JP2016500781A - 流体コネクタ用可撓性シールド - Google Patents
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Abstract
ガスタービンエンジンの流体コネクタ用可撓性シールドが開示される。この可撓性シールドは、流体コネクタを包囲するように適合されている可撓性スリーブと、流体コネクタに近接している流体チューブ上に可撓性スリーブを固定するように構成されている連結具と、を備えてもよい。そのような可撓性シールドを用いるガスタービンエンジン、ならびにそのような可撓性シールドを用いて流体コネクタをガスタービンエンジン内に格納する方法もまた開示される。
Description
本発明は、一般的にガスタービンエンジンに関し、より具体的には、ガスタービンエンジン内の流体コネクタに関する。
ガスタービンエンジンには、一般に、エンジンを通して連続的に軸方向に整列されたファン部、圧縮機部、燃焼器、およびタービン部が含まれる。典型的に、燃料システムは、エンジン燃焼器に、適切な圧力かつエンジンを作動するのに必要な量で、均一な流量の清浄な燃料を送出する。幅広く変動する作動条件にも関わらず、燃料供給は、エンジンの要求を満たすのに十分かつ持続的でなければならない。
ガスタービンエンジン用の典型的な燃料システムは、燃料ポンプ装置、エンジンの上部または側部に亘ってポンプ装置から延伸する共通のマニホールド、およびマニホールドから燃焼器内の個々の燃料インジェクターに延伸する個々の燃料ラインを備えていてもよい。さらに、燃料ラインコネクタによって接続されるべき数多くの燃料送出チューブおよび部品は、ガスタービンエンジンの高温部分近くに時に配置される。
作動中、主燃料送出チューブは、加圧され、燃焼器への途中で他の燃料送出チューブに燃料を提供する。燃料が相当な圧力下で送出されるため、すべての燃料ラインコネクタが、そのような高い燃料圧力に継続的に耐えることができなければならない。そのようなコネクタを通して望ましくなく流出するあらゆる燃料が、エンジン性能を下げる。エンジンの高温部分の近くのそのような燃料ラインコネクタからのそのような燃料の放出は、避けることが特に重要である。
また、そのガスエンジン用潤滑油システムは、類似した理由で一貫して潤滑油を収容してその流出を防がなければならない潤滑油ラインコネクタを含む場合もある。エンジン内のそのような流体コネクタは、フェルール、Bナット、および他の継手などの任意の異なる形で設けられてもよいが、それらに限定されない。そのような流体コネクタは、例えば、上述の燃料ラインまたは潤滑油ライン等の流体移送チューブ上に溶接されるか、そうでなければ固定されてもよい。
従来技術は、そのようなコネクタにおいて金属スプレーシールドを典型的に用いて、そのような流体コネクタから予想外に流出している燃料、潤滑油、または他の流体がエンジンの高温部分に接触するのを防いできた。これらの金属スプレーシールドは、典型的にはカスタムメイドで、個々に設置される。これらの金属スプレーシールドは、高価なだけでなく、作製/設置するのに、適切な設置、特殊工具、およびかなりの時間と専門的能力を必要とする。さらに、現在のエンジン設計におけるナセルは、実質的に大きさが縮小され、そのような硬質の金属スプレーシールドを流体ラインシステム上に適切に位置付け、装着する上での困難の水準をかくして増大させる。この状況は、そのようなシステムが製造される厳しい許容誤差と、流体コネクタの周りの高密度な場所で使われる多数の部品とを考慮すると、より一層困難にされる。
ガスタービン産業によって掲げられる、信頼でき、高性能のガスタービンエンジンを生産するという困難によりよく応えるために、それゆえ、そのような流体ラインコネクタにおける向上が必要とされることを理解することができる。
本発明の一態様によると、ガスタービンエンジンの流体コネクタ用可撓性シールドが開示される。流体コネクタがそこを通して流体を連通させ、第1の流体チューブと第2の流体チューブとを連結してもよい。可撓性シールドが、流体コネクタを包囲する可撓性スリーブと、可撓性スリーブを流体チューブのうちの少なくとも1つに固定する連結具と、を備えてもよい。
