JP2017506983A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 長手方向軸に沿って近位端と遠位端との間に貫通して延びる管腔を有する細長いアンカー本体、ならびに
   近位端および遠位端を有するアンカー先端であって、横方向に貫通して延びる小穴、および前記アンカー先端の前記近位端の中に形成された空洞を含み、前記アンカー本体とは別個である、アンカー先端
   を備える縫合糸アンカーと、
   近位端と遠位端との間に延びる管状の外側シャフト、ならびに
   前記外側シャフトおよびアンカー本体管腔の中で摺動自在に受入れ可能な内側シャフト
   を備え、前記内側シャフトの前記遠位端が、前記アンカー本体の遠位に前記アンカー先端を配置するように前記アンカー先端の前記空洞と機械的に係合可能であり、
   前記内側シャフトが、前記アンカー本体の前記遠位端に対して前記アンカー先端の前記近位端を付勢するように前記アンカー先端と機械的に係合しながら近位に退縮可能である、
   アンカー挿入器と、
   を備える縫合糸アンカー組立体であって、
   前記アンカー先端の前記近位端は、前記アンカー本体の前記遠位端に対して近位に付勢されると、前記空洞内での前記アンカー本体の前記遠位端の少なくとも一部分の受入れに適合するように変形可能である、縫合糸アンカー組立体。
2. 前記アンカー先端の前記近位端が、前記空洞内で受け入れられる前記アンカー本体の前記遠位端の前記一部分を円周方向に覆うように半径方向外向きに変形する、請求項１に記載の縫合糸アンカー組立体。
3. 前記アンカー先端が、複数のウィングを画定する前記空洞の長さに沿って前記アンカー先端の前記近位端から遠位に延びる複数の溝をさらに含み、前記複数のウィングが、前記アンカー本体の前記遠位端の前記一部分が前記空洞内で受け入れられることに適合するように外向きに偏向する、請求項１または２に記載の縫合糸アンカー組立体。
4. 前記アンカー先端の前記近位端は、前記アンカー本体の前記遠位端に対して近位に付勢されると、前記アンカー本体管腔の中に延びない、請求項１に記載の縫合糸アンカー組立体。
5. 前記空洞が、前記アンカー先端内の前記小穴と交差しない、請求項１から４のいずれか一項に記載の縫合糸アンカー組立体。
6. 前記アンカー先端の前記近位端における前記空洞の直径が、前記アンカー本体の前記遠位端の直径よりも小さい、請求項１から５のいずれか一項に記載の縫合糸アンカー組立体。
7. 前記内側シャフトの前記遠位端と前記空洞との間の前記機械的な係合が、ブレイクアウェイ連結である、請求項１から６のいずれか一項に記載の縫合糸アンカー組立体。
8. 前記空洞の内表面に沿って形成された第１の複数のねじ山と、
   前記内側シャフトの前記遠位端から近位に延びる第２の複数のねじ山であって、前記第１の複数のねじ山と嵌合するようになされている、第２の複数のねじ山と、
   をさらに備え、
   前記第１の複数のねじ山および前記第２の複数のねじ山が、前記第１の複数のねじ山および前記第２の複数のねじ山のうちの少なくとも一方を破砕するのに十分な、かつ前記第１の複数のねじ山および前記第２の複数のねじ山が互いを越えて滑動できるのに十分な距離だけ前記内側シャフトに対して前記内側シャフトが近位に退縮すると、ねじ山除去によって互いと係合解除可能である、請求項７に記載の縫合糸アンカー組立体。
9. 前記小穴を貫通して延びる縫合糸をさらに備える、請求項１から８のいずれか一項に記載の縫合糸アンカー組立体。
10. 前記内側シャフトが、縫合糸と係合しない、請求項６に記載の縫合糸アンカー組立体。
11. 長手方向軸に沿って近位端と遠位端との間に貫通して延びる管腔を有する細長いアンカー本体であって、前記管腔の表面に形成された第１の対の長手方向導管をさらに含む、細長いアンカー本体、ならびに
    近位端および遠位端を有し、前記アンカー本体とは別個である、アンカー先端であって、
    横方向に貫通して延びる小穴、
    横方向に貫通して延びる縫合糸ブリッジ、
    前記アンカー先端の前記近位端の中に形成された空洞、および
    前記アンカー先端内に形成され、前記空洞から遠位に延び、前記縫合糸ブリッジに隣接する第２の対の導管
    を含むアンカー先端
    を備える縫合糸アンカーと、
    近位端と遠位端との間に延びる管状の外側シャフト、ならびに
    前記外側シャフトおよびアンカー本体管腔の中で摺動自在に受入れ可能な内側シャフト
    を備えるアンカー挿入器と、
    前記アンカー本体の遠位に配置された前記アンカー先端を含んだアンカー組立体を貫通して経路付けられ、前記縫合糸ブリッジの周囲で曲成する、可撓性部材であって、曲成部から延びる前記可撓性部材の自由肢が、前記第１の対の導管および前記第２の対の導管によって形成された通路内で摺動自在に受け入れられる、可撓性部材と、
    を備え、
    前記可撓性部材が、前記アンカー本体の前記遠位端に対して前記アンカー先端の前記近位端を付勢するように前記アンカー組立体を貫通して経路付けられながら近位に退縮可能であり、
    前記アンカー先端の前記近位端は、前記アンカー本体の前記遠位端に対して近位に付勢されると、前記空洞内での前記アンカー本体の前記遠位端の少なくとも一部分の受入れに適合するように変形可能である、縫合糸アンカー組立体。
12. 前記アンカー先端の前記近位端が、前記空洞内で受け入れられる前記アンカー本体の前記遠位端の前記一部分を円周方向に覆うように半径方向外向きに変形する、請求項１１に記載の縫合糸アンカー組立体。
13. 前記小穴が、前記アンカー先端の前記近位端の中の複数のウィングを画定し、前記複数のウィングが、前記アンカー本体の前記遠位端の前記一部分が前記空洞内で受け入れられることに適合するように外向きに偏向する、請求項１１または１２に記載の縫合糸アンカー組立体。
14. 縫合糸ブリッジが、前記アンカー先端の遠位終端に配置され、第２の対の導管が、前記アンカー先端の前記遠位終端を貫通して延びる、請求項１１から１３のいずれか一項に記載の縫合糸アンカー組立体。
15. 前記縫合糸ブリッジが、前記アンカー先端の遠位終端から近位に距離を置かれ、前記通路が、横方向に延びる区域をさらに含み、前記区域が、前記縫合糸ブリッジの遠位に配置され、前記第２の対の導管と交差して、前記アンカー先端内の前記縫合糸ブリッジの周囲で前記可撓性部材を経路付ける、請求項１１から１３のいずれか一項に記載の縫合糸アンカー組立体。