JP2016518988A - 紙を選択的に炭化する装置及び方法 - Google Patents

紙を選択的に炭化する装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016518988A
JP2016518988A JP2016505430A JP2016505430A JP2016518988A JP 2016518988 A JP2016518988 A JP 2016518988A JP 2016505430 A JP2016505430 A JP 2016505430A JP 2016505430 A JP2016505430 A JP 2016505430A JP 2016518988 A JP2016518988 A JP 2016518988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target paper
laser
paper
transparent cover
substantially transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016505430A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6430486B2 (ja
Inventor
セシャイヤ・ドレイズワミー・チャンドラセカール,ベンカテッシュ
Original Assignee
トカノ・ホールディング・ベスローテン・フェンノートシャップ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トカノ・ホールディング・ベスローテン・フェンノートシャップ filed Critical トカノ・ホールディング・ベスローテン・フェンノートシャップ
Publication of JP2016518988A publication Critical patent/JP2016518988A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6430486B2 publication Critical patent/JP6430486B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/475Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material for heating selectively by radiation or ultrasonic waves
    • B41J2/4753Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material for heating selectively by radiation or ultrasonic waves using thermosensitive substrates, e.g. paper
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
    • B41J2/471Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)

Abstract

本発明は、対象の紙を受け取るための受け取り手段と、選択的に対象の紙の表面の1つ又はそれより多い部分を、熱される部分が少なくとも部分的に炭化し、それによって変色するレベルに熱する、少なくとも1つのレーザーと、レーザーをコントロールするコントロール手段とを含む、少なくとも対象の紙の表面の一部を選択的に炭化する装置に関する。本発明はさらに、対象の紙を受け取り手段に受けとるステップと、対象の紙の表面の1つ又はそれより多い熱される部分が、前記対象の紙を少なくとも部分的に炭化し、それにより変色するレベルにまで選択的に加熱するように加熱コントロール手段で加熱をコントロールするステップとを含む、対象の紙の表面の少なくとも一部を選択的に炭化する方法に関する。

