JP2016508102A - トラベルマグの蓋 - Google Patents
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Abstract
トラベルマグの蓋は、第1蓋部材及び開閉機構を具える。第1蓋部材はボタン開口部を具える。開閉機構は、ボタン、芯及び芯に接続された可撓性素材を具える。ボタンは、芯に対して動く。ボタンは、ボタン開口部を貫通して延びる、即ちボタン開口部の内部に延びる末端部を具える。ボタンによって、第1蓋部材に対して可撓性素材の少なくとも一部が動くため、飲み物の通路を通過する液体の流れが選択的に妨げられる。ボタンと芯は、可撓性素材によって、カップの中の液体から少なくとも部分的に隔離されている。
Description
トラベルマグの蓋は、飲み物が通る通路を選択的に塞ぐ開閉機構を具えることができる。これらの開閉機構は、かなり複雑になり得、多くの可動部品を具え得る。これらの開閉機構をクリーニングしようとすると、問題が生じる。
前記に鑑み、対応するカップの上側開口部で、対応するカップと係合するようにそれぞれ構成されているトラベルマグの蓋が、記載されている。本明細書に記載される各トラベルマグの蓋は、シリコーンのような可撓性素材を有する開閉機構を具える。可撓性素材は、蓋が取付けられたカップの中にある液体から開閉機構の可動部品を隔離するための閉弁及びシールとして作用することができる。
トラベルマグの蓋の一例は、第1蓋部材、及び蓋を貫通して設けられた飲み物の通路を通る液体の流れを選択的に妨げるための第1蓋部材に取付けられた開閉機構を具える。第1蓋部材は、中心軸を定め、ボタン開口部を具える。開閉機構は、ボタン、芯及び芯に接続された可撓性素材を具える。ボタンは、芯に対して動く。ボタンは、ボタン開口部を貫通して延びる、即ちボタン開口部の内部に延びる末端部を具えるため、蓋が対応するカップに係合している場合、第1蓋部材の外側から前記末端部にアクセス可能である。芯は、可撓性素材よりも硬い材料からできている。ボタンは、可撓性素材と協働し、第1蓋部材に対して可撓性素材の少なくとも一部を動かし、飲み物の通路を通過する液体の流れを選択的に妨げる。開閉機構が第1蓋部材に接続され、蓋が対応するカップと係合している時、ボタン及び芯は、可撓性素材によって、対応するカップに入った液体から少なくとも部分的に隔離される。
別の配置では、トラベルマグの蓋は、対応するカップの上側開口部で対応するカップと係合する構成が示される。トラベルマグの蓋は、第1蓋部材、及び蓋を貫通して設けられた飲み物の通路を通る液体の流れを選択的に妨げるための第1蓋部材に取付けられた開閉機構を具える。第1蓋部材は中心軸を定め、ボタン開口部を具える。開閉機構は、ボタン、芯及び芯に接続された可撓性素材を具える。ボタンは、芯に対して動く。ボタンが、ボタン開口部を貫通して延びる、即ちボタン開口部の内部に延びる末端部を具えるため、蓋が対応するカップに係合している場合、第1蓋部材の外側から前記末端部にアクセス可能である。芯は、可撓性素材よりも硬い材料からできている。ボタンは、可撓性素材と協働し、第1蓋部材に対して可撓性素材の少なくとも一部を動かし、飲み物の通路を通過する液体の流れを選択的に妨げる。可撓性素材は、可動部及び固定部を具え得る。可撓性素材は、可動封止端も具え得る。ボタンが作動することにより、固定封止面に対して可動封止端が移動し、可動封止端が、固定封止面と接して、飲み物の通路が閉じられる。
上述された各実施例の態様は以下に示される。以下に示される各態様は、いずれの実施例においても、見受けられうる。
第1蓋部材は、側壁を具える。第1蓋部材の側壁は、円筒状且つ垂直方向に向けられている。側壁はまた、上部及び下部を具え、下部は、上部よりも直径が大きい。下部から上部への側壁の内側面の変わり目に肩部が定められる。可撓性素材が、肩部32を押圧することによって、可撓性素材と第1蓋部材との間で液密シールが形成される。
開閉機構の芯は、中心軸と平行な方向へのボタンの移動を妨げる。ボタンは、中心軸と直角な方向に、芯に対してスライド可能である。他の実施例では、ボタンは、中心軸と直角な方向に、芯に対してスライド可能であり、且つまた、トグルスイッチと同様に、或る軸の周りを回転することも可能である。他の実施例では、ボタンは、中心軸と平行な方向に、芯に対してスライド可能である。芯は、下板に接続された上板を具えてもよい。空間は、上板と下板の間で画定され得る。ボタンは空間の中に受入れられる。芯は、平坦な下面を具え、可撓性素材は、芯の平坦な下面の全体を覆ってもよい。芯は、ボタンが芯からボタン開口部に向かって延びる場所を除けば、中心軸を実質的に取り囲む略円筒状の周側壁も具え得る。
