JP2016515113A5 - - Google Patents
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Description
付属の図面は、原寸で描くことを意図しない。明確さの目的のために、必ずしもあらゆる構成要素がラベル付けされているわけではない。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
被験体における消化管閉塞を予防する方法であって、
カテーテルを消化管へと導入するステップと、
消化管閉塞の予防が所望される該消化管の標的エリアに、該カテーテルの端部を配置するステップと、
該カテーテルを介して、約7アミノ酸〜32アミノ酸の間のアミノ酸を、該消化管の条件下でハイドロゲルを形成して消化管閉塞の予防をもたらすのに有効な量および有効な濃度で含む自己集合性ペプチドを含む溶液を投与するステップと、
該カテーテルを、該消化管から取り出すステップと
を含む方法。
(項目2)
前記消化管のうちの少なくとも一部を含む領域を可視化するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記領域を可視化するステップが、
前記消化管の前記標的エリアを同定すること、
前記カテーテルを導入すること、
該カテーテルの前記端部を、該標的エリアに配置すること、
前記溶液を投与すること、
該カテーテルを取り出すこと、および
該カテーテルを取り出した後で、該消化管をモニタリングすること
のうちの少なくとも1つの間に、該領域を可視化することを含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記領域を可視化するステップが、前記溶液の、前記消化管への選択的投与をもたらす、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記投与後約1週間の期間に、前記領域を可視化するステップをさらに含む、項目3に記載の方法。
(項目6)
前記投与後約4週間の期間に、前記領域を可視化するステップをさらに含む、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記投与後約8週間の期間に、前記領域を可視化するステップをさらに含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記有効な量および前記有効な濃度のうちの少なくとも1つが、前記消化管の前記標的エリアの大きさに部分的に基づく、項目1に記載の方法。
(項目9)
前記有効な量が、標的エリア1cm 2 当たり約1mLである、項目1に記載の方法。
(項目10)
消化管閉塞の予防を可能とするのに有効な前記濃度が、約0.1重量/体積(w/v)パーセント〜約3w/vパーセントの範囲のペプチドの濃度を含む、項目1に記載の方法。
(項目11)
消化管閉塞の予防を可能とするのに有効な前記量が、約0.1mL〜約5mLの範囲の体積を含む、項目1に記載の方法。
(項目12)
前記標的エリアをモニタリングして、前記溶液の前記投与の有効性を決定するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
外科的手技の後で使用される、項目1に記載の方法。
(項目14)
前記外科的手技が、内視鏡的粘膜切除術および内視鏡的粘膜下層剥離術のうちの1つである、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記溶液が、細胞を実質的に含まない、項目1に記載の方法。
(項目16)
前記溶液が、薬物を実質的に含まない、項目1に記載の方法。
(項目17)
前記溶液が、疎水性アミノ酸と親水性アミノ酸との間で交互になる、少なくとも12アミノ酸を含む両親媒性ペプチドから本質的になる、項目1に記載の方法。
(項目18)
前記溶液が、疎水性アミノ酸と親水性アミノ酸との間で交互になる、少なくとも12アミノ酸を含む両親媒性ペプチドからなる、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記被験体が、哺乳動物である、項目1に記載の方法。
(項目20)
前記被験体が、ヒトである、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記溶液を投与するステップが、前記溶液を単一用量で投与することを含む、項目1に記載の方法。
(項目22)
前記溶液を投与するステップが、該溶液を少なくとも2用量で投与することを含む、項目1に記載の方法。
(項目23)
前記被験体を評価して、消化管閉塞を予防し、前記溶液を調製する必要を決定するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目24)
前記カテーテルを導入する前に、内視鏡を前記消化管へと導入するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目25)
前記溶液が、少なくとも1つの生物学的活性剤をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目26)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目27)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つから本質的になる、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)のうちの1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目29)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)から本質的になる、項目28に記載の方法。
