JP2016512565A - パーソナルケア組成物 - Google Patents
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Abstract
例えば,皮膚への適用に好適な組成物が提供される。一部の例では、組成物は、特定の環状オリゴ糖、芳香剤、及び揮発性溶剤を含むことができる。本明細書に開示の組成物はより長時間継続性の芳香剤を提供し得る。
Description
本開示は、一般に、特定の環状オリゴ糖、芳香剤、及び揮発性溶剤を含む組成物、及びそれに関連する方法に関する。
消費者は、製品の適用時及び/又は後に心地良い芳香剤を送達するパーソナルケア組成物をしばしば欲する。しかしながら、そのような製品の製造は多くの理由によりしばしば困難である。例えば、多数の芳香剤は比較的高揮発性であるために適用後急速に蒸発するので、芳香剤は、しばしば時期尚早な失われかたをする。周囲の領域の中に放出される芳香剤の量は一般に、パーソナルケア組成物の適用後に減少するために、消費者は、潜在的に最小又はゼロの芳香剤の匂い特性を時後に感知する可能性がある。それゆえ、心地良い芳香剤を製品の適用時及び後に長時間送達することができる改善されたパーソナルケア組成物の必要性が存在する。
水分起因性芳香剤放出システムを送達するための改善された方法は、好適な基材を水溶性環状オリゴ糖、エタノール可溶性環状オリゴ糖、水溶性及びエタノール可溶性環状オリゴ糖、及びその混合物からなる群から選択される環状オリゴ糖、芳香剤、揮発性溶剤、及び非揮発性溶剤を含む組成物と接触させることを含み、環状オリゴ糖に対する非揮発性溶剤の重量比が1:1未満である。
水分起因性が改善された芳香剤放出システムを送達する方法は、好適な基材を水溶性環状オリゴ糖、エタノール可溶性環状オリゴ糖、水溶性及びエタノール可溶性環状オリゴ糖、及びその混合物からなる群から選択される環状オリゴ糖、芳香剤、揮発性溶剤、及び噴射剤を含むエアロゾル化された組成物と接触させることを含み、エアロゾル化された組成物が非揮発性溶剤を含まない。
組成物は、エタノール可溶性環状オリゴ糖、水溶性及びエタノール可溶性環状オリゴ糖、及びその混合物からなる群から選択される環状オリゴ糖、芳香剤、揮発性溶剤、及び非揮発性溶剤を含み、環状オリゴ糖に対する非揮発性溶剤の重量比が1:1未満である。
エアロゾル化された組成物は、水溶性環状オリゴ糖、エタノール可溶性環状オリゴ糖、水溶性及びエタノール可溶性環状オリゴ糖、及びその混合物からなる群から選択される環状オリゴ糖、芳香剤、揮発性溶剤、及び噴射剤を含み、エアロゾル化された組成物が非揮発性溶剤を含まない。
本明細書は、本発明を詳細に示し、かつ、明確に特許請求する特許請求の範囲によって結論付けられるが、本発明は以下の記述によってより良好に理解されるものと考えられる。
本発明の装置、器具、方法、構成要素、及び/又は組成物は、本発明の構成要素並びに本明細書に記載したその他の成分を含むか、本発明の構成要素並びに本明細書に記載したその他の成分から実質的になるか又はなることができる。
特に指示のない限り、本明細書で使用される全てのパーセント及び比率は、全組成物の重量を基準とし、かつ全ての測定は25℃にて行われる。
本明細書で使用される全ての測定値は、特に指定のない限り、メートル法である。
明細書内における「実施形態」などに対する言及は、その実施形態に関連して記載される特定の材料、特徴、構造、及び/又は特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味するが、全ての実施形態に、記載される材料、特徴、構造、及び/又は特性が組み込まれることを意味するものではない。更に、材料、特徴、構造、及び/又は特性は、異なる実施形態にわたって任意の好適な方法で組み合わせてよく、材料、特徴、構造、及び/又は特性は、記載されているものから省略又は置換されてもよい。
「〜を含まない」は、言明された成分が組成物に添加されなかったということを意味する。しかし、言明された成分は、パーソナルケア組成物の他の成分の副産物又は反応生成物として偶発的に形成される場合がある。
「非揮発性」は、周囲条件下で液体であり、及び測定可能な蒸気圧を25℃で有する材料を指す。これらの材料は、通常約1×10−4MPa(約0.01mmHg)未満の蒸気圧、及び通常約250℃超の平均沸点を有する。
「可溶性」は、25℃及び0.1MPa(1気圧)において少なくとも約0.1gの溶質が100mLの溶媒に溶解することを意味する。
用語「〜を実質的に含まない」とは、材料量が組成物の1重量%、0.5重量%、0.25重量%、0.1重量%、0.05重量%、0.01重量%、又は0.001重量%未満であることを指す。
環状オリゴ糖、及び特にシクロデキストリンは、非極性システムから水分起因性芳香剤を送達する手段として使用されてきた。この関連で、芳香剤は、通常シクロデキストリン内にカプセル化され、水分がシステムの中に導入されると放出される。類似の水分起因性芳香剤放出システムを極性の形で送達することの課題の1つは、極性環境が、通常、システムそれ自身の中で芳香剤を放出し、及び長時間持続性の芳香剤を提供しないということである。
驚くべきことには、本開示で記述される極性及び水性の組成物中の非揮発性溶剤の量を限定することは、環状オリゴ糖によりもたらされる長時間持続性芳香剤のメリットを劇的に改善することがあるということが見出された。
環状オリゴ糖
本開示で述べられる組成物は環状オリゴ糖を含んでもよい。本明細書で使用するとき、用語「環状オリゴ糖」とは6つ以上の糖単位を含む環状構造物を意味する。環状オリゴ糖は、6、7、若しくは8つの糖単位又はその混合物を有することができる。6、7及び8員の環状オリゴ糖をそれぞれα、β、及びγと呼ぶことが当業界では普通である。有用である可能性のある環状オリゴ糖としては、水、エタノール、又は水及びエタノールの両方に可溶性である。本開示で有用な環状オリゴ糖は、水、エタノールのいずれか、又は水及びエタノールの両方の中で25℃及び0.1MPa(1atm)の圧力で少なくとも約0.1g/100mLの溶解性を有し得る。本開示で開示される組成物は、組成物の重量で約0.001重量%〜約40重量%、約0.1重量%〜約25重量%、約0.3重量%〜約20重量%、約0.5重量%〜約10重量%、又は約0.75重量%〜約5重量%の環状オリゴ糖を含んでもよい。本開示で開示される組成物は、組成物の重量で0.001重量%〜40重量%、1重量%〜25重量%、0.3重量%〜20重量%、0.5重量%〜10重量%、又は0.75重量%〜5重量%の環状オリゴ糖を含んでもよい。
本開示で述べられる組成物は環状オリゴ糖を含んでもよい。本明細書で使用するとき、用語「環状オリゴ糖」とは6つ以上の糖単位を含む環状構造物を意味する。環状オリゴ糖は、6、7、若しくは8つの糖単位又はその混合物を有することができる。6、7及び8員の環状オリゴ糖をそれぞれα、β、及びγと呼ぶことが当業界では普通である。有用である可能性のある環状オリゴ糖としては、水、エタノール、又は水及びエタノールの両方に可溶性である。本開示で有用な環状オリゴ糖は、水、エタノールのいずれか、又は水及びエタノールの両方の中で25℃及び0.1MPa(1atm)の圧力で少なくとも約0.1g/100mLの溶解性を有し得る。本開示で開示される組成物は、組成物の重量で約0.001重量%〜約40重量%、約0.1重量%〜約25重量%、約0.3重量%〜約20重量%、約0.5重量%〜約10重量%、又は約0.75重量%〜約5重量%の環状オリゴ糖を含んでもよい。本開示で開示される組成物は、組成物の重量で0.001重量%〜40重量%、1重量%〜25重量%、0.3重量%〜20重量%、0.5重量%〜10重量%、又は0.75重量%〜5重量%の環状オリゴ糖を含んでもよい。
この環状オリゴ糖は、任意の好適な糖、又は糖の混合物を含んでもよい。好適な糖類の例としては、限定ではないが、グルコース、フルクトース、マンノース、ガラクトース、マルトース、及びこれらの混合物が挙げられる。環状オリゴ糖、又は環状オリゴ糖の混合物は、任意の好適な置換基、又は置換基の混合物によって置換することができる。本明細書で、用語「置換基の混合物」の使用は、2つ以上の異なる好適な置換基が、1つの環状オリゴ糖上で置換され得ることを意味する。好適な糖類の例としては、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、ジヒドロキシアルキル基、カルボキシアルキル基、アリール基、マルトシル基、アリル基、ベンジル基、アルカノイル基、及びその混合物が挙げられるが、それに限定されない。これらの置換基は、飽和若しくは不飽和、直鎖、又は分岐鎖であってもよい。例えば、置換基としては、飽和及び直鎖アルキル基、ヒドロキシアルキル基、及びこれらの混合物が挙げられてもよい。アルキル及びヒドロキシアルキル置換基はまた、例えば、C1〜C8アルキル又はヒドロキシアルキル基から、C1〜C6アルキル又はヒドロキシアルキル基からのアルキル及びヒドロキシアルキル置換基、及びC1〜C4のアルキル又はヒドロキシアルキル基からのアルキル及びヒドロキシアルキル置換基から選択されてもよい。アルキル及びヒドロキシアルキル置換基は、例えば、プロピル、エチル、メチル、及びヒドロキシプロピルであってもよい。
