JP2016224569A - 無線タグ内蔵リストバンド - Google Patents

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靖 中野
依里 高橋
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【課題】装着感がよく、しかも、安価に製造することができるリストバンドを提供する。【解決手段】リストバンド1は、二枚の塩化ビニルシートを重ね合わせ、二枚の塩化ビニルシートの間に無線タグインレイ2を挟み、全長に亘って同じ幅であり、間に無線タグインレイを有し、さらに、表面に患者識別情報を印刷可能な印刷面5を有するリストバンドの外形に合わせて高周波ウェルダー加工で外周を接続する。無線タグインレイのICチップに患者を識別する情報を書き込み、かつ、リストバンドの印刷面に、同じ患者に関する識別情報を印刷して用いる。【選択図】図1

Description

本発明は、病院等において患者の手首や足首に装着して患者識別のために用いられるリストバンドに関する。
従来から、病院等において、患者の取り間違えを防止するために、患者の氏名等を記入又は印字したリストバンドを患者の手首や足首に装着することが行われている。
この場合、医師や看護師等は、リストバンドに表示された患者の氏名を目視確認してカルテ等と照合した後、患者に対して処置を行う。
しかし、リストバンドに氏名を表示して、それを目視確認する方法では、氏名の読み間違いや同性同名の患者の存在等が原因となり、必ずしも確実な確認ができているとはいえない。
この問題を解決するために、リストバンドにバーコードを印字して、バーコードリーダーによって患者の照合を行うことが提案されている。
しかし、バーコードによる照合は、バーコードを読み取る際に、バーコードリーダーをバーコード、即ち、リストバンドに近づけなければならないが、患者の容体は様々であり、例えば、リストバンドを腕に装着している患者が、照合を行う時に腕が動かせない又は動かし難い状態にあることもあり、このような場合にはリストバンドにバーコードリーダーを近づけて読み取ることができないという問題が生じる。さらに、夜間に就寝中の患者に対して処置を行う場合には、リストバンドのバーコードを読み取るためにリストバンドを懐中電灯等で照らさなければならない等の問題も生じる。
上記した問題を解決するリストバンドとして、無線タグを内蔵するリストバンドが提案されている(特許文献1)。また、無線タグを内蔵させるのではなく、無線タグを後から貼り付けるリストバンドも提案されている(特許文献2)。
特許第4443975号 特開2013−109445号公報
無線タグを備えたリストバンドは、入院中に患者が毎日装着するものであるため装着感が良いものでなければならないことは勿論のこと、無線タグを備えたリストバンドを使用する患者と、無線タグを備えていないリストバンドを使用する患者に使い分けることは管理が極めて煩雑になるため、全ての患者に使用できるようにできるだけ安価にリストバンドを製造することが求められており、未だ研究開発の余地がある。
発明者等は、装着感がよく、しかも安価な無線タグ内蔵リストバンドについて鋭意研究を続け本発明を発明するに至った。
本発明は、従来のリストバンドに比べて装着感がよく、しかも、安価に製造することができるリストバンドを提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本発明に係るリストバンドは、
二枚の塩化ビニルシートを重ね合わせ、
前記二枚の塩化ビニルシートの間に無線タグインレイを挟み、
全長に亘って同じ幅であり、間に無線タグインレイを有し、さらに、表面に患者識別情報を印刷可能な印刷面を有するリストバンドの外形に合わせて高周波ウェルダー加工で外周を接続して成り、
前記無線タグインレイのICチップに患者を識別する情報を書き込み、かつ、前記リストバンドの印刷面に、同じ患者に関する識別情報を印刷して用いる
ことを特徴とする。
前記塩化ビニルシートの厚みは、間に挟んだ無線タグインレイを保護することができ、かつ、装着感を損なわない最低限の厚さであり、具体的には、0.2〜0.3mm、好ましくは、0.25mmであり得、前記無線タグインレイが。ウェルダー加工前に両面テープで前記塩化ビニルシートの内部に固定され得る。
また、前記塩化ビニルシートの幅、即ち、リストバンドの幅は、印刷面に印字をすることができ、かつ、装着感を損なわない最低限の幅であり、具体的には、10mm〜16mm、好ましくは、14mmであり得る。
また、前記無線タグインレイのICチップに情報が書き込まれてなく、かつ、前記印刷面に情報が印刷されていないリストンバンドが長手方向に切断可能に連結してなるリストバンドロールを、印刷及び書込手段を備えたリストバンド製造装置にセットし、必要に応じて、前記リストバンドロールからリストバンドを繰り出して、前記印刷及び書込手段によって患者に関する識別情報の印刷及び書込みをした後、切断することでリストバンドが完成し得る。
上記した目的を達成するために、本発明に係るリストバンドは、二枚の塩化ビニルシートを重ね合わせ、前記二枚の塩化ビニルシートの間に無線タグインレイを挟み、全長に亘って同じ幅であり、間に無線タグインレイを有し、さらに、表面に患者識別情報を印刷可能な印刷面を有するリストバンドの外形に合わせて高周波ウェルダー加工で外周を接続して成り、前記無線タグインレイのICチップに患者を識別する情報を書き込み、かつ、前記リストバンドの印刷面に、同じ患者に関する識別情報を印刷して用いるように構成されているので、ウェルダー加工をする過程で二枚の塩化ビニルシートの外周、即ち、リストバンドの外周が溶着されて、無線タグインレイが収容された二枚の塩化ビニルシートの中が防水される。よって、特別な防水加工を必要としない。さらに、全長に亘って同じ幅であるので、材料となる塩化ビニルシートに無駄がなく、また、周方向に突出した部分がないので、装着感も非常によい。このように本発明に係るリストバンドは装着感がよく、しかも安価に製造することができるので、病院において患者が装着するのに適しており、また、安価に製造できるため使い分けをせずに、全ての患者に対して無線タグインレイを備えたリストバンドを使用することも可能になる。