(項目30)
被験体における消化管閉塞を予防するためのキットであって、
約7アミノ酸〜約32アミノ酸の間のアミノ酸を、生理学的条件下でハイドロゲルを形成して該消化管閉塞の予防を可能とするのに有効な量および有効な濃度で含む、自己集合性ペプチドを含む溶液と、
該溶液を、該被験体の該消化管の標的エリアへと投与するための指示と
を含むキット。
(項目31)
前記溶液を、前記被験体の前記消化管へと導入するカテーテルをさらに含む、項目30に記載のキット。
(項目32)
スクロース溶液をさらに含む、項目30に記載のキット。
(項目33)
前記溶液を希釈して、有効な濃度の前記溶液を、前記被験体の前記消化管へと投与するための指示をさらに含む、項目30に記載のキット。
(項目34)
前記被験体における前記消化管への前記溶液の前記有効な濃度を、該消化管の前記標的エリアにおける大きさに基づき決定するための指示をさらに含む、項目30に記載のキット。
(項目35)
被験体における消化管閉塞の予防を容易とする方法であって、
約7アミノ酸〜約32アミノ酸の間のアミノ酸を、生理学的条件下でハイドロゲルを形成して該消化管閉塞の予防を可能とするのに有効な量および有効な濃度で含む、自己集合性ペプチドを含む溶液を提供するステップと、
該消化管に配置されたカテーテルを介して該溶液を導入することにより、該溶液を、該消化管の標的エリアへと投与する指示を与えるステップと
を含む方法。
(項目36)
前記消化管のうちの少なくとも一部を含む領域を可視化する指示を与えるステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目37)
前記消化管のうちの少なくとも一部を含む前記領域を可視化する指示を与えるステップが、
該消化管の前記標的エリアを同定すること、
カテーテルを導入すること、
該カテーテルの端部を、該標的エリアに配置すること、
前記溶液を投与すること、
該カテーテルを、該消化管から取り出すこと、および
該カテーテルを取り出した後で、該消化管をモニタリングすること
のうちの少なくとも1つの間に、該領域を可視化する指示を与えることを含む、項目36に記載の方法。
(項目38)
前記領域を可視化する指示を与えるステップが、内視鏡を使用してイメージングすることを含む、項目36に記載の方法。
(項目39)
前記投与後約1週間の期間に、前記領域を可視化する指示を与えるステップをさらに含む、項目36に記載の方法。
(項目40)
前記投与後約4週間の期間に、前記領域を可視化する指示を与えるステップをさらに含む、項目39に記載の方法。
(項目41)
前記投与後約8週間の期間に、前記領域を可視化する指示を与えるステップをさらに含む、項目38に記載の方法。
(項目42)
前記消化管の前記標的エリアの大きさに部分的に基づき、前記有効な量および前記有効な濃度のうちの少なくとも1つを調製する指示を与えるステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目43)
前記有効な量が、標的エリア1cm 2 当たり約1mLである、項目35に記載の方法。
(項目44)
前記消化管閉塞の予防を可能とするのに有効な前記濃度が、約0.1重量/体積パーセント〜約3重量/体積パーセントの範囲のペプチドの濃度を含む、項目35に記載の方法。
(項目45)
前記消化管閉塞の予防を可能とするのに有効な前記量が、約0.1mL〜約5mLの範囲の体積を含む、項目35に記載の方法。
(項目46)
前記標的エリアの周囲のエリアをモニタリングする指示を与えるステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目47)
前記溶液および外科的手技の後に使用するための指示を与えるステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目48)
前記外科的手技が、内視鏡的粘膜切除術および内視鏡的粘膜下層剥離術のうちの1つである、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記溶液が、細胞を実質的に含まない、項目35に記載の方法。
(項目50)
前記溶液が、薬物を実質的に含まない、項目35に記載の方法。
(項目51)
前記溶液が、約7アミノ酸〜約32アミノ酸の間のアミノ酸を含む自己集合性ペプチドから本質的になる、項目35に記載の方法。
(項目52)
前記溶液が、約7アミノ酸〜約32アミノ酸の間のアミノ酸を含む両親媒性ペプチドからなる、項目51に記載の方法。
(項目53)
前記被験体が、哺乳動物である、項目35に記載の方法。
(項目54)
前記被験体が、ヒトである、項目53に記載の方法。
(項目55)
前記溶液を投与するステップが、該溶液を単一用量で投与することを含む、項目35に記載の方法。
(項目56)
前記溶液を投与するステップが、該溶液を少なくとも2用量で投与することを含む、項目35に記載の方法。
(項目57)
前記被験体を評価し、消化管(gastrointentinal)閉塞を予防し、前記溶液を調製する必要を決定するステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目58)
前記カテーテルを導入する前に、内視鏡を前記消化管へと導入するステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目59)
