JP2016517181A - 結合された個々のコイルによるivaの電圧源の誘導絶縁 - Google Patents

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Abstract

本発明は、例えば誘導電圧重畳装置IVAを用いた高電圧パルス発生装置及び高電圧パルス発生方法に関する。この場合、各段(13)ごとに入力結合インダクタンス(L)が、複数の個別インダクタンス例えば個別コイル(21)として形成されており、これらのインダクタンスは、波動伝播主軸(HA)に対し回転対称の円周線に沿って磁界が重畳及び/又は加算されるように、磁気的に互いに結合されている。

Description

本発明は、独立請求項の上位概念に記載の高電圧パルス発生装置及びこの装置に対応する方法に関する。
電気工学においてパワーパルス技術(パルスパワー)の分野では、科学技術及び産業上の用途として、数kW〜数100TWの振幅の高電圧パルス及び高電力パルスが利用され、この場合、パルス持続時間はps〜msの範囲にある。
産業上の用途の一例を挙げると、いわゆるエレクトロポレーションのためには、例えば250kVの電圧、数10kAの電流を、1μs〜2μsのパルス持続時間で発生させることができるようなパルス発生装置が必要とされる。
このようなパルス発生装置を実現するために可能なトポロジーは、いわゆる誘導電圧重畳装置"inductive voltage adder"であり、これはIVAと略される。このような発生装置によって、コンパクトな構造が実現される。その理由は、この発生装置はパルス発生中、n個の個別の電圧源から成る直列接続回路として合成されるからである。
定常状態においては、複数の電圧源が互いに並列に結線されているのに対し、これらの電圧源は従来技術によればパルスフェーズ中、インダクタンスを介して分離され、IVAのトポロジーに基づき、直列接続回路として組み合わせられる。
Hansjoahim Bluhm著 "Pulsed Power Systems Principles and Applications" Springer Verlag Berlin Heidelberg, 2006には、特にその第7章第192頁〜201頁に、IVAの構造及び動作が開示されている。この場合、インダクタンスの値は、ジオメトリ及びコア材料の磁化率によって規定される。アース側でインダクタンスを介して流れ出る電流によって大きな損失を発生させることなく、複数の電圧源相互間の直列接続を実現する目的で、このインダクタンスは、パルスに対する応答性が十分に高くなければならない。
したがって、例えば0.1〜50μsのパルス持続時間に対し、複数の電圧源を直列接続するためのインダクタンスによって、IVAの体積とコストが実質的に決まる。
IVAによれば、スイッチオンプロセス中及び定常状態中、反射係数に基づき、波動特性を利用して電流振幅を高めることができる。図1には、従来のIVAの原理が示されている。図1には、具体例として4段のIVAの基本原理が示されている。図1の左側に描かれている複数の電圧源の直列接続配置の場合と同様に、図1の右側に描かれているように、パルス線路を電圧増倍回路として実現することができ、これは1つの線路の正の導体を別の線路の負の導体と接続することによって行われる。このように導体を交互に接続しても短絡が発生しないようにする目的で、パルス持続時間中は接続を絶縁しておかなければならない。このような絶縁は従来技術によればIVAの実施形態に応じて、ケーブルトランスの形態の十分に長い伝送線路によっても達成できるし、あるいは十分に大きい結合インダクタンスによる結合を介して達成できる。伝播遅延時間ではなく個々の段のパルス線路を加えて誘導的な給電を利用すれば、いっそうコンパクトな構造を実現することができる。図2には、IVAによる磁気的な給電を利用した電圧重畳の原理が示されている。