改良において、可撓性スリーブが約1,300°F(704℃)の温度に耐えるように構成されていてもよい。
別の改良において、可撓性スリーブが約1,500psiの加圧噴霧に耐えるように構成されていてもよい。
別の改良において、連結具が接着テープおよびクランプを含んでもよい。
別の改良において、可撓性スリーブがセラミック材料から作製されていてもよい。
別の改良において、可撓性スリーブがセラミック酸化物繊維から作製されていてもよい。
さらに別の改良において、可撓性スリーブが外層と内層とを含んでもよい。
本発明の別の態様によると、ガスタービンエンジンが開示される。そのエンジンは、圧縮機部と、圧縮機部の下流側にある燃焼器と、燃焼器の下流側にあるタービン部と、圧縮機部と、燃焼器と、タービン部と関連付けられた少なくとも1つの流体ラインコネクタと、流体コネクタを包囲し、可撓性スリーブと連結具とを含む可撓性シールドと、を備えてもよい。
改良において、エンジンの可撓性スリーブが約1,300°F(704℃)の温度に耐えるように構成されていてもよい。
別の改良において、エンジンの可撓性スリーブが約1,500psiの加圧噴霧に耐えるように構成されていてもよい。
別の改良において、エンジンの連結具が接着テープおよびクランプを含んでもよい。
別の改良において、エンジンの可撓性スリーブがセラミック材料から作製されていてもよい。
別の改良において、エンジンの可撓性スリーブがセラミック酸化物繊維から作製されていてもよい。
さらに別の改良において、エンジンの可撓性スリーブが外層と内層とを含んでもよい。
本発明の別の態様によると、可撓性シールドを用いて流体コネクタをガスタービンエンジン内に格納する方法が開示される。流体コネクタがそこを通して流体を連通させ、第1の流体チューブと第2の流体チューブとを連結してもよい一方、可撓性シールドが可撓性スリーブと連結具とを含んでもよい。その方法は、可撓性スリーブが流体コネクタを包囲するように、可撓性スリーブを流体コネクタの上に摺動させることと、連結具を可撓性スリーブと流体チューブのうちの少なくとも1つとの周りに位置付けることと、連結具を用いて、可撓性スリーブを流体チューブに装着することと、を含んでもよい。
改良において、連結具がクランプを含んでもよく、可撓性スリーブを流体チューブに装着することがクランプを締め付けることをさらに含んでもよい。
別の改良において、連結具が接着テープをさらに含んでもよく、可撓性スリーブを流体チューブに装着することが、クランプを締め付ける前に、接着テープを可撓性スリーブと流体チューブとの周りに巻きつけることをさらに含んでもよい。
また別の改良において、その方法は、可撓性スリーブを流体コネクタの上に摺動させる前に、可撓性スリーブを二層構造に折り曲げることをさらに含んでもよい。
別の改良において、その方法は、約1,300°F(704℃)の温度と、約1,500psiの加圧噴霧と、に耐えるように可撓性スリーブを構成することをさらに含んでもよい。
さらに別の改良において、その方法は、可撓性スリーブをセラミック酸化物繊維から製造することをさらに含んでもよい。
本発明のさらなる形、実施形態、特徴、利点、有益性、および態様は、本明細書で提供されている次の図面および説明から容易に明らかになるだろう。
詳細な説明に進む前に、以下の詳細な説明が本質的に典型的なものに過ぎず、本発明または本願およびその使用を限定するようには意図されていないことを理解されたい。この点において、説明された実施形態が、特別な種類の可撓性シールドまたはガスタービンと併せて使用することに限定されないことをさらに理解されたい。それゆえ、本発明は、説明の便宜上、特定の実例となる実施形態として描写かつ説明されるが、様々な他の種類の実施形態およびそれらに相当するもの、ならびに様々な他のシステムおよび環境において実施することができることを理解されたい。
