JP2016506329A - 自動車のタイヤ圧をモニタリングするための方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
Description
これを行うために、車輪圧力センサのデータの不備及び不一致のロバストな検出を提供する必要がある。
FR2916564、FR2844748、及びGB2443302は、無線周波数手段を使用して車輪の位置を見つけるための様々な方法を開示している。
位置を知ることは、各々の圧力測定値を対応する車輪にリンクさせることを可能にする。
この方法は、下記の工程を含み、すなわち
センサによって決定された各々の値に対して、センサによって決定された値と記憶されている値との比較に基づいて、不一致の存在を判定する工程、
不一致の存在に基づいて、状態変数の値を決定する工程、
不一致カウンターを初期化する工程、
状態変数の値に基づいて、増分ステップを用いて、不一致カウンターを修正する工程、及び
特に、不一致カウンターのレベルに基づいて、値の警告が出される必要があるか否かを判定する工程である。
値の警告の状態変数が定義され得、
値の警告の状態変数は、値の警告の状態変数の最後に記憶された値に基づいて初期化され得る。
値の警告の状態変数が第3の値である場合、ユニットによって減少された不一致カウンターの値は記憶され得、かつ値の警告の状態変数の値は第4の値に等しいものとして記憶され、かつ
一般的な警告の状態変数が第3の値である場合、一般的な警告の状態変数の値は第4の値に等しいものとして記憶され得る。
センサは、情報を車輪に関連付けるための手段に接続され、手段は、モニタリングシステムの診断手段に接続され、次に情報手段に接続される。
診断手段は以下のものを備える、すなわち
センサによって決定された各々の値に対して、
情報を車輪に関連付けるための手段からのセンサからの考慮された測定値及び記憶されている値に基づいて、不一致の存在を判定することができる不一致判定手段、
不一致判定手段によって判定された状態値に応じて、正、負、又は中立な増分ステップを用いて、不一致カウンターとして言及される内部カウンターを初期化し、かつ修正することができる不一致カウンティング手段、
不一致カウンティング手段から受信した値が記憶されている閾値よりも大きい場合、値の警告を出すことができる値の警告判定手段である。
タイヤ圧モニタリングシステム2は、各々のタイヤ4、5、6、7に配置される少なくとも1つのセンサ4a、5a、6a、7aに結合される、電子制御ユニット3を備える。
結合は、有線接続又は無線によって提供され得る。
タイヤ圧モニタリングシステム2は、特に、自動車のタイヤのうちの少なくとも1つの圧力、タイヤのうちの少なくとも1つの空気圧不足の状態、タイヤのうちの少なくとも1つのパンクの状態、タイヤのうちの少なくとも1つの圧力センサの故障又は欠落、受信機の故障、又はタイヤ圧モニタリングシステム2の作動のために必要なデータアイテムのうちの少なくとも1つの欠落に関する情報を送信する。
センサ4a、5a、6a、7aは、各々、関連するタイヤの圧力を提供するが、また温度又はタイヤの回転の速度も提供する。
更なる情報がまた、これらのセンサ4a、5a、6a、7aによって通信され得る。
これに対して、それは、記憶されている対応表に基づいて、識別子を各々の車輪4、5、6、7と関連付ける。
代替的に、車輪識別子検出手段12は、任意の数の対応表を備え得、その後、各々の表は、種々のタイヤの組、例えば、夏用のタイヤの組又は冬用のタイヤの組と関連付けられる。
代替的に、車輪識別子検出手段12は、利用可能なデータを受信した信号と相互に関連付けることによって学習することによって、タイヤ4、5、6、7を自動的に見つけることができる。
出力において、関連手段は、対応する手車輪と関連付けられた車輪センサ4a、5a、6a、7aによって送信された情報を出す。
推薦された圧力は、基準温度、車輪に関する諸々のことにおいて与えられる。
例えば、圧力閾値を得るために、測定された温度に基づいて、マリオットの法則が推薦された圧力に対して適用される。
