JP2016222252A - 口栓 - Google Patents

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Ryotaro Kudo
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Abstract

【課題】構造が簡単で、寸法精度がそれほど厳しく求められず、安価な口栓を提供する。
【解決手段】容器に取り付ける口栓100であって、外筒部材1とその内側に軸方向に摺動可能に収納された内筒部材2とからなり、外筒部材は、一端側に容器に取り付けるための取り付け部11が設けられていて、内筒部材は、容器と反対側に傘の骨状に開いた傘の骨状部21が設けられ、容器側には周面に貫通孔24が設けられ、また、ノズルで、傘の骨状部側から内筒部材内を通して押すための押部25が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、口栓に関するものである。特に、流動性のある内容物を充填し、排出のために、開口、閉口を繰り返す容器に取り付ける口栓に関するものである。
ジュース、コーヒー、水などの飲料や、シャンプー、リンスなどのトイレタリー製品などの液体製品は、収納された容器から、一回で排出せずに繰り返し排出して使用されることがある。この場合、容器の再閉塞、再開放が繰り返し行うことになる。このような容器へ内容物の充填ならびに開封、再閉塞、再開放を行う連結システムがある。
特許文献1の連結システムは、貫通した導通路を有する雌部材と、雌部材の容器内側の一方端部に着脱自在に係合して導通路の容器内の開口を閉鎖しうるプラグと、プラグに係合可能で、貫通した流体通路が形成された頭部と棒状部を有する雄部材とを備え、雄部材を雌部材の導通路内に挿入して押し込むことにより、頭部がプラグに係合するとともに、プラグが雌部材の一方端部から外れ、流体通路の頭部側開口がプラグ及び雌部材により閉鎖されない場所に位置して、容器内側から頭部開口及び流体通路を経て容器外側の棒状部の端部に至る流入出口が形成され、雄部材を引き抜く際に、プラグが雌部材の一方端部に係合させられて導通路の容器内側の開口が閉鎖されるようにした連結システムである。
しかし、この連結システムでは、雄部材に係合したプラグが、雄部材を引き抜く際に、雄部材との係合から外れ、雌部材に係合して導通路の容器内側の開口が閉鎖されるようになるが、このような構造ではプラグなどの寸法精度が厳しく求められる。このため、内容物の消費後廃棄される包装容器などにはコスト面から使用することが難しいという問題があった。
公知文献を以下に示す。
特開2005−066184号公報
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、構造が簡単で、寸法精度がそれほど厳しく求められず、安価な口栓を提供することを課題としている。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、請求項1の発明は、容器に取り付ける口栓であって、外筒部材とその内側に軸方向に摺動可能に収納された内筒部材とからなり、前記外筒部材は、一端側に容器に取り付けるための取り付け部が設けられていて、前記内筒部材は、前記容器と反対側に傘の骨状に開いた傘の骨状部が設けられ、前記容器側には周面に貫通孔が設けられ、また、ノズルで、傘の骨状部側から内筒部材内を通して押すための押部が設けられていることを特徴とする口栓である。
本発明の請求項2の発明は、前記傘の骨状部が開いた状態で前記貫通孔が前記外筒部材内に位置し、
前記ノズルで前記押部を押すことによって、前記内筒部材が前記容器側に摺動し、前記傘
の骨状部が閉じると共に、前記貫通孔が前記容器の内容物収納部に移動し、
前記ノズルが押すのを止めて戻ると前記傘の骨状部が開き、前記貫通孔が前記容器側から前記外筒部材内に戻ることを特徴とする請求項1に記載の口栓である。
本発明の請求項3の発明は、前記傘の骨状部の端部には、前記外筒部材の中から容器側に抜けないように、径方向外側に突き出した停止部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の口栓である。
本発明の請求項4の発明は、前記内筒部材の前記容器側端部に封止板が設けられ、前記傘の骨状部が開いた状態で、前記封止板が前記外筒部材の前記容器側の端部を塞いでいることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の口栓である。
本発明の請求項5の発明は、前記容器が軟包装袋であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の口栓である。
本発明の口栓は、構造が簡単で、寸法精度がそれほど厳しく求められず、安価な口栓を提供することができる。
本発明の口栓の一例を取り付けた容器を模式的に斜視で示した説明図である。 本発明の口栓の一例を模式的に斜視で示した説明図である。 本発明の口栓の一例を模式的に断面で示した説明図である。 本発明の口栓の一例の外筒部材を模式的に断面で示した説明図である。 本発明の口栓の一例の内筒部材を模式的に断面で示した説明図である。 本発明の口栓の一例をノズルで押した状態を模式的に断面で示した説明図である。 本発明の口栓の一例の内筒部材を押した状態を模式的に斜視で示した説明図である。
以下、本発明を実施するための形態につき説明する。
図1は、本発明の口栓の一例を取り付けた容器を模式的に斜視で示した説明図、図2は、本発明の口栓の一例を模式的に斜視で示した説明図、図3は、本発明の口栓の一例を模式的に断面で示した説明図、図4は、本発明の口栓の一例の外筒部材を模式的に断面で示した説明図、図5は、本発明の口栓の一例の内筒部材を模式的に断面で示した説明図である。
本例の口栓100は、図1の斜視図に示すように、容器200に取り付けて使用される。本例において、容器200は軟包装袋であり、軟包装袋の周縁シール部の表フィルムと裏フィルムの間に挟まれて融着され取り付けられている。
口栓100は、図2の斜視図に示すように、外筒部材1と内筒部材2からなっている。内筒部材2の上部は、縦に4つに分割され、傘の骨状に広がって成形されていて、傘の骨状部21になっている。本例では、4つ割りにしているが、これに限ることなく、6つ割りでも、8つ割りでもかまわない。
