JP2016511162A - テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッド - Google Patents

テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッド Download PDF

Info

Publication number
JP2016511162A
JP2016511162A JP2016500664A JP2016500664A JP2016511162A JP 2016511162 A JP2016511162 A JP 2016511162A JP 2016500664 A JP2016500664 A JP 2016500664A JP 2016500664 A JP2016500664 A JP 2016500664A JP 2016511162 A JP2016511162 A JP 2016511162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
polishing pad
protrusions
protrusion
pad according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016500664A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6085064B2 (ja
Inventor
ポール アンドレ ルフェーブル,
ポール アンドレ ルフェーブル,
ウィリアム シー. アリソン,
ウィリアム シー. アリソン,
アレクサンダー ウィリアム シンプソン,
アレクサンダー ウィリアム シンプソン,
ダイアン スコット,
ダイアン スコット,
ピン フアン,
ピン フアン,
レスリー エム. チャーンズ,
レスリー エム. チャーンズ,
ジェイムズ リチャード ラインハート,
ジェイムズ リチャード ラインハート,
ロバート ケープリッチ,
ロバート ケープリッチ,
Original Assignee
ネクスプラナー コーポレイション
ネクスプラナー コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ネクスプラナー コーポレイション, ネクスプラナー コーポレイション filed Critical ネクスプラナー コーポレイション
Publication of JP2016511162A publication Critical patent/JP2016511162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6085064B2 publication Critical patent/JP6085064B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/11Lapping tools
    • B24B37/20Lapping pads for working plane surfaces
    • B24B37/26Lapping pads for working plane surfaces characterised by the shape of the lapping pad surface, e.g. grooved

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッドが、説明される。テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッドを製作する方法もまた、説明される。一実施形態において、基板を研磨するための研磨パッドは、裏面の反対に研磨側を有する研磨体と、研磨体の研磨側と連続している複数の突出部を備えている研磨表面であって、各突出部は、研磨体から遠位の平坦表面と、平坦表面から前記研磨体に向かって外向きにテーパ状の側壁とを備えている、研磨表面とを備えている。

