JP2016504936A - 偏向制御機能とロック機能とが組み合わされた内視鏡 - Google Patents

偏向制御機能とロック機能とが組み合わされた内視鏡 Download PDF

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Abstract

本発明による内視鏡は、偏向可能な先端部を有したシャフトと;シャフトの基端部のところに位置するとともに、ハンドルを形成する主部と;先端部に対して連結された偏向制御機構と;を具備している。偏向制御機構は、主部に、ロック機能と偏向制御機能とが組み合わされた構成部材を備え、この構成部材が、制御レバーと、ロックレバーと、を有し、制御レバーが、ピボットのところで主部に対して回転可能に連結され、全体的に片持ち式の態様でピボットから離間する向きに延出され、ロックレバーが、制御レバーに対して回転可能に連結され、ロックレバーの第1端部が、主部に当接し得るよう構成され、ロックレバーの第2端部が、主部に向けて制御レバー上において内向きに押圧され得るよう構成され、これにより、第1端部を、主部に対しての当接を解除するように回転させる。

Description

本発明は、内視鏡に関するものであり、より詳細には、偏向制御機能とロック機能との組合せに関するものである。
互いに個別の偏向制御レバーとロック(またはブレーキ)レバーとを有してなる操縦先端制御機構を備えたフレキシブルな内視鏡が存在する。この構造の欠点は、偏向制御操作とこれとは個別のロック操作あるいはブレーキ操作に際しては、2つの手もしくは指を使用する必要があることである、または、1つの指を使用して少なくとも2つのステップ(ロック/ロック解除ステップ、および、偏向ステップ)を行う必要があることである。例えば、特許文献1には、制御レバー17と、これとは個別のブレーキレバー22と、を有する内視鏡が開示されている。この文献の記載内容は、参考のためここに組み込まれる。制御レバー17が、例えば親指といったような指によって移動された後、ブレーキ22を、同一の指によってまたは別の手の指によって、移動させることができる。
米国特許第6,780,151 B2号明細書
内視鏡の偏向制御とロックとをユーザーの1本の指によって動作可能としたいという要望が存在する。
以下の要約は、例示を意図したものであるに過ぎない。以下の要約は、本発明の範囲を制限することを意図したものではない。
本発明の一見地においては、内視鏡は、偏向可能な先端部を有したシャフトと;シャフトの基端部のところに位置した主部であるとともに、内視鏡のハンドルを形成する主部と;先端部に対して連結された偏向制御機構と;を具備している。偏向制御機構は、主部のところに、ロック機能と偏向制御機能とが組み合わされた構成部材を備えている。構成部材は、制御レバーと、ロックレバーと、を有し、制御レバーは、ピボットのところにおいて主部に対して回転可能に連結されているとともに、全体的に片持ち式の態様でもってピボットから離間する向きに延出され、ロックレバーは、制御レバーに対して回転可能に連結されている。ロックレバーの第1端部は、主部に対して当接し得るよう構成されている。ロックレバーの第2端部は、主部に向けて制御レバー上において内向きに押圧され得るよう構成され、これにより、第1端部を、主部に対しての当接を解除するように回転させるものとされている。
本発明の他の見地においては、内視鏡は、偏向可能な先端部を有したシャフトと;シャフトの基端部のところに位置したハンドルと;先端部に対して連結された偏向制御機構と;を具備し、偏向制御機構は、制御レバーと、ロックレバーと、を有し、制御レバーは、ハンドルの第1サイドに対して回転可能に連結されているとともに、全体的に片持ち式の態様でもってハンドルの第1サイドからハンドルの隣接した第2サイド上へと延出され、ロックレバーは、制御レバーに対して回転可能に連結されているとともに、ハンドル上のロック部分に対して当接し得るよう構成されている。
本発明の他の見地においては、方法が提供され、この方法においては、制御レバーを、内視鏡のハンドル部分に対して回転可能に連結し、ここで、制御レバーを、内視鏡の偏向制御システムの制御ワイヤプーリに対して連結し、さらに、制御レバーを、ハンドル部分上において回転し得るよう構成し、これにより、プーリを回転させ;ロックレバーを制御レバーに対して回転可能に連結し、ここで、ロックレバーを、制御レバー上においてロック位置とロック解除位置との間にわたって回転し得るよう構成し、さらに、ロック位置においては、ロックレバーの第1端部上のロック部分を、ハンドル部分のロック部分に対して係合させ、さらに、ロック解除位置においては、ロックレバーの第1端部上のロック部分を、ハンドル部分のロック部分から係合解除させる。
本発明の他の見地においては、方法が提供され、この方法においては、ロックレバーを、第1の向きにおいて、第1ロック位置から第2ロック解除位置へと回転させ、ここで、ロックレバーを、制御レバーに対して回転可能に連結し、さらに、制御レバーを、内視鏡の偏向制御システムの制御ワイヤプーリに対して回転可能に連結し;ロックレバーを第2ロック解除位置へと移動させた後には、ロックレバーと制御レバーとを、第1の向きとは異なる第2の向きに、互いに一緒に移動させ、これにより、制御ワイヤプーリを回転させる。