以降、図面を参照して、特に図1を参照して、本発明に係る典型的なガスタービンエンジン10を描写する。この例において、ガスタービンエンジン10は、ガスタービンエンジン10の最前部から連続的に、ファン12と、低圧圧縮機14と、高圧圧縮機16とを備える圧縮機部11、圧縮機部11の下流側にある燃焼器18、両方とも燃焼器18の下流側にある高圧タービン20と低圧タービン22とを含むタービン部19、テイルコーン24、ならびに排気ノズル26を含んでもよい。さらに、高圧シャフト28は、高圧圧縮機16を高圧タービン20と連結させてもよい一方、低圧シャフト30は低圧圧縮機14を低圧タービン22に連結させてもよい。シャフト28と30との両方とも、軸Aの周りに回転自在であってもよい。低圧シャフト30は、歯車列32を通じてファン12を駆動してもよい。ファンナセル34は、ファン12とコアナセル36との両方とも包囲してもよく、上部および下部分岐と通常称されるパイロン構造38を通してコアナセル36を支持してもよい。コアナセルは、圧縮機14および16、燃焼器18、タービン20および22、ならびにテイルコーン24を収容してもよい。
図1に示される例において、エンジン10は、高バイパスターボファン装置でもよい。作動中、ファン12によって吸引される空気の一部は、コアナセル36をバイパスして、ファンナセル34とコアナセル36との境界の間に設けられる一般的に環状のバイパス流路40に入ってもよい。空気の残りは、コアナセル36内に方向付けられ、圧縮機14および16内で加圧され、それから燃料と混合され、燃焼器18内で点火され、高温ガスを生成してもよい。燃料は、燃料マニホールド42および燃料供給/排出システム44によって供給される。高温ガスは、エネルギーを高温ガスから抽出するタービン20および22内で膨張し、それらを通って流動してもよい。タービン20および22は、それから、ロータシャフト28および30を通して、圧縮機14および16、ならびにファン12に動力を供給してもよい。最終的に、排気ガスは、排気ノズル26を通してガスタービンエンジン10から流出してもよい。発電用途において、タービン20および22は電気を生成する発電機と接続してもよい一方、航空宇宙産業用途において、タービン10の排気は推力を発生するために用いることができる。燃料マニホールド42と燃料供給/排出システム44との両方とも、例えば高温燃焼器等の高温エンジン部品の近傍に流体コネクタを含んでもよい。
ガスタービンエンジン10は、また、潤滑および冷却から益する歯車および軸受け等の様々な部品を有してもよい。潤滑油供給システム(図示せず)は、そのような潤滑および冷却を提供するために、油または他の潤滑流体をそのような部品に提供する。潤滑油供給システムは、潤滑油がエンジン10の高温部分に接触するのを防ぐために維持されなければならない潤滑油ラインコネクタも通常含む。要するに、ガスタービンエンジン10内に多くの流体コネクタがあってもよく、それらのうちのすべてが液密な方法で維持される必要があり、それらのうちのいくつかが高温エンジン部品の近傍にあってもよい。
以降、図2に注意を向けると、ガスタービンエンジン用の典型的な従来技術のスプレーシールド60が示される。後述するように、シールド60は、硬質でもあり金属製でもある。従来のスプレーシールド60は、一方側において第1の開口端64で終端する管状の本体部62と、他方側において第2の開口端68で終端する縮径首部66とを備える。首部66は長さtを有する。本体62は、内部に流体コネクタ72が格納されている空隙部70を画定する。流体コネクタ72は、第1の流体チューブ74と第2の流体チューブ76とを接続する。そのような流体チューブ74、76は、例えば燃料源および燃料インジェクター等のエンジン10の様々な部品に繋がってもよい。代わりに、あるいは燃料に加えて、潤滑油または他の流体が、流体コネクタ72ならびに流体チューブ74および76を通って流動していてもよい。
