JP2016505695A - 無煙炭から合成ガスを生成する方法 - Google Patents

無煙炭から合成ガスを生成する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016505695A
JP2016505695A JP2015551202A JP2015551202A JP2016505695A JP 2016505695 A JP2016505695 A JP 2016505695A JP 2015551202 A JP2015551202 A JP 2015551202A JP 2015551202 A JP2015551202 A JP 2015551202A JP 2016505695 A JP2016505695 A JP 2016505695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sulfide
hydrogenation
catalyst
aluminum oxide
cobalt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015551202A
Other languages
English (en)
Inventor
リーガー,ミヒャエル
シェーネベルガー,ヤン
ティーレルト,ホルガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ThyssenKrupp Industrial Solutions AG
Original Assignee
ThyssenKrupp Industrial Solutions AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE201310009885 external-priority patent/DE102013009885A1/de
Application filed by ThyssenKrupp Industrial Solutions AG filed Critical ThyssenKrupp Industrial Solutions AG
Publication of JP2016505695A publication Critical patent/JP2016505695A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10KPURIFYING OR MODIFYING THE CHEMICAL COMPOSITION OF COMBUSTIBLE GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE
    • C10K1/00Purifying combustible gases containing carbon monoxide
    • C10K1/002Removal of contaminants
    • C10K1/003Removal of contaminants of acid contaminants, e.g. acid gas removal
    • C10K1/004Sulfur containing contaminants, e.g. hydrogen sulfide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10KPURIFYING OR MODIFYING THE CHEMICAL COMPOSITION OF COMBUSTIBLE GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE
    • C10K1/00Purifying combustible gases containing carbon monoxide
    • C10K1/34Purifying combustible gases containing carbon monoxide by catalytic conversion of impurities to more readily removable materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Industrial Gases (AREA)

Abstract

コークスから合成ガスを生成する方法において、(a)無煙炭を、乾式熱分解にかけ、主成分として水素、メタン、窒素および一酸化炭素、ならびに微量成分として硫化炭素を含有するガス混合物の生成をもたらし、(b)酸化アルミニウム担体物質上に設けられたコバルトモリブデン硫化物触媒の上で200〜280℃の範囲の温度で、ガス混合物を水素化にかけ、(c)水素化から得られた硫化水素をガス混合物から分離する方法が示唆される。【選択図】なし