本発明の上記の見地や他の特徴点は、添付図面を参照しつつ、以下の説明によって説明される。
本発明による特徴点を備える内視鏡を示す側面図である。 図1の内視鏡を示す斜視図である。 図1〜2に示される内視鏡の一部分を拡大した部分断面図である。 図1〜2に示される内視鏡の一部分の上部平面図である。 図3に示されるロック/ブレーキパッドの斜視図である。 図5に示されるパッドの上部平面図である。 線7−7に沿って図6のパッドを示す部分断面図である。 図5〜7のパッドの代替可能な実施形態を示す斜視図である。 図3におけるフレームピースの代替可能な実施形態を示す斜視図であって、一体化して形成されたロック/ブレーキパッドを示している。 本発明の代替可能な実施形態に関する一部分の斜視図である。 図10におけるいくつかの構成部材を示す断面図である。 他の例示としての実施形態を示す斜視図である。
図1および2を参照すると、本発明による特徴点が組み込まれた内視鏡10が示されている。本発明は、図面に示される例示的な実施形態を参照して説明されるが、本発明は、多くの代替の形態の実施形態において具現化することができることを理解されたい。加えて、任意の好適なサイズ、形状、もしくはタイプの要素または材料が使用されてもよい。
内視鏡10は、この実施形態において、患者の子宮腔の検査のために使用される、子宮鏡である。子宮鏡は、ビデオ装置に接続される光学機器であって、膨張媒体およびツールの搬送および除去のためのチャネルを備えている。しかしながら、本発明による特徴点は、任意の好適なタイプの内視鏡において使用されうる。示される実施例において、内視鏡は、シャフト12と、ハンドルを形成する主部14と、を備えている。シャフト12は、偏向制御可能な前方端部または先端部16を有している。この実施形態において、シャフトの残部は、実質的に固い。先端部16は、左右方向に偏向するように構成されている。しかしながら、任意の適切な偏向能力が与えられてもよい。
主部14は、シャフト12の基端部に位置する。図3も参照すると、主部14は、動作器具や注水のための入口20と、他のデバイスに対して連結され得るよう構成されたコネクタ24を有したケーブル22と、を有している。電気ケーブルは、先端部16の発光ダイオード(LED)から主部14へと配設される。これに代えて、先端部16の前方を照明し得る光ケーブルが提供されてもよい。偏向制御ワイヤまたはケーブル26は、先端部16から主部14内のプーリ28へと張り渡される。プーリ28は、主部14のフレーム30に回転可能なように載置される。図4に見られるように、この実施形態の主部14はボタン15を有している。このボタンは、コネクタ24に接続される他のデバイスの機能を制御するためのものである。
プーリ28およびワイヤ26は、偏向制御機構の一部を形成する。これにより、ユーザーは、主部14から、偏向可能な先端部16の偏向を制御することができる。偏向制御機構は、また、レバーアセンブリ32を備えている。レバーアセンブリ32は、レバーアセンブリ32が、図4の矢印33によって示されるように、右または左に回転するとき、プーリ28を軸線まわりに回転させるように、プーリ28に接続される。レバーアセンブリ32は、第1レバー34と、第2レバー36と、を備えている。第1レバー34は、プーリ28に対して固定的に接続される。第2レバー36は、ピボットピン38によって、第1レバー34に対して回動可能に接続される。このため、第2レバー36は、第1レバー34に対して回動することができ、第2レバー36は、第1レバー34を介してプーリ28に接続される。しかしながら、第2レバーは、任意適切に可動となるよう第1レバーに接続されてもよい。
第2レバー36は、ピボットピン38の両サイドに位置した、第1端部40と、第2端部42と、を有している。図3も参照すると、第1端部40は、例えば親指といったようなユーザーの指を受領し得るサイズおよび形状とされた指受領領域44を形成する。第2端部42は、ロック/ブレーキ46を有している。この実施形態において、ロック/ブレーキ46は、第2端部42に設けられるピンである。しかしながら、任意の好適なロック/ブレーキが提供されてもよい。スプリング48は、第1レバー34に対して、第2端部42を上方(矢印50の向き)に、および、第1端部40を下方(矢印52の向き)に付勢するように、第1および第2レバー34、36の間に設けられる。しかしながら、ユーザーは、第1端部40を(方向50と逆に)押下し、それによって、ピボットピン38で第2レバー36を回動させ、第2端部42を上方(方向52と逆)に移動させるように、ユーザーの親指を使用することができる。
主部14は、ロック/ブレーキ46と反対に位置するロックパッド54を含む。この実施形態において、パッド54は、主部の受領領域の中に固定的に挿入されたインサートである。インサートは、全体的に湾曲したもしくは弓形の形状を有している。しかしながら、代替可能な実施形態において、ロックパッドは、主部のフレームと一体化して形成されてもよいか、または、任意の好適にサイズが決められて形成されたロック/ブレーキ部(レバーアセンブリのロック/ブレーキ46との係合のための)が提供されてもよい。