可撓性素材は、略円筒状の周側壁の周囲の芯の下面を覆ってもよい。可撓性素材は、蓋が対応するカップと係合している時に、対応するカップと蓋の間のシールとして作用するように配置される。可撓性素材はまた、飲み物の通路の閉弁としても作用する。可撓性素材は、可動部及び固定部を具える。可動部は、可撓性素材の中に形成される少なくとも1つのひだによって画定され得る。可撓性素材は、可動封止端及び固定封止端を具える。ボタンが作動すると、固定封止端に対して、可動封止端が移動する。固定封止端は、ボタン開口部の正反対に位置し得る。可撓性素材は、少なくとも芯の外側の大半を取り囲んでもよく、さらに、芯から外側に向かって延びるボタンの外端部を包んでもよい。可撓性素材が、ボタンの端部を取り囲んでもよい。
開閉機構は、ボタンと連動可能に接続されたフォロアを具える。フォロアは、ボタンに対して移動するように付勢され、可撓性素材と接している。可撓性素材は、可動封止端及び固定封止端を具え、ボタンが作動すると、フォロアが移動し、その結果、固定封止端に対して、可動封止端が移動する。
図1は、閉位置のトラベルマグの蓋の平面図。
図2は、開位置の図1に示されたトラベルマグの蓋の平面図。
図3は、図1のA−A線での断面図。
図4は、図2のB−B線での断面図。
図5は、トラベルマグの蓋の別の実施形態の平面図。
図6は、図5のA−A線での断面図。
図7は、図6に示された断面図の斜視図。
図8は、閉位置のトラベルマグの蓋の別の実施形態の図5のA−A線と同様の位置での断面図。
図9は、開位置の図8に示されたトラベルマグの蓋の断面図。
図10は、閉位置のトラベルマグの蓋の別の実施形態の平面図。
図11は、開位置の図10に示されたトラベルマグの蓋の平面図。
図12は、図10のA−A線での断面図。
図13は、図11のB−B線での断面図。
図14は、閉位置のトラベルマグの蓋の別の実施例の平面図。
図15は、開位置の図14に示されたトラベルマグの蓋の平面図。
図16は、図14のA−A線での断面図。
図17は、図15のB−B線での断面図。
図1乃至4は、リム12と呼ばれる第1蓋部材、及び開閉機構14を具えるトラベルマグの蓋10を示す。トラベルマグの蓋10は、カップ(示されていない。)に嵌合し、カップの上側開口部を覆い、カップに入っている液体がこぼれず、カップの中の液体の温度が保たれる。開閉機構14によって可動部品が隔離されるため、これらの可動部材が液体に直接触れることはない。
図示されるように、リム12は、全体として環状の形状である。リム12は、環状として示されているが、リム12は蓋10に取付けるカップの形に基づいて他の形状であってもよい。図示された実施例を参照すると、リム12は、環状側壁20を具える。図示されるように、側壁20は円筒状で垂直方向に向けられており、外側面22と内側面24を有する。内側面24は、上部26、及び上部26からオフセットされた下部28を具える。上部26及び下部28は、それぞれ全体として円形、即ち円筒形の形状である。蓋10の中心軸30に対して直角に測った下部28の直径は、上部26の直径よりも大きい。そのため、下部28から上部26への内側面24の変わり目に肩部32が定められる。肩部32は、全体として環状で、中心軸30を中心に配置される。
リム12はまた側壁20に形成されたボタン開口部40を具える。ボタン開口部40は、内側面24の下部28から外側に向かって側壁20を貫通して外側面22に延びている。
リム12はカップ(示されていない。)の上端に嵌合する。図示されるように、カップ(示されていない。)の上端は、リム12によって受入れられ、カップの外側面は内側面24の下部28に係合する。カップ(示されていない。)の上端は開閉機構14に固定する。リム12、特にリム12の内側面24は、中心軸30に対して直角な面を見ると円形の形状である通路42を画定する。開閉機構14は通路42を選択的に塞ぐためにリム12と協働する。
開閉機構14はボタン50、芯52、及び可撓性素材54を具える。ボタン50は、芯52及びリム12に対して中心軸30に直角な方向に動き、スライドし、即ち移動する。図示されるように、ボタン50は、例えば、A−A線(図1)又はB−B線(図2)に沿って、リム12の直径と平行にスライドする。ボタン50は可撓性素材54と協働し、リム12の中の通路42を通る液体の流れを選択的に妨げる。
開閉機構14がリム12と接続され、蓋10がカップに取付けられているときは、ボタン50と芯52は可撓性素材54によって液体から隔離される。開閉機構14の可動部品は、可撓性素材54を除いて、液体から隔離されるため、液体に晒される可動部品を有する既知の蓋と比較して蓋10の洗浄はより簡単である。組立てられると、可撓性素材54は、リム12の中に形成された肩部32を押圧し、可撓性素材54とリム12の間で液密シールを形成する。リム12の中にある開閉機構14を固定するために、可撓性素材54と肩部32の間に接着剤を用いてもよい。開閉機構14をカップの上端と肩部32の間にはさむように、カップ(示されていない。)の上端が可撓性素材54を押圧してもよい。カップ(示されていない。)の上端と可撓性素材54の間の境界面が別の液密シールを形成してもよい。
