JP2016222335A - 貯留石炭自然発火防止方法及び装置 - Google Patents

貯留石炭自然発火防止方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016222335A
JP2016222335A JP2015113552A JP2015113552A JP2016222335A JP 2016222335 A JP2016222335 A JP 2016222335A JP 2015113552 A JP2015113552 A JP 2015113552A JP 2015113552 A JP2015113552 A JP 2015113552A JP 2016222335 A JP2016222335 A JP 2016222335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coal
storage tank
capsule
capsules
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015113552A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6600171B2 (ja
Inventor
隆昭 鈴木
Takaaki Suzuki
隆昭 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Transport Machinery Co Ltd
Original Assignee
IHI Transport Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Transport Machinery Co Ltd filed Critical IHI Transport Machinery Co Ltd
Priority to JP2015113552A priority Critical patent/JP6600171B2/ja
Publication of JP2016222335A publication Critical patent/JP2016222335A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6600171B2 publication Critical patent/JP6600171B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

【課題】ワイヤロープを用いることなく石炭貯留槽に貯留される石炭の温度変化を検出し得、石炭の自然発火を未然に防止し得る貯留石炭自然発火防止方法及び装置を提供する。【解決手段】温度センサ3a及び無線モジュール3bが内蔵されたカプセル3を石炭貯留槽1の投入口1aから石炭と共に投入して複数埋設し、埋設された複数のカプセル3の石炭貯留槽1内部における位置をデータ処理端末4で割り出し、該データ処理端末4において、石炭貯留槽1内部における石炭の温度分布を作成すると共に、該温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知したカプセル3の埋設箇所に対応する払出機2へ作動信号4aを出力して石炭と共にカプセル3を払い出させ、石炭と共に払い出されたカプセル3は、回収器5で回収する。【選択図】図1

Description

本発明は、貯留石炭自然発火防止方法及び装置に関するものである。
一般に、ガス化炉やボイラ等の燃料として用いられる石炭は、バンカ或いはサイロ等の石炭貯留槽に貯留されるが、特に褐炭や亜瀝青炭は揮発分が多いことから、自然発火しやすく、充分な注意が必要となっている。
従来、前記石炭貯留槽に貯留された石炭の自然発火を防止するには、該石炭貯留槽の上部から測温素子が埋め込まれたワイヤロープを吊り下げ、石炭貯留槽の内部の温度を計測することが行われている。
尚、前記石炭貯留槽に貯留された石炭の温度を計測して自然発火を防止する装置の一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2011−219152号公報
しかしながら、前述のように、石炭貯留槽の上部から測温素子が埋め込まれたワイヤロープを吊り下げるのでは、石炭貯留槽から石炭を払い出す際に、ワイヤロープに大きな引き抜き荷重が作用し、該ワイヤロープが損耗しやすく、頻繁にメンテナンスを行う必要があり、改善が望まれていた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、ワイヤロープを用いることなく石炭貯留槽に貯留される石炭の温度変化を検出し得、石炭の自然発火を未然に防止し得る貯留石炭自然発火防止方法及び装置を提供しようとするものである。
本発明は、底部に払出機が設けられた石炭貯留槽の内部における貯留石炭自然発火防止方法であって、
前記石炭貯留槽の内部に温度センサ及び無線モジュールが内蔵されたカプセルを石炭と共に投入して複数埋設する埋設工程と、