Description

本発明の実施形態は、化学機械的研磨(CMP)の分野に関し、特に、テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッドに関する。
一般に、CMPと略される、化学機械的平坦化または化学機械的研磨は、半導体ウエハまたは他の基板を平坦化するための半導体製作において使用される技法である。
本プロセスは、摩耗性かつ腐食性化学スラリー(一般に、コロイド)と併せて、研磨パッドと、典型的には、ウエハより大きい直径の保定リングとの使用を伴う。研磨パッドおよびウエハは、動的研磨ヘッドによって一緒に加圧され、プラスチック保定リングによって、定位置に保持される。動的研磨ヘッドは、研磨の間、回転させられる。本アプローチは、材料の除去を補助し、いかなる不規則トポグラフィも均等化し、ウエハを平坦または平面にする傾向にある。これは、追加の回路要素の形成のためのウエハを設定するために、必要であり得る。例えば、これは、表面全体をフォトリソグラフィシステムの被写界深度内に持って来るために、またはその位置に基づいて、材料を選択的に除去するために必要である場合がある。典型的被写界深度要件は、最新の50ナノメートル未満の技術ノードに対してオングストロームレベルまで至る。
材料除去のプロセスは、木材上の紙ヤスリのような単なる摩耗剥離ではない。スラリー中の化学物質はまた、除去されるべき材料と反応する、および/またはそれを脆弱化する。摩耗は、この脆弱化プロセスを加速させ、研磨パッドは、反応した材料を表面から一掃するのに役立つ。スラリー技術における進歩に加え、研磨パッドは、ますます複雑化するCMP動作において、重要な役割を果たす。
しかしながら、追加の改良が、CMPパッド技術の進化に必要とされる。
本発明の実施形態は、テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッドを含む。
ある実施形態では、基板を研磨するための研磨パッドは、裏面の反対に研磨側を有する研磨体を含む。研磨パッドはまた、研磨体の研磨側と連続している複数の突出部を有する研磨表面を含む。各突出部は、研磨体から遠位の平坦表面と、平坦表面から研磨体に向かって外向きにテーパ状の側壁とを有する。
別の実施形態では、基板を研磨するための研磨パッドは、裏面の反対に研磨側を有する研磨体を含む。研磨パッドはまた、研磨体の研磨側と連続している複数の突出部を有する研磨表面を含む。各突出部は、研磨表面の最外平面における修正された四辺多角形形状と、最外平面から研磨体に向かって外向きにテーパ状の側壁とを有する。
図1は、従来の研磨パッドの研磨表面内に配置される、同心円形溝パターンの見下げ平面図を図示する。 図2Aは、本発明のある実施形態による、研磨パッドの研磨表面内に配置される突出部パターンの見下げ平面図を図示する。 図2Bは、本発明のある実施形態による、図2Aの一部の突出部パターンの拡大図である。 図2Cは、本発明のある実施形態による、円柱形突出部と図2D−2Gに示される実施例を比較するために、図2Bのa−a’軸に沿った比較断面図である。 図2Dは、本発明のある実施形態による、平面側壁を有する突出部の図2Bのa−a’軸に沿った比較断面図である。 図2Eは、別の本発明の実施形態による、湾曲付き側壁を有する突出部の図2Bのa−a’軸に沿った比較断面図である。 図2Fは、別の本発明の実施形態による、段付き側壁を有する突出部の図2Bのa−a’軸に沿った比較断面図である。 図2Gは、別の本発明の実施形態による、下が切り取られた部分を伴う、全体的に外向きの側壁を有する、突出部の図2Bのa−a’軸に沿った断面画像である。 図3Aは、本発明のある実施形態による、図2A−2Gの研磨パッドの例示的中心フィールドを図示し、研磨表面は、ボタンの六角形形状の片側に、三角形クロッキングマークを有するボタン領域を含む。 図3Bは、本発明のある実施形態による、図2A−2Gの研磨パッドの例示的外側フィールドを図示し、研磨表面は、研磨体の研磨側の最外縁に、複数の突出部を包囲する固形リングを含む。 図4は、円形(「A」)、卵形(「B」)、三角形(「C」)、五角形(「D」)、および六角形(「E」)等の突出部の研磨表面形状選択肢を図示し、それぞれ、本発明のある実施形態による、テーパ状側壁を有する。 図5Aは、本発明のある実施形態による、六角形に詰められた配列における突出部のパターンを図示する。 図5Bは、本発明のある実施形態による、正方形に詰められた配列における突出部のパターンを図示する。 図5Cは、本発明のある実施形態による、突出部群間により大きい間隔を伴う、略正方形に詰められた配列における突出部のパターンを図示する。 図6Aは、本発明のある実施形態による、略正方形または長方形形状の突出部群間により大きい間隔を伴う、略六角形に詰められた配列における突出部のパターンを図示する。 図6Bは、本発明のある実施形態による、菱形形状の突出部群間により大きい間隔を伴う、略六角形に詰められた配列における突出部のパターンを図示する。 図6Cは、本発明のある実施形態による、三角形形状の突出部群間により大きい間隔を伴う、略六角形に詰められた配列における突出部のパターンを図示する。 図6Dは、本発明のある実施形態による、細片ベースの形状の突出部群間により大きい間隔を伴う、略六角形に詰められた配列における突出部のパターンを図示する。 図7は、本発明のある実施形態による、菱形形状の突出部群間により大きい間隔を伴い、菱形形状の群がサブパターンに配列される、略六角形に詰められた配列における突出部のパターンを図示する。 図8Aは、本発明のある実施形態による、研磨パッドの研磨表面内に配置される、修正された四辺形突出部パターンの角度付けられた平面図を図示する。 図8Bは、本発明のある実施形態による、図8Aの研磨パッドの例示的中心フィールドを図示し、研磨表面は、修正された正方形形状を有するボタン領域を含む。 図8Cは、図8Aの研磨パッドの例示的外側フィールドを図示し、研磨表面は、本発明のある実施形態による、研磨体の研磨側の最外縁において、複数の修正された四辺形突出部を包含する固形リングを含む。 図9Aは、本発明のある実施形態による、4つの丸い角を伴う正方形、4つの切り欠き付き角を伴う正方形、および4つの弧状辺を伴う正方形等、修正された四辺形研磨突出部の研磨表面形状の選択肢を図示する。 図9Bは、本発明のある実施形態による、修正された正方形形状、修正された長方形形状、修正された菱形形状、および修正された台形形状等、修正された四辺形研磨突出部のための下地として使用される四辺形形状の選択肢を図示する。 図10は、本発明のある実施形態による、突出部パターンの見下げ平面図を図示し、パターンは、研磨パッドの研磨表面内に配置される、局所透過性(LAT)領域および/または指示領域によって中断される。 図11A−11Fは、本発明のある実施形態による、研磨パッドの製作において使用される動作の断面図を図示する。 図11A−11Fは、本発明のある実施形態による、研磨パッドの製作において使用される動作の断面図を図示する。 図11A−11Fは、本発明のある実施形態による、研磨パッドの製作において使用される動作の断面図を図示する。 図11A−11Fは、本発明のある実施形態による、研磨パッドの製作において使用される動作の断面図を図示する。 図11A−11Fは、本発明のある実施形態による、研磨パッドの製作において使用される動作の断面図を図示する。 図11A−11Fは、本発明のある実施形態による、研磨パッドの製作において使用される動作の断面図を図示する。 図12は、本発明のある実施形態による、テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッドと適合性がある、研磨装置の等角側面図を図示する。
テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッドが、本明細書に説明される。以下の説明では、本発明の実施形態の完全な理解を提供するために、具体的研磨パッド設計および組成物等の多数の具体的詳細が、記載される。本発明の実施形態は、これらの具体的詳細を伴わずに、実践され得ることは、当業者に明白であろう。他の事例では、半導体基板の化学機械的平坦化(CMP)を行うためのスラリーと研磨パッドの組み合わせに関する詳細等、公知の処理技法は、本発明の実施形態を不必要に曖昧にしないように、詳細に説明されない。さらに、図に示される種々の実施形態は、例証的表現であり、必ずしも、正確な縮尺で描かれていないことを理解されたい。
CMP動作において、基板を研磨するための研磨パッドは、典型的には、その中に形成される物理的溝または突出部を伴う、少なくとも1つの表面を含む。溝または突出部は、CMP動作において使用されるスラリーのリザーバを提供しながら、基板を研磨するための適切な量の表面積を平衡化するように配列され得る。本発明の実施形態によると、突出部パターンは、研磨パッドの研磨表面に対して説明される。一実施形態では、各突出部は、研磨パッドの研磨体から遠位の平坦表面または平面を有し、平坦表面または平面から研磨体に向かって外向きにテーパ状になる側壁を伴う。
本明細書に説明される突出部パターンは、スラリーを使用するCMP動作において、基板を研磨するための利点を提供し得るか、または従来技術研磨パッドより有利であり得る。例えば、本明細書に説明される突出部パターンの利点として、(a)研磨パッドが研磨される基板に対して回転させられるにつれた、研磨される基板にわたるスラリーベースの研磨プロセスの改善された平均化、(b)従来の溝または突出部パターンを伴うパッドに対する研磨パッド上への改善されたスラリーの保持が挙げられ得る。さらに、外向きにテーパ状の側壁は、図11A−11Fに関連して以下により詳細に説明されるように、研磨パッドの製作中における離型を補助し得る。概して、本発明の実施形態は、研磨表面の研磨平面内の全寸法に対して比較的に類似した値を有する突出部特徴の使用を含む。突出部は、成形プロセスによって形成され得、そのような突出部形状は、典型的には、そうでなければ、パターンを研磨表面に切り込むことによって形成するには実践的ではないであろう。
背景を提供するために、従来の研磨パッドは、典型的には、同心円溝パターンを有し、それらを半径方向溝が通り抜ける。例えば、図1は、従来の研磨パッドの研磨表面内に配置される、同心円形溝パターンの見下げ平面図を図示する。
図1を参照すると、研磨パッド100は、研磨表面102および裏面(図示せず)を有する、研磨体を含む。研磨表面102は、同心円104の溝のパターンを有する。溝のパターンはまた、図1に描写されるように、最内円形から最外円形へと連続する複数の半径方向溝106を含む。そのような溝パターンの潜在的短所として、大きな同心溝にわたるスラリー分布の不良平均化および/または半径方向溝に沿った排出によるスラリー損失が挙げられ得る。
