JP2016222053A - Walking type cultivator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、歩行型耕耘機に関する。 The present invention relates to a walking type tiller.
従来、圃場を耕耘する歩行型耕耘機が知られている(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, walking type tillers that plow a field are known (see, for example, Patent Document 1).
この従来の歩行型耕耘機は、走行車輪の回転に抵抗を付与するブレーキ装置が設けられている。 This conventional walking type tiller is provided with a brake device that provides resistance to the rotation of the traveling wheel.
しかしながら、上記従来の歩行型耕耘機の構成によれば、走行車輪の回転に抵抗を付与することで、駐車ブレーキを作動させるものであるが、ブレーキ装置はドラム式のブレーキ構成のため、シューの摩擦で走行車輪の回転に抵抗を付与する構成であった。このため、坂道や傾斜した圃場では走行車輪の動きを確実にロックすることが出来ない場合があるという課題があった。 However, according to the configuration of the conventional walking type tiller, the parking brake is operated by applying resistance to the rotation of the traveling wheel. However, since the brake device is a drum type brake configuration, It was the structure which provides resistance to rotation of a running wheel by friction. For this reason, there existed a subject that the movement of a running wheel could not be locked reliably on a slope or an inclined field.
本発明は、上記従来の歩行型耕耘機のこの様な課題に鑑み、坂道や傾斜した圃場であっても走行車輪の動きを確実にロックすることが出来る歩行型耕耘機を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described problems of the conventional walking type tiller, and it is an object of the present invention to provide a walking type tiller that can reliably lock the movement of a traveling wheel even on a slope or an inclined farm field. And
上記課題を解決するために、請求項1においては、走行車輪(4L、4R)と、圃場を耕耘する耕耘爪(6)と、前記走行車輪(4L、4R)と前記耕耘爪(6)を回動させるエンジン(15)と、 前記エンジン(15)からの駆動力を前記走行車輪(4L、4R)及び前記耕耘爪(6)に伝達する伝動機構を内蔵したトランスミッションケース(2)と、前記エンジン(15)からの駆動力の前記伝達を行わせるか否かの切り替えを行う主クラッチ入切装置(18)と、前記トランスミッションケース(2)の前記伝動機構から外側に一端部が突き出していると共に、前記一端部に溝部(41a)が設けられた走行系の駆動軸(40)と、前記走行系の駆動軸(40)の前記溝部(41a)に挿入可能な駐車ブレーキピン(301)を有し、前記駆動軸(40)の回動を阻止するか否かの切り替えを行う駐車ブレーキ入切装置(311)を備えた歩行型耕耘機において、
前記駐車ブレーキ入切装置(311)を前記駆動軸(40)の回動を阻止する側に切り替えることにより、前記駐車ブレーキピン(301)が前記溝部(41a)に挿入されて前記走行系の駆動軸(40)の動きがロックされる構成とし、
前記駐車ブレーキピン(301)を案内ガイドするガイド部材を設けたことを特徴とする歩行型耕耘機とする。
In order to solve the above-mentioned problem, in claim 1, the traveling wheels (4L, 4R), the tilling claws (6) for tilling the field, the traveling wheels (4L, 4R) and the tilling claws (6) An engine (15) to be rotated, a transmission case (2) having a built-in transmission mechanism for transmitting a driving force from the engine (15) to the traveling wheels (4L, 4R) and the tilling claw (6); A main clutch on / off device (18) for switching whether or not to transmit the driving force from the engine (15), and one end projecting outward from the transmission mechanism of the transmission case (2) A travel system drive shaft (40) provided with a groove (41a) at one end thereof, and a parking brake pin (301) that can be inserted into the groove (41a) of the travel system drive shaft (40). Possess In the walking type field cultivator provided with the parking brake on / off device (311) for switching whether to prevent the rotation of the drive shaft (40),
By switching the parking brake on / off device (311) to the side that prevents the drive shaft (40) from rotating, the parking brake pin (301) is inserted into the groove (41a) to drive the traveling system. The movement of the shaft (40) is locked,
A walk-type field cultivator having a guide member for guiding and guiding the parking brake pin (301) is provided.
請求項2においては、前記駐車ブレーキピン(301)を案内ガイドするガイド部材を複数設けたことを特徴とする請求項1に記載の歩行型耕耘機とする。
In
請求項3においては、前記ガイド部材は、前記走行系の駆動軸の近傍まで構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歩行型耕耘機とする。 According to a third aspect of the present invention, in the walking type tiller according to the first or second aspect, the guide member is configured up to the vicinity of the drive shaft of the traveling system.
これにより、走行系の駆動軸(40)は滑ることなく確実にロックでき、駐車ブレーキの作動が確実にできる。 Thereby, the drive shaft (40) of the traveling system can be reliably locked without slipping, and the parking brake can be operated reliably.
請求項1から請求項3の発明において、坂道や傾斜した圃場であっても走行車輪の動きを確実にロックすることができ、駐車ブレーキの作動が確実にできる。 In the first to third aspects of the invention, the movement of the traveling wheel can be reliably locked even on a slope or an inclined field, and the parking brake can be operated reliably.