さらにまた、内部に無線タグインレイを備え、かつ、表面に印刷面を有するため、無線タグに患者識別情報を記憶させると共に、印刷面に同じ患者の患者識別情報を印刷することができるので、書き込まれた情報と印刷された情報とが不一致になることがない。
本発明に係るリストバンドの概略上面図である。 図1に示したリストバンドの概略A−A断面図である。 原料リストバンドロールの概略側面図である。 リストバンド製造装置の内部構造を示す概略側面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るリストバンドの実施の形態について説明していく。
図1は本発明に係るリストバンドの概略上面図、図2は図1に示したリストバンドの概略A−A断面図である。
図中符号1はリストバンドを示しており、このリストバンド1は、間に無線タグインレイ2を挟んで二枚の塩化ビニルシート3及び4を重ね合わせた後、外周をウェルダー加工で溶着することで構成されている。
前記塩化ビニルシート3及び4の厚みは、間に挟んだ無線タグインレイを保護することができ、かつ、装着感を損なわない最低限の厚さであり、具体的には、0.2〜0.3mm、好ましくは、0.25mmであり得る。20人の被験者により、0.2mm、0.23mm、0.25mm、0.27mm、0.3mm及び0.33mmの厚みの塩化ビニルシートを用いて作成したリストバンドを用いた装着感の体感試験を行ったところ、塩化ビニルシート3及び4の厚みが0.3mmより厚くなると装着時に違和感を感じる被験者が半数以上いた。また、塩化ビニルシート3及び4の厚みが0.25mm以下であると装着感が良好と感じる被験者が7割を超えた。他方、塩化ビニルシート3及び4の厚みが0.2mmより薄いと間に挟んだ無線タグインレイが表面から認識できる程度に出っ張るためリストバンドの表面に凹凸ができ、無線タグインレイを十分に保護することができない。従って、間に挟んだ無線タグインレイを保護することができ、かつ、装着感を損なわない最低限の厚さは0.2〜0.3mmであり、好ましくは、0.25mmであり得る。
無線タグインレイ2は9×55mmの大きさのUHF帯域を用いた無線タグであり、ウェルダー加工する前に予め両面テープで塩化ビニルシート3及び/又は4に固定されている。
また、リストバンド1の幅w1は、前記塩化ビニルシートの幅、即ち、リストバンドの幅は、印刷面に印字をすることができ、かつ、装着感を損なわない最低限の幅であり、具体的には、10mm〜16mm、好ましくは、14mmであり得る。20人の被験者により、10mm、12mm、14mm、16mm及び18mmの幅の塩化ビニルシートを用いて作成したリストバンドを用いた装着感の体感試験を行ったところ、幅w1が16mmより太くなると装着時に違和感を感じる被験者が半数以上いた。また、幅w1が14mmより狭いと装着感が良好と感じる被験者が7割を超えた。本実施例に係るシルトバンド1の幅w1は、14mmであり、全長に亘って同じ幅であり、突出した部分がなく、しかも細いので腕や足に装着した時に、身体に当たる部分がなく、装着感が極めてよい。
符号5はリストバンド1の表面に設けられた印刷面を示し、符号6はリストバンド1の全長に亘って形成されたリストバンド固定用孔である。
上記したように構成されたリストバンドは、ウェルダー加工をしている段階で完全に切り離されてもよいが、好ましくは、図3に示すように、縁部9と接合した状態で使用され得る。
図3は、ウェルダー加工によってリストバンド1が形成された原料リストバンド10及び該原料リストバンド10を巻き回してなる原料リストバンドロール11を示している。
この原料リストバンド10は、幅w2が33mmの二枚の塩化ビニルシート3及び4の間に無線タグインレイ2を挟んで固定した後、完全には切り離さないようにウェルダー加工によって幅w1が14mmのリストバンド1の外周を溶着したものである。
上記したように構成された原料リストバンドロール11は、例えば、図4に示すようなリストバンド製造装置20にセットして使用され得る。
図4は、リストバンド製造装置20の概略側面図である。
図中、符号11は原料リストバンドロールである。この原料リストバンドロール11を構成する原料リストバンド10は、駆動ローラ21及び22の回転によりロール11から繰り出される。繰り出された原料リストバンド10の印刷面5には、印刷手段23によって所定の情報がバーコード及び/又は文字の形態で印刷され、同時に又は次いで、その内部に設けられた無線タグインレイ2のICチップには書込手段24によって所定の情報が書き込まれる。
ここで、印刷される所定の情報は患者識別情報であり、ICチップに書き込まれる所定の情報も同じ患者の患者識別情報である。患者識別情報は、患者を識別できる情報であれば任意の情報でよく、例えば、患者ID又は患者IDに紐づけされた検体ID等であり得る。また、ラベル表面に文字で印刷される患者識別情報としては、例えば、患者氏名があり得る。
図中符号25、26及び27はガイドローラを示している。前記した構成要素はハウジング28内に収容されている。
上記したように構成されたリストバンド製造装置20によれば、ロール11から繰り出され、印刷手段23及び書込手段24を通過した後、原料リストバンド10は、ハウジング28に形成された排出口(符号なし)から排出される。
原料リストバンドロール11には、原料リストバンド10を一本後切り離せるように切取線がウェルダー加工により形成されており、使用者は、排出口から排出された原料リストバンド10を一本分切り離したのち、縁部を切り離してリストバンド1として使用する。
1 リストバンド
2 無線タグインレイ
3 塩化ビニルシート
4 塩化ビニルシート
5 印刷面
6 リストバンド固定用孔