図5〜7も参照すると、パッド54は、一連をなす複数の凹所58を有した上面56を備えている。凹所58は、レバーアセンブリ32の異なる角度位置で、ピン46の底部先端を受領するように、サイズが決められて形成され、弓形または湾曲して配設される。凹所58は、ユーザーによって選択される、複数の固定された所定の場所のうちの1つにおいて、ピン46の場所、ひいては、レバーアセンブリ32の角度位置の場所を、明確に規定する。第2レバー36がそのホーム位置にあるときには(第2端部42が、スプリング48によって下方に付勢された状態)、ピン46は、凹所58のうちの1つの中に付勢される。これは、レバーアセンブリ32が、主部14に対して回転することを防止し、ひいては、レバーアセンブリ32が、プーリ28を回転させることを防止する。これは、偏向制御システムのためのロックまたはブレーキを形成し、シャフト12上の先端部16の位置もしくは形状を固定する。ピン46は、パッド54によって形成される第2ロック/ブレーキ部分と係合する、第1ロック/ブレーキ部分を形成する。
主部14によって形成されるハンドルを保持した状態で、ユーザーは、同一の手によって、第2レバー36の第1端部40を押下し(方向50とは逆の方向に)し、それによって、ピン46をロックパッド54から係合解除するように、その親指を使用することができる。次いで、ユーザーは、矢印33によって示されるように、左または右に、レバーアセンブリ32を自由に回動させる(レバー34、36の両方をともにそろえて動かす)ことができる。先端部16の所望の偏向が得られると、ユーザーは、第2レバー36の第1端部40を離してもよく、するとスプリング48は、そのホーム位置に第2レバー36を自動的に付勢し戻すことができる。これは、ロック/ブレーキ部分46、54の再係合により、レバーアセンブリを主部14上の固定された角度位置で自動的にロックする。
本発明では、人間工学的なデザインを有している、偏向制御機能とロック(ブレーキ)機能とが一体化されたレバーを有している構造を提供することができる。このレバーは、(右利きの者でも左利きの者でも)1本の指で操作することができ、2本の手もしくは指を使用する、または1本の指による2つのステップの必要性を排除する。
上に説明される本発明の例示的な実施形態では、制御レバー34は、ネジ等で、プーリまたはプルケーブル機構28の外部に固定される。ロック(ブレーキ)レバー36は、制御レバー34に対して回動可能なように設けられる。ピンロック46は、ロックレバーの1つの側面に取り付けられ、圧縮スプリングは、ロックレバーの他方の側面で、両方のレバーの間に配置され、ピボットピンがその間にある。ロックインサート54は、内視鏡エンクロージャ/ハウジングの頂面に配置され、固定される。インサートは、様々な材料および構成から作製することができる。
ロックピン、圧縮スプリング、およびピボットピンの場所により、ロックピンは、ロックパッド/インサートへの圧縮力を生成し、制御レバーがロックされる。例示的な構造において、複合レバー(すなわち、上記の2つの機能が組み合わされたレバー)は、ユーザーによって実際に動かされるまで、常にロックモードにある。内視鏡の先端部16を偏向させるためには、ロックレバーの基端部は、まず、(示される実施形態に関して)ロックピンをロックパッドから係合解除するように、親指で押し下げられる。次いで、複合レバーアセンブリを、親指で右または左に回転させ、プルケーブルまたはワイヤをプーリに取り付けている方法に依存して、相応的に先端部を偏向させることができる。
ロックパッドインサートは、ブレーキ作用を有しているゴムから、または、クリッキング作用を有しているくぼみを有している金属から、もしくは、ロック作用のための孔を有している金属から、作製することができる。図8も参照すると、パッドがゴムでできているとき等の、凹所を伴わない、主部のロックパッド54’の代替可能な実施形態が示されている。図9も参照すると、ロックパッド54”が、フレームピース60と一体の金属でできている、代替可能な実施形態が示されている。ピン46は、好ましくは金属であるが、ゴムまたはポリマー材料でもよく、または、第2レバーと一体化して形成されてもよい。
内視鏡を製造するための方法を提供することができる。この方法においては、
−第1レバーを、内視鏡の偏向制御システムの制御ワイヤプーリに対して接続し、ここで、第1レバーを、プーリを回転させるべく、回動可能に構成し、
−第2レバーを、第1レバーに対して接続し、ここで、第2レバーを、第1レバーに対して回動するように構成する。
上記方法においては、さらに、第2レバーをロック位置へ付勢するように、第1レバーと第2レバーとの間にスプリングを配置することができる。上記方法においては、さらに、第2レバーのロック部分を、内視鏡のハンドルのロック部分に対して付勢することができ、第1位置から第2位置への第1レバー上の第2レバーの移動によって、ロック部分の係合を解除する。
内視鏡を動作させる方法を提供することができる。この方法においては、
−第1ロック位置から第2ロック解除位置へと、第1方向に指レバーを回動させ、ここで、指レバーを、制御レバーに対して回動可能なように接続し、制御レバーを、内視鏡の偏向制御システムの制御ワイヤプーリに対して接続し、