Description

本発明は、対象の紙を選択的に炭化する装置及び方法に関するものである。
従来のプリンターは、イメージを対象の紙にプリントするために様々な方法でインクを使っている。商業的に利用できるプリンターは、トナーベースのプリンター、液体インクジェットプリンター、固体インクプリンター、昇華プリンターを含む。インクの使用は様々な不利益を有しており、その1つは、インクカートリッジの容量である。もう1つの不利益は、例えば、プリンターが長期間使用されなかったときに、液体インクが乾燥してプリンターのノズルを詰まらせることである。
インクレスプリンターを提供しようと努力がされており、従来技術のインクレスプリンターは、例えば、特別な感熱紙の領域を選択的に熱することで動作するサーマルプリンターを含む。モノクロのサーマルプリンターはキャッシュレジスター、ATM、ガソリン供給装置、いくらかの古くて安いファックスマシーンに使用されている。
普通の対象の紙、すなわち特別な感熱紙を要求しないで使用可能であるインクレスプリンターが求められる。
本発明の目的は、従来技術と比較して改良されたプリント装置とプリント方法を供給し、上に述べた問題のうち少なくとも1つを取り除くことである。
上に示したような目的(及び、若しくは又はその他の利益又は発明の効果)は、添付した独立装置クレーム及び従属する方法クレームによって特徴づけられた組み合わせによって本公開により達成される。
本発明は、
対象の紙を受け取る受け取り手段と、
前記対象の紙の表面の1つ又はそれより多い部分を選択的に、前記対象の紙の表面が少なくとも部分的に炭化して、それによって色が変わるレベルまで熱する少なくとも1つのレーザーと、
レーザーをコントロールするコントロール手段と
を含む少なくとも対象の紙(より好ましくは紙のシート)の一部を選択的に炭化する装置を提案する。
炭化反応は、一方で、対象の紙の上で黒い顔料として作用する炭を作る。さらに、同様にこの炭化反応によって作られる有機揮発物(organic volatile)は、対象の紙の上で凝縮され、炭のための接着剤として機能する、そして、この方法は対象の紙の上に色落ちしにくい顔料(permanent pigment)を作る。
この対象の紙は、好ましくは紙のシートで構成されており、前記「紙のシート」はまた、本の専門的印刷に使用される継続的な給紙の使用として参照されるウェブ(web)の供給を含んでいても良い。
好ましい実施例によれば、前記コントロール手段は、前記レーザーのパワーを調整し、及び、若しくは又は、選択的にスイッチをオン及びオフにすることを含む。これらのパラメーターは対象の紙の炭化のレベルをコントロールする。
レーザーはローラーの内部に配置すること、又は代替的に光ファイバーケーブルをローラーの内側に配置すること、及び、ミラーの配置の代わりにミラーの配置の一軸位置決めシステムを使用することが可能であるが、さらに好ましい実施例によれば、前記レーザーにおけるレーザービームは、ミラーを介して、対象の紙の上にレーザービームを集めるために構成されるフォーカスレンズに向けて反射させられる。
好ましい実施例によれば、ミラーは動くことができ、該ミラーの動きは前記コントロール手段でコントロール可能である。このミラーの構成は、動作部分がより少ないという長所があり、それ故、機械的摩耗がより少なく、慣性力がより少なく、プリント速度を高める。
好ましくは、前記ミラーは、多角形ミラー(polygonal mirror)であり、これはプリント速度が増加し、1つの面が銀(鏡面)のミラーと比較して、ミラーを回転するために要求される速度を減少させるというさらなる長所を有する。プリント速度はレーザーのパワーとミラーの速度に依存する。もし1面が銀のミラーを使用したら、この1面ミラーを回転させるモーターのスピードは、4面ミラーを使用しシステムの4倍の速度となるはずである。これ故、多角形ミラーは、プリントスピードを増加させる。
さらなる好ましい実施例によれば、焦点レンズはFシータレンズ(F-theta lens)とテレセントリックレンズ(telecentric lens)との組み合わせを含む。(多角形)ミラーは円形の領域でレーザーを走査(scan)し、それ故、炭化されるスポットは対象の紙における中心と幅方向の先端との間で同質ではなくなる。したがって、好ましい実施例で言及しているレンズは、このゆがみをFシータレンズとテレ線トリックレンズとのコンビネーションで校正する。この構成は、走査における全ての角度のレーザーのパワー濃度及びスポットサイズを一定に保つことを確保する。
さらにより好ましい実施例によれば、前記受け取り手段は、対象の紙をレーザービームに応じて動かすことを含む。このようにして、受け取り手段は対象の紙のどの部分をレーザービームにさらすかをコントロールする。
さらにより好ましい実施例によれば、ほぼ透明なカバーが、前記レーザーと前記対象の紙の少なくとも熱される部分との間に配置されている。この透明カバーは、対象の紙の少なくとも熱される部分(これは、ごく局所的な領域でもよい)が低酸素環境で熱されることを許容する。この低酸素環境は、下に示す様々な方法によって達成されうる。
好ましくは、前記ほぼ透明なカバーはガラスで作られており、このことは、ガラスは熱伝導率が低く、そしてそれ故、対象の紙の熱される局所的な領域から熱が発散されにくいというさらなる利点を提供する。さらには、レーザーを透過するための高い透過効率を有している。
さらなる好ましい実施例によれば、前記装置は前記ほぼ透明なカバーを、少なくとも対象の紙の熱する部分にプレスするためのプレス手段を含む。このほぼ透明なカバーを対象の紙にプレスすることによって、低酸素環境が達成される。