以下、図面を参照しながら本発明の歩行型耕耘機の一実施の形態の耕耘機についてその構成と動作を説明する。 Hereinafter, the configuration and operation of a field cultivator according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本実施の形態1における、耕耘機の全体左側面図であり、図2は、本実施の形態1における耕耘機の操作ハンドル部分の平面図であり、図3は、操作ハンドル部分の左側面図である。また、図4は、ミッションケースの概略右側面図である。 1 is an overall left side view of the field cultivator according to the first embodiment, FIG. 2 is a plan view of an operation handle part of the field cultivator according to the first embodiment, and FIG. 3 is an operation handle part. FIG. FIG. 4 is a schematic right side view of the mission case.
まず、主としてこれらの図面を用いて、本実施の形態の耕耘機100の構成を中心に説明する。
First, the configuration of the
図1に示す通り、耕耘機100の機体1は、側面視で、略へ字型に形成されたミッションケース2と該ミッションケース2の前側に設ける支持フレーム3等を備える。このうちミッションケース2の前側ケース2a下部には車軸4を突設し左右走行車輪4L,4Rを支持し、後側ケース2b下部には耕耘軸5を突設して耕耘爪6,6…を設けて耕耘装置7を構成する。
As shown in FIG. 1, the body 1 of the
耕耘装置7の上面はロータリカバー8で覆う構成であり、後面は後部カバー9で覆う構成としている。ロータリカバー8の後端側には抵抗棒ホルダ10を備え、抵抗棒11を高さ調節自在に連結保持している。この抵抗棒ホルダ10に尾輪ホルダ12aを連結一体的に設け、尾輪13を上下高さ調節自在に設けている。
The top surface of the
支持フレーム3にはエンジン15を設け、ベルト伝動機構200(図5参照)を介してエンジン出力をミッションケース2内の伝動機構に伝達する構成である。16はベルト伝動機構を覆うベルトカバーである。また、エンジン15の上方には、燃料タンク19が設けられている。
The
ミッションケース2の上部において、操作ハンドル17の基部を装着し、該操作ハンドル17は後方斜め上方に向けて設けられ、平面視ループ状に形成されている(図2参照)。18は主クラッチレバーで、第1横軸18a回りの上下回動(図1の矢印α参照)によってベルト伝動機構200における主クラッチ210(図5参照)の入り切り動作に連動可能な構成である。そして、作業者が、この主クラッチレバー18を操作ハンドル17の把持部17aと重なる状態に押し下げるときは、主クラッチ210「入」となり、手を離すとバネ(図示省略)の復帰付勢力で主クラッチ210を「切」となす構成である。
At the upper part of the
尚、本実施の形態では、エンジン15からの駆動力は、主クラッチ210「入」で、車軸4及び耕耘軸5の両方に伝動され、主クラッチ210「切」で、車軸4及び耕耘軸5の両方に伝動されない構成である。
In the present embodiment, the driving force from the
更に、本実施の形態の耕耘機100のミッションケース2の右側面には、主クラッチ210(図5参照)の入り切りを行う為の主クラッチレバー18の動作に連動可能に構成され、走行系の駆動軸を確実にロック出来る駐車ブレーキ機構300が設けられている。これに関しては、更に後述する。
Furthermore, the right side surface of the
また、本実施の形態の耕耘機100には、操作ハンドル17の把持部17aの右側に、第2横軸20a回りの上下回動(図1の矢印β参照)によって、ロータリークラッチ400(図7参照)とデフロッククラッチ500(図6参照)の両方の入り切り動作に連動可能なロータリー・デフロッククラッチレバー20が設けられている。ここで、主クラッチ210「入」の状態において、エンジン15からの駆動力は、基本的には、ロータリークラッチ400「入」で、耕耘軸5に伝動され、ロータリークラッチ400「切」で、耕耘軸5に伝動されない構成である。また、デフロッククラッチ500「入」で、左右走行車輪4L,4Rに対してデフロックが作動し(即ち、ディファレンシャル機能が停止し)、デフロッククラッチ500「切」で、デフロックが解除される(即ち、ディファレンシャル機能が作動する)構成である。尚、これに関しても、更に後述する。
Further, in the
ここで、ディファレンシャル機能とは、耕耘機100を例えばUターンさせる場合に、内側の車輪と外側の車輪に回転数の差が生じさせる必要があるが、その回転数の差を生じさせる機能をいう。そして、ディファレンシャル機能を作動させると、耕耘機100はスムーズに旋回する。
Here, the differential function refers to a function that causes a difference in rotational speed between the inner wheel and the outer wheel when the
尚、本実施の形態の主クラッチレバー18は、本発明の主クラッチ入切装置の一例にあたる。
The
ここで、図5を用いて、上述した主クラッチ210及び、ベルト伝動機構200について更に説明する。
Here, the