また、図2から分かるように、流体チューブ74は、流体コネクタ72と接続する前に首部66を通って空隙部70に入る直線部78を有する。直線部78は長さt1を有する。これは、スプレーシールド60の形状がいくつかの基準を満たさなければならないことを図解している点で重要である。第1に、空隙部70は、流体コネクタ72全体を格納するのに十分大きくなければならない。第2に、首部66の長さtは、直線部78の長さt1よりも長くなってはならない。そうでなければ、首部66は直線部78を収容しないので、したがって所望の遮蔽保護を提供しないかもしれない。第3に、スプレーシールド60は、エンジン10の高温部分から離れて流体コネクタ72から予想外に流出しているあらゆる流体を誘導するように配向されなければならない。これらの部分がエンジンによって、またエンジンを有する位置によって変わるので、したがって、それぞれの流体コネクタ72に対して、そのような従来技術のシールド60の製造者は、所与のエンジン形状に合わせて調整されたカスタムメイドのスプレーシールドを設計しなければならない、ことが分かる。この活動は、かなりの労働と材料費を要し、そのようなエンジンを製造する上でのリードタイムを増やす。
そのような従来の手法の欠点を考慮して、発明者らは本発明を考案し、その一実施形態が図3に示される。図3に図解されるように、本発明の可撓性シールド100は、そのような従来のシールドの形状的要件に起因する上述の問題を緩和して、可撓性と削減された費用および重量との両方において先行技術に対する著しい優位を提供するように独自に設計されている。より具体的には、可撓性シールド100は、可撓性スリーブ102と、可撓性スリーブ102を流体コネクタ106の周りに装着かつ固定するための連結具104とを含んでもよい。示されているように、流体コネクタ106は、第1の流体チューブ108と第2の流体チューブ110とを接続してもよい。先行技術のように、燃料、潤滑油等の流体が存在し、燃料源および燃料インジェクター等(それらに限定されないが)のエンジン10の様々な部品の間で、流体コネクタ106ならびに流体チューブ108および110を通って流動してもよい。
図3にも示されているように、連結具104は複数の部品を含んでもよい。例えば、連結具104は、例えば固定ねじ116付きホースクランプ等のクランプ114によって包囲されている接着テープ等の可撓性ストリップ材112を含んでもよい。テープ112は、流体コネクタ106と流体ライン110との間に実質的に液密なシールを提供してもよい。クランプ114は、それから、締め付けられて、2つの部品を固定することができる。また、スリーブ102は、開口123を画定している折り曲げ部122において外層118と内層120とが接続されている二層の可撓性スリーブであってもよい。開口123は、スリーブ102を通って流体コネクタ106上を通過することを可能にしてもよく、連結具104の反対のスリーブ102の端部に設けられる。
以降、図4に注意を向けると、図3に示されている可撓性シールド100の分解図は、その部品と本発明の可撓性シールドの組み立て方のステップとの両方を図解する。上述のように、可撓性シールド100は、可撓性スリーブ102と連結具104とを含んでもよい。シールド100を形成するために、可撓性スリーブ102は、より長尺ロール状の素材からその設置に好適な所定の長さに切断されてもよい。その際、スリーブ102は、外層118に関連付けられた第1の端がほつれた端部124と、内層120に関連付けられた第2の端がほつれた端部126とを有してもよい。スリーブ102に好適な長さは、流体コネクタ106の大きさ、その中の流体が連通する圧力、およびエンジン10の他の部品に対するコネクタ106の位置等(それらに限定されないが)の様々なパラメータを考慮後に、当業者が決定することができる。
スリーブ102が切断されると、スリーブ102は、外層118の第1の端がほつれた端部124が内層120の第2の端がほつれた端部126上に位置付けられるように、内側に折り返されるか、折り曲げられてもよい。その際、二層構造がスリーブ102の一方の端部に折り曲げ部122(切断されたスリーブのおおよその中点の場合がある)と共に形成され、端がほつれた開口128が他方の端部に形成される。端がほつれた開口128は、上述の第1の端がほつれた端部124と第2の端がほつれた端部126とを含んでもよい。二層構造が形成された後、スリーブ102は、流体コネクタ106を保護するようにその上に摺動されて、流体コネクタ106を完全に格納するように位置付けられてもよい。