好ましくは、前記コントロール手段は、カバーを対象の紙へプレスする量を調整するように構成されている。これは、コントロール手段が、対象の紙の熱される部分又はその近くの酸素のレベルをコントロールすることを許容する、そして、このようにして、プリントされる炭の濃さ(darkness)と普遍性をコントロールし、また、この炭化工程における煙の臭気もコントロールする。さらには、コントロール手段は、このプレスを適用することによって、対象の紙の表面粗さをコントロールすることができる。減らされた表面粗さは、紙上の微細な山と谷を除外し、又は減少し、そしてそれにより対象の紙の表面にわたって同等の炭化を許容することができる。この圧縮力は 対象の紙の表面を滑らかにし、それにより、焦点距離が一定となる。
さらに好ましい実施例によれば、前記ほぼ透明なカバーはローラーで構成されており、前記レーザービームは、前記ほぼ透明なカバーの外側の表面に接している前記対象の紙を熱する前記透明のローラーを通って外側方向に通過する。このローラーはまた、好ましくは、対象の紙を供給する機能を有している。
さらなる好ましい実施例によれば、前記ほぼ透明なカバーは、該カバーのレーザー側に反射防止コーティングを含んでいる。前記カバーの前記レーザー側(すなわち内側)の反射防止コーティングは、レーザーの反射を減らし、このようにして、レーザーのパワーロスを減らす。
さらなる好ましい実施例によれば、前記ほぼ透明なカバーは、前記カバーの前記紙側に油をはじくコーティング(oleophobic coating)を含む。前記油をはじくコーティングは、オイルとの親和性を欠くため、油をはじく。このような油をはじくコーティングを、前記カバーの紙側(すなわち外側表面)に備えることで、炭化において作られる揮発物が、前記ほぼ透明なカバーに着かずに、この揮発物の接着剤としての機能により対象の紙に移る。この油をはじくコーティングはまた、このほぼ透明なカバーの劣化(degradation)と摩耗を減らす、なぜなら、これはほぼ透明なカバー上に揮発物が凝縮することを防ぐからである。
さらに好ましい実施としては、前記対象の紙は前記ほぼ透明なカバーとサポートとの間に挟まれており、該サポートは好ましくはバッキングローラー及び、若しくは又は、前記サポート、さらに好ましくは反射材料を含む。
さらに好ましい実施例としては、前記対象の紙は前記ほぼ透明なローラーとバッキングローラーとの間に挟まれている。このローラーは互いの方向にプレスされたとき、比較的高い圧力とともに薄い接触表面が達成される。この圧力は、レーザーで暖められた部分の酸素の量を減らすことができる。もし前記バッキングローラーが反射材料を含むなら、炭化反応はさらに進む。
さらにより好ましい実施例によると、前記サポートはあらかじめ決めた温度に対象の紙を保つために熱される。このようにして、前記レーザービームは、このあらかじめ決めた温度から炭化が起きる温度までだけの温度の増加を必要とする。このようにして、プリント速度は増加され、レーザーは限られた分だけ温度を増加する。
さらに好ましい実施例によると、前記装置はさらに少なくとも対象の紙の前記レーザーによって熱される部分をプレ加熱する、プレ加熱手段を含む。もし、この対象の紙があらかじめ決めた温度にプレ加熱されると、前記レーザービームは、このあらかじめ決めた温度から炭化が起きる温度までの温度上昇だけを必要とする。このようにして、プリント速度はさらに増加され、レーザーは限られた量だけ温度を増加する。
さらに好ましい実施例によれば、前記装置は活性炭サポートを含んでおり、そしてより好ましくは、前記活性炭サポートは活性炭ローラーである。活性炭は、天然で、環境的に安全な、高度なコントロール工程下においてとても高い温度で処理された炭であり、結果として、文字通り数百万のマイクロポケット(ごく小さい孔)と中及び表面にある孔とで最も多孔質な素材として知られる活性炭素材を作る。これらのマイクロポケットにより活性炭は、多くの量のガス粒子(臭気)を吸収する機能を持つ、そして、このようにして炭化プロセスによる臭気を吸収する。
本発明はさらに、対象の紙、特に紙のシート、の少なくとも一部における選択的な炭化の方法に向けられており、紙のシートは、より詳細には、
対象を受け取り手段で受け取るステップと、
選択的に前記対象の紙の一部又は複数の表面を、熱される部分が少なくとも部分的に炭化し、またそれにより変色するレベルに加熱する加熱手段をコントロール手段でコントロールするステップとを含む。この炭化反応は一方で、対象の紙の上で黒い顔料として作用する炭を作る。さらには、炭化反応によって作られた有機揮発物もまた対象の紙の上で凝縮され、そこで炭の接着剤として機能し、このようにして前記対象の紙の上に色落ちしにくい顔料を作る。
さらに好ましい実施例によれば、前記表面を加熱するステップはレーザーによって放射加熱をするステップを含む。
さらに好ましい実施例によれば、前記レーザーは、前記対象の近赤外線域の吸収ピークスペクトルとほぼ一致する波長の光を発する。この「近赤外線域(NIRともいう)」とは、波長800nm〜2500nmの赤外線である。対象の紙の赤外線域に近い吸収ピーク(セルロースによる)は、1490nmの17%及び2100nmの40%である。前記吸収は赤外線域の中央より高い(例えば3100nmの80%及び遠赤外線域)、しかしこれらのレーザーは比較的より複雑で、したがってより障害が起きやすい。これ故、近赤外線域で妥協するのが好ましい。中赤外線レーザーにおける信頼性と原価は時間とともに増加するため、これらは好ましいレーザーとなりうる。
さらに好ましい実施例によれば、前記方法は、前記コントール手段が選択的に前記対象の紙を前記レーザーにさらすために、前記レーザーのパワーの調整をし、及び、若しくは又は選択的にスイッチをオン又はオフにするステップを含む。
さらにより好ましい実施例によれば、前記コントロール手段は、選択的に前記対象の紙を前記レーザーに曝すために、前記レーザービームの動きをコントロールする。
さらに好ましい実施例によれば、前記方法は、前記受け取り手段が前記レーザーに応じて前記対象の紙を動かすステップを含む。
さらにより好ましい実施例によれば、前記対象の紙の熱される部分は、低酸素環境で熱される。これは、対象の紙におけるレーザービームが当たり熱するポイント又はその近くで一時的に達成されるにすぎない、とても局所的な低酸素環境でもよい。