また、外筒部材1の下部には、容器200にシールして取り付けるための取り付け部11が設けられている。また、上部外周面には、流通時などにキャップを螺合するための雄螺子12が設けられている。
また、図3の口栓の断面図、および、図4の外筒部材の断面図と、図5の内筒部材の断面図のように、内筒部材2は外筒部材1の筒の中に収納されている。そして、外筒部材1の内周面と内筒部材2の筒状部の外周面とは、液密になっていることが好ましい。外筒部材1は、外周面に雄螺子12が設けられている外壁13と、内筒部材2の外周面が接する内壁14が設けられている。
内筒部材2には、上部の傘の骨状部21の下に筒状部22が設けられ、筒状部22の下端の容器側端部には、円板状の封止板23が設けられていて、また、容器側の周面に貫通孔24が設けられている。
そして、封止板23から上方に向い、両端が周面に連続する板状の押部25が設けられている。押部25の上端は貫通孔24より傘の骨状部21側になるように設けられている。更に、傘の骨状部21の上端部の径方向外側に向かって、突き出した停止部26が設けられている。
図6は、本発明の口栓の一例をノズルで押した状態を模式的に断面で示した説明図、図7は、本発明の口栓の一例の内筒部材を押した状態を模式的に斜視で示した説明図である。
この口栓100の内筒部材2の傘の骨状部21の端部よりノズル300を傘の骨状部21から筒状部22の中に差し込み、ノズル300の先端で押部25を押し下げると、図6のように、内筒部材2が容器側に摺動し、開いていた傘の骨状部21が外筒部材1の中に入り、その内周面に沿って閉じる。
また、貫通孔24が外筒部材1から飛び出し、容器の内容物収納部に移動する。そして、外筒部材1の容器側端部を封止していた封止板23も内容物収納部に移動し封止が外れる。このため、ノズル300の中空部31は、筒状部に設けられた貫通孔24を通して容器の内容物収納部と連通する。このときの口栓100の斜視図は図7の通りである。
尚、内筒部材2の傘の骨状部21の上端部には、径方向外側に向かって、突き出した停止部26が設けられている。この停止部26が外筒部材1の内壁12の上部に当たり、ノズル300を押し下げても、内筒部材2はこの位置まででとまる。
このとき、傘の骨状部21が開こうとする力が残っている。この傘の骨状部21が開こうとする力を残すために、外筒部材1の内壁12の上端部分は、内径が先端方向に向かって徐々に大きくなるように斜めに形成されている。
次に、ノズル300を内筒部材2より抜き取ると、内筒部材2は、傘の骨状部21が開こうとする力により、図2、図3のように、元の位置に戻り、貫通孔24が外筒部材1の中に移動し、また、封止板23により外筒部材1の下端が閉じられる。これにより、口栓100の付いた容器200外部と遮断され閉じられる。
この様に口栓100が構成されているので、口栓100付き容器200に内容物の液体を充填する工程で、ノズル300を液体充填機の充填ノズルとして、前述のように、ノズル300を筒状部22の中に差し込み、ノズル300の先端で押部25を押し下げ、ノズル300の中を通して内容物を注入すれば、貫通孔24を通って内容物が容器200の中に充填される。
充填後、ノズル300を引き抜き、口栓100が汚れない様に、外筒部材1の外周面に
設けられた雄螺子12を用いて、キャップを嵌めて包装体を完成させる。この状態でそのまま、または、更に外装箱に収納して、運搬、搬送させることができる。
このように運搬、搬送された包装体は、例えば、キャップを取って、飲料サーバーに逆さまにして取り付け、飲料サーバーの排出ノズルをノズル300として内筒部材2の中に、押部を押さない範囲の位置までに差し込む。このとき、ノズル300の動きによって口栓100が動かないように、飲料サーバーに固定する。
このときの口栓100は、図2、図3のように、傘の骨状部21が開き、封止板23で外筒部材1の下端が閉じられ、貫通孔24が外筒部材1の内部に位置している状態になっている。
そして、ノズル300を更に押し込み、ノズル300の先端で押部25を押し、内筒部材2の傘の骨状部21の上端部の突き出した停止部26が、外筒部材1の内壁12に当たり、止るまで押し込む。
それにより、容器200の内容物収納部の内容物が、貫通孔24から、内筒部材2の中を通り、ノズル300に流れ込む、そして、飲料サーバーの注出ノズルからカップなどに注がれる。
注出ノズルから注いだ後は、ノズル300を元に戻すと、傘の骨状部21が開く力により、内筒部材2が外筒部材1の中を移動し元の位置に戻り、口栓100は、図2、図3のように、貫通孔24が外筒部材1の中に移動し、また、封止板23により外筒部材1の下端が閉じられる。これにより、口栓100の付いた容器200は、外部と遮断され閉じられる。
このように、本例の口栓100は、飲料サーバーなどに飲料を供給する容器100に取り付けて用いるのに適している。
本発明の口栓100の外筒部材1や内筒部材2は、熱可塑性樹脂を用いて、インジェクション成型により、容易に製造することができる。熱可塑性樹脂としては、容器が軟包装袋の場合は、外筒部材1には、軟包装袋のシール層と熱融着可能な樹脂であることが好ましく、軟包装袋のシール層がポリエチレンの場合は、外筒部材1の材質はポリエチレンであることが好ましい。
また、外筒部材1の材質と内筒部材2の材質は、摺動させるために異なる樹脂を用いることが好ましい。外筒部材1の材質はポリエチレンである場合は、傘の骨状部21が閉じたり、開いたり繰り返されるので、腰があり曲げに強いポリプロピレンが好ましく用いられる。
以上のように、本発明の口栓は、構造が簡単で、寸法精度は、外筒部材1の内径と内筒部材2の外径を、摺動可能に作成し、また、使用するノズルの外径を内筒部材2の内径と液密になるように作成すればよいので、それほど厳しく求められず、安価な口栓を提供することができる。そして、内容物の消費後廃棄される包装容器などに好適に用いることができる。
100・・・口栓
200・・・容器
300・・・ノズル
1・・・外筒部材
11・・・取り付け部
12・・・雄螺子
13・・・外壁
14・・・内壁
2・・・内筒部材
21・・・傘の骨状部
22・・・筒状部
23・・・封止板
24・・・貫通孔
25・・・押部
26・・・停止部

