JP2016501369A - フローサイトメトリーのための光学系、装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
光学系は、光源と、光照射装置と、集光装置とを備えている。光源は、光を発するように構成される。光照射装置は、光源と光学的に結合していて、試料に対してその光軸に対して斜めに光を導いて集束させるように構成されている。集光装置は、試料から散乱し、空間的に放射ノイズから分離された後方散乱線を収集するように構成されている。関連する装置及び方法も記載されている。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、一般に、光学系、装置及び方法に関し、より具体的には、フローサイトメトリーを実施するための光学系、装置、及び方法に関するものである。
フローサイトメトリーを実施する装置は、一般的に、光照射された際の粒子の光学特性により、液体中の粒子をカウントし、測定し、識別する。粒子は、通常、1以上の蛍光マーカーで標識が付されることにより作製される。蛍光マーカーが光励起された場合、蛍光マーカーは、特性波長域の光を放出する。粒子の1以上の特性を得るために、照射された粒子から散乱した前方散乱線を検出するのが一般的である。したがって、粒子を照射するために、装置の光学素子の一部が、粒子の背面側に配置され、前方散乱線を収集するために、装置の光学素子の一部が、粒子の前側に配置される。光学素子は粒子の両側に配置されているので、装置の配置をコンパクトにすることができず、ポイントオブケア用途には適さない。
上記問題に対処する光学系、装置及び方法を提供することが求められている。
本明細書で開示される一実施形態によれば、光学系が提供される。この光学系は、光源と、光照射装置と、集光装置とを備えている。光源は、光を発するように構成される。光照射装置は、光源と光学的に結合していて、試料に対してその光軸に対して斜めに光を導いて集束させるように構成されている。集光装置は、試料から散乱し、空間的に放射ノイズから分離された後方散乱線を収集するように構成されている。
本明細書に開示した別の実施形態によれば、装置が提供される。この装置は、光学系と、検出器とを備えている。光学系は、光軸に対して斜めに試料を照射し、かつ試料から散乱した後方散乱線から、ノイズ放射を空間的に分離するように構成されている。検出器は、光学系からの後方散乱線を検出するために、光学系に光学的に結合されている。
本明細書に開示した別の実施形態によれば、方法が提供される。この方法は、光学系の光軸に対して傾斜している傾斜入射ビームによって試料を照射することを含む。この方法は、試料から散乱した後方散乱線から、ノイズ放射を空間的にフィルタリングして除去することをさらに含む。この方法は、後方散乱線を検出することをさらに含む。
本発明の、これら及び他の特徴及び態様は、以下の詳細な説明を、添付図面を参照して読むとき、よりよく理解される。添付図面全体を通して、同様の符号が、同様の部分を表している。
別途言及しない限り、本明細書で用いる技術的及び科学的用語は、本開示が属する分野の当業者によって一般に理解されている意味と同じ意味を有する。用語「第1」、「第2」等は、本明細書で使用される場合は、順序、数量、又は重要度のいずれも示しておらず、1つの要素を別の要素と区別するために使用される。また、単数の記載(「a」,「an」and「one」)は、数量の限定を示すものではなく、参照されたものが少なくとも1つ存在することを示す。「含む」、「備える」又は「有する」、及びこれらの変形の使用は、列挙したもの、その均等物のみならず、別のものも包含することを意味する。「接続された」、及び「結合された」という用語は、物理的又は機械的な接続もしくは結合に限定されず、直接的か、間接的かを問わず、電気的又は光学的な、接続又は結合を含み得る。説明の目的のみのために、実際には幅を有する光を、光軸に沿った線で示している。
図1は、例示的な実施形態に従って、フローサイトメトリーを実施する装置10の概略図を示している。装置10は、試料22から散乱した後方散乱線40を収集して検出するように構成されている。本実施形態ではは、試料22は、緩衝水等のバックグラウンドマトリクス21中に存在する、蛍光ビーズ等の1以上の粒子20を含む。透明なチップ25内のフローセルのインテロゲーションゾーン(interrogation zone)23を通過する際に、粒子20が照射される。装置10は、光学系12と、光学系12に結合された検出器14〜17とを含む。