さらに好ましい実施例によれば、前記低酸素環境は、
ポンプによって空気をどかすことによって部分的な減圧状態を作るステップと、
不活性ガスを、少なくとも対象の紙の熱される部分、又はその近くに導入するステップと、
水蒸気を、少なくとも対象の紙の熱される部分、又はその近くに導入するステップと、
対象の紙の、少なくとも熱される部分を、熱伝導バリアを使って周囲の大気から孤立させるステップと、
対象の紙の、少なくとも熱される部分を、ほぼ透明なカバーを使って周囲の大気から孤立させるステップと
のうち1つ又は複数のステップによって作られる。
前記方法のさらに好ましい実施例によれば、前記低酸素環境は、ほぼ透明なカバーを前記対象の紙の上に置くことによって作られ、前記レーザーは前記ほぼ透明なカバーを通って前記対象の紙を熱し、前記ほぼ透明なカバーは好ましくは少なくとも前記対象の紙の熱する部分を圧縮している。
さらに好ましい実施例によれば、前記コントロール手段は、
レーザーのパワーを調整するステップと、
対象の紙の単位領域あたりのレーザー露光時間の調整ステップと、
前記対象の紙における加熱部分の圧縮率の調整ステップと、
レーザービームの焦点の調整ステップと
のうちの1つ又は複数のステップによって炭化をコントロールする。
前記方法のさらに好ましい実施例によれば、上で説明した装置が使われる。
後述する説明により提起される本発明の実施例は、以下の図を参照してさらに明瞭にされる。
第一の好ましい実施例による、囲いを一部分切り取ったインクフリー卓上プリンターの透視図である。 紙の流れの経路を簡略化して平面に見せた、図1のインクフリープリンターの詳細の透視図である。 拡大した炭化領域を示す。 プリンターコントロールユニットの工程順序を示す、フローダイアグラムの模式的ダイアグラムである。
図1における好ましい実施例は、卓上インクフリープリンターが、ケーシング8、個々の対象の紙4を積み重ねて搭載することを許容するペーパートレイ9、ユーザーインタラクションのためのタッチスクリーン28を含むことを示している。さらにこれは、ペーパートレイ9からそれぞれの紙シートを矢印25で示した方向に供給する供給ローラー12を使って対象の紙4を受け取る手段を含む
前記した対象の紙4の表面の選択加熱(selective heating)(前記紙の表面の熱される部分が、少なくとも部分的に炭化し、それによって変色するようなレベルに達する)はレーザーダイオード1を用いたレーザービームで紙を打つことで達成される。実施例で示した中では、レーザーは波長1490nmの光を発する、しかし、当業者は本発明には、その他の波長で作用するレーザーもまた適用できることを理解する。好ましくは、このレーザーのパワーはプリンターコントロールユニット29により、少なくとも炭化によって十分な暗さに到達するように、動的に調節される。
炭化工程を示すために、図2は前記紙の流れの経路を平面にして簡略化した表示を見せている。レーザービーム27は対象の紙4を低酸素環境で打つ。実施例で示すように、低酸素環境は、対象の紙4に触れさせて中空ガラスローラー3を置くことによって作られる。レーザービーム27によって熱される加熱領域22において、対象の紙4に押し付けられた中空ガラスローラー3を通って、レーザービーム27が対象の紙4を熱する。
当業者は、低酸素環境はその他の方法で得ても良いことを理解している。例えば、1つもしくはそれより多い、下記のオプションの組み合わせがある。
少なくとも対象の紙の加熱領域から、ポンプで空気をどかすことによって部分的な減圧状態を作ること。
不活性ガスを、少なくとも対象の紙の熱される部分、又はその近くに導入すること。
水蒸気を、少なくとも対象の紙の熱される部分、又はその近くに導入すること。
対象の紙の、少なくとも熱される部分を、熱伝導バリア(thermally conductive barrier)を使って周囲の大気から孤立させること。
これらの他のやり方はまた、開示した実施例における解決方法と組み合わせてもよく、対象の紙4の少なくとも熱される部分は、ほぼ透明なカバー(すなわちガラスローラー3)を使うことによって周囲の大気から孤立させられている。
対象の紙4は中空ガラスローラー3とバッキングローラー5の間に供給される。バッキングローラー5は、圧縮力を加える硬いラバーローラーであり、また、対象の紙4のレーザー吸収効率を高めるレーザー反射コーティング20で構成されているのが好ましい。
レーザーダイオード1から発されるレーザービーム27は、レーザー経路方向ミラー26によって、多角形ミラー2に投下されるように向けられている。本実施例においては、多角ミラーはモータードライバーユニット13によって回転することが可能な六角形ミラー2である。モータードライバーユニット13が六角形ミラー2を回転させる回転速度は、対象の紙4の線形速度に依存している。多角ミラー2の動作は、好ましくはプリンターコントロールユニット29を介してコントロールされる。回転によって、六角形ミラー2はレーザービーム27を、中空ガラスロール4を通して対象の紙4の表面を掃くように反射する。
レーザービーム27が、中空のガラスローラー3を通して対象の紙4の表面を熱して炭化させたとき、炭化中に作られた揮発物はローラー3のガラスの表面に凝縮する傾向があり、また時間とともに中空ガラスローラー3を劣化及び摩耗させる。揮発物がガラスローラー3に張り付かずに、その代わりに紙に接着結合剤(adhesive binder)として転写されることを確保するために、中空ガラスローラー3は、対象の紙4に対面する側面上に油をはじく(oleophobic)コーティング5がコートされているのが好ましい。さらに、レーザー放射の反射によるロスを減らすために、中空ガラスローラー3のレーザー側は、反射防止コーティング16が備えられているのが好ましい。