−指レバーが第2ロック解除位置へと動かされた後に、指レバーを第2方向に動かし、それによって、制御レバーおよび制御ワイヤプーリを第2方向に回転させる。
上記方法においては、さらに、指レバーおよび制御レバーが、ユーザーによって選択された場所へと第2方向に回動させられた後に、指レバーのロック部分が、内視鏡のハンドル上のロック部分と係合するように、スプリングが、制御レバー上の指レバーを、第1方向と反対の第3の方向に回動することを可能にすることができる。
本発明による特徴点のうちの1つは、スプリングが付設された制御レバーサブアセンブリである。図面に示される実施形態において、サブアセンブリは、2つのレバー34、36と、スプリング48と、ピン46と、を備えている。本発明による特徴点のうちの1つは、レバー36上のピン46と、フレーム30上の係合パッド54と、を有している、ロック/ブレーキアセンブリであり、これは、1本の手/指のみの動作で使用することができる。ピンとパッドとの間の係合は、(例えば)摩擦係合や、(ピンが孔の中へ位置される等の)積極的なロック係合や、および/または、戻り止めもしくはラチェットタイプの相対位置決定システム、とすることができる。
ここで図10を参照すると、本発明の代替可能な実施形態が示されている。この例示的な実施形態に係る内視鏡62は、水平方向において左右に偏向するように構成される前方先端部16を有しているのではなく、鉛直方向において上下に偏向するように構成される前方先端部を有している。主部64は、鉛直方向に向いたプーリ28を有しているのではなく、フレーム68の横方向側面に位置する外方端部66を有した水平方向に向いたプーリを有している。プーリ、および、前方先端部まで延在する偏向制御ワイヤは、前方端部部の偏向を制御するための偏向制御機構の一部を形成し、ユーザーは、この偏向制御機構を用いて、主部14から前方端部の偏向を制御することができる。偏向制御機構は、また、レバーアセンブリ70を備えている。レバーアセンブリ70は、図10で矢印74によって示されるように、レバーアセンブリ70が前方または後方に回転させられるとき、プーリを軸線まわりに回転させるように、ネジ72によって、プーリの外方端部66に接続される。
レバーアセンブリ70は、レバー部材76と、スプリング80と、を備えている。レバー部材76は、フレーム68の両サイドに位置した2つのアーム82を有している。上部84および底部86は、互いに2つのアーム82に接続する。図11に見られるように、各アーム82は、その中心に、細長いスロット88を有している。アーム82のうちの少なくとも1つは、また、スプリング受領ポケット90を有している。この例示的な実施形態において、プーリシャフトの正方形の端部67は、スロット88内にスライド可能に位置する。プーリの外方端部66の部分92は、ポケット90内に位置する。スプリング80は、ポケット90内に位置し、部分92をポケット90の底部に向かって付勢する。より詳細には、スプリング80は、矢印75によって示されるように、レバー部材76を上方に付勢する。
底部86は、ブレーキ/ロックピン94を有している。フレーム68は、ブレーキ/ロックパッドまたはピン係合領域96を有している。レバー部材76が、(1または複数の)スプリング80によって上方に付勢されるとき、これは、レバー部材76の回転を防止するように、ひいては、偏向制御ワイヤプーリの回転を防止するように、パッド76とともに、ピン94をブレーキまたはロック位置へ付勢する。シャフトの前方先端部を上または下に能動的に偏向させるために、ユーザーは、矢印75’によって示されるように、上部84を下方に押すことができる。スロット88は、ネジ72に対して、アーム82のためのクリアランスを提供する。(1または複数の)スプリング80は、(1または複数の)ポケット90内で圧縮される。次いで、ユーザーは、矢印74によって示されるように、レバー部材76を、後方または前方に回転させることができる。前方先端部の所望の偏向が得られると、ユーザーは、レバー部材76を解放することができ、(1または複数の)スプリング80は、レバー部材を上方のホーム位置へ付勢し戻すことができる。ピン94は、レバーアセンブリ70を、フレーム68と再度ロックする、または摩擦で係合し、それによって、その偏向された構成/位置で前方先端部を保持するように、再度パッド96に係合する。
ユーザーの1本の指を使用して、(上部84上での押下75’によって)ピン94およびパッド96のロック係合を解除し、(上部84を前方または後方に回転させることによって)同一の指で偏向制御ワイヤプーリを回転させ、(指を上部84から解放し、スプリング(80)がレバー部材76をそのホーム位置に付勢し戻すことによって)ピン94およびパッド96のロックを再係合することができる。レバーアセンブリ70は、ハンドルに、ロック動作と偏向動作とが組み合わされた構成部材を提供することができる。レバーアセンブリ70(ロック動作と偏向動作とが組み合わされた構成部材)は、ユーザーの1本の指によって、選択された場所へ移動させられ、それによって、先端部を偏向させるようにされる。この制御部材は、ユーザーの1本の指(この場合、レバー部材76の押下を解放する1本の指)による、レバーアセンブリ70(ロック動作と偏向動作とが組み合わされた構成部材)のロック位置への移動によって、ユーザーによって選択された場所でロックするようにされる。
