼン、1−ペンタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコールおよび3−メチル−1−ブタノールからなる群から選択される溶媒和物の形態にある、付記1に記載の組合せ物。
(付記3)
化合物(ii)が、トリス塩の形態にある、付記1に記載の組合せ物。
(付記4)
付記1、2または3に記載の組合せ物を、1種または2種以上の薬学上許容可能な担体とともに含む、組合せ物キット。
(付記5)
がんの治療のための薬剤の製造における付記1〜3のいずれかに記載の組合せ物の使用。
(付記6)
療法における使用のための付記1〜3のいずれかに記載の組合せ物。
(付記7)
がんを治療するのに使用するための付記1〜3のいずれかに記載の組合せ物。
(付記8)
付記1〜3に記載の組合せ物を、薬学上許容可能な希釈剤または担体とともに含む医薬組成物。
(付記9)
固体または液体の薬学上許容可能な担体または希釈剤、および付記1により規定される式Iの化合物および式IIの化合物を含む、経口摂取可能な固体化合物または滅菌注射可能な化合物。
(付記10)
固体または液体の薬学上許容可能な担体または希釈剤、および付記1により規定される式Iの化合物および式IIの化合物を含む、経口摂取可能な固体化合物または滅菌注射可能な化合物。
(付記11)
構造(I)の化合物の量が40mg〜160mgから選択される量であり、また、その量は1用量以上で1日あたり1回投与するのに適切であり、および構造(II)の化合物の量が50mg〜400mgから選択される量であり、また、その量は1日あたり1回投与するのに適切である、付記1もしくは付記2に記載の組合せ物または付記4に記載の組合せ物キット。
(付記12)
治療上有効量の、4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドまたはその薬学上許容可能な塩、および2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸またはその薬学上許容可能な塩の組合せ物を含む、がんの治療における使用のための組合せ物または組合せ物キットであって、 組合せ物が特定期間内で投与され、および
組合せ物が継続時間の間投与される、組合せ物または組合せ物キット。
(付記13)
4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドの量が約40mg〜約160mgから選択され、また、その量は1用量以上で連日投与するのに適切であり、および2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸の量が約50mg〜約400mgから選択され、また、その量は1日あたり1回投与するのに適切である、付記12に記載の組合せ物または組合せ物キット。
(付記14)
4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドおよび2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸が、少なくとも7日の連続する日の間投与される、付記13に記載の組合せ物または組合せ物キット。
(付記15)
4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドまたはその薬学上許容可能な塩もしくは溶媒和物、および2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸またはその薬学上許容可能な塩が、少なくとも5日の連続する日の間、お互いの12時間以内に投与される、付記13に記載の組合せ物または組合せ物キット。
(付記16)
4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドおよび2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸が、少なくとも14日の連続する日の間投与される、付記15に記載の組合せ物または組合せ物キット。
(付記17)
化合物4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドが負荷投与量で1〜3日間最初に投与され、その後化合物の維持量の投与が続く、および/または化合物2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸が負荷投与量で1〜3日間最初に投与され、その後化合物の維持量の投与が続く、付記1または付記4に記載の組合せ物または組合せ物キット。
(付記18)
4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドの類似体および2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸を含む組合せ物。
(付記19)
類似体が、4−[7−(6−シアノ−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)−8−オキソ−6−チオキソ−5,7−ジアザスピロ[3.4]オクト−5−イル]−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドである、付記18に記載の組合せ物。
(付記20)