前記溶液が、少なくとも1つの生物学的活性剤をさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目60)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つを含む、項目35に記載の方法。
(項目61)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つから本質的になる、項目60に記載の方法。
(項目62)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)のうちの1つを含む、項目35に記載の方法。
(項目63)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)から本質的になる、項目62に記載の方法。
(項目64)
複数の自己集合性ペプチドから本質的になる肉眼的足場であって、該自己集合性ペプチドの各々が、約7アミノ酸〜約32アミノ酸の間のアミノ酸を、消化管の病変エリア内に配置して治癒を促進することおよび消化管閉塞を予防することが可能な有効な量で含む肉眼的足場。
(項目65)
前記複数のペプチドの各々が、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つを含む、項目64に記載の肉眼的足場。
(項目66)
前記複数のペプチドの各々が、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つから本質的になる、項目65に記載の肉眼的足場。
(項目67)
前記複数のペプチドの各々が、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)のうちの1つを含む、項目64に記載の肉眼的足場。
(項目68)
前記複数のペプチドの各々が、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)から本質的になる、項目67に記載の肉眼的足場。
(項目69)
約10ナノメートル〜約20ナノメートルの直径を有するナノファイバーを含む、項目65に記載の肉眼的足場。
(項目70)
約5ナノメートル〜約200ナノメートルの小孔サイズを有するナノファイバーを含む、項目65に記載の肉眼的足場。
(項目71)
前記複数のペプチドの各々が約5ナノメートルの長さを有する、項目65に記載の肉眼的足場。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
被験体における消化管閉塞を予防する方法であって、
カテーテルを消化管へと導入するステップと、
消化管閉塞の予防が所望される該消化管の標的エリアに、該カテーテルの端部を配置するステップと、
該カテーテルを介して、約7アミノ酸〜32アミノ酸の間のアミノ酸を、該消化管の条件下でハイドロゲルを形成して消化管閉塞の予防をもたらすのに有効な量および有効な濃度で含む自己集合性ペプチドを含む溶液を投与するステップと、
該カテーテルを、該消化管から取り出すステップと
を含む方法。
(項目2)
前記消化管のうちの少なくとも一部を含む領域を可視化するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記領域を可視化するステップが、
前記消化管の前記標的エリアを同定すること、
前記カテーテルを導入すること、
該カテーテルの前記端部を、該標的エリアに配置すること、
前記溶液を投与すること、
該カテーテルを取り出すこと、および
該カテーテルを取り出した後で、該消化管をモニタリングすること
のうちの少なくとも1つの間に、該領域を可視化することを含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記領域を可視化するステップが、前記溶液の、前記消化管への選択的投与をもたらす、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記投与後約1週間の期間に、前記領域を可視化するステップをさらに含む、項目3に記載の方法。
(項目6)
前記投与後約4週間の期間に、前記領域を可視化するステップをさらに含む、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記投与後約8週間の期間に、前記領域を可視化するステップをさらに含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記有効な量および前記有効な濃度のうちの少なくとも1つが、前記消化管の前記標的エリアの大きさに部分的に基づく、項目1に記載の方法。
(項目9)
前記有効な量が、標的エリア1cm 2 当たり約1mLである、項目1に記載の方法。
(項目10)
消化管閉塞の予防を可能とするのに有効な前記濃度が、約0.1重量/体積(w/v)パーセント〜約3w/vパーセントの範囲のペプチドの濃度を含む、項目1に記載の方法。
(項目11)
消化管閉塞の予防を可能とするのに有効な前記量が、約0.1mL〜約5mLの範囲の体積を含む、項目1に記載の方法。
(項目12)
前記標的エリアをモニタリングして、前記溶液の前記投与の有効性を決定するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
外科的手技の後で使用される、項目1に記載の方法。
(項目14)
前記外科的手技が、内視鏡的粘膜切除術および内視鏡的粘膜下層剥離術のうちの1つである、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記溶液が、細胞を実質的に含まない、項目1に記載の方法。
