JP2016506280A5

JP2016506280A5 -

Info

Publication number: JP2016506280A5
Application number: JP2015551252A
Authority: JP
Filing date: 2014-01-06
Publication date: 2017-02-09

Claims

生物学的構造を少なくとも１つの他の構造に連結するためのデバイスであって、該デバイスは管状部材（１２）を備えており、
該管状部材は：長手方向の軸と、長手方向の軸に対し少なくとも実質的に垂直な放射軸と、対向して配置された、開口部（１６）を含む第１の遠位端（１４）および第２の近位端と、第１端部から第２端部まで伸びる複数の組みひも（２６）とを含み、
複数の組みひもは、１）管状部材の第１端部または第２端部の少なくとも一方に加えられ、長手方向の軸に沿う方向に作用する押し出し力に応答する管状部材の可逆的な径方向の拡張のために、且つ、２）管状部材の第１端部または第２端部の少なくとも一方に加えられ、長手方向の軸に沿う方向に作用する引っ張り力に応答する可逆的な径方向の収縮のために構成され、；
該管状部材は、生物学的構造を収容するための空洞（２２）であって、第１の開口部を通じてアクセスされる空洞を規定する内表面（４６）および内腔と；空洞内へ向かって長手方向の軸に沿う方向に生物学的構造が一方向移動するのを促進するとともに、空洞内に収容された生物学的構造が空洞外へ向かって長手方向の軸に沿って逆向きに一方向移動するのに対抗するための、空洞内へ伸びる少なくとも１つの移動防止要素（５４）とを含む、
ことを特徴とするデバイス。
管状部材（１２）は、第２端部（１８）に第２開口部（２０）を含む、ことを特徴とする請求項１に記載のデバイス。
前記空洞（２２）は、第１開口部（１６）を通じてアクセスされる第１セクション（６６）であって、第１開口部を通って挿入される生物学的構造を収容するための第１セクションと、第２開口部を通って挿入される他の構造を収容するための第２セクション（６８）とを含む、ことを特徴とする請求項２に記載のデバイス。
第１セクション（６６）が接合線（２４）にて第２セクション（６８）に接触し、接合線は少なくとも１つの停止要素（６４）を備え、該停止要素により、挿入した生物学的構造または他の構造が停止要素を越えて空洞により深く移動するのを妨げる、ことを特徴とする請求項３に記載のデバイス。
第１セクション（６６）は、接合線（２４）に向かって第１開口部（１６）を通る生物学的構造の一方向の移動を促進し、且つ接合線から離れて第１開口部（１６）へと生物学的構造が反対の一方向へ移動するのを妨げるための、少なくとも１つの移動防止要素（５４）を備え、第２セクション（６８）は、接合線（２４）に向かって第２開口部（２０）を通る方向の移動を促進し、且つ接合線から離れて第２開口部へと移動するのを妨げるための、少なくとも１つの移動防止要素（５４）を備える、ことを特徴とする請求項４に記載のデバイス。
第１セクション（６６）の少なくとも１つの移動防止要素（５４）および第２セクションの少なくとも１つの移動防止要素（５４）は先の尖った部分（６０）、突出部、歯を有する方向性のある傾斜部、フック、プロング、ノッチおよびそれらの組合せの少なくとも１つを備える、ことを特徴とする請求項５に記載のデバイス。
第１のセクション（６６）および第２のセクション（６８）の両方の少なくとも１つの移動防止要素（５４）は先の尖った部分（６０）を備える、ことを特徴とする請求項５に記載のデバイス。
前記先の尖った部分（６０）それぞれは、管状部材（１２）の長手方向の軸と実質的に平行に位置する、ことを特徴とする請求項７に記載のデバイス。
複数の移動防止要素は少なくとも１つの先の尖った部分（６０）を備える、ことを特徴とする請求項７に記載のデバイス。
管状部材（１２）は、
押し出し力が省略される、
引っ張り力が加えられる、又は
生物学的構造が移動され且つデバイスが弛緩状態に入る
の少なくとも１つが生じる場合に、生物学的構造の周囲で堅く締まるように構成される、ことを特徴とする請求項２に記載のデバイス。
複数の管状部材（９０）を含み、空洞（２２）内へ向かって長手方向の軸に沿う方向に空洞（２２）に収容される構造が一方向に移動するのを促進するとともに、空洞内に収容された構造が空洞外へ向かって長手方向の軸に沿って逆向きに一方向に移動するのに対抗するための、複数の移動防止要素（５４）が、複数の管状部材（９０）の内面（４６）に配置されるものである、ことを特徴とする請求項２に記載のデバイス。
それぞれが近位端部（９６）に取り付け手段を備える複数の管状部材（９０）を備えており、管状部材の第１（８４）の取り付け手段（１００ａ）は、管状部材の第２（８６）の取り付け手段（１００ｂ）に対応しており、これにより、第１管状部材（８４）の近位端部（９６）は第２管状部材（８６）の近位端部（９６）に取り付けられ、第１管状部材（８４）の空洞に収容された１つの生物学的構造と第２管状部材（８６）に収容された他の構造とを端から端まで取り付けるための複数の部分から成るデバイス（８０）を形成する、ことを特徴とする請求項１１に記載のデバイス。
Ｎ＞３の相互連結した管状部材（１５２，１５４，１５６）を備えており、Ｎ個の相互連結管状部材（１５２，１５４，１５６）の遠位端の開口部（１５８，１６０，１６２）に対応するＮ個の開口部を有しており、Ｎ個の相互連結管状部材（１５２，１５４，１５６）の近位端部（１５７ａ，１５７ｂ，１５７ｃ）は、互いに連結され、それにより、管状部材（１５２，１５４，１５６）の遠位開口部（１５８，１６０，１６２）を通って管状部材の空洞に挿入される生物学的構造またはその他の構造の少なくとも１つは、Ｎ個の相互連結管状部材（１５２，１５４，１５６）の接合された近位端部に隣接するデバイスの内点（１６４）にて互いに接触且つ連結することができる、ことを特徴とする請求項１１に記載のデバイス。
内点（１６４）は少なくとも１つの停止要素を備え、これにより、生物学的構造および他の構造の少なくとも１つが停止要素を越えて移動するのを妨げる、ことを特徴とする請求項１３に記載のデバイス。
管状部材（１２）の形状は管状部材（１２）の空洞（２２）に収容される生物学的構造の形状に一致する、ことを特徴とする請求項１に記載のデバイス。