JP2016221816A - インクジェット記録装置、温度制御方法及びプログラム - Google Patents

インクジェット記録装置、温度制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記録ヘッドの温度測定において、複数の温度センサーを切り替える時の設定期間(記録休止期間)を削減することができるインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】記録ヘッドの温度測定に必要な設定処理は、温度測定処理と分けて、温度測定命令信号より先行して実施する。【選択図】図8

Description

本発明は、インクジェット記録装置及び記録ヘッドの温度制御方法に関する。
インクジェット方式の一例として、記録ヘッドにおける吐出ヒータによってインクを加熱することによりインクに気泡が発生する現象を利用してインクを吐出するものがある。特に、このような吐出ヒータを用いる場合には、記録ヘッドではインクの吐出特性が変化する程にインクの温度が上昇することがあるため、温度管理により適正温度へ制御する必要がある。
しかし、記録ヘッドでの温度測定を実施するためには、測定精度の高い高価なサーミスタを記録ヘッドに搭載する手段や、測定誤差の多い安価なダイオードセンサを用いる代わりに補正を行うための記憶部を記録ヘッドに搭載する手段を取る必要がある。コスト面で課題があった。これに対し、特許文献1に開示されている技術では、記録ヘッド内に測定精度の異なる複数種類の温度センサーを設けるようにしていた。具体的に、測定精度の高い高価な温度センサーを、比較的測定精度の低い安価な温度センサーより少数個設けており、前者によって後者の測定値を補正する。これにより、記録ヘッドでの温度測定の精度向上が可能となり、比較的安価に記録ヘッドの適正な温度制御を実現できるようになった。一方、このような技術では、記録動作中の温度測定に加えて、定期的に校正値を取得するための温度測定も行うので、温度センサーを切り替える回数が増加する。
また、近年、記録ヘッドは記録速度や画質向上を目的として長尺化かつ細密化の一途を辿っており、記録ヘッドの特定部分のみで集中的にインク吐出を行うような従来には無かった動作方法の実現が求められている。そこで、長尺化かつ細密化した記録ヘッドには複数の温度センサーを搭載し、これらの温度センサーを細かく制御した上で記録ヘッド上の温度情報を限られた期間内で広範に取得してインク吐出状況を詳細に把握する技術がある。図1は、長尺化した記録ヘッドの例を示す図である。図1に示す記録ヘッドで記録を行う際に、温度測定は温度センサー1002から温度センサー1013の間で切り替えて行う。取得した温度情報を基に記録ヘッドの各部位を適切温度へ制御することで、長尺化した記録ヘッドにおける最適な記録を実現する。一方、このような長尺化した記録ヘッドを採用した際に、温度センサーを切り替える回数が増加し、設定期間が増大する。
特開2000−334958号公報
しかし、特許文献1などの従来技術は、記録ヘッドの温度測定時における各素子の測定精度向上に着目したものが多かったが、温度取得処理を行うタイミングの最適制御は考慮されていない。特に複数の温度センサーを切り替えながら温度取得を行う場合のタイミング制御は考慮されていない。また、設定切り替えてから温度測定するまでに記録休止期間を設けるのが一般的である。そのため、記録ヘッド上の温度センサーを細かく切り替える際に設定切り替えの回数が増加することに伴って記録休止期間が増大し、記録性能の低下を引き起こすという問題は発生する。
本発明のインクジェット記録装置は、記録ヘッドの内に搭載した複数の温度センサーのうち使用すべき温度センサーと、ADコンバータとを接続することにより、設定を行う設定手段と、前記設定に基づいて、温度測定を行う測定手段とを有し、前記測定手段は、前記記録ヘッドで記録動作が行われていない期間内で前記温度測定のための期間を決定して、前記温度測定を行い、前記設定手段は、前記温度測定のための期間より前であって、前回行った温度測定よりも後の間にある任意の期間を、前記設定のための期間とし、前記設定を行うことを特徴とする。
本発明によって、温度情報取得期間の短縮が可能となる。
長尺化した記録ヘッドの例を示す図である。 実施形態1に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。 図2におけるインクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。 実施形態1における記録ヘッドの温度測定に関する処理を行うための構成を示すブロック図である。 実施形態1における記録ヘッド温度測定に関する処理と記録処理の動作順序の関係を示すフローチャートである。 実施形態1における温度測定に関する処理の詳細を示すフローチャートである。 実施形態1におけるADコンバータ使用要求の調停方法を説明するタイミングチャートである。 実施形態1における記録ヘッドの温度情報取得動作を説明するタイミングチャートである。 実施形態1における記録ヘッドの例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