図1とは対照的に、以下の図2Aに例示されるように、本発明の実施形態は、従来の溝間隔と比較して狭く離間される、突出部のパターンを含む。さらに、研磨表面の平面内の突出部の全寸法は、比較的に類似しており、故に、各突出部は、一貫した局所研磨特性を提供するために効果的であり得る。従来の溝を回避することによって、研磨パッド上のスラリー保持は、そのような突出部の使用により改良され得る。
本発明のある側面では、研磨パッドは、その上に連続突出部のパターンを有する研磨表面を伴って製作され得、各突出部は、テーパ状側壁を有する。実施例として、図2Aは、本発明のある実施形態による、研磨パッドの研磨表面内に配置される突出部パターンの見下げ平面図を図示する。図2Bは、図2Aの一部の突出部パターンの拡大図であり、平面図視点からのテーパ状側壁を示す。
図2Bの拡大図を参照すると、各突出部202は、研磨パッドの本体においてより大きく(例えば、外側円形250として見られる)、研磨パッドの本体から離れるほどより小さくなる(例えば、内側円形252として見られる)。すなわち、内側円形252は、突出部202の最外表面である。したがって、各突出部202は、円柱形ではない。比較目的のために、図2Cは、突出部が円柱形である場合、すなわち、内側円形250および外側円形252が図2Bの平面図に見られないであろう場合における、図2Bのa−a’軸に沿った仮想上の断面図である。円柱形突出部は、突出部全体を通して垂直方向に同一形状および形状サイズを維持する(例えば、本質的にまたは精密に垂直な側壁を有する)ものである。
図2Cとは対照的に、本発明の実施形態に関連して説明される突出部は、非円柱形として見られ得る。すなわち、各突出部202は、垂直方向に同一形状を維持するが、各突出部202は、突出部全体を通して、同一形状サイズを維持せず(例えば、本質的にまたは精密に垂直な側壁を有し)、したがって、全体的に垂直な側壁を有していない。そのような非円柱形突出部の例示的実施形態は、外向きにテーパ状側壁を有する突出部である、図2D〜2Gに図示されるものを含む。
第1の実施例では、図2Dは、本発明のある実施形態による、平面側壁を有する突出部の図2Bのa−a’軸に沿った比較断面図である。図2Dを参照すると、各突出部202は、上側平坦表面(すなわち、研磨体から遠位の平坦表面)と、平坦表面から研磨体に向かって外向きにテーパ状の平面側壁とを有する。平面側壁は、研磨体の研磨表面の法線(図2Dでは、破線垂直線として示される)に対して角度θを伴ってテーパ状である。1つのそのような実施形態では、側壁は、研磨体の研磨表面の法線に対して約30度未満の角度θを伴ってテーパ状である。特定のそのような実施形態では、側壁は、研磨体の研磨表面の法線に対して約0.1〜10度の範囲の角度θを伴ってテーパ状である。図2Dの突出部は、側壁が各突出部の上方の点において交差する複数の想像線として見られ得るという点において、円錐形突出部として見られ得る。
第2の実施例では、図2Eは、本発明の別の実施形態による、湾曲付き側壁を有する突出部の図2Bのa−a’軸に沿った比較断面図である。図2Eを参照すると、各突出部202は、上側平坦表面(すなわち、研磨体から遠位の平坦表面)と、平坦表面から研磨体に向かって外向きにテーパ状である湾曲側壁とを有する。ある実施形態では、湾曲は、限定ではないが、円形部分プロファイル、卵形部分プロファイル、または指数関数的減衰曲線に基づいて削り落とされたプロファイル等のプロファイルを有する。
第3の実施例では、図2Fは、別の本発明の実施形態による、段付き側壁を有する突出部の図2Bのa−a’軸に沿った比較断面図である。図2Fを参照すると、各突出部202は、上側平坦表面(すなわち、研磨体から遠位の平坦表面)と、平坦表面から研磨体に向かって外向きにテーパ状である段付き側壁とを有する。図2Fでは、各側壁に沿った2つの段が、描写される。しかしながら、他の実施形態では、単一段または2つを上回る段が、各側壁プロファイルに含まれ得る。
本発明の実施形態の精神および範囲内の外向きテーパ状の実施例は、実施例2D−2Fに示されるものに限定されないことを理解されたい。さらに、側壁は、概して、外向きにテーパ状であり得るが、全体が外向きにテーパ状ということではない。例えば、一実施形態では、側壁の一部は、実際には、突出部の上側平坦表面の下を切り取る。しかしながら、その実施形態では、全体的に、側壁は、突出部の上側平坦表面から外向きにテーパ状である。実施例として、図2Gは、本発明の別の実施形態による、下が切り取られた部分を伴う、全体的に外向きの側壁を有する、突出部の図2Bのa−a’軸に沿った断面画像である。
再び、図2Aおよび2D−2Gを参照すると、研磨パッド200は、研磨体(図2D−2Gでは、200Aとして示される)を含む。研磨体は、裏面201Bと反対の研磨側201Aを有する。研磨パッド200はまた、図2Aの見下げ図に見られ、図2D−2Gの200Bと称される、研磨表面を含む。研磨表面は、研磨体200Aの研磨側201Aと連続する複数の突出部202を有する。前述のように、図2Bを参照すると、例示的突出部202のフィールド詳細の拡大図が、提供される。図2D−2Gに示されるパッド200の部分は、図2Bに拡大された部分の例示的断面図を表す。
再び、図2D−2Gを参照すると、テーパ状側壁を有する突出部202は、統合領域200Bとして最も良く見られる、共通統合研磨表面層を形成するという点において、連続的である。突出部の連続性質は、貼り付けられる表面上で互にいかようにも接続されていないとう点において、貼り付けイル等の個別の突出部とは対照的である。さらに、一実施形態では、研磨表面200Bおよび研磨体は、統合される。その場合、領域200Aと200Bとの間の分離を示す点線は、研磨パッドの研磨体と研磨表面領域との間の差異を概念化するために、単に、視覚的補助として提供される。さらに、一実施形態では、研磨体200Aおよび研磨表面200Bはともに、均質かつ一体である。具体的例示的実施形態では、研磨体200Aおよび研磨表面200Bは、同一の成形されたポリウレタン材料から成り、その例示的詳細は、以下に提供される。
再び、図2Bを参照すると、テーパ状側壁を有する複数の突出部202は、少なくともあるレベルの繰り返しを伴う全体的パターンに配列され得る。例えば、一実施形態では、図2Bに図示されるように、複数の突出部202は、突出部の行がABA配列において交互されるという点において、六角形に詰められたパターンに配列される。他の例示的配列は、以下により詳細に説明される。
再び、図2Aを参照すると、研磨パッド200は、中心ボタン204を含み得る。ボタン204は、パッド特性試験のための領域を提供する、パッド材料の隆起部分(例えば、突出部202と同一平面および連続する)であることができる。1つのそのような実施形態では、研磨は、ボタン204の領域では行われない。ボタン204は、全体的突出部のパターン202と適合性がある形状であり得る。例示的実施形態では、図2Aおよび3Aを参照すると(後者は、パッド200の中心フィールド部分の可能な実施形態を図示する)、複数の突出部202は、全体的六角形に詰められた配列を有し、ボタン204は、六角形形状を有する。さらに、ボタン204は、研磨のため、またはパッドをプラテン(platen)に接着するためのパッド製作情報および/または整列情報を提供する、クロッキング特徴を含み得る。特定のそのような実施形態では、図3Aを参照すると、ボタン領域204は、六角形形状の片側に、三角形クロッキングマークをさらに含む。特定の実施形態では、六角形中心ボタン204は、約1インチの径であり、クロッキングマーク205は、六角形の1面において三角形である。ある実施形態では、中心ボタン204もまた、テーパ状側壁を有する。
研磨パッド200の外側部分は、具体的研磨目的のために調整され得る。例えば、図3Bは、本発明のある実施形態による、図2A−2Gの研磨パッドのための例示的外側フィールドを図示し、研磨表面は、研磨体の研磨側の最外縁に、テーパ状側壁を有する複数の突出部202を包囲する、固形リング206を含む。図3Bに描写されるような具体的実施形態では、六角形に詰められた突出部のパターン202は、交互配列において、リング206のすぐ近くで終了する。特定の実施形態では、固形外側リング206は、約125ミルの平均幅を有する。ある実施形態では、固形外側リング206の内側縁は、連続し、スラリーにダム効果を及ぼす、パッド200の縁を提供しながら、大きな下降空間を回避するように成形される。しかしながら、全体的に、固形リングは、図3Bに描写されるように、突出部のパターンの輪郭をたどる不規則形状を有し得る。ある実施形態では、固形外側リング206もまた、テーパ状側壁を有する。
再び、図2A、2B、3A、および3Bを参照すると、突出部202の各々は、研磨パッド200の研磨表面の表面内に円形形状を有するように描写される。しかしながら、他の形状もまた、効果的研磨表面を提供するために好適であり得る。図4を参照すると、ある実施形態では、研磨パッド200の複数の突出部202の各々は、限定ではないが、円形(図4の「A」;また、図2A、2Bにおける例示的突出部としても使用される)、卵形(図4の「B」)、あるいは5つまたはそれを上回る辺を有する多角形(例えば、図4の三角形「C」、図4の五角形「D」、または図4の六角形「E」;また、図示されないが、正方形または長方形形状も、別の実施形態では使用される)等の研磨表面の最外平面内に形状を有する。突出部202のためのこれらの選択肢は全て、図2D、2E、2F、または2Gに見られるような断面形状を有することができることに留意されたい。ある実施形態では、各突出部202は、研磨パッドの本体においてより大きく(例えば、外側形状402A、402B、402C、402D、または402Eとして見られる)、研磨パッドの本体から離れるほどより小さくなる(例えば、それぞれ、内側形状400A、400B、400C、400D、または400Eとして見られる)。すなわち、内側形状は、突出部202の最外表面である。突出部は、研磨パッドの本体に近接する外側形状に対して外向きにテーパ状になる、側壁を有する。したがって、図4に示される各突出部は、円柱形ではない。
さらに、ある実施形態では、本明細書に説明される突出部は、大弧状溝タイプ研磨特徴と区別される。1つのそのような実施形態では、突出部形状は、垂直側壁を有する突出部等でなければ、単に、パターンを研磨表面に切り込むことによって達成するには、非実践的であろうものである。例えば、ある実施形態では、テーパ状側壁を有する突出部202は、以下により詳細に説明されるように、成形プロセスによって形成される。
再び、図2A、2B、3A、および3Bを参照すると、テーパ状側壁を有する複数の突出部のパターン202は、六角形に詰められた配列に限定されない。他の配列もまた、基板またはウエハを研磨するために好適なテーパ状側壁を有する突出部の詰まったものを提供し得る。図5Bを参照すると、ある実施形態では、複数の突出部202は、突出部の全連続行が互に整列されるという点において、正方形に詰められたパターンに配列される。これは、再び比較のために図5Aに図示される六角形に詰まったものをもたらす、交互配列とは対照的である。他の実施形態では、突出部202は、ランダム化されたパターンに配列され、事実上、長いパターンの繰り返しを伴わない。
