JP2016528144A5

JP2016528144A5 -

Info

Publication number: JP2016528144A5
Application number: JP2016526478A
Authority: JP
Filing date: 2014-06-16
Publication date: 2017-11-24
Anticipated expiration: 2034-06-16

Claims

ガラスチューブ（１０）からガラス小瓶を製造する方法において、
前記方法は、以下のステップ、すなわち、
（ａ）前記ガラスチューブ（１０）をその長手方向軸（１２）の周りで２００回転／分から５００回転／分の回転数で回転させるステップと、
（ｂ）少なくとも１つのバーナ（１４）を用いて、少なくとも一方の側から、少なくともガラスの軟化温度（Ｅ_W）まで前記ガラスチューブ（１０）を局所的に加熱するステップと、
（ｃ）加熱領域（１６）に少なくとも１つの成形体（２８）を側方から押し付けることによって直径を低減させるステップと、
（ｄ）バーナ（１４）を用いて前記ガラスチューブ（１０）を切り離すステップと、
を有する、
ことを特徴とする方法。
前記ステップ（ｂ）の後、収縮領域（１６）を形成するため、回転する前記ガラスチューブ（１０）を軸方向に引っ張り伸ばすステップ（ｂ１）を付加的に実行する、
請求項１に記載の方法。
前記ガラスチューブ（１０）を回転させて、前記ステップ（ａ）〜（ｄ）および必要に応じてステップ（ｂ１）を示した順序で実行する、
請求項１に記載の方法。
前記切り離しステップ（ｄ）の後、残存する閉じたガラスチューブ（１０^ＩＩＩ）の閉じた端部（２１）をバーナ（２０）によって穴開けする、
請求項１から３までのいずれか１項に記載の方法。
ステップ（ａ）の後まず、回転する前記ガラスチューブ（１０）の一方の端部を加熱して成形して、成形すべき小瓶（１８）のネック領域（２３）を形成し、引き続いてステップ（ｂ）にしたがい、前記端部からあらかじめ定めた間隔で、前記端部を加熱する、
請求項１から４までのいずれか１項に記載の方法。
２５０回転／分から４５０回転／分の回転数で前記ガラスチューブ（１０）を駆動する、
請求項１から５までのいずれか１項に記載の方法。
３００回転／分から４０００回転／分の回転数で前記ガラスチューブ（１０）を駆動する、
請求項１から６までのいずれか１項に記載の方法。
前記成形体（２８，２８ａ）は、タングステン合金から、電気黒鉛から、または耐熱鋼から構成される、
請求項１から７までのいずれか１項に記載の方法。
前記成形体（２８，２８ａ）を回転駆動する、
請求項１から８までのいずれか１項に記載の方法。
前記成形体（２８，２８ａ）を加熱する、
請求項１から９までのいずれか１項に記載の方法。
前記成形体（２８，２８ａ）は、前記ガラスチューブ（１０）に向かって先細りになっている、
請求項１から１０までのいずれか１項に記載の方法。
前記成形体（２８，２８ａ）は、尖って形成されている、
請求項１１に記載の方法。
両側から成形体（２８）を送り出す、
請求項１から１２までのいずれか１項に記載の方法。
前記ガラス小瓶（１８）を製造するため、ホウケイ酸ガラスの形態の中性ガラスからなるガラスチューブ（１０）を使用する、
請求項１から１３までのいずれか１項に記載の方法。
閉じた底部（１９）および開いた瓶ネック（２３）を有するガラス小瓶において、
前記ガラス小瓶は、ホウケイ酸ガラスの形態の中性ガラスから構成され、
前記ホウケイ酸ガラスでは、表面近傍の、高温成形される領域におけるアルカリ含有量が、ガラス内部のアルカリ含有量に対して最大で３０％低減される、
ことを特徴とするガラス小瓶。
前記ガラス小瓶は、医薬小瓶として構成され、
表面近傍の、高温成形される領域におけるアルカリ含有量が、ガラス内部のアルカリ含有量に対して最大で１０％低減される、
請求項１５に記載のガラス小瓶。
閉じた底部（１９）および開いた瓶ネック（２３）を有するガラス小瓶において、
前記ガラス小瓶は、ホウケイ酸ガラスの形態の中性ガラスから構成されており、ISO4802-2によるナトリウム放出は、０．５μｇ／ｃｍ²未満である、
ことを特徴とするガラス小瓶。
前記ガラス小瓶は、医薬小瓶または医薬アンプルとして構成され、
前記ガラス小瓶は、ホウケイ酸ガラスの形態の中性ガラスから構成されており、ISO4802-2によるナトリウム放出は、０．２５μｇ／ｃｍ ² 未満である、
請求項１７に記載のガラス小瓶。