置換基それ自身に加えて、環状オリゴ糖は、少なくとも1.6の平均置換度を有してもよく、ここで用語「置換度」は糖単位当たりの置換基の平均数を意味する。例えば、環状オリゴ糖は、約2.8未満又は約1.7〜約2.0の平均置換度を有してもよい。置換基の平均数は、当業界で公知の通常の核磁気共鳴法を用いて決定されてもよい。本開示で有用な環状オリゴ糖の例としては、メチル−α−シクロデキストリン、メチル−β−シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル−α−シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン、及びその混合物が挙げられる。
揮発性溶剤
本開示に記載の組成物は、揮発性溶剤又は揮発性溶剤の混合物を含んでもよい。揮発性溶剤は、組成物の10重量%超、30重量%超、40重量%超、50重量%超、60重量%超、70重量%超、80重量%超、90重量%超又は95重量%超を占めてもよい。本開示で有用な揮発性溶剤は、比較的無臭であり、及び人間の皮膚での使用に安全であり得る。好適な揮発性溶剤はC1〜C4アルコール及びその混合物を含んでもよい。例えば、エタノールは揮発性溶剤として使用されてもよい。揮発性溶剤のいくらかの他の非限定的な例としては、メタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、及びその混合物が挙げられる。
本開示に記載の組成物は、揮発性溶剤又は揮発性溶剤の混合物を含んでもよい。揮発性溶剤は、組成物の10重量%超、30重量%超、40重量%超、50重量%超、60重量%超、70重量%超、80重量%超、90重量%超又は95重量%超を占めてもよい。本開示で有用な揮発性溶剤は、比較的無臭であり、及び人間の皮膚での使用に安全であり得る。好適な揮発性溶剤はC1〜C4アルコール及びその混合物を含んでもよい。例えば、エタノールは揮発性溶剤として使用されてもよい。揮発性溶剤のいくらかの他の非限定的な例としては、メタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、及びその混合物が挙げられる。
非揮発性溶剤
組成物は、非揮発性溶剤又は非揮発性溶剤の混合物を含んでもよい。非揮発性溶剤の非限定的な例としては、ベンジルベンゾエート、ジエチルフタレート、イソプロピルミリステート、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチルシトレート、及びその混合物が挙げられる。存在する場合には、非揮発性溶剤は、1:1未満、1:2未満、1:10未満、又は1:100未満の環状オリゴ糖に対する非揮発性溶剤の重量比で含まれてもよい。非揮発性溶剤は、また、1:1未満、1:2未満、1:10未満、又は1:100未満の環状オリゴ糖に対する非揮発性溶剤の重量比で含まれてもよい。重量%の観点から、非揮発性溶剤は、組成物の重量で約0.5重量%〜約5重量%又は約1重量%〜約3重量%の量で含まれてもよい。一部の好適な非揮発性溶剤は、組成物を皮膚上に適用した時皮膚の上に残されたままになるので、皮膚又は他のメリットを提供し得る。例えば、パンテノール、パンテニルトリアセテート、又は他のビタミンB5誘導体は、非揮発性溶剤及び皮膚コンディショニング剤の両方として作用することができる。
組成物は、非揮発性溶剤又は非揮発性溶剤の混合物を含んでもよい。非揮発性溶剤の非限定的な例としては、ベンジルベンゾエート、ジエチルフタレート、イソプロピルミリステート、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチルシトレート、及びその混合物が挙げられる。存在する場合には、非揮発性溶剤は、1:1未満、1:2未満、1:10未満、又は1:100未満の環状オリゴ糖に対する非揮発性溶剤の重量比で含まれてもよい。非揮発性溶剤は、また、1:1未満、1:2未満、1:10未満、又は1:100未満の環状オリゴ糖に対する非揮発性溶剤の重量比で含まれてもよい。重量%の観点から、非揮発性溶剤は、組成物の重量で約0.5重量%〜約5重量%又は約1重量%〜約3重量%の量で含まれてもよい。一部の好適な非揮発性溶剤は、組成物を皮膚上に適用した時皮膚の上に残されたままになるので、皮膚又は他のメリットを提供し得る。例えば、パンテノール、パンテニルトリアセテート、又は他のビタミンB5誘導体は、非揮発性溶剤及び皮膚コンディショニング剤の両方として作用することができる。
芳香剤
この組成物は芳香剤を含んでもよい。本明細書で使用されるとき、「芳香剤」は任意の香気を放つ材料を示すのに使用される。化粧品として許容可能な任意の芳香剤が組成物中で使用されてもよい。例えば、芳香剤は室温で液体であるものであることがある。一般に、芳香剤は、組成物の約0.01重量%〜約40重量%、約0.01重量%〜約25重量%、約0.25重量%〜約20重量%、又は約0.5重量%〜約15重量%の濃度で存在してもよい。
この組成物は芳香剤を含んでもよい。本明細書で使用されるとき、「芳香剤」は任意の香気を放つ材料を示すのに使用される。化粧品として許容可能な任意の芳香剤が組成物中で使用されてもよい。例えば、芳香剤は室温で液体であるものであることがある。一般に、芳香剤は、組成物の約0.01重量%〜約40重量%、約0.01重量%〜約25重量%、約0.25重量%〜約20重量%、又は約0.5重量%〜約15重量%の濃度で存在してもよい。
アルデヒド、ケトン、及びエステルを含む広範で多様な薬品が芳香剤として知られている。より一般的には、様々な化学成分の複雑な混合物を含む天然起源の植物油及び動物油並びに滲出物が、芳香剤としての使用で知られている。本開示で有用な芳香剤の非限定的な例としては、アセタールプロ芳香剤、ケタールプロ芳香剤、エステルプロ芳香剤、加水分解性無機−有機プロ芳香剤、及びその混合物などのプロ芳香剤が挙げられる。芳香剤はプロ芳香剤から多数の方法で放出されてもよい。例えば、芳香剤は、単純な加水分解の結果として、又は平衡反応のシフトにより、又はpH変化により、又は酵素反応の放出により放出されてもよい。本明細書の芳香剤は、単一の化学物質を含む組成が比較的単純なものであってもよく、又は全て任意の所望の香りを提供するように選択される、天然及び合成の化学香料成分の高度に洗練された複雑な混合物を含むことが可能である。
芳香剤は、約500℃以下、約400℃以下、又は約350℃以下の沸点(BP)を有してもよい。多数の芳香剤のBPは、Perfume and Flavor Chemicals(Aroma Chemicals)、Steffen Arctander(1969)で開示されている。芳香剤のClogP値は、約0.1以上、約0.5以上、約1.0以上、及び約1.2以上であってもよい。本明細書で使用されるとき、「ClogP」は、オクタノール/水分配係数の10を基底とする対数を意味する。ClogPは、Daylight Chemical Information Systems Inc.(Irvine Calif.,USA)から入手可能な「CLOGP」と呼ばれるプログラムから容易に計算できる。オクタノール/水分配係数は、米国特許第5,578,563号でより詳細に説明されている。
好適な芳香剤は、米国特許第4,145,184号、米国特許第4,209,417号、米国特許第4,515,705号、及び米国特許第4,152,272号にも開示されている。芳香剤の非限定的な例としては、ジャコウオイル、シベット、海狸香、りゅうぜん香などの動物芳香剤、ナツメグ抽出物、カルダモン抽出物、ジンジャー抽出物、シナモン抽出物、パチョリオイル、ゼラニウムオイル、オレンジオイル、マンダリンオイル、橙花抽出物、セダー油、ベチバー、ラバンディン、イラン抽出物、チュベローズ抽出物、ビャクダンオイル、ベルガモットオイル、ロ−ズマリオイル、スペアミントオイル、ペッパーミントオイル、レモンオイル、ラベンダーオイル、シトロネラオイル、カモミルオイル、丁子油、セージオイル、ネロリオイル、ラブダナムオイル、ユーカリ油、バーベナ油、ミモザ抽出物、スイセン抽出物、ニンジン種抽出物、ジャスミン抽出物、乳香抽出物、バラ抽出物などの植物芳香剤、及びその混合物が挙げられる。