図示された実施例では、ボタン50は、硬質プラスチック素材でできているが、しかし、ボタンは、他の硬質素材で作られてもよい。ボタン50の端部はボタン開口部40を貫通して、即ちボタン開口部40の内部に延びている。ボタン50はボタン開口部40から露出する第1端60を有する。ボタン50の第2端62は、第1端60の反対側にあり、第2端62は、可撓性素材54と接触している。ボタン50は芯52の中に受入れられる第1部分64、及び第2部分66を有する。第2部分66は芯52から延びており、ボタン開口部40から離れてボタン開口部40の正反対に位置するリム12のある領域に向かっている。第1部分64は、第1端60で終端し、第2部分66は、第2端62で終端する。図示された実施例では、中心軸30と平行な測定方向において、第2部分66は、第1部分64よりも細い。中心軸30に対して直角に測定した場合のボタン50の長さは、内側面24の下部28でのリム12の内側の直径よりも長い。ボタン50はまた、下面68と上面70を有する。これらの面68及び70はそれぞれ、全体として平面であってもよい。
図示された実施例の芯52もまた硬質プラスチック素材でできているが、しかし、他の硬質素材が使われてもよい。芯52は、ボタン50の動きを固定するように作用し、中心軸30と平行な方向にボタン50が動くことを妨げる。図示された実施例では、芯52は、例えば、A−A線(図1)又はB−B線(図2)に沿うようなリム12の直径に沿う方向以外の方向にボタン50が動くことを妨げる。芯52は、内部側壁84(図3及び4で見えるのは1つだけ。)によって下板82とつながれた上板80を具える。空間86は、上板80、下板82、及び側壁84の間で画定される。ボタン50の第1部分64は、空間86の中に受入れられる。芯52は、ボタン50が芯52からボタン開口部40に向かって延びる箇所を除けば、中心軸30を実質的に取り囲む略円筒状の周側壁88も具える。周側壁88は、外側面92及び内側面94を具える。周側壁88は、リム12の内側面24の下部28の半径より若干小さい中心軸30の周りの半径を有する。外側面92は、可撓性素材54によって囲われており、可撓性素材54は、リム12の内側面24の下部28と接触し、その間に液密シールを形成する。芯52は、上面96及び下面98も有し、それらのそれぞれは、平面であってもよい。
図示された実施例では可撓性素材54はシリコーンである。他の可撓性素材が用いられてもよいが、しかし、可撓性素材54は、ボタン50及び芯52が作られる材料よりもより柔軟性を有することが望まれる。可撓性素材54には、可撓性素材54がリム12の内側面及びカップ(示されていない。)の上端に接触する場所において、液密シールを保つことができることも望まれる。可撓性素材54は、芯52とボタン50を囲い込み、開閉機構14が(図1に示されるように)閉位置にあるときは、可撓性素材54によって形成される小さな通気口100を除いて、リム12を介して通路42を覆う。可撓性素材54は、芯52の下面98と接触し、それらを覆う。可撓性素材54はまた、ボタン50の下側面68と接触、及び/又は、覆ってもよい。可撓性素材54は、ボタン50の下側面68、第2端62及び上側面70、並びに芯52の上面96を覆う。ボタン開口部近くの芯52の下面98及び周側壁88付近の芯52の下面98を覆うことによって、可撓性素材54は、トラベルマグ10とトラベルマグ10に取付けられるカップ(示されていない。)の上端との間の液密シールとして作用することができる。このように、可撓性素材54は、カップ(示されていない。)と蓋10の間のシール、及びリム12を介した通路42のための閉弁の両方として作用し得る。
可撓性素材54は、可動部106及び固定部108を具える。図示された実施例においては、可動部106は、可撓性素材54で形成される複数のひだ110によって画定される。ひだ110は、湾曲している。ボタン50の第2部分66を囲む可撓性素材54でひだ110が形成され、そこに可動部106が位置する。
ボタン50は、中心軸30に対して直角な方向にスライド可能である。閉位置では、図1及び3に示されるように、可撓性素材54からなる固定封止端114と接触する可撓性素材54からなる可動封止端112をボタン50の第2端62が押圧するように、ボタン50は位置する。可撓性素材54からなる固定封止端114は、ボタン開口部40の正反対にある。図1及び3に示される閉位置では、カップからの液体は、リム12によって形成される通路42を通って進むことを妨げられる。
図2及び4に示される位置では、可撓性素材54からなる可動封止端112は、図1及び3に示される閉位置から右に移動している。ボタン50の第2端62を囲む可撓性素材54、即ち可動封止端112を画定する可撓性素材54の部分は、ボタン50の第1端60から正反対の部分、即ち可撓性素材54からなる固定封止部114で周側壁88を囲む可撓性素材54から離間している。このように、飲み物の通路116は、可撓性素材54の可動封止部112と固定封止部114の間に形成される。図示された実施例の可撓性素材54は、全て相互に接続された可動部106、固定部108、ひだ110、可動封止端112及び固定封止端114を具える一体形成品(例えば、一体ユニット)である。