図5は、ベルトカバー16を取り外した状態の耕耘機100の要部であって、ベルト伝動機構200及び、主クラッチ210を説明するための概略左側面図である。また、エンジンの外形形状は一部省略している。
FIG. 5 is a schematic left side view for explaining the
図5に示す通り、ベルト伝動機構200は、エンジン出力軸201に固定された第1スプロケット201aと、ミッション入力軸202に固定された第2スプロケット202aと、それらの間に緩めに架けられた伝動ベルト203と、当該緩めに架けられた伝動ベルト203のテンションを調節することにより、エンジン15からの出力をミッションケース2内の伝動機構に伝達させたり、伝達させなかったりする為の主クラッチ210と、を備えている。
As shown in FIG. 5, the
また、主クラッチ210は、図5に示す通り、先端において回動自在のテンションローラ211が伝動ベルト203に当接可能に配置され、他端が回動可能に支持されると共に、当該回動軸にテンションローラ211を伝動ベルト203から引き離す方向に回動させる回動力を常時付加するばね部材212が設けられたテンションアーム213と、主クラッチレバー18側に連結された主クラッチケーブル220の先端部221をテンションアーム213の中央部に連結する為の引っ張りバネ214とから構成されている。
In addition, as shown in FIG. 5, the
上記構成により、作業者が、この主クラッチレバー18を操作ハンドル17の把持部17aと重なる状態に押下げる(図1参照)と主クラッチ210が「入」となり、図5に示す通り、主クラッチケーブル220が矢印Aの方向に引っ張られて、テンションアーム213が時計回りに回動し(図5の矢印C参照)、テンションローラ211が伝動ベルト203を押し上げることにより、伝動ベルト203が、第1スプロケット201a及び第2スプロケット202aに密着する。これにより、エンジン出力軸201からの回動力が、ミッション入力軸202に伝達される。このとき引っ張りバネ214は伸びており、また、トルク・スプリング212にはトルクが作用する側に力が作用している。
With the above configuration, when the operator pushes down the
また、上記構成により、作業者が、この主クラッチレバー18を操作ハンドル17の把持部17aと重なる状態に押下げていた状態から手を離す(図1参照)と、トルク・スプリング212のトルクが開放され、引っ張りバネ214が縮むことで主クラッチ210が「切」となり、図5に示す通り、主クラッチケーブル220が矢印Bの方向に引っ張られて、テンションアーム213が反時計回りに回動し(図5の矢印D参照)、テンションローラ211が伝動ベルト203から離れることにより、伝動ベルト203が、第1スプロケット201a及び第2スプロケット202aの間で緩んだ状態となる。これにより、エンジン出力軸201からの回動力は、ミッション入力軸202に伝達されない。
In addition, with the above configuration, when the operator releases his hand from the state where the main
次に、図6、図7を用いて、ミッションケース2内に設けられたデフロッククラッチ500、及びロータリークラッチ400について説明する。
Next, the
図6は、デフロッククラッチ500を説明するための、ミッションケース2の概略断面図であり、図7は、ロータリークラッチ400を説明するための、ミッションケース2の概略断面図である。
FIG. 6 is a schematic cross-sectional view of the
図6に示す通り、ミッションケース2内には、ミッション入力軸202が一端に固定された入力軸21と、入力軸21からの駆動力が所定のギア機構を介して伝動される走行第1軸30と、走行第1軸30からの駆動力が所定のギア機構を介して走行系に伝動される走行第2軸40と、走行第2軸40からの駆動力が所定のギア機構を介して走行系に伝動される走行第3軸50と、が配置されている。また、ミッションケース2内には、走行車輪の車軸4の左右方向を基準として中央部に設けられたディファレンシャル機構60と、ディファレンシャル機構60の近傍に設けられ、ディファレンシャル機構60のディファレンシャル機能を入り切りするデフロッククラッチ500とが配置されていると共に、走行第3軸50とディファレンシャル機構60との間に駆動力を伝動する走行系チェーンベルト51が架けられている。
As shown in FIG. 6, in the
尚、走行第2軸40の一端部41は、ミッションケース2の右側面から外側に突き出しており、その先端には、駐車ブレーキ溝41aが形成されている。これについては、更に後述する。
Note that one
ここで、本実施の形態の走行第2軸40は、本発明の走行系の駆動軸の一例にあたり、本実施の形態の駐車ブレーキ溝41aは、本発明の走行系の駆動軸の凹部の一例にあたる。
Here, the traveling
デフロッククラッチ500は、図6に示す通り、ディファレンシャル機構60側に設けられた第1爪61に対して、第2爪511を勘合可能に設けると共に車軸4にスプライン接続されたデフロッククラッチ本体510と、ディファレンシャル機構60とデフロッククラッチ本体510との間に配置され、デフロッククラッチ本体510に、ディファレンシャル機構60から遠ざける方向への力を常時付勢するバネ部材512と、ミッションケース2の内部に、クラッチアーム回動軸514を回動中心として回動可能に支持されて、一端部がデフロッククラッチ本体510に連結されると共に、他端部が後述するデフロックアーム軸540(図4、図13(b)参照)にデフロック連結部材513を介して連結されたデフロッククラッチアーム520から構成されている。