中空ガラスローラー3は、好ましくはFシータレンズ(F-theta lens)及びテレセントリックレンズ(telecentric lens)を含むレンズシステム7を含む(図3参照)。Fシータレンズはレーザーのために平面場を作っているが、一方、テレセントリックレンズはレーザービームがポリゴンミラーからすべての走査ラインのすべてのポイントを横切って同じ距離を飛ぶという利点を供給している。テレセントリックレンズは、対象がレンズからの距離に関係なく同じサイズを有することを提供する。それ故、スポットのサイズとパワーの濃度は、全ての方向における走査で一定に保たれる。このことは、レーザービーム27の焦点を、走査の方向と関係なく、いつも対象の紙4の中空ガラスローラー3とバッキングローラー5との間に挟まれた際の領域に横たえる。
紙を供給し、同時に対象の紙4を圧縮するために、バッキングローラー5と中空ガラスローラー3は、2つの方法で連結されるのが好ましい(図3参照)。第1に、バッキングローラー5と中空ガラスローラー3は、対象の紙4が滑り、その結果、歪み、又は、期待していない炭化をすることを防ぐために、各々が一定の回転速度で回ることを確保する供給ギアー24によって噛み合っている。第2に、バッキングロール5及び中空ガラスローラー3は、リードスクリュー18及びナット17の設備を駆動するステッパーモーター19によって、一緒に連結されている(図3参照)。ステッパーモーター19が作動しているとき、これはリードスクリュー18を回転させ、リードスクリューナット17を動かす、そして、これにより中空ガラスローラー3とバッキングローラー5との間の圧縮レベルを増加又は減少させる。前述した2つのローラー3及び5の間の圧縮力、及び2つのローラー3及び5の速度の同期は、六角形ミラーの回転速度とともに、プリンターコントロールユニット29によってコントロールされる。
好ましくは、このプリンターもまた、抵抗加熱に基づく対象の紙4の温度をその炭化温度(200〜250℃)よりも低い温度に上げる薄いフィルムヒーター11を含む(図2参照)。このプレ加熱は対象の紙4がレーザー放射によって選択的に炭化される前に行われる。このプレ加熱もまた、プリンターコントロールユニット29によってコントロールされる。
一旦、対象の紙4が要求されたテキスト又はイメージに炭化されると、好ましくは、炭化反応によって作られた揮発物の臭気を除くために、活性炭ローラー10を通過する。
プリンターコントロールユニット29は、インクフリープリンターのコントロール手段を形成する。また、図4はプリンターコントロールユニット29によって実行されるステップの論理順序を示している。コンピューティング装置又は格納装置から、若しくはクラウドから要求されたテキスト又はイメージ形式でインクフリープリンターに情報が送られた時、続く工程ステップは、要求されたテキスト又はイメージをプリントするために行われ、そしてそれらはプリンターコントロール回路29によってコントロール及び同調される。
プリントされるテキスト又はイメージドキュメントは、初めにユーザーによって又はその他のコンピューティング装置によって、インクフリープリンターへ送られる(工程ステップ31)。プリンターコントロールユニット29は、ドキュメントをローカルメモリーに格納し、エラーをチェックし、ドキュメントをラスタライズ(rasterize)する(すなわち、要求されたイメージを数千のドットに変換する)。 次に、工程ステップ32により、最初のプリントのために、プリンターコントロールユニット29によってプレヒーター11がオンにされ、200℃に到達するよう温められる。一旦温度が200℃に到達すると(分岐ブロック33)、情報はプリンターコントロールユニットに送られ、プレヒーター11は十分一定に温度を保つ。次に、工程ステップ34において、対象の紙4はペーパーフィードローラー12によって、プレヒーティングシステム11に供給される。一旦、プレヒーター11が対象の紙4を約200℃まで温めると、六角形のスキャニングミラー2は毎分40ページのプリントスピードと同等のスキャニング周波数で回転を始める(工程ステップ35)。スキャニング周波数及びレーザーデータと同様に、レーザーダイオード1はスイッチングパルスをプリンターコントロールユニット29から受け、レーザーダイオード1を選択的にオン又はオフにし、対象の紙4を炭化する(工程ステップ36)ステップ37により、紙上に作られた初めの数ドット(例えば10)はイメージセンサーを使って自動的に測定され、プリンターコントロールユニット29によって決定がされる(工程ステップ38において)、また、好ましくは、もしこれが90%黒よりも濃くない場合には、プリンターコントロールユニット29は、例えばレーザーパワー(工程ステップ39)のような、要求する濃さ、スポットサイズ、炭化の深さを達成するためにスポット毎の炭化時間(工程40)及び圧縮力(工程41)他のパラメーターを変える。最終工程ステップ42において、要求されるイメージ又はテキスト23は対象の紙上で炭化され、炭化された紙23はアウトプットトレイ30に集められる。そして、プリンターは次のドキュメント又は両面印刷の準備をする。
本発明における好ましい実施例を示しているが、上述した実施例は発明を説明するためだけのものであって、発明の範囲を限定するものではない。したがって、添付した請求項で言及された形態には、引用記号が付されているが、このような記号は、もっぱら請求項の理解を強調するために含まれており、請求の範囲を限定するものではないと理解されるべきである。さらに、特に当業者が異なる実施例における技術手段を組み合わせることができることに留意する。したがって発明の範囲は、もっぱら後述する請求項によって定義される。
1 レーザーダイオード
2 六角形ミラー
3 中空ガラスローラー
4 対象の紙
5 バッキングローラー
7 レンズシステム
8 ケーシング
9 ペーパートレイ
10 活性炭ローラー
11 フィルムヒーター
12 供給ローラー
25 矢印
28 タッチスクリーン
30 アウトプットトレイ

