JP2016507668A - ジョージ四世ファッションおよび機能的な衣服のステー - Google Patents

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Abstract

カラーまたはプラケット領域で衣服に取り外し可能に取り付けられる衣服の内側ステー。衣服は、変形を必要とする場合かまたは必要としない場合がある。衣服は、好ましくは既製の衣服であり、これらのステーを受容するために追加の変形を要しない。ステーは、挿入および取扱いを容易にするために、付属部、湾曲部、切除部、キャッチを有するなどの様々な構成を有することができる。また、内側ステーは、外側ステーと共に動作することができ、外側ステーは、メッセージ、標語、スタイル、ロゴ(例えば、スポーツチームのロゴ)を見せるために外部から見ることができる。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2012年12月26日に出願されて現在係属中である米国特許仮出願第61/848,170号の利益を主張するものであり、そのすべてを引用して援用する。そのすべてを引用して援用するが、親出願にされた議論または権利放棄については、この分割出願に適用しない。上記出願の手続き中に起きたかもしれないあらゆる権利放棄については、ここに明確に破棄する。
連邦政府の支援を受けた研究または開発に関する陳述
該当なし
共同研究契約の当事者の名称
該当なし
コンパクトディスク上の提出資料を引用して援用
該当なし
(1)発明の分野
本発明の分野は、衣服(garment)であり、より具体的には、衣服の付属物である。
(2)連邦規則法典第37巻1.97および1.98に基づいて開示された情報を含む関連技術の説明
ベーリングによる米国特許第8,001,619号明細書には、ラペル(lapel:襟の折り返し、折り返し襟)の内側に縫い付けられるか、ラペルの内側に縫い付けられるポケットの中に配置されるか、または、接着剤を用いて衣服のラペルの裏に配置されるようになっているラペル補強材(stiffener)が開示されている。この種の仕組みでは、本発明で説明されているような性能または機能(異なった形状のステー(stays:固めるのに用いる骨)、ステーの種類、寸法、配置、および、使い方)が可能にならない。更に、ベーリングには、どのような種類の外側ステー(external stay)も述べられていない。ベーリングの発明では、本発明の特許請求の範囲、図面、および、明細書によって教示される特定の形や色などのスタイルの選択肢については達成することができない。
衣服に関係する以下の課題を解決するための新規な解決策が継続的に必要とされている。
1)衣服のカラー部分の第1ボタンが外されるときに生じるボタン付きシャツのカラー(襟)が崩れることに対する解決策。通常、これにより、第1ボタン(プラケット:襟元などの開き)の下方の片側または両側が皺になり、折れ曲がり、裏返り、または反対側に対して通常不均一さが生じる。
2)元の衣服が提供しない特定のスタイルのために、ボタン付きシャツ、ブラウス、または部分的なボタン付きシャツ(ポロスタイルのシャツまたは上ボタン付きスタイルのシャツ)の上側プラケットまたは上側プラケットおよびカラーを形作るためのやり方。
3)伝統的な型のカラーステーによって実現することのできない衣服のカラーを形作るための解決策。
4)交換できるパターンおよび色彩の選択肢、1つまたは複数のロゴ、異なった形状、設計課題または衣服のカラーの類似物、特定の外観とスタイルのための、プラケットのいずれかまたは双方の折り畳み縁部に沿ったカラーの下方の領域を追加する手段。
5)様々な銘柄が用いるプラケットの多数のスタイルのためのボタン付きスタイルのシャツのクロージャー要素(closure elements)の間の膨れ、隙間、または開きに対する解決策。
6)ジップアップスタイルのジャケットまたはコート、ボタン付きジャケットまたはコート、および他の衣服のカラーおよび/またはカラー下方の領域の形状を変えるための解決策。
7)着用者の頚部に対して束縛、接触、または擦過を生じさせるジャケット、ブレザー、またはコートのカラーの形状を変えるための解決策。この課題に対する解決策は、内側カラーの材料の擦り切れを減少させ、使用者の皮膚に対する摩擦によるしみを減少させ、または、着用者の頚部に対するカラーの長さおよび/またはカラーの位置によって生じる頭部の制限された動きすら減少させることができる。
8)一部の人たちの胸部領域の周囲の、ブレザー、スポーツコートまたはスーツのラペルの迷惑な皺(樽状胸部(バレルチェステッド:barrel-chested)の男性、またはラペルに皺を生じさせる胸の女性によってしばしば生じる材料の曲がり)に対する解決策。多くの販売専門職は、過度に皺になる衣服を販売するときに苦労しており、それ故に解決策が必要とされている。
本衣服の手段は、上記課題のすべてに対する解決策を提供し、現在存在しないスタイルの選択肢の無限の可能性を提供する。
すべての関連する特許、出願および文献については、本願にすべてを引用して援用する。また、本願に引用して援用する参考文献の用語の定義または使用が、本願で提供される用語の定義に矛盾または反する場合に、本願で提供される用語の定義が適用され、参考文献の用語の定義は適用されない。本発明は、上記要望の1つ以上を満たすことを求めることができる。本発明は、上記要望の1つ以上を不要にできるが、本発明のいくつかの態様は、必ずしもそれらを不要としないかもしれない、ということを理解すべきである。
