JP2016222529A - ガラス基板製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザを照射によってテーパ状に形成された貫通孔を形成したガラス基板に、スプレーエッチングによってを、円柱に近い貫通孔に形成するガラス基板製造方法を提供する。【解決手段】レーザ装置によってガラス基板100に対し複数の微細なテーパ状に形成された貫通孔14の孔径の小さい第2の主面12を上側にして配置し、微細孔14に向かってスプレーノズル22からエッチング液を噴射することで、下側にある第1の主面のエッチング量を抑えつつ、貫通孔14の孔径が小さい第2の主面12のエッチング量を増加させるエッチング工程を含むガラス基板製造方法。【選択図】図2

Description

本発明は、ガラス基板に貫通孔を形成するためのガラス基板製造方法に関し、特にスプレーエッチングすることで精度よく貫通孔を形成することが可能なガラス基板製造方法に関する。
近年、電子デバイスにおいて貫通孔が複数形成されたガラス基板が広く利用されている。例えば、微細貫通孔を有するガラス基板の適用例として、インターポーザによる3D集積回路が挙げられる。インターポーザにはこれまで樹脂基板が用いられてきたが、ICチップと熱膨張率に差があり接合部分に不具合が生じることがあった。そこで注目されたのがシリコン基板とガラス基板であり、どちらも樹脂基板と比較して熱膨張による不具合が低減された。しかしシリコン基板はコストが高いというデメリットがあり、一方、ガラス基板は、コストが安く、さらに電気的な絶縁性に優れているということで大きく注目されている。
インターポーザは、基板に複数の貫通孔を有することで下面の回路と接続されており、ガラス基板に貫通孔を形成させる必要がある。そこでガラス基板に複数の貫通孔をレーザで形成し、形成された貫通孔には端面にマイクロクラックが入っているので、エッチング液に浸漬させることで端面の滑らかな貫通孔を有するインターポーザ用ガラス基板が製造可能であるとされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−226551号公報
しかしながら、特許文献1のようなエッチング液の浸漬によるエッチング方法であれば、微細な貫通孔内にエッチング液が行き届かずに貫通孔ひとつひとつが不均一に形成されてしまうことがあった。さらには、通常、レーザで形成された貫通孔はテーパ状になっているので、エッチング加工後も表裏の主面における孔径に差がでてしまう(例えば、特許文献1参照。)。表裏の主面における孔径に差がある場合、貫通孔を有するガラス基板の使用に不都合が生じる場合が発生する。例えば、このようなガラス基板をインターポーザとして使用し貫通孔内に貫通電極を形成した場合、貫通電極の抵抗値が高抵抗になってしまう。また、貫通電極形成にめっきを使用する場合、めっき成長に偏りができてめっき液の流動を阻害し均一なめっき形成ができなくなる。
この発明の目的は、レーザ加工およびエッチングによって表裏の主面における孔径差が少ない貫通孔を簡易に形成可能なガラス基板製造方法を提供することである。
本発明は、複数の貫通孔を備えるガラス基板を製造するためのガラス基板製造方法であって、第1の主面と前記第1の主面と対向する第2の主面を有するガラス基板の前記第1の主面側から、レーザを照射することによって、前記ガラス基板に貫通孔を形成するレーザ加工工程と、前記ガラス基板の、少なくとも前記第2の主面側から、前記ガラス基板に形成された貫通孔に向かってエッチング液を噴射するエッチング工程と、を含むことを特徴とするガラス基板製造方法を提供する。
また、本発明は、エッチング工程において、前記第2の主面が上側になるように前記ガラス基板を配置するガラス基板製造方法を提供する。
本発明によれば、レーザ加工およびエッチングによって表裏の主面における孔径差が少ない貫通孔を簡易に形成可能になる。
レーザ加工工程の実行状態の一例を示す図である。 エッチング工程の実行状態の一例を示す図である。 本発明の一実施形態によるエッチング工程を示す図および得られる孔断面図である。 参考例のエッチング工程を示す図および得られる孔断面図である。
本発明は、複数の貫通孔を備えるガラス基板を製造するためのガラス基板製造方法であって、第1の主面と前記第1の主面と対向する第2の主面を有するガラス基板の前記第1の主面側から、レーザを照射することによって、前記ガラス基板に貫通孔を形成するレーザ加工工程と、前記ガラス基板の、少なくとも前記第2の主面側から、前記ガラス基板に形成された貫通孔に向かってエッチング液を噴射するエッチング工程と、を含むことを特徴とするガラス基板製造方法を提供するものである。