Claims (24)

  1. 対象の紙を受け取る受け取り手段と、前記対象の紙の表面の1もしくはそれ以上の箇所を選択的に熱し、前記表面の熱される箇所の少なくとも一部が炭化し、それによって変色するレベルとする少なくとも1つのレーザーと、前記レーザーをコントロールするコントロール手段とを含む、前記対象の紙、特に紙のシート、における表面の少なくとも一部を選択的に炭化する装置。
  2. 前記コントロール手段は、前記レーザーのパワーを調節し、及び、若しくは又は、選択的に前記レーザーのスイッチをオン及びオフにする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記レーザーにおけるレーザービームは、ミラーを介して前記対象の紙上に前記レーザービームを集めるために構成されるフォーカスレンズへ向けて反射する、請求項1又は請求項2に記載の装置。
  4. 前記ミラーは動くことができ、該ミラーの動きは前記コントロール手段でコントロール可能な、請求項3に記載の装置。
  5. 前記受け取り手段は、対象の紙をレーザービームに応じて動かすことを含む、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置。
  6. ほぼ透明なカバーが、前記レーザーと前記対象の紙の少なくとも熱される部分との間に配置されている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記ほぼ透明なカバーを少なくとも対象の紙の熱する部分にプレスするプレス手段を含む請求項6に記載の装置。
  8. 前記ほぼ透明なカバーはローラーで構成されており、前記レーザービームは、前記ほぼ透明なカバーの外側の表面に接している前記対象の紙を熱する前記透明のローラーを通って外側方向に通過する、請求項6又は7に記載の装置。
  9. 前記ほぼ透明なカバーは、該カバーのレーザー側に反射防止コーティングを含む、請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記ほぼ透明なカバーは、該カバーの紙側に油をはじくコーティングを含んでいる、
    請求項6乃至請求項9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記対象の紙は、前記ほぼ透明なカバーとサポートとの間に挟まれており、該サポートは、好ましくはバッキングローラー及び、若しくは又は前記サポートを含み、より好ましくは、反射する材料を含む、請求項6乃至請求項10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 少なくとも、前記レーザーで熱される対象の紙の一部をプレ加熱するためのプレ加熱手段が含まれる、請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 活性炭サポートを含み、より好ましくは、前記サポートは活性炭ローラーである、請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 対象の紙を受け取り手段に受けとるステップと、対象の紙の表面の1つ又はそれより多い熱される部分が、前記対象の紙を少なくとも部分的に炭化し、それにより変色するレベルにまで選択的に加熱するように加熱コントロール手段で加熱をコントロールするステップとを含む、対象の紙の表面の少なくとも一部を選択的に炭化する方法。
  15. 前記表面を加熱するステップはレーザーによる放射加熱ステップを含む、請求項14記載の方法。
  16. 前記レーザーは、前記対象の紙の近赤外線域の吸収ピークスペクトルとほぼ一致する波長の光を発する、請求項15記載の方法。
  17. 前記コントロール手段が、前記レーザーのパワーを調整し及び、若しくは又は選択的に前記対象の紙をレーザーにさらすために、選択的に前記レーザーのスイッチをオン及びオフにする請求項14乃至請求項16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記コントロール手段は、前記対象の紙を前記レーザービームに選択的にさらすために、前記レーザービームの動きをコントロールする、請求項14乃至請求項17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記受け取り手段は、前記レーザーに応じて前記対象の紙を動かす手段を含む、請求項14乃至請求項18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記対象用紙の熱される部分は、低酸素環境で熱される、請求項14乃至請求項19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記低酸素環境は、部分的な減圧はポンプによって空気をどかすことによって部分的な減圧状態を作るステップと、不活性ガスを少なくとも対象の紙の熱される部分、又はその近くに導入するステップと、水蒸気を少なくとも対象の紙の熱される部分、又はその近くに導入するステップと、対象の紙の少なくとも熱される部分を、熱伝導バリアを使って周囲の大気から孤立させるステップと、対象の紙の少なくとも熱される部分を、ほぼ透明なカバーを使って周囲の大気から孤立させるステップとのうち1つ又は複数のステップによって作られる、請求項20記載の装置。
  22. 前記低酸素環境が、ほぼ透明なカバーを前記対象の紙の上に置くことで作られ、前記レーザーは、前記ほぼ透明なカバーを通って前記対象の紙を熱し、前記ほぼ透明なカバーは好ましくは、対象の紙の少なくとも熱される部分に押し付けられている、請求項20及び請求項21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記コントロール手段は、
    レーザーのパワーを調整するステップと、
    対象の紙の単位領域あたりのレーザー露光時間の調整ステップと、
    前記対象の紙における加熱部分の圧縮率を調整するステップと、
    レーザービームの焦点を調整するステップと
    のうちの1つ又は複数のステップによって炭化をコントロールする、請求項14乃至請求項22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の装置を使用する、請求項14乃至請求項23のいずれか1項に記載の方法。
JP2016505430A 2013-03-26 2014-03-25 紙を選択的に炭化する装置及び方法 Expired - Fee Related JP6430486B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL2010519 2013-03-26
NL2010519 2013-03-26
PCT/NL2014/050185 WO2014158019A1 (en) 2013-03-26 2014-03-25 Device and method for the selective carbonization of paper