[実施形態1]
図2は、本実施形態を適用するのに好適なインクジェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。このインクジェット記録装置は、外部にネットワークや直接インタフェースで接続されているホストコンピュータ等の外部情報源から供給される記録情報やフォーム情報、マクロ命令などに従って対応する文字パターンやフォームパターンなどを作成する。そして、記憶媒体である記録紙などに画像を形成するものである。
画像処理部2001は、入力された圧縮データの復号処理や二値化処理などの機能を有している。また、画像処理部2001では各種処理のため、内部にCPUを有しており、記録装置全体の制御もその役割としている。
記録ヘッド2002は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローを始めとする複数のカラーインクがそれぞれ封入されたインクタンクと接続されている。記録ヘッドは、矢印X1の走査方向に沿ってブラック、シアン、マゼンタ、イエローといった具合に、各インク色用のノズルが並ぶように配列されている。
図9は、本実施形態における記録ヘッドの例を示す図である。図9には、1つのチップにより構成されている記録ヘッドが示されているが、本実施形態では複数のチップにより構成されている記録ヘッドを採用してもよい。チップC1において、4つのノズル列が設けられており、各ノズル列は同じインク色に対応してもよく、異なるインク色に対応してもよい。図9に示されていないが、各ノズルに対応する位置に、インク吐出に用いられる熱エネルギーを発生する吐出ヒータが設けられている。また、チップC1の左右端には、チップの温度制御に用いられるサブヒータH1、H2が設けられている。さらに、温度センサーS1〜S9がそれぞれのノズル列の左右及びチップC1の上下端に設けられている。これらの温度センサーは、半導体によって構成されるものであり、その位置に応じてチップの温度を測定することができる。温度センサーS1〜S9の測定結果に基づいて、記録制御部2003は記録動作中にサブヒータH1、H2及び吐出ヒータに対して最適な制御を行い、それにより、安定なインク吐出が可能となり、高品質な記録を実現することができる。
記録制御部2003は、画像処理部2001からフレキシブルケーブルを経由して伝送されてきた記録命令信号を監視し、記録命令信号が不正なものでないかを判定し、加熱素子への電気印加の可否を指示する機能を有する。
キャリッジ2004は、記録ヘッド2002および記録制御部2003を搭載して、往復の主走査方向X1、X2に移動することができる。キャリッジ2004は記録動作していない状態などの待機時には図2のPで示すホームポジション位置にある。キャリッジ2004は、ガイドロッドGにガイドされつつ、図示しない移動機構によって主走査方向X1、X2に移動される。
また、紙送りローラ2005は、補助ローラ2006と共に、記録媒体としての記録紙2008をおさえながら、矢印Yの副走査方向へ間欠的に搬送する。給紙ローラ2007は、記録紙2008の給紙を行うと共に、紙送りローラ2005および補助ローラ2006と同様に記録紙2008をおさえる役割を果たす。
次に、以上の構成による基本的な往復記録動作について説明する。待機時にホームポジション位置Pにあるキャリッジ2004は、記録開始命令により往路走査方向X1に移動する。そして、これに伴い記録ヘッド2002は、それぞれの複数のインク吐出口から画像データに従ってインクを吐出し、そのインクによって記録紙2008上の記録等の記録を行う。記録紙2008の端部までの1行分の画像データの記録が終了すると、紙送りローラ2005が矢印方向へ回転して、記録紙2008をY方向へ所定幅だけ紙送りする。続いて、キャリッジ2004が復路走査方向X2に移動しながら、記録ヘッド2002における記録ヘッドの複数のノズルから画像データに従ってインクを吐出して、記録紙2008上に記録等の記録を行う。そして、元のホームポジションPの位置まで戻る。その後、再び紙送りローラ2005が記録紙2008をY方向へ所定幅だけ紙送りする。このようなヘッドの走査動作と紙送り動作との繰り返しによって、順次、記録紙2008上に画像を記録する。