さらに、スリーブ102は、流体コネクタ106と接続される流体チューブ110を部分的に格納してもよい。端がほつれた開口128は、それから、連結具104で流体チューブ110に接続されかつ実質的に封止されてもよい。より具体的には、接着テープ112は、それからスリーブ102および流体チューブ110の周りに巻きつけられてもよく、そのように固定されると、クランプ114は、テープ112の周りに位置付けられて、ねじ116を用いて締め付けられてもよい。設置されると、可撓性シールド100は、流体コネクタ106から流出するあらゆる流体が格納されて、エンジン10の高温部分等の望まれない部分に接触しない、ことを確実にする。
一実施形態において、可撓性スリーブ102は、例えば約1,300°F(704℃)または約1,500°F(816℃)の温度と、例えば約1,500psiの加圧噴霧と、に耐えてもよい。また、可撓性スリーブ102は、セラミック繊維製品に容易に転化することができる例えば連続フィラメントセラミック酸化物繊維等のセラミック繊維から作製されていてもよい。可撓性スリーブ102は、高温作動環境における厳しい性能要件を満たしうる。さらに、その繊維は、高作動温度で低い伸縮性および収縮性を有して、良好な耐化学性、低熱伝導性、耐熱衝撃性、低多孔性、および独自の電気特性も同様に提供してもよい。
そのようなセラミック酸化物繊維の1つの商用版は、スリーエム(3M)(登録商標)ネクステル(Nextel)(商標)コンティニュアス セラミック オキサイド ファイバーズ 312(Continuous Ceramic Oxide Fibers 312)であるが、耐火性繊維技術を用いて構成された他の類似した材料が使用可能である。そのような繊維は、非晶質SiO2に加えて、結晶型9Al2O3・2B2O3に存在している、約62%のAl2O3、約24%のSiO2、および約14%のB2O3を含有する。B2O3が存在するので、この繊維組成物は、結晶相とガラス相との両方を有し、後者は、繊維を弱める結晶層の成長をガラス相が遅くするので、高温にさらされた後に繊維が力を保持するのを助ける。繊維およびそれらから作製された織物は、シリコーン、エポキシ、フェノール、およびポリイミド材料と相溶性である。したがって、可撓性スリーブ102の外層118上に好適な重合体の被覆が可能である。さらに、繊維(密度 約2.70g/cc)を用いて構成される耐火障壁は、いくつかの金属材料よりも軽量である。一実施形態において、本発明のセラミック繊維スリーブは、例えば、スリーエム(登録商標)ネクステル(商標)コンティニュアス セラミック オキサイド ファイバーズ 312 ソックス等のセラミック酸化物繊維ソックスから作製されている。
例えば約1,300°F(704℃)または約1,500°F(816℃)の高温に耐え、高温エンジンケースに衝突している例えば約1,500psiの加圧噴霧を防ぐ可能性のある他の可撓性スリーブは、可撓性スリーブ102の一部として用いてもよい。上述の温度および圧力範囲での模擬試験において繊維物質を用いる予備試験は、適切な材料を選択するために用いられてもよい。描写されている実施形態の可撓性スリーブ102を構成するとき二重構造が用いられるが、単一層または二層を超える複数層を含む他の構造が可能である。また、描写されている折り曲げ部122は端がほつれていないが、1つ以上の端がほつれた端部は、折り曲げ部122に最初に設けられて織り合わされてもよい。代わりに、あるいは追加として、端がほつれた端部がさらにエンジン10の作動中に分解したりさらに端がほつれたりしないように、被覆、接着剤、または熱処理を用いてもよい。
接着テープ112に注意を向けると、例えば約1,300°F(704℃)または約1,500°F(816℃)の温度に耐えることができるいかなる接着テープを用いてもよい。例えば、メド キッツ(MED KITS)(商標)に用いられる接着白テープが好適かもしれない。例えば、エポキシ系接着テープ等の他の接着剤が可能かもしれない。接着テープ112を端がほつれた開口128上に適用するとき、端がほつれた端部124と126との両方がテープ112によって十分に被覆され、実質的に封止されて、その結果、作動中に2つの端がほつれた端部124および126が容易に分解される、または端がほつれることがないように、そのテープは、開口128上に複数回巻かれてもよい。
以降、クランプ114を参照すると、例えば約1,300°F(704℃)または約1,500°F(816℃)の温度に耐えることができるいかなるクランプを用いてもよい。ガスタービンエンジンに用いられる従来のクランプは、個々の設置位置の温度によってエンジンにおける使用のために選択されるアルミニウム、ステンレス鋼、またはインコネル等の好適な金属から典型的に作製されている。例えば、そのような位置は、エンジンのファン近くで相対的に低温であってもよく、あるいは燃焼器およびタービンの近くで相対的に高温であってもよい。クランプ114は、金属、合金、複合材料、重合体、他の好適な材料、またはそれらの組み合わせから作製されていてもよい。本発明に使用されるクランプは、それらに限定されないが、可撓性スリーブ102を流体チューブ110上に保持するためのホースクランプ、アリゲータPクランプ、ゴム被覆を有するPクランプ、または他の好適なクランプであってもよい。
接着テープ112とクランプ114との両方とも図3〜4中で連結具104として使用されているが、連結具104は、接着テープ112だけか、またはクランプ114だけを含んでもよい。さらに、連結具104は、例えば、電線、ハーネス等の追加の部品を含んでもよい。
描写されていないが、可撓性シールド100およびその部品の形状は、流体コネクタ106および流体チューブ110の形状に合うように、湾曲しているか輪郭付けられていてもよい、ことが理解されるだろう。これは、典型的には金属である硬質の材料から製造され、したがって可鍛性ではなく、あるいはエンジンを通しての複数の位置で使用するように容易に調整可能でない従来技術のシールドとの重大な違いである。さらに、図3〜4は、可撓性シールド100およびその部品を特定の相対的な寸法を有するものとして描写しているが、そのような寸法は典型的なものにすぎず、他の相対的な寸法が可能である。また、図3〜4は、燃料ラインコネクタを保護するための可撓性シールド100の用途を示すが、可撓性シールド100は、潤滑油ライン等(を含むがそれらに限定されない)ガスタービンエンジンのどの他の流体コネクタも同様に保護してもよい。
以上により、本発明が流体コネクタ用可撓性シールドを説明していることが分かる。そのような可撓性シールドは、推力または補助動力を提供するための航空機上で用いられるガスタービンエンジン等の航空宇宙産業用途を含む(それらに限定されないが)多くの用途において、産業上の利用可能性を見い出す可能性がある。
可撓性スリーブを用いて、それを高温に耐えることができる連結具で固定することで、本発明は、流体コネクタからエンジンの他の部品に望ましくなく流出する流体の通過を防ぐことができる、適合可能で、信頼できるシールドを提供する。可撓性スリーブが所望の長さに容易に切断されて、それから流体コネクタ上で所望の形状に折り曲げられる可能性があるので、本発明は、ガスタービンエンジン内で流体コネクタ用シールドを構成する新規で、安価な代替物を提供する。さらに、シールドが可撓性なので、それは、シールドの重大な構造変更を行うことなく、直線および曲線の流体チューブの両方ともに固定できる。これは、硬質であって、上述の場合のそれぞれに対して異なるシールドを要求する従来の金属スプレーシールド設計と対照的である。さらに、本発明に係る新規なシールドを用いて、ガスタービンエンジンを構築することは、時間の要する、高価な、オーダーメイドの金属スプレーシールドに関連付けられたコストを削減する可能性のあるガスタービンエンジンに新たな可能性を開く。
本発明が特定の実施形態を参照して説明されてきた一方、様々な変更を行ってもよく、それらに相当するものをそれらの要素と本発明の範囲から逸脱せずに代用してもよい、ことが当業者によって理解されるだろう。また、本発明の本質的な範囲から逸脱することなく、特定の状況または材料に適合するように、本発明の教示に対して、多くの変形を行ってもよい。したがって、本発明が、本発明を実施するために考えられる最良の形態として開示されている特定の実施形態に限定されないが、本発明が、添付の特許請求の範囲の範囲内に属するすべての実施形態を含むであろう、ことを意図される。