本発明は、様々な衣服(ポロシャツ、ボタン付きシャツ、ジャケット、セーター、ハイカラーコート、ブレザー、スーツ、その他ボタン、ジッパークロージャーもしくは双方を使用するもの)の着用者に、様々な機能的なワードローブの選択肢(オプション)、スタイル、および市場に存在しない衣服についての最新の課題に対する解決策を提供する。
多様な実施形態は、カラーまたはプラケット領域(placket region)で衣服に取り外し可能に取り付けられるのに適した内側ステー(internal stay)を含む。衣服は、変形を必要とする場合かまたは必要としない場合がある。好ましくは、衣服は既製の衣服であり、これらのステーを受容するために追加の変形を要しない。また、ステーは、挿入および取扱いを容易にするために、様々な構成を有することができる。更に、内側ステーは、外側ステーと共に動作することができ、外側ステーは、メッセージ、標語、スタイル、ロゴ(例えば、スポーツチームのロゴ)を見せるために外部から見ることができる。
本発明の様々な目的、特徴、態様および利点については、同種の要素が同種の数字で示される添付の図面に加えて本発明の好適な実施形態の以下の詳細な説明からより明らかとなろう。
図面は、単純化した形態にしている場合があり、正確な倍率になっていないかもしれないことに留意すべきである。本明細書の開示に関連して、便宜および明瞭のためだけの目的で、上端、下端、左、右、上へ、下へ、真上、上方、下方、真下、後方、前方、遠位、近位などの方向を示す用語が、添付の図面について用いられる。そのような方向を示す用語は、いかなる方法によっても本発明の範囲を限定するように解釈するべきではない。
本発明は、本明細書の以下の詳細な説明と、図解としてのみ提供され従って本発明を限定するものではない添付の図面とから、より完全に理解されることとなろう。
スーツブレザー、ポロシャツ、ハイカラージッパーコート、および、ハイカラージャケットの透視図であり、各々が衣服のステーを受容するための少なくとも1つの領域を示す。 衣服のステーを受容するための領域と、前記衣服の中にステーを挿入するための区域のうちの2つとを示すボタンシャツの透視図である。 ボタン側のプラケットまたはボタン穴側のプラケットあるいはボタンを用いない任意の衣服の任意の領域に合うことができる衣服のステーの様々な実施形態の透視図である。 ボタン側のプラケットまたはボタン穴側のプラケットあるいはボタンを用いない任意の衣服の任意の領域に合うことができる衣服のステーの追加的な実施形態の透視図である。 ボタン付きシャツの様々な正面のプラケットのいくつかを示しており、ボタンまたはボタン穴の間の幅がどのようにプラケットの内側および外側の縁部と異なることができるかを示し、重ね合わさったプラケットで使用されるべき様々なステー構成を示している。ここでは、多様な実施形態が示す図であり、2つの衣服のステーが単一のプラケットのために所定の位置にあり、2つのステーの各々が様々な幅を有することができ、プラケットには、そのようなステーを明確に適合させるための幅を備えた区画を縫い付けることができる。 プラケット領域の内側に様々なスタイルのステーを備えるボタンシャツまたはポロシャツの例を示す図である。上2つの例は、どのようにステーを内側のプラケットからシャツの内側に挿入できるかを示す。この図の中の2例は、衣服のステーがプラケットの前後側を被うことができる別の実施形態を示す。 プラケットの上側の領域に一実施形態の衣服のステーを備えるボタンシャツの透視図である。 プラケットの中間の領域に別の実施形態の衣服のステーを備えるボタンシャツの透視図である。 プラケットの全長に配置される別の実施形態の衣服のステーを備えるボタンシャツの透視図である。 ボタンシャツがシャツ長さの下側4分の3に単一のステーを有する別の実施形態の透視図である。 プラケットの上側の領域にステーを備えるボタンシャツの透視図であり、この実施形態のステーは、ボタンおよびボタン穴の容易な締結を可能にするためにv形状であるステーの主要な本体(main body)の下端にキャッチを有する。すなわち、主要な本体の下方部分は、ステーが所定位置にあるときに、所望しないボタンの締結の妨げがないように、一定の形状を有すると考えられる。 ボタンシャツがシャツの上側のプラケット領域にステーを有し、ステーが下端で曲がっている下方の付属部を有する、本発明の別の実施形態の透視図である。 ボタンシャツが単一のプラケットに2つの薄いステーを有し、ステーがシャツの前側のプラケットの全長に沿って位置付けられている、別の実施形態の透視図である。 ボタンシャツがシャツのプラケットの内側から挿入され得るステーをプラケットの中間部分に有し、プラケットの上端または側方から挿入され得る別のステーをプラケットの上端の領域に備える、更なる実施形態の透視図である。 ボタンシャツが内側ステーおよび外側ステーをプラケットの上方の領域に有する、更に別の実施形態の透視図である。 ボタンシャツが内側ステーと、プラケットの外側折り畳み部のふち飾り(piping)を被う外側ステーとを有する、更なる実施形態の衣服のステーの透視図である。 図16と同様であるが、外側ステーがプラケットの上端の上に向かいシャツのカラーの外側縁部に沿って存続する一実施形態を示す図である。 図16に示す実施形態と同様であるが、外側ステーがカラー上に陳列されて名称またはロゴのデザインを提供している更に別の実施形態を示す図である。 ボタンシャツのカラー上の外側ステーがどのように使用者の望む形状をカラーに提供できるかを示す、ボタンシャツの透視図である。 