光学系12は、試料22を光軸30に対して斜めから照射し、かつノイズ放射42を後方散乱線40から空間的に分離するように構成されている。ノイズ放射42は、主に、チップ25の外面と、チップ25の基板(図示せず)同士の界面からの後方反射ノイズ光を含んでいる。光学系12は、光源50、51と、光照射装置52と、集光装置54とを備えている。
光源50、51は、粒子20を照射するために、光44、45を発生するように構成されている。光44、45は、1以上の波長成分を有し、より好ましくは、2以上の波長成分を有している。いくつかの波長成分を使用する場合、これらの波長の照射は、同時に、又は別々の時間間隔で行うことができる。図示された実施形態では、2つの別個の波長領域における光44及び45を生成するために、2つの光源50及び51が設けられている。本実施形態では、2つの光源50及び51は、それぞれ、波長が約637nmの赤色光と、波長が約532nmの緑色光とを発生させる。別の実施形態では、用いられる蛍光分子に応じて、他の波長の光が生成され、用いられてもよい。いくつかの実施形態では、単一の光源が、1以上の波長成分を有する光を発生させるために設けられていてもよい。光学系12は、任意の数の光源を含むことができる。いくつかの実施形態では、光源50、51はレーザであり、限定するものではないが、ガス、ダイオード、及び固体レーザを含み、例えばヘリウム−ネオンやアルゴンレーザ等であってもよい。他の実施形態では、光源50、51は、任意の他の適切な光源であってもよい。
光照射装置52は、光学的に、光源50、51に連結され、かつ、光44、45を光軸30に対して斜めに、粒子20に向けて集束させるように構成されている。本実施形態では、光照射装置52は、レンズ56〜58と、ミラー59〜62と、波長板64及び65と、ビームスプリッタ67、68と、第1ビームスプリッタ69と、フィルタ71と、対物レンズ73とを備えている。本実施形態では、レンズ56、及び57は、それぞれ光源50及び51から放出された光44及び45を調整し、平行ビームを生成する。レンズ56を通った光44は、ミラー59によって、波長板64に向けられる。波長板64は、続いて、光44を通過させてビームスプリッタ67に到達させる。波長板64は、光44の偏光を変化させ、ビームスプリッタ67及び68を通る伝送を最大にする。波長板64は、本実施形態では、1/2波長板であってもよい。レンズ57を通った光45は、ミラー60及び61によってビームスプリッタ67に到達するように方向付けられる。本実施形態では、光源50、51及びレンズ56、57を含む光学部品をコンパクトに配置できるようにするために、ミラー59〜61を使用して、光44及び45の伝搬方向をシフトする。
本実施形態ではは、ビームスプリッタ67は、ダイクロックビームスプリッタであってもよい。ダイクロックビームスプリッタは、光44を通過させるが、光45を光44の方向と実質的に共線方向に反射し、両方の光源50及び51からの波長成分を含む共伝搬ビームを発生させることができる。その後、光44及び45は、レンズ58を通過し、フィルタ71に伝達される。フィルタ71は、光44及び45をフィルタリングするために、バックグラウンドに漏れる光を減少させ、光44、45の信号をよりクリアにする。本実施形態では、フィルタ71は、バンドパスフィルタであってもよい。レンズ58は、試料22に線状焦点を形成するシリンドリカルレンズである。フィルタ71を通過した光44及び45は、ビームスプリッタ68に伝達される。本実施形態では、ビームスプリッタ68は、偏光ビームスプリッタであってもよい。偏光ビームスプリッタは、光44及び45を通過させるが、後方散乱線40及びノイズ放射42を反射する。ビームスプリッタ68からの光44及び45は、波長板65を通って第1ビームスプリッタ69に伝達される。波長板65は、本実施形態では、1/4波長板であってもよい。波長板64、65、ビームスプリッタ67、68、レンズ58、及びフィルタ71は、光照射装置52の光軸32に沿って整列しており、ビームスプリッタ67からの光44、45は、光軸32に沿ってレンズ58、フィルタ71、ビームスプリッタ68、及び波長板65を通って伝達される。