Description

本発明は、コークス製造技術の分野に属し、コークス炉ガスから硫化炭素を除去するための新規な方法、ならびに新規な触媒およびその利用に関する。
コークス炉ガス(同義語:コークス化ガス)は、コークス炉プラントにおける無煙炭の乾留から得られる。主成分として、このガスは、典型的にはおよそ55重量%の水素、25重量%のメタン、10重量%の窒素、および5重量%の一酸化炭素を含有する。このために、コークス炉ガスは、一般に化学反応用の合成ガスとして適格であるが、しかしながら、硫化カルボニルおよび二硫化炭素という在中物は不利であり、これらは、例えば、その後の反応において触媒毒として作用するので前もって除去されなければならない。その結果、触媒は、しばしば浄化またはさらには交換されなければならず、これは労力および費用を直接伴い、また、プラントの定期補修の理由で望ましくない。
コークス炉ガスから不要な硫化炭素を除去する方法の一つは、そのガスを接触水素化にかけ、硫黄化合物を硫化水素に変換することである。このガスも不要であるが、それは、苛性アルカリ水溶液、例えば、アンモニア水溶液によって容易に洗い落とすことができる。
関連した方法は、従来技術によって既に知られている。例えば、独国特許出願公開第1545470A1号明細書(Pichler)は、コバルトモリブデン、ニッケルモリブデンまたはニッケルコバルトモリブデンの触媒上で硫化炭素を硫化水素に水素化し、次いで、これは分離されることを示唆している。実施例における反応温度は、550℃を超えている。
コークス炉ガスの水素化脱硫のためのニッケル、コバルト、またはモリブデンまたはパラジウムベースの触媒の使用も、様々な、より古い日本国特許出願、例えば、特開昭59−145288A2号公報(Shinnittetsu)または特開昭59−230092A1号公報(Hitachi)に見出すことができる。これらの方法も同様である。
同様の方法が、独国特許出願公開第2647690A1号明細書(Parsons)から知られており、これは、コバルト、モリブデン、鉄、クロム、バナジウム、トリウム、ニッケル、タングステンおよび/またはウランをベースとする触媒上で硫黄含有炭素化合物を水素化し、得られた硫化水素をアルカリ水酸化物溶液によって抽出塔で除去することを提案している。上記金属の硫化物が、具体的触媒として提案されている。しかしながら、関連する不利点は、この場合も同様に触媒が最低限260℃の温度を必要とし、水素化は、好ましくは、部分的には400℃さえも超える、相当により高い温度で行われなければならないことである。これは、特にエネルギーコストのために望ましくなく;加えて、このような温度は、ガスの組成を変化させる、すなわち、メタン生成が既に起こっている。
従来技術の方法は、硫化炭素を硫化水素に高収率で変換し、したがって、コークス炉ガスを十分に高い品質の合成ガスに変換するのに役立つが、それらはすべて、これらの方法が、そうでなければ適当な変換率が達成されないので、280℃をかなり超える非常に高い温度で行われなければならいという相当な不利益を伴う。
したがって、本発明の目的は、硫化炭素及び有機硫黄化合物(例えば、チオフェン)が、存在する場合、硫化水素に事実上定量的に、しかし著しくより低い温度で変換されるという点で既存の方法を改善することである。さらに、この方法は、酸化炭素とメタンとの質量比を不変のまま維持する、すなわち、メタン生成を防止することを確実にすることを目的とした。
本発明の主題は、コークスから合成ガスを生成する方法であって、
(a)無煙炭を乾式熱分解にかけ、主成分として水素、メタン、窒素および一酸化炭素、ならびに微量成分として硫化炭素を含有するガス混合物の生成をもたらし、
(b)ガス混合物を、酸化アルミニウム担体物質上に設けられたコバルトモリブデン硫化物触媒上で200〜280℃の範囲の温度で水素化にかけ、そして
(c)水素化から得られた硫化水素をガス混合物から分離する、
方法である。
意外なことに、硫化炭素の水素化で知られるコバルトモリブデン硫化物は、それらが酸化アルミニウム担体物質上に析出している場合、280℃未満、好ましくは260℃未満でさえも高い活性および選択性を特徴とすることが見出された。硫化炭素は、酸化炭素とメタンの比に対して水素化の影響を認めることなく、少なくとも95体積%で硫化水素に実際に水素化される。初めの部分で引用した文献独国特許出願公開第2647690A1号明細書による経験のために、主としてコバルトおよびモリブデンを硫化物形態で含有する触媒も、特に反応が従来通り加圧下で行われる場合、無視できない程度に不要なメタン生成を促進すると予想されたので、これは予想外の結果である。