衣服のステーがない結果としてプラケットの区域の上側の領域に垂れ下がった折り畳み部を有するシャツを示す図である。この図の下側は、衣服のステーの一実施形態を用いたことによるプラケットの上側の領域の形状を有するシャツを示す、シャツとジャケットを身に着けている人の透視図である。 2つの更なる実施形態の透視図である。上側の図は、外側ステーがどのようにボタンシャツの外側プラケットに追随してカラーの上に存続するかを示す。もう1つの図は、プラケットの外側ステーがカラーの外側ステーと共に、両ステーが物理的に分離して非連結であるものの、どのように機能することができるかを示す。 2つの図画の透視図である。上側の図は、プラケット領域からカラー上に存続する図案付きの外側ステーを示す。下側の図は、同様であるが、カラー上のくり抜きデザインの外側ステーを示す。 図22と同様であるが、外側ステーのカラー部分が異なるデザインである2つの実施形態を示す図である。 図22と同様であるが、外側ステーのカラー部分が異なるデザインである2つの実施形態を示す図である。 図24に示すものと同様であるが、名称またはロゴが、シャツのカラー上の外側ステーの一部において、どのように陳列され得るのかを示す一実施形態を示す図である。 外側カラーステーをカラー上に植え付けて固定できるように検討された発明のいくつかの実施形態におけるシャツまたはジャケットのカラーへの磁石の裏面配置を示す透視図である。 プラケット領域およびカラーを被う外側カラーステーを示すボタンシャツの透視図である。カラー領域には、カラーと外側カラーステーに関連するカラーの裏側の磁石とが示される。もう1つの図は、宣伝のスペースを有する外側カラーステーを示す。 外側カラーステーの様々な例の透視図である。 ボタンシャツのカラーと、特定のメッセージ、スタイル、および形状をカラーに提供する様々な外側ステーとを示す透視図である。
以下、図面をより詳細に参照すると、図1は、スーツブレザー2、ポロシャツ4、ハイカラージッパーコート6、および、ハイカラージャケット8を示しており、各々が(外部または内部のいずれかに)衣服のステーを受容するための図示した斜線部分10からなる少なくとも1つの領域を示す。スーツブレザー2に関して、斜線部分10は、ラペルの第1のすなわち表地(フロントパネル)内側と、衣服の正面(フロントフェース)外側との間にある。ここで使用された形式のステーは、長さが4インチから12インチであり、平坦であるが、衣服が(その形を維持しつつ)着用者が形作り得る輪郭を採るのに十分なほどに湾曲することができ、鉄系または非鉄材料から作られる、と考えられる。この特定の実施形態のステーは、(後述するように)ボタンまたはボタン穴キャッチを必要とせずに、領域11の両ラペルの上部内側の内部区画(internal compartment)に受容されることになろう。このステーの目的は、着用者が樽状胸である場合にその人に起因するラペル外側の鉛直正面の皺を減らすことである。この類の皺は、着用者にとって魅力のないものであり、ラペル領域11の材料の外側鉛直面に11aで示す45度以上の曲げ半径を生じさせる。
これと同じ発想および方法は、各種の衣服に適用可能であり、このため、内部区画は、なんらかのステーを受容するために具体的に作られる。この内部区画は、この明細書全体にわたって開示されているように、衣服の様々な領域に配置することができる。頚部、胸部、胃部、またはこれらの区域の組み合わせを通常被う衣服の領域が存在することが好ましい。
図1に示すように、ポロスタイルシャツ4は、領域10および10aに衣服のステーを受け入れることができ、10がプラケット領域であり、10aがカラー領域である。プラケット領域に使用されるステーは、内部ステーであって、一方または双方のプラケットの内側の上端または側面の内部区画に受容されることになろう。ここで使用されるステーは、外側の鉛直なプラケット領域10bにおいて平坦な外観を保持するために平坦にすることができ、あるいは、上側のプラケット領域が上に向いて着用者の胸部から向きが外れて、当該衣服が元々有していなかったであろう別の外観を呈するように、ステーの本体が曲げを有するかまたは曲げと捻りを有するように形成することができる。10aに使用されるステーは、ポロシャツの外観を変化させ得る、究極的には、その外観とスタイルを変える、曲げ半径、形式、および色の選択肢が用意される外側ステーになるであろう。外側ステー10aは、様々な色または仕上げにすることができ、また、鉄系もしくは非鉄材料で形成することができる。
図1で、ハイカラージッパージャケット6は、プラケット領域10にステーを受容することができる。ここで使用されるステーは、上記スーツブレザー2について記載したものと同様のやり方で受容することができるが、プラケット領域の内側から受容することもできる。一実施形態では、ステーは、ファスナを開けたときにコートのプラケット領域およびカラーを形作るために、スーツブレザー2で使用されるステーとは異ならせている。首の長さが短めの男性および女性は、多くの場合、高いカラーのジャケット、セーター、およびコートを煩わしいと感じる。カラーは、頭部の動きを妨げて、着用者の頚部をこする場合があり、着用者の頚部に絶えず接触するために、カラーの内側材料の汚損や摩耗を生じる可能性がある。男性に関して、顔の毛および頚部の毛は、カラー内側の材料の摩損を引き起こす場合がある。この種の衣服で使用されるステーは、着用者がいろいろな形のステーの中から選択することができ、機能のための異なった曲げ半径の選択と高いカラーの形態の追加がもたらされる。ステーを形作ることに加えて、柔軟で曲げることのできるステーを選択肢の1つにすることができ、これにより着用者は、スタイルおよび機能に関してカラーを自分の好みに形作ることができる。