図2には、磁場絶縁を利用したIVAの従来の実施例が示されている。図2には、同軸に配置された6つの段が示されている。参照符号1は真空インタフェースであり、参照符号3は真空、参照符号5はリング状ギャップ、参照符号7は磁気コア、参照符号9は、真空中で電子ビーム又はイオンビームを発生させるための粒子ビームギャップ、さらに参照符号11はオイルである。シリンダ状のキャビティによってIVAの内導体が形成されており、このキャビティに対し、同軸に配置された慣用の電圧源Uxから半径方向で給電が行われる。ここで説明している適用事例の場合、個々のキャビティ各々は、例えば0.1〜50μsの持続時間のパルスを、例えば3〜10kVの範囲にある数kVの電圧振幅U0と、10kAよりも大きい10数kAないしは数10kAの最大電流振幅I0で供給する。電圧振幅を重畳する目的で、同軸伝送線路への移行領域における電磁界のベクトル加算が利用される。このようにしてIVAは、n個(nは段数)の個々の電圧源の合計によって重畳された1つの電圧パルスを発生する。したがって図2による装置は、電圧源Uxに対し6倍の電圧パルスを発生する。電圧振幅を重畳する目的で、1つの電圧源の正の導体が次の電圧源の負の導体と接続される。このことから各キャビティにおいて、中央電極と電流の流れる方向で下流にある外電極との間で、必然的に導電接続が形成される。このようにして線路出力端において短絡が発生するの回避するために、この区間において相対的な透磁率を高めることで、接続のインピーダンスが著しく高められる。この目的で、電圧源の容積の一部分が、強磁性材料から成るトロイダルコアによって充填される。
この技術は、上記文献において磁気スイッチとしても知られている。この場合、磁気スイッチの特性は、強磁性コアとパルス持続時間とに依存し、次式が成り立つ。
Figure 2016517181
磁気コアを非飽和状態とみなせる期間は、特に積Vs(電圧×時間)は、リングコアの横断面積、及び残留磁気と飽和インクダンスとの和によって定まる。適切な強磁性材料として必要とされるのは、高い飽和インダクタンスと急峻なヒステリシス曲線である。公知の実施形態による導体ジオメトリでは1回だけしか巻回されていないので、導体の横断面積Aを十分に大きくして、この1回の巻回によって、対象とする周波数レンジで望ましいインピーダンスを有する十分に大きなインダクタンスを発生させなければならない。さらに別の条件として要求されるのは、磁気コアを飽和させないということであり、その理由は、さもないとインダクタンスが急に低い値まで下がってしまうからである。これらの理由から、強磁性材料によって大きな容積を充填しなければならず、このことによって材料コストが著しく嵩むし、構造容積も大きくなり、しかも大きな質量を扱うために構造が極めて複雑になってしまう。
Hansjoahim Bluhm著 "Pulsed Power Systems Principles and Applications" Springer Verlag Berlin Heidelberg, 2006
本発明の課題は、高電圧パルスの発生装置及び発生方法において、従来技術よりもコンパクトかつ低コストのパルス発生装置が形成されるようにすることである。また、磁気スイッチ及びIVAの構造にかかる費用を、従来技術よりも小さくしたい。
したがって特に本発明の課題は、従来技術において挙げられている欠点の克服に必要とされるインダクタンスの構成を提供することである。さらに、複数の電圧源を直列接続するための新規の構成も提供したい。また、パルス発生装置をできるかぎりコンパクトかつ低コストで構成することも目的である。本発明において認識された点は、IVAにおける電磁界の重畳によって構造を最小限に抑えることができる、ということである。さらに認識された点は、これまで知られていたIVAの同軸構造の場合、内導体の内部空間が活用されておらず、つまりは容積最小化のためのかなり大きな可能性が活用されていなかった、ということである。
この課題は、独立請求項に記載の装置及び方法により解決される。
第1の観点によれば、本発明は高電圧パルス発生装置、例えば誘導電圧重畳装置に関する。この場合、パルス発生中、波動伝播主軸に沿って配置されたn個の個別の電圧源段から成る直列接続回路の電磁界が、トランスにおいて合成され、各段において電磁波がそれぞれ同軸伝送線路に沿って伝播する。本発明によれば、電磁波は各段ごとに、入力結合インダクタンスを成す複数の個別のインダクタンス例えば個別のコイルを流れるパルス電流によって、同軸伝送線路に入力結合され、個別のインダクタンスが、それらの磁束が波動伝播主軸に対し回転対称な円周線に沿って重畳されて加算されるように、磁気的に互いに結合される。
第2の観点によれば、本発明は、例えば誘導電圧重畳装置を用いた、高電圧パルス発生方法に関する。この場合、パルス発生中、波動伝播主軸に沿って配置されたn個の個別の電圧源段から成る直列接続回路の電磁界を、トランスにおいて合成し、各段において電磁波をそれぞれ同軸伝送線路に沿って伝播させる。本発明によれば、電磁波を各段ごとに、入力結合インダクタンスを成す複数の個別のインダクタンス例えば個別のコイルを流れるパルス電流によって、同軸伝送線路に入力結合し、個別のインダクタンスを、それらのインダクタンスの磁束が波動伝播主軸に対し回転対称な円周線に沿って重畳されて加算されるように、磁気的に互いに結合する。