Claims (5)

  1. 容器に取り付ける口栓であって、外筒部材とその内側に軸方向に摺動可能に収納された内筒部材とからなり、前記外筒部材は、一端側に容器に取り付けるための取り付け部が設けられていて、前記内筒部材は、前記容器と反対側に傘の骨状に開いた傘の骨状部が設けられ、前記容器側には周面に貫通孔が設けられ、また、ノズルで、傘の骨状部側から内筒部材内を通して押すための押部が設けられていることを特徴とする口栓。
  2. 前記傘の骨状部が開いた状態で前記貫通孔が前記外筒部材内に位置し、
    前記ノズルで前記押部を押すことによって、前記内筒部材が前記容器側に摺動し、前記傘の骨状部が閉じると共に、前記貫通孔が前記容器の内容物収納部に移動し、
    前記ノズルが押すのを止めて戻ると前記傘の骨状部が開き、前記貫通孔が前記容器側から前記外筒部材内に戻ることを特徴とする請求項1に記載の口栓。
  3. 前記傘の骨状部の端部には、前記外筒部材の中から容器側に抜けないように、径方向外側に突き出した停止部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の口栓。
  4. 前記内筒部材の前記容器側端部に封止板が設けられ、前記傘の骨状部が開いた状態で、前記封止板が前記外筒部材の前記容器側の端部を塞いでいることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の口栓。
  5. 前記容器が軟包装袋であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の口栓。
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JP2020111372A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 凸版印刷株式会社 口栓
CN112368219A (zh) * 2018-07-06 2021-02-12 凸版印刷株式会社 口栓

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