検討している実施形態の柔軟で曲げることのできるステーに関して、これらの種類のステーは、ステーが衣服の内側にあるときに使用者の手により簡単に形作ることができる。本明細書全体にわたって記載されるように、好適な実施形態は、衣服に対する追加の変形を伴うことなく衣服に取り外し自在に取り付けることのできるステーである。場合によっては、衣服は、ステーを受容するために特別の縫合や変形(例えば、区画を作り出すこと)が必要になるであろう。
本明細書中のいくつかの実施形態は、どのようにおよびどこでステーが衣服の領域に挿入されるかについて記載するが、他の実施形態では、そのように詳細に記載しない場合がある。当業者は、挿入の方法、開く位置、および区画の寸法と形について、大部分の実施形態で交互に使用できる、ということを直ちに理解するはずである。
図1のボタン付きハイカラージャケット8は、機能的にはハイカラージッパーコート6と同じであり、ステーを使用することも同じである。ここでの唯一の差異は、短めのステーが上側カラー領域10bで使用できて同じように受容できる(衣服の内部区画が、プラケット領域の内側の上端または側部でそれ自体を貫通するようにステーを受容できる)ということである。
図2の実施形態は、内側16、プラケット14の上端、またはカラー14aの上端にステーを受容するためのプラケット領域10cおよび10dを備えたボタン付きのカラーシャツ12を示す。10cは、プラケット領域の内側であり、これに対して、10dは、前記プラケット領域の外側である。10aは、図1のポロシャツ4と同じように受容することができる外側カラーステーを示す。以下、外側カラーステーを受容および保持する的確な方法について、より詳細に説明する。外側カラーステーは、外側プラケットステーの場合と同様に、他者が衣服に締結したときに目に触れるように意図されている。
図3の実施形態は、各々が機能特性を有するいくつかの異なる形状の内側ステーを示す。透視法による図のステー18は、付属部がなくてボタンキャッチ19aを有する主要な本体を示す。数字19は、ボタン穴またはボタンキャッチを示し、その一方、20は、ボタンホルダーを示す。21は、ボタンおよびボタン穴の妨げが最小になるように、ボタンをボタン穴に通して接続するためのゆとり(例えば、隙間領域)をもたらす目的のための付属部の材料の切除部を示す。数字22は、内側から入って衣服のプラケット領域に容易に進入できるように曲げられる付属部の下端を示す。このことは、それらのステーが洗濯前に衣服から取り外し可能であるように設計されているという理由から、特に重要である。特徴的な曲がり(例えば、22)のために、プラケットのボタンまたはボタン穴に対する容易な進入および通過が可能になる。特徴的なキャッチ(例えば、19および19a)のために、ボタンまたはボタン穴に対する当接係合が可能になり、従って、いくつかの実施形態のステーを受容するための衣服に対する変形が不要となる。数字24は、主要な本体とそれにつながる2つの等長の付属部24a、24bとを備えたステーを示し、その付属部24aは、付属部24bよりも幅広であり、付属部24aおよび24bは、ステーの端部の内側で所定角度に切削加工されており、上記衣服の上記内部区画に受容される際の容易な挿入が可能である。ステー24は、ボタンまたはボタン穴とプラケットの鉛直縁部の内側または外側との間の区域が異なった幅であるという理由から、異なった幅の付属部を有する。ステー25に関する限り、それは、1つの長い付属部28と、短い付属部29と、ボタンまたはボタン穴キャッチ19とを有する。ステー30は、プラケットの上端または衣服のカラーから挿入することができる。ステー30は、開口部の下部からプラケット領域の内部区画を通して挿入する際に使用されるべき作り付けの留め具31を有する。ステー32は、折り畳み皺(1つは縫い付けられていない)を有する衣服のプラケットの内側の開口部から挿入することのみできる。ステー34は、薄いステーであり、衣服のプラケットの特定の場所にステーを保持するために位置付けられるボタンキャッチ19aを有する。ボタンキャッチ19aの上方および下方の本体の長さは、ステーの機能に関して所定の役割を果たす。例えば、ステーが、第1のボタンの真下のプラケットの上端内側の開口部から受容され、ボタンキャッチ19aが、ステーの上端の近傍に位置する場合、ステーは、第2のボタンの高さを越えて延在することはない。ステー36は、一方の付属部が他方よりも長い主要な本体を有する。それは、また、ボタンおよびボタン穴を接続する際にゆとりを持たせるために、ボタンキャッチ19aを切除部21と関連付けてもいる。ステー40は、衣服の側面からプラケット領域に受容されるものであって、付属部の端部で長めに曲がった部分22により、プラケット領域の内部区画の中に容易に受容されることができる。
図4の実施形態は、異なった特性を提供する、ステーの他の例を示す。例えば、42は、ボタンと、プラケットの折り畳んだかもしくは縫い付けた外側縁部およびその鉛直面を下がる縫合の縫い目を持たないプラケットの折り畳んだ内側縁部と、の間にステーを位置付けて保持し、これによりプラケットの開いた内側の側面から出ないようにステーを保持するフック43を備えたステーを示す。ステー44は、あらゆる衣服のプラケット領域に使用することができる。この形式のステーは、トップボタンもしくはボタン穴を持たないかまたは第2のボタンもしくはボタン穴を持たない、ジャケット、スーツブレザー、コート、およびボタン付きシャツのために特に有用である。ステー46は、ステー44と同じように適合させることができるが、ボタン付きシャツがボタンまたはボタン穴キャッチ19を含むので、それに使用することがより理想的であるかもしれない。