第1ビームスプリッタ69及びミラー62の少なくとも一方は、光照射装置52の光軸から光44及び45を平行移動させるために、光44、45をシフトし、光照射装置52の光軸から離れた中心を有する光シフト要素とされる。図示された実施形態では、第1ビームスプリッタ69は、光源50及び51に光学的に結合した光シフト要素である。第1ビームスプリッタ69は、光44及び45を平行移動させ、後方散乱線40及び蛍光放射47を粒子20から分離するように構成されている。第1ビームスプリッタ69の中心691は、光照射装置52の光軸32から離れている。光軸32に沿った波長板65からの光44及び45は、第1ビームスプリッタ69によってミラー62へ反射される。光44及び45は、光照射装置52の光軸34から平行移動させられる。第1ビームスプリッタ69は、本実施形態では、ダイクロイックビームスプリッタであってもよい。ダイクロイックビームスプリッタは、光44及び45を反射するが、粒子20からの蛍光放射47を通過させる。
ミラー62の中心621は、光軸30及び34上にあるが、ミラー62に投射された光44及び45からは離れている。ミラー62は、第1ビームスプリッタ69からの線44及び45を対物レンズ73に向けて反射する。いくつかの実施形態では、ビームスプリッタは、ミラー62の代わりに、光44、45を反射するために使用され得る。対物レンズ73は、レンズ軸731を有している。レンズ軸731は、本実施形態では、光照射装置52の光軸30と共線であり、対物レンズ73に投射された光44及び45のビーム軸441から平行移動したものである。対物レンズ73は、光44、45をレンズ軸731及び光軸30に対して斜めに、粒子20に集束させる一方、粒子20はインテロゲーションゾーン23を通過する。したがって、対物レンズ73からの光44及び45のビーム軸443はレンズ軸731と光軸30に対して斜めになっている。光44及び45は、それぞれ、光軸30と実質的に一直線である、インテロゲーションゾーン23の中心に集光される。
集光装置54は、後方散乱線40を収集するように構成されている。集光装置54は、対物レンズ73と、ミラー62と、第1ビームスプリッタ69と、波長板65と、ビームスプリッタ68と、ビームスプリッタ75、77と、フィルタ79〜82と、レンズ83、84と、放射制限素子86とを含む。照射された粒子20からの後方散乱線40は、光44及び45の方向と実質的に共線方向に伝達される。後方散乱線40は、光44及び45による散乱に関連する1以上の波長成分を有している。図示されている実施形態では、後方散乱線40は、赤色光44による散乱の波長に対応した波長の、赤色後方散乱線と、緑色光45による散乱の波長に対応した別の波長の、緑色後方散乱線とを含む。
ノイズ放射42は、光44及び45を反射するチップ25の外面、及び界面によって生成され、後方散乱線40から空間的に分離される。照射された粒子20からの蛍光放射47は、対物レンズ73のレンズ軸731に沿って放出される。蛍光放射47は、標識が付された粒子によって、より具体的には、光44及び45により励起された、粒子の蛍光標識によって放出される。蛍光放射47は、光44及び45による励起に関連する1以上の波長成分を有している。
後方散乱線40、ノイズ放射42、及び蛍光放射47は、互いに空間的に分離されており、対物レンズ73に放出される。対物レンズ73は、この後方散乱線40、ノイズ放射42、及び蛍光放射47をミラー62に向ける。後方散乱線40、ノイズ放射42及び蛍光放射47は、その後、ミラー62によって、第1ビームスプリッタ69に向けられる。第1ビームスプリッタ69は、蛍光放射47を通過させ、後方散乱線40、ノイズ放射42を反射する。後方散乱線40及びノイズ放射42は、その後、波長板65を通過して、ビームスプリッタ68に到達する。ビームスプリッタ68は、次に、後方散乱線40及びノイズ放射42をフィルタ79に向けて反射する。