本発明によって認識された点は、インダクタンスを個別のコイルの個数というかたちで適切に設計することにより、パルス持続時間、容積及びIVAのコストを効果的に低減できる、ということである。
本発明によれば、もっぱらコイル特にトロイダルコイルを介して入力結合が行われ、それによって大きい鉄製コアを備えた従来の外部インダクタンスが不要となる。この場合、エネルギーの入力結合は、半径方向の伝送線路を介してではなく、同軸の配置構成におけるトロイダルコイルへのパルス電流の入力結合を介してもっぱら行われる。
本発明によれば、電磁波の入力結合のために個別のインダクタンスを特に個別のコイルの形態で用いることができる、という点である。この場合、個別のインダクタンスは、それらの磁束がIVA装置の円周方向において重畳もしくは加算されるよう、空間的に配置されており、これによって、共通のリング状鉄製コアを用いなくても、従来であれば強い妨害作用を及ぼしていた漂遊磁界を効果的に最小化する配置構成が得られるようになる。特に、IVAの個々の段の電圧が数kV〜数10kVの範囲にある場合に、このことを実現できるので、個別のインダクタンスもしくは個別のコイルを、このような電圧に対し僅かなコストで電気的に絶縁できるようになる。同様にこの電圧範囲において必要とされる空隙を、比較的簡単に電気的に絶縁することもできる。本発明により得られる利点とは、結合された個別のインダクタンスもしくは結合された個別のコイルを用いることによって、鉄製コアの質量が低減されること、より低コストかつコンパクトな構造が得られ、ひいては特に長いパルス持続時間の場合に損失が抑えられること、さらには例えば1μs(マイクロ秒)よりも長いパルス持続時間を実現できること、である。
各段において波をそれぞれ同軸伝送線路に伝播させることができ、この場合、IVAのすべての同軸伝送線路が、波動伝播主軸に沿って相前後して配置される。
従属請求項には、本発明のさらに別の有利な実施形態が記載されている。
1つの有利な実施形態によれば、1つの段のインダクタンスを、波動伝播主軸に対し回転対称に形成された空間的広がりに沿って、同軸伝送線路周囲に配置することができる。
さらに別の有利な実施形態によれば、回転対称に形成された空間的広がりを、波動伝播主軸の周囲を円周状に取り囲む横断面として形成することができる。
さらに別の有利な実施形態によれば、円周状に取り囲む横断面を円形面とし、回転対称に形成された空間的広がりをトーラスとすることができる。
さらに別の有利な実施形態によれば、1つの段のインダクタンスを個別コイルとすることができ、この個別コイルが円周状に取り囲む横断面の円周に巻回されるように、もしくは円周を取り囲むようにすることができる。誘導分離をこのような形態で行うことの利点は、巻回数Nによって決まるインダクタンス値を、N2とすることによって著しく高めることができることである。従来であれば、鉄製コアは巻回数N=1に対して設計されていた。
さらに別の有利な実施形態によれば、個別のコイルを横断面の円周に沿って並置することができる。
さらに別の有利な実施形態によれば、個別のコイルはそれぞれ、例えば2つの、互いにバイファイラ巻きにされた巻線を有することができる。
さらに別の有利な実施形態によれば、個別のコイルを、同軸伝送線路に向いた側に、又は半径方向に延びた側に、又は、半径方向に延びた側の中に配置することができる。
1つの有利な実施形態によれば、個別のコイルを、回転対称に形成された空間的広がりに沿って配置された空心コイルとして形成することができる。
このようにすれば、特に短いパルスのためであれば、適切な巻回数の空心コイルで十分であり、したがってコア材料の飽和性、限界周波数、渦電流に起因する高周波損失等のような従来の制約を回避することができる。さらにこのようにすることで、鉄心コア及びそれに付随して生じる欠点を、部分的に又は完全に排除することができる。
さらに別の有利な実施形態によれば、回転対称に形成された空間的広がりを、強磁性材料例えば鉄製リング又はフェライトリングによって、少なくとも部分的に充填することができる。
さらに別の有利な実施形態によれば、2つの並置された個別のコイル間の中間スペースを、強磁性材料例えば鉄製リングセグメントによって、少なくとも部分的に充填することができる。
さらに別の有利な実施形態によれば、個別のコイルが、リッツ線、円形断面ワイヤ又はフラットワイヤによって形成されたワイヤ巻線を有することができる。