カムフォロア機構が開閉機構14に設けられてもよい。カムフォロア機構は、図2及び4に示される開位置に向かってボタン50を付勢するスプリングを具えてもよい。このようなカムフォロア機構を利用することによって、ボタンが閉位置にあるとき、操作者は、ボタンを内側に押すことができ、バイアス機構によってボタンが開位置に向かって動く。または、ボタンが開位置にあるとき、操作者は、ボタンを内側に押すことができ、カムフォロア機構によって図1及び3に示される閉位置にボタンが固定されることによってスプリングの付勢力が弱まる。カムフォロア機構はまた芯52の中の空間86の中に位置してもよく、それ故、カップの中の飲み物の通路116を通って進む液体から隔離され得る。
図5乃至7は上述したトラベルマグの蓋10に類似する別のトラベルマグの蓋210を示す。カップ(示されていない。)にはトラベルマグの蓋210が嵌合され、カップの上側開口部が覆われ、カップに保持された液体がこぼれず、カップの中の液体の温度が保たれる。トラベルマグの蓋210と上述されたトラベルマグの蓋10との違いについては詳細に説明する。これらの蓋は構造上似ているので、説明を簡潔にするため、類似点について詳細な説明はしない。
トラベルマグの蓋210は、カバー212と呼ばれる第1蓋部材、及び開閉機構214を具える。カップを出る液体が通る飲み物の通路218を少なくとも部分的に画定する開口部216を有する頂部をカバー212が具えることを除いて、カバー212は、上述したリム12と類似する。カバー212は、側壁220を具え、中心軸230を定める。トラベルマグの蓋210は、側壁220にボタン開口部222を具える。開閉機構214が、機構の可動部品を隔離するため、これらの可動部品が直接液体に晒されることはない。
開閉機構214は、ボタン250、硬質芯252、可撓性素材254及びクリック・クリック(カムフォロア)機構256を具える。ボタン250は、蓋210の中心軸230に対して全体として直角な方向に移動する。芯252は、開閉機構214の可動部品の多くがその中に設けられる空間258を具える。可撓性素材254は、少なくとも芯252の外側の大部分を囲み、図5乃至7に示された実施例では、可撓性素材254はまた、ボタン250の末端部分266も囲む。末端部分266は、カバー212の側壁220に形成されたボタン開口部222から外側に向かって延びるボタン250の一片である。ボタン250の末端部分266を囲む可撓性素材254は、硬質芯252と接続され、及び/又は、接してもよく、即ち、可撓性素材254の独立した一片がカバー212の側壁220と接触してもよく、ボタン250の末端部分266を囲い込み、及び/又は、包み込むためにボタン開口部222を覆ってもよい。
図6及び7に示されるように、上述したようなシリコーン材料でもよい可撓性素材254は、開口部270を具える。開口部270によって、開閉機構214の可動部品を、可撓性素材254によって画定される内部領域に挿入することができる。芯252が開口部270を通って可撓性素材254の中に挿入されるときに、可撓性素材254が封止するボス272を芯252は具えてもよい。このため、水密シールが可撓性素材254の中にある開口部270の周りの可撓性素材254と芯252との間でボス272に対して形成されてもよい。
開位置における開閉機構214が図6及び7に示されている。飲み物の通路218を閉じるために、操作者は、カップの内側に向かって、且つ飲み物の通路218に向かってボタン250を内側に押す。
クリック・クリック機構256はトラック284の中に配置されるスライドピン282を有するフォロア280を具える。矢印286方向にボタン250が移動することにより、同じ方向にフォロア280が移動し、トラック284の中でスライドピン282が移動する。フォロア280は、矢印288方向に付勢され、その結果、スライドピン282が休止領域に向かってトラック284に沿って移動すると、フォロア280は、矢印288方向へわずかに移動するが、飲み物の通路218は可撓性素材254及びフォロア280によって閉じられたままである。開閉機構214を開くために、操作者は矢印286方向にボタン250を再び押し、その結果、スライドピン282が休止領域から離れるように移動し、ばね292及び294の付勢力がボタン250とフォロア280を矢印288方向に偏らせることができ、それ故、飲み物の通路218が開く。
可撓性素材254は可動部306、並びに芯252及びカバー212に対して可動ではない固定部308を具える。図示された実施例では、可動部306は可撓性素材254の中に形成される複数のひだ310によって画定される。ひだ310は湾曲している。ひだ310は可撓性素材254がフォロア280を囲む可撓性素材254の中に形成され、可動部306は、そこに位置する。
閉位置では、可撓性素材254からなる可動封止端312が可撓性素材254からなる固定封止端316になり得る固定封止面314と接する。固定封止面314はまた、側壁220の内側面にもなり得る。可撓性素材254からなる固定封止端316はボタン開口部222の正反対にある。閉位置では、カップからの液体は、飲み物の通路218を通って進むことができない。