好適な芳香剤の他の例としては、アセトフェノン、アドキサール、アルデヒドC−12、アルデヒドC−14、アルデヒドC−18、アリルカプリレート、アムブロクサン、アミルアセテート、ジメチルインダン誘導体、α−アミルシンナミックアルデヒド、アネトール、アニスアルデヒド、ベンズアルデヒド、ベンジルアセテート、ベンジルアルコール及びエステル誘導体、ベンジルプロピオネート、ベンジルサリシレート、ボルネオール、ブチルアセテート、カンファー、カルビトール、シンナムアルデヒド、シンナミルアセテート、シンナミルアルコール、cis−3−ヘキサノール及びエステル誘導体、cis−3−ヘキセニルメチルカーボネート、シトラール、シトロネロール及びエステル誘導体、クミンアルデヒド、シクラメンアルデヒド、シクロガルバネート、ダマスコン、デカラクトン、デカノール、エストラゴール、ジヒドロミルセノール、ジメチルベンジルカルビノール、6,8−ジメチル−2−ノナノール、ジメチルベンジルカルビニルブチレート、エチルアセテート、エチルイソブチレート、エチルブチレート、エチルプロピオネート、エチルカプリレート、エチルシンナメート、エチルヘキサノエート、エチルバレレート、エチルバニリン、オイゲノール、エキサルトリド、フェンコン、エチル2−メチルブチレートなどのフルーティエステル、ガラクソリド、ゲラニオール及びエステル誘導体、ヘリオナル、2−ヘプトノン、ヘキセノール、α−ヘキシルシンナムアルデヒド、ヒドロキシシトロールネラール、インドール、イソアミルアセテート、イソオイゲノールアセテート、イオノン、イソオイゲノール、イソアミルイソ−バレレート、イソEスーパー、リモネン、リナロール、リリアル、リナリルアセテート、リラル、マジャントール、マヨール、メロナール、メントール、p−メチルアセトフェノン、メチルアントラニレート、メチルセドリロン、メチルジヒドロジャスモネート、メチルオイゲノール、メチルイオノン、メチル−α−ナフチルケトン、メチルフェニルカルビニルアセテート、ムゲタノール、γ−ノナラクトン、オクタナール、フェニルエチルアセテート、フェニル−アセトアルデヒドジメチルアセテート、フェノキシエチルイソブチレート、フェニルエチルアルコール、ピネン、サンダローレ、サンタノール、ステモン、チモール、テルペン、トリプラル、トリエチルシトレート、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノール、γ−ウンデカラクトン、ウンデセナ−ル、バニリン、ベルトン、ベルドックスなどの化学物質、及びその混合物が挙げられるが、それに限定されない。
水
本開示に記載の組成物は水を含んでもよい。存在する場合には、水は、組成物の約0.1重量%〜約40重量%、約1重量%〜約30重量%、又は、約5重量%〜約20重量%を占めることもある。
本開示に記載の組成物は水を含んでもよい。存在する場合には、水は、組成物の約0.1重量%〜約40重量%、約1重量%〜約30重量%、又は、約5重量%〜約20重量%を占めることもある。
噴射剤
本開示で記述される組成物は噴射剤を含んでもよい。噴射剤の一部の例としては、圧縮空気、窒素、不活性ガス、二酸化炭素、及びその混合物が挙げられる。噴射剤としてはプロパン、n−ブタン、イソブテン、シクロプロパン、及びその混合物のようなガス状炭化水素も挙げられる。1,1−ジフルオロエタンのようなハロゲン化炭化水素も噴射剤として使用されてもよい。噴射剤のいくつかの非限定的な例としては、1,1,1,2,2−ペンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン、trans−1,3,3,3−テトラフルオロプロペ−1−ン、ジメチルエーテル、ジクロロジフルオロメタン(噴射剤12)、1,1−ジクロロ−1,1,2,2−テトラフルオロエタン(噴射剤114)、1−クロロ−1,1−ジフルオロ−2,2−トリフルオロエタン(噴射剤115)、1−クロロ−1,1−ジフルオロエチレン(噴射剤142B)、1,1−ジフルオロエタン(噴射剤152A)、モノクロロジフルオロメタン、及びその混合物が挙げられる。使用に好適な一部の他の噴射剤としては、A−46(イソブタン、ブタン、及びプロパンの混合物)、A−31(イソブタン)、A−17(n−ブタン)、A−108(プロパン)、AP70(プロパン、イソブタン、及びn−ブタンの混合物)、AP40(プロパン、イソブテン、n−ブタンの混合物)、AP30(プロパン、イソブタン、及びn−ブタンの混合物)、HFO1234(trans−1,3,3,3−テトラフルオロプロパン)、及び152A(1,1−ジフルオロエタン)が挙げられるが、これらに限定されない。噴射剤は、容器内に保存されている材料の全充填量の約15重量%、25重量%、30重量%、32重量%、34重量%、35重量%36重量%、38重量%、40重量%、又は42重量%〜約70重量%、65重量%、60重量%、54重量%、52重量%、50重量%、48重量%、46重量%、44重量%、又は42重量%の濃度を有してもよい。本発明の組成物は噴射剤を欠いてもよいということは認識されるべきである。
本開示で記述される組成物は噴射剤を含んでもよい。噴射剤の一部の例としては、圧縮空気、窒素、不活性ガス、二酸化炭素、及びその混合物が挙げられる。噴射剤としてはプロパン、n−ブタン、イソブテン、シクロプロパン、及びその混合物のようなガス状炭化水素も挙げられる。1,1−ジフルオロエタンのようなハロゲン化炭化水素も噴射剤として使用されてもよい。噴射剤のいくつかの非限定的な例としては、1,1,1,2,2−ペンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン、trans−1,3,3,3−テトラフルオロプロペ−1−ン、ジメチルエーテル、ジクロロジフルオロメタン(噴射剤12)、1,1−ジクロロ−1,1,2,2−テトラフルオロエタン(噴射剤114)、1−クロロ−1,1−ジフルオロ−2,2−トリフルオロエタン(噴射剤115)、1−クロロ−1,1−ジフルオロエチレン(噴射剤142B)、1,1−ジフルオロエタン(噴射剤152A)、モノクロロジフルオロメタン、及びその混合物が挙げられる。使用に好適な一部の他の噴射剤としては、A−46(イソブタン、ブタン、及びプロパンの混合物)、A−31(イソブタン)、A−17(n−ブタン)、A−108(プロパン)、AP70(プロパン、イソブタン、及びn−ブタンの混合物)、AP40(プロパン、イソブテン、n−ブタンの混合物)、AP30(プロパン、イソブタン、及びn−ブタンの混合物)、HFO1234(trans−1,3,3,3−テトラフルオロプロパン)、及び152A(1,1−ジフルオロエタン)が挙げられるが、これらに限定されない。噴射剤は、容器内に保存されている材料の全充填量の約15重量%、25重量%、30重量%、32重量%、34重量%、35重量%36重量%、38重量%、40重量%、又は42重量%〜約70重量%、65重量%、60重量%、54重量%、52重量%、50重量%、48重量%、46重量%、44重量%、又は42重量%の濃度を有してもよい。本発明の組成物は噴射剤を欠いてもよいということは認識されるべきである。
他の成分
本明細書で開示される組成物は、また、組成物を美容技術的又は美学的により許容可能とせしめるか、又は組成物に追加の使用メリットを提供することがある、様々な他の成分を含有してもよい。これらの他の成分は当業者には周知されている。これらは、「CTFA International Cosmetic Ingredient Dictionary及びHandbook,7th edition,edited by Wenninger and McEwen,(The Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Association,Inc.,Washington,D.C.,1997)」に見られるような、任意の化粧品として許容可能な成分を含む。本明細書で使用されるとき、「美容技術的に許容可能な」は、皮膚、毛髪、又は他の好適な基材との接触における使用に好適である材料(例えば、化合物又は組成物)を意味する。例えば、組成物は、デナトニウムベンゾエートなどのアルコール変成剤、ベンゾフェノン−2などのUV安定剤、トコフェリルアセテートなどの酸化防止剤、フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベンなどの保存剤、染料、乳酸、クエン酸、ナトリウムシトレート、コハク酸、リン酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのpH調整剤、脱臭剤並びにファルネゾル及び亜鉛フェノールスルホネートなどの殺菌剤、グリセリンなどの保湿剤、オイル、アラントイン、パンテノール及び他のビタミンB5誘導体などのスキンコンディショニング剤、トリメチルイソプロピルブタンアミド及びメントールなどの清涼化剤、パンテノール、パンテチン、パントテイン、パンテニルエチルエーテエル、及びその組み合わせなどのヘアコンディショニング剤、シリコーン、カリウムアセテート及び塩化ナトリウムなどの一般的な塩、及びその混合物を含んでもよい。存在する場合には、これらの追加の成分は、重量で全組成物の10重量%未満の量で存在してもよい。本発明の実施形態は、女性用及び成人用失禁スプレー/スプリッツァーを含む。機械的又は化学的接触(例えば、月経及び尿への長時間の暴露)により剃毛され又は刺激されたインティメイトスキンは、本発明の組成物に含まれる揮発性溶剤に鋭敏である可能性がある。したがって、例えば、ビタミンB5(例えば、パンテノール、パンテニルトリアセテート、及びこれらの混合物)誘導体などのスキンコンディショニング剤は、揮発性溶剤からのヒリヒリ感又は一般的な不快感の緩和の一助に組成物中で有用である。