(項目16)
前記溶液が、薬物を実質的に含まない、項目1に記載の方法。
(項目17)
前記溶液が、疎水性アミノ酸と親水性アミノ酸との間で交互になる、少なくとも12アミノ酸を含む両親媒性ペプチドから本質的になる、項目1に記載の方法。
(項目18)
前記溶液が、疎水性アミノ酸と親水性アミノ酸との間で交互になる、少なくとも12アミノ酸を含む両親媒性ペプチドからなる、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記被験体が、哺乳動物である、項目1に記載の方法。
(項目20)
前記被験体が、ヒトである、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記溶液を投与するステップが、前記溶液を単一用量で投与することを含む、項目1に記載の方法。
(項目22)
前記溶液を投与するステップが、該溶液を少なくとも2用量で投与することを含む、項目1に記載の方法。
(項目23)
前記被験体を評価して、消化管閉塞を予防し、前記溶液を調製する必要を決定するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目24)
前記カテーテルを導入する前に、内視鏡を前記消化管へと導入するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目25)
前記溶液が、少なくとも1つの生物学的活性剤をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目26)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目27)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つから本質的になる、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)のうちの1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目29)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)から本質的になる、項目28に記載の方法。
(項目30)
被験体における消化管閉塞を予防するためのキットであって、
約7アミノ酸〜約32アミノ酸の間のアミノ酸を、生理学的条件下でハイドロゲルを形成して該消化管閉塞の予防を可能とするのに有効な量および有効な濃度で含む、自己集合性ペプチドを含む溶液と、
該溶液を、該被験体の該消化管の標的エリアへと投与するための指示と
を含むキット。
(項目31)
前記溶液を、前記被験体の前記消化管へと導入するカテーテルをさらに含む、項目30に記載のキット。
(項目32)
スクロース溶液をさらに含む、項目30に記載のキット。
(項目33)
前記溶液を希釈して、有効な濃度の前記溶液を、前記被験体の前記消化管へと投与するための指示をさらに含む、項目30に記載のキット。
(項目34)
前記被験体における前記消化管への前記溶液の前記有効な濃度を、該消化管の前記標的エリアにおける大きさに基づき決定するための指示をさらに含む、項目30に記載のキット。
(項目35)
被験体における消化管閉塞の予防を容易とする方法であって、
約7アミノ酸〜約32アミノ酸の間のアミノ酸を、生理学的条件下でハイドロゲルを形成して該消化管閉塞の予防を可能とするのに有効な量および有効な濃度で含む、自己集合性ペプチドを含む溶液を提供するステップと、
該消化管に配置されたカテーテルを介して該溶液を導入することにより、該溶液を、該消化管の標的エリアへと投与する指示を与えるステップと
を含む方法。
(項目36)
前記消化管のうちの少なくとも一部を含む領域を可視化する指示を与えるステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目37)
前記消化管のうちの少なくとも一部を含む前記領域を可視化する指示を与えるステップが、
該消化管の前記標的エリアを同定すること、
カテーテルを導入すること、
該カテーテルの端部を、該標的エリアに配置すること、
前記溶液を投与すること、
該カテーテルを、該消化管から取り出すこと、および
該カテーテルを取り出した後で、該消化管をモニタリングすること
のうちの少なくとも1つの間に、該領域を可視化する指示を与えることを含む、項目36に記載の方法。
(項目38)
前記領域を可視化する指示を与えるステップが、内視鏡を使用してイメージングすることを含む、項目36に記載の方法。
(項目39)
前記投与後約1週間の期間に、前記領域を可視化する指示を与えるステップをさらに含む、項目36に記載の方法。
(項目40)
前記投与後約4週間の期間に、前記領域を可視化する指示を与えるステップをさらに含む、項目39に記載の方法。
(項目41)
前記投与後約8週間の期間に、前記領域を可視化する指示を与えるステップをさらに含む、項目38に記載の方法。
(項目42)
前記消化管の前記標的エリアの大きさに部分的に基づき、前記有効な量および前記有効な濃度のうちの少なくとも1つを調製する指示を与えるステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
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前記有効な量が、標的エリア1cm 2 当たり約1mLである、項目35に記載の方法。