As shown in FIG. 6, the diff lock clutch 500 is provided with a diff lock clutch
尚、図6では、デフロッククラッチ本体510の第2爪511は、ディファレンシャル機構60の第1爪61から離れており、デフロッククラッチ500が「切」状態、即ち、ディファレンシャル機能が作動している状態を示している。
In FIG. 6, the
また、図7に示す通り、ミッションケース2内には、走行第1軸30からの駆動力が所定のギア機構を介して耕耘系に伝動される耕耘第1軸45と、耕耘第1軸45からの駆動力が所定のギア機構を介して耕耘系に伝動される耕耘第2軸55と、が配置されている。また、ミッションケース2内には、耕耘第2軸55の左右方向を基準としてほぼ中央部に遊嵌接続さられた耕耘第1スプロケット56と、耕耘第2軸55から耕耘第1スプロケット56への駆動力の伝動を入り切りするロータリークラッチ400とを備える。
Further, as shown in FIG. 7, in the
また、ロータリークラッチ400は、図7に示す通り、耕耘第2軸55にスプライン接続されると共に、耕耘第1スプロケット56に設けられた耕耘第1スプロケット爪56aと勘合可能に配置されたロータリークラッチ爪410aを有するロータリークラッチ本体410と、ロータリークラッチ本体410を耕耘第2軸55の軸方向に沿ってシフトさせるロータリークラッチシフタ420と、から構成されている。また、ロータリークラッチシフタ420を構成するシフタシャフト421の一端部421aは、ミッションケース2から外側に突き出しており、後述するロータリークラッチアーム440(図13(a)参照)に連結されている。
Further, as shown in FIG. 7, the
シフタシャフト421が、矢印K方向にスライドすることで、耕耘第1スプロケット爪56aとロータリークラッチ爪410aが勘合し、ロータリークラッチ400が「入」状態となり、また、シフタシャフト421が、矢印J方向にスライドすることで、耕耘第1スプロケット爪56aとロータリークラッチ爪410aが離れて、ロータリークラッチ400が「切」状態となる構成である。
When the
また、耕耘第2軸55に配置された耕耘第1スプロケット56と、耕耘軸5に配置された耕耘第2スプロケット(図示省略)との間には、図7に示す通り、耕耘軸5に駆動力を伝動する耕耘系チェーン57が架けられている。
Further, as shown in FIG. 7, the
次に、図8〜図10を用いて、駐車ブレーキ機構300の構成を中心に、更に具体的に説明する。
Next, it demonstrates still more concretely centering around the structure of the
図8は駐車ブレーキ機構300が設けられたミッションケース2の部分拡大右側面図であり、図9は駐車ブレーキ機構300が設けられたミッションケース2の部分拡大概略平面図であり、図10はブレーキユニットの分解概略斜視図である。尚、図9では、駐車ブレーキ機構300を説明する為に必要な要部を示しており、その他の構成(例えば、後述するロータリークラッチアーム支持部335や、戻りスプリング引っ掛け部336等)の図示は省略した。
8 is a partially enlarged right side view of the
図8、図10に示す通り、ミッションケース2の右側面から外側に走行第2軸40の一端部41が、後述するブラケット330に設けられた孔330aを通り突き出しており、その先端の外周面には、軸対称の位置に駐車ブレーキ溝41aが2つ形成されている。
As shown in FIGS. 8 and 10, one
また、ミッションケース2の右側面には、駐車ブレーキ溝41aに入り込む先端部301aが球面に形成された駐車ブレーキピン301を有する駐車ブレーキレバーユニット310が回動可能にボルト310aで固定されている。駐車ブレーキピン301は、駐車ブレーキレバーユニット310に対して、取り付けピン302により回動自在に取り付けられている。
In addition, a parking
駐車ブレーキレバーユニット310は、平面視で略U字状に湾曲しており、その一辺からミッションケース2より突き出す方向に伸びる長方形の板状部材であって、作業者が手動にて時計回り方向又は反時計回り方向に回動させる駐車ブレーキレバー311と、ボルト310aを挿入する貫通孔312と、その貫通孔312(駐車ブレーキレバー311の回動支点)の後部に支点越え用スプリング320の一端を掛ける為のスプリング後ピン313と、平面視で略U字状に湾曲した両辺を横断すると共に、ボルト310aの回動軸に平行で且つ貫通孔312より後方上側に固定された、駐車ブレーキレバー311が解除される方向に回動された際に、後述するブラケット330の一部に当たることでストッパーの役割を果たすストッパーピン314と、主クラッチレバー18側と連結するブレーキケーブル230の先端部230aを繋ぐ為の連結用孔315とを有している。
The parking
また、ミッションケース2の右側面には、支点越え用スプリング320の他端を掛ける為の略L字状に湾曲したスプリング前ピン331が貫通孔312(駐車ブレーキレバー311の回動支点)の前部に位置するべく溶接固定されると共に、駐車ブレーキピン301をスライド移動自在に支持する孔332aを有するL字プレート332が表面に溶接固定されたブラケット330が、上下それぞれ2カ所に設けられたボルト固定用孔333a〜333dを利用してボルトで固定されている。そして、駐車ブレーキレバーユニット310を回動可能に支持するボルト310aが、ボルト固定用孔333aを利用してブラケット330をミッションケース2に固定するボルトを兼ねている。
Further, on the right side surface of the
これにより、部品点数の削減が図れる。 Thereby, the number of parts can be reduced.