本明細書で開示される組成物は、また、組成物を美容技術的又は美学的により許容可能とせしめるか、又は組成物に追加の使用メリットを提供することがある、様々な他の成分を含有してもよい。これらの他の成分は当業者には周知されている。これらは、「CTFA International Cosmetic Ingredient Dictionary及びHandbook,7th edition,edited by Wenninger and McEwen,(The Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Association,Inc.,Washington,D.C.,1997)」に見られるような、任意の化粧品として許容可能な成分を含む。本明細書で使用されるとき、「美容技術的に許容可能な」は、皮膚、毛髪、又は他の好適な基材との接触における使用に好適である材料(例えば、化合物又は組成物)を意味する。例えば、組成物は、デナトニウムベンゾエートなどのアルコール変成剤、ベンゾフェノン−2などのUV安定剤、トコフェリルアセテートなどの酸化防止剤、フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベンなどの保存剤、染料、乳酸、クエン酸、ナトリウムシトレート、コハク酸、リン酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのpH調整剤、脱臭剤並びにファルネゾル及び亜鉛フェノールスルホネートなどの殺菌剤、グリセリンなどの保湿剤、オイル、アラントイン、パンテノール及び他のビタミンB5誘導体などのスキンコンディショニング剤、トリメチルイソプロピルブタンアミド及びメントールなどの清涼化剤、パンテノール、パンテチン、パントテイン、パンテニルエチルエーテエル、及びその組み合わせなどのヘアコンディショニング剤、シリコーン、カリウムアセテート及び塩化ナトリウムなどの一般的な塩、及びその混合物を含んでもよい。存在する場合には、これらの追加の成分は、重量で全組成物の10重量%未満の量で存在してもよい。本発明の実施形態は、女性用及び成人用失禁スプレー/スプリッツァーを含む。機械的又は化学的接触(例えば、月経及び尿への長時間の暴露)により剃毛され又は刺激されたインティメイトスキンは、本発明の組成物に含まれる揮発性溶剤に鋭敏である可能性がある。したがって、例えば、ビタミンB5(例えば、パンテノール、パンテニルトリアセテート、及びこれらの混合物)誘導体などのスキンコンディショニング剤は、揮発性溶剤からのヒリヒリ感又は一般的な不快感の緩和の一助に組成物中で有用である。
制汗活性物質
本明細書に記載の組成物は、制汗活性物質(すなわち、制汗活性を有する任意の物質、混合物、又は他の材料)を含まないか、実質的に含まなくともよく、又は含んでもよい。好適な制汗活性物質の例としては、アルミニウム、ジルコニウム、及び亜鉛、並びにこれらの混合物の無機及び有機塩のような収斂性金属塩が挙げられる。そのような制汗活性物質としては、例えば、アルミニウムハライド、アルミニウムヒドロキシハライド、ジルコニルオキシハライド、ジルコニルヒドロキシハライド、及びその混合物などのアルミニウム及びジルコニウム塩が挙げられる。
本明細書に記載の組成物は、制汗活性物質(すなわち、制汗活性を有する任意の物質、混合物、又は他の材料)を含まないか、実質的に含まなくともよく、又は含んでもよい。好適な制汗活性物質の例としては、アルミニウム、ジルコニウム、及び亜鉛、並びにこれらの混合物の無機及び有機塩のような収斂性金属塩が挙げられる。そのような制汗活性物質としては、例えば、アルミニウムハライド、アルミニウムヒドロキシハライド、ジルコニルオキシハライド、ジルコニルヒドロキシハライド、及びその混合物などのアルミニウム及びジルコニウム塩が挙げられる。
製造物品
組成物は、スプレーディスペンサーを含む製造物品に含まれてもよい。スプレーディスペンサーは、分注される組成物を含む容器を含んでもよい。スプレーディスペンサーは、エアロゾル化された組成物(すなわち、噴射剤を含む組成物)を容器内に含んでもよい。スプレーディスペンサーの他の非限定的な例としては、非エアロゾルディスペンサー(例えば、蒸気スプレー)、手動ディスペンサー、ポンプスプレーディスペンサー、又は当業界で入手可能な任意の他の好適なスプレーディスペンサーが挙げられる。
組成物は、スプレーディスペンサーを含む製造物品に含まれてもよい。スプレーディスペンサーは、分注される組成物を含む容器を含んでもよい。スプレーディスペンサーは、エアロゾル化された組成物(すなわち、噴射剤を含む組成物)を容器内に含んでもよい。スプレーディスペンサーの他の非限定的な例としては、非エアロゾルディスペンサー(例えば、蒸気スプレー)、手動ディスペンサー、ポンプスプレーディスペンサー、又は当業界で入手可能な任意の他の好適なスプレーディスペンサーが挙げられる。
使用方法
本明細書に記載の組成物は、当業界で既知の任意の容器により、又は組成物を基材に送達するのに好適な任意のスプレーディスペンサーによりパッケージされてもよい。組成物は、芳香剤の放出の起因になる水分が使用可能な任意の物質に適用されてもよい。組成物を人体に適用するとき、組成物は、皮膚の任意の領域に適用されてもよく、身体の任意の領域に適用されてもよい。あるいは、組成物は、布地などの任意の物品、又は限定ではないが、女性用衛生物品、おむつ、及び成人用失禁物品を含む任意の吸収性物品に適用されてもよい。例えば、組成物は、ボディスプレー、女性用スプレー、成人用失禁スプレー、ベビースプレー、又は他のスプレーとして使用されてもよい。消費者は、女性用スプレー又は成人用失禁スプレーを身体並びに女性用衛生/失禁物品1つ以上の外部表面に適用してもよい。消費者が予め購入した物品上に組成物を自己投与できるメリットは、消費者が、どれだけの組成物が各物品使用に対して欲せられるかを選択し、及び適用量を必要に応じて変えることができるということである。一部の女性用衛生及び成人用失禁物品は、芳香剤及び/又は悪臭対応材料(例えば、ゼオライト、吸収型ゲル材料)を物品内に含んでもよい。及び一部の女性用衛生及び成人用失禁物品はそのような材料を欠く。したがって、消費者は、物品内に芳香剤/悪臭対応材料を含むか、又は含まない物品の外部表面に本発明の組成物を適用することができる。
本明細書に記載の組成物は、当業界で既知の任意の容器により、又は組成物を基材に送達するのに好適な任意のスプレーディスペンサーによりパッケージされてもよい。組成物は、芳香剤の放出の起因になる水分が使用可能な任意の物質に適用されてもよい。組成物を人体に適用するとき、組成物は、皮膚の任意の領域に適用されてもよく、身体の任意の領域に適用されてもよい。あるいは、組成物は、布地などの任意の物品、又は限定ではないが、女性用衛生物品、おむつ、及び成人用失禁物品を含む任意の吸収性物品に適用されてもよい。例えば、組成物は、ボディスプレー、女性用スプレー、成人用失禁スプレー、ベビースプレー、又は他のスプレーとして使用されてもよい。消費者は、女性用スプレー又は成人用失禁スプレーを身体並びに女性用衛生/失禁物品1つ以上の外部表面に適用してもよい。消費者が予め購入した物品上に組成物を自己投与できるメリットは、消費者が、どれだけの組成物が各物品使用に対して欲せられるかを選択し、及び適用量を必要に応じて変えることができるということである。一部の女性用衛生及び成人用失禁物品は、芳香剤及び/又は悪臭対応材料(例えば、ゼオライト、吸収型ゲル材料)を物品内に含んでもよい。及び一部の女性用衛生及び成人用失禁物品はそのような材料を欠く。したがって、消費者は、物品内に芳香剤/悪臭対応材料を含むか、又は含まない物品の外部表面に本発明の組成物を適用することができる。
女性用/成人用失禁用途
本明細書は好適な芳香剤材料を上記に例示したが、本開示は、女性用衛生製品又は成人用失禁製品の形である場合、本発明の組成物に特に好適であることができる、一部の代表的な(非限定的な)芳香剤化合物を下記で強調する。一部の実施形態では、20以上の「チオール蒸気圧抑制指数」(TVPS)を有する芳香剤化合物が好適であることもある。チオール蒸気圧抑制指数(TVPS)は、fast GC instrumentである、zNose 7100(Electronic Sensor Technologies,NewburyPark,CA)を用いて測定される、化合物によるヘッドスペース中のブタンチオール濃度の低減の目安である。任意の測定の前に、この装置をメーカーの使用説明書に従って同一の実験設定下で較正する。この装置は、DB−5カラム(EST Part No.SYS7100C5,Electronic Sensor Technologies,NewburyPark,CA)、1m長さ、0.25μm相厚さ、及び0.25mmの直径を有する。TVPS測定の実験設定は次の通りである。