開位置では、フォロア280を囲む可撓性素材254は、可動封止端312を画定する可撓性素材254の一部を具え、可撓性素材254からなる固定封止端316において筒状周側壁318を囲む可撓性素材254から離間される。このように、飲み物の通路218は可撓性素材254からなる可動封止端312と固定封止端316の間に形成される。図示された実施例の可撓性素材254は、全て相互に接続された可動部306、固定部308、ひだ310、可動封止端312、及び固定封止端316を具える一体形成品(例えば、一体ユニット)である。
図8及び9には上述したトラベルマグの蓋10及び210に類似する別のトラベルマグの蓋410が示される。カップ(示されていない。)にはトラベルマグの蓋410が嵌合され、カップの上側開口部が覆われ、カップに保持された液体がこぼれず、カップの中の液体の温度が保たれる。トラベルマグの蓋410と上述されたトラベルマグの蓋10及び210との違いについては詳細に説明する。これらの蓋は構造上似ているので、説明を簡潔にするため、類似点について詳細な説明はしない。
トラベルマグの蓋410は、カバー412と呼ばれる第1蓋部材、及び開閉機構414を具える。カバー412は、上述したカバー212と類似し、カップを出る液体が通る飲み物の通路418を少なくとも部分的に画定する開口部416を有する。カバー412は、側壁420を具え、中心軸430を定める。トラベルマグの蓋410は、側壁420にボタン開口部422を具える。開閉機構414は、機構の可動部品を隔離し、その結果、これらの可動部材が直接液体に晒されることはない。
開閉機構414は、ボタン450、硬質芯452、可撓性素材454、並びに図8及び9にのみ模式的に示されたクリック・クリック(カムフォロア)機構456を具える。ボタン450は、蓋410の中心軸430に対して全体として直角な方向に移動する。芯452は、開閉機構414の可動部品の多くがその中に設けられる空間458を具える。可撓性素材454は、少なくとも芯452の外側の大部分を囲む。図8及び9に示された実施例では、可撓性素材454は、芯452を取り囲むが、ボタン450は取り囲まない。可撓性素材454は、シリコーンでもよい。
開閉機構414は、図9に開位置が、図8に閉位置が示されている。飲み物の通路418を閉じるため、操作者は、カップの内側に向かって、且つ飲み物の通路418に向かってボタン450を内側に押す。ボタン450の末端部466は、ボタン開口部422を貫通して延びており、操作者によるアクセスが可能である。
クリック・クリック機構456は、留め具482によってボタン450と接続されたフォロア480を具える。留め具482と伴にボタン450を動かす、及びボタン450と伴に留め具482を動かすために、フォロア480とボタン450を接続する他の方法が採用されてもよい。クリック・クリック機構456は、上述したクリック・クリック機構256と同様に作用し得る。矢印486方向にボタン450が動くと、フォロア480が同じ方向に動く。フォロア480は、矢印488方向に付勢され、その結果、フォロア480が(図8に示される)閉位置に留まらない場合、フォロア480は、(図9に示される)開位置に向かって付勢される。
ボタン450は、この実施例では可撓性素材454によって囲まれていない。ボタン450は、留め具482によってフォロア480と接続されており、留め具482は可撓性素材454の中にある開口部492を貫通して延びている。しかしながら、可撓性素材454は、芯452によって画定される空間458の中への水の浸入を防ぐため留め具482を封止する。可撓性素材454は、可動部(二つの可動部506及び510が示されている。)、並びに芯452及びカバー412に対して可動ではない固定部508を具える。図示された実施例では、飲み物の通路418に隣接して設けられた前方可動部506及びボタン450に隣接して設けられた後方可動部510がある。ボタン450及びフォロア480の基端512は後方可動部510と接している。フォロア480の末端514は前方可動部506と接している。可動部506及び510によって、ボタン450及びフォロア480の移動が可能となり、その結果、開閉機構414は、開位置と閉位置の間を動くことができる。
閉位置では、可撓性素材454の可動封止端522は、可撓性素材254からなる固定封止端526になり得る固定封止面524と接触する。固定封止面524はまた、側壁420の内側面、即ち、下記に示す差込み530の内側面にもなり得る。可撓性素材454からなる固定封止端526は、ボタン開口部422とは正反対にある。閉位置では、カップからの液体は、飲み物の通路418を通って進むことができない。
開位置では、フォロア480の末端514を囲む可撓性素材454は、可動封止端522を画定する可撓性素材454の一部を具え、飲み物の通路418に隣接する差込み530の内側面532と接触する可撓性素材454から離間している。このように、飲み物の通路418は可撓性素材454からなる可動封止端522と固定封止端526の間に形成される。差込み530はカバー412に開閉機構414を固定するために、カバー412と接続する。差込み530はまた、カバー412の開口部416と位置合わせした開口部534を具え、飲み物の通路418を少なくとも部分的に画定する。