本発明は、ガラス基板にレーザ照射によって複数の貫通孔を形成させるが、この貫通孔の端面にはマイクロクラックが入っているためガラス基板の強度が低下するおそれがある。マイクロクラックを、スプレーでエッチングを行い、マイクロクラックを微小化または消滅させることで、ガラス基板の強度を保つことができる。また、スプレーでエッチングすることで複数の貫通孔ひとつひとつにエッチング液を侵入させることができ均一なエッチングが可能となる。
本発明では、エッチング工程において少なくとも第2の主面側から、ガラス基板に形成された貫通孔に向かってエッチング液を噴射する。これは、レーザ照射によって形成された貫通孔の開口径は、第1の主面側に形成された貫通孔の開口径に比べ、レーザビームの出口側に相当する第2の主面側に形成された貫通孔の開口径の方が小さいため、第2の主面側の貫通孔を重点的にエッチングすることで、第1の主面側と第2の主面側の開口径の差が減少するためである。
さらに、エッチング工程において第2の主面が上側になるようにガラス基板を配置することが好ましい。なお、基板は略水平(好ましくは水平±2°の範囲)となるように配置することが好ましい。レーザ照射によって形成された貫通孔の開口径は、第1の主面側に形成された貫通孔の開口径に比べ、レーザビームの出口側に相当する第2の主面側に形成された貫通孔の開口径の方が小さい。
また、ガラス基板の上側と下側にエッチング液を噴射した時のエッチング量を比較すると、上側の方が、エッチング液がしばらく滞留し、エッチング液との接触時間が長くなる分だけエッチング量が多くなる。そのため、第2の主面を上側にしてエッチングを行うことで、貫通孔の第1の主面側よりも第2の主面側の貫通孔を重点的にエッチングすることが可能になる。この結果、エッチング工程において第1の主面と第2の主面の開口径の差が減少する。
また、好ましくは第1の主面と第2の主面の開口径の差が無くなるようにエッチング時間を調整するとテ―パの少ない円柱形状に近い形状の貫通孔にすることができ、例えばインターポーザとして貫通電極を形成する際に適した貫通孔になる。例えば、ガラス基板の第2の主面側からエッチング液を噴射する時間を、第1の主面側からエッチング液を噴射する時間よりも長くすればよい。この際に、ガラス基板は第2の主面が上側になるように配置してもよい。
また、第2の主面側から噴射されるエッチング液の噴射圧力を、第1の主面側から噴射されるエッチング液の噴射圧力よりも高くしてもよい。噴射圧力を調整することで、第1の主面と第2の主面の開口径差を減少させることができる。この際に、ガラス基板は第2の主面が上側になるように配置してもよい。また、第2の主面を上側にして噴射圧力に差をつける際、第2の主面側から噴出されるエッチング液の圧力が第1の主面側から噴出されるエッチング液の圧力の1.1〜1.2倍だと第1と第2の主面の開口径の差が有意に減少するので好ましい。噴射圧力が上記範囲内であれば、第1と第2の主面の開口径の差を減少させるのが容易になり好ましい。また、噴射圧力が上記範囲内であれば、第2の主面の開口径が不必要に拡がる恐れがないため好ましい。
以下の図を用いて本発明のガラス基板製造方法の一実施形態を説明する。図1(A)および図1(B)に示すように、ガラス基板100は、レーザ加工によって貫通孔14が形成される。ガラス基板100は、レーザ光が照射される側となる第1の主面10と、該第1の主面とは反対側の第2の主面12とを有する。ガラス基板100の種類は、ガラスである限り、特に限られないが、ガラスインターポーザーのように、半導体素子のパッケージに使用される場合は、無アルカリガラスが好ましい。これはアルカリ含有ガラスの場合、ガラス中のアルカリ成分が析出し、半導体素子に悪影響を及ぼす恐れがあるためである。また、ガラス基板100の厚さは、特に限られず、ガラス基板100は、例えば0.05mm〜0.7mmの厚さを有してもよい。