フィルタ79は、検出することができる波長域における後方散乱線40を通過させるが、他の波長域における後方散乱線40をほぼブロックする。図示された実施形態では、フィルタ79は、バンドパスフィルタであってもよく、検出することができる赤色後方散乱線を通過させて粒子20のプロファイルを得る。別の実施形態では、フィルタ79は、緑色後方散乱線を通過させるが、赤色後方光を遮断してもよい。フィルタ79は、ノイズ放射の一部も遮断する。
放射制限素子86は、後方散乱線40を通過させ、ノイズ放射42をフィルタリングする。放射制限素子86は、後方散乱線40を通過させる開口861を有し、後方散乱線40からノイズ放射42を空間的にフィルタリングして除去する。開口861は、後方散乱線40を通過させるために、配置され、寸法決めされる。開口861は、ピンホール、スリット、又は後方散乱線40を通過させる任意の他の形状であってもよい。図示された実施形態では、放射制限素子86は、フィルタ79の下流側に配置される。別の実施形態では、放射制限素子86は、フィルタ79の上流側に配置されてもよい。放射制限素子86は、後方散乱線40からノイズ放射42をフィルタリングし、次に放射制限素子86からの後方散乱線40が、フィルタ79によってフィルタリングされる。
レンズ83は、放射制限素子86からの後方散乱線40を検出器14に集光する。検出器14は、ビームの空間分布画像を提供する多素子検出器とすることができる。検出器14は、光検出器、もしくは光検出器のアレイ、又はその他の何らかのデバイスとすることができる。いくつかの実施形態では、放射制限素子86を省略する一方、後方散乱線40を検出するために、検出器14が、ノイズ放射42を空間的にフィルタリングすることができる。
本実施形態では、第1ビームスプリッタ69からの蛍光放射47は、レンズ84によってビームスプリッタ75に集光され、ビームスプリッタ75が、次に、ある波長域の蛍光放射47を反射し、他の波長域の蛍光放射47を通過させる。ビームスプリッタ75は、ダイクロイックフィルタであってもよい。ビームスプリッタ75により反射された蛍光放射47は、フィルタ80を通過して検出器15に伝達される。フィルタ80は、蛍光放射47からノイズをフィルタリングして除去するバンドパスフィルタであってもよい。ビームスプリッタ75を通過した蛍光放射47は、ビームスプリッタ77によって分離されてフィルタ81及び82にそれぞれ向けられ、フィルタ81及び82は、次に蛍光放射47を通過させて検出器16及び17に向ける。ビームスプリッタ77は、ダイクロイックフィルタであってもよい。フィルタ81及び82も、蛍光放射47からノイズをフィルタリングして除去するバンドパスフィルタであってもよい。検出器15〜17は、光電子増倍管(PMT)、アバランシェフォトダイオード(APD)又は他の適切な検出器とすることができる。検出器14〜17は、検出された信号を、分析モジュール(図示せず)に送信する。分析モジュールは、例えば、検出された信号のデータ分析のためのソフトウェアを有するコンピュータである。
図1に示す実施形態では、装置10をコンパクトな構成とするために、光源50、51、光照射装置52、集光装置54、及び検出器14〜17は、チップ25の一方の側に配置されている。光44及び45は、チップ25の下側から試料22を照射し、後方散乱線40も、チップ25の下側から収集される。したがって、本実施形態では、チップ25の上側には光学要素はなく、その結果、上側からチップ25を変更することが容易になる。いくつかの実施形態では、ミラー59〜61、レンズ58、フィルタ71、79、放射制限素子86等の図1に示す1以上の光学素子は、任意であってもよいし、同様の機能を有する任意の他の光学素子と置き換えてもよい。いくつかの実施形態では、ミラー、ビームスプリッタ等の1つ以上の他の光学要素が、装置10において利用可能である。
図2は他の例示的な実施形態に係る集光装置254の概略図を示している。本実施形態における集光装置254は、図1の実施形態の集光装置54と同様に動作することができる。図1の実施形態と比較して、図2の放射制限素子86は、ビームスプリッタ68と第1ビームスプリッタ69との間に配置されている。本実施形態では、放射制限素子86は、波長板65と第1ビームスプリッタ69との間に配置され得る。別の実施形態では、放射制限素子86は、ビームスプリッタ68と波長板65との間、又は任意の他の適切な位置に配置される。図示された実施形態では、放射制限素子86の開口861は、光44及び45と一直線上にあり、光44、45及び後方散乱線40を通過させるように寸法決めされる。ノイズ放射42は放射制限素子86によって遮断される。