さらに別の有利な実施形態によれば、個別のコイルは2つの巻線から形成され、、これら2つの巻線に、電流給電線の外側から対称に給電が行われ、電流給電線の中央において2つの巻線から、空隙の他方の側で対称な電流の取り出しが行われる。
次に、図面を参照しながら実施例に基づき本発明について詳しく説明する。
IVAの従来の実施例を示す図 IVAの従来の別の実施例を示す図 本発明による2つのコイルの第1実施例を示す図 本発明によるコイル装置の第1実施例を示す図 本発明によるコイル装置の第2実施例を示す図 本発明による個別コイルのさらに別の実施例を示す図 IVをコモンモード信号及びプッシュプル信号とともに示す図 本発明によるコイル装置の第3実施例を示す図 本発明による方法の実施例を示す図
図3には、本発明によるコイル装置の第1実施例が示されている。本発明に従って図3には、IVAにおける個々の段の誘導絶縁を行う相応の実施形態が示されている。この絶縁は、磁気的に互いに結合された複数の個別のインダクタンスによって実現されている。図3には、結合されたこの種のコイルの概略図が示されている。この場合、図3に描かれているのは、本発明によるコイル装置の一部分である。この部分に示されているように、2つのコイル21が1つの鉄製リング23に沿って相前後して配置されている。磁束φ1及びφ2が加算されて、総磁束φGesamtが得られる。これに対応するインダクタンスはφGesamt/iGesamtとなる。さらに図3には、個々の入力電流Iin及び出力電流Ioutが示されている。本発明によればこれら2つのコイル21は、合成された総磁束が生じるように結合されている。
図4には、本発明によるコイル装置の第2実施例が示されている。図4には、結合されたコイルを備えたIVAの概略が示されている。参照符号21によって、コイル21が配置されている様子が表されている。図4の右側には、1つの段13の磁場絶縁を表す等価回路図が示されている。図4には、IVAの1区間の概略図が示されており、これにはIVAの周囲方向で磁気的に結合された個別コイル素子つまりコイル21が示されている。コイル21は個々の段13各々において、トロイダル状に配置されている。これらのコイルを、インダクタンス領域Lの他方の側に挿入することもできる。別の選択肢としてコイル21を、同軸伝送線路27の内導体に面したインダクタンス領域Lの端面に挿入してもよい。
図5には、本発明によるコイル装置の第3実施例が示されている。この場合、図5には、複数の個別コイルが結合されたIVAを上から見た図が示されている。これによればIVAの複数の段13が、波動伝播主軸HAに沿って前後に配置されている。参照符号15によって、初段が表されている。参照符号17によって回転対称の空間的広がりが表されており、これはこの実施例ではトーラス19として形成されている。このトーラスの周囲を取り囲んで、コイル21が配置されている。これらのコイル21は、ここでは空心コイルとして形成されている。つまり、回転対称の空間的広がり17の周囲にこれに沿ってコイル21が形成されているが、この空間的広がり17の内部には空気しか含まれておらず、この実施形態によれば、鉄製リング23は設けられていない。図5には、本発明に従って結合された複数のコイルを備えたIVAが概略的に描かれており、図3に示した電流を給電及び取り出すための端子は、この図には示されていない。
コイル21を、単純な空心コイルとして形成してもよいし、鉄製コア23を備えた空心コイル21として形成してもよい。ここで「空心コイル」とは、周囲空気中に巻線だけが形成されたものを指す。単純な空心コイル21は、空気を含む空間の周囲のみに巻回されている。漂遊磁界を最小限に抑える目的で、一般的には長いコイルが用いられ、この場合、コイル長がコイル直径よりも著しく長い。ただし短いコイルを用いることもでき、特にその場合には、漂遊磁界を低減するために複数のコイルが組み合わせられる。その際、場合によっては設けられる鉄製コア23によって、コイル内容積全体を充填する必要はなく、鉄製コア23がコイル容積の一部しか成さないようにしてもよい。例えば、1つの段におけるコイル全体のコイル内容積は、回転対称の空間的広がりとして形成され、例えばトーラス19として形成される。特に有利な構成によれば、磁束をコイル横断面に集中させて漂遊磁界を最小化する目的で、IVA装置の円周方向における2つのコイル21間の中間スペースが、完全に又は部分的に鉄で充填される。この場合、各個別モジュール間のごく狭い空間領域に鉄が充填されるので、従来技術に対し鉄の総量が効果的に低減される。コイル21を、従来技術のように例えばリッツ線、円形断面ワイヤ又はフラットワイヤから成るワイヤコイルとして構成することができる。また、これらのコイル21として、ストリップ材を巻回した導体も1つの実施形態として考えられる。さらに別の選択肢として、コイル21をバイファイラ巻きコイル21として構成してもよい。また、2つのコイルを以下のようにして合成したコイル21も考えられる。即ちこれら2つのコイルに対し、それぞれ給電線の外側から対称に給電が行われ、空隙の他方の側で給電線の中央から共通に一個所で電流の取り出しが行われるようにするのである。