図12を参照すると、他の例示としての実施形態が示されている。この例においては、内視鏡110は、シャフト112と、ハンドルを形成する主部114と、を備えている。シャフト112は、制御可能に偏向可能とされた前端すなわち先端部を有している。この先端部は、上下方向に偏向し得るよう構成されている。しかしながら、他の任意の適切な偏向能力を有することができる。
主部114は、シャフト112の基端部のところに配置されている。主部114は、動作器具/注入のための入口120と、アイピース122と、光ファイバコネクタ124と、を有している。偏向制御ワイヤまたはケーブルが、先端部から主部114内のプーリへと張り渡される。プーリは、主部114のフレーム130に対して回転可能に取り付けられている。
プーリおよび偏向制御ワイヤは、偏向制御機構の一部を形成する。これにより、ユーザーは、主部114から、偏向可能な先端部の偏向を制御することができる。偏向制御機構は、また、レバーアセンブリ132を備えている。レバーアセンブリ132は、レバーアセンブリ132が矢印133によって示されるように前後に回転するときに、プーリを軸線まわりに回転させるように、プーリに接続される。レバーアセンブリ132は、制御レバー134と、ロックレバー136と、を備えている。制御レバー134は、プーリに対して固定的に接続される。ロックレバー136は、ピボットピン138によって、制御レバー134に対して回動可能に接続される。このため、ロックレバー136は、制御レバー134に対して回動することができ、ロックレバー136は、制御レバー134を介してプーリに対して接続される。しかしながら、ロックレバーは、任意適切に可動となるよう制御レバーに対して接続されてもよい。
ロックレバー136は、ピボットピン138の両サイドに位置した、第1端部140と、第2端部142と、を有している。第2端部142は、指受領領域を形成する。第1端部140は、内向き面上に、例えば突起といったような、ロック部分を有している。この実施形態においては、ロック部分は、第1端部140に対して取り付けられたピンである。しかしながら、任意の好適なロック部分を設けることができる。スプリングが、制御レバー134上において第2端部142を外向きになおかつ第1端部140を内向きに付勢するように、制御レバーとロックレバーとの間に設けられる。しかしながら、ユーザーは、第2端部142を押下し、それによって、ピボットピン138でロックレバー136を回動させ、第1端部140を外向きに移動させるように、ユーザーの親指を使用することができる。
主部114は、ロックレバー136のロック部分と反対に位置するロックパッド54を有している。この実施形態においては、パッド54は、主部の受領領域の中に固定的に挿入されたインサートである。インサートは、全体的に湾曲したもしくは弓形の形状を有している。しかしながら、代替可能な実施形態においては、ロックパッドは、主部のフレームと一体化して形成されてもよいか、または、任意の好適にサイズが決められて形成されたロック部分(ロックレバーのロック部分との係合のための)が提供されてもよい。パッド54は、一連をなす複数の凹所58を有している。凹所58は、レバーアセンブリ132の異なる角度位置で、ロックレバーのロック突起の底部先端を受領するように、サイズが決められて形成され、弓形または湾曲して配設される。凹所58は、ユーザーによって選択される、複数の固定された所定の場所のうちの1つにおいて、底部先端の場所、ひいては、レバーアセンブリ132の角度位置の場所を、明確に規定する。ロックレバー136がそのホーム位置にあるときには(第2端部142が、スプリングによって外向きに付勢された状態)、底部先端は、凹所58のうちの1つの中に付勢される。これは、レバーアセンブリ132が、主部114に対して回転することを防止し、ひいては、レバーアセンブリ132が、プーリを回転させることを防止する。これは、偏向制御システムのためのロックまたはブレーキを形成し、シャフト12上の先端部の位置もしくは形状を固定する。ロックレバーの第1端部140からの突起は、パッド54によって形成される第2ロック/ブレーキ部分と係合する、第1ロック/ブレーキ部分を形成する。
主部114によって形成されるハンドルを保持した状態で、ユーザーは、同一の手によって、ロックレバー136の第2端部142を内向きに押し、それによって、ロックレバーの第1端部140からの突起をロックパッド54から係合解除するように、その親指を使用することができる。次いで、ユーザーは、矢印133によって示されるように、前後に、レバーアセンブリ132を自由に回動させる(レバー134、136の両方をともにそろえて動かす)ことができる。シャフトの先端部の所望の偏向が得られると、ユーザーは、ロックレバー136の第2端部142を離してもよく、するとスプリングは、そのホーム位置にロックレバー136を自動的に付勢し戻すことができる。これは、ロックレバーの第1端部上におけるおよび主部上におけるロック/ブレーキ部分の再係合により、レバーアセンブリを主部114上の固定された角度位置で自動的にロックする。