図10乃至13には、上述したトラベルマグの蓋10、210及び410と類似する別のトラベルマグの蓋610が示される。カップ(示されていない。)にはトラベルマグの蓋610が嵌合され、カップの上側開口部が覆われ、カップに保持された液体がこぼれず、カップの中の液体の温度が保たれる。トラベルマグの蓋610は、カバー612と呼ばれる第1蓋部材、及び開閉機構614を具える。カバー612は、カップを出る液体が通る飲み物の通路618を少なくとも部分的に画定する開口部616を具える。カバー612は、側壁620を具え、中心軸630を定める。トラベルマグの蓋610は、側壁620にボタン開口部622を具える。開閉機構614は、機構の可動部品を隔離し、その結果、これらの可動部品が直接液体に晒されることはない。
開閉機構614は、この実施例ではトグルスイッチであるボタン650、硬質芯652、可撓性素材654及びフォロア機構656を具える。ボタン650は、蓋610の中心軸630に対して全体として直角な方向に移動し、また、ボタン650は、ピン660の周りを回転する。芯652は、開閉機構614の可動部の多くが設けられる空間658を具える。図10乃至13で示された実施例では、可撓性素材654は、芯654を囲むが、ボタン650は囲まない。可撓性素材654は、シリコーンでもよい。
開位置の開閉機構614が図11及び13に示される。閉位置の開閉機構614は、図10及び12に示される。飲み物の通路618を閉じるために、操作者はボタン650の第1部分650aをカップの内部に向かって、且つ、飲み物の通路618に向かって内側に押す。開閉機構614が開位置にあるとき、このボタン650の第1部分650aは、ボタン開口部622を貫通して延びており、操作者よるアクセスが可能である。飲み物の通路618を開くために、操作者は、ボタン650の第2部分650bをカップの内部に向かって、且つ、飲み物の通路618に向かって内側に押す。開閉機構614が閉位置にあるとき、このボタン650の第2部分650bは、ボタン開口部622を貫通して延びており、操作者によるアクセスが可能である。
フォロア機構656は、ボタン650と連動可能に接続されたフォロア680を具え、ボタン650の第1部分650aが動くことによって、フォロア680も同じ方向に移動する。フォロア680は、矢印688方向に付勢されることが可能で、その結果、フォロア680即ちボタン650が(図10及び12に示される)閉位置に留まらない場合、フォロア680は(図11及び13に示される)開位置に向かって付勢される。ボタン650、及び/又は、フォロア680は、(例えば)芯652又はカバー612上に戻り止めと協働することができる止め金を具えてもよく、付勢力に対して、ボタン650、及び/又は、フォロア680の位置を留める。ボタン650の第1部分650a又は第2部分650bのいずれかの部分に操作者が力を加えることにより、止め金/戻り止め機構がはずれ、ボタン及びフォロア680の移動が可能となる。
本実施例では、ボタン650は可撓性素材654によって囲まれていない。ボタン650は、フォロア680と接している可撓性素材654と接する。可撓性素材654は、可動部(2つの可動部706及び710が示される。)及び固定部708を具える。図示された実施例では、飲み物の通路618に隣接して設けられた前方可動部706及びボタン650に隣接して設けられた後方可動部710がある。ボタン650及びフォロア680の基端712は、後方可動部710と接触し、可撓性素材654が、基端712とボタン650の間で挟まれている。フォロア680の末端714は、前方可動部706と接している。可動部材706及び710によって、ボタン650及びフォロア680が動き、その結果、開閉機構614は、開位置と閉位置の間を動くことができる。
閉位置において、可撓性素材654からなる可動封止端722は、可撓性素材654で作られた固定封止端726になり得る固定封止面724と接する。固定封止面724は、側壁620の内側面、即ち、以下に示される差込み730でもある。可撓性素材654かならなる固定封止端726は、ボタン開口部622の正反対にある。閉位置では、カップからの液体は、飲み物の通路618を通って進むことを妨げられる。
開位置では、フォロア680の末端714を囲い、可動封止端722を画定する可撓性素材654の一部を具える可撓性素材654は、飲み物の通路618に隣接する差込み730の内側面732と接する可撓性素材654から離間している。このように、飲み物の通路618は、可撓性素材654からなる可動封止端722と固定封止端726の間で形成される。差込み730は、カバー612と接続され、カバー612と開閉機構614を固定する。差込み730はまた、カバー612の開口部616と位置合わせした開口部734を具え、飲み物の通路618を少なくとも部分的に画定する。