無煙炭の熱分解によるコークス化ガスの生成
900〜1400℃で起こる、無煙炭の乾留または熱分解の間に、無煙炭の揮発性成分が放出され、多孔質コークスが形成し、これは今や炭素のみを本質的に含有する。分留濃縮により、生ガスは、タール、硫酸、アンモニア、ナフタレン、ベンゼン、およびいわゆるコークス化ガスに分解される。後者は、水素、メタン、窒素、および炭素酸化物から構成され、合成ガスを得る適当な処理後に、さらなる化学反応に使用されてもよい。
水素化プロセス
熱分解ガスの水素化は、通例の方法で行われてもよく、そのために、触媒がバルク層または固定充填として塊の形態で与えられるため、主として固定床反応器が最もよく適しているとわかった。バルク材料は、より容易にチャネリング、したがって、不均一な流れ分布をもたらすので、触媒が反応器内に充填状態で配置されている実施形態が好ましい。
しかしながら、固定床反応器における水素化の利点は、高い空間/時間収率を達成できることであり、これは、本発明による方法が、およそ500〜およそ1500、好ましくはおよそ1000〜およそ1200l/時間の高いGSHV値で行うこともできる理由である。反応物質、−すなわち、熱分解ガスおよび水素−は、好ましくは反応器の底部で一緒に導入され、触媒床を通過し、水素化に至り、上部で生成物として反応器を出るので、特別の手段が生成物排出のために必要とされないという別の利点がもたらされる。
初めの部分で既に述べたように、この方法の具体的利点は、硫黄化合物が本発明によって使用される触媒上で水素化され、その結果、反応が著しくより穏和な条件で可能であり、メタン生成の何らの兆候なしに、硫化炭素の完全な変換をもたらすことである。反応温度は、200〜280℃、適切な反応速度に関して好ましくは240〜260℃の範囲である。反応器は、外側から加熱されてもよく−これはより高いエネルギー消費をもたらす−、または反応成分は、それらを反応器に導入する前に加熱されてもよく、混合は、例えば、ベンチュリ原理で働くノズル内で恐らくは行われる。
さらに、反応は、1〜15バールの範囲で、すなわち、大気圧でまたは加圧下で行われてもよい。およそ5〜およそ10バールの範囲の圧力を使用する実施形態が好ましく、これは収率および反応速度にとって有益であるからである。
触媒
コバルトモリブデン硫化物触媒
「コバルトモリブデン硫化物触媒」という用語は、実触媒として硫化モリブデンおよび助触媒としてコバルトを含有する触媒を主として指す。その種の触媒は、それぞれの酸化物の共同硫化によって公知の方法で生成され、ここで、MoOは、MoSに完全に変換される。後者が酸化アルミニウム担体に適用される場合、表面に(「基底結合(basal bonding))、または一端部のみに(「端部結合(edge bonding)」)のいずれかで平坦に結合される。硫化後、コバルトは、3つの形態、すなわち、まずは担体上に析出したCo結晶として、MoSプレートの端部上のCo2+イオン(「CoMo相」)として、および酸化アルミニウム格子の四面体位置上のCo2+イオンとして利用できる。したがって、好ましい触媒は、主として、すなわち、50モル%超、好ましくは70モル%超、最も好ましくは90モル%超の硫化モリブデンから構成され、および助触媒として硫化物形態のコバルトを含有し、モル%単位の量は、100に対する差として得られる。これから、当然の結果として、同様に好ましい実施形態において、触媒は、任意の他の金属、特に他の遷移金属をまったく含有しないことになる。
酸化アルミニウム担体
特に高い比表面積の酸化アルミニウムが、コバルトモリブデン硫化物触媒のための好適な担体として考慮され、酸化アルミニウムは、好ましくは、以下の特性:
・ 75ml/100g、好ましくは80ml/100g、最も好ましくは85ml/100gの最小V37A
・ 31ml/100g、好ましくは25ml/100g、最も好ましくは15ml/100gMの最大V0.1μm
