JP2016506327A5

JP2016506327A5 -

Info

Publication number: JP2016506327A5
Application number: JP2015550387A
Authority: JP
Filing date: 2013-11-18
Publication date: 2017-01-05
Anticipated expiration: 2033-11-18

Claims

熱可塑性強化複合部品を製作する方法であって、
熱可塑性母材に埋設された強化用繊維の積層板（１０６）を、加熱ステーション（１３０）と、次いで成形ステーション（１４０）とを通る連続工程のために移動させることと、
加熱ステーション（１３０）を使用して前記積層板（１０６）の一部分における前記熱可塑性母材を軟化させながら、前記成形ステーション（１４０）を使用して、前記積層板（１０６）の、熱可塑性母材が軟化されたばかりの部分に形状を付与することと
を含み、
前記軟化させること及び成形することが前記積層板（１０６）の異なる部分に対して同時に実行され、
前記成形することが、多段式ツーリングを使用して前記積層板（１０６）に異なる形状を付与することを含み、
前記成形することがマルチショットスタンピング工程として実行される、
方法。
前記加熱ステーション（１３０）及び前記成形ステーション（１４０）を通して移動させる前に、事前に熱可塑性樹脂を含浸させた強化用繊維のプライスタックを、圧密化ステーション（１２０）を通して移動させ、前記プライを前記積層板（１０６）へと圧密化することを更に含む、請求項１に記載の方法。
前記プライを圧密化し、前記熱可塑性母材を軟化させるために、赤外線エネルギーが使用される、請求項２に記載の方法。
前記成形することが、一体的に加熱されるツール（３３２、３３４）を用いて実行される、請求項１に記載の方法。
前記積層板（１０６）の前記成形された部分に取付フィーチャを付加することを更に含む、請求項１に記載の方法。
前記積層板（１０６）を支持するためのコンベヤベルト（３４２）として柔軟性のポリマーフィルムが使用され、前記部品が成形された後で前記フィルムが前記部品から剥がされる、請求項１に記載の方法。
前記成形することが、前記積層板と共に移動させられるツールを用いて実行される、請求項１に記載の方法。
前記積層板（１０６）が、連続的な又はストレッチブロークンの繊維強化材を有する一体的に補強された部品へと成形される、請求項１に記載の方法。
熱可塑性強化複合積層板（１０６）の熱可塑性母材を軟化させるための加熱ステーション（３２０）、
多段式ツーリングを含み、前記積層板の、熱可塑性母材が軟化されたばかりの部分に形状を付与するための成形ステーション（３３０）であってマルチショットスタンピング工程を実行するように構成された成形ステーション（３３０）、並びに
前記軟化及び成形が前記積層板の異なる部分に対して同時に実行されるように、前記積層板を前記ステーションを連続して通って移動させるためのコンベヤ（３４０）
を備える製作システム（３１０）。
事前に熱可塑性物質を含浸させた強化用繊維の未圧密化プライスタックを、前記積層板へと圧密化するための圧密化ステーションを更に備え、前記コンベヤ（３４０）は、前記未圧密化プライスタックを前記圧密化ステーションへと移動させ、次いで前記積層板を前記加熱ステーション（３２０）へと移動させる、請求項９に記載のシステム。
別の部分が圧密化されているときに前記プライスタックの一部分を成形するためのステーションを更に備える、請求項１０に記載のシステム。
前記加熱ステーション（３２０）が上部及び下部予熱ゾーン（３２２、３２４）と上部及び下部加熱ゾーン（３２６、３２８）とを含んでいる、請求項９に記載のシステム。
前記成形ステーション（３３０）が、初期部品形状を成形するための第１のツールセット（３３２）と、前記初期形状を変更して部品の剛性を向上させるための第２のツールセット（３３４）とを含む、請求項９に記載のシステム。