図3は、実施形態3に係る集光装置354の概略図を示す。本実施形態の集光装置354は、図1の実施形態の集光装置54と同様に動作することができる。図1の実施形態と比較して、図3のミラー62は照射光学素子である。照射光学素子の中心621は、光照射装置52の光軸34から離れている。本実施形態では、第1ビームスプリッタ69の中心691は、光軸32及び34上にある。光44及び45は、第1ビームスプリッタ69の中心691に伝達された後、第1ビームスプリッタ69によって、光軸34に沿って、ミラー62へ向けられる。ミラー62の中心621は、ミラー62に投射された光44及び45から離れている。次に、ミラー62は、光44及び45を反射して対物レンズ73へ向ける。光44及び45は、対物レンズ73の光軸30とレンズ軸731から平行移動させられる。レンズ軸731は、本実施形態では、光軸30と共線である。対物レンズ73は、その後、光44及び45をレンズ軸731に対して斜めに、粒子20に集束させる。後方散乱線40及び蛍光放射47は、図1の実施形態と同様に収集され、検出され、ノイズ放射42も図1の実施形態と同様にフィルタリングされる。レンズ84、及びビームスプリッタ75、77は、蛍光放射47を収集するために、第1ビームスプリッタ69からの蛍光放射47と一直線上にある。
図4は、別の実施形態に係る集光装置454の概略図を示す。本実施形態の集光装置454は、図3の実施形態の集光装置354と同様に動作することができる。図3の実施形態と比較すると、図4の放射制限素子86は、ビームスプリッタ68と第1ビームスプリッタ69との間に配置されている。図4の放射制限素子86は、図2の実施形態と同様の位置に配置され得る。放射制限素子86は、光44、45、及び後方散乱線40を通過させ、ノイズ放射42を遮断するように配置され、寸法決めされている。
図5は、別の例示的な実施形態に係る集光装置554の概略図を示している。本実施形態の集光装置554は、図3の実施形態の集光装置354と同様に動作することができる。図3の実施形態と比較すると、図5のミラー62の中心621は、光44及び45を光軸30から平行移動させるために、光軸30から離れている。本実施形態では、ミラー62の中心621は、第1ビームスプリッタ69の中心691と一直線上にある。第1ビームスプリッタ69からの光44及び45は、ミラー62の中心621に伝達される。ミラー62は、次に、光44、45を反射して対物レンズ73に向ける。光44及び45は、光軸30と共線である、対物レンズ73のレンズ軸731から平行移動させられる。対物レンズ73は、光44及び45を、レンズ軸731に対して斜めに、粒子20に集束させる。後方散乱線40及び蛍光放射47は、図1の実施形態と同様に収集され、検出され、ノイズ放射42も図1の実施形態と同様にフィルタリングされる。
図6は、他の例示的な実施形態に係る集光装置654の概略図を示している。本実施形態の集光装置654は、図5の実施形態の集光装置554と同様に動作することができる。図5の実施形態と比較して、図6の放射制限素子86は、ビームスプリッタ68と第1ビームスプリッタ69との間に配置されている。図6における放射制限素子86は、図2の実施形態と同様の位置に配置することができる。放射制限素子86は、光44、45、及び後方散乱線40を通過させ、ノイズ放射42を遮断するように配置され、寸法決めされている。
いくつかの実施形態では、対物レンズ73のレンズ軸731から光44、45を平行移動させるために、第1ビームスプリッタ69とミラー62は、いずれも、光学系12の光軸の1以上から離れている。いくつかの実施形態では、第1ビームスプリッタ69及びミラー62の一方は、光学系の光軸の2つ以上と離れている。いくつかの実施形態では、第1ビームスプリッタ69とミラー62の一方のみが利用される。