図14乃至17には、上述したトラベルマグの蓋10、210、410及び610と類似する別のトラベルマグの蓋810が示される。カップ(示されていない。)にはトラベルマグの蓋810が嵌合され、カップの上側開口部が覆われ、カップに保持された液体がこぼれず、カップの中の液体の温度が保たれる。トラベルマグの蓋810は、カバー812と呼ばれる第1蓋部材、及び開閉機構814を具える。カバー812は、カップを出る液体が通る飲み物の通路818を少なくとも部分的に画定する開口部816を具える。カバー812は、側壁820を具え、中心軸830を定める。カバー812は、先の実施例とは異なり、側壁820には位置しないボタン開口部822を具える。開閉機構814は、可撓性素材854(シリコーンでもよい。)によって、機構の可動部品を隔離し、その結果、これらの可動部品が直接液体に晒されることはない。
開閉機構814は、ボタン850、上述した差込み530及び730に類似し得る硬質芯852、可撓性素材854及びフォロア機構856を具える。図14乃至17に示された実施例では、ボタン850は、蓋810の中心軸830に対して全体として平行な方向に動く。芯852及びカバー812は、開閉機構814の多くの可動部品が設けられる空間858を画定する。図14乃至17に示された実施例では、可撓性素材854は、円筒状であり、芯852を囲む。図示された実施例では、可撓性素材854は、カバー812の下面及び芯852の上面に取付けられる。別の構成では、可撓性素材854は、開閉機構814を囲んでもよいが、ボタン850を受入れる開口部は囲まない。
開位置の開閉機構814が、図15及び17に示される。閉位置の開閉機構814は、図14及び16に示される。飲み物の通路818を開閉するために、操作者はボタン850の末端部分866を(図面方向で)下方向、即ち、カップの内部に向かって内側に押す。末端部分866は、ボタン開口部822を貫通して延び、即ち、ボタン開口部822の内部を通っており、その結果、蓋810がカップに係合しているとき、末端部分866は、カバー812の外側から触れることができる。
フォロア機構856は、ボタン850と連動可能に接続された飲み物の通路フォロア880を具え、ボタン850が動くと、飲み物の通路フォロア880も動く。飲み物の通路フォロア880は、角度付き面882を具え、ボタン850は、協働角度付き面884を具える。図に詳細は示されていないが、ボタン850は、ボールペン、即ち、図17に示されるロックアップ位置と図16に示されるロックダウン位置の間のカムフォロア機構のように作動してもよい。図17に示されるアップ位置からボタン850が移動すると、飲み物の通路フォロア880は(図17の方向で)左に移動する。開閉機構814が閉位置(図16)にあるとき、飲み物の通路フォロア880において、ボタン850の図16において垂直な受け表面886は、同様に垂直な受け面888と係合する。
図14乃至17のフォロア機構856はまた、通気フォロア892を具える。通気フォロア892は、蓋810を介して形成された通気口894を開閉するために動く。通気フォロア892は、角度付き面896を具え、ボタン850は、協働角度付き面898を具える。図17に示されるアップ位置からボタン850が移動すると、通気フォロア892は(図17の方向で)右に移動する。開閉機構814が閉位置(図16)にあるとき、通気フォロア892において、ボタン850の図16において垂直な受け表面902は、同様に垂直な受け面904と係合する。
可撓性素材854は、飲み物の通路フォロア880及び通気フォロア892と接する。可撓性素材854は、カップの中の液体からフォロア880及び892を隔離するシールとして作用する一方で、飲み物の通路818及び通気口894の閉弁として作用する可動部906を具える。図示された実施例では、飲み物の通路818に隣接して設けられた前方可動部906、及び通気口894に隣接して設けられた後方可動部910を具える。
閉位置では、可撓性素材854からなる可動封止端922が、固定封止面924と接し、固定封止面924は、飲み物の通路818を塞ぐため、可撓性素材854からなる固定封止端926になり得る。固定封止面924は、側壁820の内側面、即ち、芯852の内側面にもなり得る。通気口894の開閉も非常に類似しており、それ故、詳細には述べない。飲み物の通路818における可撓性素材854からなる固定封止端926は、通気口894の正反対にある。閉位置では、カップからの液体は、飲み物の通路818及び通気口894を通って進むことができない。
トラベルマグの蓋について詳細に述べてきた。それぞれのトラベルマグの蓋は、シリコーンでもよい可撓性素材を具え、可撓性素材は、より硬質な部材に対して撓ませ、即ち動かすことができ、蓋に取付けられたカップの中の液体から可動部を封止するための閉弁及びシールとして作用する。前述の詳細な記述を読み理解すれば、改良及び変更が生じるであろう。更に、1つの実施例の態様は、他の実施例でも採用され得る。本発明は、上述された実施例にのみ限られない。そうではなく、本発明の範囲は、添付の請求項及びその均等物によって定められる。