この例示としての実施形態においては、内視鏡の主部は、鉛直方向に配向するプーリが設けられており、制御レバー/ロックレバーアセンブリは、内視鏡の主部の長手方向軸線まわりに回転する。このアセンブリの基端部は、内視鏡の主部の上面(あるいは、これに代えて、底面)上に配置されている。複数の凹所を、主部の側面上に設けることもできる。
ユーザーの1本の指を使用して、ロックレバーの第2端部を主部に向けて押すことによって、そしてその後、制御レバー/ロックレバーの基端部を前方にまたは後方に押すことにより同一の指で偏向制御ワイヤプーリを回転させることによって、複数の凹所58に対してのロック係合を解除する。その後、ユーザーがその指を制御レバー/ロックレバーの基端部から離すことによって、ロック係合を再係合させることができる。
制御レバー/ロックレバーアセンブリをこのように動かすことにより、内視鏡のフレキシブルシャフトの先端部を偏向させるに際し、より直感的な制御を行うことができる。エンドユーザーは、より容易に使用することができ、デザイン選択の変更を考えることもできる。例えば、内視鏡の先端部を上下方向に偏向させる構成をユーザーが望む場合には、レバーを前後方向に動かす構成の方が、より直感的であると考えられる。
内視鏡の先端部を横方向に偏向させることをユーザーが望む場合には、レバーを左右方向に動かす構成(図1〜2を参照)の方が、より直感的であると考えられる。制御ワイヤを内視鏡のフレキシブルシャフトの先端部から制御レバー/ロックレバーアセンブリ内へと接続する態様は、究極的には、内視鏡のフレキシブルシャフトの先端部において行われる偏向の態様を決定することとなる。
一例においては、内視鏡は、偏向可能な先端部を有したシャフトと;このシャフトの基端部のところに配置された主部であるとともに、内視鏡のハンドルを形成する主部と;偏向可能な先端部に対して連結された偏向制御機構と、を備えている。偏向制御機構は、主部のところに、ロック機能と偏向制御機能とが組み合わされた構成部材を備えている。この構成部材は、制御レバーとロックレバーとを有している。制御レバーは、ピボットのところにおいて主部に対して回転可能に連結されているとともに、全体的に片持ち式の態様でもってピボットから離間する向きに延出されている。ロックレバーは、制御レバーに対して回転可能に連結されている。ロックレバーの第1端部は、主部に対して当接し得るよう構成されている。ロックレバーの第2端部は、主部に向けてユーザーによって制御レバー上において内向きに押圧され得るよう構成されている。これにより、第1端部を、主部に対しての当接を解除するように回転させる。
ロック機能と偏向制御機能とが組み合わされた構成部材は、ユーザーの1つだけの指によって、選択された位置へと移動させ得るよう構成することができる。これにより、先端部を偏向させることができる。ロック機能と偏向制御機能とが組み合わされた構成部材は、ユーザーの1つだけの指によって、ロックレバーをロック位置へと移動させることにより、ユーザーが選択した位置にロックされ得るよう構成されている。制御レバーは、偏向制御機構の制御ワイヤプーリに対して接続することができる。制御ワイヤプーリは、偏向可能な先端部に対して接続される。ロックレバーは、制御レバー上のスプリングによって、主部に対してのロック位置に向けて、付勢することができる。ロックレバーの第1端部は、突起を備えることができる。この突起は、ロックレバーがロック位置とされたときには、主部上のロック部分に対して接触し得るよう構成されている。突起は、ロックレバーが制御レバー上においてロック解除位置へと回転されたときには、主部上のロック部分から係合解除する。主部上のロック部分は、主部上に取り付けられた湾曲インサートを有することができる。主部上のロック部分は、湾曲した経路に沿った所定の場所に複数の凹所を有することができる。制御レバーの第1部分は、主部の第1外側サイドに配置することができ、制御レバーの第2部分は、ハンドルの隣接した第2外側サイドに配置される。制御レバーは、第1外側サイドおよび第2外側サイド上において片持ち式の湾曲した形状を有している。
他の例においては、内視鏡は、偏向可能な先端部を有したシャフトと;シャフトの基端部のところに位置したハンドルと;先端部に対して連結された偏向制御機構と、を備えている。偏向制御機構は、制御レバーとロックレバーとを備えている。制御レバーは、ハンドルの第1サイドに対して回転可能に連結されているとともに、全体的に片持ち式の態様でもってハンドルの第1サイドからハンドルの隣接した第2サイド上へと延出される。ロックレバーは、制御レバーに対して回転可能に連結されている。ロックレバーは、ハンドル上のロック部分に対して当接し得るよう構成されたロック部分を有している。