なお、本例のインクジェット記録装置の図示しない本体内には、キャリッジ駆動用のキャリッジモータ、給紙ローラ駆動用の給紙モータ、紙搬送駆動用の紙搬送モータなどを駆動するためのモータドライバを有する。また、記録ヘッドを駆動するための記録ヘッド駆動用のドライバなどを有している。
図3は、図2における記録装置の制御構成を示すブロック図である。図3に示すように、画像処理部2001は、CPU3001、データ復号部3002、二値化処理部3003、SRAM3004、エンコーダ3005、記録命令部3006、AD測定部3007、DRAM3008、ROM3009及びLAN制御部3010を含む。
CPU3001は画像処理部2001のCPUである。CPU3001は例えば高速のRISC型CPUから構成され、システムバスに接続される各種のデバイスへのアクセスを総合的に制御する。ROM3009は、CPU3001の制御プログラムや、インクジェット記録装置の制御に必要なデータを記憶する。CPU3001は、ROM3009に記憶された制御プログラムやSRAM3004やDRAM3008に記憶された制御プログラムなどに基づいて制御を行う。
また、CPU3001はLAN制御部3010を介して外部ネットワーク3011に接続されているホストコンピュータ等の外部装置と通信可能に構成されている。外部ネットワーク3011は、ホストコンピュータから入力された、圧縮された状態にある画像データの受信を行う。画像処理部2001内の各ブロック間の制御と画像データの通信はデータバスを介することで行われる。なお、図3において画像処理部2001はホストコンピュータと外部ネットワークを介して通信を行うとしているが、図示していないUSB等のインタフェースを介してホストコンピュータと接続し、通信を行うことも可能である。
データ復号部3002は、圧縮された状態にある画像データの復号処理を行う。
画像処理部3003は、復号された画像データを基にして、二値データへの変換等を行う。
エンコーダ3005は、キャリッジ2004の位置情報を検出する。
記録命令部3006は、画像処理部3003によって変換された二値データを基にして、記録ヘッドへ供給される記録データを生成する。また、記録命令部3006は、エンコーダ3005によって検出されたキャリッジ2004の位置情報を基に、電気信号の形をした記録命令信号や加熱タイミング信号を生成し、キャリッジ2004に搭載された記録制御部2003に対して出力する。
AD測定部3007は、記録ヘッド2002の温度測定に関する処理を担う。AD測定部3007によって取得された記録ヘッドの温度情報は、記録制御部2003に送信される。この温度情報に従い、記録制御部2003は記録動作中に最適な制御を実行する。
本実施形態において、AD測定部3007によって実行される、記録ヘッドの温度測定に関する処理は、温度測定に必要な設定(以下、温度測定設定)処理と、ADコンバータを使用して測定値を取得する処理(以下、AD測定)とに分けられる。以下、温度測定値を取得するためのAD測定は、温度測定用AD測定、または温度測定と称する。本実施形態は、温度測定設定を、温度測定命令信号が発行される前に実施することで記録ヘッドの温度測定に要する時間の短縮を図る。エンコーダ3005の検出値によって把握される記録ヘッドの動作位置またはタイマー設定に基づいて発行される温度測定命令信号へ即応して記録ヘッドの温度測定は行われる。温度測定設定は、記録濃度の検出など他の測定動作と並行して行われるようにしており、温度測定設定のために記録休止期間を設ける必要はない。これにより、記録時の記録ヘッド温度取得期間の短縮を可能とし、記録性能の向上につなげることが可能となる。
図4は、本実施形態における記録ヘッドの温度測定に関する処理を行うための構成を示すブロック図である。
エンコーダ3005は、記録ヘッド2002が搭載されたキャリッジ2004の位置情報を検出するために用いるものである。
記録命令部3006は、エンコーダ3005によって検出されたキャリッジ2004の位置情報を基に、記録ヘッドでの加熱タイミング信号を生成するものである。
記録制御部2003は、記録命令部3006から入力される加熱タイミング信号をトリガにして、記録部4012に対してインクに対する加熱命令を行う。
AD測定部3007は、記録ヘッドの温度測定を始めとして、各種センサー用のADコンバート制御を行う。AD測定部3007は、ADコンバータ4007やADコンバータに対するアクセスを調停する調停回路4006を有する。また、他にも温度測定部位選択部4003、温度測定回数命令部4004、温度測定順番命令部4005、温度測定設定部4009、温度測定制御部4002及び温度測定命令部4008を有する。