図3および図4に示されるすべてのステーは、衣服のプラケット領域の内部の開口部に一体的に受け入れられるステーを示す。これらのステーは、鉄、非鉄、プラスチック、炭素繊維、チタニウム、アルミニウム、折り曲げ可能な軟鋼、形状を保持するばね鋼にすることができ、形状を保持するための熱処理、色付け陽極酸化処理、クロムめっき処理、粉体塗装処理、ステーの酸化もしくはそれが鉄ならば腐食を防止するためのめっき処理または塗装処理をすることができる。これらのステーは、衣服のプラケットまたはプラケットおよびカラー領域の中で、当初の衣服が実現できなかったかもしれない様々な形状を可能にするために、軟性、可撓性、曲げ性、もしくは剛性を有するかまたはステーの構造内で多様に曲げることができる。
図5の実施形態は、ボタン付きシャツのための様々なプラケットおよびステーの位置についていくつかの例を示す。実施形態50では、プラケット領域は、衣服の内側および外側に縫い付けられる。正面の重なっているプラケットには、2つのステーが存在する。ステーは、(ステーが上記衣服のプラケットの中で位置付けされるべき場所に応じて上端から下端に)プラケットの鉛直軸線に沿って衣服の中に最も容易に入れられることになろう。実施形態51は、50と同様であるが、プラケットの右手内側のステーを示し、これに対して、実施形態52は、対照的なものを示す。プラケットが内側および外側縁部で折り重ねられる実施形態53では、プラケットの鉛直面を下がっていく縫い目が存在しない。この実施形態では、ステーは、ボタン穴またはボタンとプラケットの材料の内側および外側の折り目との間に位置付けられる。実施形態54では、正面のプラケットの一方側に、1つのステーが使用され、53の場合と同様に、プラケットの鉛直面を下がっていく縫い目が存在しない。最後に、実施形態55は、ステーを受容している、折り畳み縁部を備えた正面のプラケットを示しており、プラケットのその反対側には、プラケットの鉛直面を下がっていく縫い目がある。
図5に示された実施形態では、2つのステーを相互につなぎ留めることができるように、または、そうできないようにされる。
図6では、実施形態56は、ボタン付きシャツのプラケット領域の短めの内側ステーを示す。プラケット領域へのステーの挿入の1つのやり方が、矢印57により示される。矢印58は、プラケットの折り畳み部58aの外側縁部に示される長めの付属部を備えて、矢印56により示されるものよりも僅かに長い内側ステーを示す。実施形態60は、磁石60aを用いて外部の外側ステー62に締結できる衣服のプラケットの内側に接続する外側ステーを示す。外部の外側ステー62は、衣服のプラケットの外側のボタンの上に装着できる穴62aを提供する。実施形態64は、シャツのプラケットの内部区画の中に受容される内側ステーを示す。64では、上端のボタンまたはボタン穴が存在せず、ステーは、より上のカラーにまでつながることができる。これにより、プラケットおよびカラーの形状制御が可能である。実施形態66は、外側ステーを特徴とするプラケット領域の内側を示す。このステーは、図3および4の内側ステーと同様に、様々な形状、材料、および色彩にすることができる。実施形態68は、衣服のプラケットの外側の外側ステーを示す。最後に、69は、68で示される、衣服のプラケットの上に適合するように折り畳まれる外側ステーを示す。
図7は、ボタン付きシャツの右および左のプラケットのためのプラケット領域の短めのステーを示す。この特徴的な実施形態のステーは、付属部を提供しておらず、ボタンまたはボタン穴キャッチを有する。このステーは、平坦、半剛性、剛性を有するか、または、シャツのプラケットおよびカラーの領域に対する所望の形状のために着用者の身体から遠ざかるようにステーが曲がることを可能にする形状にすることができる。
図8は、ステーがプラケット領域の中間部に位置付けされるボタン付きシャツの一実施形態を示す。この内側ステーは、主要な本体、ボタンもしくはボタン穴キャッチを提供しており、プラケットの外側折り畳み部にある長めの1つの付属部を備える。このステーは、プラケットの中間部分を平坦に保ち、更にはボタン穴の間の区域にひだや穴ができないようにするのに特に有用である場合がある。
図9では、ボタン付きシャツは、主要な本体、キャッチ、およびプラケット領域の全長にわたって延びる1つの付属部を特徴とする内側ステーを有する。このステーは、主要な本体の下方のプラケット領域の全部を平坦に保ち、更にはボタン穴の間の区域にひだや穴ができないようにするのに特に有用な場合がある。しかしながら、主要な本体または主要な本体および付属部を特徴とするあらゆるステーが、衣服のプラケット領域が広めの表面積およびステーとステーを包む材料との間の接触のために良好な形状を保持することを可能にするので、主要な本体によって、このステーにプラケット領域の上端の近傍における様々な形状の提供が可能になる。更に、このステーの主要な本体は、異なる材料で、ひいてはその付属部と異なるようにでき、これにより、その付属部を軟性材料で形成または衣服の布地の形作られる輪郭を備えたまま動くほどに柔軟に形成しながら、主要な本体が所定の形状を有するかまたは剛性を有するようにできる。
図10は、折り畳んだ縁部とボタンまたはボタン穴との間のプラケットの中にステー(外部から目に見えない)が位置付けられるボタン付きシャツの一実施形態を示す。