加えて、突出部間の間隔は、常時、同一である必要はない。例えば、より緊密に離間された突出部群が、群間にチャネルを提供するために、群間により大きい間隔を伴って配列され得る。すなわち、一実施形態では、突出部のパターンは、隣接する高密度領域の隣接する突出部間の間隔と比較して、高密度領域内の隣接する突出部間により小さい間隔を有する、複数の高密度領域を有するように配列される。例示的実施形態では、図5Cは、突出部群間により大きい間隔を伴う、略正方形に詰められた配列における突出部202のパターンを図示する。図5Cを参照すると、群504は、群504内の突出部202間に、隣接する群間の間隔506より小さい間隔を有する間隔を有する。図5Cの具体的実施例では、XYチャネル配列が、群間に生じる。そのようなチャネルを含むことは、スラリー移送のために、または研磨パッドの他の研磨特性を修正するために使用され得る。さらに、ある実施形態では、突出部は、成形され、切断されないので、群間の間隔は、そうでなければパターンの切断のために要求されるであろうような群間の突出部の1行または1列の単純な除去を越えて変動し得る。
図5Cの説明を参照すると、そのような群間により大きい間隔を伴う、突出部202の群もまた、突出部の略六角形に詰められた配列に基づき得る。例えば、ある実施形態では、高密度領域604を含む、テーパ状側壁を有する突出部のパターン202は、六角形に詰められたパターンにおいて配列され、そのような高密度群間により大きい間隔606(例えば、最終的には、チャネルを形成する)を伴う。高密度領域は、一実施形態では、限定ではないが、略正方形または長方形形状等の一般的形状を有することができ、高密度領域の各々の間の間隔は、X−Yグリッドパターン(図6A)、菱形形状(図6B)、三角形形状(図6C)、または細片ベースの形状(図6D)に基づく。
前述の高密度領域は、パッドの向きに基づいて、1つのより大きいパターンを形成するように結合するサブパターンを有することができる。例示的実施形態では、図7は、本発明のある実施形態による、略六角形に詰められた配列における、テーパ状側壁を有する突出部202のパターンを図示し、突出部の菱形形状の群704間により大きい間隔706を伴い、菱形形状の群が、サブパターン708に配列される。事実上、高密度領域704のサブパターン708は、研磨パッドの60度回転毎に繰り返される。結果は、図7に描写されるように、中心点710から生じるパターンとなる。
本発明の別の側面では、研磨パッドは、その上の修正された四辺形形状に基づく、連続突出部のパターンを有する、研磨表面を伴って製作され得、各突出部は、上部平面から研磨表面に向かって外向きにテーパ状である側壁を有する。実施例として、図8Aは、本発明のある実施形態による、研磨パッドの研磨表面内に配置される、修正された四辺形突出部パターンの角度付けられた平面図を図示する。図8Aを参照すると、研磨パッド800は、研磨体と、研磨体の研磨側と連続している複数の突出部802を有する、研磨表面とを含む。各突出部802は、研磨表面の平面内に修正された四辺多角形形状を有する。一実施形態では、描写されないが、したがって、各突出部802は、平面から研磨体に向かって外向きにテーパ状である側壁を有する。
例えば、図2C−2Gに関連して説明されるようなパッド200の突出部202と同様に、研磨パッド800の突出部802は、共通統合研磨表面層を形成するという意味において連続である。突出部802の連続性質は、貼り付けられる表面上でいかようにも互に接続されない貼り付けタイル等の個別の突出部とは対照的である。さらに、一実施形態では、研磨パッド800の研磨表面および研磨体は、統合される。さらに、一実施形態では、研磨パッド800の研磨体および研磨表面はともに、均質かつ一体であり、その材料の例示的詳細は、以下に提供される。
再び、図8Aを参照すると、複数の突出部802は、少なくともあるレベルの繰り返しを伴って、全体的パターンに配列され得る。例えば、一実施形態では、図8Aに図示されるように、複数の突出部802は、突出部802の行がXYグリッド配列を形成するという点において、正方形に詰められたパターンに配列される。他の例示的配列は、研磨パッド200に関連した前述のものと類似し得る。例えば、図5C、6A−6D、および7と同様に、一実施形態では、複数の突出部802は、隣接する高密度領域の隣接する突出部間より高密度領域内の隣接する突出部間の間隔が小さい、複数の高密度領域内に配列される。特定のそのような実施形態では、高密度領域の各々は、実質的に方形または長方形であり、複数の高密度領域のうちの高密度領域の各々の間の間隔またはチャネルは、X−Yグリッドパターンを形成する。別の実施形態では、複数の突出部802は、六角形に詰められたまたはランダム化されたパターンを有する。
ここで差込図8Bを参照すると、研磨パッド800は、中心ボタン804を含み得る。ボタン804は、パッド特性試験のための領域を提供する、パッド材料の隆起部分(例えば、突出部802と同一平面かつ連続する)であることができる。1つのそのような実施形態では、研磨は、ボタン804の領域内では行われない。ボタン804は、全体的突出部802のパターンと適合性がある形状であり得る。例示的実施形態では、図8Bを参照すると、複数の突出部802は、全体的な正方形に詰められた(または、XYグリッド)配列を有し、ボタン804は、修正された正方形形状を有する(この場合、正方形は、4つの切り欠き付き角を有する)。さらに、描写されないが、ボタン204は、研磨のため、またはパッドをプラテンに接着するためのパッド製作情報および/または整列情報を提供する、クロッキング特徴を含み得る。1つのそのような実施形態では、ボタン領域804はさらに、修正された正方形形状の片側に、クロッキングマークを含む。ある実施形態では、描写されないが、したがって、ボタン領域804もまた、テーパ状側壁を有する。
ここで差込図8Cを参照すると、研磨パッド800の外側部分は、具体的研磨目的のために調整され得る。例えば、8Cは、本発明のある実施形態による、研磨パッド800のための例示的外側フィールドを提供し、研磨表面は、研磨体の研磨側の最外縁に、複数の突出部802を包囲する、固形リング806を含む。固形リング806は、研磨体の研磨側と連続し、連続溝が、固形リングと複数の突出部802との間に配置される。リング806の連続縁は、裏面パッド切断に対するシーリングのための良好な場所を提供することができ、および/または、連続し、スラリーにダム効果を及ぼすパッド800の縁を提供する。ある実施形態では、描写されないが、したがって、リング806もまた、テーパ状側壁を有する。
再び、図8A−8Cを参照すると、突出部802の各々は、研磨パッド800の研磨表面の平面内で全ての4つの角が丸められた形状を伴う正方形形状を有するように描写される。しかしながら、他の修正された四辺形形状もまた、効果的研磨表面を提供するために好適であり得る。修正された四辺形形状は、突出部形状の全360度にほぼ同一寸法を有する、突出部の性質を説明する。すなわち、突出部802は、大きな弧状溝タイプ研磨特徴と区別される。一実施形態では、修正された四辺形突出部形状は、例えば、XYグリッド切断アプローチのある形(突出部の上から見られた場合、基本正方形または基本長方形幾何学形状を有するタイルまたは突出部等)でなければ、単に、パターンを研磨表面に切り込むことによって、達成するには非実践的であるであろうものである。例えば、図9Aを参照すると、ある実施形態では、研磨パッド800の複数の修正された四辺形突出部802の各々は、限定ではないが、1つ以上の丸い角(4つの丸い角を伴う正方形が、図9Aに示される)、1つ以上の切り欠き付き角(4つの切り欠き付き角を伴う正方形が、図9Aに示される)、または1つ以上の弧状辺(4つの弧状辺を伴う正方形が、図9Aに示される)等、研磨表面の平面に修正を有する。1つのそのような実施形態では、修正された四辺形突出部802は、以下により詳細に説明されるように、成形プロセスによって形成される。
前に概略されたように、突出部802の修正された四辺形形状は、1つ以上の角が修正されたものであることができる。図9Bを参照すると、下地として使用される四辺形形状は、限定ではないが、修正された正方形形状、修正された長方形形状、修正された菱形形状、または修正された台形形状を含み得る。図9Bの四辺形形状の角は、形状修正(丸形または切り欠き付き等)がこれらの場所のうちの1つ以上のものに位置し得ることを示す点線で描写されていることに留置されたい。他の選択肢は、図9Aに関連して説明されるように、形状の辺のうちの1つ以上のものを弧状にすることを含む。さらに、一実施形態では、修正された四辺形突出部は、研磨パッド本体に接近するにつれて、外向きにテーパ状の側壁を有する。すなわち、ある実施形態では、図9Aおよび9Bの各突出部は、研磨パッドの本体において、より大きく、研磨パッドの本体から離れるにつれて、より小さくなる。したがって、その実施形態では、各突出部は、円柱形ではない。
ある実施形態では、研磨パッド200または800等の本明細書に説明される研磨パッド、またはその前述の変形例は、研磨突出部(例えば、図2A−2G、3A、3B、4、5A−5C、6A−6D、7、8A−8C、9A、および9Bに関連して説明される研磨突出部)の各々は、研磨体において、約1〜30ミリメートルの範囲の最大側方寸法を有する。例えば、円形形状の突出部の場合、最大側方寸法は、研磨体に円形の直径を有する。修正された正方形形状の場合、最大側方寸法は、研磨表面の平面内の、研磨体における、修正された正方形形状をまたぐ寸法である。ある実施形態では、突出部間の間隔は、研磨表面において、約0.1〜3ミリメートルの範囲であり、パッドにわたって同一であることができるか(例えば、図5Bに関連して説明されるように)、またはパッドにわたって可変であることができる(例えば、図5Cに関連して説明されるように)。研磨表面上の突出部の数は、用途および/またはパッドサイズによって変動可能である。例示的実施形態では、研磨表面に約29〜32インチの範囲の直径を有する研磨パッドは、約50,000〜200,000個の突出部を含む。ある実施形態では、研磨パッド上の各突出部の高さは、約0.5〜1ミリメートルの範囲である。
研磨パッドの同一研磨表面内において、ある実施形態では、前述の突出部は全て、同一サイズである必要はない。例えば、一実施形態では、同一研磨表面内において、突出部のうちの第1の部分は、研磨体において第1の最大側方寸法を有する一方、突出部のうちの第2の部分の各突出部は、研磨体において第2の異なる最大側方寸法を有する。具体的かつ例示的そのような実施形態では、複数の突出部のパターンは、各々が研磨体において最大側方寸法約1ミリメートルを有する複数の突出部によって包囲される、研磨体において最大側方寸法約10ミリメートルを有する1つの突出部を含む。