図6には、本発明によるコイルのさらに別の実施形態が示されている。この実施形態によれば、コイル21はバイファイラ巻きにされた巻線として実現されている。この場合、バイファイラ巻きにされた巻線は、コモンモード信号とプッシュプル信号の特性を利用している。コモンモード信号は、磁束線の重畳によってインダクタンスLを発生させる。プッシュプル信号の場合、理想的なケースでは、磁束線が合算されて打ち消し合い、この場合にはインダクタンスL=0となる。図6には、この状態が概略的に描かれている。参照符号23によって鉄製リングが表されており、この鉄製リングの周囲に1つのコイル21を形成するために、2つの巻線が互いにバイファイラ巻きにされている。図6の上方には、プッシュプル信号の場合に結果として生じる磁束が示されており、この場合、個々の磁束が重畳されてφGesamtが発生し、これにより生じたインダクタンスLは、L=φGesamt/iGesamtになる。図6の下方には、コモンモード信号が入力されたときのバイファイラ巻きコイル21が示されている。コモンモード信号の場合に結果として生じる磁束φGesamtは、個々の磁束の差から発生し、したがって同じ巻回数であれば総磁束φGesamtは減少して0になる。したがって総インダクタンスLはL=0×Hとなる。図6の場合、入力電流はIinによって、出力電流はIoutによって、それぞれ対応する矢印とともに表されている。
図7には、本発明によるIVAのさらに別の実施例が示されている。この場合、コイル21はそれぞれバイファイラ巻きにされた巻線として形成されている。これに対応して図7には、分配されたコモンモード信号とプッシュプル信号とともにIVAが概略的に示されている。参照符号13によってIVAの個々の段が示されており、この場合、段13はキャビティと呼ばれる場合もある。段13はそれぞれ、同軸伝送線路27の周囲に軸対称に形成された線路25によって実現されている。図7には、個々の電流Iの方向がそれぞれ示されており、それらの電流をコモンモード電流IGleichtaktとして、又はプッシュプル電流IGegentaktとして、実現することができる。この場合、コモンモード信号は、n個の段を介して加算されるパルス電流である。プッシュプル信号は、個々のインダクタンスLを介して流れる電流である。図7には、コモンモード信号とプッシュプル信号が相応に分配されている様子が示されている。
図8には、本発明によるコイル装置のさらに別の実施例が示されている。この装置によれば個々のコイル21は、バイファイラ巻きコイル21として形成されている。図8には、波動伝播主軸HAに沿って配置された段13が示されている。この図の左半分には、同軸伝送線路27に沿って延在する線路25が示されている。図8の右側には、個々の段13の磁気的な絶縁を表す等価回路図が示されている。さらに図8には、対応するIVAがバイファイラ巻きコイル21の場所とともに示されている。この場合、1つの線路25に個別のコイル21が配置されている。バイファイラ巻きコイル21は、本発明によれば個々の段13各々にトロイダル状に分配されており、この場合、一般に1つの段は、並列に配置された複数のサブモジュールによって構成されている。なお、サブモジュールとは通常、あらゆる能動的な電気部品全体、もしくは1つの段13の複数の電圧源のことである。この場合、パルスを発生させるためのサブモジュールは、IVAの1つの平面において、同軸伝送線路27を成す内側の同軸導体の周囲に配置されている。バイファイラ巻きコイル21を配置することによって得られる利点とは、個々のインダクタンスLが電流パルスに対し著しく小さくなることであり、もしくはいっそう短いパルス持続時間のために適している、ということである。