また、L字プレート332が側面視で略L字に湾曲して形成されている為、仮に、走行第2軸40の駆動力が駐車ブレーキピン301に加わったときでも、単なる平板に比べて強度が強いので変形し難い。
In addition, since the L-shaped
また、略L字状に湾曲したスプリング前ピン331が、L字プレート332と共にブラケット330とも溶接固定されているので、強度性に優れたL字プレート332に加えて、L字状のスプリング前ピン331も強度アップ部材とすることにより、走行第2軸40の駆動力が駐車ブレーキピン301に加わった際の変形を防止出来る。
Further, since the
また、一端がスプリング後ピン313に掛けられ、且つ、他端がスプリング前ピン331に掛けられた支点越え用スプリング320は、機体1を基準として略水平方向に配置される構成である。
In addition, the
また、これにより、駐車ブレーキレバー311が「入」側にあるとき、支点越え用スプリング320の張力が、駐車ブレーキピン301を走行第2軸40に押しつける方向に働くので、効率が良くなる。
This also improves the efficiency because the tension of the
また、これにより、トレッド最小時のタイヤとのクリアランスを確保出来る。即ち、駐車ブレーキが解除されているときは、図12(b)に示す通り、スプリング後ピン313は、下方に下がっている。スプリング後ピン313の下方には右走行車輪4Rのタイヤの外周がくるので、スプリング後ピン313を出来るだけ水平に配置することにより、タイヤとの隙間を確保出来て、スプリング後ピン313がタイヤと接触することを防止出来る。尚、通常、耕耘機のタイヤの左右位置は、車軸4に対して容易に変更でき(これをトレッド変更と呼ぶ)、本実施の形態の耕耘機の構成では、タイヤがスプリング後ピン313の下方にくるときは、トレッドが最小のときである。
This also ensures a clearance with the tire at the minimum tread. That is, when the parking brake is released, the
また、ブラケット330の後部は上下に分離しており、その内、下側の後部の上端縁部334に、ストッパーピン314のミッションケース2に近い側の端部下面314aが当たることで、駐車ブレーキレバー311が解除される方向に回動された際にストッパーの役割を果たす構成である。
Further, the rear portion of the
これにより、ブラケット330の一部がストッパーの役割を兼ねているので、独立した新たな部品は不要となり構成が簡単になる。
Thereby, since a part of the
尚、主クラッチケーブル220の他端部220bと、ブレーキケーブル230の他端部230bは、図9に示す通り、主クラッチ・ブレーキケーブル240として1本に纏められて、主クラッチレバー18に連結されている(図2、3参照)。
The
また、ブレーキケーブル230の先端部230a側は、操作ハンドル17を固定する部材の一つのステイ250で保持されている。また、このステイ250は、後述するロータリークラッチケーブル430の先端部430a側と、デフロッククラッチケーブル530の先端部530a側を、平面視で、ロータリークラッチケーブル430をデフロッククラッチケーブル530より外側に配置して保持する構成である(図13(a)参照)。
Further, the
これにより、一つのステイ250で、ブレーキケーブル230の先端部230a側、ロータリークラッチケーブル430の先端部430a側、及びデフロッククラッチケーブル530の先端部530a側を共に保持する構成であるので、部材を少なく出来て、構成が簡素化出来る。
As a result, the one
また、平面視で、ロータリークラッチケーブル430をデフロッククラッチケーブル530より外側に配置したことで、機体横方向への部材の飛び出し量が少なく出来る。
In addition, when the rotary
また、上記構成によれば、駐車ブレーキとしてのみ使用する場合、内拡式ブレーキよりも省スペースで構成出来る。 Moreover, according to the said structure, when using only as a parking brake, it can comprise in a space-saving rather than an internal expansion type brake.