・ 20ml/100g、好ましくは15ml/100g、最も好ましくは10ml/100gの最大V0.2μm、および
・ V0.1μmとV0.2μmとの少なくとも1.5の比
を特徴とする。
言及した型の酸化アルミニウム担体は、最新技術から十分に知られている。例えば、欧州特許文献欧州特許第1385786B1号明細書および欧州特許第1385787B1号明細書(Axens)には、それらの製造のための方法が記載されており、ここでは、ギブサイト型酸化アルミニウムが粉砕され、熱水処理を硝酸アルミニウムおよびギ酸の水溶液と一緒に200℃で6時間受け、次いで、得られた生成物は400〜1300でか焼される。次いで、担体物質は、押し出しされ、そのようにして充填に備える。触媒担体の性質および製造に関する限り、言及した2文献は、参照により関係づけられる。
精製
反応器、特に固定床反応器から出る水素化生成物は、今や硫黄化合物を硫化水素の形態で含有し、その含有量は典型的には50〜300ppmの範囲内である。HSの存在は、硫化炭素のものとちょうど同程度にあまり望ましくないが、後者と対照的に、硫化水素は比較的容易に、とりわけ、定量的に洗い落とすことができる。このために、水素化ガスは、吸収塔を通過させられ、ここで、それらは、例えば、苛性ソーダまたはアンモニアなどの塩基水溶液によって向流で処理される。代替として、他の装置が、例えば、ベンチュリスクラバとしてガスの精製のために使用されもよい。
S部分が分離されてしまうと、精製生成物は、さらなる化学反応のための高品質合成ガスとして制限なしに利用できる。
本発明の別の主題は、硫化炭素を硫化水素に水素化するための、酸化アルミニウム担体上に設けられたコバルトモリブデン硫化物触媒の使用に関する。この場合、好ましくはこのようなコバルトモリブデン触媒は、金属成分に関して、主として硫化モリブデンからなり、単に助触媒として硫化コバルトを含有するものが使用される。
また、コバルトモリブデン触媒用の担体として好ましいものは、高い比表面積を特徴とし、同時に以下の特性:
(i)75ml/100g、好ましくは80ml/100g、最も好ましくは85ml/100gの最小V37A
(ii)31ml/100g、好ましくは25ml/100g、最も好ましくは15ml/100gMの最大V0.1μm
(iii)20ml/100g、好ましくは15ml/100g、最も好ましくは10ml/100gの最大V0.2μm、および
(iv)V0.1μmとV0.2μmとの少なくとも1.5の比
を特徴とする酸化アルミニウムである。
本発明はまた、硫化水素を調製する方法であって、酸化アルミニウム担体上に設けられた作用量のコバルトモリブデン硫化物触媒の存在下で、硫化炭素を水素化にかける方法を包含する。
好ましくは、金属成分に関して、主として硫化モリブデンからなり、および単に助触媒として硫化コバルトを含有する、コバルトモリブデン触媒の存在下で、硫化炭素を水素化にかける。また好ましいものは、以下の特性:
(i)少なくとも75ml/100g、好ましくは80ml/100g、最も好ましくは85ml/100gの最小V37A
(ii)31ml/100g、好ましくは25ml/100g、最も好ましくは15ml/100gMの最大V0.1μm
(iii)20ml/100g、好ましくは15ml/100g、最も好ましくは10ml/100gの最大V0.2μm、および
(iv)V0.1μmとV0.2μmとの少なくとも1.5の比
を満たす酸化アルミニウム担体である。
実施例1
固定床水素化のためのパイロットプラントは、酸化アルミニウム担体上の市販の塊状コバルトモリブデン硫化物触媒のバルク層を備えていた。その後、種々のコークス化ガスを塔の底部において導入した。これらのいわゆる原料ガス間の唯一の差は、硫化炭素、特に二硫化炭素の量であった。水素化は、220℃の温度および10バールの圧力で行った。GHSVは、約1200l/時間であった。
生成ガスは、ガスクロマトグラフで硫黄を分析し、硫化水素および硫化炭素の画分を、保持期間によって決定した。表1に結果をまとめる。変換率は、CS画分の水素化を指す。
Figure 2016505695
試験結果は、硫化炭素の画分が、少なくとも95%硫化水素に変換されることを示す。同時に、コークス炉ガス中の他の成分の割合は一定のままであり、すなわち、メタン生成は観察されなかった。