温度測定部位選択部4003は温度測定部位情報を、温度測定回数命令部4004は温度測定回数を、温度測定順番命令部4005は温度測定順番を、それぞれ保持している。また、AD測定部3007ではコンティニュアスモードを有する。このコンティニュアスモードは、記録処理が終了した場合もしくは明示的に停止命令を行わない限り、温度測定動作を繰り返すモードである。コンティニュアスモードは動作の実行・非実行を設定可能であり、その設定値は温度測定回数命令部4004にて温度測定回数と一緒に保持している。これらはCPU3001にて設定可能である。
温度測定設定部4009は、記録ヘッドの温度測定を行うために必要となる温度測定部位や温度測定回数や温度測定順番といった情報を基に、記録ヘッド側にあるセレクタ4010の接続情報を含む温度測定デバイス切り替えコマンドを生成する。以下、温度測定デバイス切り替えコマンドを温度測定設定コマンド(設定コマンド)とも称する。
セレクタ4010は、記録ヘッド内に多数搭載された温度センサー4011(図9の温度センサーS1〜S9)に接続されており、温度測定設定部4009から送信されたセレクタ接続情報に従い、複数の温度センサーから一つを選択する。セレクタ4010により、本実施形態における温度測定は温度センサーS1〜温度センサーS9の間で切り替えて行う。本実施形態において、セレクタ4010の切り替え設定の完了を温度測定設定の完了とする。
温度測定制御部4002は、記録ヘッドの温度測定を制御するものである。また、温度測定制御部4002は、温度測定設定部4009から記録命令部3006を介して記録ヘッド2002に搭載されたセレクタ4010に対して行う切り替え設定の転送設定とシーケンス制御を行う。
温度測定命令部4008は、エンコーダ3005によって検出された記録ヘッドの位置情報を基に、記録ヘッドの温度測定タイミングを生成して温度測定命令信号(測定コマンド)を発行するものである。
以下では、本実施形態の詳細について、図5および図6のフローチャートを用いて説明する。具体的には、記録装置が画像データを受信する段階から記録する段階までを順序だてて説明するものである。
図5は、本実施形態における記録ヘッド温度測定に関する処理と記録処理の動作順序の関係を示すフローチャートである。
ステップS5001において、ホストコンピュータから記録要求が発行されると、画像処理部2001が画像処理等の記録準備を行う。
その後、ステップS5002において、温度測定に関する処理、すなわち、記録ヘッドの温度測定設定及び温度測定が行われる。本ステップの詳細は、図6を参照して後述する。
そして、ステップS5003において、ステップS5001で生成された記録データがヘッド転送され、ステップS5002で取得された記録ヘッドの温度情報に基づいて記録処理が行われる。
ステップS5004において、記録命令部3006が、予定された記録処理が全て完了したか否かを判定する。完了していない場合に、記録処理を継続するために、フローはステップS5002に進み、再び記録ヘッドの温度測定設定及び温度測定を行う。一方で、予定された記録処理が全て完了していれば、本フローの処理は終了する。
図6は、図5のステップS5002で行う、温度測定に関する処理の詳細を示すフローチャートである。記録処理が行われていないタイミングにて、記録ヘッドの温度測定処理は開始される。
まず、ステップS6001において、温度測定部位選択部4003が、あらかじめCPU3001から温度測定制御部4002のレジスタに設定していた設定値を基に、温度測定部位選択を行う。
続いて、ステップS6002において、温度測定回数命令部4004が、温度測定制御部4002のレジスタに設定していた設定値を基に、温度測定順番選択を行う。
ステップS6003において、温度測定順番命令部4005が、温度測定制御部4002のレジスタに設定していた設定値を基に、温度測定回数選択を行う。ステップS6001からステップS6003までの処理は、初期設定として位置づけられるものである。
そして、ステップS6004において、上記の処理にて選択された各種情報を基に、温度測定設定が行われる。具体てきには、温度測定設定部4009は、上記の各種情報を基に温度測定デバイス切り替えコマンドを生成する。生成した温度測定デバイス切り替えコマンドは、記録ヘッド側にあるセレクタ4010の接続情報を含み、記録命令部3006を介してセレクタ4010へ送信されることが可能である。セレクタ4010は、受信した接続情報に基づいて切り替え設定を行う。
次に、ステップS6005において、エンコーダ3005が、記録ヘッドの位置情報を検出する。本実施形態のインクジェット記録装置では、記録時には記録ヘッドの位置情報を、記録停止時にはタイマー設定を基に、記録開始タイミングと記録ヘッドの温度測定を行うタイミングを決定している。