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前記標的エリアの周囲のエリアをモニタリングする指示を与えるステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目47)
前記溶液および外科的手技の後に使用するための指示を与えるステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目48)
前記外科的手技が、内視鏡的粘膜切除術および内視鏡的粘膜下層剥離術のうちの1つである、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記溶液が、細胞を実質的に含まない、項目35に記載の方法。
(項目50)
前記溶液が、薬物を実質的に含まない、項目35に記載の方法。
(項目51)
前記溶液が、約7アミノ酸〜約32アミノ酸の間のアミノ酸を含む自己集合性ペプチドから本質的になる、項目35に記載の方法。
(項目52)
前記溶液が、約7アミノ酸〜約32アミノ酸の間のアミノ酸を含む両親媒性ペプチドからなる、項目51に記載の方法。
(項目53)
前記被験体が、哺乳動物である、項目35に記載の方法。
(項目54)
前記被験体が、ヒトである、項目53に記載の方法。
(項目55)
前記溶液を投与するステップが、該溶液を単一用量で投与することを含む、項目35に記載の方法。
(項目56)
前記溶液を投与するステップが、該溶液を少なくとも2用量で投与することを含む、項目35に記載の方法。
(項目57)
前記被験体を評価し、消化管(gastrointentinal)閉塞を予防し、前記溶液を調製する必要を決定するステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目58)
前記カテーテルを導入する前に、内視鏡を前記消化管へと導入するステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目59)
前記溶液が、少なくとも1つの生物学的活性剤をさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目60)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つを含む、項目35に記載の方法。
(項目61)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つから本質的になる、項目60に記載の方法。
(項目62)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)のうちの1つを含む、項目35に記載の方法。
(項目63)
前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)から本質的になる、項目62に記載の方法。
(項目64)
複数の自己集合性ペプチドから本質的になる肉眼的足場であって、該自己集合性ペプチドの各々が、約7アミノ酸〜約32アミノ酸の間のアミノ酸を、消化管の病変エリア内に配置して治癒を促進することおよび消化管閉塞を予防することが可能な有効な量で含む肉眼的足場。
(項目65)
前記複数のペプチドの各々が、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つを含む、項目64に記載の肉眼的足場。
(項目66)
前記複数のペプチドの各々が、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つから本質的になる、項目65に記載の肉眼的足場。
(項目67)
前記複数のペプチドの各々が、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)のうちの1つを含む、項目64に記載の肉眼的足場。
(項目68)
前記複数のペプチドの各々が、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)から本質的になる、項目67に記載の肉眼的足場。
(項目69)
約10ナノメートル〜約20ナノメートルの直径を有するナノファイバーを含む、項目65に記載の肉眼的足場。
(項目70)
約5ナノメートル〜約200ナノメートルの小孔サイズを有するナノファイバーを含む、項目65に記載の肉眼的足場。
(項目71)
前記複数のペプチドの各々が約5ナノメートルの長さを有する、項目65に記載の肉眼的足場。
Claims (37)
- 被験体における口腔、咽喉および食道のうちの1つまたは複数における内視鏡的粘膜切除術(EMR)または内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の後の狭窄を予防するためのキットであって、
約7アミノ酸〜約32アミノ酸の間のアミノ酸を、生理学的条件下でハイドロゲルを形成して該狭窄の予防を可能とするのに有効な量および有効な濃度で含む、スクロースおよび自己集合性ペプチドを含む溶液と、
該溶液を、該被験体の該口腔、咽喉または食道の標的エリアへと投与するための指示と
を含むキット。 - 前記溶液を、前記被験体の前記口腔、咽喉または食道へと導入するカテーテルをさらに含む、請求項1に記載のキット。
- 前記溶液を希釈して、有効な濃度の前記溶液を、前記被験体の前記口腔、咽喉または食道へと投与するための指示をさらに含む、請求項1に記載のキット。
- 前記被験体における前記口腔、咽喉または食道への前記溶液の前記有効な濃度を、該口腔、咽喉または食道の前記標的エリアにおける大きさに基づき決定するための指示をさらに含む、請求項1に記載のキット。