加えて、または代替として、同一研磨パッドの研磨表面内において、ある実施形態では、前述の突出部は、全てが同一形状を有する必要はない。例えば、一実施形態では、研磨表面上の突出部のうちの第1の部分の各突出部は、研磨表面の平面内において第1の形状を有する一方、突出部のうちの第2の部分の各突出部は、研磨表面の平面内に第2の異なる形状を有する。さらに、または代替として、同一研磨パッドの研磨表面内において、ある実施形態では、前述の突出部は、全てが同一高さを有する必要はない。しかしながら、全突出部の最高点は、同一平面であり得る(例えば、研磨の間、ウエハまたは基板と接触する、突出部の各々の部分は、略平面表面を形成する)。例えば、一実施形態では、突出部のうちの第1の部分の各突出部は、研磨体から第1の高さを有する一方、突出部のうちの第2の部分の各突出部は、研磨体から第2の異なる高さを有する。それでもなお、第1および第2の部分からの突出部の全ては、研磨体から遠位の略同一平面にある。そのような配列は、平面ウエハまたは接触表面を(例えば、突出部の最外表面に)維持しながら、研磨パッド内にリザーバまたは他のスラリー取り扱い特徴の形成を可能にし得る。
ある実施形態では、研磨パッド200または800等の本明細書に説明される研磨パッド、またはその前述の変形例では、複数の突出部の総表面積は、研磨体の研磨側の総表面積の約40〜80%の範囲の部分である。第1の例示的実施形態では、直径約80ミルおよび間隔約20ミルを有する、六角形に詰められた円形突出部である突出部(例えば、図2Bおよび5Aに関連して説明されるように)は、約58%の突出部表面の接触面積を提供する。第2の例示的実施形態では、直径約80ミルおよび間隔約16ミルを有する、正方形に詰められた円形突出部である、突出部(例えば、図5Bに関連して説明されるように)は、約54.5%の突出部表面の接触面積を提供する。第3の例示的実施形態では、約80ミルの直径と、約16ミルまたはXYチャネルにおいて領域間の約35ミルの間隔とを有する、正方形に詰められた円形突出部であり、突出部の領域間にXYチャネルを有する突出部(例えば、図5Cに関連して説明されるように)は、約48%の突出部表面の接触面積を提供する。第4の例示的実施形態では、最大側方寸法約120ミルおよび間隔約40ミルを有する、XYグリッドにおいて詰められた丸められた角を伴って成形された正方形である突出部(例えば、図8Aに関連して説明されるように)は、約54.3%の突出部表面の接触面積を提供する。
ある実施形態では、研磨パッド200または800等の本明細書に説明される研磨パッド、またはその前述の変形例は、基板を研磨するために好適である。その上に配置される素子または他の層を有するシリコン基板等の基板は、半導体製造産業において使用されるものであり得る。しかしながら、基板は、限定されないが、MEMS素子、レチクル、または太陽モジュールのための基板等であり得る。したがって、「基板を研磨するための研磨パッド」という言及は、本明細書で使用される場合、これらおよび関連する可能性を包含することを意図される。
研磨パッド200または800等の本明細書に説明される研磨パッド、またはその前述の変形例は、熱硬化性ポリウレタン材料の均質研磨体から成り得る。ある実施形態では、均質研磨体は、熱硬化性クローズドセルポリウレタン材料から成る。ある実施形態では、用語「均質」は、熱硬化性クローズドセルポリウレタン材料の組成物が、研磨体の組成物全体を通して一貫していることを示すために使用される。例えば、ある実施形態では、用語「均質」は、例えば、異なる材料の複数の層の含浸フェルトまたは組成物(複合材)から成る、研磨パッドを除外する。ある実施形態では、用語「熱硬化性」は、不可逆的に硬化する、例えば、硬化によって、材料の前駆体を非溶融性かつ不溶性のポリマー網目構造に不可逆的に変化させる、ポリマー材料を示すために使用される。例えば、ある実施形態では、用語「熱硬化性」は、例えば、「熱可塑性」材料または「熱可塑性物質」、すなわち、加熱されると、液体に変化し、十分に冷却されると、まさにガラス状の状態に戻る、ポリマーから成る材料から成る研磨パッドを除外する。熱硬化性材料から作製される研磨パッドは、典型的には、化学反応においてポリマーを形成するように反応する、低分子量前駆体から製作される一方、熱可塑性材料から作製される研磨パッドは、典型的には、研磨パッドが物理的プロセスにおいて形成されるように、既存のポリマーを加熱し、相変化を生じさせることによって製作されることに留意されたい。ポリウレタン熱硬化性ポリマーは、その安定した熱および機械的特性、化学環境への抵抗、および摩滅抵抗に対する傾向に基づいて、本明細書に説明される研磨パッドを製作するために選択され得る。
ある実施形態では、均質研磨体は、調整および/または研磨に応じて、約1〜5ミクロン二乗平均平方根の範囲の研磨表面粗度を有する。一実施形態では、均質研磨体は、調整および/または研磨に応じて、約2.35ミクロン二乗平均平方根の研磨表面粗度を有する。ある実施形態では、均質研磨体は、25℃で約30〜120メガパスカル(MPa)の範囲の貯蔵弾性率を有する。別の実施形態では、均質研磨体は、25℃で約30メガパスカル(MPa)未満の貯蔵弾性率を有する。一実施形態では、均質研磨体は、約2.5%の圧縮率を有する。一実施形態では、均質研磨体は、約0.70〜1.05グラム/立方センチメートルの範囲の密度を有する。
ある実施形態では、研磨パッド200または800等の本明細書に説明される研磨パッド、またはその前述の変形例は、成形された均質研磨体を含む。用語「成形される」は、均質研磨体が、図11A−11Fに関連して以下により詳細に説明されるように、形成金型内で形成されることを示すために使用される。
ある実施形態では、研磨パッド200または800等の本明細書に説明される研磨パッド、またはその前述の変形例は、その中に複数のクローズドセル細孔を有する、研磨体を含む。一実施形態では、複数のクローズドセル細孔は、複数のポロゲンである。例えば、用語「ポロゲン」は、「中空」中心を伴う、マイクロまたはナノスケールの球状または略球状粒子を示すために使用され得る。中空中心は、固形物で充填されず、むしろ、気体または液体コアを含み得る。一実施形態では、複数のクローズドセル細孔は、研磨パッドの均質研磨体全体に分散される(例えば、その中の追加の構成要素として)、事前に拡張され、気体で充填されたEXPANCELTMから成る。具体的実施形態では、EXPANCELTMは、ペンタンで充填される。ある実施形態では、複数のクローズドセル細孔の各々は、約10〜100ミクロンの範囲の直径を有する。ある実施形態では、複数のクローズドセル細孔は、互に分離した細孔を含む。これは、一般的スポンジ内の細孔の場合のように、トンネルを通して互に接続され得る、オープンセルとは対照的である。一実施形態では、クローズドセル細孔の各々は、前述のように、ポロゲンのシェル等の物理的シェルを含む。しかしながら、別の実施形態では、クローズドセル細孔の各々は、物理的シェルを含まない。ある実施形態では、複数のクローズドセル細孔は、均質研磨体の熱硬化性ポリウレタン材料を通して、本質的に、均等に分散される。一実施形態では、均質研磨体は、総空隙体積の約6%〜50%の範囲、可能性として、総空隙体積の約15%〜35%の範囲の細孔密度を有する。一実施形態では、均質研磨は、複数のポロゲンの含有に起因して、前述のように、クローズドセルタイプの多孔率を有する。
ある実施形態では、均質研磨体は、不透明である。一実施形態では、用語「不透明」は、約10%以下の可視光を通過させる材料を示すために使用される。一実施形態では、均質研磨体は、大部分において、または、全体的に、均質研磨体の均質熱硬化性クローズドセルポリウレタン材料を通して不透明化潤滑剤(例えば、その中の追加の構成要素として)を含むことにより、不透明である。具体的実施形態では、不透明化潤滑剤は、限定されないが、窒化ホウ素、フッ化セリウム、黒鉛、フッ化黒鉛、硫化モリブデン、硫化ニオブ、タルク、硫化タンタル、二硫化タングステン、またはテフロン(登録商標)等の材料である。
均質研磨体のサイズ決定は、用途に従って、変動され得る。それでもなお、あるパラメータを使用して、従来の処理機器またはさらに従来の化学機械的処理動作と適合性があるそのような均質研磨体を含む、研磨パッドを作製し得る。例えば、本発明のある実施形態によると、均質研磨体は、約0.075インチ〜0.130インチの範囲、例えば、約1.9〜3.3ミリメートルの範囲の厚さを有する。一実施形態では、均質研磨体は、約20インチ〜30.3インチの範囲、例えば、約50〜77センチメートルの範囲、可能性として、約10インチ〜42インチの範囲、例えば、約25〜107センチメートルの範囲の直径を有する。
本発明の別の実施形態では、その上に複数の連続突出部を有する研磨表面を伴う研磨パッドはさらに、研磨パッド内に配置される局所透過性(LAT)領域を含む。例えば、図10は、本発明のある実施形態による、研磨パッド1000の研磨表面1002内に配置される局所透過性(LAT)領域および/または指示領域によって中断されるパターンである、突出部パターンの見下げ平面図を図示する。具体的には、LAT領域1004は、研磨パッド1000の研磨体内に配置される。図10に描写されるように、LAT領域1004は、突出部1010のパターンを中断する。ある実施形態では、LAT領域1004は、研磨パッド1000の均質研磨体内に配置され、それと共有結合される。好適なLAT領域の実施例は、NexPlanar Corporationに譲渡された、2010年1月13日出願の米国特許出願第12/657,135号、およびNexPlanar Corporationに譲渡された、2010年9月30日出願の米国特許出願第12/895,465号に説明される。
代替実施形態では、本明細書に説明される研磨パッドはさらに、研磨表面および研磨体内に配置されている開口を含む。接着剤シートは、研磨体の裏面上に配置される。接着剤シートは、研磨体の裏面における開口のための不浸透性シールを提供する。好適な開口の実施例は、NexPlanar Corporationに譲渡された、2011年7月15日出願の米国特許出願第13/184,395号に説明される。
別の実施形態では、その上に連続突出部のパターンを有する研磨表面を伴う研磨パッドはさらに、例えば、渦電流検出システムとの使用のための検出領域を含む。例えば、再び、図10を参照すると、研磨パッド1000の研磨表面1002は、研磨パッド1000の裏面内に配置される検出領域の場所を示す、指示領域1006を含む。一実施形態では、指示領域1006は、図10に描写されるように、第2の突出部のパターン1008によって、突出部1010のパターンを中断する。好適な渦電流検出領域の実施例は、NexPlanar Corporationに譲渡された、2010年9月30日出願の米国特許出願第12/895,465号に説明される。