以上説明した、ミッションケース2の右側面から外側に突き出した走行第2軸40の一端部41、その先端の外周面に軸対称の位置に形成された駐車ブレーキ溝41a、駐車ブレーキレバーユニット310、及びブラケット330等が、駐車ブレーキ機構300を構成する。
As described above, the one
また、変速シフタなどの機構部を覆いながら、ミッションケース2の右側面から外側に突き出した走行第2軸40の一端部41等の回転部を防護して、デザイン性を考慮しつつ安全性の向上を図る樹脂成形品のカバー390が、ミッションケース2にねじ391a、391bで固定されている。
In addition, while covering the mechanism part such as the shift shifter, the rotating part such as the one
次に、主として図11〜図12を用いて、主クラッチレバー18、主クラッチ210、駐車ブレーキ機構300の動作を中心に説明する。
Next, the operations of the main
図11(a)は、作業者が主クラッチレバー18から手を離している状態において、駐車ブレーキレバー311が「入」側に操作された状態を説明する為の、駐車ブレーキ機構300の概略平面図であり、図11(b)は、作業者が主クラッチレバー18から手を離している状態において、駐車ブレーキレバー311が「入」側に操作された状態を説明する為の、駐車ブレーキ機構300の概略右側面図である。
FIG. 11A is a schematic plan view of the
また、図12(a)は、作業者が主クラッチレバー18を押し下げることにより、駐車ブレーキレバー311が「切(解除)」側に強制的に移動させられた状態を説明する為の、駐車ブレーキ機構300の概略平面図であり、図11(b)は、作業者が主クラッチレバー18を押し下げることにより、駐車ブレーキレバー311が「切(解除)」側に強制的に移動させられた状態を説明する為の、駐車ブレーキ機構300の概略右側面図である。
FIG. 12A shows a parking brake for explaining a state in which the
まず、作業者が主クラッチレバー18から手を離したときは次の通りである。
First, when the operator releases his hand from the main
尚、このとき、支点越え用スプリング320が支点越えした状態で、ストッパーピン314の端部下面314aがブラケット330の下側の後部の上端縁部334に当たっており、駐車ブレーキレバー311は「切(解除)」側に位置しているものとする。
At this time, the
作業者が主クラッチレバー18から手を離すと、図5に示す引っ張りバネ214とトルク・スプリング212の復帰付勢力により、主クラッチレバー18は立ち上がると共に、主クラッチ・ブレーキケーブル240が弛もうとするが、テンションアーム213に設けられたばね部材のトルク・スプリング212(図5参照)の復元力により主クラッチケーブル220が矢印B方向(図5参照)に引っ張られることで、主クラッチケーブル220と繋がっている主クラッチ・ブレーキケーブル240が矢印E方向(図3、図11(a)参照)に引っ張られる。
When the operator releases his hand from the main
主クラッチケーブル220が矢印B方向(図5参照)に引っ張られることにより、テンションローラ211が伝動ベルト203から引き離される方向(図5の矢印D参照)に回動して、主クラッチ210が「切」状態となる。これにより、エンジン15からの出力はミッションケース2内の伝動機構に伝達されなくなり、車軸4及び耕耘軸5の回動が停止する。
When the main
一方、主クラッチ・ブレーキケーブル240が矢印E方向(図11(a)参照)に引っ張られることで、主クラッチ・ブレーキケーブル240と繋がっているブレーキケーブル230も同時に矢印E方向(図11(a)参照)に移動するが、駐車ブレーキレバー311は「切(解除)」側に位置しているので、ブレーキケーブル230の先端部230aはステイ250から出た位置で弛んだ状態となる。
On the other hand, when the main clutch /
このとき、ブレーキケーブル230の先端部230aが弛んだ状態にあるので、作業者は、駐車ブレーキレバー311を手で持って、「切(解除)」側から「入」側に回動させることが出来るし、またその後、駐車ブレーキレバー311を持って、「入」側から「切(解除)」に回動させることも出来る。
At this time, since the
駐車ブレーキレバー311を手で持って、「切(解除)」側から「入」側に回動させると、支点越え用スプリング320の収縮力の作用により、駐車ブレーキピン301が矢印F方向(図11(b)参照)に移動すると共に、駐車ブレーキピン301の先端部301aが、走行第2軸40の一端部41に常時押しつけられた状態となる。そして、作業者が耕耘機100を前又は後に少し移動させることで、左右走行車輪4L、4Rが回動すると共に、走行第2軸40が回動し、その一端部41に2つ形成された駐車ブレーキ溝41aの何れか一方が、駐車ブレーキピン301の先端部301aの位置に来たときに、先端部301aが駐車ブレーキ溝41aに挿入される(図11(b)参照)。
When the
これにより、走行第2軸40は滑ることなく確実にロック出来、坂道や傾斜した圃場であっても駐車ブレーキの作動が確実に出来る。
Thus, the traveling
また、走行第2軸40には駐車ブレーキ溝41aが2つ設けられているので、駐車ブレーキピン301が入り込める場所が2カ所あることになり、駐車ブレーキ溝41aが1つの場合に比べてブレーキが効くタイミングが早くなる。
In addition, since the two
次に、作業者が主クラッチレバー18を押し下げたときは次の通りである。
Next, when the operator depresses the main
尚、主クラッチレバー18が押し下げられる直前は、駐車ブレーキレバー311は「入」側に位置しており、駐車ブレーキピン301の先端部301aが駐車ブレーキ溝41aに挿入されているものとする。
Note that immediately before the main
作業者が主クラッチレバー18を押し下げると、主クラッチ・ブレーキケーブル240が矢印G方向(図3、図12(a)参照)に引っ張られると共に、主クラッチ・ブレーキケーブル240に繋がっている主クラッチケーブル220とブレーキケーブル230が同時に矢印G方向に引っ張られる。
When the operator depresses the main