図9には、本発明による方法の1つの実施例が示されている。この方法によれば高電圧パルスが、例えば誘導電圧重畳装置IVAによって発生させられる。第1のステップS1において、パルス発生中、波動伝播主軸に沿って配置されたn個の個別の電圧源段から成る直列接続回路の電磁界が、トランスにおいて合成される。第2のステップS2において、各段ごとに入力結合インダクタンスが、複数の個別インダクタンス例えば複数の個別コイルとして構成されており、これらの個別インダクタンスは、その磁束が回転対称の円周線に沿って波動伝播主軸の周囲で重畳されて加算されるように、磁気的に結合されている。この場合、波動伝播主軸は、同軸伝送線路27の対称軸もしくはその内導体の対称軸と一致している。波動伝播主軸HAの方向は、初段から出発して最終段まで電磁波が主として伝播する方向である。
本発明は、例えば誘導電圧重畳装置IVAを用いた高電圧パルス発生装置及び高電圧パルス発生方法に関する。この場合、各段13ごとに分離インダクタンスLが、複数の個別インダクタンス例えば個別コイル21として形成されており、これらのインダクタンスは、波動伝播主軸HAに対し回転対称の円周線に沿って磁界が重畳及び/又は加算されるように、磁気的に互いに結合されている。

Claims (26)

  1. 高電圧パルス発生装置、例えば誘導電圧重畳装置(IVA)であって、
    パルス発生中、波動伝播主軸(HA)に沿って配置されたn個の個別の電圧源段から成る直列接続回路の電磁界が、トランスにおいて合成され、
    各段において各電磁波がそれぞれ一つの同軸伝送線路(27)に沿って伝播する、
    高電圧パルス発生装置において、
    各段(13)の前記電磁波は、一つの入力結合インダクタンス(L)を形成する複数の個別のインダクタンス例えば個別のコイル(21)を流れる各パルス電流を用いて、前記同軸伝送線路(27)に入力結合され、前記個別のインダクタンスは、該インダクタンスの磁束が前記波動伝播主軸(HA)に対し回転対称な円周線に沿って重畳されて加算されるように、磁気的に互いに結合されていることを特徴とする、
    高電圧パルス発生装置。
  2. 1つの段(13)の前記個別のインダクタンスは、前記波動伝播主軸(HA)に対し回転対称に形成された空間的広がり(17)に沿って、前記同軸伝送線路(27)の周囲に配置されている、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記回転対称に形成された空間的広がり(17)は、前記波動伝播主軸(HA)の周囲を円周状に取り囲む横断面として形成されている、
    請求項2に記載の装置。
  4. 前記円周状に取り囲む横断面は円形面であり、前記回転対称に形成された空間的広がり(17)はトーラス(19)である、
    請求項3に記載の装置。
  5. 1つの段(13)の前記複数の各個別のインダクタンスは個別のコイル(21)であり、該個別のコイル(21)は、前記円周状に取り囲む横断面の円周に巻回されている、
    請求項3又は4に記載の装置。
  6. 前記複数の各個別のコイル(21)は、前記横断面の円周に沿って並置されている、
    請求項5に記載の装置。
  7. 前記複数の各個別のコイル(21)はそれぞれ、例えば2つの、互いにバイファイラ巻きにされた巻線を有する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記複数の各個別のコイル(21)は、前記同軸伝送線路(27)に向いた側に、又は半径方向に延びた側に、又は、該半径方向に延びた側の内部に配置されている、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記個別のコイル(21)は、個別の空心コイルとして形成されており、該個別の空心コイルは、例えば前記回転対称に形成された空間的広がりに沿って配置されている、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記回転対称に形成された空間的広がり(17)は、強磁性部材例えば鉄製リング(23)によって、少なくとも部分的に充填されている、
    請求項2から9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 2つの並置された前記個別のコイル間の中間スペースは、強磁性部材例えば鉄製リングセグメントによって、少なくとも部分的に充填されている、