研磨パッド200または800等の本明細書に説明される研磨パッド、またはその前述の変形例は、さらに、研磨体の裏面上に配置される、下地層を含み得る。1つのそのような実施形態では、結果は、研磨表面の材料と異なるバルクまたは下地材料を伴う、研磨パッドである。一実施形態では、複合材研磨パッドは、安定し、本質的に、非圧縮性であり、かつ不活性の材料から製作される下地またはバルク層を含み、その上に研磨表面層が、配置される。より硬質の下地層は、パッド完全性のための支持および強度を提供し得る一方、より軟質の研磨表面層は、スクラッチを低減させ、研磨層と研磨パッドの残りとの材料特性の切り離しを可能にし得る。好適な下地層の実施例は、NexPlanar Corporationに譲渡された、2011年11月29日出願の米国特許出願第13/306,845号に説明される。
研磨パッド200または800等の本明細書に説明される研磨パッド、またはその前述の変形例はさらに、研磨体の裏面上に配置されているサブパッド、例えば、CMP技術分野において公知のような従来のサブパッドを含み得る。1つのそのような実施形態では、サブパッドは、限定ではないが、発泡体、ゴム、ファイバ、フェルト、または高多孔性材料等の材料から成る。
本発明の別の側面では、連続突出部を伴う研磨表面の研磨は、成形プロセスにおいて製作され得る。例えば、図11A−11Fは、本発明のある実施形態による、研磨パッドの製作において使用される動作の断面図を図示する。
図11Aを参照すると、形成金型1100が、提供される。図11Bを参照すると、プレポリマー1102および硬化剤1104が、混合され、図11Cに描写されるように、形成金型1100内に混合物1106を形成する。ある実施形態では、プレポリマー1102および硬化剤1104の混合は、イソシアン酸塩および芳香族ジアミン化合物の混合を含む。一実施形態では、混合することはさらに、不透明化潤滑剤をプレポリマー1102および硬化剤1104に添加し、最終的には、不透明の成形された均質研磨体を提供することを含む。具体的実施形態では、不透明化潤滑剤は、限定されないが、窒化ホウ素、フッ化セリウム、黒鉛、フッ化黒鉛、硫化モリブデン、硫化ニオブ、タルク、硫化タンタル、二硫化タングステン、またはテフロン(登録商標)等の材料である。
ある実施形態では、研磨パッド前駆体混合物1106は、最終的には、熱硬化性クローズドセルポリウレタン材料から成る成形された均質研磨体を形成するために使用される。一実施形態では、研磨パッド前駆体混合物1106を使用して、最終的には、硬質パッドを形成し、単一タイプの硬化剤のみが使用される。別の実施形態では、研磨パッド前駆体混合物1106を使用して、最終的には、軟質パッドを形成し、一次および二次硬化剤の組み合わせが、使用される。例えば、具体的実施形態では、プレポリマーは、ポリウレタン前駆体を含み、一次硬化剤は、芳香族ジアミン化合物を含み、二次硬化剤は、エーテル結合を有する化合物を含む。特定の実施形態では、ポリウレタン前駆体は、イソシアン酸塩であり、一次硬化剤は、芳香族ジアミンであり、二次硬化剤は、限定されないが、ポリテトラメチレングリコール、アミノ官能化グリコール、またはアミノ官能化ポリオキシプロピレン等の硬化剤である。ある実施形態では、プレポリマー、一次硬化剤、および二次硬化剤は、約100重量部のプレポリマー、約85重量部の一次硬化剤、および約15重量部の二次硬化剤のモル比を有する。比率の変動は、研磨パッドに可変硬度値を提供するために使用され得るか、またはプレポリマーならびに第1および第2の硬化剤の具体的性質に基づき得ることを理解されたい。
図11Dを参照すると、形成金型1100の蓋1108が、混合物1106中に降下される。蓋1108の見下げ平面図は、上に示される一方、a−a’軸に沿った断面は、図11Dの下に示される。ある実施形態では、蓋1108は、その上に配置される溝1110のパターン、例えば、図11Dに示されるように、蓋の基部に向かって内向きにテーパ状になる、側壁を伴う溝を有する。溝1110のパターンは、形成金型1100内に形成される研磨パッドの研磨表面の中に突出部のパターンをスタンプするために使用される。
形成金型1100の蓋1108の降下を説明する本明細書に説明される実施形態は、蓋1108および形成金型1100の基部の合体の達成のみを必要とすることを理解されたい。すなわち、いくつかの実施形態では、形成金型1100の基部は、形成金型の蓋1108に向かって上昇される一方、他の実施形態では、形成金型1100の蓋1108は、形成金型1100の基部に向かって降下されると同時に、基部が、蓋1108に向かって上昇される。
図11Eを参照すると、混合物1106が硬化され、形成金型1100内に成形された均質研磨体1112を提供する。混合物1106は、圧力下(例えば、蓋1108を定位置に伴う)、加熱され、成形された均質研磨体1112を提供する。ある実施形態では、形成金型1100内における加熱は、混合物1106を形成金型1100内に封入する蓋1108の存在下、約200〜260°Fの範囲の温度および平方インチあたり約2〜12ポンドの範囲の圧力で、少なくとも部分的に、硬化させることを含む。
図11Fを参照すると、研磨パッド(または、さらなる硬化が要求される場合、研磨パッド前駆体)が、蓋1108から分離され、形成金型1100から除去され、分離した成形された均質研磨体1112を提供する。成形された均質研磨体1112の見下げ図面は、図11Fの下に示される一方、b−b’軸に沿った断面は、上に示される。形成される突出部は、研磨パッドに向かって外向きにテーパ状になる、側壁を有する。
加熱を通したさらなる硬化が、望ましいこともあり、研磨パッドを炉内に留置し、加熱することによって、行われ得ることに留意されたい。したがって、一実施形態では、混合物1106を硬化させることは、最初に、部分的に、形成金型1100内で硬化させ、次いで、炉内でさらに硬化させることを含む。いずれの場合も、最終的には、研磨パッドが提供され、研磨パッドの成形された均質研磨体1112は、研磨表面1114および裏面1116を有する。ある実施形態では、成形された均質研磨体1112は、熱硬化性ポリウレタン材料と、熱硬化性ポリウレタン材料内に配置される複数のクローズドセル細孔とから成る。成形された均質研磨体1112は、その中に配置される、蓋1108の溝パターン1110のパターンに対応する突出部のパターン1120を有する、研磨表面1114を含む。溝のパターン1120は、例えば、図2A−2G、3A、3B、4、5A−5C、6A−6D、7、8A−8C、9A、および9Bに関連して前述のような突出部のパターンであり得る。
ある実施形態では、再び、図11Bを参照すると、混合することはさらに、複数のポロゲン1122をプレポリマー1102および硬化剤1104に添加し、クローズドセル細孔を最終的に形成される研磨パッド内に提供することを含む。したがって、一実施形態では、各クローズドセル細孔は、物理的シェルを有する。別の実施形態では、再び、図11Bを参照すると、混合することはさらに、気体1124をプレポリマー1102および硬化剤1104中、またはそこから形成される生成物中に注入し、クローズドセル細孔を最終的に形成される研磨パッド内に提供することを含む。したがって、一実施形態では、各クローズドセル細孔は、物理的シェルを有していない。組み合わせ実施形態では、混合することはさらに、複数のポロゲン1122をプレポリマー1102および硬化剤1104に添加し、各々が物理的シェルを有するクローズドセル細孔の第1の部分を提供し、さらに、気体1124をプレポリマー1102および硬化剤1104中、またはそこから形成される生成物中に注入し、各々が物理的シェルを有していないクローズドセル細孔の第2の部分を提供することを含む。さらに別の実施形態では、プレポリマー1102は、イソシアン酸塩であり、混合することはさらに、水(HO)をプレポリマー1102および硬化剤1104に添加し、各々が物理的シェルを有していないクローズドセル細孔を提供することを含む。
したがって、本発明の実施形態において検討される突出部パターンは、原位置で形成され得る。例えば、前述のように、圧縮成形プロセスが、テーパ状側壁を有する連続突出部のパターンを有する研磨表面を伴う、研磨パッドを形成するために使用され得る。成形プロセスを使用することによって、パッド内に高均一突出部寸法が、達成され得る。さらに、非常に再現性が高い突出部寸法とともに、非常に平滑かつクリーンな突出部表面が、生成され得る。他の利点として、欠陥および微小スクラッチの減少ならびにより大きい使用可能突出部深度が挙げられ得る。特に有用な実施形態では、外向きにテーパ状の側壁を有する突出部を形成することによって、成形プロセスの間の製造金型からの離型が、促進される。例えば、成形蓋内の対応する溝は、パターンの最外部分に接近するにつれて、広くなる。複数の突出部に対応する、蓋の広くされた外側部分は、成形され、部分的または完全にのいずれかで硬化された研磨パッドの金型のパターンからの除去の容易性を提供することができる。
本明細書に説明される研磨パッドは、種々の化学機械的研磨装置との使用のために好適であり得る。実施例として、図12は、本発明のある実施形態による、テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッドと適合性がある、研磨装置の等角側面図を図示する。
図12を参照すると、研磨装置1200は、プラテン1204を含む。プラテン1204の上部表面1202は、その上に研磨突出部のパターンを伴う研磨パッドを支持するために使用され得る。プラテン1204は、スピンドル回転1206およびスライダ振動1208を提供するように構成され得る。試料キャリア1210は、例えば、研磨パッドによる半導体ウエハの研磨の間、半導体ウエハ1211を定位置に保持するために使用される。試料キャリア1210はさらに、サスペンション機構1212によって支持される。スラリー送給器1214は、半導体ウエハの研磨に先立って、およびその間、研磨パッドの表面にスラリーを提供するために含まれる。調整ユニット1290もまた、含まれ得、一実施形態では、研磨パッドの調整のためのダイヤモンド先端を含む。
以上のように、テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッドが、開示される。本発明のある実施形態によると、基板を研磨するための研磨パッドは、裏面の反対に研磨側を有する研磨体を含む。研磨パッドはまた、研磨体の研磨側と連続している複数の突出部を有する、研磨表面を含む。各突出部は、研磨体から遠位の平坦表面と、平坦表面から研磨体に向かって外向きにテーパ状である側壁とを有する。一実施形態では、各突出部の側壁は、平面である。一実施形態では、各突出部の側壁は、湾曲付きである。一実施形態では、各突出部の側壁は、段付きである。