主クラッチケーブル220が矢印G方向(図12(a)参照)に引っ張られることにより、テンションローラ211が伝動ベルト203を押し上げる方向(図5の矢印C参照)に回動して、主クラッチ210が「入」状態となる。これにより、エンジン15からの出力はミッションケース2内の伝動機構に伝達されて、車軸4の回動が開始され、耕耘軸5の回動が可能となる。
When the main
一方、ブレーキケーブル230が矢印G方向(図12(a)参照)に引っ張られることにより、直前まで「入」側に位置していた駐車ブレーキレバー311は、強制的に「切(解除)」側に移動させられるので、駐車ブレーキピン301の先端部301aが駐車ブレーキ溝41aから抜けて、走行第2軸40のロック状態は解除される。
On the other hand, when the
これにより、作業者が、主クラッチレバー18を押し下げて主クラッチ210を「入」状態にする操作を行うと、必ず、駐車ブレーキレバー311が「切(解除)」側に回動されて、走行第2軸40のロック状態は自動的に解除されるので、作業者が駐車ブレーキレバー311の操作を怠っても安全である。
As a result, when the operator performs an operation of depressing the main
また、駐車ブレーキレバー311が、強制的に「切(解除)」側に移動させられることにより、支点越え用スプリング320が支点越えした状態で、ストッパーピン314の端部下面314aがブラケット330の下側の後部の上端縁部334に当たって、駐車ブレーキレバー311は、「切(解除)」側の位置で停止したままの状態が保持される。
Further, the
また、本実施の形態の耕耘機100では、主クラッチレバー18の回動中心である第1横軸18aを基準としたときの、作業者が手で握る主クラッチレバー18の位置までの距離(アーム長さ)は、駐車ブレーキレバー311の回動中心であるボルト310aの軸心を基準としたときの、作業者が手で持つ駐車ブレーキレバー311の位置までの距離(アーム長さ)に比べて極めて長く設定されている。
Further, in the
従って、主クラッチレバー18が押し下げられた状態、即ち、主クラッチ210が「入」状態のときは、駐車ブレーキレバー311は、「切(解除)」側の位置で保持されており、仮に、作業者が、駐車ブレーキレバー311を手で持って「入」側に回動させる操作を行おうとしても、双方のアーム長さの関係(アーム比の関係)で、主クラッチレバー18の「入」状態を維持する操作力の方がはるかに大きく、駐車ブレーキレバー311を「入」側に回動させるべく操作する操作力がそれに打ち勝てず、回動できない構成である。
Therefore, when the main
これにより、主クラッチレバー18を押し下げて主クラッチ210が「入」状態にあるときに、駐車ブレーキレバー311が「入」側に回動されることが防止出来て、走行系の伝動機構の保護が図られる。
Thus, when the main
以上説明したことをまとめると、次のことがいえる。 In summary, the following can be said.
1.即ち、駐車ブレーキレバー311が「切(解除)」側にあるときは、作業者は、主クラッチレバー18を、手で押し下げて、主クラッチ210を「入」状態にすることも出来るし、あるいは、手を離すことで、主クラッチ210を「切」状態にすることも出来る。
1. That is, when the
2.また、主クラッチレバー18から手を離しているとき、即ち、主クラッチ210が「切」状態のときは、駐車ブレーキレバー311は、「入」側と「切(解除)」側の何れにも操作出来る。
2. When the main
3.また、主クラッチレバー18を手で押し下げているとき、即ち、主クラッチ210が「入」状態のときは、駐車ブレーキレバー311は、「切(解除)」側に保持されており、「入」側には操作出来ない。そして、主クラッチレバー18は、作業者が押し下げる操作を続けなければ、主クラッチ210の「入」状態を維持出来ない。これにより、作業者が主クラッチレバー18から手を離すと、主クラッチ210は自動的に「切」状態となるので安全な操作が行える。
3. When the main
4.尚、駐車ブレーキレバー311が「入」側にあるときでも、作業者は、主クラッチレバー18を、手で押し下げて、主クラッチ210を「入」状態にすることが出来る。このとき、同時に、駐車ブレーキレバー311が強制的に「切(解除)」側に移動されて、走行第2軸40のロック状態が解除されることは上述した通りである。
4). Even when the
図13の右側面図に示すように、前記駐車ブレーキピン301が内径部601aを通過する案内チューブ601を設ける構成とする。案内チューブ601は、前記L字プレート332に対して溶接で固着する構成としている。これにより、駐車ブレーキピン301が案内される案内ガイド部(受け部)の長さが長くなるので、駐車ブレーキピン301が傾くのを防止できる。従って、駐車ブレーキピン301の先端部301aは、駐車ブレーキ溝41a内へスムーズに挿入される。
As shown in the right side view of FIG. 13, the
前記案内チューブ601の長さ601Lは、前記走行第2軸40の近くまで配置する構成とする。具体的には、駐車ブレーキピン301の先端部301aが駐車ブレーキ溝41a内へ挿入されているときにおいて、駐車ブレーキピン301の先端部301aの全体部分が、案内チューブ601から略出ている状態に構成する。これにより、走行第2軸40の回転を固定して駐車ブレーキが作動状態にあるときにおいて、駐車ブレーキピン301を確実に保持できる。
A length 601L of the
駐車ブレーキピン301は、L字プレート332の孔332aを通過し、案内チューブ601の内径部601aを通過するが、L字プレート332の孔332aの内径D1に対して、案内チューブ601の内径部601aの内径D2を大きく構成する。
The
具体的には、L字プレート332の孔332aの内径D1を10.5mmとし、案内チューブ601の内径部601aの内径D2を10.9mmとしている。これにより、駐車ブレーキピン301が駐車解除位置から駐車位置になる際において、駐車ブレーキピン301の引っ掛かり防止となり、駐車位置への作動が確実となる。
Specifically, the inner diameter D1 of the
前述したように、走行第2軸40の一端部41等の回転部を防護する樹脂成形品のカバー390を設けているが、このカバー390は前記案内チューブ601を覆う構成としている。これにより、洗車時の水や雨水での錆の発生が抑制できる。また、この錆や埃などが前記L字プレート332の孔332a、案内チューブ601の内径部601a、走行第2軸40の駐車ブレーキ溝41aなどに溜まるのを防止できる。