ステップS6006において、温度測定命令部4008が、エンコーダ3005によって検出された記録ヘッドの位置情報やタイマーのカウント値を用いて、記録を行っているタイミングか否かを判定する。記録を行っているタイミングである場合に、測定結果にノイズが混入してしまうため、記録ヘッドの温度測定は行わず、フローはステップS6005に進む。また、温度測定設定コマンドの発行タイミングも同様に記録ヘッドの位置情報やタイマーのカウント値で制御されているため、温度測定設定コマンドに従って記録ヘッドへの設定が切り替わるタイミングと温度測定のタイミングは排他に制御されている。一方、記録を行っていないタイミングである場合に、フローはステップS6007に進む。
ステップS6007において、温度測定命令部4008が、温度測定命令信号を内部信号として発行する。
ステップS6008において、温度測定命令信号に従い、温度測定制御部4002はADコンバータ使用要求を調停回路4006へ発行する。調停回路4006では、各マスタ回路から発行されているADコンバータ使用要求を調停し、特定の1か所に対して使用権を発行する。
ステップS6009において、温度測定制御部4002が、ADコンバータの使用権を取得するまでは待機を続ける。ADコンバータ使用権を取得したならば、フローはステップS6010に進む。
そして、ステップS6010において、温度測定制御部4002が、ADコンバータを使用して記録ヘッドの温度測定を実施する。
温度測定後、ステップS6011において、温度測定制御部4002が、動作モードがコンティニュアスモードであるか否かを判定する。コンティニュアスモードとは、記録処理が終了した場合もしくは明示的に停止命令を行わない限り、温度測定動作を繰り返すモードを指す。コンティニュアスモードでないと判定された場合に、フローはステップS6013に進む。コンティニュアスモードであると判定された場合に、フローはステップS6012に進む。
ステップS6012において、記録命令部3006が、記録完了であるか否かの判定を行う。記録処理が完了していない場合に、フローはステップS6004に進み、温度測定設定及びその以降の処理を再び行う。
一方、ステップS6011でコンティニュアスモードでないと判定した場合やステップS6012で記録処理が完了したと判定された場合は、ステップS6013において温度測定完了と判定し、本フローの処理は終了する。
図7は、本実施形態におけるADコンバータ使用要求の調停方法を説明するタイミングチャートである。以下、図7のタイミングチャートを参照して、調停回路4006において実施しているADコンバータ使用要求の調停方法を説明する。
本実施形態におけるADコンバータは、記録ヘッドの温度情報以外に記録用紙の紙端検出や記録濃度の検出といった各種センサーのデータも取り扱う。よって、ADコンバータ4007へは温度測定制御部4002から発行される測定要求以外にも、図3に示されていない複数のマスタからAD測定要求が発行されるため、調停回路4006にて各要求の調停処理を行う必要がある。調停処理はラウンドロビン方式を基本とするが、記録ヘッド温度測定に関する要求に関しては即応性が求められることから、調停処理時の優先度を高くして処理を行う。これは、記録処理に伴うヒートパルスの発生タイミングとヘッドの温度情報測定タイミングを排他になるように制御することで、温度測定値にノイズが混在することを防止する必要があるためである。
図7の事例においては、各マスタから調停回路4006に対して用途A、用途B、用途C、温度測定用途Dの順番にAD測定要求が発行される。ここで、用途A、用途B及び用途Cは温度測定用途以外の用途であり、例えば記録濃度の検出や記録用紙の紙端検出などとすることができる。調停処理の結果として用途A、用途B、温度測定用途D、用途Cの順番にAD測定が行われる。
調停回路4006での調停処理は、温度測定要求Dを優先しつつ、他の要求についてはラウンドロビン方式によってADコンバータ使用順を決定する。ラウンドロビン方式は、要求発行可能な全てのマスタに対して順番かつ平等にリソースの使用権を与えるアルゴリズムである。本実施形態は、用途A、用途B、用途Cがラウンドロビンで動作することを前提としており、リソースの使用権は用途A、用途B、用途C、用途A、用途B、用途Cといったように順番に割り当てられる。このリソース使用権が割り当てられたタイミングでマスタがリソース使用要求を発行していれば、該当するマスタはリソースを使用することができる。例えば、用途Aに対してリソースの使用権が割り当てられている時に、マスタである用途Aがリソース使用要求を発行していれば用途Aでリソースを使用することができる。一方、用途Bに対してリソースの使用権が割り当てられている時に、マスタである用途Aがリソース使用要求を発行していても用途Aではリソースを使用することはできず、用途Aに対してリソース使用権が割り当てられるまで待つ必要がある。