Claims (69)

  1. 基板を研磨するための研磨パッドであって、前記研磨パッドは、
    裏面の反対に研磨側を有する研磨体と、
    前記研磨体の前記研磨側と連続している複数の突出部を備えている研磨表面であって、各突出部は、前記研磨体から遠位の平坦表面と、前記平坦表面から前記研磨体に向かって外向きにテーパ状の側壁とを備えている、研磨表面と
    を備えている、研磨パッド。
  2. 各突出部の前記側壁は、平面である、請求項1に記載の研磨パッド。
  3. 前記側壁は、前記研磨体の前記研磨表面の法線に対して約30度未満の角度を伴ってテーパ状である、請求項2に記載の研磨パッド。
  4. 前記側壁は、前記研磨体の前記研磨表面の法線に対して約0.1〜10度の範囲の角度を伴ってテーパ状である、請求項3に記載の研磨パッド。
  5. 各突出部の前記側壁は、湾曲付きである、請求項1に記載の研磨パッド。
  6. 各突出部の前記側壁は、段付きである、請求項1に記載の研磨パッド。
  7. 前記複数の突出部の各々の前記平坦表面は、円形、卵形、および多角形から成る群から選択される形状を有する、請求項1に記載の研磨パッド。
  8. 前記複数の突出部は、六角形に詰められたパターンにおいて配列されている、請求項1に記載の研磨パッド。
  9. 前記研磨体の前記研磨側の最外縁において、前記複数の突出部を包囲している固形リングをさらに備え、前記固形リングは、前記研磨体の前記研磨側と連続し、前記複数の突出部の前記六角形に詰められたパターンは、交互配列において、前記リングのすぐ近くで終了する、請求項8に記載の研磨パッド。
  10. 前記複数の突出部の前記六角形に詰められたパターン内の中心に配置されているボタン領域をさらに備え、前記ボタン領域は、六角形形状を有する、請求項8に記載の研磨パッド。
  11. 前記ボタン領域は、前記六角形形状の片側に、三角形クロッキングマークをさらに備えている、請求項10に記載の研磨パッド。
  12. 前記複数の突出部は、正方形に詰められたパターンに配列されている、請求項1に記載の研磨パッド。
  13. 前記複数の突出部は、複数の高密度領域内に配列されており、前記複数の高密度領域は、高密度領域内の隣接する突出部間に、隣接する高密度領域の隣接する突出部間におけるものより小さい間隔を有している、請求項1に記載の研磨パッド。
  14. 各高密度領域の前記突出部は、六角形に詰められたパターンにおいて配列されている、請求項13に記載の研磨パッド。
  15. 前記高密度領域の各々は、実質的に方形または長方形であり、前記複数の高密度領域のうちの前記高密度領域の各々の間の間隔は、X−Yグリッドパターンに基づいている、請求項14に記載の研磨パッド。
  16. 前記高密度領域の各々は、三角形、菱形、および細片ベースから成る群から選択される形状を有する、請求項14に記載の研磨パッド。
  17. 前記高密度領域の各々は、菱形形状を有し、複数の前記高密度領域のサブパターンは、前記研磨パッドの60度回転毎に繰り返される、請求項16に記載の研磨パッド。
  18. 前記複数の突出部の各々は、前記研磨体のすぐ近くで、約1〜30ミリメートルの範囲の最大側方寸法を有し、互の間の間隔は、前記研磨体のすぐ近くで、約0.1〜3ミリメートルの範囲である、請求項1に記載の研磨パッド。
  19. 前記複数の突出部のうちの第1の部分の各突出部は、前記研磨体のすぐ近くで、第1の最大側方寸法を有し、前記複数の突出部のうちの第2の部分の各突出部は、前記研磨体のすぐ近くで、第2の異なる最大側方寸法を有する、請求項1に記載の研磨パッド。
  20. 前記複数の突出部のパターンは、各々が前記研磨体のすぐ近くで最大側方寸法約1ミリメートルを有する複数の突出部によって包囲されている、前記研磨体のすぐ近くで最大側方寸法約10ミリメートルを有する突出部を備えている、請求項19に記載の研磨パッド。
  21. 前記複数の突出部のうちの第1の部分の各突出部の前記平坦表面は、第1の形状を有し、前記複数の突出部のうちの第2の部分の各突出部の前記平坦表面は、第2の異なる形状を有する、請求項1に記載の研磨パッド。
  22. 前記複数の突出部の総表面積は、前記研磨体の前記研磨側の総表面積の約40〜80%の範囲の部分である、請求項1に記載の研磨パッド。
  23. 前記複数の突出部の各々の高さは、約0.5〜1ミリメートルの範囲である、請求項1に記載の研磨パッド。
  24. 前記複数の突出部は、約29〜32インチの範囲である直径を有する研磨パッドに対して、約50,000〜200,000個の突出部を備えている、請求項1に記載の研磨パッド。
  25. 前記複数の突出部は、ランダム化されたパターンを有する、請求項1に記載の研磨パッド。
  26. 前記複数の突出部のうちの第1の部分の各突出部は、前記研磨体から第1の高さを有し、前記複数の突出部のうちの第2の部分の各突出部は、前記研磨体から第2の異なる高さを有するが、前記複数の突出部の全ては、前記研磨体から遠位の略同一平面にある、請求項1に記載の研磨パッド。
  27. 前記研磨体および研磨表面はともに、均質かつ一体である、請求項1に記載の研磨パッド。
  28. 前記研磨体および研磨表面は、成形されたポリウレタン材料を備えている、請求項27に記載の研磨パッド。
  29. 前記成形されたポリウレタン材料は、約6%〜50%の範囲の総空隙体積であるクローズドセル細孔の細孔密度を有する、請求項28に記載の研磨パッド。
  30. 前記研磨体の前記裏面上に配置されている下地層をさらに備えている、請求項1に記載の研磨パッド。
  31. 前記研磨体の前記裏面内に配置されている検出領域をさらに備えている、請求項1に記載の研磨パッド。
  32. 前記研磨表面および研磨体内に配置されている開口と、
    前記研磨体の前記裏面上に配置されている接着剤シートであって、前記接着剤シートは、前記研磨体の裏面において、前記開口のための不浸透性シールを提供する、接着剤シートと
    をさらに備えている、請求項1に記載の研磨パッド。
  33. 前記研磨体の前記裏面上に配置されているサブパッドをさらに備えている、請求項1に記載の研磨パッド。
  34. 前記研磨体内に配置されている局所透過性(LAT)領域をさらに備え、前記LAT領域は、前記複数の突出部のパターンを中断する、請求項1に記載の研磨パッド。
  35. 各突出部に対して、前記側壁の各々の一部は、前記平坦表面の下を切り取っている、請求項1に記載の研磨パッド。
  36. 基板を研磨するための研磨パッドであって、前記研磨パッドは、
    裏面の反対に研磨側を有する研磨体と、
    前記研磨体の前記研磨側と連続している複数の突出部を備えている研磨表面であって、各突出部は、前記研磨表面の最外平面における修正された四辺多角形形状と、前記最外平面から前記研磨体に向かって外向きにテーパ状の側壁とを有する、研磨表面と
    を備えている、研磨パッド。
  37. 各突出部の前記側壁は、平面である、請求項36に記載の研磨パッド。
  38. 前記側壁は、前記研磨体の前記研磨表面の法線に対して約30度未満の角度を伴ってテーパ状である、請求項37に記載の研磨パッド。
  39. 前記側壁は、前記研磨体の前記研磨表面の法線に対して約0.1〜10度の範囲の角度を伴ってテーパ状である、請求項38に記載の研磨パッド。
  40. 各突出部の前記側壁は、湾曲付きである、請求項36に記載の研磨パッド。
  41. 各突出部の前記側壁は、段付きである、請求項36に記載の研磨パッド。
  42. 前記修正された四辺多角形形状は、1つ以上の丸い角を伴う四辺多角形、1つ以上の切り欠き付き角を伴う四辺多角形、および1つ以上の弧状辺を伴う四辺多角形から成る群から選択される、請求項36に記載の研磨パッド。
  43. 前記修正された四辺多角形形状は、修正された正方形形状、修正された長方形形状、修正された菱形形状、および修正された台形形状から成る群から選択される、請求項36に記載の研磨パッド。
  44. 前記修正された四辺多角形形状は、全4つの角が丸い正方形である、請求項36に記載の研磨パッド。
  45. 前記修正された四辺多角形形状は、全4つの角に切り欠きが付いた正方形である、請求項36に記載の研磨パッド。
  46. 前記複数の突出部は、X−Yグリッドパターンにおいて配列されている、請求項36に記載の研磨パッド。
  47. 前記研磨体の前記研磨側の最外縁において、前記複数の突出部を包囲している固形リングをさらに備え、前記固形リングは、前記研磨体の前記研磨側と連続し、連続溝が、前記固形リングと前記複数の突出部との間に配置されている、請求項46に記載の研磨パッド。
  48. 前記複数の突出部のX−Yグリッドパターン内の中心に配置されているボタン領域をさらに備え、前記ボタン領域は、切り欠き付き角を伴う正方形形状を有している、請求項46に記載の研磨パッド。
  49. 前記ボタン領域は、前記正方形形状の片側に、クロッキングマークをさらに備えている、請求項48に記載の研磨パッド。
  50. 前記複数の突出部は、複数の高密度領域内に配列されており、前記複数の高密度領域は、高密度領域内の隣接する突出部間に、隣接する高密度領域の隣接する突出部間におけるものより小さい間隔を有している、請求項36に記載の研磨パッド。
  51. 前記高密度領域の各々は、実質的に方形または長方形であり、前記複数の高密度領域のうちの前記高密度領域の各々の間の間隔は、X−Yグリッドパターンを形成する、請求項50に記載の研磨パッド。
  52. 前記複数の突出部の各々は、前記研磨体のすぐ近くで、約1〜30ミリメートルの範囲の最大側方寸法を有し、互の間の間隔は、前記研磨体のすぐ近くで、約0.1〜3ミリメートルの範囲である、請求項36に記載の研磨パッド。
  53. 前記複数の突出部のうちの第1の部分の各突出部は、前記研磨体のすぐ近くで、第1の最大側方寸法を有し、前記複数の突出部のうちの第2の部分の各突出部は、前記研磨体のすぐ近くで、第2の異なる最大側方寸法を有する、請求項36に記載の研磨パッド。
  54. 前記複数の突出部のパターンは、各々が前記研磨体のすぐ近くで最大側方寸法約1ミリメートルを有する複数の突出部によって包囲される、前記研磨体のすぐ近くで最大側方寸法約10ミリメートルを有する突出部を備えている、請求項53に記載の研磨パッド。
  55. 前記複数の突出部のうちの第1の部分の各突出部は、前記研磨表面の前記最外平面に第1の形状を有し、前記複数の突出部のうちの第2の部分の各突出部は、前記研磨表面の前記最外平面に第2の異なる形状を有する、請求項36に記載の研磨パッド。
  56. 前記複数の突出部の総表面積は、前記研磨体の前記研磨側の総表面積の約40〜80%の範囲の部分である、請求項36に記載の研磨パッド。
  57. 前記複数の突出部の各々の高さは、約0.5〜1ミリメートルの範囲である、請求項36に記載の研磨パッド。
  58. 前記複数の突出部は、約29〜32インチの範囲である直径を有する研磨パッドに対して、約50,000〜200,000個の突出部を備えている、請求項36に記載の研磨パッド。
  59. 前記複数の突出部は、ランダム化されたパターンを有する、請求項36に記載の研磨パッド。
  60. 前記複数の突出部のうちの第1の部分の各突出部は、前記研磨体から第1の高さを有し、前記複数の突出部のうちの第2の部分の各突出部は、前記研磨体から第2の異なる高さを有するが、前記複数の突出部の全ては、前記研磨体から遠位の略同一平面にある、請求項36に記載の研磨パッド。
  61. 前記研磨体および研磨表面はともに、均質かつ一体である、請求項36に記載の研磨パッド。
  62. 前記研磨体および研磨表面は、成形されたポリウレタン材料を備えている、請求項61に記載の研磨パッド。
  63. 前記成形されたポリウレタン材料は、約6%〜50%の範囲の総空隙体積であるクローズドセル細孔の細孔密度を有する、請求項62に記載の研磨パッド。
  64. 前記研磨体の前記裏面上に配置されている下地層をさらに備えている、請求項36に記載の研磨パッド。
  65. 前記研磨体の前記裏面内に配置されている検出領域をさらに備えている、請求項36に記載の研磨パッド。
  66. 前記研磨表面および研磨体内に配置されている開口と、
    前記研磨体の前記裏面上に配置されている接着剤シートであって、前記接着剤シートは、前記研磨体の前記裏面において、前記開口のための不浸透性シールを提供する、接着剤シートと
    をさらに備えている、請求項36に記載の研磨パッド。
  67. 前記研磨体の前記裏面上に配置されているサブパッドをさらに備えている、請求項36に記載の研磨パッド。
  68. 前記研磨体内に配置されている局所透過性(LAT)領域をさらに備え、前記LAT領域は、前記複数の突出部のパターンを中断する、請求項36に記載の研磨パッド。
  69. 各突出部に対して、前記側壁の各々の一部は、前記最外平面の下を切り取っている、請求項36に記載の研磨パッド。
JP2016500664A 2013-03-14 2014-03-05 テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッド Active JP6085064B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/829,990 2013-03-14
US13/829,990 US10160092B2 (en) 2013-03-14 2013-03-14 Polishing pad having polishing surface with continuous protrusions having tapered sidewalls
PCT/US2014/020754 WO2014158892A1 (en) 2013-03-14 2014-03-05 Polishing pad having polishing surface with continuous protrusions having tapered sidewalls