出力において、確立手段は、各々の車輪に対する閾値を出す。
代替的に、閾値は、種々の速度範囲、例えば、低い速度における閾値の組、及び高い速度における閾値の組に対して計算され得る。
例えば、基本手段は、空気圧不足、パンク、運転モードに対して不適切な圧力過剰、又は自動車の負荷に対して不適切な圧力過剰を判定することができる。
種々の状態は、各々のタイヤに対して判定される。
各々の基本手段は、タイヤ圧をモニタリングするための圧力モニタリングシステム2において利用可能な全てのデータ、特に、車輪センサ4a、5a、6a、7aによって送信される情報に対するアクセスを有する。
このために、診断手段16は、センサ4a、5a、6a、7aによって送信された情報と、これらのセンサによって以前に送信された情報との間の相関解析を実行し、又は他の要素から受信した対応する測定値を用いて実行する。
例えば、動作情報における不一致を判定するために、ABS又はESP(横滑り防止機構)装置又は他の装置から受信した速度情報が、各々の車輪の動作センサから受信した情報と比較される。
概して、診断手段16は、他のセンサ4a、5a、6a、7a、及び評価手段から利用可能な情報と同様に、車輪センサ4a、5a、6a、7aから受信された全ての情報に対するアクセスを有する。
出力において、診断手段16は、各々の車輪の各々のセンサ4a、5a、6a、7a、又は各々のセンサ4a、5a、6a、7aの各々の測定値に対する故障信号を出す。
この信号は、特に、故障したセンサ又は故障しないセンサを表示する2つの状態を有するブール信号であり得る。
後者の場合、情報手段17は、運転手に明瞭に情報を与えるために、ダッシュボードなどのマン/マシンインターフェースと相互作用する。
タイヤ圧モニタリングシステム2はまた、モニタリングシステムの種々の手段を起動、起動停止、又は再設定することができるモニタリング手段11を備える。
第2の不一致判定手段20b、第2の不一致カウンティング手段21b、及び第2の値の警告判定手段22bは、車輪センサ4a、5a、6a、7aのうちの1つからの第2の測定値に関する情報を受信し、かつ処理する。
言い換えると、不一致判定手段、不一致カウンティング手段、及び値の警告判定手段が、各々の車輪センサ4a、5a、6a、7aによって測定される各々の値に対して存在する。
同様に、各々のセンサ4a、5a、6a、7aに対する一般的な警告判定手段23、又は全体としてのシステムに対する単一の一般的な警告判定手段23のいずれかが存在する。
記憶されている値は、センサから以前に得られた値であり得、又は考慮された測定値に対して予期された極値であり得、又は所定の規則に基づいて測定された範囲に対する閾値であり得る。
出力において、不一致カウンティング手段21a、21bは、その内部カウンターの現在値を出す。
値の警告判定手段22a、22bは、不一致カウンティング手段21a、21bから受信した値が記憶されている閾値よりも大きい場合、値の警告を出す。
警告は、一般的な警告判定手段23、及び情報手段17に対して出される。
値の警告判定手段22a、22bのうちの1つからの少なくとも1つ警告が存在する場合、一般的な警告判定手段23は、情報手段17に警告を出す。
モニタリング手段11は、上述された種々の手段のうちの各々又は全てに対して再設定信号を出し得る。
初期化の規則、及び制御システムの電気的な停止の場合に適用される規則はまた、本明細書において以後に説明される。
制御方法は、測定値が不一致であるか否か、及びこの場合において、これを自動車の他の要素及び運転手に対して信号で伝えるか否かを判定することを可能にする。
これに対して、センサ4a、5a、6a、7aによって決定される各々の値に対して、出された値は、1以上の以前の値、又は所定の値、又はその2つの組み合わせと比較される。
比較の結果に応じて、不一致の存在又は不存在が判定される。
所定の閾値は、問題のセンサによって測定された値に応じる。
それ故、温度に対する閾値、及び圧力に対する別の閾値が存在し得る。
他の比較規則は、例えば、現在の値と所定の値との間の変化率を、最大変化率と比較することによって使用され得る。