続いて、本実施形態での調停動作について具体的に説明する。最初に用途Aの測定要求のみが発行されているため、即座に用途Aに関するAD測定が開始される。その後、用途Bおよび用途Cの測定要求が発行されるため、用途Aの測定完了後に用途Bに関するAD測定が実施される。用途Cについては先に測定要求を発行していた用途Aと用途Bの処理動作が完了するまで待たされるが、その間に温度測定用途DのAD測定要求が発行されるため、用途Aと用途Bに続いて温度測定用途DのAD測定を行った後に用途CのAD測定を行うこととなる。このような調停処理を行うことで、インクを加熱するヒートパルスの発生タイミングとヘッドの温度情報測定タイミングを排他になるように制御して温度測定値へノイズが混入することを防ぐ。それに、また、他用途のAD測定を確実に行い、記録ヘッド温度測定に関する要求に関しては即応性を実現する。
図8は、本実施形態における記録ヘッドの温度情報取得動作を説明するタイミングチャートである。第1の温度測定、第2の温度測定設定、第2の温度測定、第3の温度測定設定といった動作について順を追って説明する。タイミングチャートの開始時点において第1の温度測定に必要な第1の温度測定設定が既に行われ、記録ヘッド2002内のセレクタ4010は温度センサー4011の1番(温度センサーS1)への接続が選択されているものとする。つまり、タイミングチャートの開始時点において、第1の温度測定についてステップS6004が既に行われたものとする。
まず、第1の温度測定期間について説明する。温度測定命令信号は、エンコーダによって検出された記録ヘッドの位置情報を基に発行される。記録ヘッドの温度測定は記録動作の行われていないタイミングである温度測定命令信号の発行期間に行う必要がある。ステップS6005及びステップS6006の処理により記録動作が行われていないと判定されると、ステップS6007で温度測定命令信号が発行される。温度測定命令信号の発行期間は、温度測定専用期間であり、図8に示すようにタイミングT1からタイミングT2までとなる。以下、各タイミングにおいて図6の処理フローで行われる処理を括弧内で参照することとする。
タイミングT1においては、温度測定命令信号が発行され(ステップS6007)、この温度測定信号に従い温度測定用AD測定Req(要求)が調停回路4006に対して発行される(ステップS6008)。ここで、AD測定要求はADコンバータ使用要求である。調停回路4006にてADコンバータ使用権が温度測定用マスタに対して付与され(ステップS6009)、第1の温度測定であるAD測定が実行される(ステップS6010)。
タイミングT3においては、記録ヘッド温度情報の測定が完了したので、ADコンバータ側から温度測定用AD測定Ack(返信)が温度測定値と共に温度測定用マスタであるAD測定部3007へ返信される。AD測定部3007は、返信された温度測定値を温度測定制御部4002に有するレジスタへ保持することでCPUから任意のタイミングで読み出し可能とする。
なお、タイミングT1からタイミングT2までである温度測定命令信号の発行期間は、タイミングT1からタイミングT3までであるADコンバータの使用期間に比べて十分長い期間保たれている。それによって、ADコンバータ切り替えに遅延が生じた場合でも、温度測定処理に不具合が生じることはない。
続いて、第2の温度測定設定期間について説明する。第1の温度測定を行い、温度測定値をCPUから読み出し可能な状態に出来たならば(前回行った温度測定より後に)、第2の温度測定を行うために各種設定変更(第2の温度測定設定)を実施することとなる。温度測定を行うために必要な設定とは、温度測定部位と温度測定回数と温度測定順番である。このうち、温度測定部位については温度測定部位選択部4003、温度測定回数については温度測定回数命令部4004、温度測定順番については温度測定順番命令部4005にてそれぞれ保持されており、これらはCPU3001からあらなじめ設定可能である。温度測定制御部4002は、温度測定部位と温度測定回数と温度測定順番の各設定値を基に、記録ヘッド2002に搭載されたセレクタ4010へ切り替え設定を行う(ステップS6004)。
セレクタ4010は、温度センサー4011とADコンバータ4007を接続する機能を有しており、設定内容に応じて適宜変更可能である。セレクタの設定を変更する際には、温度測定設定部4009から記録命令部3006に対してセレクタ用切り替えReqを発行する。セレクタ用切り替えReqの発行タイミングは、温度測定値をCPUから読み出し可能な状態に出来たという情報を、測定設定部4009が得るタイミングとすることができる。図8において、第2の温度測定のためのセレクタ用切り替えReqはタイミングT3で発行されるが、第1の温度測定のためのAD測定専用期間の終了タイミング(タイミングT2)としてもよい。このセレクタ用切り替えReqを受けて、記録命令部3006は記録制御部2003を経由してセレクタ4010に対して、温度測定デバイス切り替えコマンドを発行する。タイミングT4において、セレクタ4010にて設定変更が完了したので、記録命令部3006から温度測定設定部4009に対して、セレクタ用切り替えAckが送信され、第2の温度測定設定を完了する。