4−[7−(6−シアノ−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)−8−オキソ−6−チオキソ−5,7−ジアザスピロ[3.4]オクト−5−イル]−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドが、ジメチルスルホキシド溶媒和物の形態にある、付記18に記載の組合せ物。
(付記21)
付記18または19に記載の組合せ物を、1種または2種以上の薬学上許容可能な担体とともに含む組合せ物キット。
(付記23)
がんの治療のための薬剤の製造における付記18または19に記載の組合せ物の使用。
(付記24)
療法における使用のための付記18または19に記載の組合せ物。
(付記25)
がんを治療するのに使用するための付記18または19に記載の組合せ物。
(付記26)
付記18または19に記載の組合せ物を、薬学上許容可能な希釈剤または担体とともに含む医薬組成物。
(付記27)
類似体が、ODM−201である、付記18に記載の組合せ物。
(付記28)
療法における使用のための、治療上有効量の
(i)式(I)の化合物
Figure 2016530208
またはその薬学上許容可能な塩もしくは溶媒和物、
および
(ii)式(II)の化合物
Figure 2016530208
またはその薬学上許容可能な塩の投与を含む、治療を必要としているヒトにおいてがんを治療する方法。
(付記29)
がんが、頭頸部がん、乳がん、肺がん、結腸がん、卵巣がん、前立腺がん、神経膠腫、神経膠芽腫、星状細胞腫、多形神経膠芽腫、バナヤン−ゾナナ症候群、カウデン病、レルミット・デュクロ病、炎症性乳がん、ウィルムス腫瘍、ユーイング肉腫、横紋筋肉腫、上衣腫、髄芽腫、腎がん、肝がん、黒色腫、膵臓がん、肉腫、骨肉腫、骨巨細胞腫、甲状腺がん、リンパ芽球性T細胞白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ球性白血病、ヘアリー細胞白血病、急性リンパ芽球性白血病、急性骨髄性白血病、AML、慢性好中球性白血病、急性リンパ芽球性T細胞白血病、形質細胞腫、免疫芽球性大細胞型白血病、マントル細胞白血病、多発性骨髄腫、巨核芽球性白血病、多発性骨髄腫、急性巨核球性白血病、前骨髄球性白血病、赤白血病、悪性リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、リンパ芽球性T細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫、神経芽細胞腫、膀胱がん、尿路上皮がん、外陰がん、子宮頸がん、子宮内膜がん、腎がん、中皮腫、食道がん、唾液腺がん、肝細胞がん、胃がん、上咽頭がん、頬がん、口腔がん、GIST(消化管間葉性腫瘍)および精巣がんから選択される、付記28に記載の方法。
(付記30)
がんが、前立腺がんである、付記28または29に記載の方法。
(付記31)
がんが、PTEN欠損性がんである、付記28または29に記載の方法。
(付記32)
化合物(i)が、ジメチルスルホキシド溶媒和物の形態であり、および化合物(ii)がトリス塩の形態にある、付記28〜31のいずれかに記載の方法。
(付記33)
治療上有効量の、特に4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドまたはその薬学上許容可能な塩もしくは溶媒和物、および2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸またはその薬学上許容可能な塩の組合せ物を、治療を必要としているヒトへ投与することを含む、治療を必要としているヒトにおいてがんを治療する方法であって、組合せ物が特定期間内投与され、および組合せ物が継続時間の間投与される、方法。
(付記34)
4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドが、ジメチルスルホキシド溶媒和物の形態にある、付記33に記載の方法。
(付記35)
2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸が、トリス塩の形態にある、付記33に記載の方法。
(付記36)
治療上有効量の、4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドの類似体またはその薬学上許容可能な塩もしくは溶媒和物、および2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸またはその薬学上許容可能な塩の組合せ物を、治療を必要としているヒトへ投与することを含む、治療を必要としているヒトにおいてがんを治療する方法であって、組合せ物が特定期間内投与され、および組合せ物が継続時間の間投与される、方法。
(付記37)
類似体が、4−[7−(6−シアノ−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)−8−オキソ−6−チオキソ−5,7−ジアザスピロ[3.4]オクト−5−イル]−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドである、付記36に記載の方法。
(付記38)
4−[7−(6−シアノ−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)−8−オキソ−6−チオキソ−5,7−ジアザスピロ[3.4]オクト−5−イル]−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドがジメチルスルホキシド溶媒和物の形態にある、付記37に記載の方法。
(付記39)
類似体が、ODM−201である、付記36に記載の方法。