9 縁部
10 原料リストバンド
11 原料リストバンドロール

20 リストバンド製造装置
21 駆動ローラ
22 駆動ローラ
23 印刷手段
24 書込手段
25 ガイドローラ
26 ガイドローラ
27 ガイドローラ
28 ハウジング

Claims (3)

  1. 二枚の塩化ビニルシートを重ね合わせ、
    前記二枚の塩化ビニルシートの間に無線タグインレイを挟み、
    全長に亘って同じ幅であり、間に無線タグインレイを有し、さらに、表面に患者識別情報を印刷可能な印刷面を有するリストバンドの外形に合わせて高周波ウェルダー加工で外周を接続して成り、
    前記無線タグインレイのICチップに患者を識別する情報を書き込み、かつ、前記リストバンドの印刷面に、同じ患者に関する識別情報を印刷して用いるように構成した
    ことを特徴とする無線タグ内蔵リストバンド。
  2. 前記塩化ビニルシートの厚みが0.2〜0.3mmであり、
    前記無線タグインレイが。ウェルダー加工前に両面テープで前記塩化ビニルシートの内部に固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線タグ内蔵リストバンド。
  3. 前記無線タグインレイのICチップに情報が書き込まれてなく、かつ、前記印刷面に情報が印刷されていないリストンバンドが長手方向に切断可能に連結してなるリストバンドロールを、印刷及び書込手段を備えた印刷装置にセットし、
    必要に応じて、前記リストバンドロールからリストバンドを繰り出して、前記印刷及び書込手段によって患者に関する識別情報の印刷及び書込みをした後、切断することが完成する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線タグ内蔵リストバンド。
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