サンプリング時間:10秒
センサ温度:40℃
初期カラム温度:40℃
入口温度:40℃
バルブ温度:40℃
カラム温度ランプ速度:10℃/秒
最終カラム温度:200℃
本明細書は好適な芳香剤材料を上記に例示したが、本開示は、女性用衛生製品又は成人用失禁製品の形である場合、本発明の組成物に特に好適であることができる、一部の代表的な(非限定的な)芳香剤化合物を下記で強調する。一部の実施形態では、20以上の「チオール蒸気圧抑制指数」(TVPS)を有する芳香剤化合物が好適であることもある。チオール蒸気圧抑制指数(TVPS)は、fast GC instrumentである、zNose 7100(Electronic Sensor Technologies,NewburyPark,CA)を用いて測定される、化合物によるヘッドスペース中のブタンチオール濃度の低減の目安である。任意の測定の前に、この装置をメーカーの使用説明書に従って同一の実験設定下で較正する。この装置は、DB−5カラム(EST Part No.SYS7100C5,Electronic Sensor Technologies,NewburyPark,CA)、1m長さ、0.25μm相厚さ、及び0.25mmの直径を有する。TVPS測定の実験設定は次の通りである。
サンプリング時間:10秒
センサ温度:40℃
初期カラム温度:40℃
入口温度:40℃
バルブ温度:40℃
カラム温度ランプ速度:10℃/秒
最終カラム温度:200℃
化合物のTVPSを以下の方法で測定する:100μL±1μLのエタノール(200プルーフ)中、1体積/体積%ブタンチオール(99%、純度)溶液を1mLバイアル(8×40mm)の中に入れる。これらのバイアルは、ホウケイ酸ガラスの直壁バイアルである。好適なブタンチオールはSigma−Aldrich(Sigma−Aldrich,St.Louis,MO)からのアイテム112925である。別の1mLバイアル(8×40mm)中に5μL±0.2μLの化合物を加える。次いで、両方のオープンバイアルを20mLのヘッドスペースバイアル(22×75mm)内に入れ、及びPTFE/シリコーンセプタ付きのねじ山栓を用いて、バイアルを直ちに封止する。バイアルを37℃まで4時間加熱する。4時間後、バイアルをオーブンから取り出し、25℃±2℃で15分間平衡化させる。上述の実験プロトコルに従い、zNoseを用いてバイアル内のヘッドスペースをサンプリングする。同一のプロトコルを用いて、ブタンチオール単独、及び揮発性活性物質単独を含む試料を測定して、両方の材料に対するピークを同定する。ブタンチオールに対する許容し得る保持指数は、720±30である。ブタンチオールピーク及び揮発性材料ピークのピークが一緒に溶離するならば、当業者ならばプロトコル設定を改変して、これらのピークを分離することができる。1.5の最低分解能が得られなければならない。例えば、カラム温度昇温速度を変えることができる。試料の間に、装置をクリーニングして、いかなる痕跡の材料も除去しなければならない。装置をクリーニングするために、100超カウントのピークが観察されなくなるまで装置を必要に応じて、試料無しで運転する。
ヘッドスペース中のブタンチオールの量をクロマトグラフのブタンチオール(ABtSH、Rx)に対するピーク面積から測定する。ヘッドスペース中のブタンチオール低減%を計算するために、揮発性材料無しのブタンチオール溶液によるコントロールを同じ方法で測定し、面積も測定する(ABtSH、C)。次いで、TVPSを次の式を用いて計算されるブタンチオール面積における低減%として測定する。
20よりも高いTVPSを有する芳香剤化合物としては、(a)メロナール、アドキサール、trans−2−ヘキセナール、リグストラール、フローラルスーパー、フロールヒドラール、5−メチル−2−チオフェン−カルボキシアルデヒド、ヒドラトロプアルデヒド、ウンデセナール、9−ウンデセナール、10−ウンデセナール、trans−4−デセナール、cis−6−ノネナール、イソシクロシトラール、プレシクレモンb、(E)−2、(z)−6−ノナジエナール、ウンデシルアルデヒド、メチル−オクチル−アセトアルデヒド、ラウリンアルデヒド、シルビアル、バニリン、及びフローラルゾンが挙げられるが、それに限定されない。
上記のリスト(a)中の全てのこれらの化合物は、イオウ原子を含有する悪臭性分子(チオール型悪臭、通常例えば月経液、糞便、食物などにおける蛋白質分解に関連する)に対して特に反応性である。反応性化合物の主要な機能は、窒素原子を含有する悪臭性分子(アミン型悪臭、通常尿又はたまねぎのような特定の食品の分解から生じる)及び/又はイオウ原子を含有する悪臭性分子(チオール型悪臭、通常、例えば通常例えば月経液、糞便、食物などにおける蛋白質分解に関連する)などの悪臭と化学反応することである。アンモニア/アミンは、経血又は尿などの体液の吸収に伴う悪臭の一成分である。例えば、アンモニア/アミンは、尿の分解により尿吸収に使用される吸収性製品中に多量に通常存在する。アンモニア/アミン及びその誘導体は、アルデヒド及び/又はケトンと反応してイミンを形成することができる(いわゆるシッフ(Schiff)塩基反応による)。
この反応は酵素及び/又は弱酸性のpH 4〜5によって触媒作用を受ける。温和な酸性条件は、ヒドロキシ中間体のプロトン化して水の除去を可能にするために必要である。
悪臭性イオウ系化合物は、通常、例えば月経液排出物又は食物中の蛋白質の分解により生成するので、そのコントロールがサンタリーナプキン又はパンティライナーなどの月経吸収性物品並びに食物残渣又は糞便などの他の蛋白質性材料と接触する他の吸収性物品において特に重要である。作用の機構は現時点では充分に理解されていないが、それは、チオールがアルデヒド及びケトンと反応して、チオアセタール及びチオケタールを形成することができるという事実に結び付けられると考えられる。
原理的には、上述の化学反応は任意のアルデヒドから収得可能であるが、実際にはこれらのタイプの反応でのアルデヒドの反応性及び吸収性物品の具体的な文脈でのアルデヒドの反応性は極めて異なる。本発明の反応性化合物は、窒素系の悪臭性分子との反応で有効であり、イオウ系の悪臭性分子との反応で特に有効である。
好ましい追加の芳香剤化合物は下記のリスト(b)、(c)、(d)及び(e)に掲げられる。好適な選択される追加のアルデヒド及び/又はケトンは、リスト(b)に掲げられた次のものを含む、ヘキシルシンナミックアルデヒド、α−アミルシンナミックアルデヒド、p−アニスアルデヒド、ベンズアルデヒド、シンナミックアルデヒド、クミンアルデヒド、デカナール、シクラメンアルデヒド、p−t−ブチル−α−メチルジヒドロシンナミックアルデヒド、4−ヒドロキシ−3−メトキシシンナミックアルデヒド、バニリンイソブチレート、2−フェニル−3−(2−フリル)プロプ−2−エナール、エチルバニリンアセテート、バニリンアセテート、ヘプタナール、ラウリルアルデヒド、ノナナール、オクタナール、フェニルアセトアルデヒド、フェニルプロピルアルデヒド、サリチルアルデヒド、シトラール、2,4−ジヒドロキシ−3−メチルベンズアルデヒド、2−ヒドロキシ−4−メチルベンズアルデヒド、5−メチルサリチルアルデヒド、4−ニトロベンズアルデヒド、o−ニトロベンズアルデヒド、5−エチル−2−チオフェンカルバルデヒド、2−チオフェンカルバルデヒド、アサロンアルデヒド、5−(ヒドロキシメチル)−2−フラアルデヒド、2−ベンゾフランカルボキサルデヒド、2,3,4−トリメトキシベンズアルデヒド、プロトカテキュアルデヒド、ヘリオトロピン、4−エトキシ−3−メトキシベンズアルデヒド、3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒド、3−ヒドロキシベンズアルデヒド、o−メトキシシンナミックアルデヒド、3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシシンナミックアルデヒド、2,8−ジチアノン−4−3n−4−カルボキサルデヒド、ソルビンアルデヒド、2,4−ヘプタジエナール、2,4−デカジエナール、2,4−ノナジエナール、2,4−ノナジエナール、(E,E)−2,4−オクタジエン−1−アール、2,4−オクタジエナール、2,4−ドデカジエナール、2,4−ウンデカジエナール、2,4−トリデカジエン−1−アール、2−トランス−4−シス−7−シス−トリデカトリエナール、ピペロニリデンプロピオンアルデヒド、2−メチル−3−(2−フリル)アクロレイン、2,4−ペンタジエナール、2−フルフリリデンブチルアルデヒド、ヘリオナル、リラル、3−ヘキセナール、サフラナル、ベラトラアルデヒド、3−(2−フリル)アクロレイン、ピルブアルデヒド、エタンジアール、1−(2,6,6−トリメチル−1−シクロヘキセニル)ペント−1−エン−3−オン、4−(2,6,6−トリメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−3−ブテン−2−オン、4−(2,6,6−トリメチル−5−シクロヘキセン−1−イル)−3−ブテン−2−オン、5−(2,6,6−トリメチル−2−シクロヘキセン−1−イル)4−ペンテン−3−オン、(E)−4−(2,2−ジメチル−6−メチリデンシクロヘキシル)ブト−3−エン−2−オンを含む。