Claims (37)

  1. (i)式(I)の化合物
    Figure 2016530208
    またはその薬学上許容可能な塩もしくは溶媒和物、
    および
    (ii)式(II)の化合物
    Figure 2016530208
    またはその薬学上許容可能な塩を含む組み合わせ物。
  2. 化合物(i)が、ジメチルスルホキシド、水和物、酢酸、エタノール、ニトロメタン、クロロベンゼン、1−ペンタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコールおよび3−メチル−1−ブタノールからなる群から選択される溶媒和物の形態にある、請求項1に記載の組合せ物。
  3. 化合物(ii)が、トリス塩の形態にある、請求項1に記載の組合せ物。
  4. 請求項1のいずれかに記載の組合せ物を、1種または2種以上の薬学上許容可能な担体とともに含む、組合せ物キット。
  5. がんの治療のための薬剤の製造における請求項1〜3のいずれかに記載の組合せ物の使用。
  6. 療法における使用のための請求項1〜3のいずれかに記載の組合せ物。
  7. がんを治療するのに使用するための請求項1〜3のいずれかに記載の組合せ物。
  8. 請求項1〜3のいずれかに記載の組合せ物を、薬学上許容可能な希釈剤または担体とともに含む医薬組成物。
  9. 固体または液体の薬学上許容可能な担体または希釈剤、および請求項1により規定される式Iの化合物および式IIの化合物を含む、経口摂取可能な固体組成物または滅菌注射可能組成物
  10. 構造(I)の化合物の量が40mg〜160mgから選択される量であり、また、その量は1用量以上で1日あたり1回投与するのに適切であり、および構造(II)の化合物の量が50mg〜400mgから選択される量であり、また、その量は1日あたり1回投与するのに適切である、請求項1もしくは請求項2に記載の組合せ物または請求項4に記載の組合せ物キット。
  11. 治療上有効量の、4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドまたはその薬学上許容可能な塩、および2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸またはその薬学上許容可能な塩の組合せ物を含む、がんの治療における使用のための組合せ物または組合せ物キットであって、 組合せ物が特定期間内で投与され、および
    組合せ物が継続時間の間投与される、組合せ物または組合せ物キット。
  12. 4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドの量が約40mg〜約160mgから選択され、また、その量は1用量以上で連日投与するのに適切であり、および2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸の量が約50mg〜約400mgから選択され、また、その量は1日あたり1回投与するのに適切である、請求項11に記載の組合せ物または組合せ物キット。
  13. 4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドおよび2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸が、少なくとも7日の連続する日の間投与される、請求項12に記載の組合せ物または組合せ物キット。
  14. 4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドまたはその薬学上許容可能な塩もしくは溶媒和物、および2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸またはその薬学上許容可能な塩が、少なくとも5日の連続する日の間、お互いの12時間以内に投与される、請求項12に記載の組合せ物または組合せ物キット。
  15. 4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドおよび2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸が、少なくとも14日の連続する日の間投与される、請求項14に記載の組合せ物または組合せ物キット。
  16. 化合物4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドが負荷投与量で1〜3日間最初に投与され、その後化合物の維持量の投与が続く、および/または化合物2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸が負荷投与量で1〜3日間最初に投与され、その後化合物の維持量の投与が続く、請求項1または請求項4に記載の組合せ物または組合せ物キット。
  17. 4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドの類似体および2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸を含む組合せ物。
  18. 類似体が、4−[7−(6−シアノ−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)−8−オキソ−6−チオキソ−5,7−ジアザスピロ[3.4]オクト−5−イル]−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドである、請求項17に記載の組合せ物。
