JP2016509891A5

JP2016509891A5 -

Info

Publication number: JP2016509891A5
Application number: JP2015561945A
Authority: JP
Filing date: 2013-03-25
Publication date: 2016-06-02
Anticipated expiration: 2033-03-25

Description

図２０〜２３は、可撓性スカート１５０の形をした代替的なシールを示す。スカート１５０は、前述の外側スカート３２であってもよい。スカート１５０は、少なくとも、ステント弁１０の出口端１５６に最も近いスカート１５０の端１５４から隔てられた１つ以上の取付け位置１５２ａ，１５２ｂで、ステント１２および／または内側スカート３０に取付けられてもよい。１つ以上の取付け位置１５２ａ，１５２ｂは、ステント１２に対して係留された第１のスカート部分１６０と、ステント１２に対して自由に留置し、または浮くことができる第２のまたはさらに別のスカート部分１６２とを規定するためのものなどであってもよい。１つ以上の取付け位置１５２ａ，１５２ｂは、たとえば、ステント弁１０の入口端１６４に、および／または、上方クラウン１８の末端と下方部分１６の末端との間の中間位置に対応する。少なくとも１つの取付け位置１５２ａ，１５２ｂは、内側スカート３０と少なくとも部分的に重複していてもよい。オプションで、少なくとも１つの取付け位置１５２ａ，１５２ｂは、（たとえば、外側）シールスカート１５０と内側スカート３０との間に直接取付けを形成する。そのような取付けは、スカート３０および１５０間の血液の漏れを妨げることができる。

Claims

心臓弁を置換するための経カテーテル移植用のステント弁であって、ステント弁は、送達のために圧縮状態へと圧縮可能であり、かつ、移植のために動作状態へと拡張可能であり、ステント弁は、ステント（１２）と、人工弁を規定するための複数の小葉（１４）と、周囲の組織に対して封止するための弁周囲シール（４０）とを含み、シールはスカート（１５０）を含み、少なくともその第１の部分（１６０）は、ステントに対して係留され、少なくともその第２の部分（１６２）は、ステントに対して自由に留置するかまたは浮くことができる、ステント弁。
スカートは、ステントの外部上で担持された外側スカート（１５０）である、請求項１に記載のステント弁。
ステント弁は入口端（１６４）と出口端（１５６）とを有し、ステント弁はさらに、小葉と通じ、ステントの内部上で担持された内側スカート（３０）を含み、
外側スカート（１５０）は、内側スカート（３０）と外側スカート（１５０）との間の血液の漏れを妨げるために、ステント弁の出口端（１５６）に最も近い外側スカートの端（１５４）から隔てられた１つ以上の取付け位置（１５２ａ，１５２ｂ）で、内側スカート（３０）に直接取付けられ、
外側スカート（１５０）の第１の部分（１６０）は、１つ以上の取付け位置（１５２ａ，１５２ｂ）からステント弁の入口端に向かって延在し、
外側スカート（１５０）の第２の部分（１６２）は、１つ以上の取付け位置（１５２ａ，１５２ｂ）からステント弁の出口端に最も近い外側スカートの端（１５４）へと延在し、
使用時、第２の部分は、血液の背圧または逆流を受けて周囲の組織に対して封止するように外向きに膨張可能である、請求項２に記載のステント弁。
内側および外側スカートは部分的に重複し、外側スカート（１５０）は、内側スカート（３０）よりも、ステント弁の入口端（１６４）でのステントの末端に向かってさらに延在する、請求項３に記載のステント弁。
内側スカート（３０）は、外側スカート（１５０）よりも、ステント弁の出口端（１５６）でのステントの末端に向かってさらに延在する、請求項３または４に記載のステント弁。
外側スカートの第２の部分は、第２の部分が裏返ることを防止する１つ以上の制御取付け（１６６）によってステントに取付けられる、請求項３から５のいずれかに記載のステント弁。
ステント弁の出口端に最も近い外側スカートの端（１５４）は、ステントに取付けられる、請求項３から６のいずれかに記載のステント弁。
外側スカートの第２の部分（１６２）は、血液の背圧または逆流を受けて外向きに膨張することができるポケットまたはフラップを規定する、請求項３から７のいずれかに記載のステント弁。
内側および外側スカート（３０，１５０）は、生物材料でできている、請求項３から８のいずれかに記載のステント弁。
内側および外側スカート（３０，１５０）は、布でできている、請求項３から８のいずれかに記載のステント弁。
ステントは、下方管状部分（１６）、上方クラウン部分（１８）、複数の直立交連支持体（２０）、および複数の安定化アーチ（２２）を含む、請求項３から１０のいずれかに記載のステント弁。
下方管状部分（１６）は上方クラウン部分（１８）および交連支持体（２０）と通じており、交連支持体（２０）は上方クラウン部分（１８）に対して直立しており、安定化アーチ（２２）は交連支持体（２０）と通じている、請求項１１に記載のステント弁。
ステント弁の出口端（１５６）に最も近い外側スカートの端（１５４）は、上方クラウン部分（１８）の末端と下方管状部分（１６）の末端との間のステントの胴部に位置付けられる、請求項１１または１２に記載のステント弁。
外側スカート（１５０）は、上方クラウン部分（１８）と下方管状部分（１６）との接合部から垂下する、請求項１３に記載のステント弁。
上方クラウン部分は、第２のスカート部分を少なくとも部分的に外向きに付勢する、請求項１１から１４のいずれかに記載のステント弁。
上方クラウン部分は、上方クラウン部分と下方管状部分との間の胴部に対して、第２の部分を少なくとも部分的に外向きに付勢する、請求項１５に記載のステント弁。
上方クラウン部分は片持ち梁要素を含み、各片持ち梁要素は、片持ち梁要素の尖部で接する１対の支柱を含む、請求項１５または１６に記載のステント弁。
外側スカート（１５０）は、上方クラウン部分（１８）の少なくとも一部が外側スカートによって実質的に覆い隠されないままにしておくように位置付けられる、請求項１１から１４のいずれかに記載のステント弁。
外側スカート（１５０）は、上方クラウン部分（１８）が外側スカートによって実質的に覆い隠されないままにしておくように位置付けられる、請求項１８に記載のステント弁。