該埋設工程で埋設された複数のカプセルの石炭貯留槽内部における位置を割り出し、前記石炭貯留槽内部における石炭の温度分布を作成する温度分布作成工程と、
該温度分布作成工程で作成された温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知した際に払出機を作動させて石炭と共にカプセルを払い出す発火回避払出工程と、
該発火回避払出工程で石炭と共に払い出されたカプセルを回収する回収工程と
を行うことを特徴とする貯留石炭自然発火防止方法にかかるものである。
前記貯留石炭自然発火防止方法では、前記発火回避払出工程において、前記カプセルが払出機から払い出されたことを検知した時点で、前記払出機を停止させることが好ましい。
前記温度分布作成工程において、前記複数のカプセルの石炭貯留槽内部における位置は、カプセル投入時の石炭高さレベル及びカプセル投入後の石炭払出・投入状況に基づいて割り出されることが好ましい。
前記温度分布作成工程において、前記複数のカプセルの石炭貯留槽内部における位置は、カプセル間の無線ネットワークの電波状況に基づいて割り出されるようにすることもできる。
前記貯留石炭自然発火防止方法では、前記石炭貯留槽の底部に複数の払出機が設けられ、前記発火回避払出工程において、前記温度分布作成工程で作成された温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知したカプセルの埋設箇所に対応する払出機を作動させて石炭と共にカプセルを払い出すことが好ましい。
又、本発明は、底部に払出機が設けられた石炭貯留槽の内部における貯留石炭自然発火防止装置であって、
温度センサ及び無線モジュールが内蔵され且つ前記石炭貯留槽の内部に石炭と共に投入されて複数埋設されるカプセルと、
埋設された複数のカプセルの石炭貯留槽内部における位置を割り出し、前記石炭貯留槽内部における石炭の温度分布を作成すると共に、該温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知した際に払出機へ作動信号を出力して石炭と共にカプセルを払い出させるデータ処理端末と、
前記石炭と共に払い出されたカプセルを回収する回収器と
を備えたことを特徴とする貯留石炭自然発火防止装置にかかるものである。
前記貯留石炭自然発火防止装置においては、前記カプセルからの温度データを集約して前記データ処理端末へ送信する第一無線基地局を備えることが好ましい。
前記貯留石炭自然発火防止装置においては、前記石炭の温度が許容値を超えた埋設箇所におけるカプセルが前記払出機から払い出されたことを検知して前記データ処理端末へ送信する第二無線基地局を備え、
該第二無線基地局で前記カプセルが払出機から払い出されたことを検知した時点で、前記データ処理端末から払出機へ停止信号を出力するよう構成することが好ましい。
前記貯留石炭自然発火防止装置においては、前記石炭貯留槽内部における石炭高さレベルを検出するレベル計を備え、
該レベル計で検出されたカプセル投入時の石炭高さレベル及びカプセル投入後の石炭払出・投入状況に基づき前記データ処理端末において、埋設された複数のカプセルの石炭貯留槽内部における位置を割り出すよう構成することが好ましい。
前記カプセル間の無線ネットワークの電波状況に基づき前記データ処理端末において、埋設された複数のカプセルの石炭貯留槽内部における位置を割り出すよう構成することもできる。
前記回収器は、払い出された石炭からカプセルを選別して分離するスクリーンであることが好ましい。
前記貯留石炭自然発火防止装置においては、前記石炭貯留槽の底部に複数の払出機が設けられ、前記データ処理端末において、前記温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知したカプセルの埋設箇所に対応する払出機へ作動信号を出力して石炭と共にカプセルを払い出させるよう構成することが好ましい。
本発明の貯留石炭自然発火防止方法及び装置によれば、ワイヤロープを用いることなく石炭貯留槽に貯留される石炭の温度変化を検出し得、石炭の自然発火を未然に防止し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の貯留石炭自然発火防止方法及び装置の実施例を示す全体概要構成図である。 本発明の貯留石炭自然発火防止方法及び装置の実施例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明の貯留石炭自然発火防止方法及び装置の実施例である。
図1中、1はガス化炉やボイラ等の燃料として用いられる石炭を貯留するバンカ或いはサイロ等の石炭貯留槽であり、該石炭貯留槽1の底部には、複数(図1の例では、四基)の払出機2が設けられている。
本実施例の場合、温度センサ3a及び無線モジュール3bが内蔵されたカプセル3を前記石炭貯留槽1の投入口1aから石炭と共に投入して複数埋設するようになっている。尚、前記無線モジュール3bは、例えば、ZigBee(登録商標)等のセンサーネットワークを主目的とする近距離無線通信規格のものを用いることができる。又、前記投入口1aとは別に、カプセル3専用の投入口(図示せず)を前記石炭貯留槽1に設けても良い。