  19. 4−[7−(6−シアノ−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)−8−オキソ−6−チオキソ−5,7−ジアザスピロ[3.4]オクト−5−イル]−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドが、ジメチルスルホキシド溶媒和物の形態にある、請求項18に記載の組合せ物。
  20. 請求項17または18に記載の組合せ物を、1種または2種以上の薬学上許容可能な担体とともに含む組合せ物キット。
  21. がんの治療のための薬剤の製造における請求項17または18に記載の組合せ物の使用。
  22. 療法における使用のための請求項17または18に記載の組合せ物。
  23. がんを治療するのに使用するための請求項17または18に記載の組合せ物。
  24. 請求項17または18に記載の組合せ物を、薬学上許容可能な希釈剤または担体とともに含む医薬組成物。
  25. 類似体が、ODM−201である、請求項17に記載の組合せ物。
  26. 療を必要としているヒトにおいてがんを治療するための、請求項8に記載の医薬組成物
  27. がんが、頭頸部がん、乳がん、肺がん、結腸がん、卵巣がん、前立腺がん、神経膠腫、神経膠芽腫、星状細胞腫、多形神経膠芽腫、バナヤン−ゾナナ症候群、カウデン病、レルミット・デュクロ病、炎症性乳がん、ウィルムス腫瘍、ユーイング肉腫、横紋筋肉腫、上衣腫、髄芽腫、腎がん、肝がん、黒色腫、膵臓がん、肉腫、骨肉腫、骨巨細胞腫、甲状腺がん、リンパ芽球性T細胞白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ球性白血病、ヘアリー細胞白血病、急性リンパ芽球性白血病、急性骨髄性白血病、AML、慢性好中球性白血病、急性リンパ芽球性T細胞白血病、形質細胞腫、免疫芽球性大細胞型白血病、マントル細胞白血病、多発性骨髄腫、巨核芽球性白血病、急性巨核球性白血病、前骨髄球性白血病、赤白血病、悪性リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、リンパ芽球性T細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫、神経芽細胞腫、膀胱がん、尿路上皮がん、外陰がん、子宮頸がん、子宮内膜がん、腎がん、中皮腫、食道がん、唾液腺がん、肝細胞がん、胃がん、上咽頭がん、頬がん、口腔がん、GIST(消化管間葉性腫瘍)および精巣がんから選択される、請求項26に記載の医薬組成物
  28. がんが、前立腺がんである、請求項26または27に記載の医薬組成物
  29. がんが、PTEN欠損性がんである、請求項26または27に記載の医薬組成物
  30. 化合物(i)が、ジメチルスルホキシド溶媒和物の形態であり、および化合物(ii)がトリス塩の形態にある、請求項2629のいずれかに記載の医薬組成物
  31. 定期間内投与され、および継続時間の間投与される、請求項26〜30のいずれかに記載の医薬組成物
  32. 4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドが、ジメチルスルホキシド溶媒和物の形態にある、請求項31に記載の医薬組成物
  33. 2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸が、トリス塩の形態にある、請求項31に記載の医薬組成物
  34. 治療上有効量の、4−(3−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5,5−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソイミダゾリジン−1−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドの類似体またはその薬学上許容可能な塩もしくは溶媒和物、および2−メチル−1−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−6−(4−モルホリニル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸またはその薬学上許容可能な塩の組合せ物を含む、治療を必要としているヒトにおいてがんを治療するための医薬組成物であって、特定期間内投与され、および継続時間の間投与される、医薬組成物
  35. 類似体が、4−[7−(6−シアノ−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)−8−オキソ−6−チオキソ−5,7−ジアザスピロ[3.4]オクト−5−イル]−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドである、請求項34に記載の医薬組成物
  36. 4−[7−(6−シアノ−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)−8−オキソ−6−チオキソ−5,7−ジアザスピロ[3.4]オクト−5−イル]−2−フルオロ−N−メチルベンズアミドがジメチルスルホキシド溶媒和物の形態にある、請求項35に記載の医薬組成物
  37. 類似体が、ODM−201である、請求項34に記載の医薬組成物
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