なお、限定なものではないが、本実施形態において温度測定デバイス切り替えコマンドは、記録データと同一の経路で記録ヘッド側へ転送されるものとしている。制御を記録データと同経路によるコマンド化することにより、記録ヘッドのコンタクト部の信号線の削減と記録ヘッドに対する制御の効率化を実現する。また、記録データの送出より早いタイミングで送信可能である。
次に、第2の温度測定について説明する。第2の温度測定は、第2の温度測定設定の後で行われ、第2の温度測定設定に基づいて行われるものである。例として、記録ヘッド2002内のセレクタ4010は温度センサー4011の2番(温度センサーS2)へ接続されている。記録命令信号と温度測定命令信号は、エンコーダ3005によって測定された記録ヘッドの位置情報を基に発行される。
記録ヘッドの温度測定は記録動作の行われていないタイミングである温度測定命令信号の発行期間(温度測定用のAD測定専用期間)に行う必要がある。記録データが記録ヘッドへ転送されている期間は、記録ヘッドの温度測定は行わずに待機する。記録ヘッド加熱信号(ヒートパルス)は記録処理を行うタイミングでのみ発行されるものであり、温度測定命令信号の発行タイミング(温度測定タイミング)と重なることはない。これにより、温度情報へのノイズ混入(精度低下)を防ぐことが可能とする。このように、記録期間と温度測定タイミングを排他制御することで、温度データの精度向上を実現する。
また、温度測定設定コマンドの発行タイミングも温度測定命令信号の発行タイミング(温度測定タイミング)と重なることはない。これは、温度測定設定コマンドの発行を記録データの送出直前に行うようにタイミング制御していることによるものである。これによって、必ず正しいコマンドで設定された条件で測定データの取得を行うことが可能である。
温度測定命令信号が発行されたタイミングで、温度測定用AD測定Req(要求)が調停回路4006に対して発行される。調停回路4006にてADコンバータ使用権が温度測定用マスタに対して付与され、温度測定が実行される。その後、記録ヘッド温度情報の測定が完了した際に、ADコンバータ側から温度測定用AD測定Ack(返信)が温度測定値と共に温度測定用マスタであるAD測定部3007へ返信される。AD測定部3007は、返信された温度測定値を温度測定制御部4002に有するレジスタへ保持することでCPUから任意のタイミングで読み出し可能とする。ここで第2の温度測定を完了する。
最後に、第3の温度測定設定について説明する。第2の温度測定を行い、温度測定値をCPUから読み出し可能な状態に出来たならば、第3の温度測定を行うために各種設定変更(第3の温度測定設定)を実施することとなる。ここでの動作内容は、第2の温度測定設定と同様である。
このように、記録ヘッドの温度測定動作は、上記のように温度測定設定と温度測定を繰り返し行うことで実現するものである。温度測定設定は、温度測定処理に先行して記録データ転送の合間に実行しておくことで、温度測定命令信号が入力された際の即応性を可能とする。また、温度測定処理では、記録ヘッドの温度取得タイミングと記録データ転送タイミングを排他で実行することにより、温度データの精度を高めるものである。この温度取得タイミングは、記録ヘッドの動作状態を基に決定されるものであっても良いし、タイマーを基に決定されるものであっても良い。
先に述べたとおり、本実施形態は、ADコンバータを用いて温度測定処理を行うためにADコンバータと温度センサー間の接続切り替えを行うセレクタを有する記録ヘッドを有する。また、記録ヘッドの温度測定に必要な設定コマンド発行処理を温度測定命令より先行して実施する温度測定設定部をさらに有する。これにより、記録時の温度取得期間を短縮し、記録処理に伴う記録ヘッドへの加熱期間を避けた短い時間で確実に温度取得すること可能とする。また、上記に加えて温度情報取得を高優先度で行う温度測定制御部を備えることにより、測定用ADコンバータの搭載数を削減することによるコストダウンを併せて可能とするものである。これにより、記録性能の向上につなげる技術である。なお、本発明で説明した、記録ヘッド温度測定手段は、1つのASICによる電気回路として実現可能である。
(その他の実施例)