- 被験体における口腔、咽喉および食道のうちの1つまたは複数における内視鏡的粘膜切除術または内視鏡的粘膜下層剥離術の後の狭窄を予防するための溶液であって、
該溶液は、約7アミノ酸〜約32アミノ酸の間のアミノ酸を含む自己集合性ペプチドを含み、
該溶液は、該口腔、咽喉および食道の生理学的条件下でハイドロゲルを形成して該狭窄の予防を可能とするのに有効な量および有効な濃度で投与されることを特徴とする、溶液。 - 前記有効な量および前記有効な濃度のうちの少なくとも1つが、前記口腔、咽喉または食道における前記内視鏡的粘膜切除術または内視鏡的粘膜下層剥離術の前記標的エリアの大きさに部分的に基づく、請求項5に記載の溶液。
- 前記有効な量が、標的エリア1cm2当たり約1mLである、請求項5に記載の溶液。
- 前記狭窄の予防を可能とするのに有効な前記濃度が、約0.1重量/体積パーセント〜約3重量/体積パーセントの範囲のペプチドの濃度を含む、請求項5に記載の溶液。
- 前記狭窄の予防を可能とするのに有効な前記量が、約0.1mL〜約5mLの範囲の体積を含む、請求項5に記載の溶液。
- 細胞を実質的に含まない、請求項5に記載の溶液。
- 薬物を実質的に含まない、請求項5に記載の溶液。
- 疎水性アミノ酸と親水性アミノ酸との間で交互になる少なくとも12アミノ酸を含む両親媒性ペプチドから本質的になる、請求項5に記載の溶液。
- 疎水性アミノ酸と親水性アミノ酸との間で交互になる少なくとも12アミノ酸を含む両親媒性ペプチドからなる、請求項12に記載の溶液。
- 哺乳動物における狭窄の予防のための、請求項5に記載の溶液。
- ヒトにおける狭窄の予防のための、請求項14に記載の溶液。
- 単一用量で提供される、請求項5に記載の溶液。
- 少なくとも2用量で提供される、請求項5に記載の溶液。
- 少なくとも1つの生物学的活性剤をさらに含む、請求項5に記載の溶液。
- 前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA)p[配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK)pI[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つを含む、請求項5に記載の溶液。
- 前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA)p[配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK)pI[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つから本質的になる、請求項19に記載の溶液。
- 前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA)4(配列番号10)、および(IEIK)3I(配列番号11)のうちの1つを含む、請求項5に記載の溶液。
- 前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA)4(配列番号10)、および(IEIK)3I(配列番号11)から本質的になる、請求項21に記載の溶液。
- 前記自己集合性ペプチドが、生理学的なpHおよび/またはカチオンの存在下において水溶液中でベータシート構造を呈示する、請求項5に記載の溶液。
- 前記カチオンが、一価カチオンである、請求項23に記載の溶液。
- 前記自己集合性ペプチドが10nm〜20nmの範囲のナノファイバー直径を有し、平均小孔サイズが5nm〜200nmの範囲である、請求項5に記載の溶液。
- 前記自己集合性ペプチドの長さが、5nmである、請求項5に記載の溶液。
- 前記自己集合性ペプチドが、生理学的なpHおよび/またはカチオンの存在下において水溶液中でベータシート構造を呈示する、請求項1に記載のキット。
- 前記カチオンが、一価カチオンである、請求項27に記載のキット。
- 前記自己集合性ペプチドが10nm〜20nmの範囲のナノファイバー直径を有し、平均小孔サイズが5nm〜200nmの範囲である、請求項1に記載のキット。
- 前記自己集合性ペプチドの長さが、5nmである、請求項1に記載のキット。
- 前記溶液が、疎水性アミノ酸と親水性アミノ酸との間で交互になる少なくとも12アミノ酸を含む両親媒性ペプチドから本質的になる、請求項1に記載のキット。
- 前記溶液が、疎水性アミノ酸と親水性アミノ酸との間で交互になる少なくとも12アミノ酸を含む両親媒性ペプチドからなる、請求項31に記載のキット。
- 前記溶液が、少なくとも1つの生物学的活性剤をさらに含む、請求項1に記載のキット。
- 前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つを含む、請求項1に記載のキット。
- 前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) p [配列中、p=2〜50である](配列番号2)、および(IEIK) p I[配列中、p=2〜50である](配列番号5)のうちの1つから本質的になる、請求項34に記載のキット。
- 前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)のうちの1つを含む、請求項1に記載のキット。
- 前記溶液中の前記ペプチドが、(RADA) 4 (配列番号10)、および(IEIK) 3 I(配列番号11)から本質的になる、請求項36に記載のキット。
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