Claims (18)

  1. コークスから合成ガスを製造する方法において、
    (a)無煙炭を乾式熱分解にかけ、主成分として水素、メタン、窒素および一酸化炭素、ならびに微量成分として硫化炭素を含有するガス混合物の生成をもたらし、
    (b)前記ガス混合物を、酸化アルミニウム担体物質上に設けられたコバルトモリブデン硫化物触媒上で200〜280℃の範囲の温度で水素化にかけ、
    (c)水素化から得られた硫化水素を前記ガス混合物から分離する、
    ことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、10〜200ppmの硫化炭素の含有量の合成ガスが使用されることを特徴とする方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、水素化が240〜260℃の温度範囲で行われることを特徴とする方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、水素化が1〜15バールの圧力で行われることを特徴とする方法。
  5. 請求項4に記載の方法において、水素化が5〜10バールの圧力で行われることを特徴とする方法。
  6. 請求項1に記載の方法において、前記水素化が500〜1500l/時間のGHSVで行われることを特徴とする方法。
  7. 請求項1に記載の方法において、他の遷移金属をまったく含有しないコバルトモリブデン触媒が使用されることを特徴とする方法。
  8. 請求項1に記載の方法において、金属成分に関して、主として硫化モリブデンからなり、単に助触媒として硫化コバルトを含有する、コバルトモリブデン触媒が使用されることを特徴とする方法。
  9. 請求項1に記載の方法において、高比表面積の酸化アルミニウムがコバルトモリブデン触媒のための担体として使用され、前記酸化アルミニウムが以下の特性:
    (i)少なくとも75ml/100g、好ましくは80ml/100g、最も好ましくは85ml/100gの最小V37A
    (ii)31ml/100g、好ましくは25ml/100g、最も好ましくは15ml/100gMの最大V0.1μm
    (iii)20ml/100g、好ましくは15ml/100g、最も好ましくは10ml/100gの最大V0.2μm、および
    (iv)V0.1μmとV0.2μmとの少なくとも1.5の比
    を特徴とする、ことを特徴とする方法。
  10. 請求項1乃至9の何れか1項に記載の方法において、水素化が固定床反応器内で行われることを特徴とする方法。
  11. 請求項1に記載の方法において、固定床反応器に使用された触媒が、バルク層または充填として与えられていることを特徴とする方法。
  12. 請求項1に記載の方法において、前記水素化生成物が、反応器を出た後で、吸収塔を通過させられ、ここで、前記硫化水素は塩基性液体で洗い落とされることを特徴とする方法。
  13. 酸化アルミニウム担体上に設けられたコバルトモリブデン硫化物触媒の使用において、前記硫化炭素の硫化水素への水素化のためであることを特徴とする使用。
  14. 請求項13に記載の使用において、金属成分に関して、コバルトモリブデン触媒が、主に硫化モリブデンからなり、および単に助触媒として硫化コバルトを含有するコバルトモリブデン触媒が使用されることを特徴とする使用。
  15. 請求項13に記載の使用において、高比表面積の酸化アルミニウムが、コバルトモリブデン触媒の担体として使用され、前記酸化アルミニウムが、以下の特性:
    (i)少なくとも75ml/100g、好ましくは80ml/100g、最も好ましくは85ml/100gの最小V37A
    (ii)31ml/100g、好ましくは25ml/100g、最も好ましくは15ml/100gMの最大V0.1μm
    (iii)20ml/100g、好ましくは15ml/100g、最も好ましくは10ml/100gの最大V0.2μm、および
    (iv)V0.1μmとV0.2μmとの少なくとも1.5の比を満たすことを特徴とする使用。
  16. 硫化水素を調製する方法において、酸化アルミニウム担体上に設けられた作用量のコバルトモリブデン硫化物触媒の存在下で、硫化炭素が水素化にかけられることを特徴とする方法。
  17. 請求項16の方法において、金属成分に関して、主に硫化モリブデンからなり、および単に助触媒として硫化コバルトを含有する、コバルトモリブデン触媒の存在下で、硫化炭素が水素化にかけられることを特徴とする方法。
  18. 請求項16に記載の方法において、前記酸化アルミニウム担体が、以下の特性:
    (i)少なくとも75ml/100g、好ましくは80ml/100g、最も好ましくは85ml/100gの最小V37A
    (ii)31ml/100g、好ましくは25ml/100g、最も好ましくは15ml/100gMの最大V0.1μm
    (iii)20ml/100g、好ましくは15ml/100g、最も好ましくは10ml/100gの最大V0.2μm、および
    (iv)V0.1μmとV0.2μmとの少なくとも1.5の比を満たすことを特徴とする方法。

JP2015551202A 2013-01-09 2014-01-08 無煙炭から合成ガスを生成する方法 Pending JP2016505695A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102013000173.0 2013-01-09
DE102013000173 2013-01-09
DE102013010473.4 2013-06-03
DE102013010473 2013-06-03
DE102013009885.8 2013-06-06
DE201310009885 DE102013009885A1 (de) 2013-01-09 2013-06-06 Verfahren zur Herstellung von Synthesegas aus Steinkohle
PCT/EP2014/050190 WO2014108423A1 (en) 2013-01-09 2014-01-08 Process for the production of synthesis gas from hard coal

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016505695A true JP2016505695A (ja) 2016-02-25

Family

ID=51166541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015551202A Pending JP2016505695A (ja) 2013-01-09 2014-01-08 無煙炭から合成ガスを生成する方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP2943556B1 (ja)
JP (1) JP2016505695A (ja)
KR (1) KR102055036B1 (ja)
CN (1) CN104903428B (ja)
PL (1) PL2943556T3 (ja)
WO (1) WO2014108423A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101641045B1 (ko) * 2015-09-30 2016-07-20 주식회사 포스코 강판의 산화 방지층 형성장치 및 방법

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1018630A (en) * 1963-11-13 1966-01-26 Shell Int Research Process for the purification of hot gases obtained by partial combustion and containing soot and carbonyl sulphide
JPS4834905A (ja) * 1971-09-01 1973-05-23
GB1332337A (en) * 1970-09-21 1973-10-03 Shell Int Research Reducing total sulphur content of claus offgases
JPS5263171A (en) * 1975-11-18 1977-05-25 Basf Ag Method of removing co2 and*or h2s and*or cos from gas containing thereof
JPS5282904A (en) * 1975-12-29 1977-07-11 Parsons Co Ralph M Desulfurization of coke oven gas
US4085199A (en) * 1976-06-08 1978-04-18 Bethlehem Steel Corporation Method for removing hydrogen sulfide from sulfur-bearing industrial gases with claus-type reactors
US4863489A (en) * 1989-02-03 1989-09-05 Texaco Inc. Production of demercurized synthesis gas, reducing gas, or fuel gas
JP2004534708A (ja) * 2001-04-04 2004-11-18 アクサン アルミナ集塊、その製造方法およびその触媒支持体としての使用、触媒または吸着剤

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1545470A1 (de) 1966-10-05 1970-02-05 Pichler Dr Phil Helmut Verfahren zur Umwandlung von Koksofengas in ein gegen Erdgas austauschbares Gas
US4248718A (en) 1978-12-26 1981-02-03 Chevron Research Company Overbased lubricating oil additive
JPS59145288A (ja) 1983-02-07 1984-08-20 Nippon Steel Chem Co Ltd 軽油の水添精製法
NL9102195A (nl) * 1991-12-30 1993-07-16 Veg Gasinstituut Nv Werkwijze voor het behandelen van, door kolenvergassing, residuvergassing, afvalvergassing of olievergassing verkregen gassen.
FR2823194B1 (fr) 2001-04-10 2004-02-13 Pro Catalyse Agglomeres d'alumine utilisables, notamment, comme supports de catalyseur, catalyseurs ou adsorbants, et leurs procedes de preparation
US7655205B2 (en) * 2003-05-29 2010-02-02 Shell Oil Company Process for the removal of SO2, HCN and H2S and Optionally COS, CS2 and NH3 from a gas stream
CN101050389A (zh) * 2007-05-11 2007-10-10 湖北省化学研究院 煤制燃气中hcn与cos的净化方法
US8518356B2 (en) * 2010-07-27 2013-08-27 Air Products And Chemicals, Inc. Method and apparatus for adjustably treating a sour gas

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1018630A (en) * 1963-11-13 1966-01-26 Shell Int Research Process for the purification of hot gases obtained by partial combustion and containing soot and carbonyl sulphide
GB1332337A (en) * 1970-09-21 1973-10-03 Shell Int Research Reducing total sulphur content of claus offgases
JPS4834905A (ja) * 1971-09-01 1973-05-23
JPS5263171A (en) * 1975-11-18 1977-05-25 Basf Ag Method of removing co2 and*or h2s and*or cos from gas containing thereof
JPS5282904A (en) * 1975-12-29 1977-07-11 Parsons Co Ralph M Desulfurization of coke oven gas
US4085199A (en) * 1976-06-08 1978-04-18 Bethlehem Steel Corporation Method for removing hydrogen sulfide from sulfur-bearing industrial gases with claus-type reactors
US4863489A (en) * 1989-02-03 1989-09-05 Texaco Inc. Production of demercurized synthesis gas, reducing gas, or fuel gas
JP2004534708A (ja) * 2001-04-04 2004-11-18 アクサン アルミナ集塊、その製造方法およびその触媒支持体としての使用、触媒または吸着剤

Also Published As

Publication number Publication date
EP2943556A1 (en) 2015-11-18
PL2943556T3 (pl) 2020-09-21
EP2943556B1 (en) 2020-04-08
KR20150103738A (ko) 2015-09-11
CN104903428A (zh) 2015-09-09
CN104903428B (zh) 2019-01-18
KR102055036B1 (ko) 2019-12-11
WO2014108423A1 (en) 2014-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101301459B1 (ko) 수소화 정제방법
KR20100030595A (ko) 개선된 수소화처리 방법
US3915894A (en) Activation of hydrotreating catalysts
US2039259A (en) Carrying out catalytic reactions
CN105733646B (zh) 一种高级脂肪酸酯加氢制烃的方法
Li et al. The complete utilization of rice husk for production of synthesis gas
KR20090026768A (ko) 수소화 정제방법
CN101905163B (zh) 一种煤焦油加氢精制催化剂及其制备方法
US2038599A (en) Carrying out catalytic reactions
TWI631212B (zh) 通過硬煤生產合成氣的方法
CN102626635B (zh) 一种煤焦油脱氮催化剂及其制备和应用
KR102242266B1 (ko) 수소-풍부 가스로부터 유기 황 화합물을 제거하기 위한 방법 및 장치
JP2016505695A (ja) 無煙炭から合成ガスを生成する方法
US9677018B2 (en) Process for the production of synthesis gas from hard coal
CN108219840A (zh) 一种利用悬浮床加氢工艺将重油转化为轻质油的方法
CN104511287A (zh) 一种硫醇醚化催化剂的制备方法
Viljava et al. Stability of CoMo/Al2O3 catalysts: Effect of HDO cycles on HDS
US10610853B2 (en) Method for treatment of gas
JPH03273092A (ja) 残油の水素化処理触媒
US2123623A (en) Hydrogenation catalyst and method of preparation and use
JP2006306742A (ja) メチルデカリンの製造方法
CN102477310A (zh) 一种煤焦油制燃料油的方法
GB1457861A (en) Process for the hydrodearomatization of petroleum fractions containing sulphur nitrogen and aromatics
CN106281039B (zh) 粗硫酸盐松节油加氢精制催化剂的制备方法及加氢精制工艺
US9353320B2 (en) Optimized method for producing middle distillates from a feedstock originating from the Fischer-Tropsch process containing a limited quantity of oxygenated compounds

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170725

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20171025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180109