前に検出された不一致は、方法が定期的に実行されることを意味すると理解され、かつ1つの実行から次への不一致の検出は記憶される。
状態変数はまた、自動車の電気スイッチがオンである場合に、第3の値「不制御状態」を引き受ける。
これに対して、各々のカウンターは、前の反復によって記憶された対応する値を用いて初期化される。
しかしながら、不一致カウンターを再設定するリクエストが存在する場合、このカウンターは値ゼロを引き受ける。
増分ステップの値はまた、イベントの重要度及び所定の規則に従う。
それ故、不一致カウンターの再設定値は、方法の過程において反復の間に修正されない。
警告の状態変数がセンサ4a、5a、6a、7aによって決定された各々の値に対して定義され、それらは特に、値「Warning Not Defined」、「Waring Off」、「Warning On」、及び「Warning On Disable」であり得る。
しかしながら、値の警告の状態を再設定するリクエストが存在する場合、値の警告の状態は、第1の値「Warning Not Defined」に固定される。
しかしながら、一般的な警告の状態を再設定するリクエストが存在する場合、一般的な警告の状態は、第1の値「Warning Not Defined」に固定される。
それ故、システムが電気的に再開される場合、不一致エラーは直ちにはトリガされない。
それ故、システムが電気的に再開される場合、この値に対する警告は直ちにはトリガされない。
それ故、システムが電気的に再開される場合、一般的な警告は直ちにはトリガされない。
Claims (16)
- タイヤ(4、5、6、7)毎に少なくとも1つのセンサ(4a、5a、6a、7a)を備える自動車のタイヤ圧をモニタリングするための方法であって、
前記センサ(4a、5a、6a、7a)によって決定された各々の値に対して、センサ(4a、5a、6a、7a)によって決定された値と記憶されている値との比較に基づいて、不一致の存在を判定すること、
前記不一致の存在に基づいて、状態変数の値を決定すること、
不一致カウンターを初期化すること、
前記状態変数の値に基づいて、増分ステップを用いて、前記不一致カウンターを修正すること、及び
特に、前記不一致カウンターのレベルに基づいて、値の警告が出される必要があるか否かを判定すること、を含むことを特徴とする、方法。 - センサ(4a、5a、6a、7a)によって決定された各々の値に対して出された前記値の警告に基づいて、一般的な警告が出される必要があるか否かが判定される、請求項1に記載のモニタリング方法。
- 不一致が検出された場合、前記状態変数の値は第1の値に固定され、かつ
不一致が検出されなかった場合、前記状態変数の値は第2の値に固定される、請求項1又は2に記載のモニタリング方法。 - 再設定リクエストが存在する場合、又は前記自動車の電気スイッチがオンである場合、前記状態変数の値は第3の値に固定される、請求項1又は2に記載のモニタリング方法。
- 不一致カウンターは、前の反復によって記憶された対応する値を用いて初期化される、請求項1から4のいずれか一項に記載のモニタリング方法。
- 前記状態変数の値が第1の値である場合、前記不一致カウンターは正の増分ステップを用いて修正され、かつ前記状態変数の値が第2の値である場合、前記不一致カウンターは負の増分ステップを用いて修正される、請求項5に記載のモニタリング方法。
- 前記増分ステップの値は、センサ(4a、5a、6a、7a)によって決定された値と記憶されている値との間の不一致の大きさに基づいて修正される、請求項6に記載のモニタリング方法。
- 不一致カウンターを再設定するリクエストが存在する場合、前記不一致カウンターは値ゼロを引き受け、かつ中立な増分が適用される、請求項5から7のいずれか一項に記載のモニタリング方法。
- 値の警告が出される必要があるか否かを判定するために、
値の警告の状態変数が定義され、
前記値の警告の状態変数が、前記値の警告の状態変数のうちの最後に記憶された値に基づいて初期化され、
前記値の警告の状態変数の値が第1の値である場合、かつ対応する前記不一致カウンターがゼロである場合、前記値の警告の状態変数は第2の値に固定され、かつ