制御レバーは、偏向制御機構の制御ワイヤプーリに対して連結することができ、制御ワイヤプーリは、制御ワイヤを介して、偏向可能な先端部に対して連結されている。ロックレバーは、制御レバー上のスプリングによって、主部に対してのロック位置に向けて、付勢することができる。ロックレバーは、ピボットによって制御レバーに対して回転可能に連結することができる。ロックレバーは、ピボットの両サイドに位置した第1端部および第2端部を有している。第1端部は、ロックレバーのロック部分を有し、第2端部は、指受領領域を有している。この指受領領域により、ユーザーは、第2端部を押すことができ、制御レバー上においてロックレバーを回動的に回転させることができる。ロックレバーのロック部分は、ロックレバーが制御レバー上においてロック解除位置へと回転されたときには、ハンドル上のロック部分から係合解除される。ハンドル上のロック部分は、ハンドル上に取り付けられた湾曲インサートを有することができる。ハンドル上のロック部分は、湾曲した経路に沿った所定の場所に複数の凹所を有することができる。制御レバーは、長手方向に湾曲した形状を有することができ、ロックレバーは、制御レバーと同じ湾曲方向でもって長手方向に湾曲した形状を有することができる。
例示としての方法においては、制御レバーを、内視鏡のハンドル部分に対して回転可能に連結し、ここで、制御レバーを、内視鏡の偏向制御システムの制御ワイヤプーリに対して連結し、さらに、制御レバーを、ハンドル部分上において回転し得るよう構成し、これにより、プーリを回転させ;ロックレバーを制御レバーに対して回転可能に連結し、ここで、ロックレバーを、制御レバー上においてロック位置とロック解除位置との間にわたって回転し得るよう構成し、さらに、ロック位置においては、ロックレバーの第1端部上のロック部分を、ハンドル部分のロック部分に対して係合させ、さらに、ロック解除位置においては、ロックレバーの第1端部上のロック部分を、ハンドル部分のロック部分から係合解除させる。この方法においては、さらに、制御レバーとロックレバーとの間にスプリングを配置し、これにより、ロックレバーをロック位置に向けて付勢する。
他の例示としての方法においては、ロックレバーを、第1の向きにおいて、第1ロック位置から第2ロック解除位置へと回転させ、ここで、ロックレバーを、制御レバーに対して回転可能に連結し、さらに、制御レバーを、内視鏡の偏向制御システムの制御ワイヤプーリに対して回転可能に連結し;ロックレバーを第2ロック解除位置へと移動させた後には、ロックレバーと制御レバーとを、第1の向きとは異なる第2の向きに、互いに一緒に移動させ、これにより、制御ワイヤプーリを回転させる。この方法においては、さらに、ロックレバーと制御レバーとを、第2の向きにおいて、ユーザーによって選択された位置へと回転させた後に、スプリングによって、制御レバー上のロックレバーを、第1の向きとは逆向きの第3の向きに回転させ、これにより、ロックレバーのロック部分を、内視鏡のハンドル部分上のロック部分に対して係合させる。
上述の説明が、本発明の例示にすぎないことは理解されるであろう。当業者であれば、本発明から逸脱することなく、種々の代替および修正を想定するであろう。例えば、種々の従属請求項に記載された特徴点は、適切な組合せでもって互いに組み合わせることができる。加えて、上述した様々な実施形態における様々な特徴点は、選択的に、新たな実施形態に組み合せることができる。したがって、本発明は、そのような代替や修正や変更のすべてを包含することを意図したものであり、これらは、特許請求の範囲内に属するものである。
110 内視鏡
112 シャフト
114 主部
132 レバーアセンブリ
134 制御レバー
136 ロックレバー
138 ピボットピン(ピボット)
140 第1端部
142 第2端部

Claims (15)

  1. 内視鏡であって、
    偏向可能な先端部を有したシャフトと;
    前記シャフトの基端部のところに位置した主部であるとともに、前記内視鏡のハンドルを形成する主部と;
    前記先端部に対して連結された偏向制御機構であるとともに、前記主部のところに、ロック機能と偏向制御機能とが組み合わされた構成部材を備えた偏向制御機構であり、前記構成部材が、制御レバーと、ロックレバーと、を有し、前記制御レバーが、ピボットのところにおいて前記主部に対して回転可能に連結されているとともに、全体的に片持ち式の態様でもって前記ピボットから離間する向きに延出され、前記ロックレバーが、前記制御レバーに対して回転可能に連結され、前記ロックレバーの第1端部が、前記主部に対して当接し得るよう構成され、前記ロックレバーの第2端部が、前記主部に向けて前記制御レバー上において内向きに押圧され得るよう構成され、これにより、前記第1端部を、前記主部に対しての当接を解除するように回転させるものとされた、偏向制御機構と;
    を具備し、
    前記ロックレバーの前記第1端部が、突起を備え、
    この突起が、前記ロックレバーがロック位置とされたときには、前記主部上のロック部分に対して接触し得るよう構成され、
    前記突起が、前記ロックレバーが前記制御レバー上においてロック解除位置へと回転されたときには、前記主部上の前記ロック部分から係合解除する、
    ことを特徴とする内視鏡。
  2. 請求項1記載の内視鏡において、
    ロック機能と偏向制御機能とが組み合わされた前記構成部材が、ユーザーの1つだけの指によって、選択された位置へと移動させ得るよう構成され、これにより、前記先端部を偏向させることができ、
    ロック機能と偏向制御機能とが組み合わされた前記構成部材が、ユーザーの1つだけの前記指によって、前記ロックレバーをロック位置へと移動させることにより、前記選択した位置にロックされる、