図11は、内側ステーがv形状のキャッチを主要な本体に特徴付けているボタン付きシャツの一実施形態を示す。v形状のキャッチは、ステーの下端の周りにより多くのゆとりと材料を提供し、これによりボタンのボタン穴との接続が着用者によって容易に行える。
図12は、ステーの付属部の下端がプラケットの外側折り畳み部の輪郭をなぞるように曲がっているボタン付きシャツの一実施形態を描いている。これは、ステーが長めかまたはその上方のボタンが外されるときに、特に役に立つ。それはまた、着用者が自由に動くときに、ステーの先端がプラケットの布地縁部に突っ込まないようにもしている。
図13は、2つの独立したステーが同じ正面のプラケットの内部に平行にシャツの全長にわたって配置されるボタン付きシャツの一実施形態を示す。
図14は、別の実施形態を示しており、ゆえに2つのステーが見える。衣服のプラケットの上側領域のステーについては既に検討した。下側のステーは、それが折り畳んだプラケットでありかつ縫い目を有していないと仮定した場合のプラケット領域の内側からプラケットの中に挿入することのみできる形状を提供している。
図15は、シャツの別の例を示しているが、内側ステーとつながれる外側ステーを描いている。この表示は、機能とファッションの限りない可能性を提供している。例えば、内側ステーは、特徴的な形状を保有するように形成でき、外側ステーは、内側ステーによって与えられる輪郭をなぞるが、シャツに色彩、パターンなどの装飾的な選択肢を追加する。別の例は、柔軟で曲げることのできる材料で形成され、外側ステーが特徴的な形状または輪郭を提供する場合である。この例では、外側ステーは、陽極酸化仕上げ、特殊塗装、刺繍によるロゴ、標語、名称などを可能にさせる薄い鉄系材料にすることができる。これにより、外側ステーが市場可能性をもつことができる。外側ステーは、スポーティーな外見のために炭素繊維のような非鉄材料で形成することもできる。外側ステーは、幾何学的形状にするかまたは国旗、スパイク、蛇のシルエットなどの対象を提示することもでき、また、様々な形状、色彩、および形式にすることができる。図15に示す内側ステーは、窓を通した内側ステーの眺めであることが意図されており、外側ステーと正に同じ大きさにすることができる。
図16は、内側ステーが上側のプラケット領域の中に配置され、外側ステーが、内側ステーの外側縁部につながりながら、プラケットの外側縁部のふち飾りを被う、シャツの一実施形態を示す。これにより、内側ステーは、スタイル作り(for style)のための形状または湾曲を有することができ、また、外側ステーは、様々な色彩または布地の選択肢を提供でき、スタイルの選択についての限りない可能性を提供する。更に、ステーは、プラケットの上端部分がカラーの下側に沈んだり曲がったりなどしないので、依然として機能的である。
図17は、図16が提供するすべてのものを提供するが、外側ステーがカラー上にも存続している。これにより、シャツのカラー領域について特徴的な形状が可能になる。
図18は、図16が提供するすべてのものを提供するが、カラー領域の外側ステーがプラケット領域の外側ステーのふち飾りに接続されない。この実施形態では、カラー領域は、異なった形状、色彩をもつことができ、ロゴ、名称、または着用者の好む対象をちらつかせることのできるステーを提供している。更にそれは、元の衣服が提供しない機能およびファッションのより多くの選択肢を提供する。
図19は、衣服のカラー領域に取り付けられる外側ステーを用いる場合と用いない場合の、ボタン付きシャツの一実施形態を示す。ここでは、外側ステーは、ステーの形状または設計における色彩およびスタイルの選択肢を提供しつつ、元の衣服が提供しない形状を提供する。
図20は、2つの図を示す。一方は、シャツのボタンが留められておらず、内側または外側ステーが用いられていないために、崩れているプラケットを描写している。もう1つの図は、内側または外側ステーあるいは内側および外側ステーの組み合わせの結果としてのシャツの上側領域のより構造化されたプラケットを示す。
図21、22、23、24、および25は、機能およびファッションの特徴(より構造化された上側プラケット領域、カラー、および、カラー領域に陳列した様々なデザイン)を提供するいくつかの異なった選択肢を示す。
図26は、強力磁石x、磁石、または柔軟性材料Yを内側カラーwに沿って保持するための内側カラー上の異なった位置または配置で締結するための方法の一実施形態を示す。これらは、カラーステーではなく、カラー領域の外側に外側ステーを取り付けるための係留手段である。強力磁石xは、それらを収容するかまたは開口部zを被うためのカバーすら必要としないかもしれない。柔軟性材料Yは、外側ステーを接続する選択肢にすることもでき、取り付けられるべき外側ステーのためのカラーの内側の間には、十分な材料が存在する。
図27は、図17と同様な実施形態を示すが、内側の磁石または柔軟性材料Yに関連して外側カラー領域Tを示す。カラー領域Tに連結できる追加のステーBBが示される。図BBは、Y磁石を用いて連結でき、カラーTの縁部上に適合でき、また、カラーの正面側Fで、柔軟性材料Y(プラスチック製インサートなど)と密に嵌合できる。正面のカラーFからTに対してステーBBを接続する方法がいくつかある(磁石を用いることによるか、カラーの上に適合させることによるか、カラーの上に適合させて、カラーのふち飾り縁部の上をたどる留め具形式またはスナップ式の金具縁部を有することによるか、または、図26のカラーWの内側に対する圧力を維持する留め具Gを用いることによる)。