上述した実施形態は、吐出ヒータを用いてインクを加熱して吐出を行う形態に係るものであるが、本発明の適用はこの形態に限られない。例えば、ピエゾ素子を用いてインクを吐出する方式においても、記録ヘッド(インク)の温度を測定する形態に同様に本発明を適用することができる。
また、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1001 インク吐出口
1002〜1013 温度センサー
3001 CPU
3002 データ復号部
3003 二値化処理部
3004 SRAM
3005 エンコーダ
3006 記録命令部
3007 AD測定部
3008 DRAM
3009 ROM
3010 LAN制御部
3011 LAN
2001 画像処理部
2002 記録ヘッド
2003 記録制御部
2004 キャリッジ
2007 給紙ローラ
2006 補助ローラ
2005 紙送りローラ
2008 記録紙(記録媒体)
4002 温度測定制御部
4003 温度測定部位選択部
4004 温度測定回数命令部
4005 温度測定順番命令部
4006 調停回路
4007 ADコンバータ
4008 温度測定命令部
4009 温度測定設定部
4010 セレクタ
4011 温度センサー

Claims (10)

  1. 記録ヘッドの内に搭載した複数の温度センサーのうち使用すべき温度センサーと、ADコンバータとを接続することにより、設定を行う設定手段と、
    前記設定に基づいて、温度測定を行う測定手段と
    を有し、
    前記測定手段は、前記記録ヘッドで記録動作が行われていない期間内で前記温度測定のための期間を決定して、前記温度測定を行い、
    前記設定手段は、前記温度測定のための期間より前であって、前回行った温度測定よりも後の間にある任意の期間を、前記設定のための期間とし、前記設定を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記測定手段は、測定コマンドに従って前記温度測定を行い、
    前記設定手段は、設定コマンドに従って前記設定を行い、
    前記設定コマンドは、前記測定コマンドより先行して発行される
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記設定と前記温度測定との間に、記録動作が行われることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記温度測定は、温度測定でない他の測定と並行して行われることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記ADコンバータの使用権を、前記温度測定と前記他の測定とのうち1つのみに対して発行し、使用権を発行されていない前記温度測定または前記他の測定を、前記ADコンバータの使用権を取得するまで待機させる調停手段を有することを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記調停手段は、前記ADコンバータの使用権を、前記温度測定に対して高優先度で発行することを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記測定手段は、前記ADコンバータと前記複数の温度センサーとの間で接続を切り替えるためのセレクタを有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記測定手段は、前記記録ヘッドの位置情報またはタイマー設定に基づいて前記温度測定のための期間を決定することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 記録ヘッドの内に搭載した複数の温度センサーのうち使用すべき温度センサーと、ADコンバータとを接続することにより、設定を行う設定手段と、
    前記設定に基づいて、温度測定を行う測定手段と
    を有するインクジェット記録装置によって実行される温度制御方法であって、
    前記測定手段が、前記記録ヘッドで記録動作が行われていない期間内で前記温度測定のための期間を決定して、前記温度測定を行うステップと、
    前記設定手段が、前記温度測定のための期間より前であって、前回行った温度測定よりも後の間にある任意の期間を、前記設定のための期間とし、前記設定を行うステップと
    を備えることを特徴とする温度制御方法。
  10. コンピュータを請求項1から8のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置として機能させるためのプログラム。
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