As described above, the
図14の平面図に示すように、前記駐車ブレーキピン301の先端部301aの直径は、駐車ブレーキピン301本体の直径よりも小さい直径としている。そして、駐車ブレーキピン301の先端部301aの直径部分(先端部301aの全体)は、走行第2軸40の機体外側端部から内側に配置する構成としている。これにより、駐車ブレーキピン301の先端部301aは、安定して駐車ブレーキ溝41aに入るようになる。
As shown in the plan view of FIG. 14, the diameter of the
また、図14には燃料タンク19を図示しているが、この燃料タンク19の外観形状はデザイン性を考慮してフードのような形状にしている。また、燃料タンクの形状は従来通り立方体の形状として、この燃料タンクを覆うように別構成のフードを設けるように構成してもよい。そして、平面視において、燃料タンク19やフードに対して外側に走行第2軸40が出ないように構成する。これにより、走行第2軸40から錆が発生するのを防止できる。
Further, FIG. 14 shows a
また、前記カバー390は前記燃料タンク19やフードの下方に位置する構成としているが、平面視において、カバー390の一部は燃料タンク19又はフードの下方に入り込む(入り込み部P)構成としている。これにより、燃料タンク19やフードを伝わって落ちて来た水は、カバー390の上に落ちて機体外側に流れていく。これにより、駐車ブレーキ機構300を保護できる。
In addition, the
前記カバー390は、ミッションケース2に対して前後2カ所で固定する構成としている。前側固定部391Aと後側固定部391Bで示している。この前側固定部391Aと後側固定部391Bにおいて、それぞれねじ391aと391bで固定する構成としている。これにより、カバー390は確実に固定され、駐車ブレーキ機構300を保護できる。
The
また、上記実施の形態では、駐車ブレーキレバー311を走行第2軸40の一端部41の近傍に設けた構成について説明したが、これに限らず例えば、操作ハンドル17などどこに設けても良い。この場合、駐車ブレーキレバー311から操作ハンドル17まで、ケーブルなどで引っ張ってくる必要がある。
In the above-described embodiment, the configuration in which the
1 機体
2 ミッションケース
2a 前側ケース
2b 後側ケース
3 支持フレーム
4L (左)走行車輪
4R (右)走行車輪
6 耕耘爪
7 耕耘装置
15 エンジン
16 ベルトカバー
17 操作ハンドル
18 主クラッチレバー
20 ロータリー・デフロッククラッチレバー
40 走行第2軸
41a 駐車ブレーキ溝
100 歩行型耕耘機
301 駐車ブレーキピン
310 駐車ブレーキレバーユニット
311 駐車ブレーキレバー
330 ブラケット
332 L字プレート(ガイド部材)
601 案内チューブ(ガイド部材)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
601 Guide tube (guide member)
Claims (3)
前記駐車ブレーキ入切装置(311)を前記駆動軸(40)の回動を阻止する側に切り替えることにより、前記駐車ブレーキピン(301)が前記溝部(41a)に挿入されて前記走行系の駆動軸(40)の動きがロックされる構成とし、
前記駐車ブレーキピン(301)を案内ガイドするガイド部材を設けたことを特徴とする歩行型耕耘機。 Traveling wheels (4L, 4R), tilling claws (6) for tilling the farm, engines (15) for rotating the traveling wheels (4L, 4R) and the tilling claws (6), and the engines (15) A transmission case (2) including a transmission mechanism for transmitting the driving force from the engine to the traveling wheels (4L, 4R) and the tilling claw (6), and the transmission of the driving force from the engine (15). A main clutch on / off device (18) for switching whether or not, and one end portion protruding outward from the transmission mechanism of the transmission case (2), and a groove portion (41a) is provided at the one end portion A travel system drive shaft (40), and a parking brake pin (301) that can be inserted into the groove (41a) of the travel system drive shaft (40), prevents rotation of the drive shaft (40). Whether or not to do In walk-behind tiller provided with a parking brake on-off device for performing changing (311),
By switching the parking brake on / off device (311) to the side that prevents the drive shaft (40) from rotating, the parking brake pin (301) is inserted into the groove (41a) to drive the traveling system. The movement of the shaft (40) is locked,
A walk-type tiller provided with a guide member for guiding and guiding the parking brake pin (301).
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