図28および図29は、カラーに対して剛性を有する真直な形状または異なるスタイルのための湾曲した形状のいずれかを提供しつつ、カラーTの外側に取り付けることのできる外側ステーの別形式の例を示す。
このように、ステーまたは取り外し可能な衣服のステーを備えた衣服の特定の実施形態および応用例について開示した。しかしながら、本明細書中の本発明の概念から逸脱することなく、既述のものに加えてより多くの変形が可能であるということが当業者にとって明らかになるはずである。従って、進歩性を有する主題は、添付の特許請求の範囲の精神を除いて、限定されるべきものではない。更に、明細書および特許請求の範囲の双方を解釈するとき、すべての用語は、文脈を整合させてできる限り広く解釈するべきである。特に、「含む」および「含んでいる」という用語は、要素、部品、またはステップを非排他的な意味で引用していると解釈すべきであり、参照している要素、部品、もしくはステップは、公開でき、利用でき、または、特に参照していない他の要素、部品、もしくはステップと組み合わせることができる、ということを示している。現在公知かまたは後で考案された当業者から見て特許請求の範囲に記載された主題からの実質的でない変更は、特許請求の範囲の範囲内の等価物であると明白に考えられる。従って、現在または後で当業者に公知である明白な置き換えは、規定された要素の範囲内にあると規定される。従って、特許請求の範囲は、特に図示および上述されたもの、概念的に等価であるもの、明らかに置き換えることができるもの、本発明の基本的な発想を本質的に組み込むものもまた、含むと理解すべきである。更に、明細書および特許請求の範囲が、A、B、C...およびNからなる群から選択された幾つかのうちの少なくとも1つを引用する場合、その文章は、AプラスNやBプラスNなどではなく、この群からの唯一の要素を要求しているものと解釈すべきである。

Claims (33)

  1. 使用者が形作り得る材料の輪郭を備える衣服であって、使用者の望む形状を前記衣服に与える目的のために内側または外側にステーが取り付けられ、前記衣服は、
    左側のプラケット領域および右側のプラケット領域であって、それらのうちの少なくとも一方が内部区画を有する、左側のプラケット領域および右側のプラケット領域を含み、
    前記ステーの少なくとも1つは、前記左側または右側のプラケット領域に形状を与えるために、前記少なくとも1つの内部区画に取り外し可能に受容されることができ、
    前記衣服は、ジャケット、シャツ、ポロシャツ、スポーツシャツ、ボタン付きシャツ、ブレザー、スーツジャケット、ジッパーフロントジャケット、ジッパーフロントシャツ、コート、セーター、およびハイカラーのシャツ、ジャケットまたはコートからなる群から選択された1つであることを特徴とする衣服。
  2. 請求項1に記載の衣服であって、前記左側または右側のプラケット領域の少なくとも一方は、前記内部区画に導く開口部を有し、それを通り抜けるように前記ステーを受容し得ることを特徴とする衣服。
  3. 請求項2に記載の衣服であって、前記開口部は、前記プラケット領域の内側に配置されることを特徴とする衣服。
  4. 請求項3に記載の衣服であって、前記開口部は、前記プラケット領域の側部、上端部、または下端部に配置されることを特徴とする衣服。
  5. 請求項4に記載の衣服であって、
    前記内部区画は、前記プラケット領域の内側縁部および外側縁部の前記衣服の前記材料の縫い目および折り目によって少なくとも部分的に画定される周辺を有し、
    前記縫い目は、前記プラケット領域の鉛直軸線に実質上垂直である水平な縫い目であり、
    前記水平な縫い目は、前記内部区画の中の固定位置に位置付けられる前記ステーを保持できることを特徴とする衣服。
  6. 請求項4に記載の衣服であって、
    前記ステーは、鉄系または非鉄材料で形成され、金属、ステンレス鋼、プラスチック、ガラス繊維、炭素繊維、チタニウム、およびアルミニウムのうちの少なくとも1つから構成され、
    前記ステーは、主要な本体と、前記少なくとも1つの内部区画の中に配置されているときに、衣服のボタンまたはボタン穴に当接係合し得るキャッチと、を有することを特徴とする衣服。
  7. 請求項6に記載の衣服であって、前記キャッチは、前記ステーが前記少なくとも1つの内部区画の中に配置されているときに、前記ステーの下端終端部に配置されることを特徴とする衣服。
  8. 請求項4に記載の衣服であって、
    前記左側または右側のプラケット領域のいずれかの中に受容されるべき各ステーは、主要な本体に平行に位置付けられる第2の平行な本体からなり、
    前記主要な本体および前記第2の平行な本体は、それらが前記同じ内部区画の中に受容されるときに、ボタン、前記プラケット領域のボタン穴、平行な縫い目、および折り畳み縁部からなる群から選択された少なくとも1つによって分離されることを特徴とする衣服。
  9. 請求項6に記載の衣服であって、前記ステーは、前記衣服の全長に実質上等しい長さを有することを特徴とする衣服。
  10. 請求項6に記載の衣服であって、前記ステーは、前記衣服の全長の約2分の1よりも長くない長さを有することを特徴とする衣服。
  11. 請求項6に記載の衣服であって、前記ステーは、前記衣服の全長の約3分の1よりも長くない長さを有することを特徴とする衣服。
  12. 請求項6に記載の衣服であって、前記内部区画は、前記衣服の第3ボタンまたは第3ボタン穴の上方に配置されることを特徴とする衣服。