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016518988A true JP2016518988A (ja) 2016-06-30
JP6430486B2 JP6430486B2 (ja) 2018-11-28

Family

ID=50489364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016505430A Expired - Fee Related JP6430486B2 (ja) 2013-03-26 2014-03-25 紙を選択的に炭化する装置及び方法

Country Status (16)

Country Link
US (1) US9393804B2 (ja)
EP (1) EP2978610B1 (ja)
JP (1) JP6430486B2 (ja)
KR (1) KR20160002847A (ja)
CN (1) CN105142917B (ja)
AU (1) AU2014244684B2 (ja)
BR (1) BR112015024748A8 (ja)
CA (1) CA2907649A1 (ja)
EA (1) EA029475B1 (ja)
ES (1) ES2865223T3 (ja)
MX (1) MX2015013681A (ja)
MY (1) MY178246A (ja)
PH (1) PH12015502245B1 (ja)
SG (1) SG11201508000QA (ja)
WO (1) WO2014158019A1 (ja)
ZA (1) ZA201507943B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7363444B2 (ja) 2019-12-16 2023-10-18 株式会社リコー 画像形成装置
JP7400431B2 (ja) 2019-12-16 2023-12-19 株式会社リコー クリーニング装置及び画像形成装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6586635B2 (ja) * 2015-11-25 2019-10-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 画像表示装置
CN109689375A (zh) * 2016-07-08 2019-04-26 托卡诺控股有限公司 具有改进的打印永久性的打印装置
NL2017143B1 (en) * 2016-07-08 2018-01-15 Tocano Holding B V Printing apparatus
NL2017141B1 (en) * 2016-07-08 2018-01-15 Tocano Holding B V Printing apparatus with improved permanency of the print
WO2018102633A1 (en) * 2016-12-02 2018-06-07 Videojet Technologies Inc. A system and method for laser marking substrates
CN107379805A (zh) * 2017-06-19 2017-11-24 谢远昊 一种激光聚焦打印方法、装置及系统
EP3887171B1 (en) * 2018-11-30 2023-06-28 Macsa ID, S.A. Inkless printing method and inkless printer
GB202000032D0 (en) 2020-01-02 2020-02-19 Finch Steven Caffall Pharmacy assembly machine and packaging for customised polypills, and customised antipsychotic combinations for improved compliance
CN115488511A (zh) * 2021-06-17 2022-12-20 深圳市大可奇科技有限公司 无墨打印装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54180751U (ja) * 1978-06-10 1979-12-21
JPH0459259A (ja) * 1990-06-28 1992-02-26 Seikosha Co Ltd 記録装置
JPH05228669A (ja) * 1991-12-27 1993-09-07 Polymer Processing Res Inst 光線による穴開きウェブの製法および装置
JPH08267799A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Fuji Photo Film Co Ltd 熱記録装置
CN101045410A (zh) * 2007-03-06 2007-10-03 哈尔滨工程大学 激光高温炭化纸张打印方法
JP2010111071A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 National Printing Bureau 階調模様作製方法及び階調模様を有する用紙