前記対応する不一致カウンターが許可された最大値に到達した場合、前記値の警告の状態変数は第3の値に固定され、かつ測定された値に関する警告が出される、請求項5から8のいずれか一項に記載のモニタリング方法。 - 前記値の警告の状態を再設定するリクエストが存在する場合、前記値の警告の状態変数の値は第1の値に固定される、請求項9に記載のモニタリング方法。
- 出された前記値の警告に基づいて一般的な警告が出される必要があるか否かを判定するために、
一般的な警告の状態変数が定義され、かつ
前記一般的な警告の状態変数が、前記一般的な警告の状態変数のうちの最後に記憶された値に基づいて初期化され、
全ての前記値の警告の状態変数が第2の値である場合、前記一般的な警告の状態変数は第2の値に固定され、かつ
少なくとも1つの値の警告の状態変数が前記第3の値である場合、前記一般的な警告の状態変数は第3の値に固定され、かつ前記センサに関する一般的な警告が出される、請求項9又は10に記載のモニタリング方法。 - 前記一般的な警告の状態を再設定するリクエストが存在する場合、前記一般的な警告の状態変数の値は第2の値に固定される、請求項11に記載のモニタリング方法。
- タイヤ圧モニタリングシステムの電気停止の場合、
一般的な警告の状態値が記憶され、かつセンサ(4a、5a、6a、7a)によって決定された各々の値に対して、前記不一致カウンターの値及び前記値の警告の状態変数の値も記憶され、
前記値の警告の状態変数が第3の値である場合、ユニットによって減少された前記不一致カウンターの値が記憶され、かつ前記値の警告の状態変数の値が第4の値に等しいものとして記憶され、かつ
前記一般的な警告の状態変数が第3の値である場合、前記一般的な警告の状態変数の値は第4の値に等しいものとして記憶される、請求項1から12のいずれか一項に記載のモニタリング方法。 - タイヤ(4、5、6、7)毎に少なくとも1つのセンサ(4a、5a、6a、7a)を備える自動車のタイヤ圧をモニタリングするためのシステムであって、
前記センサ(4a、5a、6a、7a)は、情報を車輪に関連付けるための手段(13)に接続され、前記手段は前記モニタリングシステムの診断手段(16)に接続され、次に情報手段(17)に接続され、
前記診断手段(16)は、
センサ(4a、5a、6a、7a)によって決定された各々の値に対して、
情報を前記車輪に関連付けるための前記手段(13)からのセンサ(4a、5a、6a、7a)からの考慮された測定値、及び記憶されている値に基づいて、不一致の存在を判定することができる不一致判定手段(20a、20b)、
前記不一致判定手段(20a、20b)によって判定された状態値に応じて、正、負、又は中立な増分ステップを用いて、不一致カウンターとして言及される内部カウンターを初期化し、かつ修正することができる不一致カウンティング手段(21a、21b)、及び
前記不一致カウンティング手段(21a、21b)から受信した値が記憶されている閾値よりも大きい場合、値の警告を出すことができる値の警告判定手段(22a、22b)を備える、システム。 - 前記診断手段(16)はまた、前記値の警告判定手段(22a、22b)のうちの1つからの少なくとも1つの値の警告が存在する場合、前記情報手段(17)に対して企図される一般的な警告を出すことができる一般的な警告判定手段(23)を備える、請求項14に記載のモニタリングシステム。
- 各々のセンサ(4a、5a、6a、7a)は、前記タイヤ(4、5、6、7)に関する少なくとも1つの値、すなわちバッテリの状態、エミッションのタイプ、及び内部問題の存在と同様に、特に前記タイヤ(4、5、6、7)の圧力及び温度、前記タイヤ(4、5、6、7)の回転の加速度及び方向を決定することができ、前記バッテリの状態、エミッションのタイプ、及び内部問題の存在のうちの3つ全てはセンサ(4a、5a、6a、7a)とリンクしている、請求項14又は15に記載のモニタリングシステム。
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