    請求項2から10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 前記個別のコイル(21)は、リッツ線、円形断面ワイヤ、又はフラットワイヤによって形成されたワイヤ巻線を有する、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記個別のコイル(21)は2つの巻線を有しており、該2つの巻線に、電流給電線の外側から対称に電流が供給され、かつ、前記2つの巻線から、電流給電線の中央において空隙の他方の側で対称に電流の取り出しが行われる、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 例えば誘導電圧重畳装置(IVA)を用いた、高電圧パルス発生方法であって、
    パルス発生中、波動伝播主軸(HA)に沿って配置されたn個の個別の電圧源段から成る直列接続回路の電磁界を、トランスにおいて合成し、
    各段において各電磁波をそれぞれ一つの同軸伝送線路(27)に沿って伝播させる、
    高電圧パルス発生方法において、
    各段(13)の前記電磁波を、一つの入力結合インダクタンス(L)を形成する複数の個別のインダクタンス例えば個別のコイル(21)を流れるパルス電流を用いて、前記同軸伝送線路(27)に入力結合する、前記個別のインダクタンスは、該インダクタンスの磁束が前記波動伝播主軸(HA)に対し回転対称な円周線に沿って重畳されて加算されるように、磁気的に互いに結合されていることを特徴とする、
    高電圧パルス発生方法。
  15. 1つの段(13)の各インダクタンスを、前記波動伝播主軸(HA)に対し回転対称に形成された空間的広がり(17)に沿って、前記同軸伝送線路(3)の周囲に配置する、
    請求項14に記載の方法。
  16. 前記回転対称に形成された空間的広がり(17)を、前記波動伝播主軸(HA)の周囲を円周状に取り囲む横断面として形成する、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記円周状に取り囲む横断面は円形面であり、前記回転対称に形成された空間的広がり(17)はトーラス(19)である、
    請求項16に記載の方法。
  18. 1つの段(13)の各インダクタンスは個別のコイル(21)であり、例えば該個別のコイル(21)を、前記円周状に取り囲む横断面の円周に巻回する、
    請求項14から17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記個別のコイル(21)を、前記横断面の円周に沿って並置する、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記各個別のコイル(21)はそれぞれ、例えば2つの、互いにバイファイラ巻きにされた巻線を有する、
    請求項14から19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記個別のコイル(21)を、前記同軸伝送線路(27)に向いた側に、又は半径方向に延びた側に、又は、該半径方向に延びた側の内部に配置する、
    請求項14から20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記個別のコイル(21)を、個別の空心コイルとして形成し、該個別の空心コイルを、例えば前記回転対称に形成された空間的広がりに沿って配置する、
    請求項14から21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記回転対称に形成された空間的広がり(17)を、強磁性部材例えば鉄製リング(23)によって、少なくとも部分的に充填する、
    請求項15から22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 2つの並置された前記個別のコイル間の中間スペースを、強磁性部材例えば鉄製リングセグメントによって、少なくとも部分的に充填する、
    請求項14から23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記個別のコイル(21)は、リッツ線、円形断面ワイヤ、又はフラットワイヤによって形成されたワイヤ巻線を有する、
    請求項14から24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記個別のコイル(21)は2つの巻線を有しており、該2つの巻線に、電流給電線の外側から対称に電流を供給し、かつ、前記2つの巻線から、電流給電線の中央において空隙の他方の側で対称に電流の取り出しを行う、
    請求項18から25のいずれか1項に記載の方法。
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