埋設された複数のカプセル3の石炭貯留槽1内部における位置は、データ処理端末4で割り出し、該データ処理端末4において、前記石炭貯留槽1内部における石炭の温度分布を作成すると共に、該温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知したカプセル3の埋設箇所に対応する払出機2へ作動信号4aを出力して石炭と共にカプセル3を払い出させるよう構成してある。
前記石炭と共に払い出されたカプセル3は、回収器5で回収するようになっている。前記回収器5は、払い出された石炭からカプセル3を選別して分離するスクリーン5aとしてある。
前記カプセル3からの温度データは、第一無線基地局6で集約して前記データ処理端末4へ送信するようになっている。
前記石炭の温度が許容値を超えた埋設箇所におけるカプセル3が前記払出機2から払い出されたことは、第二無線基地局7で検知して前記データ処理端末4へ送信し、該第二無線基地局7で前記カプセル3が払出機2から払い出されたことを検知した時点で、前記データ処理端末4から払出機2へ停止信号4bを出力するよう構成してある。
前記石炭貯留槽1内部における石炭高さレベルはレベル計8で検出し、該レベル計8で検出されたカプセル3投入時の石炭高さレベル及びカプセル3投入後の石炭払出・投入状況に基づき前記データ処理端末4において、埋設された複数のカプセル3の石炭貯留槽1内部における位置を割り出すよう構成してある。前記レベル計8としては、例えば、超音波やマイクロ波を石炭の上面に投射しその反射波を捉えて石炭高さレベルを求める形式のものを用いることができる。尚、前記カプセル3間の無線ネットワークの電波状況に基づき前記データ処理端末4において、埋設された複数のカプセル3の石炭貯留槽1内部における位置を割り出すよう構成することもできる。
尚、図1中、9はベルトコンベヤ等のコンベヤであり、該コンベヤ9により前記払出機2から払い出された石炭及びカプセル3を前記回収器5のスクリーン5aへ搬送するようになっている。前記コンベヤ9はベルトコンベヤに限定されるものではない。
次に、上記実施例の作用を説明する。
先ず、前記石炭貯留槽1の内部に温度センサ3a及び無線モジュール3bが内蔵されたカプセル3を石炭と共に投入して複数埋設しておく(図2の埋設工程S1)。前記カプセル3からの温度データは、第一無線基地局6で集約されて前記データ処理端末4へ送信される。
続いて、前記埋設工程S1で埋設された複数のカプセル3の石炭貯留槽1内部における位置がデータ処理端末4で割り出され、前記石炭貯留槽1内部における石炭の温度分布が作成される(図2の温度分布作成工程S2)。ここで、前記埋設工程S1で埋設された複数のカプセル3の石炭貯留槽1内部における位置は、レベル計8で検出されたカプセル3投入時の石炭高さレベル及びカプセル3投入後の石炭払出・投入状況に基づき前記データ処理端末4において割り出される。尚、前記埋設工程S1で埋設された複数のカプセル3の石炭貯留槽1内部における位置は、前記カプセル3間の無線ネットワークの電波状況に基づき前記データ処理端末4において割り出すことも可能となっている。
前記温度分布作成工程S2で作成された温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知したカプセル3が存在している場合、データ処理端末4から前記カプセル3の埋設箇所に対応する払出機2へ作動信号4aが出力され、該払出機2が作動して石炭と共にカプセル3が払い出される(図2の発火回避払出工程S3)。
前記発火回避払出工程S3において、前記石炭の温度が許容値を超えた埋設箇所におけるカプセル3が前記払出機2から払い出されたことは、第二無線基地局7で検知されて前記データ処理端末4へ送信され、該第二無線基地局7で前記カプセル3が払出機2から払い出されたことを検知した時点で、前記データ処理端末4から払出機2へ停止信号4bが出力され、該払出機2は停止される。
前記発火回避払出工程S3で石炭と共に払い出されたカプセル3は、コンベヤ9により回収器5のスクリーン5aへ搬送され、該回収器5のスクリーン5aにより、払い出された石炭からカプセル3が選別されて分離され回収される(図2の回収工程S4)。
回収されたカプセル3は、再使用が可能となる。尚、前記発火回避払出工程S3で払い出された石炭は再度、前記石炭貯留槽1に戻されて貯留される。
前述の如く、本実施例では、カプセル3を利用しているため、従来のように、石炭貯留槽1の上部から測温素子が埋め込まれたワイヤロープを吊り下げるものとは異なり、石炭貯留槽1から石炭を払い出す際に、ワイヤロープに大きな引き抜き荷重が作用するようなことがなく、頻繁にメンテナンスを行わなくて済む。
こうして、ワイヤロープを用いることなく石炭貯留槽1に貯留される石炭の温度変化を検出し得、石炭の自然発火を未然に防止し得る。
そして、前記第一無線基地局6を備えているので、前記カプセル3からの温度データを集約して前記データ処理端末4へ円滑に送信することができる。
又、前記第二無線基地局7を備えているので、前記石炭の温度が許容値を超えた埋設箇所におけるカプセル3が前記払出機2から払い出されたことを検知して前記データ処理端末4へ円滑に送信することができる。しかも、第二無線基地局7で前記カプセル3が払出機2から払い出されたことを検知した時点で、前記データ処理端末4から払出機2へ停止信号4bを出力するよう構成しているので、該払出機2が無駄に駆動される心配がない。