ガラス基板100に複数の微細な貫通孔14を形成するためにレーザ装置20を使用する。本実施形態では、CO2レーザ装置20を使用しているが、これに限定されるものではない。ビーム径、加工精度、パワー等を総合的に勘案してYAGレーザやYVOレーザ、エキシマレーザ等の他のレーザ装置20を適宜選択することが可能である。レーザ装置20からのレーザ光は、ガラス基板100の第1の主面10に照射される。ガラス基板100の第1の主面におけるレーザ光の焦点スポット径は、例えば10μm〜200μmの範囲である。これにより、ガラス基板100の照射位置の温度が局部的に上昇してガラスが昇華し、ここに貫通孔14が形成される。
ガラス基板100は、レーザ装置20によって複数の貫通孔14が形成される。図1(B)に示したように、レーザが入射する第1の主面10とその裏面の第2の主面12の貫通孔14の孔径を比較すると、第1の主面10の孔径の方が大きく、テーパ状に貫通孔14が形成される。レーザ装置20によって形成された貫通孔14は、孔内端面にマイクロクラックが入っており、ガラス基板100の強度が低下するおそれがある。このマイクロクラックを次のエッチング工程で微小化または消滅させることでガラス基板100の強度を高めることができる。更には、次のエッチング工程で貫通孔14の孔径を拡げる事ができ、レーザ照射条件の調整だけで実現する事が困難な孔径の貫通孔を得る事ができる。
レーザ装置20によって複数の微細な貫通孔14が形成されたガラス基板100は、図2(A)および図2(B)に示すように、エッチング液でエッチングされる。図2(A)および図2(B)においては、ガラス基板100を下から保持しつつ搬送するための搬送ローラについては便宜上図示を省略している。エッチング液は、ガラス基板100の上方および下方、または、上方のみに配置されたスプレーノズル22より噴射されるように構成される。上方および下方に配置されたスプレーノズル22は同一の条件で噴射する。エッチング液の組成としては、フッ酸やフッ酸と他の酸を混合したものやKOH等が挙げられる。
本実施形態では、第2の主面12を上側に配置してエッチングすることが好ましい。ガラス基板100の上側にはエッチング液が滞留しやすく下側に比べエッチング量が多い。また、レーザ装置20によって形成された複数の貫通孔14は、孔内端面にマイクロクラックを有しており、そのためガラス基板100の強度が低下している。貫通孔14の端面に入っているマイクロクラックを、エッチングによって微小化または消滅させることでガラス基板100の強度が保たれる。
従来、ガラス基板100をエッチング液に浸漬させることでマイクロクラックを微小化または消滅させるようにされてきたが、微細な貫通孔14を有する場合には、微細な貫通孔14のひとつひとつにエッチング液が行き届かずに均一なエッチングができない。そのため、マイクロクラックがエッチングできずに残ったり、孔径ひとつひとつが均一ではない貫通孔14が形成されたりすることがあった。本発明では、ガラス基板100の上方および下方から形成された貫通孔14に向かってエッチング液をスプレーノズル22より噴射することで微細な貫通孔14ひとつひとつにエッチング液を侵入させエッチングすることができる。上方からのみのエッチングだけでもスプレーノズル22による圧力でエッチング液が侵入することができ、貫通孔14内のマイクロクラックを微小化または消滅させることができる。
また、従来のようなエッチング液の浸漬によるエッチング方法の場合は、バッチ方式または枚葉方式で、エッチング液に浸漬させて処理する。エッチング液を噴射する方法であれば、例えば搬送ローラにより基板を保持し、連続的にエッチング処理できるため、量産性が向上する。また、エッチング液を噴射する方法であれば、エッチング液に浸漬させる方法よりも、第1主面側および第2主面側のエッチング量を個別に制御しやすい。その結果、第1の主面の貫通孔の孔径と第2の主面の貫通孔の孔径が個別の調整しやすくなる。例えば、図2(A)に示すように、上方および下方にスプレーノズルを配置する。この場合、スプレーノズルからの噴射条件(エッチング液の噴射圧力や噴射時間)を、上方および下方で個別に制御すれば、いずれか一方の面側を重点的にエッチングする、またはいずれか一方の面側のエッチング量を抑えたりするなどが可能になる。さらに均一性を高めるために、スプレーノズル22が揺動しながらエッチングを行うようにすることも可能である。
スプレーノズル22から噴射する際の圧力は、0.05Mpa〜0.10Mpaが好ましい。また、各スプレーノズル22から噴射するエッチング液の量は1.25〜2.50リットル/分程度で、ノズル総数は120個〜180個程度で、処理を行うと好適な結果が得られる。更には、上側のスプレーノズル22の圧力を10〜20%程度大きくすることで上面、下面の孔径差が少なくなる傾向が見られるため、必要に応じて上側のスプレーノズル22の圧力を大きく設定することが好ましい。更には、第2の主面側のスプレーノズル22の圧力を第1主面側のスプレーノズル22の圧力より10%〜20%程度高くすることで貫通孔の第1の主面、第2の主面の開口径差が小さくなる傾向が見られるため、必要に応じて第2の主面側のスプレーノズル22の圧力を第1主面側のスプレーノズル22の圧力より大きく設定することが好ましい。
図3および図4はガラス基板100に形成された貫通孔14に対し上方および下方からエッチング液を噴射している様子とエッチング処理後を表した一部断面図である。図3(A)は、貫通孔14の孔径が小さい第2の主面12を上面にしてエッチングした時のガラス基板100の貫通孔14の様子を表している。上方に設置されるスプレーノズル22より噴射されたエッチング液は、貫通孔14に侵入するとともにガラス基板100上面に滞留する。下方に設置されるスプレーノズル22より噴射されるエッチング液は、貫通孔14に侵入するとともにガラス基板100下面に当たり滞留することなく流れ落ちる。図3(A)および図4(A)はガラス基板100の上方および下方からエッチング液を噴射する様子を図示したが、図2(B)のようにガラス基板100の上方のみからエッチング液を噴射しても良い。
ガラス基板100の上面と下面のエッチング量を比較すると、上面はエッチング液が滞留している分エッチング量が多い。それに対し下面は、エッチング液の滞留がほとんど無く流れ落ちるのでエッチング量は上面に比べ少なくなる。
図3(B)は、ガラス基板100に形成された貫通孔14の孔径が小さい第2の主面12を上にしてエッチングを行った一部断面図である。下面に比べ上面のエッチング量が多いのでテーパ状に形成されていた貫通孔14は円柱状に近い形となる。また、上方からのみのエッチング液の噴射を行った場合であれば、下面のエッチング量が抑えられ、より細かい貫通孔14の形成が行える。
図4(A)は、貫通孔14の孔径が大きい方を上面にしてエッチングした時のガラス基板100の貫通孔14の様子を表している。図3(A)と同様に上面にエッチング液が滞留する分エッチング量が多く、下面はエッチング液の滞留がほとんど無く流れ落ちるのでエッチング量は上面に比べ少なくなる。
図4(B)は、ガラス基板100に形成された貫通孔14の孔径が大きい第1の主面10を上にしてエッチングを行った一部断面図である。下面に比べ上面のエッチング量が多いのでテーパ状に形成されていた貫通孔14は、さらに上面と下面の孔径に差が出てしまう。また、上方からのみのエッチング液の噴射を行った場合であれば、下面のエッチングは進みにくいのでさらに上面と下面の孔径に差が出てしまう。
インターポーザの貫通孔14は、貫通電極等の形成方法やその電極等の抵抗値を考慮すると円柱状が適している。ガラス基板100に形成された貫通孔14をエッチングするとき、第1の主面10を上面にした場合と、第2の主面12を上面にした場合とを比較すると、第2の主面12を上面にすることで円柱に近い貫通孔14を得ることができる。また、小さい面積で貫通孔14を形成できるので隣接する貫通孔14の距離を狭くして形成することも可能になる。
上述の実施形態では、ガラス基板100をインターポーザとして用いる例を説明したが、ガラス基板100の用途はこれに限定されない。例えば、MEMSパッケージングやライフサイエンス向けマイクロチップデバイス等にも適用可能である。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
次に、本発明の実施例について説明する。
(実施例)
前述の図1(A)に示したレーザ加工工程と図2(A)に示したエッチング工程を用いてガラス基板に10000個の貫通孔を形成して、得られた貫通孔の孔径について検討した。エッチング工程において、ガラス基板は図3(A)に示すとおり貫通孔の孔径が小さい第2の主面を上面にして設置した。
ガラス基板として、厚さ0.4mmの無アルカリガラス(旭硝子製、EN−A1)を使用した。レーザ光源には、波長9.4μmのCOレーザを使用した。レーザ光は、焦点距離25mmの非球面レンズでガラス基板のレーザ光源側の主表面上に焦点を結ぶように照射した。ガラス基板に照射されるレーザ光の出力は60Wとした。また、レーザ光の照射時間は、360μsとした。ガラス基板をXYステージで200μmピッチで動かして、100行100列、合計10000箇所の孔加工を実施した。
次に、レーザにより貫通孔が形成されたガラス基板を、図2(A)による手法を用いてエッチングした。エッチングは、硫酸を用いて処理を行う1段階目と、フッ酸を水で希釈して処理を行う2段階目とに分け処理を実施した。エッチング方法は、搬送ローラで搬送されるガラス基板に図2(A)に示したようにガラス基板から上下20cm離した位置に設置されているスプレーノズルよりエッチング液の噴射を行った。
1段階目の処理では、75重量%の硫酸、0.5重量%のフッ酸を含む水溶液で構成されるエッチング液を、液温30℃、スプレー圧力0.07Mpa(ガラス基板上における計算上の単位面積あたりのスプレーインパクトが約0.12g/cm2 )、エッチングレート4μm/minの条件でエッチング処理を3分間行った。
2段階目の処理では、25重量%の塩酸、3重量%のフッ酸を含む水溶液で構成されるエッチング液を、液温40℃、スプレー圧力0.07Mpa、エッチングレート3μm/minの条件でエッチング処理を6分間行った。1段階目および2段階目のエッチングで合計9分間の処理を行い、30μmのエッチングを行った。
ここでエッチング量およびエッチングレートは、それぞれガラス基板厚の減少分および単位時間(分)あたりのガラス基板厚減少分で定義される値とする。
エッチング後に得られた貫通孔の第1の主面の孔径は90μm、第2の主面の孔径は65μmであった。
この時の第1の主面と第2の主面の孔径差は、25μmであった。
(参考例)
実施例と同様の方法により、ガラス基板に10000個の貫通孔を形成した貫通孔の形状について検討した。ただし、この参考例ではエッチング工程において、図4(A)で示す手法を用いた。エッチング後に得られた貫通孔の第1の主面の孔径は93μm、第2の主面の孔径は58μmであった。
この時の第1の主面と第2の主面の孔径差は、35μmであった。
上記結果より、実施例は比較例より第1の主面と第2の主面の孔径差が小さくなっている事が分かる。すなわち、実施例では、テーパ状に形成された貫通孔を、より円柱に近い貫通孔に形成することが可能であると言える。従って、実施例のような加工法を用いると、第1の主面と第2の主面の孔径差が少ない貫通孔を簡易に形成可能であり、インターポーザ用の貫通孔形成法として適していると言える。
10−第1の主面
12−第2の主面
14−貫通孔
20−レーザ装置
22−スプレーノズル
100−ガラス基板

Claims (6)

  1. 複数の貫通孔を備えるガラス基板を製造するためのガラス基板製造方法であって、
    第1の主面と前記第1の主面と対向する第2の主面を有するガラス基板の前記第1の主面側から、レーザを照射することによって、前記ガラス基板に貫通孔を形成するレーザ加工工程と、
    前記ガラス基板の、前記第2の主面側のみから、前記ガラス基板に形成された貫通孔に向かってエッチング液を噴射するエッチング工程と、
    を含むことを特徴とするガラス基板製造方法。
  2. 複数の貫通孔を備えるガラス基板を製造するためのガラス基板製造方法であって、
    第1の主面と前記第1の主面と対向する第2の主面を有するガラス基板の前記第1の主面側から、レーザを照射することによって、前記ガラス基板に貫通孔を形成するレーザ加工工程と、
    前記ガラス基板の前記第1の主面側および前記第2の主面側から、前記ガラス基板に形成された貫通孔に向かってエッチング液を噴射するエッチング工程と、
    を含むことを特徴とするガラス基板製造方法。
  3. 前記エッチング工程において、前記第2の主面が上側になるように前記ガラス基板を配置する請求項1に記載のガラス基板製造方法。
  4. 前記エッチング工程において、前記第2の主面側から噴射するエッチング液の噴射圧力が、前記第1の主面側から噴射するエッチング液の噴射圧力よりも、高い請求項2に記載のガラス基板製造方法。
  5. 前記エッチング工程において、前記第2の主面側からエッチング液を噴射する時間が、前記第1の主面側からエッチング液を噴射する時間よりも長い請求項2に記載のガラス基板製造方法。
  6. 前記エッチング工程において、搬送ローラによってガラス基板を保持する請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のガラス基板製造方法。
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