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016220375A Division JP2017071053A (ja) 2013-03-14 2016-11-11 テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016511162A true JP2016511162A (ja) 2016-04-14
JP6085064B2 JP6085064B2 (ja) 2017-02-22

Family

ID=50346154

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016500664A Active JP6085064B2 (ja) 2013-03-14 2014-03-05 テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッド
JP2016220375A Withdrawn JP2017071053A (ja) 2013-03-14 2016-11-11 テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッド

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016220375A Withdrawn JP2017071053A (ja) 2013-03-14 2016-11-11 テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッド

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10160092B2 (ja)
EP (1) EP2969392B1 (ja)
JP (2) JP6085064B2 (ja)
KR (2) KR101708744B1 (ja)
CN (1) CN105228797B (ja)
MY (1) MY178773A (ja)
SG (1) SG11201507373VA (ja)
TW (1) TWI667098B (ja)
WO (1) WO2014158892A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220166661A (ko) * 2021-06-10 2022-12-19 에프엔에스테크 주식회사 복수의 패턴 구조체를 포함하는 연마 패드

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102232039B1 (ko) * 2012-07-23 2021-03-26 제이에이치 로드스 컴퍼니, 인크 비평면 유리 연마 패드 및 상기 연마 패드 제작 방법
WO2015153601A1 (en) * 2014-04-03 2015-10-08 3M Innovative Properties Company Polishing pads and systems and methods of making and using the same
US9849562B2 (en) * 2015-12-28 2017-12-26 Shine-File Llc And manufacture of an abrasive polishing tool
KR101698989B1 (ko) * 2016-01-22 2017-01-24 주식회사 썬텍인더스트리 요철을 갖는 연마물품 및 이의 제조방법
US10589399B2 (en) * 2016-03-24 2020-03-17 Applied Materials, Inc. Textured small pad for chemical mechanical polishing
USD854902S1 (en) * 2016-09-23 2019-07-30 Husqvarna Construction Products North America, Inc. Polishing or grinding pad
JP6324637B1 (ja) * 2017-02-06 2018-05-16 株式会社大輝 ポリッシングバッドの凹部形成方法およびポリッシングパッド
JP6884015B2 (ja) * 2017-03-22 2021-06-09 株式会社荏原製作所 基板の研磨装置および研磨方法
JP6990993B2 (ja) * 2017-05-26 2022-01-12 富士紡ホールディングス株式会社 研磨パッド及びその製造方法、並びに、研磨加工品の製造方法
JP6887016B2 (ja) * 2017-06-01 2021-06-16 東京エレクトロン株式会社 ゲッタリング層形成装置、ゲッタリング層形成方法及びコンピュータ記憶媒体
KR20190014307A (ko) * 2017-08-02 2019-02-12 새솔다이아몬드공업 주식회사 에지부분이 라운드된 연마패드 드레서 및 그 연마장치
WO2019026021A1 (en) * 2017-08-04 2019-02-07 3M Innovative Properties Company MICRO-REPLICATED POLISHING SURFACE WITH IMPROVED COPLANARITY
USD958626S1 (en) * 2017-08-30 2022-07-26 Husqvarna Ab Polishing or grinding pad assembly with abrasive disks, reinforcement and pad
USD927952S1 (en) * 2017-08-30 2021-08-17 Husqvarna Ab Polishing or grinding pad assembly with abrasive disk, spacer, reinforcement and pad
MX2020013349A (es) * 2018-06-15 2021-03-09 Mirka Ltd Abrasion con una placa de abrasion.
WO2020210311A1 (en) * 2019-04-09 2020-10-15 Entegris, Inc Segment designs for discs
KR102221514B1 (ko) * 2019-05-29 2021-03-03 한국생산기술연구원 연마액의 유동 저항 구조를 갖는 연마용 패드
US11524385B2 (en) * 2019-06-07 2022-12-13 Rohm And Haas Electronic Materials Cmp Holdings, Inc. CMP polishing pad with lobed protruding structures
US20210299816A1 (en) * 2020-03-25 2021-09-30 Rohm And Haas Electronic Materials Cmp Holdings, Inc. Cmp polishing pad with protruding structures having engineered open void space
US11833638B2 (en) 2020-03-25 2023-12-05 Rohm and Haas Electronic Materials Holding, Inc. CMP polishing pad with polishing elements on supports
KR102570825B1 (ko) * 2020-07-16 2023-08-28 한국생산기술연구원 다공성 돌출 패턴을 포함하는 연마 패드 및 이를 포함하는 연마 장치
CN115056137A (zh) * 2022-06-20 2022-09-16 万华化学集团电子材料有限公司 一种具有研磨一致性终点检测窗的抛光垫及其应用

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000158327A (ja) * 1998-12-02 2000-06-13 Rohm Co Ltd 化学的機械的研磨用研磨布およびそれを用いた化学的機械的研磨装置
JP2000301450A (ja) * 1999-04-19 2000-10-31 Rohm Co Ltd Cmp研磨パッドおよびそれを用いたcmp処理装置
JP2001079755A (ja) * 1999-09-08 2001-03-27 Nikon Corp 研磨体及び研磨方法
JP2002057130A (ja) * 2000-08-14 2002-02-22 Three M Innovative Properties Co Cmp用研磨パッド
US20030114084A1 (en) * 2001-10-11 2003-06-19 Yongsik Moon Method and apparatus for polishing substrates
JP2005183707A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Toyo Tire & Rubber Co Ltd Cmp用研磨パッドおよびそれを用いた研磨方法

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5632790A (en) * 1990-05-21 1997-05-27 Wiand; Ronald C. Injection molded abrasive article and process
BR9509116A (pt) * 1994-09-30 1997-11-18 Minnesota Mining & Mfg Artigo abrasivo revestido processos para produzir o mesmo e processo para desbastar uma peça dura
US5876268A (en) * 1997-01-03 1999-03-02 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method and article for the production of optical quality surfaces on glass
US5882251A (en) 1997-08-19 1999-03-16 Lsi Logic Corporation Chemical mechanical polishing pad slurry distribution grooves
US6121143A (en) * 1997-09-19 2000-09-19 3M Innovative Properties Company Abrasive articles comprising a fluorochemical agent for wafer surface modification
US6749714B1 (en) * 1999-03-30 2004-06-15 Nikon Corporation Polishing body, polisher, polishing method, and method for producing semiconductor device
US6458018B1 (en) 1999-04-23 2002-10-01 3M Innovative Properties Company Abrasive article suitable for abrading glass and glass ceramic workpieces
KR100387954B1 (ko) * 1999-10-12 2003-06-19 (주) 휴네텍 연마패드용 컨디셔너와 이의 제조방법
TW467802B (en) 1999-10-12 2001-12-11 Hunatech Co Ltd Conditioner for polishing pad and method for manufacturing the same
US6776699B2 (en) 2000-08-14 2004-08-17 3M Innovative Properties Company Abrasive pad for CMP
US6821189B1 (en) * 2000-10-13 2004-11-23 3M Innovative Properties Company Abrasive article comprising a structured diamond-like carbon coating and method of using same to mechanically treat a substrate
JP2002346927A (ja) 2001-03-22 2002-12-04 Mitsubishi Materials Corp Cmpコンディショナ
JP4227008B2 (ja) 2003-12-22 2009-02-18 株式会社東芝 プリント配線回路基板
US7204742B2 (en) * 2004-03-25 2007-04-17 Cabot Microelectronics Corporation Polishing pad comprising hydrophobic region and endpoint detection port
US7150677B2 (en) * 2004-09-22 2006-12-19 Mitsubishi Materials Corporation CMP conditioner
US7182677B2 (en) * 2005-01-14 2007-02-27 Applied Materials, Inc. Chemical mechanical polishing pad for controlling polishing slurry distribution
US7594845B2 (en) * 2005-10-20 2009-09-29 3M Innovative Properties Company Abrasive article and method of modifying the surface of a workpiece
US20080271384A1 (en) * 2006-09-22 2008-11-06 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Conditioning tools and techniques for chemical mechanical planarization
US9180570B2 (en) * 2008-03-14 2015-11-10 Nexplanar Corporation Grooved CMP pad
CN101327577B (zh) 2008-07-25 2010-04-21 南京航空航天大学 带自修整功能的磨损均匀性好的固结磨料抛光垫
JP2010045306A (ja) 2008-08-18 2010-02-25 Kuraray Co Ltd 研磨パッド
TWM352126U (en) * 2008-10-23 2009-03-01 Bestac Advanced Material Co Ltd Polishing pad
US9017140B2 (en) * 2010-01-13 2015-04-28 Nexplanar Corporation CMP pad with local area transparency
US8439994B2 (en) * 2010-09-30 2013-05-14 Nexplanar Corporation Method of fabricating a polishing pad with an end-point detection region for eddy current end-point detection
CN102601747B (zh) * 2011-01-20 2015-12-09 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 一种研磨垫及其制备方法、使用方法
US8968058B2 (en) 2011-05-05 2015-03-03 Nexplanar Corporation Polishing pad with alignment feature
US20120302148A1 (en) 2011-05-23 2012-11-29 Rajeev Bajaj Polishing pad with homogeneous body having discrete protrusions thereon
US8920219B2 (en) 2011-07-15 2014-12-30 Nexplanar Corporation Polishing pad with alignment aperture
US9649742B2 (en) 2013-01-22 2017-05-16 Nexplanar Corporation Polishing pad having polishing surface with continuous protrusions

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000158327A (ja) * 1998-12-02 2000-06-13 Rohm Co Ltd 化学的機械的研磨用研磨布およびそれを用いた化学的機械的研磨装置
JP2000301450A (ja) * 1999-04-19 2000-10-31 Rohm Co Ltd Cmp研磨パッドおよびそれを用いたcmp処理装置
JP2001079755A (ja) * 1999-09-08 2001-03-27 Nikon Corp 研磨体及び研磨方法
JP2002057130A (ja) * 2000-08-14 2002-02-22 Three M Innovative Properties Co Cmp用研磨パッド
US20030114084A1 (en) * 2001-10-11 2003-06-19 Yongsik Moon Method and apparatus for polishing substrates
JP2005183707A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Toyo Tire & Rubber Co Ltd Cmp用研磨パッドおよびそれを用いた研磨方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220166661A (ko) * 2021-06-10 2022-12-19 에프엔에스테크 주식회사 복수의 패턴 구조체를 포함하는 연마 패드
KR102572960B1 (ko) * 2021-06-10 2023-09-01 에프엔에스테크 주식회사 복수의 패턴 구조체를 포함하는 연마 패드

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017071053A (ja) 2017-04-13
TWI667098B (zh) 2019-08-01
EP2969392A1 (en) 2016-01-20
CN105228797A (zh) 2016-01-06
WO2014158892A1 (en) 2014-10-02
US20140273777A1 (en) 2014-09-18
SG11201507373VA (en) 2015-10-29
MY178773A (en) 2020-10-20
KR20150127181A (ko) 2015-11-16
JP6085064B2 (ja) 2017-02-22
KR101669848B1 (ko) 2016-10-27
CN105228797B (zh) 2018-03-02
TW201505759A (zh) 2015-02-16
US10160092B2 (en) 2018-12-25
KR20160056946A (ko) 2016-05-20
KR101708744B1 (ko) 2017-02-21
EP2969392B1 (en) 2020-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6085064B2 (ja) テーパ状側壁を有する連続突出部を伴う研磨表面を有する研磨パッド
US10293459B2 (en) Polishing pad having polishing surface with continuous protrusions
KR101619100B1 (ko) 구멍을 가진 폴리싱 패드
JP6359050B2 (ja) 同心または略同心の多角形溝パターンを有する研磨パッドを加工する方法
JP6810992B2 (ja) 液状充填材を含むポロゲンを有する研磨パッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6085064

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250