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2907004C2 (de) * 1979-02-22 1981-06-25 GAO Gesellschaft für Automation und Organisation mbH, 8000 München Ausweiskarte und Verfahren zu ihrer Herstellung
JPH04284270A (ja) * 1991-03-14 1992-10-08 Nippon Laser Denshi Kk 紙マーキング装置
JPH05238023A (ja) * 1992-02-27 1993-09-17 Fuji Photo Film Co Ltd 熱記録装置
US5557303A (en) * 1992-10-14 1996-09-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Thermal recording apparatus which can draw black borders
CN1528595A (zh) * 2003-09-27 2004-09-15 强层备 不用耗材的激光打印技术
CN2697692Y (zh) * 2004-04-30 2005-05-04 曾学义 一种激光打印机
CN102152649A (zh) * 2010-12-08 2011-08-17 陈东洋 不用碳的打印机
CN102555519A (zh) * 2011-12-27 2012-07-11 东南大学 一种无墨激光生态打印方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54180751U (ja) * 1978-06-10 1979-12-21
JPH0459259A (ja) * 1990-06-28 1992-02-26 Seikosha Co Ltd 記録装置
JPH05228669A (ja) * 1991-12-27 1993-09-07 Polymer Processing Res Inst 光線による穴開きウェブの製法および装置
JPH08267799A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Fuji Photo Film Co Ltd 熱記録装置
CN101045410A (zh) * 2007-03-06 2007-10-03 哈尔滨工程大学 激光高温炭化纸张打印方法
JP2010111071A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 National Printing Bureau 階調模様作製方法及び階調模様を有する用紙

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7363444B2 (ja) 2019-12-16 2023-10-18 株式会社リコー 画像形成装置
JP7400431B2 (ja) 2019-12-16 2023-12-19 株式会社リコー クリーニング装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
AU2014244684A1 (en) 2015-11-12
EA201591858A1 (ru) 2016-02-29
US9393804B2 (en) 2016-07-19
PH12015502245A1 (en) 2016-02-01
ZA201507943B (en) 2017-01-25
PH12015502245B1 (en) 2016-02-01
WO2014158019A1 (en) 2014-10-02
BR112015024748A2 (pt) 2017-07-18
BR112015024748A8 (pt) 2019-12-10
KR20160002847A (ko) 2016-01-08
EP2978610B1 (en) 2021-04-14
EA029475B1 (ru) 2018-03-30
CN105142917A (zh) 2015-12-09
AU2014244684B2 (en) 2018-04-05
US20160052293A1 (en) 2016-02-25
CN105142917B (zh) 2018-06-22
JP6430486B2 (ja) 2018-11-28
MX2015013681A (es) 2016-06-10
EP2978610A1 (en) 2016-02-03
AU2014244684A8 (en) 2015-11-19
CA2907649A1 (en) 2014-10-02
SG11201508000QA (en) 2015-10-29
ES2865223T3 (es) 2021-10-15
MY178246A (en) 2020-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6430486B2 (ja) 紙を選択的に炭化する装置及び方法
JP2957008B2 (ja) 熱プリント媒体用ホルダ
JP5828385B2 (ja) 記録装置
ES2925562T3 (es) Aparato de impresión con control de calidad de la impresión mejorado
US7137694B2 (en) Ink drying system for printer
WO2014050777A1 (ja) 印刷装置
CA2518185A1 (en) Quality printing method, printing machine, and corresponding printing substance
US8013887B2 (en) Beam illumination system and method for producing printing plates
JP2013095138A (ja) 照射硬化性インクを用いた、エネルギー効率の良い梱包印刷のためのデジタル硬化の方法及びシステム
JP5530147B2 (ja) 画像形成システム
JP2012031537A (ja) 染色方法、及び染料蒸着装置
JPH02182461A (ja) インクジェット記録装置
JP2001191566A (ja) 記録方法及び記録装置
JPS5838177A (ja) 熱ビ−ム転写印字装置
JP7363444B2 (ja) 画像形成装置
JP2502298B2 (ja) 画像記録装置
JPH08504134A (ja) 印刷方法及び装置
JPH1086518A (ja) 記録方法
JPH08150788A (ja) インクリボン及びプリンタ装置
JP2004009674A (ja) 昇華型プリンタ
EP2832549A1 (fr) Dispositif de sechage de gouttes d'encre et imprimante jet d'encre point par point comportant un tel dispositif

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171121

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6430486

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees