JP2016512596A - 計時器用バレル - Google Patents

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Abstract

プレート(9)とバー(5)の間で回転可能に組み立てられた計時器用バレル(1)であって、回転するドラム(6)とカバー(8)の間で収容された少なくとも1つのばね(7)を有し、このばね(7)は、外側端におけるドラム(6)及び内側端におけるアーバー(3)の間でフックされており、このアーバー(3)は、回転軸(D)を中心にラチェット(2)と一体的に回転し、当該バレル(1)は、アーバー(3)と共軸であってボス(4)を中心とするラチェット(2)及び/又はアーバー(3)を少なくとも有する一体的なサブアセンブリー(10)を有し、プレート(9)内のガイドアーバーは、ラチェット(2)と一体的なボス(4)に嵌められ、ボス(4)は、バー(5)においてガイドメンバーを形成する。これによって、バーとプレートを組み立てて、その後にアーバーを取り付けることが可能になる。【選択図】 図3

Description

本発明は、プレートとバーの間で回転可能に組み立てられた計時器用バレルであって、回転するドラムとカバーの間で収容された少なくとも1つのばねを有し、このばねは、外側端における前記ドラム及び内側端におけるアーバーの間でフックされており、このアーバーは、回転軸を中心にラチェットと一体的に回転し、当該バレルは、前記回転軸と共軸であってボスを中心とする前記ラチェット及び/又は前記アーバーを少なくとも有する一体的なサブアセンブリーを有するものに関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つのプレート、バー及びこの種のバレルを有する計時器用ムーブメントに関する。
本発明は、さらに、この種のムーブメントを有する腕時計に関する。
本発明は、計時器用機構の分野に関し、特に、メインばねバレル、ストライキングバレル又は同様の種類のエネルギー貯蔵機構に関する。
概して円筒状にあるアーバーによって又はより堅固なボスによって形成されたコアに内側端において固定されたメインばねの巻数を増やすことによって、貯蔵パワーを増やすために、1つの手法は、バレルアーバー及び関連付けられたボスの直径を減らして、ドラムの内部のばねが利用可能なスペースを増やすことを伴う。
ばねの厚みに対するコア半径の比は、通常、10〜20であり、本発明は、この比を10未満、好ましくは5〜10の範囲内に減らすことを提案するものである。
この大きさは小さすぎないように決める必要がある。コアの直径が小さすぎる場合に破損のリスクがある。
従来のバレルのアーキテクチャーにおいて、ラチェットは、バレルのアーバー又はコアに対して正方形を介して軸方向にマウントされ、これにおいて、ラチェットは、通常軸方向のねじによって固定される。このようにして、このねじ及び正方形の寸法構成が、ピボット支持面の最小径を定める。このピボット支持面に接合する肩部は、ジュエル又は同様の要素を支えているバー又はメインプレートに対してアーバー又はコアの軸方向の振動を制限する。
具体的には、材料の断面は耐疲労性が確実になるのには不十分であるから、寸法のすべてを単に小さくすることでは十分ではない。
このように、課題は、ラチェットドライブが剛性を有するようにして、可能な限り大きな貯蔵パワーが可能になるように、可能な限り小さな直径を使用できるように調和させることである。
JOHNSON名義の米国特許出願US804728Aは、アーバーがねじ付きハブを支えるバレルについて記載しており、次にこのハブがメインばねを有する。このように、ばねの内側から保持するためには2つの部品が必要である。ドラムバレルは、アーバーと単一な部品ではないジュエルによってガイドされている。バレルバーの反対側には巻き戻し用ラチェットが配置されている。ラチェットを駆動する正方形を支える部分は、カラーによって形成されているのではなく、ドラムの反対側においてバーを越えて突き出るアーバーの端によって形成されている。
1875年に刊行されたPotter名義の米国特許出願US168581Aは、実質的に滑らかなアーバーを有するバレルであって、このアーバーがバレルの両端におけるメインプレートの一方の側にある2つのプレートの間を回転するものを開示しており、これにおいて、バレルが埋め込まれるており、ドラムのためのカバーを形成する。このアーバーは、車を支えるくぼんだフュージー(円滑滑車)を支えており、ばねの内側端がフックされる。フュージー上で当接しつつ、アーバーは、ドラムを支えており、このドラムの上で、ばねの外側端がフックされる。次に、アーバーは、ラチェットを支え、このラチェットは、アーバーの小さなステップ上で当接しており、側板の1つの下に閉じ込められる。
ETA名義のフランス特許出願FR2329000A1は、非円筒上の軸を有するアーバーを備えたバレルを開示しており、ばねをフックするフックは、軸の上側及び下側支持面によって定められる幾何学的な円筒形によって限界が定められた凹部に含まれている。
BEAULIEU WATCH CO名義のスイス特許出願CH83330Aは、カバーを備えないバレルについて記載しており、これは、アーバーにねじ込まれるコアを有する。ドラムは、アーバーの支持面とコアの間でアーバーに緩く嵌められる。ここでもまた、ばねの内側からの保持のために、2つの部品が必要である。
ETA名義のフランス特許出願FR2210784A1は、ばねをフックする長手方向の溝を有するアーバーを備えたバレルを開示している。
1898年に刊行されたDANASINO名義のスイス特許出願CH15286Aは、ラチェットを有する中空のフュージーを支える滑らかなアーバーを備えたバレルを開示している。この中空のフュージーは、ドラムとカバーを受ける2つの肩部を有する。メインばねの断面は、外側端から内側端に向かって徐々に大きくなる。
1925年に刊行されたULERY名義の米国特許出願US1561673Aは、アーバーを備えたバレルを開示しており、このアーバーは、ドラムを駆動する歯車の支持体として機能するカラーを有する。このアーバーは、その両端に2つのハウジングを有し、その1つは、メインプレート内に収容されたベアリングにおいてアーバーをガイドしベアリングの中にアーバーのエンドを保持するピンを受け、また、ハウジングの他方は、ピンで留められた円錐形のペグを受け、これは、バーにおいて上側をガイドする同様な支持面を有し、さらに、遠位端においてラチェット駆動正方形を有する。
BLANCPAIN名義の欧州特許出願EP2570864A1は、コアを備えたバレルを開示しており、これは、順に、ラチェットを固定する手段、及び/又はメインプレートにおける第1の回転支持面、ドラム回転支持面、及び支持面から突き出ておりばねの方へとドラムの内側面で当接しているカラーとを有し、これによって、カラー、ばね受け面に対して放射方向に後退させ、これらに対して、バレルを閉じるカバーのための回転支持面及びメインプレートにおける第2の回転支持面を放射方向にセットバックする。
本発明は、部品の数を少なく維持し、機械加工コストを許容範囲に維持し、好ましくは、既知のバレルよりも経済的なコストで、特にラチェットについては、高いレベルの剛性を確保することによって、大きな貯蔵パワーのために考えられた既知のバレルの設計を改善することを提案するものである。
したがって、本発明は、プレートとバーの間で回転可能に組み立てられた計時器用バレルに関し、回転するドラムとカバーの間で収容された少なくとも1つのばねを有し、このばねは、外側端における前記ドラム及び内側端におけるアーバーの間でフックされており、このアーバーは、回転軸を中心にラチェットと一体的に回転し、当該バレルは、前記回転軸と共軸であってボスを中心とする前記ラチェット及び/又は前記アーバーを少なくとも有する一体的なサブアセンブリーを有し、前記ボスは、前記ドラムを回転ガイドする手段と、及び前記バーにおいて当該バレルを回転ガイドする手段とを有し、前記ドラム側の下側肩部及び前記プレート側の上側肩部を介して前記バーに対する前記ドラムの軸方向の振動を制限する手段を定め、さらに、前記アーバーは、前記プレートにおいて当該バレルをガイドする手段と、前記カバーが当該バレル上にガイドされる場合に前記カバーをガイドする手段とを有し、前記アーバーは、前記ばねの内側端を直接支え、さらに、前記一体的なサブアセンブリーは、前記ラチェット及び前記ボスを有し、前記ボスは、内側部分にパイプを設けており、このパイプは、前記ドラムが回転可能にガイドされる外側支持面と、及び前記アーバーが中に入れられて前記ボスと一体的に回転するボアとを有する。
本発明の特徴の1つによると、前記一体的なサブアセンブリーは、前記バー又は前記バーが備えるジュエルのボアにおいて上側支持面に接するように回転し、前記バー又は前記ジュエルの下側面によって移動が制限されている上側肩部を有し、前記ラチェットは、前記一体的なサブアセンブリーの前記ボスにおける前記上側肩部と下側肩部の間に有し、前記下側肩部は、前記ドラムの上側面の移動を制限し、前記ドラムは、前記ドラムに設けられたボア内で前記ボスの円筒状の支持面にて回転する。
本発明の別の特徴によると、前記ドラムの振動は、前記ドラムの上側面によって、前記ラチェットの下側の当接によって制限されており、この上側面は、前記一体的なサブアセンブリーの下側肩部によって制限されており、前記ラチェットの振動は、前記一体的なサブアセンブリーの上側肩部によって、前記バーの下側の当接によって制限されており、この上側肩部は、前記バー又は前記バーに備えられたジュエルの下側面によって制限されており、前記カバーの振動は、前記カバーの下側面によって、前記プレートの上側の当接によって制限されており、この下側面は、前記プレート又は前記プレートに備えられたジュエルの上側面によって制限されている。
本発明の更なる別の特徴によると、前記ばねは、コバルトを44〜46%、ニッケルを20〜22%、クロムを17〜19%、鉄を4〜6%、タングステンを3〜5%、モリブデンを3〜5%、チタンを0〜2%、ベリリウムを0〜1%を含有し、ヤング率が200〜240GPaであり、剪断弾性率が80〜100GPaであるような多相のコバルト−ニッケル−クロム系合金で作られ、前記ばねは、厚みに対する幅の比が3〜23であり、前記ばねの厚みに対する前記アーバーのばねの支持肩部の最大半径の比は、3〜9である。
また、本発明は、底板、ブリッジ及びこの種のバレルを少なくとも有することを特徴とする計時器用ムーブメントに関する。
また、本発明は、この種のムーブメントを有する腕時計に関する。
添付図面を参照して下の詳細な説明を読むことで、本発明の他の特徴及び利点を理解することができるであろう。
本発明の第1の変種によるバレルの回転軸を通る概略断面図を示す。 本発明の第2の変種によるバレルの回転軸を通る概略断面図を示す。 本発明の第3の変種によるバレルのピボット軸を通る概略断面図を示す。 ムーブメントを有する計時器の概略ブロック図であって、このムーブメントは、本発明に係るバレルを有する。
本発明は、計時器用機構の分野に関し、特にメインばねバレル、ストライキングバレル又は同様の種類のエネルギー貯蔵機構に関する。
このようにして、本発明は、プレート9とバー5の間のピボットアセンブリーのための計時器用バレル1に関し、これは、少なくとも1つのばね7を有する。このばね7は、ピボットドラム6とラチェット8の間に収容され、外側端におけるドラム6と、内側端におけるアーバー3との間でフックされ、アーバー3は、回転軸Dを中心にラチェット2と一体的に回転するようにマウントされている。
バレル1は、アーバー3と共軸であってボス4を中心とする少なくともラチェット2と、及びアーバー3を有する単一部品的なサブアセンブリー10を有する。
この一体的なサブアセンブリー10は、バー5又はバー5が備えるジュエル52のボア51において上側支持面13に接するように回転し、上側肩部11を有し、この一体的なサブアセンブリー10の移動は、バー5又はジュエル52の下側面53によって制限されている。ラチェット2は、一体的なサブアセンブリー10におけるボス4上の上側肩部11と下側肩部12の間に設けられる。この下側肩部12は、ドラム6の上側面61の移動を制限する。ボア62内にボス4の円筒状の肩部41があり、これに対してドラム6が回転する。
アーバー3は、好ましくは、円筒状の支持面31を有し、これは、好ましくは、ボス4の円筒状の支持面41よりも小さな直径を有する。アーバー3は、ばね7を支えている。これは、ばね7が摩擦又は溶接によって動かなくされている支持面31上において、あるいはこのような支持面31のまわりでアーバー3が備えるフック32上においてである。アーバー3は、プレート9又はプレート9が備えるジュエル92のボア91において回転可能にマウントされている。好ましい実施形態において、支持面31は、ボア91又はジュエル92における回転面を形成するように延在する。
ドラム6は、カバー8を支えており、これは、好ましくは(必須ではない)、ドラム6と一体的に回転し、アーバー3の支持面31と連係しているボア81を有する。カバー8の下側面82の移動は、プレート9又はプレート9が収容するジュエル92の上側面93によって制限され、これにおいて、プレート9又はジュエル92のボア91がアーバー3の支持面31に対して回転軸として機能する。
ドラム6の振動は、ドラム6の上側面61によって、ラチェット2に対する上側の当接によって制限されている。この上側面61は、一体的なサブアセンブリー10の下側肩部12によって制限されている。
ドラム2の振動は、一体的なサブアセンブリー10の上側面11によって、バー5に対する上側の当接によって制限されていて、この上側面11は、バー5又はバー5が備えるジュエル52の下側面53によって制限されている。
カバー8の振動は、カバー8の下側面82によって、プレート9の上側で当接するように制限されていて、この下側面82は、プレート9又はプレート9が備えるジュエル91の上側面93によって制限されている。
メインばねは、以下のような様々な材料で作ることができる。すなわち、炭素鋼、ステンレス鋼、「Nivaflex(登録商標)」、ケイ素、DLC、石英、ガラスなどである。特定のアプリケーションにおいて、ばね7は、コバルトを44〜46%、ニッケルを20〜22%、クロムを17〜19%、鉄を4〜6%、タングステンを3〜5%、モリブデンを3〜5%、チタンを0〜2%、ベリリウムを0〜1%が有し、ヤング率が200〜240GPa、剪断弾性率が80〜100GPaであるような多相のコバルト−ニッケル−クロム系合金で作られている。このばね7は、好ましくは、厚みに対する幅の比が3〜23であり、より具体的には9〜21である。
また、回転軸Dを中心にする、例えば、4C27A硬化性鋼(様々な規格に応じて、1.4197、ASTM 420F又はDIN X22 CRMoNiS 13 1とも呼ばれる)である鋼又はステンレス鋼で作られたアーバー3の支持面31の最大半径は(フック32のいずれの付加厚みをも無視する)、ばね7の最大厚みの9倍未満である。具体的には、図示した実施形態によって、ばね7の厚みに対するアーバー3の支持面31の最大半径の比が3〜9であり、好ましくは、4〜6であり、より好ましくは、約5であるものを得ることができる。
図1〜3は、3つの好ましい変種(これに限定されない)を示しており、これらをそれぞれ下に詳細に説明する。
図1の第1の変種:
バレル1は、バー5の下に、ラチェット2、アーバー3及びボス4を有する一体的なサブアセンブリー10を有する。
この一体的なサブアセンブリー10は、バー5又はバー5のジュエル52のボア51の上側肩部13上で回転され、上側肩部11を有し、その移動はバー5又はジュエル52の下側面53によって制限されている。ラチェット2は、ボス4上の一体的なサブアセンブリー10の上側肩部11と下側肩部12の間にある。
この下側肩部12は、ドラム6の上側面61の移動を制限する。ドラム6は、ボス4の円筒状の支持面41を備えたボア62内を回転する。
アーバー3は、ボス4よりも小さな直径を有し、ばね7を内側からフックするフック32を支えるか、又は支持面31上でばね7を直接支える。この支持面31に、ばね7が摩擦、溶接又は他の手段によって固定される。
ドラム6は、カバー8を支えており、これは、ドラム6と一体化されており、これにはアーバー3の支持面31と連係するボア81が設けられている。
カバー8の下側面82の運動は、プレート9又はプレート9に収容されたジュエル92の上側面93によって制限されている。プレート9又はジュエル92のボア91は、アーバー3の支持面31に対するピボット軸としてはたらく。
一体的なサブアセンブリー10は、ボス4に対応する支持面41を有する。これは、ドラム6のボア62内を回転し、このドラム6も回転可能にマウントされている。
一体的なサブアセンブリー10は、アーバー3の支持面31を有し、これは、カバー8のボア81内を回転し、このカバー8も回転可能にマウントされている。
一体的なサブアセンブリー10は、ラチェット2の上の上側部分において支持面13を有する。この支持面13は、バー5(又は、場合によっては、動かないバー5のジュエル52)のボア51内を回転する。
一体的なサブアセンブリー10は、カバー8の下の下側部分においてアーバー3の支持面31を有し、これは、プレート9(又は、場合によっては、プレート9の動かないジュエル92)のボア91内を回転する。
ドラム6の振動は、ドラム6の上側面61によって、ラチェット2の下側の当接によって制限され、この上側面61は、一体的なサブアセンブリー10の下側肩部12によって制限されておりこのことは、ラチェット2の下側当接と同等である。
ドラム2の振動は、一体的なサブアセンブリー10の上側肩部11によって、バー5の下側の当接によって制限されている。この上側肩部11は、バー5又はジュエル52の下側面53によって制限されている。
カバー8の振動は、カバー8の下側面82によって、プレート9の上側の当接によって制限されている。この下側面82は、プレート9又はジュエル91の上側面93によって制限されている。
コアの直径は、剪断応力に対する材料の抗力以外の何によっても制限されず、また、アーバー3の直径ではない。これによって、非常に小さなアーバー直径を実現することができ、非常に好ましいK係数を得ることができる。
図2の第2の変種:
バレル1は、アーバー3と、バー5の下のボス4とを有する一体的なサブアセンブリー10を有する。この一体的なサブアセンブリー10は、肩部 15に当接するようにラチェット2を受ける。このラチェット2は、ボス4のリベット16にマウントされ、一体的なサブアセンブリー10と一体化して回転可能にされる。
この一体的なサブアセンブリー10は、バー5又はバー5のジュエル52のボア51において上側支持面13に対して回転し、ボス4は、上側肩部11を有し、その移動は、バー5又はジュエル52の下側面53によって制限される。ラチェット2は、一体的なサブアセンブリー10のボス4の上側肩部11と下側肩部12の間にある。
この下側肩部12は、ドラム6の上側面61の移動を制限する。ドラム6は、ボス4の円筒状の支持面41とボア62内で回転する。
アーバー3は、ボス4よりも小さな直径を有し、ばね7を内側でフックするフック32を支えており、あるいはばね7を支持面31上で直接支えている。この支持面31に、ばね7が、摩擦、溶接又は他の手段によって固定される。
ドラム6は、カバー8を支えており、これは、ドラム6と一体化されており、これには、アーバー3の支持面31と連係するボア81が設けられている。
カバー8の下側面82の運動は、プレート9又はプレート9に収容されるジュエル92の上側面93によって制限されている。プレート9又はジュエル92のボア91は、アーバー3の支持面31に対するピボット軸としてはたらく。
一体的なサブアセンブリー10は、ボス4に対応する支持面41を有し、これは、ドラム6のボア62内を回転し、これも回転可能にマウントされている。
一体的なサブアセンブリー10は、アーバー3の支持面31を有し、これは、カバー8のボア81内を回転し、これも回転可能にマウントされている。
一体的なサブアセンブリー10は、ラチェット 2の上の上側部分において支持面13を有し、これは、バー5(又は、動かないバー5のジュエル52)のボア51内を回転する。
一体的なサブアセンブリー10は、カバー8の下の下側部分においてアーバー3の支持面31を有し、これは、プレート9(又は、プレート9の動かないジュエル92)のボア91内を回転する。
この変種は、3つの振動補正を行う。
ドラム6の振動は、ドラム6の上側面61によってボス4の下側の当接によって制限され、これは、一体的なサブアセンブリー10のボス4の下側肩部12によって制限されている。
ドラム4の振動は、ボス4の上側肩部11によって、バー5の下側の当接によって制限され、この上側肩部11は、バー5又はジュエル52の下側面53によって制限されている。
カバー8の振動は、カバー8の下側面82によって、プレート9の上側の当接によって制限され、この下側面82は、プレート9又はジュエル91の上側面93によって制限されている。
ドラムにおけるボスの直径は、剪断応力に対する材料の抗力以外の何によっても制限されず、また、アーバー3の直径ではない。これによって、非常に小さなアーバーの直径を実現することができ、非常に好ましいK係数を得ることができる。
図3の第3の変種:
この第3の変種は、ラチェットと一体的であるコア内に嵌められたプレートにおいてガイドアーバーを有し、このコアは、バーにおいてガイドメンバーを形成する。この変種によって、バーとプレートの間のアセンブリーと、その後のアーバーの取り付けが可能になる。
バレル1は、バー5の下にラチェット2とボス4を有する一体的なサブアセンブリー10を有する。ボス4は、その内側部分においてパイプを設けており、これは、外側支持面41と、及び中にアーバー3を入れられるハウジング又はボア45を有し、このアーバー3は、ボス4と一体的に回転する。
したがって、アーバー3は、非常に単純であることができ、より詳細には、円筒状の支持面31を有し、したがって、フック32を容易に、かつ、経済的に機械加工することができる。
この一体的なサブアセンブリー10は、バー5(又はバー5のジュエル52)のボア51において上側支持面13に対して回転し、上側肩部11を有し、その移動は、バー5又はジュエル52の下側面53によって制限されている。ラチェット2は、一体的なサブアセンブリー10の上側肩部11と下側肩部12の間にある。これは、ボス4のパイプ及びその円筒状の支持面41に隣接している。
この下側肩部12は、ドラム6の上側面61の移動を制限する。ドラム6は、ボス4の円筒状の支持面41に対してボア62内を回転する。
アーバー3は、ボス4よりも小さな直径を有し、ばね7を内側でフックするフック32を支え、あるいは支持面31上でばね7を直接支える。この支持面31に、ばね7が、摩擦、溶接又は他の手段によって固定される。
ドラム6は、カバー8を支えており、これは、ドラム6と一体化されており、アーバー3の支持面31と連係するボア81を有する。
カバー8の下側面82の運動は、プレート9(又はプレート9に収容されたジュエル92)の上側面93によって制限されている。プレート9又はジュエル92のボア91は、アーバー3の支持面31に対するピボット軸としてはたらく。
一体的なサブアセンブリー10は、ボス4に対応する支持面41を有する。これは、ドラム6のボア62内を回転し、これも回転可能にマウントされている。
アーバー3は、支持面31を有し、これは、カバー8のボア81内を回転し、これも回転可能にマウントされている。
一体的なサブアセンブリー10は、ラチェット2の上の上側部分において支持面13を有し、これは、バー5(又は動かないバー5のジュエル52)のボア51内を回転する。
アーバー3は、カバー8の下の下側部分において支持面31を有し、これは、プレート9(又はプレート9の動かないジュエル92)のボア91内を回転する。
ドラム6の振動は、ドラム6の上側面61によって、ラチェット2の下側の当接によって制限され、この上側面61は、一体的なサブアセンブリー10の下側肩部12によって制限されている。このことは、ラチェット2の下側当接と同等である。
ドラム2の振動は、一体的なサブアセンブリー10の上側肩部11によって、バー5の下側の当接によって制限され、この上側肩部11は、バー5又はジュエル52の下側面53によって制限されている。
カバー8の振動は、カバー8の下側面82によって、プレート9の上側の当接によって制限され、この下側面82は、プレート9又はジュエル91の上側面93によって制限されている。
ボスの直径は、剪断応力に対する材料の抗力以外の何によっても制限されず、また、アーバー3の直径ではない。これによって、非常に小さなアーバーの直径を作ることができ、非常に好ましいK係数を得ることができる。
特定の構成において、本発明は、このように、プレート9とバー5の間の回転可能なアセンブリーのための計時器用バレル1に関し、これは、回転するドラム6とカバー8の間に収容された少なくとも1つのばね7を有し、外側端におけるドラム6と内側端におけるアーバー3の間にばね7がフックされており、このアーバーは、ピボット軸Dを中心にラチェット2と一体的に回転する。バレル1は、ピボット軸Dと共軸である一体的なサブアセンブリー10を有し、ボス4を中心とするラチェット2及び/又はアーバー3を少なくとも有する。本発明によると、このボス4は、ドラム6を回転ガイドする手段と、バー5におけるバレル1を回転ガイドする手段とを有し、バー5に対するドラム6の軸方向の振動を、ドラム6の側の下側肩部12及びプレート9の側の上側肩部11を介して制限する手段を定める。アーバー3は、プレート9にバレル1をガイドする手段を有し、カバー8がバレル1上でガイドされる場合に、カバー8をガイドする手段を有する。アーバー3は、ばね7の内側端を直接支える。一体的なサブアセンブリー10は、ラチェット2とボス4を有し、このボス4は、その内側部分においてパイプを設けており、これは、外側支持面41を有しており、そこでドラム6が回転可能にガイドされ、また、ボア45の中にアーバー3が入れられて、ボス4と一体的に回転する。
図3に非常に類似している更なる別の変種において、アーバー3は、雄ねじの山が設けられた端を有し、これは、ボス4のパイプ内に設けられた雌ねじと連係し、このボス4がボア45を埋める。
まとめると、図1の第1の変種は、一体的なサブアセンブリー10が、ばね7をフックするためのフック32を例外として、機械加工を複雑とせずに、カバー、ラチェット、アーバー及びボスの機能を組み合わせて備えるので有利である。3つの振動補正が行われる。この構造の利点は、ボスの直径が制限されないということである。
図2の第2の変種は、ラチェットがアーバーにリベット固定され、3つの振動補正が行われる点で異なっている。ここでも、ボスの直径は制限されない。
図3の第3の変種は、アーバー上へのフック32の機械加工をカラーなしで廉価に行うことができるという点で有利である。アーバーは、ラチェット内に入れられ(ないしねじ込まれ)、ドラムがラチェットパイプに対して回転し、3つの振動補正が行われる。ここでも、ボスの直径は制限されない。
本発明は、さらに、プレート9を少なくとも1つ、バー5を1つ及びこの種のバレル1をを1つ有する計時器用ムーブメント100に関する。
本発明は、さらに、この種のムーブメント100を有する腕時計200に関する。

Claims (9)

  1. プレート(9)とバー(5)の間で回転可能に組み立てられた計時器用バレル(1)であって、
    回転するドラム(6)とカバー(8)の間で収容された少なくとも1つのばね(7)を有し、このばね(7)は、外側端における前記ドラム(6)及び内側端におけるアーバー(3)の間でフックされており、
    このアーバー(3)は、回転軸(D)を中心にラチェット(2)と一体的に回転し、
    当該バレル(1)は、前記回転軸(D)と共軸であってボス(4)を中心とする前記ラチェット(2)及び/又は前記アーバー(3)を少なくとも有する一体的なサブアセンブリー(10)を有し、
    前記ボス(4)は、前記ドラム(6)を回転ガイドする手段と、及び前記バー(5)において当該バレル(1)を回転ガイドする手段とを有し、前記ドラム(6)側の下側肩部(12)及び前記プレート(9)側の上側肩部(11)を介して前記バー(5)に対する前記ドラム(6)の軸方向の振動を制限する手段を定め、さらに、
    前記アーバー(3)は、前記プレート(9)において当該バレル(1)をガイドする手段と、前記カバー(8)が当該バレル(1)上でガイドされる場合に前記カバー(8)をガイドする手段とを有し、
    前記アーバー(3)は、前記ばね(7)の内側端を直接支え、さらに、
    前記一体的なサブアセンブリー(10)は、前記ラチェット(2)及び前記ボス(4)を有し、
    前記ボス(4)は、内側部分にパイプを設けており、このパイプは、前記ドラム(6)が回転可能にガイドされる外側支持面(41)と、及び前記アーバー(3)が中に入れられて前記ボス(4)と一体的に回転するボア(45)とを有する
    ことを特徴とするバレル(1)。
  2. 前記一体的なサブアセンブリー(10)は、前記ラチェット(2)と前記ボス(4)を有し、
    前記ボスは、内側部分にパイプを設けており、このパイプは、前記ドラムが回転可能にガイドされる外側支持面(41)と、及び雌ねじとを有し、
    この雌ねじの中に、雄ねじの山が設けられている端を介して前記アーバーがねじ込まれ、
    これによって、前記アーバー(3)が前記ボスと一体的に回転する
    ことを特徴とする請求項1に記載のバレル(1)。
  3. 前記一体的なサブアセンブリー(10)は、前記バー(5)又は前記バー(5)が備えるジュエル(52)のボア(51)において上側支持面(13)に接するように回転し、
    前記バー(5)又は前記ジュエル(52)の下側面(53)によって移動が制限されている上側肩部(11)を有し、
    前記ラチェット(2)は、前記一体的なサブアセンブリー(10)の前記ボス(4)における前記上側肩部(11)と下側肩部(12)の間に有し、
    前記下側肩部(12)は、前記ドラム(6)の上側面(61)の移動を制限し、
    前記ドラム(6)は、前記ドラム(6)に設けられたボア(62)内で前記ボス(4)の円筒状の支持面(41)にて回転する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のバレル(1)。
  4. 前記アーバー(3)は、前記ボス(4)の前記円筒状の支持面(41)よりも小さな直径を有する支持面(31)を有し、前記ばね(7)が摩擦又は溶接によって動けなくされた前記支持面(31)で、又は前記支持面(31)の周辺の前記アーバー(3)に備えられるフック(32)で、前記ばね(7)を支え、
    前記支持面(31)は、前記プレート(9)又は前記プレート(9)に備えられるジュエル(92)のボア(91)内で回転する
    ことを特徴とする請求項3に記載のバレル(1)。
  5. 前記ドラム(6)は、前記カバー(8)を支え、このカバー(8)は、前記ドラム(6) と一体的に回転し、前記アーバー(3)の支持面(31)と連係するボア(81)を有し、
    前記カバー(8)の下側面(82)の移動は、前記プレート(9)又は前記プレート(9)に収容されるジュエル(93)の上側面(93)によって制限されており、前記プレート(9)又は前記ジュエル(92)のボア(91)が、前記アーバー(3)の前記支持面(31)に対するピボット軸としてはたらく
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のバレル(1)。
  6. 前記ドラム(6)の振動は、前記ドラム(6)の上側面(61)によって、前記ラチェット(2)の下側の当接によって制限されており、
    この上側面(61)は、前記一体的なサブアセンブリー(10)の下側肩部(12)によって制限されており、
    前記ラチェット(2)の振動は、前記一体的なサブアセンブリー(10)の上側肩部(11)によって、前記バー(5)の下側の当接によって制限されており、
    この上側肩部(11)は、前記バー(5)又は前記バー(5)に備えられたジュエル(52)の下側面(53)によって制限されており、
    前記カバー(8)の振動は、前記カバー(8)の下側面(82)によって、前記プレート(9)の上側の当接によって制限されており、
    この下側面(82)は、前記プレート(9)又は前記プレートに備えられたジュエル(91)の上側面(93)によって制限されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のバレル(1)。
  7. 前記ばね(7)は、コバルトを44〜46%、ニッケルを20〜22%、クロムを17〜19%、鉄を4〜6%、タングステンを3〜5%、モリブデンを3〜5%、チタンを0〜2%、ベリリウムを0〜1%を含有し、ヤング率が200〜240GPaであり、剪断弾性率が80〜100GPaであるような多相のコバルト−ニッケル−クロム系合金で作られ、
    前記ばね(7)は、厚みに対する幅の比が3〜23であり、
    前記ばね(7)の厚みに対する前記アーバー(3)のばねの支持肩部(31)の最大半径の比は、3〜9である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のバレル(1)。
  8. 底板(9)を1つ、ブリッジ(5)を1つ及び請求項1〜7のいずれかに記載のバレル(1)を1つ少なくとも有する
    ことを特徴とする計時器用ムーブメント(100)。
  9. 請求項8に記載のムーブメント(100)を有する
    ことを特徴とする腕時計(200)。
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