Claims (20)
- ガスタービンエンジンの流体コネクタ用可撓性シールドであって、前記流体コネクタが流体を連通させるとともに、第1の流体チューブと第2の流体チューブとを連結し、前記可撓性シールドが、
前記流体コネクタを包囲する可撓性スリーブと、
前記可撓性スリーブを前記流体チューブのうちの少なくとも1つに固定する連結具と、を備える、可撓性シールド。 - 前記可撓性スリーブが約1,300°F(704℃)の温度に耐えるように構成されている、請求項1に記載の可撓性シールド。
- 前記可撓性スリーブが約1,500psiの加圧噴霧に耐えるように構成されている、請求項1に記載の可撓性シールド。
- 前記連結具が接着テープおよびクランプを含む、請求項1に記載の可撓性シールド。
- 前記可撓性スリーブがセラミック材料から作製されている、請求項1に記載の可撓性シールド。
- 前記可撓性スリーブがセラミック酸化物繊維から作製されている、請求項5に記載の可撓性シールド。
- 前記可撓性スリーブが外層と内層とを含む、請求項1に記載の可撓性シールド。
- ガスタービンエンジンであって、
圧縮機部と、
前記圧縮機部の下流側にある燃焼器と、
前記燃焼器の下流側にあるタービン部と、
前記圧縮機部と、燃焼器と、タービン部とに関連付けられた少なくとも1つの流体ラインコネクタと、
前記流体コネクタを包囲し、可撓性スリーブと連結具とを含む可撓性シールドと、を備える、ガスタービンエンジン。 - 前記可撓性スリーブが約1,300°F(704℃)の温度に耐えるように構成されている、請求項8に記載のガスタービンエンジン。
- 前記可撓性スリーブが約1,500psiの加圧噴霧に耐えるように構成されている、請求項8に記載のガスタービンエンジン。
- 前記連結具が接着テープおよびクランプを含む、請求項8に記載のガスタービンエンジン。
- 前記可撓性スリーブがセラミック材料から作製されている、請求項8に記載のガスタービンエンジン。
- 前記可撓性スリーブがセラミック酸化物繊維から作製されている、請求項12に記載のガスタービンエンジン。
- 前記可撓性スリーブが外層と内層とを含む、請求項8に記載のガスタービンエンジン。
- 可撓性シールドを用いて流体コネクタをガスタービンエンジン内に格納する方法であって、前記流体コネクタが流体を連通させるとともに、第1の流体チューブと第2の流体チューブとを連結し、前記可撓性シールドが可撓性スリーブと連結具とを含み、前記方法が
前記可撓性スリーブが前記流体コネクタを包囲するように、前記可撓性スリーブを前記流体コネクタの上に摺動させることと、
前記連結具を前記可撓性スリーブと前記流体チューブのうちの少なくとも1つとの周りに位置付けることと、
前記連結具を用いて、前記可撓性スリーブを前記流体チューブに装着することと、を含む、方法。 - 前記連結具がクランプを含み、前記可撓性スリーブを前記流体チューブに装着することが前記クランプを締め付けることをさらに含む、請求項15に記載の方法。
- 前記連結具が接着テープをさらに含み、前記可撓性スリーブを前記流体チューブに装着することが、前記クランプを締め付ける前に、前記接着テープを前記可撓性スリーブと前記流体チューブとの周りに巻きつけることをさらに含む、請求項16に記載の方法。
- 前記可撓性スリーブを前記流体コネクタの上に摺動させる前に、前記可撓性スリーブを二層構造に折り曲げることをさらに含む、請求項15に記載の方法。
- 約1,300°F(704℃)の温度と、約1,500psiの加圧噴霧と、に耐えるように前記可撓性スリーブを構成することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
- 前記可撓性スリーブをセラミック酸化物繊維から製造することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
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