  13. 請求項12に記載の衣服であって、前記内部区画は、前記衣服の第2ボタンまたは第2ボタン穴の上方に配置されることを特徴とする衣服。
  14. 請求項10に記載の衣服であって、前記ステーは、前記主要な本体の下端終端部から延在する第1の付属部を更に含むことを特徴とする衣服。
  15. 請求項14に記載の衣服であって、前記ステーは、前記主要な本体の下端終端部から延在する第2の付属部を更に含み、前記キャッチは、前記第1および第2の付属部の交差するところに配置されることを特徴とする衣服。
  16. 請求項14に記載の衣服であって、ボタンを前記衣服のボタン穴に容易に留め得るようにするために、前記ボタンまたは前記ボタン穴の位置に対応するように前記第1の付属部に配置される長円状の切除部を更に含むことを特徴とする衣服。
  17. 請求項15に記載の衣服であって、前記第2の付属部は、前記第1の付属部よりも長いことを特徴とする衣服。
  18. 請求項15に記載の衣服であって、前記主要な本体、前記第1の付属部、および前記第2の付属部のうちの少なくとも1つは、前記左側および右側のプラケット領域の折り畳み縁部から遠ざかるように曲がる湾曲部を有することを特徴とする衣服。
  19. 請求項7に記載の衣服であって、前記ステーは、前記左側または右側のプラケット領域の上端終端部を越えて配置されて、前記使用者が形作り得る輪郭が、前記左側または右側のプラケット領域に与えられるだけでなく、前記左側または右側のプラケット領域の前記上端終端部を越えて頚部領域にも与えられることを特徴とする衣服。
  20. 請求項19に記載の衣服であって、前記頚部領域は、少なくともカラーの一部であることを特徴とする衣服。
  21. 請求項7に記載の衣服であって、前記主要な本体は、上部幅および下部幅を有し、前記上部幅が前記下部幅よりも広く、前記上部幅は、ボタン穴と前記プラケット領域の折り畳み縁部との間の間隔より広いことを特徴とする衣服。
  22. 請求項7に記載の衣服であって、前記ステーは、磁気を帯びる材料からなり、これにより使用者が前記左側または右側のプラケット領域の外側で幾何学的な金属物体を取り付けることができることを特徴とする衣服。
  23. 請求項7に記載の衣服であって、前記プラケット領域の材料の折り目の間に配置される前記ステー上に取り付けることを可能にするために、上端側面、下端側面、正面開口部、および後方内側縁部を有する外側ステーを更に含むことを特徴とする衣服。
  24. シャツのプラケットの直立した輪郭を保つ方法であって、
    前記プラケットの中に挿入できて、前記シャツの第3ボタンの上方で前記プラケットの中に存続する取り外し可能なステーを用意することを含み、
    前記ステーは、主要な本体と、前記シャツのボタンまたはボタン穴と当接するための前記主要な本体上のキャッチとを有し、それにより前記プラケット内での前記ステー自体の位置付けを行うことを特徴とする方法。
  25. 請求項24に記載の方法であって、前記ステーは、前記主要な本体の下端部に取り付けられる第1の付属部を有することを特徴とする方法。
  26. 請求項24に記載の方法であって、前記ステーは、前記主要な本体の前記下端部に取り付けられる第2の付属部を有することを特徴とする方法。
  27. 請求項25に記載の方法であって、前記第1および第2の付属部の間には十分な隙間が設けられ、使用者は、前記第1および第2の付属部がボタンの左右に配置されるときに前記シャツのボタンを留めることもできることを特徴とする方法。
  28. 請求項26に記載の方法であって、
    前記プラケットの前記ボタンまたはボタン穴の位置に合うように前記第1の付属部には、切除部が更に設けられ、使用者は、前記第1および第2の付属部がボタンまたはボタン穴の左右に配置されるときに前記衣服のボタンを留めることもできることを特徴とする方法。
  29. 請求項25に記載の方法であって、前記第1および第2の付属部は、異なった長さで形成され、長さが長い方の前記第1または第2の付属部には、曲がった縁部が更に設けられ、前記プラケットの中へのステーの挿入が容易にされることを特徴とする方法。
  30. 請求項25に記載の方法であって、前記プラケットが前記ステーを受容するために、前記プラケットの縫い目を用いて内部区画を形成するステップを更に含むことを特徴とする方法。
  31. 着用者が衣服の一部を形作ることを可能にし、その形の保持を可能にする衣服のステーであって、
    主要な本体と、
    前記主要な本体に取り付けられる締結体と、を含み、
    前記締結体は、クリップ、留め具、磁石、接着剤、および折り畳み材料からなる群から選択された1つの部材であり、
    前記主要な本体は、カラー、カラー縁部、またはそれら両方の上端側に配置するのに適していることを特徴とする衣服のステー。
  32. 請求項31に記載の衣服のステーであって、前記主要な本体は、前記カラーの幅と実質上同じである幅を有することを特徴とする衣服のステー。
  33. 社会政策または宣伝文句を広める方法であって、
    カラーまたはプラケットを有する衣服を用意すること、
    前記カラーまたはプラケットの中に内側ステーを取り外し可能に締結すること、
    前記内側ステーに関連してクリップ、留め具、磁石を介して前記カラーまたはプラケットに外側カラーステーを取り外し可能に締結すること、を含み、
    前記外側カラーステーは、デザイン、ロゴ、メッセージ、またはスタイルを表現することを特徴とする方法。
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