図7は、別の例示的な実施形態に係る集光装置754の概略図を示す。本実施形態では、ビームスプリッタ68からの光44及び45は、波長板65を通過して、対物レンズ73に向かう。対物レンズ73に投射された光44及び45のビーム軸441は、光軸32と同一線上にある。対物レンズ73のレンズ軸731は、ビーム軸441及び光軸32から平行移動させられる。インテロゲーションゾーン23の中心は、ほぼレンズ軸731上にある。対物レンズ73は、光44、45を、斜めに、インテロゲーションゾーン23の中心にある粒子20に集束させる。後方散乱線40及びノイズ放射42は、空間的に互いに分離され、対物レンズ73及び波長板65を通ってビームスプリッタ68に放出される。ビームスプリッタ68は、次に、後方散乱線40及びノイズ放射42を反射する。後方散乱線40は、図1の実施形態と同様に収集され、検出され、ノイズ放射42は、図1の実施形態と同様にフィルタリングされる。本実施形態では、放射制限素子86は、ビームスプリッタ68より下流側に配置される。放射制限素子86は、フィルタ79より下流側又は上流側に配置され得る。本実施形態では、この光44及び45は、チップ25の上面側から粒子20を照射し、後方散乱線40も、チップ25の上面側から収集される。いくつかの実施形態では、この光44及び45は、上下方向に延びたチップ25の側面から粒子20を照射し、後方散乱線40も側面から収集される。
図8は、別の例示的な実施形態に係る集光装置854の概略図を示す。本実施形態の集光装置854は、図7の実施形態の集光装置754と同様に動作することができる。図7の実施形態と比較すると、図7の放射制限素子86は、ビームスプリッタ68と対物レンズ73との間に配置されている。放射制限素子86は、光44、45、及び後方散乱線40を通過させ、ノイズ放射42を遮断するように配置され、寸法決めされている。
図9は、別の例示的な実施形態に係る集光装置954の概略図を示す。図1の実施形態と比較して、図9の集光装置954は、第2ビームスプリッタ90と、検出器18と、レンズ85とをさらに含む。2以上の波長成分を有する後方散乱線40は、第2ビームスプリッタ90に向けられる。第2ビームスプリッタ90は、後方散乱線40を、異なる波長を有する後方散乱分岐ビーム48、49に分離する。後方散乱分岐ビーム48、49は、粒子20の異なる情報を得るために、それぞれ、レンズ83、及び85によって集光され、検出器14及び18に集束させられる。第2ビームスプリッタ90は、ダイクロイックビームスプリッタであってもよい。本実施形態では、後方散乱線40は、検出器14により検出された赤色後方散乱線と、検出器18により検出された緑色後方散乱線とを含む。検出器18は、光検出器、もしくは光検出器のアレイ、又はその他の何らかのデバイスとすることができる。第2ビームスプリッタ90、検出器18、及びレンズ85が、図2〜図8の実施形態で利用され得る。
図10は、別の例示的な実施形態に係る集光装置1054の概略図を示す。図1の実施形態と比較して、図10の集光装置1054は、第3ビームスプリッタ92と、検出器93と、空間フィルタ94と、レンズ95とをさらに備えている。単一波長の後方散乱線40は、第3ビームスプリッタ92に向けられる。第3ビームスプリッタ92は、後方散乱線40を経路97、98に分ける。後方散乱線40は2の経路97及び98間で、均等に分割され得る。空間フィルタ94は、経路97及び98の一方に配置され、開口941を有し、開口941内の後方散乱線40を通過させる。本実施形態では、空間フィルタ94は、経路98に配置されている。別の実施形態では、空間フィルタ94は、経路97に配置されてもよい。さらに別の実施形態では、2つの異なる空間フィルタが、経路97及び98にそれぞれ設けられている。
経路97に沿って伝搬する後方散乱線40は、レンズ83により、検出器14に集束させられる。経路98に沿って伝搬する後方散乱線40は、空間フィルタ94によって空間的にフィルタリングされる。開口941内の後方散乱線40は、通過してレンズ95に向かう。レンズ95は、次に後方散乱線40を検出器93に集光する。検出器93は、光検出器、もしくは光検出器のアレイ、又は他の何らかのデバイスとすることができる。粒子20の分布情報は、検出器14及び93によって取得され得る。第3ビームスプリッタ92、検出器93、空間フィルタ94、及びレンズ85は、図2〜8の実施形態ではも利用することができる。いくつかの実施形態では、粒子20の、異なる情報を得るために、後方散乱線40は、異なる検出器によりそれぞれ検出される。いくつかの実施形態では、後方散乱線40は、個別に検出される2以上の経路に分離されてもよい。