リスト(c)からの成分は、メントール、メンチルアセテート、メンチルラクテート、メンチルプロピオネート、メンチルブチレート、メントン、ミントテルペン、ラエボ−カルボン、Cis−3−ヘキセノール及びCis−3−ヘキセニルアセテート、コアボン、メチルジオキソランである。
クラス(d)からの成分は、メチル−ジヒドロジャスモネート、メチルジャスモネート、ユーカリプトール、テトラヒドロ−リナロール、フェニル−エチルアルコール、ヘキシルイソ−ブチレート、リナリルアセテート、ベンジルアセテート、ベンジルアルコール、又はこれらの混合物である。これらは、特に錯化剤がシクロデキストリンである場合、良好に錯化され、及び水系液体と接触すると極めて急速に放出される、揮発性材料である。それらの存在により、吸収性物品は、悪臭に対する優れた一般マスキング効果を有する、特に非常に揮発性の化合物を放出させることにより、悪臭のある液体の攻撃に対して、より迅速に反応でき、それらの蒸発速度を減速させるその他の悪臭のある化合物の蒸気圧を低減させる。
及びクラス(e)からの成分は、カンファー、p−メンタン、リモネン、クレゾール、リナロール、ミルセノール、テトラヒドロミルセノール、ジヒドロミルセノール、ミルセン、シトロネロール、シトロネリル誘導体、ゲラニオール、ゲラニル誘導体、ムゲタノール、オイゲノール、ジャスマル、テルピネオール、ピナノール、セドレン、ダマスコン、β−ピネン、シネオール及びその誘導体、ノナジエノール、エチルヘキサナール、オクタノールアセテート、メチルフルフラール、テルピネン、ツジェン、アミルアセテート、カンフェン、シトロネラール、ヒドロキシシトロネラール、エチルマルトール、メチルフェニルカルビニルアセテート、ジヒドロクマリン、ジヒドロミルセニルアセテート、ゲラニオール、ゲラニアール、イソアミルアセテート、エチル、及び/又はトリエチルアセテート、パラクレゾール、パラシメン、メチルアビエテート、ヘキシル−2−メチルブチレート、ヘキシル−2−メチルブチレート、及びそれらの混合物を含む。
ヘッドスペース試験法
8cm×13cm(3インチ×5インチ)の厚紙、プロ用エアロゾル試験ブロッターカード(Orlandi Inc.から入手可能)を試験対象の各試料に対して作製する。各ブロッターカードを分析天秤により予め秤量する。各試料をブロッターカード上に均等にスプレーする。Seaquist Perfect Dispensingからの0.09L(3オンス)スプレーアクチュエーターをはめた0.09L(3オンス)のプラスチック瓶(Matrix Packaging)を用いて、これを行うことができる。試料をスプレーした後、ブロッターカードを秤量し、おおよそ0.050g±0.0025の試料がブロッターカード上にスプレーされたことを確認しなければならない。ブロッターカードが目視評価時に適用領域間で均等に濡れていないか、又はスプレーされた試料の量がおおよそ0.050g±0.0025でない場合には、ブロッターカードを廃棄して、この工程を繰り返さなければならない。
8cm×13cm(3インチ×5インチ)の厚紙、プロ用エアロゾル試験ブロッターカード(Orlandi Inc.から入手可能)を試験対象の各試料に対して作製する。各ブロッターカードを分析天秤により予め秤量する。各試料をブロッターカード上に均等にスプレーする。Seaquist Perfect Dispensingからの0.09L(3オンス)スプレーアクチュエーターをはめた0.09L(3オンス)のプラスチック瓶(Matrix Packaging)を用いて、これを行うことができる。試料をスプレーした後、ブロッターカードを秤量し、おおよそ0.050g±0.0025の試料がブロッターカード上にスプレーされたことを確認しなければならない。ブロッターカードが目視評価時に適用領域間で均等に濡れていないか、又はスプレーされた試料の量がおおよそ0.050g±0.0025でない場合には、ブロッターカードを廃棄して、この工程を繰り返さなければならない。
全ての試料を作製したならば、ブロッターカードを適用面を上にしてペーパータオル上に置かなければならない。ブロッターカードを室温で約4時間乾燥させなければならない。乾燥後、上述のスプレーアクチュエーターをはめた類似のプラスチック瓶を用いて、各試料にブロッターカードの適用領域にわたって直接に蒸溜水を1度スプレーする。スプレー直後、試料を含むブロッターカードを、異なる0.2L(7オンス)の蓋を含む透明なポリエチレンテレフタレートカップの中に入れる。これは、ブロッターカードをロールにしてブロッターカードの長軸を横切って円筒の中に入れ、及び適用面がカップの中心に面するようにブロッターカードを配置することにより行うことができる。入れたならば、ポリエチレンテレフタレートカップへの蓋を閉じなければならず、試料はすぐ分析に対応できる。
次に、ElectronicSensor Technology,Inc.からのDB−624カラム付きのzNose Fast−GCアナライザー(Model #MEA007100)(本明細書では「zNose」と呼ぶ)又は同等物を分析用に準備する。試料を走らせる前に、zNoseをクリーニングし、較正すべきである。zNoseをクリーニングし較正するために、最初に、zNoseのスイッチを入れ、ヘリウムバルブを開き、及びプログラムMicroSense 4.5を開く。装置の全てのパーツを適切な温度になるまでそのままにしておく。これはほぼ15分かかる。
zNose中のヘリウムが低い場合には、ヘリウムタンクをzNose(「ヘリウム」と標識されている)の背面にホースにより接続し、ヘリウムタンク上のバルブを開き、及びzNose圧力ゲージが約7MPa(約1000psi)に達するまで、充填する。一杯になったなら、ヘリウムタンク上のバルブを閉じ、ホースから圧力を放出し、及びzNoseからホースを取り外す。
zNoseの入口及びニードルをクリーニングするために、バイアルの半分をメタノールで満たし、及びバブラーの先端がメタノール中に充分に沈むように、バブラーを挿入する。バイアルをサンプラーニードル上に置く。コントロールパネルで90秒と入力し、「ポンプ」を選択して、メタノールをバブリングする。次に、コントロールパネルで「Fire Trap」を2回押す。試験設定中に、カラム温度を15秒間190℃まで上げる。完了したならば、カラム温度を40℃まで下げる。モニターツール上の適当なボタンをクリックして、センサを一旦後ろへ動かす。センサ温度を100℃まで上げ、高温ブランクを起動し、及びこのファイルを保存する。ブランクは、サンプリングが行われる同一の容器の空のヘッドスペースであるべきである。センサ温度を40℃まで下げることにより、低温ブランクを運転する。大きなピークが残る場合には、クリーニング手順を上述のように繰り返す。クリーニング後、大きなピークが残る場合には、zNoseの添付マニュアル中のメンテナンンス及び修理セクションを参照する。ピークが300カウント未満であり、高KIである場合には、汚染ピークをタグ付けし、計算において考慮してもよい。
zNoseは、全てのピークがメーカーの使用説明書により100カウント未満である場合には、クリーンであり、正常動作している。「試験設定」が、センサ(50℃)、カラム(40℃)、バルブ(145℃)、入口(200℃)、トラップ(200℃)、ポンプ時間(10秒)に従って設定されているということを確認する。試験設定を設定したならば、zNoseをzNoseの添付のマニュアルに述べられているようにn−アルカン標準により較正する。これによりzNoseがメーカーの標準に従って動作していることが確認される。
zNoseがクリーンで、較正されていれば、新しいアラームファイルを作成する。新しいアラームファイルは、タグ付きのピークを含んではならない。試料をランダムに分析しなければならない。1st試料をメーカーの使用説明書に従って分析する。各試料を分析した後、メタノールを5秒間バブリングすることにより、クリーニングステップを行うべきである。次に、ブランクを分析して、ピークが残っていないことを確認すべきである。ピークが残っていないならば、1st試料を2回目に分析する。バブリングメタノールで5秒間クリーニングステップを行い、続いて、ブランクを分析して、ピークが残っていないことを確認する。ピークが残っていないならば、1st試料を3回目に分析する。バブリングメタノールで5秒間クリーニングステップを行い、続いて、ブランクを分析して、ピークが残っていないことを確認する。各試料に対して上記のステップを繰り返す。全ての試験を最初の試料の分析から1時間以内及び試料のブロッターカードへの適用後4〜5時間以内に行わなければならない。