更に又、前記レベル計8を備えているので、前記石炭貯留槽1内部における石炭高さレベルを検出できる。該レベル計8で検出されたカプセル3投入時の石炭高さレベル及びカプセル3投入後の石炭払出・投入状況に基づき前記データ処理端末4において、埋設された複数のカプセル3の石炭貯留槽1内部における位置を割り出すよう構成しているので、前記カプセル3の位置を正確に把握することができる。
又、前記カプセル3間の無線ネットワークの電波状況に基づき前記データ処理端末4において、埋設された複数のカプセル3の石炭貯留槽1内部における位置を割り出すよう構成しても、前記カプセル3の位置を正確に把握することができる。
前記回収器5は、払い出された石炭からカプセル3を選別して分離するスクリーン5aであるため、一般的な石炭貯留設備における既存のスクリーンを使うことができる。
一方、本実施例では、前記石炭貯留槽1の底部に複数の払出機2が設けられ、前記データ処理端末4において、前記温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知したカプセル3の埋設箇所に対応する払出機2へ作動信号4aを出力して石炭と共にカプセル3を払い出させるよう構成しているが、前記石炭貯留槽1の規模に応じて払出機2の数を増減できることは言うまでもない。例えば、前記石炭貯留槽1の底部に払出機2が一基だけ設けられ、前記データ処理端末4において、前記温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知した際に払出機2へ作動信号4aを出力して石炭と共にカプセル3を払い出させるよう構成することも可能である。
尚、本発明の貯留石炭自然発火防止方法及び装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 石炭貯留槽
2 払出機
3 カプセル
3a 温度センサ
3b 無線モジュール
4 データ処理端末
4a 作動信号
4b 停止信号
5 回収器
5a スクリーン
6 第一無線基地局
7 第二無線基地局
8 レベル計
S1 埋設工程
S2 温度分布作成工程
S3 発火回避払出工程
S4 回収工程

Claims (12)

  1. 底部に払出機が設けられた石炭貯留槽の内部における貯留石炭自然発火防止方法であって、
    前記石炭貯留槽の内部に温度センサ及び無線モジュールが内蔵されたカプセルを石炭と共に投入して複数埋設する埋設工程と、
    該埋設工程で埋設された複数のカプセルの石炭貯留槽内部における位置を割り出し、前記石炭貯留槽内部における石炭の温度分布を作成する温度分布作成工程と、
    該温度分布作成工程で作成された温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知した際に払出機を作動させて石炭と共にカプセルを払い出す発火回避払出工程と、
    該発火回避払出工程で石炭と共に払い出されたカプセルを回収する回収工程と
    を行うことを特徴とする貯留石炭自然発火防止方法。
  2. 前記発火回避払出工程において、前記カプセルが払出機から払い出されたことを検知した時点で、前記払出機を停止させる請求項1記載の貯留石炭自然発火防止方法。
  3. 前記温度分布作成工程において、前記複数のカプセルの石炭貯留槽内部における位置は、カプセル投入時の石炭高さレベル及びカプセル投入後の石炭払出・投入状況に基づいて割り出される請求項1又は2記載の貯留石炭自然発火防止方法。
  4. 前記温度分布作成工程において、前記複数のカプセルの石炭貯留槽内部における位置は、カプセル間の無線ネットワークの電波状況に基づいて割り出される請求項1又は2記載の貯留石炭自然発火防止方法。
  5. 前記石炭貯留槽の底部に複数の払出機が設けられ、前記発火回避払出工程において、前記温度分布作成工程で作成された温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知したカプセルの埋設箇所に対応する払出機を作動させて石炭と共にカプセルを払い出す請求項1〜4の何れか一項に記載の貯留石炭自然発火防止方法。
  6. 底部に払出機が設けられた石炭貯留槽の内部における貯留石炭自然発火防止装置であって、
    温度センサ及び無線モジュールが内蔵され且つ前記石炭貯留槽の内部に石炭と共に投入されて複数埋設されるカプセルと、
    埋設された複数のカプセルの石炭貯留槽内部における位置を割り出し、前記石炭貯留槽内部における石炭の温度分布を作成すると共に、該温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知した際に払出機へ作動信号を出力して石炭と共にカプセルを払い出させるデータ処理端末と、
    前記石炭と共に払い出されたカプセルを回収する回収器と
    を備えたことを特徴とする貯留石炭自然発火防止装置。