図11は、例示的な実施形態に係る空間フィルタ94の上面図である。図示されている実施形態では、空間フィルタ94は、リング状の開口942を有する。このリング状の開口942を通って、後方散乱線40が検出器93に投射される。いくつかの実施形態では、空間フィルタ94の開口は、円形、リングの一部分、扇形、又は用途に応じた他の任意の形状であってもよい。
図12は、例示的な実施形態に係る方法200のフローチャートを示す。方法200は、ステップ201〜203を含む。ステップ201において、試料は、光学系の光軸に対して傾斜している傾斜入射ビームで照射される。試料は、蛍光ビーズ等の図1〜10に示す粒子を含んでいてもよい。傾斜入射ビームは、1以上の波長成分を含むことができる。ステップ202では、ノイズ放射が、後方散乱線から空間的に除去される。後方散乱線を、傾斜入射ビームによって照射された試料から後方に散乱させる。後方散乱線は、傾斜入射ビームに沿って方向付けし直される。後方散乱線の散乱波長は、入射ビームの励起波長と同じである。ノイズ放射は、主に、試料を保持するチップに起因している。図1〜10におけるチップ25等のチップは、傾斜入射ビームを外面、及び界面で反射し、その結果、ノイズ放射が後方散乱線から空間的に分離される。ノイズ放射は、図1〜10の放射制限素子86、フィルタを含む検出器、又はその他の、光をフィルタリングできる任意の他の要素によって空間的にフィルタリングされてもよい。
ステップ203では、後方散乱線が検出される。後方散乱線は、図1〜10の検出器14、18、93によって検出することができる。1以上の異なる波長で検出された後方散乱線の強度が分析されて、1以上の粒子タイプに関する選択された情報が導出される。このような情報は、例えば、試料中に存在する他の粒子に対する、ある粒子の区別、及びその粒子タイプの相対的な、又は絶対的なカウントを含み得る。いくつかの実施形態では、後方散乱線は、異なる波長を有する複数の後方散乱分岐ビームに分離され、後方散乱分岐ビームは、個別に検出される。粒子の、異なる情報を、異なる波長を有する後方散乱分岐ビームに関して求めることができる。いくつかの実施形態では、後方散乱線が複数の経路に分割され、これらの経路に沿った後方散乱線が、個別の空間領域内で、個別に検出される。異なる空間領域内の後方散乱線が、粒子の分布情報を取得するために分析され得る。
図13は、例示的な実施形態に係るフローチャートのステップ201を示す。ステップ201は、サブステップ205及び206を含む。サブステップ205で、1以上の光源によって生成された光は、光軸から平行移動させられる。光は、1以上の波長成分を含むことができる。光源は、図1の光源50、51であってもよい。光は、図1〜8の光学系12によって平行移動させられ得る。光は図1〜8における対物レンズ73のレンズ軸731から平行移動させられる。サブステップ206において、傾斜入射ビームが生成するために、光を試料に集束させる。光を、光軸上にある粒子に集光させる。光は、図1〜10の対物レンズ73によって集束させることができ、また、傾斜入射ビームは、対物レンズ73のレンズ軸731に対して傾斜している。
本発明の特定の特徴だけを本明細書で図示し説明してきたが、多くの修正形態及び変更形態が当業者に生じるであろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の趣旨に含まれるものとして、かかる修正形態及び変更形態のすべてを包含することを意図するものであることを理解されたい。
Claims (20)
- 光を発するように構成された光源と、
光源と光学的に結合した光照射装置であって、試料に対してその光軸に対して斜めに光を導いて集束させるように構成された光照射装置と、
試料から散乱し、空間的にノイズ放射から分離された後方散乱線を収集するように構成された集光装置と