Claims (15)
- 対応するカップの上側開口部で対応するカップと係合するように構成されたトラベルマグの蓋であって、
中心軸を定め、ボタン開口部を具える第1蓋部材と、
前記蓋を貫通して設けられた飲み物の通路を通る液体の流れを選択的に妨げるための前記第1蓋部材に取付けられた開閉機構とを具え、前記開閉機構がボタン、芯、及び前記芯に接続された可撓性素材を具え、
前記ボタンが前記芯に対して動き、
前記ボタンが前記ボタン開口部を貫通して延びる末端部、即ち前記ボタン開口部の内部に延びる末端部を具えることにより、前記蓋が前記対応するカップと係合している場合に、前記末端部が前記第1蓋部材の外側からアクセス可能であり、
前記芯が前記可撓性素材よりも硬質な材料からなり、
前記ボタンが前記第1蓋部材に対して少なくとも前記可撓性素材の一部を動かすために前記可撓性素材と協働し、前記飲み物の通路を通る液体の流れを選択的に妨げ、
前記開閉機構が前記第1蓋部材に接続されており、前記蓋が前記対応するカップに係合されている場合に、前記ボタンと芯が前記可撓性素材によって前記対応するカップに入った液体から少なくとも部分的に隔離されることを特徴とする、
トラベルマグの蓋。 - 前記第1蓋部材が側壁を具え、前記側壁が円筒状且つ垂直方向に向けられており、前記側壁が上部及び上部よりも大きな直径を有する下部を具え、前記下部から前記上部への前記側壁の内側面の変わり目に肩部が定められ、前記可撓性素材が前記肩部を押圧することによって前記可撓性素材と前記第1蓋部材との間で液密シールが形成される、請求項1のトラベルマグの蓋。
- 前記芯が前記中心軸と平行な方向に前記ボタンが移動することを妨げ、前記ボタンが前記中心軸に対して直角な方向に、前記芯に対してスライドする、請求項1のトラベルマグの蓋。
- 前記芯が下板に接続された上板を具え、空間が上板と下板の間で画定され、前記ボタンが前記空間に受入れられる、請求項1のトラベルマグの蓋。
- 前記芯が平坦な下面を具え、前記可撓性素材が前記芯の平坦な下面の全体を覆う、請求項1のトラベルマグの蓋。
- 前記芯が、前記ボタンが前記芯から前記ボタン開口部に向かって延びる場所を除けば、前記中心軸の周りの径を有する略円筒状の周側壁を具え、前記可撓性素材が前記略円筒状の周側壁の周りの前記芯の下面を覆う、請求項1のトラベルマグの蓋。
- 前記可撓性素材が、前記蓋が前記対応するカップと係合している時に、前記対応するカップと蓋の間のシールとして作用するように配置され、前記可撓性素材が飲み物の通路の閉弁として作用する、請求項6のトラベルマグの蓋。
- 前記可撓性素材が可動部及び固定部を具える、請求項1のトラベルマグの蓋。
- 前記可動部が前記可撓性素材の中に形成される少なくとも1つのひだによって画定される、請求項8のトラベルマグの蓋。
- 前記可撓性素材が可動封止端及び固定封止端を具え、前記ボタンが作動することによって前記固定封止面に対して前記可動封止端が移動する、請求項8のトラベルマグの蓋。
- 前記固定封止端が前記ボタン開口部の正反対に位置する、請求項10のトラベルマグの蓋。
- 前記可撓性素材が少なくとも前記芯の外側の大半を取り囲み、さらに、前記芯から外側に向かって延びる前記ボタンの外端部を包む、請求項10のトラベルマグの蓋。
- 前記可撓性素材が前記ボタンの末端部を囲む、請求項1のトラベルマグの蓋。
- 前記開閉機構が前記ボタンと連動可能に接続されるフォロアを具え、前記フォロアが前記ボタンに対して移動するように付勢され、前記可撓性素材と接し、前記可撓性素材が可動封止端及び固定封止端を具え、前記ボタンが作動すると前記フォロアが移動し、その結果、前記固定封止端に対して前記可動封止端が移動する、請求項1のトラベルマグの蓋。
- 対応するカップの上側開口部で対応するカップと係合するように構成されたトラベルマグの蓋であって、
中心軸を定め、ボタン開口部を具える第1蓋部材と、
前記蓋を貫通して設けられた飲み物の通路を通る液体の流れを選択的に妨げるための前記第1蓋部材に取付けられた開閉機構とを具え、前記開閉機構がボタン、芯、及び前記芯に接続された可撓性素材を具え、
前記ボタンが前記芯に対して動き、
前記ボタンが前記ボタン開口部を貫通して延びる末端部、即ち前記ボタン開口部の内部に延びる末端部を具えることにより、前記蓋が前記対応するカップと係合している場合に、前記末端部が前記第1蓋部材の外側からアクセス可能であり、
前記芯が前記可撓性素材よりも硬質な材料からなり、
前記ボタンが前記第1蓋部材に対して少なくとも前記可撓性素材の一部を動かすために前記可撓性素材と協働し、前記飲み物の通路を通る液体の流れを選択的に妨げ、
前記可撓性素材が可動部及び固定部を具え、
前記可撓性素材が可動封止端を具え、前記ボタンが作動すると固定封止面に対して前記可動封止端が移動し、前記可動封止端が前記固定封止面と接し前記飲み物の通路を塞ぐことを特徴とする、
トラベルマグの蓋。
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