  7. 前記カプセルからの温度データを集約して前記データ処理端末へ送信する第一無線基地局を備えた請求項6記載の貯留石炭自然発火防止装置。
  8. 前記石炭の温度が許容値を超えた埋設箇所におけるカプセルが前記払出機から払い出されたことを検知して前記データ処理端末へ送信する第二無線基地局を備え、
    該第二無線基地局で前記カプセルが払出機から払い出されたことを検知した時点で、前記データ処理端末から払出機へ停止信号を出力するよう構成した請求項6又は7記載の貯留石炭自然発火防止装置。
  9. 前記石炭貯留槽内部における石炭高さレベルを検出するレベル計を備え、
    該レベル計で検出されたカプセル投入時の石炭高さレベル及びカプセル投入後の石炭払出・投入状況に基づき前記データ処理端末において、埋設された複数のカプセルの石炭貯留槽内部における位置を割り出すよう構成した請求項6〜8の何れか一項に記載の貯留石炭自然発火防止装置。
  10. 前記カプセル間の無線ネットワークの電波状況に基づき前記データ処理端末において、埋設された複数のカプセルの石炭貯留槽内部における位置を割り出すよう構成した請求項6〜8の何れか一項に記載の貯留石炭自然発火防止装置。
  11. 前記回収器は、払い出された石炭からカプセルを選別して分離するスクリーンである請求項6〜10の何れか一項に記載の貯留石炭自然発火防止装置。
  12. 前記石炭貯留槽の底部に複数の払出機が設けられ、前記データ処理端末において、前記温度分布に基づき、石炭の温度が許容値を超えたことを検知したカプセルの埋設箇所に対応する払出機へ作動信号を出力して石炭と共にカプセルを払い出させるよう構成した請求項6〜11の何れか一項に記載の貯留石炭自然発火防止装置。
JP2015113552A 2015-06-04 2015-06-04 貯留石炭自然発火防止方法及び装置 Active JP6600171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015113552A JP6600171B2 (ja) 2015-06-04 2015-06-04 貯留石炭自然発火防止方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015113552A JP6600171B2 (ja) 2015-06-04 2015-06-04 貯留石炭自然発火防止方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016222335A true JP2016222335A (ja) 2016-12-28
JP6600171B2 JP6600171B2 (ja) 2019-10-30

Family

ID=57747171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015113552A Active JP6600171B2 (ja) 2015-06-04 2015-06-04 貯留石炭自然発火防止方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6600171B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017205972A1 (de) * 2017-04-07 2018-10-11 Robert Bosch Gmbh Sensoreinrichtung
JP2018177348A (ja) * 2017-04-20 2018-11-15 Ihi運搬機械株式会社 貯留バラ物自然発火防止装置
JP2019049835A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 株式会社Ihi 内部計測システム
JP2022028245A (ja) * 2020-08-03 2022-02-16 栗田工業株式会社 管理システム、管理装置、管理方法及びプログラム
KR20220160339A (ko) * 2021-05-27 2022-12-06 주식회사 포스코건설 벌크 머테리얼과 함께 적재된 무선 센서를 이용한 화재 감지 방법 및 장치, 시스템

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08219893A (ja) * 1995-02-17 1996-08-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 粉粒体容器用の温度検知装置
JPH09142620A (ja) * 1995-11-21 1997-06-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 貯蔵庫の温度検知装置
JPH11263389A (ja) * 1998-03-16 1999-09-28 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 石炭貯蔵設備
JP2011007698A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Idemitsu Kosan Co Ltd 貯蔵石炭の温度分布測定方法、貯蔵石炭内部の自然発火防止方法、および貯蔵石炭の温度分布測定システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08219893A (ja) * 1995-02-17 1996-08-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 粉粒体容器用の温度検知装置
JPH09142620A (ja) * 1995-11-21 1997-06-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 貯蔵庫の温度検知装置
JPH11263389A (ja) * 1998-03-16 1999-09-28 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 石炭貯蔵設備
JP2011007698A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Idemitsu Kosan Co Ltd 貯蔵石炭の温度分布測定方法、貯蔵石炭内部の自然発火防止方法、および貯蔵石炭の温度分布測定システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017205972A1 (de) * 2017-04-07 2018-10-11 Robert Bosch Gmbh Sensoreinrichtung
JP2018177348A (ja) * 2017-04-20 2018-11-15 Ihi運搬機械株式会社 貯留バラ物自然発火防止装置
JP2019049835A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 株式会社Ihi 内部計測システム
JP2022028245A (ja) * 2020-08-03 2022-02-16 栗田工業株式会社 管理システム、管理装置、管理方法及びプログラム
JP7166314B2 (ja) 2020-08-03 2022-11-07 栗田工業株式会社 管理システム、管理装置、管理方法及びプログラム
KR20220160339A (ko) * 2021-05-27 2022-12-06 주식회사 포스코건설 벌크 머테리얼과 함께 적재된 무선 센서를 이용한 화재 감지 방법 및 장치, 시스템
KR102523341B1 (ko) * 2021-05-27 2023-04-20 (주)포스코이앤씨 벌크 머테리얼과 함께 적재된 무선 센서를 이용한 화재 감지 방법 및 장치, 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP6600171B2 (ja) 2019-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6600171B2 (ja) 貯留石炭自然発火防止方法及び装置
CN101723183B (zh) 散状物料贮料槽满槽检测和控制方法
CN107000656A (zh) 具有监控装置的卫生单元
CN102869577A (zh) 药品包装装置的药片分配器及其药片分配方法
US8915679B2 (en) Pneumatic transport with multi vessel discharge
JP2007045564A (ja) 火力発電所の石炭サイロ及び貯蔵石炭の再循環制御システム
CN106959093A (zh) 一种电池形变检测方法及设备
CN204219952U (zh) 一种积灰检测及卸灰装置
CN102435246A (zh) 一种挖掘机自检测系统及方法
CN204568868U (zh) 一种固体颗粒定量同步连续投料器
JP2006317375A (ja) 粉体計量供給装置
CN107585535A (zh) 一种散料输送方法及系统
CN108492069A (zh) 一种家具配送智能管理系统
CN203799285U (zh) 高温除尘灰斗集约测控装置
CN202897459U (zh) 带有堵料检测装置的物料输送系统
CN1065726A (zh) 粮仓害虫检测装置
CN203902927U (zh) 箱装缺条检测装置的自诊断系统
CN204010168U (zh) 一种atm机储卡器
CN108238455B (zh) 异型仓斗进料的控制方法
CN110863237B (zh) 一种电镀液自动添加的防呆系统及其使用方法
CN211392847U (zh) 一种矿山放矿系统防矿石流失的分料装置
JP2013203515A (ja) 落炭搬送装置
CN105424249B (zh) 一种粮仓储粮状态的检测方法及其装置
CN106864888A (zh) 药品自动包装装置
CN203393113U (zh) 一种乙炔发生器的加料装置及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6600171

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250