を備える光学系。 - 集光装置が、後方散乱線から、ノイズ放射を空間的にフィルタリングして除去するために、後方散乱線を通過させる開口を有する放射制限素子を含む、請求項1記載の光学系。
- 光照射装置が対物レンズを備え、対物レンズのレンズ軸が、光のビーム軸から平行移動しており、対物レンズが、光をレンズ軸に対して斜めに、試料に集束させるように構成されている、請求項1記載の光学系。
- 光照射装置が、
光源に光学的に結合した光シフト要素であって、光を光軸から平行移動させるために、光照射装置の光軸から離れた中心を有する光シフト要素と、
光シフト要素に光学的に結合した対物レンズであって、光シフト要素からの光を光軸に対して斜めに試料に集光させる対物レンズと
を備える、請求項1記載の光学装置。 - 光シフト要素が第1ビームスプリッタを備え、第1ビームスプリッタが、光を光軸から平行移動させ、かつ後方散乱線及び蛍光放射を試料から分離するように構成されており、光照射装置の光軸から離れた中心を有する、請求項4記載の光学系。
- 光シフト要素が、光照射装置の光軸から離れた中心を有するミラーを含む、請求項4記載の光学系。
- 集光装置が、後方散乱線を、異なる波長を有する複数の後方散乱分岐ビームに分割するように構成された第2ビームスプリッタを備える、請求項1記載の光学系。
- 集光装置が、
後方散乱線を複数の経路に分割するように構成された第3ビームスプリッタと、
複数の経路の内の1つに配置され、開口を有し、開口内の後方散乱線が通過することを許容する空間フィルタと
を備える、請求項1記載の光学系。 - 光軸に対して斜めに試料を照射し、かつ試料から散乱した後方散乱線から、ノイズ放射を空間的に分離するように構成された光学系と、
光学系からの後方散乱線を検出するために、光学系に光学的に結合した検出器と
を備える装置。 - 光学系が、
光を発するように構成された光源と、
光源と光学的に結合した光照射装置であって、光を光軸に対して斜めに向けて試料に集束させるように構成された光照射装置と、
後方散乱線を収集するように構成された集光装置と
を備える、請求項9記載の装置。 - 集光装置が、開口を有する放射制限素子であって、後方散乱線からノイズ放射を空間的にフィルタリングして除去するために、開口内の後方散乱線が通過することを許容する放射制限素子を備える、請求項10記載の装置。
- 光照射装置が対物レンズを備え、対物レンズのレンズ軸が、対物レンズに投射された光のビーム軸から平行移動しており、対物レンズが、レンズ軸に対して斜めに、試料に光を集束させるように構成されている、請求項10記載の装置。
- 光照射装置が、
光源に光学的に結合した光シフト要素であって、光を光軸から平行移動させるために、光照射装置の光軸から離れた中心を有する光シフト要素と、
光シフト要素に光学的に結合した対物レンズであって、光シフト要素からの光を光軸に対して斜めに試料に集光させる対物レンズと
を備える、請求項10記載の光学装置。 - 光シフト要素が第1ビームスプリッタを備え、第1ビームスプリッタが、光を光軸から平行移動させ、後方散乱線及び蛍光放射を試料から分離するように構成されており、光照射装置の光軸から離れた中心を有している、請求項13記載の装置。
- 光シフト要素が、光照射装置の光軸から離れた中心を有するミラーを含む、請求項13記載の装置。
- 検出器が、多素子検出器である、請求項9記載の装置。
- 光学系の光軸に対して傾斜している傾斜入射ビームによって試料を照射することと、
試料から散乱した後方散乱線からノイズ放射を空間的にフィルタリングして除去することと、
後方散乱線を検出することと
を含む方法。 - 試料を照射することが、傾斜入射ビームを生成するために、1以上の光源によって生成された光を光軸から平行移動させて、光を試料に光を集束させることを含む、請求項17記載の方法。
- 後方散乱線を検出することが、後方散乱線を、異なる波長を有する複数の後方散乱分岐ビームに分離することと、後方散乱分岐ビームを個別に検出することとを含む、請求項17記載の方法。
- 後方散乱線を検出することが、後方散乱線を複数の経路に分割することと、個別空間領域内の複数の経路に沿って、後方散乱線を個々に検出することとを含む、請求項17記載の方法。
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