全ての試料が分析されたならば、データをMicrosoft(登録商標)Excel(登録商標)又は同等物に転送し、各試料に伴う全てのピーク下の全面積の和を求める。各試料に対して、試料当たり3ランの各々を表す「全ピーク面積」が存在しなければならない。平均標準偏差、及び%相対標準偏差(すなわち、%RSD)を各試料に対して計算する。中間標準偏差、及び%RSDは、n=3の試料サイズ基準で各試料に対して入手可能であるべきである。
芳香剤専門家パネル
次の標準化された手順を用いて、制御された環境条件下で訓練されたパネルにより評価を行った。ほぼ10〜20人の専門家パネリストが各評価に参加した。Seaquist Perfect Dispensingからの0.09L(3オンス)スプレーアクチュエーターをはめた0.09L(3オンス)のプラスチック瓶(Matrix Packaging)を用いて、組成物をスプレーした。組成物を振盪させ、次いでパネリストの前腕上に手首の下ほぼ5〜15cm(ほぼ2〜6インチ)好ましくは最少のヘアの付いた領域に2秒間スプレーした。アクチュエーターを前腕から約15cm(約6インチ)離して保持した。この方法を他の前腕で繰り返した。各パネリストは、芳香剤の強度を、組成物の適用前(ベースライン)、及び組成物のスプレー後15分、30分、及び60分で増大する強度(例えば、1の評点は最低の強度であり、及び8の評点は最高の強度である)で1〜8で評点付けした。組成物のスプレー後45分、90分、及び180分の時点で、Seaquist Perfect Dispensingからの0.09L(3オンス)スプレーアクチュエーターをはめた0.09L(3オンス)のプラスチック瓶(Matrix Packaging)を用いて、前腕に1スプリッツの水をスプレーし、及びパネリストは水スプレー前後の強度を評点付けした。評点を記録し、及び引き続いてWilcoxon法により解析した。
次の標準化された手順を用いて、制御された環境条件下で訓練されたパネルにより評価を行った。ほぼ10〜20人の専門家パネリストが各評価に参加した。Seaquist Perfect Dispensingからの0.09L(3オンス)スプレーアクチュエーターをはめた0.09L(3オンス)のプラスチック瓶(Matrix Packaging)を用いて、組成物をスプレーした。組成物を振盪させ、次いでパネリストの前腕上に手首の下ほぼ5〜15cm(ほぼ2〜6インチ)好ましくは最少のヘアの付いた領域に2秒間スプレーした。アクチュエーターを前腕から約15cm(約6インチ)離して保持した。この方法を他の前腕で繰り返した。各パネリストは、芳香剤の強度を、組成物の適用前(ベースライン)、及び組成物のスプレー後15分、30分、及び60分で増大する強度(例えば、1の評点は最低の強度であり、及び8の評点は最高の強度である)で1〜8で評点付けした。組成物のスプレー後45分、90分、及び180分の時点で、Seaquist Perfect Dispensingからの0.09L(3オンス)スプレーアクチュエーターをはめた0.09L(3オンス)のプラスチック瓶(Matrix Packaging)を用いて、前腕に1スプリッツの水をスプレーし、及びパネリストは水スプレー前後の強度を評点付けした。評点を記録し、及び引き続いてWilcoxon法により解析した。
芳香剤非訓練パネル
次の標準化された手順を用いて、評価を制御された環境条件下で非訓練パネルにより行った。ほぼ5人の非訓練パネリストが各評価に参加した。Seaquist Perfect Dispensingからの0.09L(3オンス)スプレーアクチュエーターをはめた0.09L(3オンス)のプラスチック瓶(Matrix Packaging)を用いて、8cm×13cm(3インチ×5インチ)の厚紙、プロ用エアロゾル試験ブロッターカード(Orlandi Inc.から入手可能)上に組成物をスプレーした。0.050g±0.0025の量の組成物を各ブロッターカードに適用した。各ブロッターカードに適用した量は分析天秤を用いて確認できる。組成物のスプレーに続いて、ブロッターカードを24時間乾燥させた。乾燥後、Seaquist Perfect Dispensingからの0.09L(3オンス)スプレーアクチュエーターをはめた0.09L(3オンス)のプラスチック瓶(Matrix Packaging)を用いて、ブロッターカードにほぼ0.025gの水をスプレーし、及び評価のために0.2L(7オンスの透明)ポリエチレンテレフタレートカップの中に入れた。パネリストは、芳香剤の強度を1〜7で増大する強度の順(例えば、1の評点は最低の強度であり、及び7の評点は最高の強度である)で評点付けするように説明を受けた。等級を記録し、及び引き続いてWilcoxon法により解析した。
次の標準化された手順を用いて、評価を制御された環境条件下で非訓練パネルにより行った。ほぼ5人の非訓練パネリストが各評価に参加した。Seaquist Perfect Dispensingからの0.09L(3オンス)スプレーアクチュエーターをはめた0.09L(3オンス)のプラスチック瓶(Matrix Packaging)を用いて、8cm×13cm(3インチ×5インチ)の厚紙、プロ用エアロゾル試験ブロッターカード(Orlandi Inc.から入手可能)上に組成物をスプレーした。0.050g±0.0025の量の組成物を各ブロッターカードに適用した。各ブロッターカードに適用した量は分析天秤を用いて確認できる。組成物のスプレーに続いて、ブロッターカードを24時間乾燥させた。乾燥後、Seaquist Perfect Dispensingからの0.09L(3オンス)スプレーアクチュエーターをはめた0.09L(3オンス)のプラスチック瓶(Matrix Packaging)を用いて、ブロッターカードにほぼ0.025gの水をスプレーし、及び評価のために0.2L(7オンスの透明)ポリエチレンテレフタレートカップの中に入れた。パネリストは、芳香剤の強度を1〜7で増大する強度の順(例えば、1の評点は最低の強度であり、及び7の評点は最高の強度である)で評点付けするように説明を受けた。等級を記録し、及び引き続いてWilcoxon法により解析した。
本発明の多くの変形が可能であるので、以下の実施例は例示目的のみのために与えられ、本発明の限定として解釈されるべきでない。
下記の表1は、ヘッドスペースの中への芳香剤の放出に及ぼす非揮発性溶剤の結果を示す。本明細書に開示のヘッドスペース試験方法を用いて、表1に示す組成物に対する全面積カウントを測定した。実施例は、組成物の重量で0.25重量%の代表的な芳香剤、組成物の重量で1重量%のメチル化−β−シクロデキストリン(表1中「mβCD」として示される)、及び表示された%の非揮発性溶剤、ジプロピレングリコール又はトリエチルシトレートを含有するものであった。配合の残りをエタノールで100重量%にバランスさせた。配合物を混合して均質性を確保した。
表1からの実施例B及び実施例Cを実施例Aと比較すると、ジプロピレングリコール又はトリエチルシトレートのいずれかの添加は、ヘッドスペースの中へ放出される芳香剤の量をそれぞれほぼ21重量%及び33重量%減少させた。組成物中のメチル化−β−シクロデキストリンに対するジプロピレングリコール又はトリエチルシトレートのいずれかの濃度を増加させることは、ヘッドスペースの中に放出される芳香剤の量を添加量に依存して更に減少させた。例えば、実施例Dを実施例Bに比較すると、メチル化−β−シクロデキストリンに対するジプロピレングリコールの濃度を増加させることは、ヘッドスペースの中に放出される芳香剤の量を実施例Bに対する159514のカウントから実施例Cに対する70821のカウントへと減少させた。表1からの実施例Hを実施例Aと比較すると、ジプロピレングリコールを組成物中でジプロピレングリコール:メチル化−β−シクロデキストリンの1:1の比で含めることは、ヘッドスペースの中に放出される芳香剤の量をほぼ95重量%減少させた。ジプロピレングリコールの代わりにトリエチルシトレートを組成物中に含めると類似の傾向が観察された。これらのデータは、非揮発性溶剤の組み込みが、メチル化−β−シクロデキストリンを含む組成物からの芳香剤の放出を抑制し得るということを示唆する。これらのデータは、ヘッドスペースの中への芳香剤の放出の最大化に鑑みると非揮発性溶剤:メチル化−β−シクロデキストリンの比がそのような組成物を配合するのに重要な考慮であるということを更に示唆する。