    ことを特徴とする内視鏡。
  3. 請求項1記載の内視鏡において、
    前記制御レバーが、前記偏向制御機構の制御ワイヤプーリに対して接続され、
    前記制御ワイヤプーリが、前記偏向可能な先端部に対して接続される、
    ことを特徴とする内視鏡。
  4. 請求項1記載の内視鏡において、
    前記ロックレバーが、前記制御レバー上のスプリングによって、前記主部に対してのロック位置に向けて、付勢される、
    ことを特徴とする内視鏡。
  5. 請求項1記載の内視鏡において、
    前記主部上の前記ロック部分が、前記主部上に取り付けられた湾曲インサートを有している、
    ことを特徴とする内視鏡。
  6. 請求項1記載の内視鏡において、
    前記主部上の前記ロック部分が、湾曲した経路に沿った所定の場所に複数の凹所を有している、
    ことを特徴とする内視鏡。
  7. 請求項1記載の内視鏡において、
    前記制御レバーの第1部分が、前記主部の第1外側サイドに配置され、
    前記制御レバーの第2部分が、前記ハンドルの隣接した第2外側サイドに配置され、
    前記制御レバーが、前記第1外側サイドおよび前記第2外側サイド上において、片持ち式の湾曲した形状を有している、
    ことを特徴とする内視鏡。
  8. 内視鏡であって、
    偏向可能な先端部を有したシャフトと;
    前記シャフトの基端部のところに位置したハンドルと;
    前記先端部に対して連結された偏向制御機構であるとともに、制御レバーと、ロックレバーと、を有した偏向制御機構であり、前記制御レバーが、前記ハンドルの第1サイドに対して回転可能に連結されているとともに、全体的に片持ち式の態様でもって前記ハンドルの前記第1サイドから前記ハンドルの隣接した第2サイド上へと延出され、前記ロックレバーが、前記制御レバーに対して回転可能に連結されているとともに、前記ハンドル上のロック部分に対して当接し得るよう構成された、偏向制御機構と;
    を具備し、
    前記ロックレバーが、ピボットによって前記制御レバーに対して回転可能に連結され、
    前記ロックレバーが、前記ピボットの両サイドに位置した第1端部および第2端部を有し、
    前記第1端部が、前記ロックレバーの前記ロック部分を有し、
    前記第2端部が、指受領領域を有し、この指受領領域により、ユーザーが、前記第2端部を押すことができ、前記制御レバー上において前記ロックレバーを回動的に回転させることができ、
    前記ロックレバーの前記ロック部分が、前記ロックレバーが前記制御レバー上においてロック解除位置へと回転されたときには、前記ハンドル上の前記ロック部分から係合解除される、
    ことを特徴とする内視鏡。
  9. 請求項8記載の内視鏡において、
    前記制御レバーが、前記偏向制御機構の制御ワイヤプーリに対して連結され、
    前記制御ワイヤプーリが、制御ワイヤを介して、前記偏向可能な先端部に対して連結されている、
    ことを特徴とする内視鏡。
  10. 請求項8記載の内視鏡において、
    前記ロックレバーが、前記制御レバー上のスプリングによって、前記主部に対してのロック位置に向けて、付勢される、
    ことを特徴とする内視鏡。
  11. 請求項8記載の内視鏡において、
    前記ハンドル上の前記ロック部分が、前記ハンドル上に取り付けられた湾曲インサートを有している、
    ことを特徴とする内視鏡。
  12. 請求項8記載の内視鏡において、
    前記ハンドル上の前記ロック部分が、湾曲した経路に沿った所定の場所に複数の凹所を有している、
    ことを特徴とする内視鏡。
  13. 請求項8記載の内視鏡において、
    前記制御レバーが、長手方向に湾曲した形状を有し、
    前記ロックレバーが、前記制御レバーと同じ湾曲方向でもって長手方向に湾曲した形状を有している、
    ことを特徴とする内視鏡。
  14. 方法であって、
    ロックレバーを、第1の向きにおいて、第1ロック位置から第2ロック解除位置へと回転させ、ここで、前記ロックレバーを、制御レバーに対して回転可能に連結し、さらに、前記制御レバーを、内視鏡の偏向制御システムの制御ワイヤプーリに対して回転可能に連結し;
    前記ロックレバーを前記第2ロック解除位置へと移動させた後には、前記ロックレバーと前記制御レバーとを、前記第1の向きとは異なる第2の向きに、互いに一緒に移動させ、これにより、前記制御ワイヤプーリを回転させる;
    ことを特徴とする方法。
  15. 請求項14記載の方法において、
    さらに、
    前記ロックレバーと前記制御レバーとを、前記第2の向きにおいて、ユーザーによって選択された位置へと回転させた後に、スプリングによって、前記制御レバー上の前記ロックレバーを、前記第1の向きとは逆向きの第3の向きに回転させ、これにより、前記ロックレバーのロック部分を、前記内視鏡のハンドル部分上のロック部分に対して係合させる、
    ことを特徴とする方法。
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