下記の表2は、本明細書に記載の芳香剤非訓練パネルにより求められるヘッドスペースの中への芳香剤の放出に及ぼす非揮発性溶剤の影響を示す。実施例1は、芳香剤自身内の痕跡量のジプロピレングリコールによる非揮発性溶剤:メチル化−β−シクロデキストリンの比を含むものであった。メチル化−β−シクロデキストリンに対して最少量の非揮発性溶剤を含む実施例1は、芳香剤非訓練パネルによる得点7.0の最高の平均ランキングを獲得した。実施例2を実施例1と比較すると、メチル化−β−シクロデキストリンに対する非揮発性溶剤のジプロピレングリコールの濃度を1:4の比まで増加させることは、6.0の平均ランキング、実施例1に帰属されるものよりも統計的に有意に低いランキングをもたらした。実施例3を実施例1と比較すると、メチル化−β−シクロデキストリンに対する非揮発性溶剤のトリエチルシトレートの濃度を1:5の比まで増加させることは、3.8の平均ランキング、実施例1に帰属されるものよりも統計的に有意に低いランキングをもたらした。
実施例4及び実施例6を実施例2と比較すると、メチル化−β−シクロデキストリンに対する非揮発性溶剤のジプロピレングリコールの濃度を1:1(実施例4)又は2:1(実施例6)の比まで更に増加させることは、それぞれ3.6及び2.6の平均ランキング、実施例2に帰属されるものよりも統計的に有意に低いランキングをもたらした。実施例4及び実施例3、実施例5及び実施例3、実施例6及び実施例3、又は実施例7及び実施例3の間に有意な差異は観察されなかった。これらのデータは、そのような組成物中に非揮発性溶剤を含むことが、芳香剤の放出を抑制する可能性があるということ及び非揮発性溶剤:メチル化−β−シクロデキストリンの比が、ヘッドスペースの中への芳香剤の放出を最大化することに鑑みてそのような組成物の配合に重要な考慮であるというヘッドスペース試験方法から得られる発見を裏付ける。
下記の表3は、本明細書に記載の芳香剤専門家パネルにより測定された、ヘッドスペースの中への芳香剤の放出に及ぼすエアロゾル化された組成物中の非揮発性溶剤の効果を示す。表3は、水の吹きかけ前及び後のパネリストの平均評点付けを示し、このパネリストは、実施例8、9、及び10のスプレー後180分の被験者の前腕を評点付けした。実施例8は、非揮発性溶剤、ジプロピレングリコール及びイソプロピルミリステートを含むが、メチル化−β−シクロデキストリンを含まなかった。実施例9は、メチル化−β−シクロデキストリン及び非揮発性溶剤、ジプロピレングリコール及びイソプロピルミリステートを含むものであった。実施例10は、メチル化−β−シクロデキストリンを含むが、非揮発性溶剤、ジプロピレングリコール及びイソプロピルミリステートを含まなかった。
実施例8を実施例9と比較すると、実施例9の組成物へのメチル化−β−シクロデキストリンの添加は、評点付けを水の適用の前に行うと平均得点の増加にも拘わらず平均ランキングの統計的に有意な増加を生じなかった。対照的に、水の適用後は、実施例9は、実施例8と比較して評点の統計的に有意な増加を生じた(4.5対4)。実施例9を10と比較すると、実施例10におけるように非揮発性溶剤の除外は、評点付けを水の適用の前に行うと実施例9と比較してパネリストによるランキングの統計的に有意な増加を生じなかった。驚くべきことには、実施例10におけるように非揮発性溶剤の除外は、評点付けを水の適用の後に行うと実施例9との比較によるランキングの統計的に有意な増加を生じた(4.9対4.5)。これらのデータは、そのような組成物中への非揮発性溶剤の組み込みが芳香剤の放出を抑制することができるというヘッドスペース試験方法及び芳香剤非訓練パネルから得られる発見を裏付ける。
下記の表4はエアロゾル化された組成物の別の実施例を示す。実施例11は、1,1−ジフルオロエタン、メチル化−β−シクロデキストリン、及び芳香剤を含む。
下記の表5(値は重量%である)は、月経、尿、又は他の身体滲出物に伴う悪臭を処理するためのインティメイトスキンに適用可能な女性又は成人用失禁スプレー及び/又は吸収性物品の形の本発明の組成物の実施例を示す。代表的な女性及び成人用失禁スプレー組成物を下記の表5に示す。実施例12〜19は、組成物がインティメイトスキン及び/又は吸収性物品に適用可能であるように、分離した可搬型容器にパッケージ化可能であり、及び公衆及び他の非個人用トイレの中に搬入可能である。代表的な容器としては25、50、75、又は100mLの内容積を有するスプレー瓶が挙げられる。
下記の表6は、表5に掲げた実施例12〜19の中に組み込み可能な代表的な芳香剤組成物を示す。
本明細書の全体を通じて与えられる全ての最大数値限定は、それよりも小さい数値限定を、そうしたより小さい数値限定があたかも本明細書に明確に記載されているものと同様にして包含するものと理解すべきである。本明細書全体を通して記載される全ての最小数値限定は、このようなより高い数値限定が本明細書に明示的に記載されているかのように、全てのより高い数値限定を含む。本明細書全体を通して記載される全ての数値範囲は、このようなより狭い数値範囲が本明細書に明示的に記載されているかのように、このようなより広い数値範囲内の全てのより狭い数値範囲を含む。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らない限り、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
相互参照されるか又は関連する全ての特許又は特許出願、及び本出願に添付される出願データシートに特定されている任意の特許又は特許出願又は特許を含む、本願に引用される全ての文書を、特に除外すること又は限定することを明言しない限りにおいて、その全容にわたって本願に援用するものである。いずれの文献の引用も、こうした文献が本明細書で開示又は特許請求される全ての発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、あるいは、こうした文献が、単独で、又は他の全ての参照文献との任意の組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更に、本文書内の用語のいずれかの意味又は定義が、参照によって援用される文書内の同じ用語のいずれかの意味又は定義と矛盾する場合、本文書においてその用語に付与される意味又は定義が優先するものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
Claims (10)
- 女性又は成人用失禁スプレー組成物であって、前記組成物は、
水溶性環状オリゴ糖、エタノール可溶性環状オリゴ糖、水溶性及びエタノール可溶性環状オリゴ糖、並びに以下の混合物であって、
i)芳香剤と、
ii)揮発性溶剤と、
iii)非揮発性溶剤との混合物、からなる群から選択される環状オリゴ糖を含み、
前記環状オリゴ糖に対する前記非揮発性溶剤の重量比が、1:1未満である、組成物。 - 前記組成物は、水溶性及びエタノール可溶性環状オリゴ糖を含む、請求項1に記載のスプレー。
- 前記組成物は、前記組成物の0.75重量%〜5重量%の水溶性及びエタノール可溶性環状オリゴ糖を含む、請求項1又は2に記載のスプレー。
- 前記芳香剤は、前記芳香剤組成物の30重量%超の芳香アルデヒドの芳香剤組成物を含み、そのうちの少なくとも10重量%は、20超のチオール蒸気圧抑圧指数を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスプレー。
- 前記水溶性及びエタノール可溶性環状オリゴ糖は、ヒドロキシプロピル−α−シクロデキストリン,ヒドロキシルプロピル−β−シクロデキストリン,メチル−α−シクロデキストリン,メチル−β−シクロデキストリン、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のスプレー。
- 前記水溶性及びエタノール可溶性環状オリゴ糖は、メチル−β−シクロデキストリンを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のスプレー。
- 前記非揮発性溶剤は、ベンジルベンゾエート、ジエチルフタレート、トリエチルシトレート、プロピレングリコール、イソプロピルミリステート、ジプロピレングリコール、パンテノール、パンテニルトリアセテート、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のスプレー。
- 前記組成物は、前記組成物の60重量%超の前記揮発性溶剤を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のスプレー。
- 前記組成物は、前記組成物の0.5重量%〜5重量%の前記非揮発性溶剤を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のスプレー。
- ビタミンB5誘導体を更に含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載のスプレー。
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